JP7107709B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
「シリンダヘッドの吸気側面に出口を開口させたEGR内部通路の前記出口に、EGRクーラとEGRバルブとを備えたEGR通路下流側第1部分が、前記EGRクーラが鉛直方向に長い姿勢で下に位置して前記EGRバルブが上に位置するように並べて接続されている内燃機関であって、
前記EGRクーラは、前記シリンダヘッドの吸気側面のうち吸気マニホールド取付け部よりも変速機配置側に位置した後部に配置されて、上に行くに従って前記吸気マニホールド取付け部から離れるように傾斜しており、かつ、前記EGRバルブがEGR通路の最も高い位置に配置されている」
という構成になっている。
「前記シリンダヘッドの吸気側面に、複数の枝管を備えた吸気マニホールドが固定されており、前記吸気マニホールドの上面部に、EGRガスを各枝管に向けて供給するEGR分配通路が配置されている一方、
前記EGRバルブは前記シリンダヘッド及び前記吸気マニホールドよりも高い位置に配置されており、前記EGRバルブとEGR分配通路とが、EGRガスの流れ方向に向けて低くなったEGR通路下流側第2部分によって接続されている」
という構成になっている。
「シリンダヘッドの外周面に出口を開口させたEGR内部通路に、EGRクーラとEGRバルブとを備えたEGR通路下流側第1部分が、前記EGRクーラが鉛直方向に長い姿勢で下に位置して前記EGRバルブが上に位置するように並べて接続されており、前記EGRバルブがEGR通路の最も高い位置に配置されている」
という基本構成において、
「前記EGR内部通路は、前記シリンダヘッドの1つのコーナー部の近傍に開口しており、前記シリンダヘッドの1つのコーナー部の上面に、動弁室を覆うヘッドカバーの外側に配置されて上向きに延びるブラケットがボルトによって固定されており、前記ブラケットの上端部に前記EGRバルブを固定している」
という構成を採用している。
「前記ブラケットは、前記シリンダヘッドの上面に固定された底板と、前記底板から立ち上がって上端部に前記EGRバルブが固定されている第1側板と、前記底板及び一方の側板と一体に繋がって前記一方の側板とは平面視で交差した姿勢になっている第2側板とを有しており、
前記第1側板に、当該第1側板に向けて開口した切欠き部を有する上下長手の補強リブ板が、前記切欠き部を挟んだ上下両側の部位を溶接することによって固定されている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、車両に搭載される3気筒内燃機関に適用している。まず、概要を説明する。各図において、ドットの群や平行斜線を表示している箇所があるが、これは、部材の外形(輪郭)を明示するための措置であり断面等の表示ではない。
図では省略しているが、シリンダヘッド2の上面にはヘッドカバーが固定されており、ヘッドカバーの上に、吸気ユニット22が配置されている。図6に示すように、吸気ユニット22は、概ねシリンダヘッド2の上に配置されたエアクリーナ23と、エアクリーナ23のダスト室に接続された吸気ダクト24と、吸気ダクト24に接続されたレゾネータ25とを備えている。
EGRクーラ40は、角形のボデーを有していて鉛直方向(上下方向)に長い姿勢になっており、EGRガスは下から上に向けて流れる。そこで、上端には、上フランジ47aを備えた出口パイプ47を設けている。出口パイプ47の曲げ方や上フランジ47aの姿勢を調整することにより、EGRバルブ43の取付け姿勢を任意に設定できる。
図8から容易に理解できるように、EGRクーラ40及びEGRバルブ43は、大まかには、シリンダヘッド2の後部に形成した分配ユニット部14の上方に配置されており、シリンダヘッド2の四隅のうち、吸気側長手壁7とリア壁10との連接部である第1コーナー部68の近傍に配置されている(冷却水分配部14のEGR送りボート18も、第1コーナー部68に近い左端部に配置されている。)。そして、EGRバルブ43が、第1コーナー部68の上面に固定された金属板製のブラケット69に、スタッドボルト70及びナット(図12参照)で固定されている。
本実施形態では、EGRバルブ43がEGR通路の最も高い位置に配置されているため、EGRバルブ43が閉じていても、EGR通路に発生した凝縮水は、EGRバルブ43の上流側においても下流側においても下方に流下していく。このため、凝縮水が溜まることによる腐食の問題や凍結の問題を解消できる。
2 機関本体を構成するシリンダヘッド
3 吸気マニホールド
13 リア軸受け部
14 冷却水の分配ユニット部
18 EGR送りポート
22 吸気ユニット
23 エアクリーナ
24 吸気ダクト
28 吸気マニホールドのサージタンク
29 吸気マニホールドの枝管
35 触媒ケース
36 EGR通路上流部分
37 EGR内部通路
40 EGRクーラ(EGR通路下流側第1部分)
41 継手パイプ(EGR通路下流側第1部分)
43 EGRバルブ(EGR通路下流側第1部分)
45 EGR通路下流側第2部分
46 EGR分配通路
48a EGRクーラの冷却水入口ポート
48b EGRクーラの冷却水出口ポート
59 EGRバルブの制御部
65 EGR分配通路の枝通路
69 ブラケット
73 底板
74 第1側板
75 第2側板
80 補強リブ板
Claims (4)
- シリンダヘッドの吸気側面に出口を開口させたEGR内部通路の前記出口に、EGRクーラとEGRバルブとを備えたEGR通路下流側第1部分が、前記EGRクーラが鉛直方向に長い姿勢で下に位置して前記EGRバルブが上に位置するように並べて接続されている内燃機関であって、
前記EGRクーラは、前記シリンダヘッドの吸気側面のうち吸気マニホールド取付け部よりも変速機配置側に位置した後部に配置されて、上に行くに従って前記吸気マニホールド取付け部から離れるように傾斜しており、かつ、前記EGRバルブがEGR通路の最も高い位置に配置されている、
内燃機関。 - 前記シリンダヘッドの吸気側面に、複数の枝管を備えた吸気マニホールドが固定されており、前記吸気マニホールドの上面部に、EGRガスを各枝管に向けて供給するEGR分配通路が配置されている一方、
前記EGRバルブは前記シリンダヘッド及び前記吸気マニホールドよりも高い位置に配置されており、前記EGRバルブとEGR分配通路とが、EGRガスの流れ方向に向けて低くなったEGR通路下流側第2部分によって接続されている、
請求項1に記載した内燃機関。 - シリンダヘッドの外周面に出口を開口させたEGR内部通路に、EGRクーラとEGRバルブとを備えたEGR通路下流側第1部分が、前記EGRクーラが鉛直方向に長い姿勢で下に位置して前記EGRバルブが上に位置するように並べて接続されており、前記EGRバルブがEGR通路の最も高い位置に配置されている内燃機関であって、
前記EGR内部通路は、前記シリンダヘッドの1つのコーナー部の近傍に開口しており、前記シリンダヘッドの1つのコーナー部の上面に、動弁室を覆うヘッドカバーの外側に配置されて上向きに延びるブラケットがボルトによって固定されており、前記ブラケットの上端部に前記EGRバルブを固定している、
内燃機関。 - 前記ブラケットは、前記シリンダヘッドの上面に固定された底板と、前記底板から立ち上がって上端部に前記EGRバルブが固定されている第1側板と、前記底板及び一方の側板と一体に繋がって前記一方の側板とは平面視で交差した姿勢になっている第2側板とを有しており、
前記第1側板に、当該第1側板に向けて開口した切欠き部を有する上下長手の補強リブ板が、前記切欠き部を挟んだ上下両側の部位を溶接することによって固定されている、
請求項3に記載した内燃機関。
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