JP7107509B2 - 止血を含む手技を練習するために用いられる潰瘍模型、及び、潰瘍模型の使用 - Google Patents

止血を含む手技を練習するために用いられる潰瘍模型、及び、潰瘍模型の使用 Download PDF

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Description

本発明は、医師又は医学生が、止血を含む手技、例えば内視鏡的止血術の手技を練習するために用いられる潰瘍模型に関する。
近年、人体に対する負担が少なく、早期の回復が期待できる低侵襲手術に対する期待が高まり、その事例が増加している。例えば、消化管内の出血を内視鏡下で止血することにより、出血によるショックを防ぎ、緊急手術を避けながら救命を行うことができる。緊急手術を避けることで、患者にとって身体的負担が軽くなり、また、短い入院期間で早期の社会復帰が期待される。軽症の出血であっても、早期に止血することで再出血の危険を少なくすることができる。出血していない場合であっても、出血の予想される露出血管を予防的に止血することもある。そのため、止血を伴う手術に対応した、医師の手技練習用の模型に対する需要が高まっている。
これまでに、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、及び内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の練習に用いることのできる模型が提案されている(特許文献1、2)が、これらは血管開口部からの出血を止めるための止血術の練習に用いられるものではない。
特開2006-116206号公報 特開2008-197483号公報
従来の大型の上部消化管模型又は下部消化管模型に付属した単純な潰瘍模型は、内視鏡下での観察用であり、止血等の手技の練習に使用できるものではなかった。
そこで、本発明の主な目的は、止血を含む手技の練習を可能にする潰瘍模型を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は以下を提供する。
[1]対向する上面及び下面と、前記上面及び前記下面の間に設けられた、入口開口部及び出口開口部を有する管状の模擬血管経路(「模擬血液経路」ともいう。)と、を有する模型本体部を備え、
前記上面が、前記模型本体部の厚み方向に隆起した環状の隆起面と、該隆起面に囲まれた凹部の底面である模擬潰瘍面とを含み、
前記模擬血管経路が、前記模型本体部の表面のうち前記上面以外の部分から、前記模擬潰瘍面又はその内側の近傍にかけて延在している、
止血を含む手技を練習するために用いられる潰瘍模型。
[2]
前記止血を含む手技が、内視鏡的止血術である、[1]記載の潰瘍模型。
[3]
前記止血が、止血鉗子又はクリップで前記模擬潰瘍面を把持することによる止血である、[1]又は[2]記載の潰瘍模型。
[4]
前記止血が、前記模擬潰瘍面の熱凝固法による止血である、[1]又は[2]記載の潰瘍模型。
[5]
前記模型本体部が、5~70のE硬度を有する成形体を含む、[1]~[4]のいずれかに記載の潰瘍模型。
[6]
前記模型本体部が、含水ポリビニルアルコール系材料の成形体を含む、[1]~[5]のいずれかに記載の潰瘍模型。
[7]
前記模型本体部が、親油性樹脂及びオイルを含有する炭化水素系樹脂材料の成形体を含む、[1]~[5]のいずれかに記載の潰瘍模型。
[8]
前記模型本体部が、前記模擬潰瘍面の少なくとも一部を形成している含水ポリビニルアルコール系材料の成形体と、親油性樹脂及びオイルを含有する炭化水素系樹脂材料の成形体と、を含む、[1]~[5]のいずれかに記載の潰瘍模型。
本発明に係る潰瘍模型を利用することで、止血を含む手技を練習することができる。例えば、上部消化管(胃、食道、十二指腸)又は下部消化管(小腸、大腸)模型の壁面の任意の位置に本発明の潰瘍模型を取り付けることで、訓練者は内視鏡的にこれを観察しながら、止血の手技を練習することができる。また、模擬血管経路の数又は形態を変更することで、潰瘍の種類に対応した多様な手技の練習用潰瘍模型を提供できる。
潰瘍模型の一実施形態を示す上面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す上面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す上面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す上面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す上面図である。 潰瘍模型の一実施形態を示す正面図である。 潰瘍模型を製造する方法の一実施形態を示す模式図である。 潰瘍模型の使用方法の一例を示す模式図である。 潰瘍模型の使用方法の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、必要により図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、潰瘍模型の一実施形態を示す上面図であり、図2は、図1の潰瘍模型101の正面図である。図1及び図2に示す潰瘍模型101は、対向する略円形の上面S1及び下面S2と、上面S1及び下面S2の外縁同士を連続的に連結する外周側面S11と、上面S1及び下面S2の間に設けられた、入口開口部5a及び出口開口部5bを有する管状の模擬血管経路5とを有する模型本体部10を備える。上面S1が、模型本体部10の厚み方向に隆起した環状の隆起面S10と、隆起面S10に囲まれた凹部の底面である模擬潰瘍面S20とを含む。ここで、環状の隆起面S10の形状は、図1のように上面S1側から見たときに円形に沿う形状であってもよいが、模擬潰瘍面S20を取り囲む形状であれば、特に制限されない。例えば、隆起面S10を上面S1側から見たときに、隆起面S10の外周及び内周が、それぞれ独立に、円形、楕円形、多角形又は不定形から選ばれる任意の形状を有することができる。同様に、模擬潰瘍面S20を上面S1側から見たときに、模擬潰瘍面S20の外周が、例えば円形、楕円形、多角形又は不定形から選ばれる任意の形状を有することができる。模擬血管経路5が、模型本体部10の外周側面S11から模擬潰瘍面S20にかけて、出口開口部5bが模擬潰瘍面S20側に位置する向きで模型本体部10の内部に直線状に延在している。図3に示される潰瘍模型102のように、模擬血管経路5が1箇所以上で屈曲していてもよい。
図1の実施形態における模型本体部10は、模擬潰瘍面S20を含む平板状の基体部10aと、基体部10a上に設けられ隆起面S10を形成している隆起部10bとから構成される。基体部10a及び隆起部10bは、同一又は異なる成形材料の成形体であることができる。基体部10a及び隆起部10bの硬さ等の特性は、想定する消化管の種類等に応じて選択することができる。例えば、隆起部10bを形成している成形体の硬度が、基体部10aを形成している成形体の硬度と比較して、同程度であってもよいし、より低くてもよい。
模型本体部10の厚み方向に直角な方向における模型本体部10の最大幅は、一般的な潰瘍の広がりに対応する範囲であればよく、例えば10~150mmの範囲であってもよい。
模擬潰瘍面S20は、典型的には上面S1の中央に位置する平坦面である。ただし、模擬潰瘍面S20は、後述するように微小な突起部を含み得る。模擬潰瘍面S20は、粘膜層が欠損して粘膜下層に相当する部分が露出した潰瘍部を模した部分であり、上面S1における凹部の底面に相当する。模擬潰瘍面S20の最大幅は、例えば3~100mmの範囲であってもよい。
隆起面S10は、模型本体部10の厚みが最も大きい部分を頂部10Hとして含む。頂部10Hにおける模型本体部10の厚み(すなわち、模型本体部10の最大厚み)は、特に制限されないが、1~30mm程度、又は2~20mm程度であってもよい。
頂部10Hの位置における模型本体部10の厚みと模擬潰瘍面S20における模型本体部10の厚みとの差(隆起面S10の頂部10Hと模擬潰瘍面S20との高低差)は、任意であるが、頂部10Hにおける模型本体部10の厚みに対し概ね10~90%の範囲であってもよい。
模擬血管経路5は、止血の練習に際して模擬血液を模擬潰瘍面S20に供給するための模擬血管である。模擬血管経路5は、模型本体部10を貫通する孔であっても、模型本体部10とは別に設けられ、模型本体部10に埋め込まれたチューブであってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。特に、出口開口部5b及びその近傍部分の模擬血管経路5が、チューブではなく模型本体部10によって形成された孔であると、機械法又は熱凝固法による止血手技を、実際の手技を良好に再現して練習することができる。一方、模型本体部10が軟質であっても孔の構造を維持し易いという観点からは、模擬血管経路5の少なくとも一部がチューブであってもよい。
模擬血管経路5がチューブである場合、該チューブは入口開口部5a側で模型本体部10の外側に突き出ていてもよい。模擬血管経路5としてのチューブは、軟質な材料、例えばA硬度(JIS K 6253に従って測定)が70以下のエラストマーチューブであってもよい。その具体例としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、シリコーン、ポリオレフィン系エラストマー、及びポリスチレン系エラストマーのチューブが挙げられる。
模擬血管経路5の出口開口部5bは、模擬潰瘍面S20まで達することなく、模擬潰瘍面S20の内側の近傍に配置されていてもよい。出口開口部5bが模擬潰瘍面S20に達していなくても、手技練習前に、出口開口部5b近傍の部分を切除する、針を刺す、又はピンセット等でつまむ等の手法によって、模擬血管経路5を模擬潰瘍面S20に容易に連通させることができる。出口開口部5bは、例えば、模擬潰瘍面S20から0.1~5mm程度の深さの位置に配置されていてもよい。
図4も、潰瘍模型の一実施形態を示す上面図であり、図5は図4の潰瘍模型103の正面図である。図4及び図5に示される潰瘍模型103において、模擬潰瘍面S20が突起部21を有しており、突起部21の先端又はその近傍に模擬血管経路5の出口開口部5bが配置されている。突起部21の高さは、例えば0.1~10mm程度である。
潰瘍模型103においては、模擬血管経路5の入口開口部5aが下面S2内に配置され、模擬血管経路5が下面S2から模擬潰瘍面S20にかけて延在している。このように、模擬血管経路5は、模型本体部10の表面のうち上面S1以外の部分から、模擬潰瘍面S20又はその内側の近傍にかけて延在していればよく、例えば、入口開口部5aが模型本体部10の外周側面S11、下面S2又はこれらの近傍に設けられていてもよい。
図6に示される潰瘍模型104、及び図7に示される潰瘍模型105のように、基体部10a及び隆起部10bが同一の成形材料によって一体的に形成された成形体であってもよい。
図8も、潰瘍模型の一実施形態を示す上面図であり、図9は図8の潰瘍模型106の正面図である。図8及び図9に示される潰瘍模型106は、模型本体部10内に埋め込まれた複数の模擬血管経路5を有しており、それぞれ、模型本体部10の外周側面S11から模擬潰瘍面S20にかけて延在している。模型本体部10内に設けられる模擬血管経路5の数は、例えば1~5本であってもよい。
図10も、潰瘍模型の一実施形態を示す上面図であり、図11は図10の潰瘍模型107の正面図である。図10及び図11に示される潰瘍模型107においては、模型本体部10が、基体部10a及び隆起部10bとは別に設けられた模擬潰瘍部10cを有している。潰瘍模型107の基体部10aは外周側面S11及び内周側面S12を有する環状体であり、模擬潰瘍部10cは、基体部10aの内周側面S12によって形成された貫通孔にはめ込まれている。模擬潰瘍部10cの部分において、模擬潰瘍面S20が突起部21を形成しており、模擬血管経路5は、下面S2から上面S1の突起部21又はその近傍にかけて模擬潰瘍部10c内に延在している。模擬潰瘍部10cは、通常、基体部10a及び隆起部10bとは異なる成形材料によって形成された成形体である。
図1~図11に示した各潰瘍模型は、外周側面を有していることから、適切な模型装着部を有する臓器模型に嵌め込むことが主に想定される。模型装着部は、例えば、臓器模型の壁が部分的に欠損して形成された枠であることができる。
図12も、潰瘍模型の一実施形態を示す上面図であり、図13は図12の潰瘍模型108の正面図である。図12及び図13に示される潰瘍模型108において、隆起面S10は、その頂部10Hから外縁10Eにかけて徐々に厚みが小さくなるように、平坦な下面S2に対して傾斜している。上面S1と下面S2とが、外縁10Eにおいて(外周側面を介さずに)直接繋がっている。潰瘍模型108のように、隆起面がその頂部から外縁にかけて徐々に厚みが小さくなるように傾斜している形態の潰瘍模型は、臓器模型に取り付けられたときに潰瘍模型の周辺部との間に段差を形成し難いことから、臓器模型の内壁に貼り付けることに特に適している。
以上例示した潰瘍模型における模型本体部は、通常、軟質樹脂の成形体から構成される。この軟質樹脂の成形体の硬度は、想定する消化管及び潰瘍の種類に応じて適宜選択すればよいが、例えば、軟質樹脂の成形体のE硬度(JIS K 6253に従って測定)が5~70の範囲であってもよい。より詳細には、隆起部10bを形成している成形体(例えば、潰瘍模型101、102、103、106又は107における隆起部10b、潰瘍模型104、105又は108における模型本体部10)のE硬度は、5~30であってもよい。模擬潰瘍面S20のうち、模擬血管経路5の出口開口部5b又はその直上を含む部分を形成している成形体(例えば、潰瘍模型101、102、103、又は106における基体部10a、潰瘍模型104、105又は108における模型本体部10、潰瘍模型107における模擬潰瘍部10c)のE硬度は、20~70であってもよい。同一模型の中で比較すると、隆起部10bを形成している成形体は、模擬潰瘍面S20のうち、模擬血管経路5の出口開口部5b又はその直上を含む部分を形成している成形体の硬度より低くてもよい。
上記範囲のE硬度を有する成形体を形成するための軟質樹脂は、例えば、ポリビニルアルコール及び水を含有する含水ポリビニルアルコール系材料、又は、親油性樹脂及びオイルを含有する炭化水素系樹脂材料であってもよい。例えば、含水ポリビニルアルコール系材料の水分量、及び炭化水素系樹脂材料におけるオイルの量によって、成形体のE硬度を適切に調整することができる。
含水ポリビニルアルコール系材料は、ポリビニルアルコールの架橋体及び水を含有するゲル(含水ポリビニルアルコールゲル)であってもよく、例えば、特開2011―076035号公報、特開2010―277003号公報、特開2010-197637号公報、特開2010-204131号公報、特開2011-075907号公報、特開2011-008213号公報、又は特開2010-156894号公報に記載されたものから選択された材料であることができる。含水ポリビニルアルコール系材料は、臓器に似た硬度、力学物性、弾性、触感を有することができる。
含水ポリビニルアルコール系材料(又は含水ポリビニルアルコールゲル)は、シリカゾル等のシリカ微粒子を更に含んでいてもよい。シリカ微粒子を含む含水ポリビニルアルコール系材料は、触感、及びクリップ止めの際の感覚、並びに熱凝固挙動のような点で臓器組織に非常に類似した性質を示すことができる。特に、電気メスによる加熱を伴う止血に関して、人体組織に極めて類似した止血挙動が発現される。
炭化水素系樹脂材料を構成する親油性樹脂は、硬化型樹脂又は熱可塑性樹脂であることができる。硬化型樹脂の例としては、二液型の軟質ウレタン樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂の例としては、塩化ビニル樹脂、芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体及びその水添物が挙げられる。特に、芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体及びその水素添加物は、オイルとの組み合わせによってE硬度50以下の超軟質の成形体を形成することができる。
芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体は、芳香族ビニルから導かれる芳香族ビニルブロック単位(X)と、共役ジエンから導かれる共役ジエンブロック単位(Y)とを有する。芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体においては、一般に、ハードセグメントである芳香族ビニルブロック単位(X)が、ソフトセグメントである共役ジエンゴムブロック単位(Y)を橋かけする擬似架橋(ドメイン)を形成している。
芳香族ビニルブロック単位(X)を形成する芳香族ビニルの例としては、スチレン、α-メチルスチレン、3-メチルスチレン、p-メチルスチレン、4-プロピルスチレン、4-ドデシルスチレン、4-シクロヘキシルスチレン、2-エチル-4-ベンジルスチレン、4-(フェニルブチル)スチレン、1-ビニルナフタレン、2-ビニルナフタレン及びこれらの組み合わせが挙げられる。これらの中では、芳香族ビニルがスチレンであってもよい。
共役ジエンブロック単位(Y)を形成する共役ジエンの例としては、ブタジエン、イソプレン、ペンタジエン、2,3-ジメチルブタジエン及びこれらの組合せが挙げられる。これらの中では、共役ジエンがブタジエン、イソプレン、又は、ブタジエンとイソプレンとの組み合わせ(ブタジエン・イソプレンの共重合体)であってもよい。ブタジエン・イソプレンの共重合体は、ブタジエンとイソプレンとのランダム共重合単位、ブロック共重合単位、又はテーパード共重合単位の何れであってもよい。
芳香族ビニル-共役ジエンブロック共重合体の形態は、例えば式:X(YX)又は(XY)(nは1以上の整数を示す。)で示される。これらの中で、芳香族ビニル-共役ジエンブロック共重合体がX(YX)の形態の共重合体、特にX-Y-Xの形態の共重合体であってもよい。X-Y-Xの形態の共重合体としては、ポリスチレン-ポリブタジエン-ポリスチレンブロック共重合体、ポリスチレン-ポリイソプレン-ポリスチレンブロック共重合体、及びポリスチレン-ポリイソプレン・ブタジエン-ポリスチレンブロック共重合体が挙げられる。模型本体部を構成する軟質樹脂は、芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体は、これらからなる群から選択される1種以上であってもよい。
芳香族ビニル-共役ジエンブロック共重合体における芳香族ビニルブロック単位(X)の含有量は、芳香族ビニル-共役ジエンブロック共重合体の全体質量を基準として、5質量%以上50質量%以下、又は20質量%以上40重量%以下であってもよい。芳香族ビニルブロック単位(X)の含有量は、赤外線分光、NMR分光法等の常法によって測定することができる。
上記のような芳香族ビニル-共役ジエンブロック共重合体は、種々の方法により製造することができる。製造方法としては、(1)n-ブチルリチウム等のアルキルリチウム化合物を開始剤として、芳香族ビニル、次いで共役ジエンを逐次重合させる方法、(2)芳香族ビニル、次いで共役ジエンを重合させ、これをカップリング剤によりカップリングさせる方法、(3)リチウム化合物を開始剤として、共役ジエン、次いで芳香族ビニルを逐次重合させる方法等を挙げることができる。
芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体の水素添加物は、上記のような芳香族ビニル-共役ジエンブロック共重合体を公知の方法により水素添加することにより生成する共重合体である。水素添加率が90モル%以上であってもよい。水素添加率は、核磁気共鳴スペクトル解析(NMR)等の公知の方法により測定することができる。
芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体の水素添加物の例としては、ポリスチレン-ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック共重合体(SEP)、ポリスチレン-ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック-ポリスチレン共重合体(SEPS)、ポリスチレン-ポリ(エチレン/ブチレン)ブロック-ポリスチレン共重合体(SEBS)、ポリスチレン-ポリ(エチレン-エチレン/プロピレン)ブロック-ポリスチレン共重合体(SEEPS)が挙げられる。芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体の水素添加物の市販品としては、SEPTON(クラレ(株)社製)、クレイトン(Kraton;シェル化学(株)社製)、クレイトンG(シェル化学(株)社製)、タフテック(旭化成(株)社製)(以上商品名)等が挙げられる。芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体の水素添加物は、SEEPSであってもよい。
芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体及びその水素添加物のメルトフローレート(MFR(温度230℃、荷重2.16kg))は、1g/10分以下、又は0.1g/10分未満であってもよい。ここでのMFR(温度230℃、荷重2.16kg)は、JIS K7210に準拠し、温度230℃、荷重2.16kgの条件下で測定される。MFRが上記範囲内にあることは、オイルのブリードアウト抑制、及び適切な力学的強度の点で有利である。
芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体及びその水素添加物の形状は、混練前のオイル吸収作業の観点から、粉末又は無定形(クラム)状であってもよい。
以上例示した親油性樹脂とともに炭化水素系樹脂材料を構成するオイルは、炭化水素系樹脂材料を軟質化し、弾性率及び硬度を潰瘍模型に適した範囲に調整するために用いられる。このオイルの例としては、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイル、及び流動パラフィン等の鉱物油系オイル、シリコーンシリコンオイル、ヒマシ油、アマニ油、オレフィン系ワックス、並びに鉱物系ワックスが挙げられる。特開2015-229760号公報記載のオイルを用いてもよい。さらに、フタル酸系、トリメリット酸系、ピロメリット酸系、アジピン酸系、またはクエン酸系の各種エステル系可塑剤もオイルとして用いることができる。これらは、単独で用いても、複数を組み合わせて用いてもよい。これらの中では、オイルがパラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル又はこれらの組み合わせであってもよい。プロセスオイルの市販品としては、ダイアナプロセスオイルシリーズ(出光興産社製)、JOMOプロセスP(ジャパンエナジー社製)等が挙げられる。上記のうち1種以上のオイルを組み合わせて用いることもできる。
作業性の点から、親油性樹脂のペレット又はクラムにオイルを吸収させておいてもよい。
オイルの量は、想定される消化管の部位及び潰瘍の種類等に応じて調整される。例えば、親油性樹脂(例えば芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体)100質量部に対して、100質量部以上であってもよく、2000質量部以下、又は1600質量部以下であってもよい。オイルの量が少ないと、軟質性が不足する場合があり、オイルの量が過度に多いと親油性樹脂との混合が困難になったり、オイルの染み出し(ブリードアウト)が生じたりする可能性がある。
オイルのしみ出しを抑制するため、又は力学物性調整のために、炭化水素系樹脂材料は、例えばポリオレフィン系結晶性樹脂、特にポリエチレン系結晶性樹脂を含んでいてもよいし、炭酸カルシウム等の無機フィラー、又は有機若しくは無機の繊維状フィラーを含んでいてもよい。
本実施形態に係る潰瘍模型は、通常の成形方法によって製造することができる。例えば、図1及び図2の潰瘍模型101は、図14に示されるように、模型本体部10に対応する形状の型41のキャビティ45内に、予め成形した隆起部10bの成形体と、ワイヤー43とを設置してから、基体部10aを成形することと、その後、ワイヤー43を除去して模擬血管経路5を形成することとを含む方法によって製造することができる。ワイヤー43は、金属製又は樹脂製であってもよい。ワイヤーに代えてチューブを用い、これをそのまま模擬血管経路としてもよい。あるいは、成形後の模型本体部にワイヤー等を差し込んで模擬血管経路としての孔を形成してもよい。
含水ポリビニルアルコール系材料の成形体は、例えば、ポリビニルアルコール、架橋剤(硼酸等)及び水を含有する成形用組成物を型に注ぎ込んでからゲル化させる方法、又は、同様の成形用組成物を型に注ぎ込んでから、融点以下への冷却による凍結、及び融点以上への加熱による溶解を繰り返してゲル化を促進する方法によって形成することができる。炭化水素系樹脂材料の成形体は、例えば、注形、真空成形、多色を含む射出成形のような成形方法によって形成することができる。
潰瘍模型の態様は、以上説明した実施形態に限定されず、適宜変更することができる。例えば、模型本体部の上面及び下面の形状は、円形に限られず、楕円形又は矩形(例えば正方形)であってもよい。
本実施形態の潰瘍模型は、止血を含む手技を練習するために用いられる。図15及び図16は、それぞれ、潰瘍模型109及び104の使用方法の一例を示す模式図である。模擬血管経路5の入口開口部5aが、図15の潰瘍模型109では外周側面内に、図16の潰瘍模型104では下面S2内に配置されている。これら図に示されるように、模擬血液が充填された注射器30が、模擬血管経路5の入口開口部5aとチューブ35を介して接続され、注射器30から、模擬血液が模擬血管経路5を経由して模擬潰瘍面S20に供給される。注射器に代えて、模擬血液を流すことが出来る任意の器具又は設備、例えばチューブラーポンプ又はシリンジポンプを用いてもよい。
潰瘍模型は、任意の臓器模型、例えば上部消化管(胃、食道、十二指腸)又は下部消化管(小腸、大腸)模型に装着して、内視鏡的止血術の練習に用いられる。消化管模型に設けられた模型装着部に潰瘍模型を嵌め込んでもよいし、消化管模型の内壁に潰瘍模型を貼り付けてもよい。消化管模型の模型装着部は、壁が一部欠損して形成された枠又は凹みであってもよいし、模型装着用の冶具が消化管模型の内壁に取り付けられていてもよい。潰瘍模型は、接着剤、粘着剤又は両面テープを用いて内壁に貼り付けることができる。
内視鏡的止血術の練習に際して、訓練者は、まず、内視鏡的に潰瘍部位を確認し、潰瘍模型を観察する。さらに、模擬血液を模擬血管経路5の出口開口部5bから流出させる。必要に応じて、模擬潰瘍面を洗浄し、又は、別に準備した模擬凝結塊を取り除いてから、訓練者は止血を含む手技を開始する。
練習することのできる内視鏡的止血術の種類の例としては、出血した露出血管をクリップで把持する方法に代表される機械法、及び、止血鉗子による把持止血を含む各種の熱凝固法がある。すなわち、止血鉗子又はクリップによって前記模擬潰瘍面を把持することによる止血を含む内視鏡的止血術を練習することができる。
熱凝固法としては、ヒータープローブ法、マイクロ波法、高周波法、及びアルゴンプラズマ凝固法がある。本実施形態に係る潰瘍模型は、ヒータープローブ法、マイクロ波法、又は高周波法による止血の練習に特に適している。特に、含水ポリビニルアルコール系材料の成形体である模型本体部を有する潰瘍模型は、凝結個法による止血の練習に適している。含水ポリビニルアルコール系材料の熱凝固挙動が、実際の人体組織の挙動に良く似ているからである。
そのため、内視鏡的止血術として熱凝固法を用いる場合、模型本体部10の全体、又は、模擬潰瘍面S20のうち、模擬血管経路5の出口開口部5b又はその直上を含む部分を形成している成形体(例えば、潰瘍模型101、102、103、又は106における基体部10a、潰瘍模型104、105又は108における模型本体部10、潰瘍模型107における模擬潰瘍部10c)は、含水ポリビニルアルコール系材料から形成されていてもよい。
内視鏡的止血術として熱凝固法を用いる場合、潰瘍模型107のように模型本体部10が模擬潰瘍部10cを有し、模擬潰瘍部10cが含水ポリビニルアルコール系材料から形成された成形体で、模型本体部10の他の部分、例えば基体部10a及び隆起部10bが炭化水素系樹脂材料から形成された成形であってもよい。保存性、耐久性、及び形状再現性が高い炭化水素系樹脂材料は基体部10a及び隆起部10bを形成するために特に好適であり、内視鏡的止血術としての熱凝固法の練習に適した含水ポリビニルアルコール系材料は、模擬潰瘍部10cを形成するために特に好適であるからである。
5…模擬血管経路、5a…入口開口部、5b…出口開口部、10…模型本体部、10E…上面及び下面の外縁、10H…隆起面の頂部、10a…基体部、10b…隆起部、10c…模擬潰瘍部、21…突起部、30…注射器、41…型、35…チューブ、43…ワイヤー、45…キャビティ、101,102,103,104,105,106,107,108,109…潰瘍模型、S1…上面、S2…下面、S10…隆起面、S11…外周側面、S12…内周側面、S20…模擬潰瘍面。

Claims (8)

  1. 対向する上面及び下面と、前記上面及び前記下面の間に設けられた、入口開口部及び出口開口部を有する管状の模擬血管経路と、を有する模型本体部を備え、
    前記上面が、前記模型本体部の厚み方向に隆起した環状の隆起面と、該隆起面に囲まれた凹部の底面である模擬潰瘍面とを含み、
    前記模擬血管経路が、前記模型本体部の表面のうち前記上面以外の部分から、前記模擬潰瘍面又はその内側の近傍にかけて延在している、
    止血を含む手技を練習するために用いられる潰瘍模型。
  2. 視鏡的止血術を練習するための、請求項1記載の潰瘍模型の使用
  3. 血鉗子又はクリップで前記模擬潰瘍面を把持することによる止血を含む手技を練習するための、請求項1記載の潰瘍模型の使用。
  4. 凝固法による止血を含む手技を練習するための、請求項1記載の潰瘍模型の使用
  5. 前記模型本体部が、5~70のE硬度を有する成形体を含む、請求項1記載の潰瘍模型。
  6. 前記模型本体部が、含水ポリビニルアルコール系材料の成形体を含む、請求項1又は5記載の潰瘍模型。
  7. 前記模型本体部が、親油性樹脂及びオイルを含有する炭化水素系樹脂材料の成形体を含む、請求項1又は5記載の潰瘍模型。
  8. 前記模型本体部が、前記模擬潰瘍面の少なくとも一部を形成している含水ポリビニルアルコール系材料の成形体と、親油性樹脂及びオイルを含有する炭化水素系樹脂材料の成形体と、を含む、請求項1又は5記載の潰瘍模型。
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