JP7106431B2 - 排気管下アンダーカバーの組み付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、排気管下アンダーカバーの組み付け構造に関し、詳しくは、貫通孔を有し、排気管の下部を覆うように車両の下側に組み付けられる排気管下アンダーカバーの組み付け構造に関する。
従来、自動車のボデーにおける排気管(エンジンとマフラーとを繋ぐ配管)の下側には、走行中の空力性能を向上させるために、この排気管を覆うように排気管下アンダーカバーが組み付けられている車両もある。ここで、下記特許文献1には、例えば、図8に示すような、長孔状の貫通孔250が形成されている排気管下アンダーカバー205が開示されている。これにより、この貫通孔250を介して、この排気管204から発せられる熱を外部(大気)へ逃がすことができる。すなわち、排気管下アンダーカバー205による熱の籠りを抑えることができる。したがって、周辺機器に対する熱害を防止できる。
特開平7-215074号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、自動車201のボデー202を上側から透視した状態において(排気管下アンダーカバー205を自動車201のボデー202の下側に組み付けた状態における平面視において)、排気管下アンダーカバー205の貫通孔250は排気管204の幅長に対して全て重なり合うように形成されている(図9~10参照)。このように形成されていると、この貫通孔250を介して排気管下アンダーカバー205の内側に飛び石が入りこむことがあるため、NV性能の悪化が懸念されていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、NV性能の悪化の懸念が生じることがない、排気管下アンダーカバーの組み付け構造を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、貫通孔を有し、排気管の下部を覆うように車両の下側に組み付けられる排気管下アンダーカバーの組み付け構造である。貫通孔は、排気管下アンダーカバーを車両の下側に組み付けた状態における平面視において、排気管の軸芯に重なり合うことがないように形成されている。
この構成によれば、排気管下アンダーカバーを組み付けた状態において、排気管下アンダーカバーの貫通孔は排気管の幅長に対して全て重なり合うことがない。したがって、この貫通孔を介して排気管下アンダーカバーの内側に飛び石が入りこみ難くなるため、NV性能の悪化の懸念が生じることがない。
本発明の第1の実施形態に係る自動車のボデーを透視した平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る排気管下アンダーカバーの平面図である。 図2の排気管下アンダーカバーを図1の自動車のボデーの下側に組み付けた状態を透視した平面図である。 図3の主要部の拡大図である。 図4の縦断面図である。 第2の実施形態に係る排気管下アンダーカバーを図1の自動車のボデーの下側に組み付けた状態を透視した平面図の主要部の拡大図である。 図6の縦断面図である。 従来技術に係る排気管下アンダーカバーを自動車のボデーの下側に組み付けた状態を透視した平面図である。 図8の主要部の拡大図である。 図9の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態を、図1~5を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『車両』の例として、『自動車1』を説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、自動車1の向きを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示すこととする。
まず、図1~2を参照して、実施形態に係る自動車1のボデー2と、排気管下アンダーカバー5とを個別に説明する。はじめに、自動車1のボデー2から説明する(図1参照)。このボデー2の左右方向の略中央には、車室側に向けて凹みを成す凹部3が前後方向1aに沿って形成されている。この凹部3には、エンジンとマフラー(いずれも図示しない)とを繋ぐ排気管4が設けられている。自動車1のボデー2は、このように構成されている。
次に、排気管下アンダーカバー5を説明する(図2参照)。この排気管下アンダーカバー5は、走行中の空力性能を向上させるために、上述したボデー2の凹部3(排気管4の下部)を覆い可能な矩形状の樹脂製のパネル部材から構成されている。この排気管下アンダーカバー5には、その短手方向(左右方向)に対を成す長孔状の貫通孔50が長手方向5aに沿って5組形成されている。この左右の貫通孔50は、平面視において、その各長手方向50aが排気管下アンダーカバー5を組み付けた自動車1の前後方向1a(排気管下アンダーカバー5の長手方向5a)に対して直交方向(左右方向)を除く傾きが生じるように形成されている。
この傾きは、何°でも良いが、例えば、この実施形態では、45°で設定されている。また、この左右の貫通孔50は、排気管下アンダーカバー5を自動車1のボデー2の下側に組み付けた状態における平面視において、排気管4の軸芯4aに重なり合うことがないように形成されている(図3~5参照)。排気管下アンダーカバー5は、このように構成されている。このように構成されている排気管下アンダーカバー5は、自動車1のボデー2の凹部3を覆うように公知のクリップ等を介して自動車1のボデー2の下側に組み付けられている(図3参照)。
次に、上述したように自動車1のボデー2の下側に組み付けた排気管下アンダーカバー5の作用を説明する。自動車1が走行すると、排気管下アンダーカバー5の内側(排気管4側)である内部空間には、自動車1の走行にともなう排気管4から発せられる熱によって暖められた熱いエアが前側から後側に向けて流れることとなる。
これと同時に、排気管下アンダーカバー5の外側(大気側)である外部空間には、自動車1の走行にともなう床下の走行エアが前側から後側に向けて流れることとなる。これら両エアにおいて、内部空間の熱いエアの速度(流速)<外部空間の走行エアの速度(流速)、となる関係が成立しているため、排気管下アンダーカバー5の内部空間の圧力>排気管下アンダーカバー5の外部空間の圧力、となる関係が成立することとなる。
これにより、排気管下アンダーカバー5の内部空間より外部空間の方が負圧になる。すなわち、排気管下アンダーカバー5の内部空間から外部空間に向けてのエアの流れが発生する。そのため、内部空間の熱いエアの少なくとも一部のエアは、排気管下アンダーカバー5の貫通孔50を介して外部空間へ吸い出される。結果として、排気管4から発せられた少なくとも一部の熱を外部空間(排気管下アンダーカバー5の外側の空間であり、排気管下アンダーカバー5と路面との空間)へ逃がすことができる。すなわち、排気管下アンダーカバー5による熱の籠りを抑えることができる。したがって、周辺機器に対する熱害を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る排気管下アンダーカバー5は、上述したように構成されている。この構成によれば、排気管下アンダーカバー5の左右の貫通孔50は、排気管下アンダーカバー5を自動車1のボデー2の下側に組み付けた状態における平面視において、排気管4の軸芯4aに重なり合うことがないように形成されている。そのため、この組み付けた状態において、排気管下アンダーカバー5の左右の貫通孔50は排気管4の幅長に対して全て重なり合うことがない(図4~5参照)。したがって、この左右の貫通孔50を介して排気管下アンダーカバー5の内側に飛び石が入りこみ難くなるため、NV性能の悪化の懸念が生じることがない。
また、この左右の貫通孔50を介して排気管4が露出することがないため、冬季において、この排気管4内の触媒(図示しない)が外気に触れてしまい難くなり、活性化までに時間を要することもない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図6~7を用いて説明する。この第2実施形態は、既に説明した第1実施形態と比較すると、NV性能の悪化の懸念がより生じることがない形態である。なお、以下の説明にあたって、第1実施形態で説明した部材と同一または均等な構成の部材には図面において同一の符号を付すことで重複する説明は省略することとする。
この第2実施形態の排気管下アンダーカバー105の左右の貫通孔50は、排気管下アンダーカバー105を自動車1のボデー2の下側に組み付けた状態における平面視において、排気管4に重なり合うことがないように形成されている(図6~7参照)。
本発明の第2実施形態に係る排気管下アンダーカバー105は、上述したように構成されている。この構成によれば、排気管下アンダーカバー105の左右の貫通孔50は、排気管下アンダーカバー105を自動車1のボデー2の下側に組み付けた状態における平面視において、排気管4に重なり合うことがないように形成されている。そのため、この組み付けた状態において、排気管下アンダーカバー105の左右の貫通孔50は排気管4の幅長に対して全く重なり合うことがない(図6~7参照)。したがって、この左右の貫通孔50を介して排気管下アンダーカバー105の内側に飛び石がより入りこむことがないため、NV性能の悪化の懸念がより生じることがない。
なお、本発明の各実施形態に係る排気管下アンダーカバー5、105にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。排気管下アンダーカバー5、105において、左右の貫通孔50は、長孔状に限定されることなく、各種の形状(多角形状、円形状等)であっても構わない。
また、排気管下アンダーカバー5、105において、左右の貫通孔50の傾きは、何°に設定されていても構わない。また、「車両」として、「トラック、バス」であっても構わない。また、貫通孔50は、左右に対を成すことなく、左右の何れか一方であっても構わない。
1 自動車(車両)
4 排気管
4a 軸芯
5 排気管下アンダーカバー(第1実施形態)
50 貫通孔
105 排気管下アンダーカバー(第2実施形態)

Claims (1)

  1. 貫通孔を有し、排気管の下部を覆うように車両の下側に組み付けられる排気管下アンダーカバーの組み付け構造であって、
    前記貫通孔は、前記排気管下アンダーカバーを前記車両の下側に組み付けた状態における平面視において、前記排気管の軸芯に重なり合うことがないように形成されている排気管下アンダーカバーの組み付け構造。
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