JP7105915B2 - 保管庫およびそれを備える保管装置 - Google Patents

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Description

本明細書は、保管庫およびそれを備える保管装置に関する技術を開示する。
特許文献1に記載の自動倉庫システムは、クレーンと無人搬送車との間の物品の受け渡しをラック内で行う。例えば、自動倉庫システムは、入庫作業用ステーションの物品受けに載置されている物品の下方位置に無人搬送車を停止させる。次に、自動倉庫システムは、油圧ジャッキ等の推進手段を作動させることにより、無人搬送車の移動載置部を上昇させて、無人搬送車の移動載置部に当該物品を載置する。そして、自動倉庫システムは、この状態で無人搬送車を走行させて、入庫作業用ステーションから物品を出庫する。
特許文献2に記載のリール部品在庫管理システムは、出庫要件を満足するリール部品の特定と保管場所を特定する自動検索を行い、出庫品の正誤を自動確認する。具体的には、リール部品在庫管理システムは、納入されたリール部品を登録し、出庫要求に応じてリール管理情報を検索する。そして、リール部品在庫管理システムは、該当するリール部品を特定し、出庫に際してリール部品の照合と出庫の承認を行う。
特開平11-116006号公報 特開2001-106308号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動倉庫システムは、入庫作業用ステーションを介して物品を受け渡しするものであり、無人搬送車と保管庫との間で直接、物品を受け渡しするものではない。また、特許文献2は、リール部品の入出庫時の具体的な態様を開示するものではない。
このような事情に鑑みて、本明細書は、無人搬送車と保管庫との間で直接、物品を受け渡し可能な保管庫およびそれを備える保管装置を開示する。
本明細書は、開口部と収納部と移動部とを備える保管庫を開示する。前記開口部は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に物品を搬送する無人搬送車が連結可能である。前記収納部は、前記無人搬送車によって搬送された前記物品を収納する。前記移動部は、前記無人搬送車が前記開口部と連結して前記物品が入庫したときに所定の前記収納部に前記物品を移動させ、前記物品を出庫するときに当該収納部に収納されている前記物品を前記開口部と連結している前記無人搬送車に移動させる。
上記の保管庫によれば、開口部と収納部と移動部とを備える。これにより、上記の保管庫は、無人搬送車が開口部と連結した状態で、無人搬送車と保管庫との間で直接、物品を受け渡しすることができ、物品の搬入作業および搬出作業の作業効率が向上する。
基板生産設備80の構成例を示す構成図である。 着荷部20において物品22が収容ケース21に収容された状態の一例を示す平面図である。 リール22aを収容可能な収容ケース21の一例を示す斜視図である。 収容ケース21の側面図である。 無人搬送車30の一例を示す側面図である。 保管庫40の一例を示す正面図である。 保管庫40の平面図である。 保管庫40の斜視図である。 無人搬送車30が開口部41aと連結した状態の一例を示す保管庫40の側面図である。 保管庫40の制御ブロックの一例を示すブロック図である。 物品22の入庫時の制御手順の一例を示すフローチャートである。 物品22の出庫時の制御手順の一例を示すフローチャートである。 図6のIX-IX断面図である。 特定情報と識別情報との間の対応関係の一例を示す模式図。 無人搬送車30の他の一例を示す側面図である。 保管庫40の制御ブロックの他の一例を示すブロック図である。
1.実施形態
本実施形態の保管庫40は、保管装置70に用いられると好適であり、保管庫40は、基板生産設備80に用いられると好適である。図1に示すように、保管装置70は、無人搬送車30と、保管庫40とを備えている。基板生産設備80は、対基板作業ライン10Lと、着荷部20と、保管装置70とを備えている。本実施形態の基板生産設備80では、着荷部20に到着した物品22は、無人搬送車30によって保管庫40に搬送される。また、保管庫40に保管されている物品22は、無人搬送車30によって対基板作業ライン10Lに搬送される。
1-1.対基板作業ライン10L
対基板作業ライン10Lでは、基板90に所定の対基板作業を行う。対基板作業ライン10Lを構成する対基板作業機10の種類および数は、限定されない。図1に示すように、本実施形態の対基板作業ライン10Lは、印刷機10a、印刷検査機10b、部品装着機10c、リフロー炉10dおよび外観検査機10eの複数(5つ)の対基板作業機10を備えている。複数(5つ)の対基板作業機10は、上流側から、印刷機10a、印刷検査機10b、部品装着機10c、リフロー炉10dおよび外観検査機10eの順に配置されている。基板90は、対基板作業ライン10Lの先頭に位置する印刷機10aに搬入される。そして、基板90は、対基板作業ライン10Lの基板搬送装置(図示略)によって下流側へ搬送され、対基板作業ライン10Lの末尾に位置する外観検査機10eから搬出される。
印刷機10aは、基板90における部品の装着位置にペースト状のはんだを印刷する。基板90に印刷されるはんだは、所定の粘性を有し、はんだは、基板90と、基板90に装着される部品とを接合する接合材として機能する。図2に示すように、はんだ容器22dは、はんだを収容している。はんだ容器22dは、例えば、有底筒状またはチューブ状の密閉可能な容器を用いることができる。印刷検査機10bは、印刷機10aによって印刷されたはんだの印刷状態を検査する。部品装着機10cは、基板90(より詳細には、印刷機10aによって印刷されたはんだの上)に部品を装着する。部品装着機10cは、一つであっても良く、複数であっても良い。部品装着機10cが複数設けられる場合は、複数の部品装着機10cが分担して、基板90に部品を装着することができる。
部品装着機10cは、基板90に装着される部品を供給する部品供給装置(図示略)を備えている。部品は、例えば、図2に示すリール22aを備えるフィーダ22b、トレイ22cなどによって供給することができる。リール22aは、部品を収容する部品テープ(キャリアテープ)が巻回されている。部品テープは、紙テープであっても良く、エンボステープであっても良い。リール22aは、フィーダ22bに回転可能かつ着脱可能に設けられる。部品テープの先端部が、フィーダ22bに設けられる部品取出し部まで引き出されて、部品が順次供給される。リール22aは、例えば、チップ部品などの比較的小型の部品を供給することができる。トレイ22cには、部品が配列されている。トレイ22cは、例えば、QFP(Quad Flat Package)、BGA(Ball Grid Array)などの比較的大型の部品を供給することができる。
リフロー炉10dは、部品装着機10cによって部品が装着された基板90を加熱し、はんだを溶融させて、はんだ付けを行う。外観検査機10eは、部品装着機10cによって装着された部品の装着状態などを検査する。具体的には、外観検査機10eは、基板90に装着された部品の適否、部品の装着状態(X軸座標、Y軸座標および装着角度)などを認識し、管理装置19に送出する。このように、対基板作業ライン10Lは、複数(5つ)の対基板作業機10を用いて、基板90を順に搬送し、検査処理を含む生産処理を実行して基板製品を生産することができる。
なお、対基板作業ライン10Lは、例えば、対基板作業機10である機能検査機を備えることができる。機能検査機は、リフロー炉10dによって、はんだ付けされた基板90の機能検査を行う。また、対基板作業ライン10Lは、例えば、生産する基板製品の種類などに応じて、対基板作業ライン10Lの構成を適宜追加することができ、構成を適宜変更することができる。対基板作業ライン10Lは、例えば、バッファ装置、基板供給装置、基板反転装置、シールド装着装置、接着剤塗布装置、紫外線照射装置などの対基板作業機10を備えることもできる。
対基板作業ライン10Lを構成する複数(5つ)の対基板作業機10および管理装置19は、有線または無線の通信部(図示略)によって、互いに通信可能に設けられている。管理装置19は、対基板作業ライン10Lを構成する複数(5つ)の対基板作業機10の制御を行い、対基板作業ライン10Lの動作状況を監視する。管理装置19には、複数(5つ)の対基板作業機10を制御する種々の制御データが記憶されている。管理装置19は、複数(5つ)の対基板作業機10の各々に制御データを送信する。また、複数(5つ)の対基板作業機10の各々は、管理装置19に動作状況および生産状況を送信する。
1-2.着荷部20および無人搬送車30
図2に示すように、着荷部20には、少なくとも一つの収容ケース21が備えられている。収容ケース21は、少なくとも一つの物品22を収容することができれば良く、種々の形態をとり得る。例えば、物品22がリール22aの場合、図3Aおよび図3Bに示すように、収容ケース21は、本体部21aと、仕切り部21bとを備えていると好適である。
本体部21aは、鉛直方向(Z軸方向)視においてコ字形状に形成されている。仕切り部21bは、本体部21aに対して所定の角度θ1で上方に突出するように設けられており、リール22aを収容することができる。角度θ1は、リール22aの脱落を抑制可能に設定される。角度θ1は、例えば、5°~30°に設定することができ、角度θ1は、10°に設定すると好適である。なお、本実施形態の仕切り部21bは、複数対(同図では、15対30個)設けられており、複数(15個)のリール22aを収容することができる。また、複数対(15対)の仕切り部21bの各々は、後述する保管庫40の移動装置40bと干渉しないように、2つの仕切り部21bが離間して設けられている。
収容ケース21には、特定コード23が設けられている。特定コード23には、収容ケース21を特定する特定情報が記憶されている。特定コード23は、第一特定コード23aと、第二特定コード23bとを含む。第一特定コード23aは、本体部21aに設けられ、第一特定コード23aには、複数の収容ケース21から一の収容ケース21を特定する特定情報が記憶されている。第二特定コード23bは、複数対(同図では、15対)の仕切り部21bの各々の近傍の本体部21aに設けられ、第二特定コード23bには、一の収容ケース21の複数(15個)の収容場所(15対の仕切り部21b)から一の収容場所を特定する特定情報が記憶されている。第二特定コード23bに記憶される特定情報は、第一特定コード23aに記憶される特定情報を含む。特定コード23は、例えば、一次元コード、二次元コード、無線タグなどを用いることができる。
物品22は、保管庫40に保管された後、必要に応じて対基板作業ライン10Lに供給される。既述したように、対基板作業ライン10Lは、基板90における部品の装着位置にペースト状のはんだを印刷する印刷機10aを備えている。この場合、物品22は、例えば、はんだを収容しているはんだ容器22dであると良い。また、対基板作業ライン10Lは、基板90に部品を装着する部品装着機10cを備えている。この場合、物品22は、部品を収容する部品テープが巻回されているリール22aであると良い。また、物品22は、リール22aが回転可能かつ着脱可能に設けられるフィーダ22bであると良い。さらに、物品22は、部品が配列されているトレイ22cであると良い。また、物品22は、部品を保持する保持部材(図示略)であると良い。保持部材には、例えば、吸着ノズル、チャックなどが含まれる。さらに、物品22は、保持部材を収容する保持部材収容装置(図示略)であると良い。
物品22には、識別コード24が設けられる。識別コード24には、物品22を識別する識別情報が記憶される。識別コード24は、例えば、一次元コード、二次元コード、無線タグなどを用いることができる。着荷部20に物品22が到着すると、着荷部20の作業者は、例えば、物品管理装置(図示略)を用いて、識別情報を発行する。また、作業者は、バーコードリーダなどを用いて、供給元(ベンダ)によって物品22に貼り付けられているバーコードなどを読み取る。そして、作業者は、物品22に関する物品情報が登録されているデータベース(図示略)から、当該物品22の物品情報を取得することもできる。作業者は、物品管理装置を用いて、識別情報および物品情報を識別コード24に記憶させる。
着荷部20の作業者は、少なくとも識別情報が記憶されている識別コード24を物品22に取り付けて、物品22を収容ケース21に収容する。このとき、作業者は、物品22を収容する収容場所に設けられている第二特定コード23bを読み取り装置を用いて読み取り、当該物品22に設けられている識別コード24を読み取り装置を用いて読み取ると良い。これにより、物品22を収容する一の収容場所(15対の仕切り部21bのうちの一対の仕切り部21b)を特定する特定情報と、当該物品22を識別する識別情報との間の対応関係が生成され、対応関係が後述する記憶部50に記憶される。
図2は、物品22であるリール22aが収容ケース21に収容された状態の一例を示している。また、同図は、物品22であるフィーダ22bが収容ケース21に収容された状態の一例を示している。さらに、同図は、物品22であるトレイ22cが収容ケース21に収容(積載)された状態の一例を示している。トレイ22cは、包装袋に収納されており、識別コード24は、トレイ22cの包装袋に取り付けられている。また、同図は、物品22であるはんだ容器22dが収容ケース21に収容された状態の一例を示している。なお、同図は、平面図であり、物品22の収容状態の一例を模式的に示している。また、本明細書は、主に、物品22がリール22aの場合を例に説明されている。
着荷部20の作業者は、物品22が収容された収容ケース21を無人搬送車30に搭載する。無人搬送車30は、作業者による運転操作が不要な自動走行可能な搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)である。無人搬送車30は、自動走行して物品22を搬送可能であれば良く、種々の形態をとり得る。図4に示すように、本実施形態の無人搬送車30は、物品22が搭載される台車部31を備えており、台車部31は、支持部31aを備えている。支持部31aは、収容ケース21の本体部21aが鉛直方向(Z軸方向)に起立するように収容ケース21を支持する。このようにして、本実施形態の無人搬送車30は、物品22であるリール22aを収容ケース21に収容した状態で搬送することができる。
なお、無人搬送車30は、収容ケース21を用いることなく、物品22を搬送することもできる。また、上述した作業者が行う作業の少なくとも一部は、搬送装置(例えば、ベルトコンベアなど)、アクチュエータ(例えば、ロボットアームなど)、物品管理装置などを用いて自動化することもできる。さらに、対基板作業ライン10L、着荷部20、無人搬送車30および保管庫40は、有線または無線の通信部(図示略)によって、互いに通信可能に設けられている。無人搬送車30に物品22が搭載されると、管理装置19は、無人搬送車30に搬送指令を送信する。搬送指令には、物品22の搬送先が含まれる。管理装置19は、当該物品22を収納可能な保管庫40を選定して搬送先を決定する。無人搬送車30は、搬送指令を受信すると、搬送先に指定された保管庫40に物品22を搬送する。
1-3.保管庫40、記憶部50および選定部60
保管庫40は、無人搬送車30が開口部41aと連結可能であれば良く、種々の形態をとり得る。図5A~図5Cに示すように、本実施形態の保管庫40は、例えば、八角柱形状に形成されている。また、図6は、無人搬送車30が開口部41aと連結した状態の一例を示している。なお、図5Cは、保管庫40の上部が開放された保管庫40の内部の様子を示す斜視図である。図6は、図5Cに示す矢印VI方向から視た保管庫40の内部の模式図であり、無人搬送車30、開口部41aおよび収納ユニット(同図では、第一収納ユニット42t1)の位置関係が主に示されている。
保管庫40は、開口部41a、収納部42、制御装置40aおよび移動装置40bを備えている。図7に示すように、制御装置40aは、制御ブロックとして捉えると、移動部43を備えている。保管庫40は、選定部60を備えると好適である。また、保管庫40は、第一位置決め部44aを備えると好適である。さらに、保管庫40は、牽引装置40cを備え、制御装置40aは、牽引部45を備えると好適である。また、保管庫40は、保持装置40dを備え、制御装置40aは、保持部46を備えると好適である。さらに、保管庫40は、第一取得装置47aおよび記憶部50を備え、制御装置40aは、第一認識部48aを備えると好適である。また、保管庫40は、第二取得装置47bを備え、制御装置40aは、第二認識部48bを備えると好適である。さらに、保管庫40は、開口部41bおよび表示装置40eのうちの少なくとも一方を備えると好適である。図5A~図5C、図6および図7に示すように、本実施形態の保管庫40は、上述した部位および装置をすべて備えている。
1-3-1.無人搬送車30と開口部41aの連結例
図5Aおよび図6に示すように、開口部41aは、無人搬送車30が連結可能に設けられる。具体的には、図6に示すように、保管庫40は、開口部41aにおいて無人搬送車30を位置決めする第一位置決め部44aを備えている。また、図4および図6に示すように、本実施形態の無人搬送車30は、台車部31と、被位置決め部32と、制御部33とを備えている。既述したように、台車部31は、物品22が搭載される部位であり、本実施形態では、物品22が収容された収容ケース21が支持部31aによって支持されて、台車部31に物品22が搭載される。
被位置決め部32は、第一位置決め部44aに位置決めされる部位をいう。このとき、第一位置決め部44aおよび被位置決め部32のうちの一方は、凸状部位CP1を備え、第一位置決め部44aおよび被位置決め部32のうちの他方は、凹状部位RP1を備えていると好適である。凸状部位CP1は、凸状に形成されている部位をいう。凹状部位RP1は、凸状部位CP1と嵌合可能な部位であって凹状に形成されている部位をいう。図6に示すように、本実施形態では、第一位置決め部44aが凹状部位RP1を備え、被位置決め部32が凸状部位CP1を備えている。凸状部位CP1と凹状部位RP1とが嵌合することによって被位置決め部32が第一位置決め部44aに位置決めされる。よって、第一位置決め部44aと被位置決め部32との位置決めが容易である。
制御部33は、被位置決め部32が第一位置決め部44aに向かうように無人搬送車30の走行を制御する。制御部33は、例えば、無人搬送車30が走行すべき走行経路を検出装置によって検出して、検出結果に基づいて無人搬送車30の走行を制御することができる。また、制御部33は、例えば、カメラなどによって開口部41aの第一位置決め部44aを認識して、認識結果に基づいて無人搬送車30の走行を制御することもできる。
本実施形態の保管庫40は、開口部41aにおいて無人搬送車30を位置決めする第一位置決め部44aを備える。また、無人搬送車30は、第一位置決め部44aに位置決めされる被位置決め部32と、被位置決め部32が第一位置決め部44aに向かうように無人搬送車30の走行を制御する制御部33とを備える。よって、無人搬送車30が主体的に移動して開口部41aと連結することができる。
1-3-2.収納部42および制御装置40aの構成例
収納部42は、無人搬送車30によって搬送された物品22を収納する。収納部42は、物品22を収納可能であれば良く、種々の形態をとり得る。例えば、物品22がリール22aの場合、図5Cおよび図6に示すように、収納部42は、本体部42aと、仕切り部42bとを備えていると好適である。本体部42aは、鉛直方向(Z軸方向)視においてコ字形状に形成されている。仕切り部42bは、本体部42aに対して所定の角度θ1で上方に突出するように設けられており、リール22aを収容することができる。角度θ1は、リール22aの脱落を抑制可能に設定される。収納部42の仕切り部42bの角度θ1は、収容ケース21の仕切り部21bの角度θ1と同じ角度に設定されていると好適である。
また、本実施形態の仕切り部42bは、複数対(図6では、15対30個)設けられており、複数(15個)のリール22aを収容することができる。複数対(15対)の仕切り部42bの各々は、移動装置40bと干渉しないように、2つの仕切り部42bが離間して設けられている。このように、収納部42は、収容ケース21と同様に形成されていると好適である。なお、図5Cおよび図6では、図示の便宜上、一部の部材に符号番号が付されており、すべての部材に符号番号が付されていない。
図5Bおよび図5Cに示すように、本実施形態の収納部42は、鉛直方向(Z軸方向)視において円状に配置されている。また、本実施形態の収納部42は、第一収納ユニット42t1および第二収納ユニット42t2を備えており、第一収納ユニット42t1および第二収納ユニット42t2の各々は、鉛直方向(Z軸方向)に沿って複数設けられている。第一収納ユニット42t1は、第二収納ユニット42t2と比べて幅広に形成されており、第二収納ユニット42t2が収納可能なリール22aと比べて大型のリール22aを収納することができる。
図5Cおよび図6に示すように、第一収納ユニット42t1は、連結部42jによって鉛直方向(Z軸方向)に沿って連結されている。また、第二収納ユニット42t2は、連結部42jによって鉛直方向(Z軸方向)に沿って連結されている。さらに、隣接する第一収納ユニット42t1同士は、連結部42jによって連結され、隣接する第二収納ユニット42t2同士は、連結部42jによって連結されている。また、隣接する第一収納ユニット42t1と第二収納ユニット42t2は、連結部42jによって連結されている。なお、収納ユニットの種類、数および配置は、適宜変更することができる。また、収納ユニットは、収納する物品22に合わせて形状およびサイズ(幅、奥行き、および、高さ)を設定することができ、収納部42は、リール22a以外の物品22を収納することもできる。また、物品22は、適合するいずれの収納ユニットに収納しても良く、基板生産設備80が複数の保管庫40を備える場合、適合する収納ユニットを備える保管庫40であれば、いずれの保管庫40に保管しても良い。
制御装置40aは、公知の中央演算装置および記憶装置を備えており、制御回路が構成されている(いずれも図示略)。中央演算装置(CPU:Central Processing Unit)は、種々の演算処理を行うことができる。記憶装置は、第一記憶装置および第二記憶装置を備えている。第一記憶装置は、揮発性の記憶装置(RAM:Random Access Memory)であり、第二記憶装置は、不揮発性の記憶装置(ROM:Read Only Memory)である。
制御装置40aは、移動装置40b、牽引装置40c、保持装置40d、表示装置40e、第一取得装置47a、第二取得装置47b、記憶部50および選定部60と通信可能に設けられており、これらを制御することができる。また、制御装置40aは、物品22に関する物品情報を記憶することができ、当該物品情報を管理装置19に通知することもできる。例えば、物品22がリール22aの場合、物品情報は、リール22aに収容されている部品の部品種、部品数(残数)、リール径、型式および供給元(ベンダ)、使用期限などを含むことができる。
図7に示すように、制御装置40aは、制御ブロックとして捉えると、移動部43、牽引部45、保持部46、第一認識部48aおよび第二認識部48bを備えている。また、制御装置40aは、図8Aおよび図8Bに示すフローチャートに従って、制御プログラムを実行する。図8Aは、物品22の入庫時の制御手順の一例を示し、図8Bは、物品22の出庫時の制御手順の一例を示している。
1-3-3.物品22の入庫時の制御例
物品22を搬送する無人搬送車30が開口部41aに進入すると、牽引部45は、無人搬送車30を牽引して、無人搬送車30の位置決めを補助する(図8Aに示すステップS11)。例えば、図9に示すように、牽引部45は、無人搬送車30が開口部41aに進入したときに、牽引装置40cを用いて無人搬送車30を牽引することができる。牽引装置40cは、当接部40c1と、スライド部40c2とを備えていると好適である。当接部40c1は、被位置決め部32に設けられる突出部32aと当接可能に設けられている。スライド部40c2は、当接部40c1が突出部32aと当接した状態で、被位置決め部32が第一位置決め部44aに向かうように当接部40c1をスライドさせる。牽引装置40cは、例えば、油圧、空気圧、電動などによって伸縮駆動するシリンダ機構を用いることができる。なお、同図では、当接部40c1のスライド方向が矢印SR1で示されている。
また、既述したように、本実施形態では、第一位置決め部44aが凹状部位RP1を備え、被位置決め部32が凸状部位CP1を備えている。そして、凸状部位CP1と凹状部位RP1とが嵌合することによって被位置決め部32が第一位置決め部44aに位置決めされる。図9に示すように、この形態においても、牽引部45は、無人搬送車30を牽引して、無人搬送車30の位置決めを補助することができる。本実施形態の保管庫40は、無人搬送車30を牽引して無人搬送車30の位置決めを補助する牽引部45を備える。よって、無人搬送車30の位置決めが容易であり、無人搬送車30と開口部41aとの連結が容易である。
無人搬送車30が位置決めされて開口部41aと連結すると、保持部46は、物品22を収容している収容ケース21を保持して無人搬送車30の保管庫40からの離脱を可能にする(図8Aに示すステップS12)。例えば、保持部46は、無人搬送車30が開口部41aと連結したときに、保持装置40dを用いて物品22を収容している収容ケース21を保持することができる。保持装置40dは、例えば、油圧、空気圧、電動などによって伸縮駆動するシリンダ機構を用いることができる。シリンダ機構は、少なくとも一対のシリンダを備える。一対のシリンダのうちの一方は、収容ケース21を保持する際に図3Aの矢印RT1に示す方向に移動し、一対のシリンダのうちの他方は、収容ケース21を保持する際に図3Aの矢印RT2に示す方向に移動する。
なお、本実施形態の無人搬送車30は、収容ケース21が支持部31aによって支持されている。そのため、図6に示す状態(無人搬送車30が開口部41aと連結している状態)で保持部46によって収容ケース21が保持されても、支持部31aが障害となって無人搬送車30は、保管庫40から離脱することができない。そこで、台車部31は、例えば、支持部31aを鉛直方向(Z軸方向)に下降させる昇降機構を備えると好適である。これにより、支持部31aの少なくとも一部が台車部31の内部に格納されて、無人搬送車30は、保管庫40から離脱することができる。また、保持装置40dは、収容ケース21を保持した後に、収容ケース21を鉛直方向(Z軸方向)に上昇させる昇降機構を備えることもできる。これにより、収容ケース21と支持部31aが干渉しなくなり、無人搬送車30は、保管庫40から離脱することができる。
本実施形態の無人搬送車30は、物品22を収容ケース21に収容した状態で搬送する。また、保管庫40は、無人搬送車30が開口部41aと連結した後に、物品22を収容している収容ケース21を保持して、無人搬送車30の保管庫40からの離脱を可能にする保持部46を備える。よって、本実施形態の無人搬送車30は、収容ケース21を保管庫40に搬送した後に、他の物品22の搬送を行うことができ、無人搬送車30が保管庫40で待機する場合と比べて、無人搬送車30をさらに活用することができる。
次に、第一認識部48aは、収納部42に収納する物品22を認識する(図8Aに示すステップS13)。例えば、第一認識部48aは、記憶部50および第一取得装置47aを用いて、収納部42に収納する物品22を認識することができる。記憶部50は、物品22を収容する収容ケース21を特定する特定情報と、物品22を識別する識別情報との間の対応関係を記憶する。記憶部50は、不揮発性の記憶装置(図示略)に設けることができる。図10は、特定情報と識別情報との間の対応関係の一例を示している。具体的には、同図は、特定情報SP11によって特定される収容ケース21には、識別情報ID01~識別情報ID15によって識別される物品22が収容されていることを示している。
また、同図は、特定情報P01によって特定される収容場所には、識別情報ID01によって識別される物品22が収容され、特定情報P02によって特定される収容場所には、識別情報ID02によって識別される物品22が収容されていることを示している。上述したことは、特定情報P03~特定情報P15によって特定される収容場所にそれぞれ収容されている物品22についても同様に言える。なお、既述したように、本実施形態では、着荷部20の作業者が物品22を収容ケース21に収容する際に、特定情報と識別情報との間の対応関係が生成され、対応関係が記憶部50に記憶される。
第一取得装置47aは、収容ケース21に設けられる特定コード23を読み取って収容ケース21を特定する特定情報を取得する。具体的には、第一取得装置47aは、開口部41aに設けられており、無人搬送車30が開口部41aと連結している状態で、収容ケース21に設けられる特定コード23を読み取って特定情報を取得する。第一取得装置47aは、公知の読み取り装置(例えば、一次元コード、二次元コードを読み取るコードリーダ、無線タグと無線通信を行う無線リーダなど)を用いることができる。第一取得装置47aは、第一特定コード23aを読み取って、複数の収容ケース21から一の収容ケース21を特定する特定情報(図10に示す例では、特定情報SP11)を取得することができる。また、第一取得装置47aは、第一特定コード23aの代わりに、少なくとも一つの第二特定コード23bを読み取って、一の収容場所(一対の仕切り部21b)を特定する特定情報(図10に示す例では、特定情報P01~特定情報P15)から、一の収容ケース21を特定する特定情報(特定情報SP11)を取得することもできる。
第一認識部48aは、記憶部50が記憶する対応関係から物品22の入庫時に第一取得装置47aによって取得された特定情報に対応する識別情報を取得し、対応関係から取得した識別情報に基づいて収納部42に収納する物品22を認識する。例えば、図10に示す例では、第一認識部48aは、記憶部50が記憶する対応関係から物品22の入庫時に第一取得装置47aによって取得された特定情報SP11に対応する識別情報ID01~識別情報ID15を取得する。そして、例えば、特定情報P01によって特定される収容場所に収容されている物品22を収納部42に収納するときには、第一認識部48aは、対応関係から当該物品22の識別情報ID01を取得する。これにより、第一認識部48aは、収納部42に収納する物品22が識別情報ID01によって識別される物品22であることを認識することができる。上述したことは、特定情報P02~特定情報P15によって特定される収容場所にそれぞれ収容されている物品22についても同様に言える。
本実施形態の無人搬送車30は、物品22を収容ケース21に収容した状態で搬送し、保管庫40は、第一取得装置47aと第一認識部48aとを備える。第一取得装置47aは、収容ケース21に設けられる特定コード23を読み取って収容ケース21を特定する特定情報を取得する。第一認識部48aは、記憶部50が記憶する対応関係から物品22の入庫時に第一取得装置47aによって取得された特定情報に対応する識別情報を取得し、対応関係から取得した識別情報に基づいて収納部42に収納する物品22を認識する。よって、本実施形態の保管庫40は、収容ケース21に収容されている物品22に設けられる識別コード24を順に読み取って物品22を認識する場合と比べて、収納部42に収納する物品22の認識作業を簡素化することができる。
なお、例えば、対基板作業機10において、物品22の一部(例えば、リール22aに収容されている一部の部品)が使用されて保管庫40に返送される場合がある。この場合、着荷部20の作業者と同様にして、対基板作業機10の作業者が物品22を収容ケース21に収容する際に、特定情報と識別情報との間の対応関係を生成し、対応関係を記憶部50に記憶することもできる。
また、上述した対応関係の生成および記憶を行わない場合、第二認識部48bが、収納部42に収納する物品22を認識すると良い(図8Aに示すステップS13)。例えば、第二認識部48bは、第二取得装置47bを用いて、収納部42に収納する物品22を認識することができる。第二取得装置47bは、物品22に設けられる識別コード24を読み取って物品22を識別する識別情報を取得する。具体的には、第二取得装置47bは、開口部41bに設けられており、後述する移動装置40bが無人搬送車30に搭載されている物品22を開口部41bに移動する。第二取得装置47bは、公知の読み取り装置(例えば、一次元コード、二次元コードを読み取るコードリーダ、無線タグと無線通信を行う無線リーダなど)を用いることができる。第二取得装置47bは、物品22に設けられる識別コード24を読み取って物品22を識別する識別情報を取得する。第二認識部48bは、物品22の入庫時に第二取得装置47bによって取得された識別情報に基づいて収納部42に収納する物品22を認識する。
上記の保管庫40は、物品22に設けられる識別コード24を読み取って物品22を識別する識別情報を取得する第二取得装置47bと、物品22の入庫時に第二取得装置47bによって取得された識別情報に基づいて収納部42に収納する物品22を認識する第二認識部48bとを備える。よって、上記の保管庫40は、物品22を収容する収容ケース21を特定する特定情報と、物品22を識別する識別情報との間の対応関係の生成および記憶が不要である。また、上記の保管庫40は、無人搬送車30に物品22を直接搭載する場合(収容ケース21を用いない場合)においても、収納部42に収納する物品22を認識することができる。
次に、移動部43は、無人搬送車30が開口部41aと連結して物品22が入庫したときに所定の収納部42に物品22を移動させる(図8Aに示すステップS14)。例えば、移動部43は、移動装置40bを用いて、物品22を移動する。移動装置40bは、鉛直方向(Z軸方向)視において、収納ユニット(第一収納ユニット42t1および第二収納ユニット42t2)より内側に設けられていると好適である。移動装置40bは、物品22を移動することができれば良く、種々の形態をとり得る。移動装置40bは、例えば、ロボットアーム(多関節ロボット)、昇降スライド機構などを用いることができる。例えば、物品22がリール22aの場合、図5Cに示すように、移動装置40bは、昇降部40b1と、把持部40b2とを備えていると好適である。
昇降部40b1は、鉛直方向(Z軸方向)に沿った軸線回りに所定角度、回転した状態で、鉛直方向(Z軸方向)に沿って把持部40b2を昇降させる。把持部40b2は、収容ケース21の仕切り部21bの角度θ1(収納部42の仕切り部42bの角度θ1)と同じ角度で、前進することができ、後退することができる。具体的には、昇降部40b1は、把持部40b2が前進したときに把持部40b2が所望のリール22aに到達するように、鉛直方向(Z軸方向)に沿って把持部40b2を昇降させる。次に、把持部40b2は、前進してリール22aを把持して、リール22aを把持した状態で後退する(入庫時取り出し作業)。
そして、昇降部40b1は、把持部40b2が前進したときに把持部40b2が所望の収納場所(第一収納ユニット42t1または第二収納ユニット42t2の一対の仕切り部42b)に到達するように、所定角度、回転して鉛直方向(Z軸方向)に沿って把持部40b2を昇降させる。次に、把持部40b2は、前進してリール22aを当該収納場所(一対の仕切り部42b)に挿入して、リール22aの把持を解除し後退する(入庫時収納作業)。
1-3-4.物品22の出庫時の制御例
選定部60は、対基板作業機10が必要とする物品22に合わせて保管庫40から無人搬送車30に出庫する物品22を選定する(図8Bに示すステップS21)。選定部60は、種々の演算装置(図示略)に設けることができる。また、例えば、対基板作業機10における段取り替えの発生、対基板作業機10に供給される物品22の不足の発生、または、段取り替え若しくは物品22の不足が生じる可能性の発生に応じて、対基板作業機10が必要とする物品22が定まる。選定部60は、保管庫40が保管する物品22の中から、対基板作業機10が必要とする物品22を選定することができる。
次に、記憶部50は、物品22の出庫時に第一取得装置47aによって取得された特定情報と、収容ケース21に収容する物品22を識別する識別情報との間の対応関係を記憶する(図8Bに示すステップS22)。既述したように、第一取得装置47aは、収容ケース21に設けられる特定コード23を読み取って特定情報を取得する。また、収容ケース21に収容する物品22(本実施形態では、選定部60によって選定される物品22)は、収納部42に収納する際に、第一認識部48aまたは第二認識部48bによって既に認識されている。よって、記憶部50は、図10に示す対応関係と同様の対応関係を記憶することができる。なお、開口部41aに収容ケース21が存在しない場合、保管庫40の制御装置40aは、管理装置19に対して、収容ケース21の搬送を依頼する。開口部41aに無人搬送車30が連結していない場合も同様であり、保管庫40の制御装置40aは、管理装置19に対して、無人搬送車30の配送を依頼する。
次に、移動部43は、収納部42に収納されている物品22を開口部41aと連結している無人搬送車30に移動させる(図8Bに示すステップS23)。例えば、移動部43は、既述した移動装置40bを用いて、物品22を移動する。具体的には、昇降部40b1は、把持部40b2が前進したときに把持部40b2が所望の収納場所(一対の仕切り部42b)に収納されているリール22aに到達するように、鉛直方向(Z軸方向)に沿って把持部40b2を昇降させる。次に、把持部40b2は、前進して当該収納場所(一対の仕切り部42b)に収納されているリール22aを把持して、リール22aを把持した状態で後退する(出庫時取り出し作業)。
そして、昇降部40b1は、把持部40b2が前進したときに把持部40b2が収容ケース21の所望の収容場所(一対の仕切り部21b)に到達するように、所定角度、回転して鉛直方向(Z軸方向)に沿って把持部40b2を昇降させる。次に、把持部40b2は、前進してリール22aを当該収容場所(一対の仕切り部21b)に挿入して、リール22aの把持を解除し後退する(出庫時収容作業)。
本実施形態の移動部43は、選定部60によって選定された物品22を無人搬送車30に移動させる。よって、本実施形態の保管庫40は、対基板作業機10が必要とする物品22を容易に出庫することができる。また、本実施形態では、記憶部50は、物品22の出庫時に第一取得装置47aによって取得された特定情報と、収容ケース21に収容する物品22を識別する識別情報との間の対応関係を記憶する。よって、本実施形態の保管庫40は、保管庫40から出庫する物品22と、当該物品22を収容する収容ケース21との関係を容易に把握することができる。
本実施形態の対基板作業機10は、基板90に部品を装着する部品装着機10cである。また、物品22は、部品を収容する部品テープが巻回されているリール22aであり、無人搬送車30は、リール22aを収容ケース21に収容した状態で搬送する。このとき、収容ケース21は、本体部21aと、本体部21aに対して所定の角度θ1で上方に突出するように設けられリール22aを収容可能な仕切り部21bとを備える。収納部42は、本体部42aと、本体部42aに対して所定の角度θ1で上方に突出するように設けられリール22aを収容可能な仕切り部42bとを備える。また、収容ケース21の仕切り部21bの角度θ1と、収納部42の仕切り部42bの角度θ1とが一致している。よって、本実施形態の保管庫40は、収容ケース21からリール22aを取り出すときの入庫時取り出し作業と、収容ケース21から取り出したリール22aを収納部42に収納するときの入庫時収納作業とを、移動装置40bの昇降動作、回転動作、前進動作および後退動作によって行うことができる。上述したことは、収納ユニットからリール22aを取り出すときの出庫時取り出し作業と、収納ユニットから取り出したリール22aを収容ケース21に収容するときの出庫時収容作業とについても同様に言える。
無人搬送車30に物品22が搭載されると、管理装置19は、無人搬送車30に搬送指令を送信する。無人搬送車30は、搬送指令を受信すると、搬送先に指定された対基板作業機10に物品22を搬送する。複数の無人搬送車30が基板生産設備80を走行し少なくとも一部の走行経路が共通する場合、管理装置19は、複数の無人搬送車30に走行優先度を設定すると良い。走行優先度は、例えば、搬送する物品22を用いた対基板作業の優先度、物品22の必要時期などに基づいて設定することができる。
1-3-5.その他
図5Aに示すように、保管庫40は、表示装置40eを備えている。表示装置40eは、公知の表示装置を用いることができ、各種データを作業者が視認可能に表示する。表示装置40eは、例えば、収納部42に収納されている物品22に関する物品情報などを作業者の操作に応じて表示する。なお、本実施形態の表示装置40eは、タッチパネルにより構成されており、表示装置40eは、作業者による種々の操作を受け付ける入力装置としても機能する。例えば、作業者は、タッチパネル(入力装置として機能する表示装置40e)を用いて、保管庫40から出庫させる所望の物品22を指定することができる。この場合、制御装置40aは、移動装置40bを用いて、指定された物品22を開口部41bに移動して出庫する。
また、制御装置40aは、物品22の位置情報、入出庫情報および保管情報を記憶することができる。位置情報は、物品22の収納場所を示す。入出庫情報は、物品22の入庫日時および出庫日時を示す。保管情報は、収納部42の雰囲気温度および湿度のうちの少なくとも一方を示す。制御装置40aは、物品22の収納時に物品22の位置情報および入庫日時を記憶する。制御装置40aは、物品22の保管中に保管情報を記憶する。制御装置40aは、物品22の出庫時に物品22の出庫日時を記憶する。
1-4.無人搬送車30の他の一例
図11に示すように、無人搬送車30は、台車部31と、押動部34とを備えることもできる。台車部31には、物品22が搭載される。この形態においても、台車部31は、支持部31aを備えることができ、無人搬送車30は、物品22を収容ケース21に収容した状態で搬送することができる。押動部34は、台車部31に揺動可能に設けられ、台車部31を押動する。押動部34は、台車部31を押し動かすことができれば良く、種々の形態をとり得る。例えば、押動部34は、台車部31に連結される連結部34aを備える。連結部34aは、凸状に形成されており、台車部31の貫通孔31bに挿通されている。貫通孔31bの内径は、連結部34aの外径と比べて若干、大きく形成されている。そのため、台車部31は、押動部34の移動に伴って、揺動しながら押動部34に追従する。
この形態では、図12に示すように、保管庫40の制御装置40aは、制御ブロックとして捉えると、第二位置決め部44bを備えていると好適である。また、保管庫40は、位置決め装置40fを備えていると好適である。なお、同図に示すように、制御装置40aは、牽引部45を具備していない。また、保管庫40は、牽引装置40cを具備していない。そのため、図8AのステップS11に示す制御の代わりに、第二位置決め部44bが開口部41aにおいて台車部31を位置決めする。これら以外の構成および制御手順は、上述した実施形態と同様である。
第二位置決め部44bは、押動部34によって台車部31が開口部41aに進入したときに台車部31を案内して開口部41aの所定位置に台車部31を位置決めする。第二位置決め部44bは、例えば、位置決め装置40fを用いて台車部31を位置決めすることができる。位置決め装置40fは、例えば、油圧、空気圧、電動などによって伸縮駆動するシリンダ機構を用いることができる。シリンダ機構は、少なくとも一対のシリンダを備える。一対のシリンダのうちの一方は、台車部31を位置決めする際に図11の矢印EC1に示す方向に移動し、一対のシリンダのうちの他方は、台車部31を位置決めする際に図11の矢印EC2に示す方向に移動する。
上記の無人搬送車30は、物品22が搭載される台車部31と、台車部31に揺動可能に設けられ台車部31を押動する押動部34とを備える。また、保管庫40は、開口部41aにおいて台車部31を位置決めする第二位置決め部44bを備える。第二位置決め部44bは、押動部34によって台車部31が開口部41aに進入したときに台車部31を案内して開口部41aの所定位置に台車部31を位置決めする。よって、無人搬送車30の位置決めが容易であり、無人搬送車30と開口部41aとの連結が容易である。なお、この形態では、保管庫40(第二位置決め部44bおよび位置決め装置40f)が主体的に無人搬送車30を誘導して、無人搬送車30が開口部41aと連結する。
1-5.保管装置70
保管装置70は、無人搬送車30と保管庫40とを備えている。無人搬送車30は、実施形態で既述した形態(被位置決め部32と制御部33とを備える形態)であっても良く、上述した変形形態(台車部31と押動部34とを備える形態)であっても良い。実施形態および変形形態で既述したことは、保管装置70についても同様に言える。なお、記憶部50は、管理装置19に設けることもできる。選定部60は、管理装置19に設けることもできる。
記憶部50が管理装置19に設けられる場合、管理装置19が、特定情報と識別情報との間の対応関係を一元管理することができる。同様に、選定部60が管理装置19に設けられる場合、管理装置19は、保管庫40から出庫する物品22の選定を一元管理することができる。特に、基板生産設備80が複数の収容ケース21を備える場合、対応関係の管理が煩雑になり易い。基板生産設備80が複数の保管庫40を備える場合、保管庫40から出庫する物品22の選定が煩雑になり易い。記憶部50および選定部60が管理装置19に設けられることにより、対応関係の管理および物品22の選定が容易になる。
1-6.その他
上述した実施形態および変形形態は、主に、物品22がリール22aの場合を例に説明されている。しかしながら、物品22は、例えば、既述したフィーダ22b、トレイ22c、はんだ容器22d、保持部材、保持部材収容装置などであっても良い。図2に示すように、物品22は、物品22に適合する収容ケース21に収容することができる。また、保管庫40は、物品22に適合する収納ユニットを備えることができ、物品22に適合する移動装置を備えることができる。さらに、保管庫40の移動装置は、物品22が収容されている収容ケース21を、収容ケース21ごと収納ユニットに収納することもできる。
2.実施形態の効果の一例
保管庫40によれば、開口部41aと収納部42と移動部43とを備える。これにより、保管庫40は、無人搬送車30が開口部41aと連結した状態で、無人搬送車30と保管庫40との間で直接、物品22を受け渡しすることができ、物品22の搬入作業および搬出作業の作業効率が向上する。
10:対基板作業機、10c:部品装着機、
21:収容ケース、21a,42a:本体部、21b,42b:仕切り部、
22:物品、22a:リール、23:特定コード、24:識別コード、
30:無人搬送車、31:台車部、32:被位置決め部、
33:制御部、34:押動部、
40:保管庫、41a:開口部、42:収納部、43:移動部、
44a:第一位置決め部、44b:第二位置決め部、45:牽引部、
46:保持部、47a:第一取得装置、47b:第二取得装置、
48a:第一認識部、48b:第二認識部、
50:記憶部、60:選定部、70:保管装置、90:基板、
CP1:凸状部位、RP1:凹状部位、θ1:角度。

Claims (12)

  1. 基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に物品を搬送する無人搬送車が連結可能な開口部と、
    前記無人搬送車によって搬送された前記物品を収納する収納部と、
    前記無人搬送車が前記開口部と連結して前記物品が入庫したときに所定の前記収納部に前記物品を移動させ、前記物品を出庫するときに当該収納部に収納されている前記物品を前記開口部と連結している前記無人搬送車に移動させる移動部と、
    を備え
    前記無人搬送車は、前記物品を収容ケースに収容した状態で搬送し、
    前記収容ケースは、本体部と、前記物品を収容可能な仕切り部と、を備え、
    前記移動部は、前記物品を出庫するときに、前記収納部に収納されている前記物品を前記収容ケースの前記仕切り部に移動し、
    移動した前記物品を特定する特定情報と、当該収容ケースの前記仕切り部の情報との対応関係を記憶する記憶部を備える保管庫。
  2. 基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に物品を搬送する無人搬送車が連結可能な開口部と、
    前記無人搬送車によって搬送された前記物品を収納する収納部と、
    前記無人搬送車が前記開口部と連結して前記物品が入庫したときに所定の前記収納部に前記物品を移動させ、前記物品を出庫するときに当該収納部に収納されている前記物品を前記開口部と連結している前記無人搬送車に移動させる移動部と、
    を備える保管庫であって、
    前記無人搬送車は、前記物品を収容ケースに収容した状態で搬送し、
    さらに、前記保管庫は、前記無人搬送車が前記開口部と連結した後に、シリンダ機構を用いて前記物品を収容している前記収容ケースを保持して前記無人搬送車の前記保管庫からの離脱を可能にする保持部を備え
    前記物品を収納する間に前記無人搬送車を前記保管庫において待機させずに、前記無人搬送車に他の前記物品を搬送させる保管庫。
  3. 基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に物品を搬送する無人搬送車が連結可能な開口部と、
    前記無人搬送車によって搬送された前記物品を収納する収納部と、
    前記無人搬送車が前記開口部と連結して前記物品が入庫したときに所定の前記収納部に前記物品を移動させ、前記物品を出庫するときに当該収納部に収納されている前記物品を前記開口部と連結している前記無人搬送車に移動させる移動部と、
    を備える保管庫であって、
    前記対基板作業機は、前記基板に部品を装着する部品装着機であり、
    前記物品は、前記部品を収容する部品テープが巻回されているリールであり、
    前記無人搬送車は、前記リールを収容ケースに収容した状態で搬送し、
    前記収容ケースおよび前記収納部は、
    本体部と、
    前記本体部に対して所定の角度で上方に突出するように設けられ前記リールを収容可能な仕切り部と、
    をそれぞれ備え、
    前記収容ケースの前記仕切り部の前記角度と、前記収納部の前記仕切り部の前記角度とが一致している保管庫。
  4. 前記無人搬送車は、前記物品を収容ケースに収容した状態で搬送し、
    前記保管庫は、
    前記収容ケースに設けられる特定コードを読み取って前記収容ケースを特定する特定情報を取得する第一取得装置と、
    前記特定情報と前記物品を識別する識別情報との間の対応関係を記憶する記憶部が記憶する前記対応関係から前記物品の入庫時に前記第一取得装置によって取得された前記特定情報に対応する前記識別情報を取得し、前記対応関係から取得した前記識別情報に基づいて前記収納部に収納する前記物品を認識する第一認識部と、
    を備える請求項1請求項3のいずれか一項に記載の保管庫。
  5. 前記記憶部は、前記物品の出庫時に前記第一取得装置によって取得された前記特定情報と、前記収容ケースに収容する前記物品を識別する前記識別情報との間の前記対応関係を記憶する請求項に記載の保管庫。
  6. 前記保管庫は、
    前記物品に設けられる識別コードを読み取って前記物品を識別する識別情報を取得する第二取得装置と、
    前記物品の入庫時に前記第二取得装置によって取得された前記識別情報に基づいて前記収納部に収納する前記物品を認識する第二認識部と、
    を備える請求項1請求項3のいずれか一項に記載の保管庫。
  7. 前記移動部は、前記対基板作業機が必要とする前記物品に合わせて前記保管庫から前記無人搬送車に出庫する前記物品を選定する選定部によって選定された前記物品を前記無人搬送車に移動させる請求項1~請求項のいずれか一項に記載の保管庫。
  8. 請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の保管庫と、
    前記無人搬送車と、
    を備える保管装置。
  9. 前記保管庫は、前記開口部において前記無人搬送車を位置決めする第一位置決め部を備え、
    前記無人搬送車は、
    前記第一位置決め部に位置決めされる被位置決め部と、
    前記被位置決め部が前記第一位置決め部に向かうように前記無人搬送車の走行を制御する制御部と、
    を備える請求項8に記載の保管装置。
  10. 前記第一位置決め部および前記被位置決め部のうちの一方は、凸状に形成されている凸状部位を備え、前記第一位置決め部および前記被位置決め部のうちの他方は、前記凸状部位と嵌合可能な部位であって凹状に形成されている凹状部位を備え、
    前記凸状部位と前記凹状部位とが嵌合することによって前記被位置決め部が前記第一位置決め部に位置決めされる請求項9に記載の保管装置。
  11. 前記保管庫は、前記無人搬送車を牽引して前記無人搬送車の位置決めを補助する牽引部を備える請求項9または請求項10に記載の保管装置。
  12. 前記無人搬送車は、
    前記物品が搭載される台車部と、
    前記台車部に揺動可能に設けられ前記台車部を押動する押動部と、
    を備え、
    前記保管庫は、前記開口部において前記台車部を位置決めする第二位置決め部を備え、
    前記第二位置決め部は、前記押動部によって前記台車部が前記開口部に進入したときに前記台車部を案内して前記開口部の所定位置に前記台車部を位置決めする請求項8に記載の保管装置。
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