JP7104583B2 - シールド掘進機、トンネルの施工方法、及び、スクリューコンベヤ - Google Patents
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Description
シールド工法ではシールド掘進機が用いられる。シールド掘進機は、例えば、筒状の胴部と、胴部の前端部に配置されるカッタヘッドと、カッタヘッドの後方で胴部内に配置される隔壁と、カッタヘッドと隔壁との間に形成されてカッタヘッドにより掘削された土砂を蓄えるチャンバと、チャンバ内に蓄えられた土砂を隔壁に開口させた土砂排出口から隔壁の後方に排出する排土装置とを備え、この排土装置はスクリューコンベヤを含み得る。
図1は、本発明の第1実施形態におけるシールド掘進機の概略構成を示す。尚、本実施形態では、便宜上、トンネル掘進方向を前進方向として前後を規定している。
スクリューコンベヤ20については、後述する図2~図4に示すように、ケーシング21の内部空間が、円柱状の第1空間部51と、その径方向外方に位置する螺旋状の第2空間部52とにより構成されている。すなわち、スクリューコンベヤ20は、第1空間部51及び第2空間部52を備えている。
尚、この突出部材55の押出状態では、土砂排出口21b側から第1空間部51を見て、第1空間部51が突出部材55によって閉じられてもよい。
本実施形態では、シールド掘進機1の掘進に伴って地層の構成が変化する場合に、その変化に応じて、以下の第1の作業例及び第2の作業例のいずれか一方が行われ得る。
第1の作業例は、以下の工程(A)~(F)を含む。
(B)ケーシング21の土砂取込口21aを閉塞する。
(C)シールド掘進機1の掘進を停止させた状態でスクリューコンベヤ20,30のスクリューを回転させてケーシング21,31内の土砂をケーシング31の土砂排出口31bから外へ排出させる。
(E)作業員が蓋体26,36を閉めて、ケーシング21の土砂取込口21aの閉塞を解除する。
(F)シールド掘進機1の掘進を再開する。
第2の作業例は、以下の工程(G)~(L)を含む。
(H)ケーシング31の土砂取込口31aを閉塞する。
(I)シールド掘進機1の掘進を停止させた状態でスクリューコンベヤ30のスクリューを回転させてケーシング31内の土砂をケーシング31の土砂排出口31bから外へ排出させる。
(K)作業員が蓋体36を閉めると共に、ケーシング31の土砂取込口31aの閉塞を解除する。
(L)シールド掘進機1の掘進を再開する。
(ア)前述の第1の作業例と第2の作業例とのどちらを実施するのか。
(イ)1つの開口部25及び2つの開口部35のうち、どの開口部に隣接する突出部材55の第1空間部51内への突出量を変更するのか。
(ウ)突出部材55の第1空間部51への突出量をどの程度変更をするのか。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
Claims (8)
- 筒状の胴部と、
前記胴部の前端部に配置されるカッタヘッドと、
前記カッタヘッドの後方で前記胴部内に配置される隔壁と、
前記カッタヘッドと前記隔壁との間に形成されて前記カッタヘッドにより掘削された土砂を蓄えるチャンバと、
前記チャンバ内に蓄えられた土砂を前記隔壁に開口させた土砂排出口から前記隔壁の後方に排出する排土装置と、
を含んで構成され、
前記排土装置はスクリューコンベヤを含み、
前記スクリューコンベヤは、
前端部に土砂取込口を有して後端部に土砂排出口を有する筒状のケーシングと、
前記ケーシング内に回転可能に設けられて螺旋状の回転羽根を含むスクリューと、
前記ケーシング内で前記回転羽根に隣接して形成されて前記ケーシングの長手方向に延び、かつ、前記回転羽根の径方向内方に位置する空間部と、
前記回転羽根に設けられて、前記回転羽根から前記径方向内方に、かつ、前記空間部内に突出可能な突出部材と、
を備え、
前記ケーシングの土砂取込口が前記隔壁の土砂排出口に接続されている、シールド掘進機。 - 前記突出部材は板状である、請求項1に記載のシールド掘進機。
- 前記スクリューコンベヤは、前記突出部材の前記空間部内への突出量を変化させる突出量変化機構を更に備える、請求項1又は請求項2に記載のシールド掘進機。
- 前記突出部材が前記回転羽根から取り外し可能に前記回転羽根に設けられている、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載のシールド掘進機。
- 前記スクリューコンベヤは、前記ケーシングの周壁に形成された開口部を開閉可能な蓋体を更に備え、
前記回転羽根のうち前記開口部に対向可能な領域に前記突出部材が設けられている、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載のシールド掘進機。 - 請求項1~請求項5のいずれか1つに記載のシールド掘進機を用いるトンネルの施工方法であって、
前記シールド掘進機の掘進を停止させること、
前記シールド掘進機の掘進を停止させた状態で前記スクリューを回転させて前記ケーシング内の土砂を前記ケーシングの土砂排出口から前記ケーシング外へ排出させること、
前記突出部材の前記空間部内への突出量を変更すること、及び、
前記シールド掘進機の掘進を再開すること、
を含む、トンネルの施工方法。 - シールド掘進機用のスクリューコンベヤであって、
一端部に土砂取込口を有して他端部に土砂排出口を有する筒状のケーシングと、
前記ケーシング内に回転可能に設けられて螺旋状の回転羽根を含むスクリューと、
前記ケーシング内で前記回転羽根に隣接して形成されて前記ケーシングの長手方向に延び、かつ、前記回転羽根の径方向内方に位置する空間部と、
前記回転羽根に設けられて、前記回転羽根から前記径方向内方に、かつ、前記空間部内に突出可能な突出部材と、
を備える、スクリューコンベヤ。 - 前記突出部材は板状である、請求項7に記載のスクリューコンベヤ。
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JP2018149355A JP7104583B2 (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | シールド掘進機、トンネルの施工方法、及び、スクリューコンベヤ |
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JP2000189831A (ja) | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Sato Kogyo Co Ltd | スクリュ―クラッシャ |
JP2002188145A (ja) | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Sanwa Kizai Co Ltd | 地中コンクリート杭の引き抜きケーシング |
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JPH0711891A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-13 | Nkk Corp | シールド機用スクリューコンベア |
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