JP7103855B2 - 歩行型農作業機 - Google Patents
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Description
図1は管理機1の前側斜視図、図2は管理機1の後側斜視図、図3は管理機1の左側面図、図4は管理機1の右側面図、図5は管理機1の正面図、図6は管理機1の背面図、図7は管理機1の平面図である。管理機1は、機体11の前後中央に配置されるミッションケース10と、機体11の前部上に配置されるエンジン20と、ミッションケース10の下部に支持されるクローラ走行部3(3L・3R)と、機体11の後部に配置され耕耘作業を可能とするロータリ耕耘装置4と、機体11の後部のロータリ耕耘装置4上方に配置される操縦部5と、機体11の前方に配置されるブレード7を有するブレード装置6とを備える。
図8はブレード装置6の分解斜視図であり、図9はブレード装置6の部分拡大断面図である。図8及び図9には、ブレード装置6に加えて車軸部12及びフランジ部材34を図示している。ブレード装置6は、排土や排雪のためのブレード7と、ブレード7を揺動可能に支持するスイング部材8と、スイング部材8及びブレード7を揺動させる操作部材9とを備える。
ブレード7は、本体部71と、左板部72Lと、右板部72Rと、左そり部73Lと、右そり部73Rと、取付部74とを備える。本体部71は、湾曲した板状の部材である。左板部72Lは本体部71の左端部にボルトで固定され、右板部72Rは本体部71の右端部にボルトで固定される。左そり部73Lは左板部72Lの下端部にボルトで固定され、右そり部73Rは右板部72Rの下端部にボルトで固定される。図3に示すように、ブレード7は、左そり部73L及び右そり部73Rが接地した状態で使用される。
スイング部材8は、左側の車軸部12に回動可能かつ着脱可能に連結される第1連結部81Lと、右側の車軸部12に回動可能に連結される第2連結部81Rと、第1連結部81L及び第2連結部81Rから機体11の前方まで延びるアーム部83とを備える。
操作部材9は、板部91と、板部91の左面に接合されるアーム92とを有する。板部91は、3組のボルト及びナットによって第1連結部81Lの左面に固定される。アーム92は、板部91から後上方へ延びるL字型のパイプである。アーム92は、上側の先端部近傍にハンドル51の下方に位置する当接部92Aを有する。一方、ハンドル51の当接部92Aに当接する位置には、トリム511が取り付けられている。そして、ハンドル51が下方へ変位する際に、当接部92Aはハンドル51に取り付けられたトリム511によって押下される。これにより、操作部材9及びスイング部材8が第1回転軸線R1を中心に揺動し、ブレード7が上方へ変位する。
ブレード装置6の組み付け手順としては、まず、操作部材9の板部91を3組のボルト及びナットによって第1連結部81Lに固定する。次に、一体となった操作部材9、第1連結部81L及び左アーム84Lと、第2連結部81R及び右アーム84Rとをピン63によって左右のフランジ部材34にそれぞれ取り付ける。次に、第3連結部85を左アーム84L及び右アーム84Rに取り付ける。次に、ブレード7をピン61、62によって第3連結部85に取り付けることで、ブレード装置6の組み付けが完了する。ブレード装置6の取り外しは、組み付け手順と逆の手順で行うことができる。また、ピン61、62を抜くことでブレード7を取り外し、左右のピン63を抜くことでアーム部83及び操作部材9を連結した状態のまま取り外すことができる。管理機1の輸送時には、ブレード7を取り外し、アーム部83及び操作部材9を連結した状態のまま取り外すことによって小型化した状態で輸送することができる。
ブレード装置6を取り付けた管理機1は、例えば、第1状態と第2状態と第3状態とをとり得る。第1状態は図3に示す状態である。第1状態においては、ハンドル51が上位置にあり、尾輪45が接地している。このとき、操作部材9はハンドル51に当接しておらず、ブレード7は接地している。第1状態において操作部材9とハンドル51との隙間は僅かであるため、操作部材9は前方へはほとんど変位できないが、後方へは変位可能である。したがって、ブレード7は地面の形状に追従して上方へ変位可能である。第1状態の管理機1は、ハンドル51が高い位置にあり、ブレード7で雪や土を押す作業がしやすい。
図10は第2状態にある管理機1の左側面図である。第1状態にある管理機1においてハンドル上下レバー53を握ってハンドル51を下位置まで下げることによって第2状態となる。第2状態においては、ハンドル51が下位置にあり、尾輪45が接地している。このとき、操作部材9はハンドル51に当接して押し下げられ、スイング部材8及びブレード7が第1回転軸線R1を中心に上方へ揺動し、ブレード7が地面から持ち上げられた位置で保持される。第2状態は、ブレード7で雪や土を持ち上げたり、ブレード7が障害物に当たらないようにするために利用される。
図11は第3状態にある管理機1の左側面図である。第2状態にある管理機1においてハンドル上下レバー53を握らずにハンドル51を上げることによって第3状態となる。第3状態においては、ハンドル51が下位置にあり、機体11が第1回転軸線R1を中心に前方へ回動してロータリ耕耘装置4が持ち上げられた位置で保持されている。このとき、操作部材9がハンドル51に当接したまま、スイング部材8及びブレード7が第1回転軸線R1を中心に下方へ揺動し、ブレード7が接地する。第3状態は、第2状態からハンドル51を持ち上げるだけで簡単に変位させることができるため、使い勝手がよい。
図12はブレード7周辺の拡大平面図である。取付部74の孔部74Fと第3連結部85の孔部85Fとが重なるようにブレード7を正面から右方へ回転させた位置で、取付部74の孔部74F及び第3連結部85の孔部85Fにピン62が挿入されている。これにより、ブレード7は右へ回転した位置で固定される。また、ブレード7を正面から左方へ回転させた位置で、取付部74の孔部74G及び第3連結部85の孔部85Fにピン62を挿入すると、ブレード7は左へ回転した位置で固定される。このように、ブレード7はアーム部83に対して左右方向に変位可能に設けられる。よって、オペレータはブレード7を所望の位置に固定して使用することができる。
図13は他の形態の操作部材95を備えた管理機1の左側面図である。この操作部材95は、アーム96の形状が上記の操作部材9と異なる。アーム96は、板部91から後上方へ延びる、く字型のパイプである。アーム96はハンドル51に沿ってオペレータの近くまで延びているため、オペレータが押し下げやすい。図14に示すように、オペレータによってアーム96が押し下げられると、操作部材9及びスイング部材8が第1回転軸線R1を中心に揺動し、ブレード7が上方へ変位する。
7 ブレード
8 スイング部材
9 操作部材
10 ミッションケース
11 機体
12 車軸部
51 ハンドル
81L 第1連結部
81R 第2連結部
83 アーム部
92A 当接部
Claims (3)
- ミッションケースと後方へ延びるハンドルとが設けられた機体と、
前記ミッションケースから左右に突出した車軸部と、
左右の前記車軸部にそれぞれ回動可能に連結される第1連結部及び第2連結部と、前記第1連結部及び前記第2連結部から前記機体の前方まで延びるアーム部と、を有するスイング部材と、
前記アーム部の前端部に設けられたブレードと、
前記スイング部材から後方へ延びる操作部材とを備え、
前記操作部材は、前記ハンドルの下方に位置する当接部を有し、
前記当接部は、下方へ変位する前記ハンドルによって押下され、
前記操作部材の変位に応じて前記スイング部材及び前記ブレードが揺動することを特徴とする歩行型農作業機。 - 前記第1連結部及び前記第2連結部は、前記車軸部に対して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の歩行型農作業機。
- 前記ブレードは、前記アーム部に対して左右方向に変位可能に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行型農作業機。
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Applications Claiming Priority (1)
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