JP7103815B2 - 容器 - Google Patents

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本発明は、容器内に指等を直接入れて内容物を取り出すことができるよう口部を広く形成したジャータイプの容器に関する。
この種の容器として、特許文献1には、容器の口部の外周面に亘って取り付けられた支持リングと、支持リングにヒンジを介して連結されて容器の口部を開閉可能に覆うキャップ本体と、支持リングとキャップ本体との間に分離可能に位置して支持リングとキャップ本体とを連結する開封バンドとが一体に射出成形された合成樹脂製のヒンジキャップを備えるものが開示されている。
この開封バンドは、ヒンジキャップを用いた容器が陳列販売されているとき、未開封であるか、あるいは開封済みであるかが容器の外観から簡単に目視にて判断でき、キャップ本体を引き起こすいたずらを未然に防止するバージンリングとしての機能を有するものである。
そして、初回開封時には、開封バンドを一端から捲り起こしヒンジキャップ周方向に沿って切り取ることで、支持リングとキャップ本体とがヒンジで連結された領域を除き分離され、キャップ本体の引き起こしが可能になる。
特開2009-286459号公報
ところで、上記従来の容器では、キャップ本体および容器口部の各々に形成したリブを嵌合させることで、初回開封後に再びキャップ本体を閉めた際にその閉蓋状態を維持する構造としているが、携帯時に振動や周囲の物への引っ掛かり等によりキャップ本体が開き中身が流出してしまう懸念がある。これを防止するためには、キャップ本体および容器口部の各々に形成したリブの嵌合力を高めればよいが、リブを強度に嵌合させると内容物を取り出す際にキャップ本体が開け難くなるという問題がある。
本発明の目的は、内容物を取り出す際にはキャップ本体を難なく開けることができ、携帯時には予期せぬ開封を防止することができる容器を提供することにある。
本発明の容器は、口部を有する容器本体と、前記口部に取り付けられる支持リングおよび該支持リングにヒンジを介して支持され前記口部を開閉可能に覆うキャップ本体を有するヒンジキャップと、を備える容器であって、前記口部の外面に形成された雄ネジと、前記支持リングの内面に形成されるとともに前記雄ネジと螺合し、前記ヒンジキャップの、前記容器本体に対する正逆回動に伴い前記ヒンジキャップを昇降移動させる雌ネジと、前記キャップ本体に形成され、前記ヒンジキャップの下降位置では前記口部に係合して前記キャップ本体の開封を防止する一方、前記ヒンジキャップの上昇位置では前記口部との係合から解放されて前記キャップ本体の開封を許容する係止部とを備え、前記キャップ本体は、容器軸線に沿って垂下するとともに前記口部に嵌合し前記ヒンジキャップの昇降移動を案内するシール筒を有し、前記口部は、該口部の上端開口を径方向内側に狭めるように延出させて前記ヒンジキャップの下降位置で前記シール筒に嵌合すると共に、上端が径方向外側に広げられ、前記キャップ本体の頂壁下面に当接する弾性リップ部を有する。
なお、本発明の容器にあっては、前記係止部は、前記雌ネジの延長線上に形成され前記ヒンジキャップの下降位置にて前記雄ネジに螺合するリブであることが好ましい。
さらに、本発明の容器にあっては、前記支持リングの前記雌ネジの下方に、前記ヒンジキャップの上昇方向で前記容器本体の外面に係合する抜け防止リブを有することが好ましい。
さらに、本発明の容器にあっては、前記キャップ本体と前記支持リングとは破断可能なブリッジを介して連結されていることが好ましい。
本発明の容器は、初回開封前の状態ではヒンジキャップが容器本体の口部に対して閉方向に締めこまれ下降位置にある。この状態では、キャップ本体に形成された係止部が容器本体の口部外面と係合することにより、キャップ本体の開封が防止されている。容器を開封する場合には、ヒンジキャップを容器本体に対して開方向に回動させる。これにより、ヒンジキャップが容器本体の口部に対して上昇移動し、係止部は口部外面との係合から解放され、ヒンジを基点としたキャップ本体の引き起こしが可能になる。
容器を再び閉める場合には、ヒンジを基点にキャップ本体を閉めた後にヒンジキャップを容器本体に対して締め込む(閉方向に回動する)操作を行うことで、キャップ本体の係止部が容器本体の口部の外面に再び係合してキャップ本体の開封は規制される。
したがって、本発明の容器によれば、内容物を取り出す際にはヒンジキャップを開方向へ回動させ、キャップ本体の係止部を容器本体の口部外面との係合から解放することでキャップ本体を難なく開けることができ、携帯時にはヒンジキャップを締め込むことにより係止部を容器本体の口部に再び係合させることで予期せぬ開封を防止することができる。
なお、本発明の容器において、前記係止部を、前記雌ネジの延長線上に形成され前記ヒンジキャップの下降位置にて前記雄ネジに螺合するリブで構成した場合には、係止部と雄ネジとの係合およびその解除をスムーズに行うことが可能になる。
また、本発明の容器において、前記キャップ本体に、容器軸線に沿って垂下するとともに前記口部に嵌合し前記ヒンジキャップの昇降移動を案内するシール筒を設けた場合には、ヒンジキャップの正逆回動時にヒンジキャップをスムーズに昇降移動させることができる。
さらに、本発明の容器において、前記支持リングの前記雌ネジの下方に、前記ヒンジキャップの上昇方向で前記容器本体の外面に係合する抜け防止リブを設けた場合には、ヒンジキャップを開方向へ回動させた際のヒンジキャップの上抜けを防止することができる。
さらに、本発明の容器において、前記キャップ本体と前記支持リングとを破断可能なブリッジを介して連結した場合には、未開封であることを容器の外観から簡単に目視にて判断できる。また、従来の容器のように初回開封に際してバージンリングをむしる必要がないため、開封時の煩わしさがなく、不要なゴミの発生もない。
本発明の一実施形態の容器の側面図である。 図1の容器のヒンジ側を示す背面図である。 図1の容器の平面図である。 図1の容器を一部断面で示す側面図である。 ヒンジキャップの断面図である。 図4の状態からヒンジキャップを開方向に180度回動させ、ヒンジキャップを上昇移動させることで係止部と雄ネジとの係合を解除した状態を示す図である。 図6の状態からキャップ本体を引き起こした状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。ここで図1は、本発明の一実施形態の容器の側面図であり、図2は、該容器のヒンジ側を示す背面図であり、図3は、図1の容器の平面図であり、図4は図1の容器を一部断面で示す側面図であり、図5は、ヒンジキャップの断面図である。
図1~図4に示すように、本実施形態の容器10は、各々合成樹脂からなる容器本体12とヒンジキャップ14とを備える。容器本体12は、筒状の胴部16と、該胴部16の下端を閉塞する底部18と、胴部16から上方に延出しその外周面にヒンジキャップ14が被せ付けられる口部20とを有する。この容器10は、容器本体12内に指等を直接入れて内容物を取り出すことができるよう口部20を広く形成したジャータイプの容器10である。内容物として、錠剤や軟膏などの薬剤、美容クリームなどの化粧料、ガムや飴玉などの粒菓子を例示するが、内容物に特に限定はない。この容器10は、ヒンジキャップ14を閉方向(図3中「CLOSE」で示す方向)に回動するとヒンジキャップ14の開封が防止され、反対にヒンジキャップ14を開方向(図3中「OPEN」で示す方向)に回動するとヒンジキャップ14の開封が可能となるロック機能を備えるものである。胴部16の外面にはヒンジキャップ14を開方向に回動させる際の回動量の目安として、例えば後述の指掛け部46との位置合わせ用のマーク22を形成してもよい。位置合わせ用マーク22としては、図示例のような隆起部または凹陥部を形成するほか、ラベルを貼付してもよい。
図4に示すように、ヒンジキャップ14が取り付けられる口部20は、胴部16の上端から段部20aを経て胴部16よりも僅かに小さい径で上方に延出した下側筒部20bと、下側筒部20bから段部20cを経て下側筒部20bよりも僅かに小さい径で上方に延出した上側筒部20dと、上側筒部20dの上端から上方に延出し口部20の上端開口を僅かに狭める断面略C字状の弾性リップ部20eとを有する。弾性リップ部20eは、ヒンジキャップ14を締め込んだ際に後述するキャップ本体32の頂壁32a下面に当接する高さまで形成してもよく、これによれば弾性リップ部20eの上端と頂壁32aとの間でも密封性を高めることができる。また、頂壁32aが弾性リップ部20eに当接する位置をヒンジキャップ14の下降限(締め込み位置)としてもよい。また、弾性リップ部20eは上端が径方向外側に広げられた形状を有することにより、後述するシール筒52が挿入される際の挿入案内部としても機能する。
下側筒部20bと段部20cとの間の口部外面には口部周方向に沿って延びる環状リブ24が形成されている。環状リブ24に代えて間欠リブまたは凸部を形成してもよい。上側筒部20dの外面には雄ネジ26が形成されている。
ヒンジキャップ14は、図4および図5に示すように、容器本体12の口部20に取り付けられる支持リング28と該支持リング28にヒンジ30を介して支持され容器本体12の口部20を開閉可能に覆うキャップ本体32とを有する。支持リング28とキャップ本体32とは、初回開封時のキャップ本体32の引き起こし動作で破断されるブリッジ34(図5参照)を介して連結されている。ヒンジキャップ14は、図示例では、支持リング28とキャップ本体32が射出成形等により一体的に成形された一体成形品であるが、支持リング28とキャップ本体32とを別々に成形しヒンジ30を用いて相互連結したものでもよい。
支持リング28は、口部20の下側筒部20bを取り囲むように配置される下側リング部28aと、下側リング部28aから段部28bを経て下側リング部28aよりも僅かに小さい径で上方に延出した上側リング部28cとを有する。上側リング部28cは口部20の上側筒部20dを取り囲むように配置され、その内面には雌ネジ36が形成されている。雌ネジ36は、口部20の上側筒部20dに形成された雄ネジ26と螺合し容器本体12に対するヒンジキャップ14の正逆回転(図3参照)に伴いヒンジキャップ14を昇降移動させるものである。上側リング部28cの外面にはヒンジキャップ14を回動させる際に指を掛けることができる複数の指掛けリブ40が形成されている(図1および図2参照)。
図4および図5に示すように、下側リング部28aの内周面下端部には、ヒンジキャップ14の上昇方向で容器本体12の口部20の外面に形成された環状リブ24に係合(当接)し、ヒンジキャップ14の上方への抜けを防止する抜け防止リブ44が形成されている。抜け防止リブ44は、図示例のように周方向に連続して延びる環状リブに限らず、周方向に間隔をおいて配置された複数の間欠リブまたは突起でもよい。
キャップ本体32は、容器本体12の口部20を上方から覆う頂壁32aと該頂壁32aの外縁から垂下する周壁32bとを有する。周壁32bの前方側、すなわちヒンジ30側とは反対側にはキャップ本体32を引き起こす際に指等を掛けることができる指掛け部46が形成されている。また、周壁32bの外面にも、上側リング部28cと同様に複数の指掛けリブ48が形成されている(図1および図2参照)。
図4および図5に示すように、周壁32bの内面には、ヒンジキャップ14を「CLOSE」方向(図3参照)へ回動し下降させた状態では口部20の外面に係合してキャップ本体32の引き起こしを防止する一方、ヒンジキャップ14を「OPEN」方向(図3参照)へ所定角度(例えば180度)だけ回動し上昇させた状態では口部20との係合から解放されてキャップ本体32の引き起こしを許容する係止部50が形成されている。図示例では、係止部50は、支持リング28の上側リング部28cに形成された雌ネジ36の延長線上に形成されてヒンジキャップ14の下降位置にて口部20の外面に形成された雄ネジ26と螺合するリブで構成される。しかし、係止部50は、ヒンジキャップ14を下降させた際に、口部20に雄ネジ26とは別に設けた環状突起(アンダーカット)を乗り越え、その後は該環状突起に下方から係合する凸部で構成してもよく、あるいは、上側リング部28cの雌ネジ36の延長線上に形成され、口部20の雄ネジ26と螺合する複数の間欠リブで構成してもよい。係止部50を凸部で構成する場合には、凸部と係合する上記環状突起を雄ネジ26に対して軸方向上側に離間した位置に配置するとともに、凸部を上側リング部28cに形成した雌ネジ36に対して軸方向上側に離間した位置に配置するのがよい。
また、キャップ本体32には、周壁32bの内側で頂壁32aから垂下し容器本体12の口部20上端の弾性リップ部20eに嵌合するシール筒52が形成されている。図4に示すようにシール筒52は、ヒンジ30側領域の下垂長さ寸法L1が他の領域の下垂長さ寸法L2に比べて大きくなるよう形成されている。シール筒52の指掛け部46側(ヒンジ30側と反対側)領域の下垂長さ寸法L2は、ヒンジキャップ14の下降位置においてキャップ本体32が引き起こされそうになった場合に口部20の弾性リップ部20eに引っ掛かってキャップ本体32のそれ以上の引き起こしを阻止する一方、ヒンジキャップ14の上昇位置ではキャップ本体32の引き起こし時に弾性リップ部20e(口部20)からの抜き出しが可能となる長さとするのが好ましい。
次いで、上記構成を備える容器10の使用態様について説明する。図4に示した初回開封前の状態では、ヒンジキャップ14は容器本体12の口部20に対して閉方向に締めこまれ下死点に位置している。この状態では、キャップ本体32の周壁32bに形成された係止部50が容器本体12の口部20に形成された雄ネジ26と係合(螺合)することにより、キャップ本体32の開封が防止されている。また、キャップ本体32と支持リング28とがブリッジ34で連結されているので、未開封であることを容器10の外観から簡単に目視にて判断できる。容器10を開封する場合には、図6に示すように、ヒンジキャップ14を、指掛け部46が容器本体12の胴部16に設けられた位置合わせ用マーク22に合うまで開方向に回動させる。これにより、図中矢印で示すようにヒンジキャップ14が容器本体12の口部20に対して上昇移動し、係止部50は雄ネジ26との係合(螺合)から解放されるとともに、抜け防止リブ44が環状リブ24と係合してヒンジキャップ14のそれ以上の上昇移動は規制される。また、キャップ本体32の頂壁32aから垂下したシール筒52が容器本体12の口部20から離脱可能となる。そして、図7に示すように、ヒンジ30を基点にキャップ本体32を引き起こすとキャップ本体32と支持リング28とを連結していたブリッジ34が破断し容器10が開封される。
容器10を再び閉める場合には、ヒンジ30を基点にキャップ本体32を閉めシール筒52を口部20に嵌合させる。このとき、まず、シール筒52のヒンジ側領域が口部20内に挿入され、ヒンジ30を基点としたキャップ本体32の回動をガイドする。日常での使用時(容器10を持ち歩かない場合)にはヒンジキャップ14を締め込まずにキャップ本体32を閉めてシール筒52を口部20に嵌合させただけの状態で保管してもよい。容器10を携帯する場合には、キャップ本体32を閉めた後にヒンジキャップ14を締め込む操作を行う。これにより、キャップ本体32の係止部50が容器本体12の口部20に形成された雄ネジ26に係合(螺合)するため、キャップ本体32の誤開封は防止される。
このように、本実施形態の容器10によれば、内容物を取り出す際にはキャップ本体32を開方向へ回動させ、キャップ本体32の係止部50を容器本体12の口部20に形成された雄ネジ26との係合から解放することでキャップ本体32を難なく開けることができ、携帯時にはヒンジキャップ14を締め込んで係止部50を雄ネジ26に係合させることで予期せぬ開封を防止することができる。また、従来の容器のように初回開封に際してバージンリングをむしる必要がないため、開封時の煩わしさがなく、不要なゴミの発生もない。さらに、日常での使用時にシール筒52を容器本体12の口部20に挿入するだけでヒンジキャップ14を締め込まずに保管する場合には、次回の開封がさらに容易となる。
また、本実施形態の容器10によれば、キャップ本体32に、容器軸線に沿って垂下するとともに容器本体12の口部20に嵌合しヒンジキャップ14の回動に伴う昇降移動を案内するシール筒52を設けたので、ヒンジキャップ14の正逆回動時にヒンジキャップ14をスムーズに昇降移動させることができる。
さらに、本実施形態の容器10によれば、ヒンジキャップ14が下降位置にある状態において係止部50と雄ネジ26との係合が無理に解除されキャップ本体32が引き起こされた場合でも、シール筒52の、指掛け部46側領域が容器本体12の口部20に引っ掛かってそれ以上の引き起こしが防止される。したがって、携帯時等の誤開封を二重に防止することができる。
さらに、本実施形態の容器10によれば、支持リング28の雌ネジ36の下方に、ヒンジキャップ14の上昇方向で容器本体12の外面に係合する抜け防止リブ44を設けたので、ヒンジキャップ14を開方向へ回動させた際のヒンジキャップ14の上抜けを防止することができる。
以上、図示例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、種々の変更、追加、修正が可能であり、例えば、キャップ本体32と支持リング28とをブリッジ34で破断可能に連結するのに代えて、一端から捲り起こしヒンジキャップ14の周方向に沿って切り取り可能なバージンリングによってキャップ本体32と支持リング28とを連結するようにしてもよい。
本発明により、内容物を取り出す際にはキャップ本体を難なく開けることができ、携帯時には予期せぬ開封を防止することができる容器を提供することが可能になった。
10 容器
12 容器本体
14 ヒンジキャップ
16 胴部
18 底部
20 口部
20a,20c 段部
20b 下側筒部
20d 上側筒部
20e 弾性リップ部
22 位置合わせ用マーク
24 環状リブ
26 雄ネジ
28 支持リング
28a 下側リング部
28b 段部
28c 上側リング部
30 ヒンジ
32 キャップ本体
32a 頂壁
32b 周壁
34 ブリッジ
36 雌ネジ
40 指掛けリブ
44 抜け防止リブ
46 指掛け部
48 指掛けリブ
50 係止部
52 シール筒

Claims (4)

  1. 口部を有する容器本体と、前記口部に取り付けられる支持リングおよび該支持リングにヒンジを介して支持され前記口部を開閉可能に覆うキャップ本体を有するヒンジキャップと、を備える容器であって、
    前記口部の外面に形成された雄ネジと、
    前記支持リングの内面に形成されるとともに前記雄ネジと螺合し、前記ヒンジキャップの、前記容器本体に対する正逆回動に伴い前記ヒンジキャップを昇降移動させる雌ネジと、
    前記キャップ本体に形成され、前記ヒンジキャップの下降位置では前記口部に係合して前記キャップ本体の開封を防止する一方、前記ヒンジキャップの上昇位置では前記口部との係合から解放されて前記キャップ本体の開封を許容する係止部とを備え、
    前記キャップ本体は、容器軸線に沿って垂下するとともに前記口部に嵌合し前記ヒンジキャップの昇降移動を案内するシール筒を有し、
    前記口部は、該口部の上端開口を径方向内側に狭めるように延出させて前記ヒンジキャップの下降位置で前記シール筒に嵌合すると共に、上端が径方向外側に広げられ、前記キャップ本体の頂壁下面に当接する弾性リップ部を有することを特徴とする容器。
  2. 前記係止部は、前記雌ネジの延長線上に形成され前記ヒンジキャップの下降位置にて前記雄ネジに螺合するリブである、請求項1に記載の容器。
  3. 前記支持リングの前記雌ネジの下方に、前記ヒンジキャップの上昇方向で前記容器本体の外面に係合する抜け防止リブを有する、請求項1または2に記載の容器。
  4. 前記キャップ本体と前記支持リングとは破断可能なブリッジを介して連結されている、請求項1からまでのいずれか一項に記載の容器。
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