JP7100796B2 - 料理のレシピ表示システム、方法及びプログラム - Google Patents

料理のレシピ表示システム、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、料理のレシピ表示システム、方法及びプログラムに関し、より詳しくは、料理を調理する際に使用する全ての材料(例えば、食材や調味料)等と該料理の各調理工程における作業内容及びそこで使用される材料等を一目瞭然に表示することで、これらの関係性を容易に把握しながら、該料理を効率的に調理することのできる料理のレシピ表示システム、方法及びプログラムに関する。
料理のレシピを参照する者は、通常、当該レシピに係る料理の調理をしたことがないか又は調理が不慣れな者(以下、これらの者を合わせて「未経験調理者」という。)であるところ、このような未経験調理者は、その料理の調理に使用される全ての材料や使用分量、並びに、料理の各調理工程の作業内容を把握していないのが一般的である。
そのため、未経験調理者が上手く料理を完成させるためには、料理のレシピを参照し、料理の各調理工程の作業内容とともに、各調理工程で使用される材料及び使用分量、並びに、その料理の調理に使用される全ての材料及び使用分量との関係性を、常に確認(把握)しながら料理の調理を進めていく必要がある(以下、この確認作業のことを「材料等確認作業」という)。
例えば、料理の調理に使用される食材及び使用分量として「たまねぎ・・・1個」、最初の調理工程で「たまねぎをみじん切りにする。」とあった場合、未経験調理者は、「たまねぎの使用分量はどれくらいだったか。」、又は、「たまねぎの使用分量は1個とあったが、この調理工程で全てのたまねぎを処理してよいのか。後の調理工程で、再度、たまねぎを使用することはあるか。」等を、逐一確認しながら調理を進めていく、という具合である(もし、未経験調理者が、この材料等確認作業を怠った場合には、後の調理工程で、再度、たまねぎを使用する必要があったにもかかわらず、最初の調理工程で全てのたまねぎを使用してしまい、後の調理工程を行うことができなくなってしまうという事態が生じる場合がある。つまり、結果として料理が完成しないという問題が生じる)。
しかし、昨今では、女性の社会進出の進展により、共働きの世帯が増加しているところ、このような時代背景により、未経験調理者が生活の中で料理の調理にあてられる時間は限られたものとなっていることから、未経験調理者には、材料等確認作業を行いながら料理を調理したくても、その時間を十分に確保することができない、という問題が生じている。
そこで、従来、このような問題を少しでも改善しようと、料理を調理する時間を十分に確保できない未経験調理者が、料理を調理する際に参照する料理のレシピとして、例えば、非特許文献1のような料理のレシピサイトが知られている。
この非特許文献1の料理のレシピサイトは、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量を「材料」の項に一覧的に表示するとともに、該料理の各調理工程の作業内容を、「材料」の項の下段にある「作り方」の項に、それぞれ(工程順に)文章で表示することで、料理を調理する際に必要となる基本的な情報を、一つのサイトで確認できるようになっている。
レタスクラブニュース 麻婆(マーボー)なす〔平成29年10月2日検索〕、インターネット<URL: https://www.lettuceclub.net/recipe/dish/21904/>
しかし、非特許文献1の料理のレシピサイトは、各調理工程の作業内容を、「作り方」の項に、各調理工程で使用する材料、使用分量及び作業の方法を混然としたかたちで、文章で一纏めに表示していることから(使用分量については、調味料の使用分量のみが表示されている)、未経験調理者は、このような表示を見ても、各調理工程の作業内容(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)を即座に捉えることができない。したがって、未経験調理者は、非特許文献1の料理のレシピサイトを参照したとしても、一見して料理のレシピを理解することができないことから、非特許文献1の料理のレシピサイトは、特に、料理を調理する時間を十分に確保できない未経験調理者が料理を調理する際に参照するレシピとしては不向きである。
また、非特許文献1の料理のレシピサイトでは、上記のとおり、各調理工程の作業内容が、「作り方」の項に、各調理工程で使用する材料、使用分量及び作業の方法を混然としたかたちで、文章で一纏めに表示されているとともに、「作り方」の項に表示される使用分量については、調味料の使用分量のみが表示されているものであって、各調理工程で使用する材料の内、食材については使用分量に関する情報が表示されていないことから、未経験調理者は、当該レシピサイトを参照したとしても、当該表示のみから、料理の各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理の調理に使用される全ての材料及び使用分量の三者の関係性を直ちに把握することができない。つまり、「作り方」の項には、各調理工程の作業内容が一目瞭然に表示されていないばかりか、これらの関係性を直ちに把握するための必要な情報は表示されていないのであるから、未経験調理者は、当該表示のみをもって、材料等確認作業を行うことができないのである(未経験調理者は、当該レシピサイトを参照したとしても、材料等確認作業を効率的に行うことができない)。
さらに、このことから、未経験調理者が、非特許文献1の料理のレシピサイトを用いて材料等確認作業を行うためには、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量が表示されている「材料」の項の表示内容、並びに、「作り方」の項に表示される表示内容を対比して確認しなければならないところ、当該レシピサイトが表示されているスマートフォンやタブレット等の端末の画面上(当該画面の表示領域内)に、「材料」又は「作り方」の項の表示内容のいずれか一方が表示されている場合には、他方の表示内容は、当該端末の画面上(当該画面の表示領域)から見切れてしまうことから、未経験調理者は、当該画面の表示領域内に表示される表示内容のみから、一見して、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理の調理に使用される全ての材料及び使用分量との関係性を把握することができない。つまり、当該レシピサイトでは、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理の調理に使用される全ての材料及び使用分量との関係性を把握するために必要な「材料」及び「作り方」の項の表示内容が、当該画面上(当該画面の表示領域内)に一纏めに表示されることはなく、これら両表示内容を一見して対比することができないことから、未経験調理者は、当該レシピサイトを用いて、効率的に材料等確認作業を行うことができないということである(調理工程数の多い料理の場合はなおさらである)。
また、この場合、未経験調理者が当該レシピサイトを用いて材料等確認作業を行うためには、当該端末画面の表示を上方又は下方にスクロールさせて、他方の表示内容を当該端末の画面上(当該画面の表示領域内)に表示させる必要があることから、未経験調理者は、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理の調理に使用される全ての材料及び使用分量との関係性を把握すべく、「材料」及び「作り方」の項の表示内容を、上記スクロールを繰り返しながら、当該画面上(当該画面の表示領域内)で交互に確認しなければならない(つまり、「材料」及び「作り方」の項の表示内容を、何度も見比べなければならない)。よって、未経験調理者がこれらの関係性を把握することは容易でない。
加えて、上記のとおり、未経験調理者が当該レシピサイトを用いて材料等確認作業を行う場合には、当該端末画面の表示を上方又は下方にスクロールさせる必要があることから、未経験調理者は、このような操作のために余計な作業を強いられることになる。
またその結果、未経験調理者は、料理を調理中の手(洗浄済の手)で、衛生的とはいえない当該端末に何度も触れ、当該端末の操作(スクロール)を行うことになることから、衛生的にも問題である。また、この場合、当該端末には料理を調理中の手を介して、食材や調味料が付着するおそれがあることから、当該端末を操作すべく、料理を調理中の手で何度も当該端末に触れることは、当該端末の故障にもつながる結果となる。
そこで、本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、料理を調理する際に使用する全ての材料(例えば、食材や調味料)等と該料理の各調理工程における作業内容及びそこで使用される材料等を一目瞭然に表示することで、これらの関係性を容易に把握しながら、該料理を効率的に調理することのできる料理のレシピ表示システム、方法及びプログラムを提供することを目的とするものである。
請求項1の発明に係る料理のレシピ表示システムは、複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する記憶手段と、該記憶手段によって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を表示する第1の領域と、該記憶手段によって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、それぞれ表示し、該記憶手段によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示する複数の第2の領域とを含む画面データを生成する画面データ生成手段と、該画面データ生成手段によって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末に送信する画面データ送信手段とを備え、該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置することを特徴とする。
請求項の発明に係る料理のレシピ表示システムは、請求項に記載の料理のレシピ表示システムであって、該画面データ生成手段は、該工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、該工程材料情報及び該工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、該工程調理器具情報及び該工程調理器具使用個数情報が表示される色と該工程材料情報及び該工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成することを特徴とする。
請求項の発明に係る料理のレシピ表示システムは、請求項1又は2に記載の料理のレシピ表示システムであって、該画面データ生成手段は、該工程材料情報及び該工程使用分量情報並びに該工程調理器具情報及び該工程調理器具使用個数情報が表示される色と該作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成することを特徴とする。
請求項の発明に係る料理のレシピ表示システムは、請求項1乃至のいずれかに記載の料理のレシピ表示システムであって、該記憶手段は、さらに、該料理を調理している様子が撮影された動画像を記憶し、該画面データ生成手段によって生成される画面データには、さらに、該記憶手段によって記憶されている動画像を表示する第3の領域を含むものであって、該第3の領域は、該第3、第1の領域の順に、該第1及び第2の領域の直線上に位置することを特徴とする。
請求項の発明に係る料理のレシピ表示システムは、請求項に記載の料理のレシピ表示システムであって、該動画像は、各該調理工程ごとに複数のチャプターから構成されるものであって、各該調理工程ごとの該動画像を、対応する該チャプターの先頭から表示するよう指示する表示指示情報を、該端末から受信する表示指示情報受信手段と、該表示指示情報受信手段によって受信した表示指示情報に基づいて、対応する該チャプターの先頭から表示される各該調理工程ごとの該動画像を、該端末に送信する動画像送信手段とを備え、該画面データ生成手段によって生成される画面データに含まれる複数の第2の領域には、それぞれ、該端末を介して該表示指示情報を送信するための操作ボタン画像が表示されていることを特徴とする。
請求項の発明に係る料理のレシピ表示システムは、複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する情報記憶手段と、該情報記憶手段によって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を、第1の領域に表示する材料分量情報表示手段と、該情報記憶手段によって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、複数の第2の領域に、それぞれ表示する作業内容情報表示手段と、該情報記憶手段によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報が表示される該第2の領域に、該作業内容情報と区分けして表示する工程材料分量情報表示手段とを備え、該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置するとともに、表示全体が該直線上に画面スクロールされることを特徴とする。
請求項の発明に係る料理のレシピ表示方法は、料理のレシピ表示システムにおける料理のレシピ表示方法であって、該料理のレシピ表示システムは、複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する記憶ステップと、該記憶ステップによって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を表示する第1の領域と、該記憶ステップによって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、それぞれ表示し、該記憶ステップによって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示する複数の第2の領域とを含む画面データを生成する画面データ生成ステップと、該画面データ生成ステップによって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末に送信する画面データ送信ステップとを実行するものであって、該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置することを特徴とする。
請求項の発明に係るプログラムは、コンピュータを、料理のレシピ表示システムとして機能させるためのプログラムであって、該料理のレシピ表示システムは、複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する記憶手段と、該記憶手段によって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を表示する第1の領域と、該記憶手段によって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、それぞれ表示し、該記憶手段によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示する複数の第2の領域とを含む画面データを生成する画面データ生成手段と、該画面データ生成手段によって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末に送信する画面データ送信手段とを備え、該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置することを特徴とする。
請求項1、7及び8に記載の発明は、上記構成を有することから、料理の各調理工程における作業内容及びそこで使用される材料等を一目瞭然に表示することができる。これにより、本件発明を用いれば、未経験調理者は、一見して料理のレシピを理解することができる。
[区分け表示の効果]
すなわち、本件発明では、各調理工程ごとの、料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、これと関付けて記憶されている、作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報が、混然一体となることなく、一目瞭然に同じ第2の領域に明確に区分けされたかたちで表示されるものとなっていることから、このような第2の領域を含む画面データを、自身の端末(スマートフォンやタブレット等のこと。以下、「端末」という。)に受信した未経験調理者は、端末の画面上に表示される第2の領域の表示内容を通じて、各調理工程の作業内容及び料理を調理するために必要な全ての材料等の内、その作業内容において使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)を、即座に捉えることができるのである。
このように、本件発明を用いれば、未経験調理者は、一見して料理のレシピを理解することができることから、本件発明は、特に、料理を調理する時間を十分に確保できない未経験調理者に対して、最適な料理のレシピを提供することができる。
また、このことに加え、第2の領域に表示される工程材料情報に係る材料及び工程使用分量情報に係る使用分量は、それぞれ、第1の領域に表示される材料情報に係る材料及び使用分量情報に係る使用分量(料理を調理する際に使用される全ての材料及びその使用分量のこと)の内、各調理工程における作業内容を実行する際に使用される材料及びその使用分量のことであることから、第1及び第2の領域を含む画面データを、自身の端末に受信した未経験調理者は、端末の画面上に表示される第1の領域の表示内容(材料情報及び使用分量情報)及び第2の領域の表示内容を、順に確認するだけで、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量の三者の関係性を容易に(一見して)把握することができる。すなわち、未経験調理者は、端末の画面上に表示される第1の領域の表示内容を事前に確認して、料理の調理の際に使用する全ての材料及び使用分量を把握しておけば、後は、第2の領域に表示される内容を確認するだけで、これら三者の関係性を容易に(一見して)把握することができることから、本件発明を用いれば、効率的に材料等確認作業を行うことができるのである(つまり、第1の領域と第2の領域の表示内容を、何度も見比べる必要はない)。
[スクロール時の効果]
さらに、本件発明では、第1及び第2の領域が第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、複数の第2の領域が調理工程の順に従って、それぞれ直線上に位置するものとなっていることから、第1及び第2の領域を含む画面データを、自身の端末に受信した未経験調理者は、材料等確認作業を行うために、何度も、端末を操作して端末画面の表示をスクロールさせる必要がない。よって、本件発明を用いれば、未経験調理者は、材料等確認作業を行うために余計な作業(操作)を強いられることがないことから、簡易迅速(効率的)に材料等確認作業を行うことができる。
このことを詳しく説明すると、第1及び第2の領域を含む画面データを受信した未経験調理者の端末の画面上(当該画面の表示領域内)に、例えば、「第1の領域」の表示内容が表示されている場合には、「第2の領域」の表示内容は、全て又はその大半が端末の画面上(当該画面の表示領域)から見切れてしまうことになる。そのため、本件発明においても、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量との関係性を把握するために必要な第1及び第2の領域の表示内容が、端末の画面上(当該画面の表示領域内)に一纏めに表示されることはないことから、本件発明では、非特許文献1の料理のレシピサイトと同様に、未経験調理者に対して、材料等確認作業のための余計な作業(操作)を強いるものとも思われる。
しかし、本件発明を用いて材料等確認作業を行うためには、上記のとおり、まず、第1の領域に表示される材料情報と使用分量情報を確認し、続いて、第2の領域に表示される内容を確認すればよいのであり、未経験調理者は、本件発明の上記構成より、端末の画面上(当該画面の表示領域内)に第1の領域の表示内容が表示されている状態から、端末画面の表示を一度だけスクロールさせて、第2の領域の表示内容を端末の画面上(当該画面の表示領域内)に表示させることで、第1及び第2の領域の表示内容を順に確認することができる(材料等確認作業を行うことができる)のであるから、本件発明では、未経験調理者に対して、材料等確認作業のための余計な作業(操作)を強いることはない。したがって、第1及び第2の領域の表示内容が端末の画面上(当該画面の表示領域内)に一纏めに表示されないものだとしても、未経験調理者は、材料等確認作業を行う際に、何度も端末を操作して、端末画面の表示をスクロールさせる必要はなく、一度の操作(スクロール)を行うだけで、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量の三者の関係性を容易に(一見して)把握することができることから、本件発明を用いれば、未経験調理者は、簡易迅速(効率的)に材料等確認作業を行うことができるのである。
なお、料理の調理工程が多数の調理工程からなる場合には、例えば、前半の調理工程に対応する第2の領域の表示内容が端末の画面上(当該画面の表示領域内)に表示されると、後半の調理工程に対応する第2の領域の表示内容は端末の画面上(当該画面の表示領域)から見切れてしまうことになることから、未経験調理者は、上記のように一度のスクロールだけで、材料等確認作業を行うことができない。しかし、複数の第2の領域は調理工程の順に従って、それぞれ直線上に位置するものとなっており、未経験調理者は、端末画面の表示を調理工程の順に従って(つまり、一定方向に)スクロールさせるだけで、後半の調理工程に対応する第2の領域の表示内容を端末の画面上(当該画面の表示領域内)に表示させることができることから、料理の調理工程が多数の調理工程からなる場合であっても、未経験調理者は、シンプルな操作(一定方向へのスクロール)のみで、効率的に材料等確認作業を行うことができる。よって、このような場合でも、本件発明を用いれば、未経験調理者が材料等確認作業を行うために煩雑な操作(例えば、一度スクロールした方向と反対方向にスクロールする等)を強いられることはない。
以上より、本件発明を用いれば、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。さらに、本件発明は、記憶手段によって作業内容情報と関連付けて記憶されている工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が、複数の第2の領域に、それぞれ、作業内容情報と区分けされたかたち等で表示されるものとなっていることから、第2の領域を含む画面データを、自身の端末に受信した未経験調理者は、端末の画面上に表示される第2の領域の表示内容を通じて、一見して、各調理工程で使用される調理器具及びその使用個数を把握することができる。これにより、未経験調理者は、各調理工程の作業内容及びそこで使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)に加え、そこで使用される調理器具及びその使用個数をも明確にイメージすることができることから、本件発明を用いれば、より効率的に料理の調理を進めることができる。
また、上記のとおり、未経験調理者は、材料等確認作業を行う際に何度も端末を操作して、端末画面の表示をスクロールさせる必要がないことから、料理を調理中の手(洗浄済の手)で、衛生的とはいえない端末に何度も触れる必要はない。よって、本件発明を用いれば衛生的にも安全である。また、このことから、料理を調理中の手を介して、端末に食材や調味料が付着するおそれは激減することから、本件発明では、端末がこれにより故障する原因を防止することができる。
請求項に記載の発明は、画面データ生成手段が、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成するものとなっていることから、第2の領域を含む画面データを、自身の端末に受信した未経験調理者は、端末の画面上に表示される第2の領域の表示内容を通じて、即座に(一目瞭然に)、各調理工程の作業内容及びそこで使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)、並びに、そこで使用される調理器具及びその使用個数を捉えることができる。これにより、本件発明を用いれば、未経験調理者は、さらに効率的に料理の調理を進めることができる。
請求項に記載の発明は、画面データ生成手段が、工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成するものとなっていることから、第2の領域を含む画面データを、自身の端末に受信した未経験調理者は、端末の画面上に表示される第2の領域の表示内容を通じて、即座に(一目瞭然に)、各調理工程の作業内容及びそこで使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)、並びに、そこで使用される調理器具及びその使用個数を捉えることができる。これにより、本件発明を用いれば、未経験調理者は、さらに効率的に料理の調理を進めることができる。
請求項に記載の発明は、料理を調理している様子が撮影された動画像が、画面データに含まれる第3の領域に表示されるものとなっていることから、本件発明では、このような動画像を通じて、料理の各調理工程における作業内容及びそこで使用される材料等を、未経験調理者に鮮明にイメージさせることができる。
また、該動画像が表示される第3の領域は、第3、第1の領域の順に、第1及び第2の領域の直線上に位置するものとなっており、該動画像は、未経験調理者の端末が画面データを受信した際に、端末の画面上の先頭に表示されるものとなっていることから、本件発明では、未経験調理者に対して、まず、該動画像を閲覧するよう促すことができる。これにより、本件発明では、料理のレシピの全体像を、動画像を通じて鮮明にイメージした上で、第1及び第2の領域に表示される内容を確認するよう、未経験調理者に促すことができることから、本件発明を用いれば、未経験調理者は、より効率的に材料等確認作業を行うことができることになる。すなわち、いきなり、文字や数字等からなる第1及び第2の領域の表示内容を見るよりも、最初に、映像と音声からなる動画像を通じて料理のレシピの全体像を把握した上で第1及び第2の領域の表示内容を見た方が、格段に第1及び第2の領域の表示内容を理解するスピードは早いことから、本件発明を採用すれば、未経験調理者は、より効率的に材料等確認作業を行うことができるのである(特に、未経験調理者の中でも、料理のレシピに係る料理を調理したことがない者にとっては有効である)。
以上より、本件発明を用いれば、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。
請求項に記載の発明は、表示指示情報受信手段によって受信した表示指示情報に基づいて、対応するチャプターの先頭から表示される各調理工程ごとの動画像を、端末に送信するものとなっていることから、本件発明を用いれば、未経験調理者は、閲覧したい調理工程の動画像を即座に閲覧することができる。これにより、例えば、未経験調理者が端末の画面上に表示されている第2の領域の表示内容より、そこに表示されている作業内容について理解ができない場合でも、未経験調理者は、即座に、該当する調理工程の動画像を閲覧することで、その理解できない調理工程の作業内容について理解を深める(鮮明にイメージする)ことができることから、本件発明を採用すれば、未経験調理者は、より効率的に材料等確認作業を行うことができることになる。
また、本件発明では、画面データに含まれる複数の第2の領域に、それぞれ、端末を介して表示指示情報を送信するための操作ボタン画像が表示されていることから、未経験調理者は、本件発明を用いることで、より効率的に材料等確認作業を行うことができる。すなわち、未経験調理者が、端末の画面上に表示されている第2の領域の表示内容(調理工程で行う作業内容等)を確認中に、突如、該当する調理工程の動画像を閲覧したいと考えた場合でも(例えば、その調理工程で行う作業内容が理解できないため)、未経験調理者は、同じ第2の領域に表示されている操作ボタン画像を操作するだけで(シンプルな操作だけで)、閲覧したい調理工程の動画像を即座に閲覧することができることから、本件発明を用いれば、より効率的に材料等確認作業を行うことができるのである。以上より、本件発明では、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。
請求項に記載の発明は、上記構成を有することから、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するものである。
本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの管理サーバーのハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、レシピの画面データを生成するための手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの材料情報テーブルの例を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの調理器具情報テーブルの例を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの調理工程情報テーブルの例を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの動画像テーブルの例を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムのチャプターテーブルの例を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムのレシピの画面データの例を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、端末の画面上にレシピ画面を表示させるための手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、レシピ画面が端末の画面上に表示された状態を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、レシピ画面が端末の画面上に表示された状態を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、レシピ画面が端末の画面上に表示された状態を示す図である。 本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、端末の画面上にチャプターの先頭から動画像を表示させるための手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの全体構成を示す図である。
本料理のレシピ表示システムの機器本体である管理サーバー100は、インターネット網を介して、複数の端末200と接続される。
次に、管理サーバー100及び端末200のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの管理サーバーのハードウェア構成を示す図である。
[管理サーバー100]
管理サーバー100は、料理のレシピを生成・管理等するものであって、本料理のレシピ表示システム全体の動作を制御する制御部111、各種情報を記憶するメモリ112、キーボード等の入力部113、ディスプレイ等の出力部114、後述する材料情報テーブル等を記憶するハードディスク115及び端末200と情報の送受信を行う通信部116を備える。
[端末200]
端末200は、ネットワーク接続機能を有するスマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータ(PC)等のハードウェアから構成される(図示略)。
続いて、上述のように構成された料理のレシピ表示システムの動作について説明する。なお、ここでは、まず、本願の特許請求の範囲及び明細書等において使用する用語の定義について説明し、その上で、図3を用いて、本料理のレシピ表示システムの動作の前提となる、管理サーバー100の各種機能について説明する。
[用語の定義]
本願の特許請求の範囲及び明細書等において使用する次の用語の定義は、以下のとおりである。
(1)料理
料理には、「食べ物」のみならず、「飲み物」(例えば、「カクテル」や「野菜ミックスジュース」等)が含まれる。
(2)材料
材料とは、食材、調味料のことをいう。
(3)レシピの提供者
レシピの提供者とは、管理サーバー100の管理者のことであって、本料理のレシピ表示システムを通じて、端末200の使用者に対し、料理のレシピを提供する者(サービス提供者)のことをいう。
(4)ユーザー
ユーザーとは、端末200を使用する未経験調理者のことをいう。
[管理サーバー100の各種機能]
本料理のレシピ表示システムの動作の前提となる、管理サーバー100の各種機能は、次のとおりである。
図3は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの構成を示すブロック図である。
(1)記憶手段10
記憶手段10は、次の情報を管理サーバー100のハードディスク115に記憶する。

<記憶情報>
・材料情報:複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する情報
・使用分量情報:材料情報に係る材料の使用分量に関する情報
・作業内容情報:各調理工程ごとの、料理を調理するための作業内容に関する情報
・工程材料情報:作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する情報
・工程使用分量情報:工程材料情報に係る材料の使用分量に関する情報
・工程調理器具情報:作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する情報
・工程調理器具使用個数情報:工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する情報
・動画像:料理を調理している様子が撮影された動画像

なお、上記工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は、作業内容情報と関連付けられて、管理サーバー100のハードディスク115に記憶される。
(2)画面データ生成手段11(図7も合わせて参照)
画面データ生成手段11は、記憶手段10によって記憶されている材料情報及び使用分量情報を表示する第1の領域と、記憶手段10によって記憶されている作業内容情報を、各調理工程ごとに、それぞれ表示し、記憶手段10によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示するとともに、後述する表示指示情報を、端末200を介して送信するための操作ボタン画像を表示する複数の第2の領域と、記憶手段10によって記憶されている動画像を表示する第3の領域とを含む画面データを生成する。また、画面データ生成手段11は、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成するものであって、工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成する。
(3)画面データ送信手段12
画面データ送信手段12は、画面データ生成手段11によって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末200に送信する。
(4)表示指示情報受信手段13
表示指示情報受信手段13は、各調理工程ごとに複数のチャプターから構成される動画像を、対応するチャプターの先頭から表示するよう指示する表示指示情報を、端末200から、管理サーバー100の通信部116を介して受信する。
(5)動画像送信手段14
動画像送信手段14は、表示指示情報受信手段13によって受信した表示指示情報に基づいて、対応するチャプターの先頭から表示される各調理工程ごとの動画像を、管理サーバー100の通信部116を介して、端末200に送信する。
では、本料理のレシピ表示システムの動作の詳細について説明する。なお、ここでは、本料理のレシピ表示システムの動作を、
1.本料理のレシピ表示システムにおいて、レシピの画面データを生成するための動作(手順)
2.本料理のレシピ表示システムにおいて、端末200の画面上にレシピ画面を表示させるための動作(手順)
3.本料理のレシピ表示システムにおいて、端末200の画面上にチャプターの先頭から動画像を表示させるための動作(手順)
の順に従って説明する。また、以下では、料理のレシピとして「ハンバーグ」のレシピ(「ハンバーグ」のレシピは複数の調理工程からなる)を例に挙げて説明する。
1.本料理のレシピ表示システムにおいて、レシピの画面データを生成するための動作(手順)
図4は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、レシピの画面データを生成するための手順を示すフローチャートであり、図5aから図5cは、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの材料情報テーブル、調理器具情報テーブル及び調理工程情報テーブルのそれぞれの例を示す図である。また、図6aは、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムの動画像テーブルの例を示す図であり、図6bは、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムのチャプターテーブルの例を示す図である。また、図7は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムのレシピの画面データの例を示す図である。
レシピの提供者は、管理サーバー100の入力部113より、ハンバーグ(料理)のレシピに必要な情報を入力する(ステップS10)。具体的には、レシピの提供者は、管理サーバー100の入力部113より、次の情報を入力する。

<入力情報>
(1)ハンバーグを調理する際に使用する材料に関する材料情報
例:「合びき肉」、「玉ねぎ」、「パン粉」

(2)材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報
例:合びき肉=「200g」 玉ねぎ=「1/2個(80g)」、パン粉=「大3」

(3)ハンバーグを調理する際に使用する調理器具に関する調理器具情報
例:「耐熱皿」、「ラップ」

(4)調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報
例:耐熱皿=「1枚」、ラップ=「1枚(30cm×30cm)」

(5)各調理工程ごとの、ハンバーグを調理するための作業内容に関する作業内容情報
例:調理工程1=「みじん切りにして耐熱皿に広げる。」

(6)作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報
例:調理工程1(みじん切りにして耐熱皿に広げる)=「玉ねぎ」
※工程材料情報は、上記入力情報(5)の情報である作業内容情報と関連付けて入力される。

(7)工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報
例:調理工程1(みじん切りにして耐熱皿に広げる=玉ねぎ)=「1/2個(80g)」
※工程使用分量情報は、上記入力情報(5)の情報である作業内容情報と関連付けて入力される。

(8)作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報
例:調理工程1(みじん切りにして耐熱皿に広げる)=「耐熱皿」
※工程調理器具情報は、上記入力情報(5)の情報である作業内容情報と関連付けて入力される。

(9)工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報
例:調理工程1(みじん切りにして耐熱皿に広げる=耐熱皿)=「1枚」
※工程調理器具使用個数情報は、上記入力情報(5)の情報である作業内容情報と関連付けて入力される。

(10)ハンバーグを調理している様子が撮影された動画像
※動画像は、ハンバーグの各調理工程ごとに複数のチャプターから構成される。

なお、以下では、上記入力情報(1)から(10)の情報を総称して、「レシピ情報」と呼ぶ場合がある。
次に、管理サーバー100は、ステップS10において、入力部113より入力されたレシピ情報を、管理サーバー100のハードディスク115に記憶する(記憶手段10 ステップS11)。具体的には、管理サーバー100は、ハードディスク115に記憶されている次の各種テーブルに、上記入力情報(1)から(10)のそれぞれの情報を登録することで、レシピ情報をハードディスク115に記憶する。

<上記入力情報(1)から(10)の情報の登録先テーブル>
(1)材料情報テーブル20(図5a)に登録される情報
上記入力情報(1)及び(2)の情報

(2)調理器具情報テーブル30(図5b)に登録される情報
上記入力情報(3)及び(4)の情報

(3)調理工程情報テーブル40(図5c)に登録される情報
上記入力情報(5)、(6)、(7)、(8)及び(9)の情報

なお、上記入力情報(5)の情報と関連付けて入力された上記入力情報(6)、(7)、(8)及び(9)の情報は、上記入力情報(5)の情報と関連付けて調理工程情報テーブル40に登録される。例えば、管理サーバー100は、図5cに示すように、調理工程情報テーブル40の「調理工程No1」に係る「玉ねぎ」(工程材料情報)=「1/2個(80g)」(工程使用分量情報)と「耐熱皿」(工程調理器具情報)=「1枚」(工程調理器具使用個数情報)を、「調理工程No1」の「作業内容情報」(みじん切りにして耐熱皿に広げる。)に関連付けて登録する(つまり、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は、作業内容情報と関連付けられて、管理サーバー100のハードディスク115に記憶される)。

(4)動画像テーブル50(図6a)に登録される情報
上記入力情報(10)の情報

なお、上記のとおり、動画像は、各調理工程ごとに複数のチャプターから構成されるところ、各調理工程に対応するそれぞれのチャプターの動画像開始時間は、管理サーバー100のハードディスク115に記憶されているチャプターテーブル60(図6b)に登録される。
続いて、管理サーバー100は、管理サーバー100のハードディスク115に記憶されている材料情報テーブル20、調理器具情報テーブル30、調理工程情報テーブル40及び動画像テーブル50を参照して、端末200に表示させるための、ハンバーグのレシピの画面データ70(図7)を生成する(画面データ生成手段11 ステップS12)。以下、この点につき、具体的に説明する。なお、図7の詳細については、図9a乃至図9cを参照されたい。
[画面データ70の構成]
画面データ70は、第1の領域71と第2の領域72と第3の領域73とから構成される。第1の領域71は、ハンバーグを調理する際に使用される全ての材料及びその使用分量(材料情報及び使用分量情報)とハンバーグを調理する際に使用される全ての調理器具及びその使用個数(調理器具情報及び調理器具使用個数情報)を表示するための領域であり、第2の領域72は、主に、ハンバーグを調理するための作業内容(作業内容情報)と、この作業内容を実行する際に使用される材料及びその使用分量(工程材料情報及び工程使用分量情報)、並びに、この作業内容を実行する際に使用される調理器具及びその使用個数(工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報)を表示するための領域である。また、第3の領域73は、ハンバーグを調理している様子が撮影された動画像を表示するための領域である。
第1の領域71、第2の領域72及び第3の領域73は、縦方向に整列しており、第3の領域73、第1の領域71、第2の領域72の順に直線上に位置されている。また、第2の領域72は、複数の調理工程からなるハンバーグの各調理工程ごとに複数設けられており、ハンバーグの調理工程の順に従って、それぞれ縦方向に整列するかたちで、直線上に位置するものとなっている。
また、第2の領域72は、大きく分けて、左側のA列の領域(「材料・調理器具等」を表示する領域)と右側のB列の領域(「作業内容」を表示する領域)の2つの領域とから構成されており、このA列の領域とB列の領域は、区分けされた状態で横方向に整列する格好となっている。さらに、A列の領域は、左側のC列の領域と右側のD列の領域とから構成されており、C列の領域とD列の領域は、A列の領域の中で、区分けされた状態で横方向に整列している。
第2の領域72中に設けられるA列の領域(C列の領域及びD列の領域)の数は、各調理工程の作業内容において使用される材料及び調理器具の数に応じて決定される。例えば、調理工程1の作業内容において使用される材料の数が「2」(「玉ねぎ」及び「バター」)、調理器具の数が「2」(「耐熱皿」及び「ラップ」)の場合、調理工程1に係る第2の領域72中には、これらの数の合計数「4」に応じて、4つのA列の領域(C列の領域及びD列の領域)が設けられる(図7の一番上の第2の領域72を参照)。なお、上記具体例のように、第2の領域72中に複数のA列の領域(C列の領域及びD列の領域)が設けられる場合には、これらのA列の領域(C列の領域及びD列の領域)は、互いに区分けされた状態で、縦方向に整列して配置される。
これに対し、B列の領域の数は、1つの第2の領域72に対して、1つとする(つまり、1つの第2の領域72に、1つのB列の領域を設ける)ことが好ましい。なお、作業内容情報の表示を見やすくするために、1つの第2の領域72中に、複数のB列の領域を設けることができることは勿論である。例えば、作業内容情報に係る作業内容の説明を文章ではなく箇条書きで表す場合には、各箇条ごとの説明をより一目瞭然に表示すべく、1つの第2の領域72中に、複数のB列の領域を設けて、各B列の領域に箇条ごとの説明を表示するようにしてもよい。
さらに、C列の領域の左隣に位置するE例の領域(調理工程の番号を表示する領域)には、後述する表示指示情報を、端末200を介して送信するための操作ボタン画像74が構成されている。なお、第2の領域72には、A列の領域(C列の領域及びD列の領域)、B列の領域及びE例の領域のみならず、これらの周辺の領域(A列、B列及びE例の領域の領域外であって、各調理工程に関連する情報が表示されていると理解される範囲)も、その範囲として含まれる。
加えて、第3の領域73と第1の領域71の間には、画面データ70に係る料理のレシピが「ハンバーグのレシピ」であることを示す「ハンバーグ」の文字と、第1の領域71に表示される情報(材料情報、使用分量情報、調理器具情報及び調理器具使用個数情報)が、ハンバーグを調理する際に使用される全ての材料及びその使用分量、並びに、ハンバーグを調理する際に使用される全ての調理器具及びその使用個数であることを示す「準備するもの(○人分)」の文字とが表示される構成となっている。
さらに、第1の領域71と第2の領域72の間には、第2の領域72に表示される情報(作業内容情報、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報)が、ハンバーグの調理工程の具体的な内容であることを示す「作り方」の文字が表示される構成となっている。
[画面データ70の生成方法]
まず、管理サーバー100は、動画像テーブル50を参照して、ハンバーグを調理している様子が撮影された動画像を、画面データ70の第3の領域73に表示するよう設定する。具体的には、管理サーバー100は、動画像テーブル50のレシピNo1に係るレシピ名「ハンバーグ」に対応する動画像(動画像No1)を、第3の領域73に表示するよう設定する。
次に、管理サーバー100は、材料情報テーブル20及び調理器具情報テーブル30を参照して、材料情報、使用分量情報、調理器具情報及び調理器具使用個数情報を、画面データ70の第1の領域71に表示するよう設定する。このとき、管理サーバー100は、材料情報と使用分量情報との対応関係が明確となるよう、これらの情報を横並びで配置するようにする。また、これと同様、管理サーバー100は、調理器具情報と調理器具使用個数情報との対応関係を明確にすべく、これらの情報も横並びで配置するよう設定する(例えば、「玉ねぎ・・・・1/2個(80g)」、「耐熱皿・・・・1枚」と表示されるようにする)。こうすることで、第1の領域71には、ハンバーグを調理する際に使用される全ての材料及びその使用分量(材料情報及び使用分量情報)とハンバーグを調理する際に使用される全ての調理器具及びその使用個数(調理器具情報及び調理器具使用個数情報)が纏まったかたちで一覧的に表示されるようになる。
続いて、管理サーバー100は、調理工程情報テーブル40を参照して、作業内容情報、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、画面データ70の第2の領域72に表示するよう設定する。以下、この点について、具体的に説明する。
まず、管理サーバー100は、調理工程情報テーブル40の各調理工程Noに係る作業内容情報を、対応する第2の領域72中のB列の領域(「作業内容」を表示する領域)に、それぞれ表示するよう設定する。そして、管理サーバー100は、調理工程情報テーブル40に、各作業内容情報と関連付けて登録されている工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、関連付けられている作業内容情報が表示される第2の領域72中のA列の領域(「材料・調理器具等」を表示する領域)に、それぞれ表示するよう設定する。このとき、工程材料情報及び工程調理器具情報はC列の領域に、工程使用分量情報及び工程調理器具使用個数情報はD列の領域に表示されるよう設定する。
例えば、管理サーバー100は、まず、調理工程No1に係る情報を表示する第2の領域72(調理工程の番号を表示するE例の領域に「1」と表示される第2の領域72)中のB列の領域に、「みじん切りにして耐熱皿に広げる。」との作業内容情報を表示するよう設定する。そして、管理サーバー100は、この作業内容情報と関連付けて登録されている「玉ねぎ」、「耐熱皿」との工程材料情報及び工程調理器具情報を、同第2の領域72中に複数設けられているC列の領域に、それぞれ表示するよう設定し、同じく、この作業内容情報と関連付けて登録されている「1/2個(80g)」、「1枚」との工程使用分量情報及び工程調理器具使用個数情報を、同第2の領域72中に複数設けられているD列の領域に、それぞれ表示するよう設定する(つまり、この場合、A列の領域は複数設けられている)。こうすることで、A列の領域(C列の領域及びD列の領域)とB列の領域は、上記のとおり、区分けされた状態で横方向に整列していることから、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は、作業内容情報と区分けされたかたちで第2の領域72に表示されることになる。また、第2の領域72中に複数のA列の領域(C列の領域及びD列の領域)が設けられる場合には、上記のとおり、これらのA列の領域(C列の領域及びD列の領域)は、互いに区分けされた状態で、縦方向に整列して配置されることから、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は、互いに、区分けされたかたちで第2の領域72に表示されることになる。
なお、このとき、管理サーバー100は、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成する。例えば、管理サーバー100は、工程材料情報が食材の場合には、工程材料情報とこれの工程使用分量情報が表示される色を「橙色」で生成し、工程材料情報が調味料の場合には、工程材料情報とこれの工程使用分量情報が表示される色を「薄橙色」で生成するとともに、工程調理器具情報とこれの工程調理器具使用個数情報が表示される色を「水色」で生成する(これらの色は、上記の条件を満たすのであれば、任意の色で構わない)。
さらに、このとき、管理サーバー100は、工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成する。例えば、管理サーバー100は、作業内容情報が表示される色を「桃色」で生成する(これらの色は、上記の条件を満たすのであれば、任意の色で構わない)。
こうすることで、第2の領域72に表示される上記各種の情報は、情報の種別ごとに、さらに一目瞭然に表示される。なお、管理サーバー100が生成する色は、フォントの色でもよいし、背景の色でもよい。
以上で、画面データ70の生成が完了する。
最後に、管理サーバー100は、ステップS12において生成した画面データ70を、管理サーバー100のハードディスク115に記憶する(ステップS13)。
以上をもって、本料理のレシピ表示システムにおいて、レシピの画面データを生成するための動作(手順)が終了する。
2.本料理のレシピ表示システムにおいて、端末200の画面上にレシピ画面を表示させるための動作(手順)
なお、ここでは、端末200をスマートフォンとして、本料理のレシピ表示システムの動作について説明する。
図8は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、端末の画面上にレシピ画面を表示させるための手順を示すフローチャートであり、図9aから図9cは、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、レシピ画面が端末の画面上に表示された状態を示す図である。
ユーザーは、端末200を用いて、本料理のレシピ表示システムに係るサービスのウェブサイトにアクセスし、当該ウェブサイトを通じて、複数のレシピの中から参照したいレシピを選択するための「レシピ一覧ページ」の要求情報を管理サーバー100に送信する。ステップS20において、端末200から、「レシピ一覧ページ」の要求情報を、通信部116を介して受信した管理サーバー100は、「レシピ一覧ページ」を、通信部116を介して、端末200に送信する(ステップS21)。
端末200が管理サーバー100から、「レシピ一覧ページ」を受信すると、ユーザーは、端末200に表示されている「レシピ一覧ページ」の中から参照したいレシピを選択し(ここでは、ハンバーグのレシピを選択したとする)、この情報をレシピ選択情報として、管理サーバー100に送信する。ステップS22において、端末200から、レシピ選択情報を、通信部116を介して受信した管理サーバー100は、ハードディスク115に記憶されている、レシピ選択情報に係るレシピ(ハンバーグのレシピ)の画面データ70を、通信部116を介して、端末200に送信する(画面データ送信手段12 ステップS23)。
図9aから図9cに示されるように、管理サーバー100から送信された画面データ70を受信した端末200の画面上には、ハンバーグのレシピ画面(画面データ70)が表示される。なお、画面データ70の詳細については、上述した[画面データ70の構成]及び[画面データ70の生成方法]の項並びに図7を参照されたい。
このとき、端末200の画面上(画面の表示領域内)には、画面データ70の第1の領域71と第3の領域73に表示される情報(材料情報、使用分量情報、調理器具情報、調理器具使用個数情報及び動画像)のみが表示されているが(図9a参照)、上記のとおり、画面データ70の第1の領域71、第2の領域72及び第3の領域73は、縦方向に整列するかたちで、第3の領域73、第1の領域71、第2の領域72の順に直線上に位置しており、複数の第2の領域72は、調理工程の順に従って、それぞれ縦方向に整列するかたちで、直線上に位置するものとなっていることから、ユーザーは、端末200をスクロールさせることで(端末200の画面に触れた状態で指を上方にスライドさせる)、第2の領域72に表示される情報(作業内容情報、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報)を、順次、端末200の画面上に表示させることができる(図9b及び図9c参照)。なお、第3の領域73に表示される動画像は、管理サーバー100から端末200へストリーミングで送信されることが好ましい。
以上をもって、本料理のレシピ表示システムにおいて、端末200の画面上にレシピ画面を表示させるための動作(手順)が終了する。
3.本料理のレシピ表示システムにおいて、端末200の画面上にチャプターの先頭から動画像を表示させるための動作(手順)
なお、ここでも、端末200をスマートフォンとして、本料理のレシピ表示システムの動作について説明する。
図10は、本発明の実施例1に係る料理のレシピ表示システムにおいて、端末の画面上にチャプターの先頭から動画像を表示させるための手順を示すフローチャートである。
ユーザーは、端末200を通じて、各調理工程ごとの動画像を、対応するチャプターの先頭から表示するよう指示する表示指示情報を管理サーバー100に送信する。具体的には、ユーザーは、各調理工程に係る第2の領域72に表示される、それぞれの操作ボタン画像74をタップすることで、表示指示情報を管理サーバー100に送信する。
ステップS30において、端末200から、表示指示情報を、通信部116を介して受信した管理サーバー100は(表示指示情報受信手段13 端末200から受信した表示指示情報は、管理サーバー100のメモリ112に記憶される)、ハードディスク115に記憶されているチャプターテーブル60(図6b)を参照して、表示指示情報に係る調理工程の動画像の頭出しを行う(ステップS31)。例えば、受信した表示指示情報に係る指示が、「調理工程3の動画像」を、対応するチャプターの先頭から表示するよう指示するものである場合、管理サーバー100は、チャプターテーブル60の調理工程No3に係るチャプターNo3の動画像開始時間「0:06:43」(6分43秒)を読み出して、動画像が「0:06:43」から開始されるよう(つまり、動画像がチャプターNo3(調理工程No3)から開始されるよう)頭出しを行う。
最後に、管理サーバー100は、ステップS31において頭出しを行った動画像(上記の例でいえば、「0:06:43」から開始される動画像)を、通信部116を介して、端末200に送信する(動画像送信手段14 ステップS32)。つまり、管理サーバー100は、表示指示情報受信手段13によって受信した表示指示情報に基づいて、対応するチャプターの先頭から表示される各調理工程ごとの動画像を、通信部116を介して、端末200に送信する。これにより、端末200の画面上では、第3の領域73に、表示指示情報に基づいた対応するチャプターの先頭から表示される調理工程の動画像が表示される(上記の例でいえば、第3の領域73には、「0:06:43」から開始される動画像が表示される)。なお、このとき、第3の領域73に表示される動画像は、管理サーバー100から端末200へストリーミングで送信されることが好ましい。
以上をもって、本料理のレシピ表示システムにおいて、端末200の画面上にチャプターの先頭から動画像を表示させるための動作(手順)が終了する。
このように、本発明は、上記構成を有することから、料理の各調理工程における作業内容及びそこで使用される材料等を一目瞭然に表示することができる。これにより、本発明を用いれば、未経験調理者は、一見して料理のレシピを理解することができる。
[区分け表示の効果]
すなわち、本発明では、各調理工程ごとの、料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、これと関付けて記憶されている、作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報が、混然一体となることなく、一目瞭然に同じ第2の領域72に明確に区分けされたかたちで表示されるものとなっていることから、このような第2の領域72を含む画面データ70を、自身の端末200に受信した未経験調理者(ユーザー)は、端末200の画面上に表示される第2の領域72の表示内容を通じて、各調理工程の作業内容及び料理を調理するために必要な全ての材料等の内、その作業内容において使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)を、即座に捉えることができるのである。
このように、本発明を用いれば、未経験調理者は、一見して料理のレシピを理解することができることから、本発明は、特に、料理を調理する時間を十分に確保できない未経験調理者に対して、最適な料理のレシピを提供することができる。
また、このことに加え、第2の領域72に表示される工程材料情報に係る材料及び工程使用分量情報に係る使用分量は、それぞれ、第1の領域71に表示される材料情報に係る材料及び使用分量情報に係る使用分量(料理を調理する際に使用される全ての材料及びその使用分量のこと)の内、各調理工程における作業内容を実行する際に使用される材料及びその使用分量のことであることから、第1及び第2の領域71、72を含む画面データ70を、自身の端末200に受信した未経験調理者は、端末200の画面上に表示される第1の領域71の表示内容(材料情報及び使用分量情報)及び第2の領域72の表示内容を、順に確認するだけで、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量の三者の関係性を容易に(一見して)把握することができる。すなわち、未経験調理者は、端末200の画面上に表示される第1の領域71の表示内容を事前に確認して、料理の調理の際に使用する全ての材料及び使用分量を把握しておけば、後は、第2の領域72に表示される内容を確認するだけで、これら三者の関係性を容易に(一見して)把握することができることから、本発明を用いれば、効率的に材料等確認作業を行うことができるのである(つまり、第1の領域71と第2の領域72の表示内容を、何度も見比べる必要はない)。
[スクロール時の効果]
さらに、本発明では、第1及び第2の領域71、72が第1、第2の領域71、72の順に直線上に位置するものであって、複数の第2の領域72が調理工程の順に従って、それぞれ直線上に位置するものとなっていることから、第1及び第2の領域71、72を含む画面データ70を、自身の端末200に受信した未経験調理者は、材料等確認作業を行うために、何度も、端末200を操作して端末200の画面上の表示をスクロールさせる必要がない。よって、本発明を用いれば、未経験調理者は、材料等確認作業を行うために余計な作業(操作)を強いられることがないことから、簡易迅速(効率的)に材料等確認作業を行うことができる。
このことを詳しく説明すると、第1及び第2の領域71、72を含む画面データ70を受信した未経験調理者の端末200の画面上(画面の表示領域内)に、例えば、「第1の領域71」の表示内容が表示されている場合には、「第2の領域72」の表示内容は、全て又はその大半が端末200の画面上から見切れてしまうことになる。そのため、本発明においても、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量との関係性を把握するために必要な第1及び第2の領域71、72の表示内容が、端末200の画面上に一纏めに表示されることはないことから、本発明では、非特許文献1の料理のレシピサイトと同様に、未経験調理者に対して、材料等確認作業のための余計な作業(操作)を強いるものとも思われる。
しかし、本発明を用いて材料等確認作業を行うためには、上記のとおり、まず、第1の領域71に表示される材料情報と使用分量情報を確認し、続いて、第2の領域72に表示される内容を確認すればよいのであり、未経験調理者は、本発明の上記構成より、端末200の画面上に第1の領域71の表示内容が表示されている状態から、端末200の画面上の表示を一度だけスクロールさせて、第2の領域72の表示内容を端末200の画面上に表示させることで、第1及び第2の領域71、72の表示内容を順に確認することができる(材料等確認作業を行うことができる)のであるから、本発明では、未経験調理者に対して、材料等確認作業のための余計な作業(操作)を強いることはない。したがって、第1及び第2の領域71、72の表示内容が端末200の画面上に一纏めに表示されないものだとしても、未経験調理者は、材料等確認作業を行う際に、何度も端末200を操作して、端末200の画面上の表示をスクロールさせる必要はなく、一度の操作(スクロール)を行うだけで、各調理工程の作業内容、各調理工程で使用される材料及び使用分量、料理を調理する際に使用される全ての材料及び使用分量の三者の関係性を容易に(一見して)把握することができることから、本発明を用いれば、未経験調理者は、簡易迅速(効率的)に材料等確認作業を行うことができるのである。
なお、料理の調理工程が多数の調理工程からなる場合には、例えば、前半の調理工程に対応する第2の領域72の表示内容が端末200の画面上に表示されると、後半の調理工程に対応する第2の領域72の表示内容は端末200の画面上から見切れてしまうことになることから(図9b参照)、未経験調理者は、上記のように一度のスクロールだけで、材料等確認作業を行うことができない。しかし、複数の第2の領域72は調理工程の順に従って、それぞれ直線上に位置するものとなっており、未経験調理者は、端末200の画面上の表示を調理工程の順に従って(つまり、一定方向に)スクロールさせるだけで、後半の調理工程に対応する第2の領域72の表示内容を端末200の画面上に表示させることができることから(図9c参照)、料理の調理工程が多数の調理工程からなる場合であっても、未経験調理者は、シンプルな操作(一定方向へのスクロール)のみで、効率的に材料等確認作業を行うことができる。よって、このような場合でも、本発明を用いれば、未経験調理者が材料等確認作業を行うために煩雑な操作(例えば、一度スクロールした方向と反対方向にスクロールする等)を強いられることはない。
以上より、本発明を用いれば、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。
また、上記のとおり、未経験調理者は、材料等確認作業を行う際に何度も端末200を操作して、端末200の画面上の表示をスクロールさせる必要がないことから、料理を調理中の手(洗浄済の手)で、衛生的とはいえない端末200に何度も触れる必要はない。よって、本発明を用いれば衛生的にも安全である。また、このことから、料理を調理中の手を介して、端末200に食材や調味料が付着するおそれは激減することから、本発明では、端末200がこれにより故障する原因を防止することができる。
さらに、本発明は、記憶手段10によって作業内容情報と関連付けて記憶されている工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が、複数の第2の領域72に、それぞれ、作業内容情報と区分けされたかたち等で表示されるものとなっていることから、第2の領域72を含む画面データ70を、自身の端末200に受信した未経験調理者は、端末200の画面上に表示される第2の領域72の表示内容を通じて、一見して、各調理工程で使用される調理器具及びその使用個数を把握することができる。これにより、未経験調理者は、各調理工程の作業内容及びそこで使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)に加え、そこで使用される調理器具及びその使用個数をも明確にイメージすることができることから、本発明を用いれば、より効率的に料理の調理を進めることができる。
また、本発明は、画面データ生成手段11が、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成するものとなっていることから、第2の領域72を含む画面データ70を、自身の端末200に受信した未経験調理者は、端末200の画面上に表示される第2の領域72の表示内容を通じて、即座に(一目瞭然に)、各調理工程の作業内容及びそこで使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)、並びに、そこで使用される調理器具及びその使用個数を捉えることができる。これにより、本発明を用いれば、未経験調理者は、さらに効率的に料理の調理を進めることができる。
また、本発明は、画面データ生成手段11が、工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成するものとなっていることから、第2の領域72を含む画面データ70を、自身の端末200に受信した未経験調理者は、端末200の画面上に表示される第2の領域72の表示内容を通じて、即座に(一目瞭然に)、各調理工程の作業内容及びそこで使用される材料等(「何を」、「どれくらい使い」、「どうするか」ということ)、並びに、そこで使用される調理器具及びその使用個数を捉えることができる。これにより、本発明を用いれば、未経験調理者は、さらに効率的に料理の調理を進めることができる。
加えて、本発明は、料理を調理している様子が撮影された動画像が、画面データ70に含まれる第3の領域73に表示されるものとなっていることから、本発明では、このような動画像を通じて、料理の各調理工程における作業内容及びそこで使用される材料等を、未経験調理者に鮮明にイメージさせることができる。
また、動画像が表示される第3の領域73は、第3、第1の領域73、71の順に、第1及び第2の領域71、72の直線上に位置するものとなっており、動画像は、未経験調理者の端末200が画面データ70を受信した際に、端末200の画面上の先頭に表示されるものとなっていることから、本発明では、未経験調理者に対して、まず、動画像を閲覧するよう促すことができる。これにより、本発明では、料理のレシピの全体像を、動画像を通じて鮮明にイメージした上で、第1及び第2の領域71、72に表示される内容を確認するよう、未経験調理者に促すことができることから、本発明を用いれば、未経験調理者は、より効率的に材料等確認作業を行うことができることになる。すなわち、いきなり、文字や数字等からなる第1及び第2の領域71、72の表示内容を見るよりも、最初に、映像と音声からなる動画像を通じて料理のレシピの全体像を把握した上で第1及び第2の領域71、72の表示内容を見た方が、格段に第1及び第2の領域71、72の表示内容を理解するスピードは早いことから、本発明を採用すれば、未経験調理者は、より効率的に材料等確認作業を行うことができるのである(特に、未経験調理者の中でも、料理のレシピに係る料理を調理したことがない者にとっては有効である)。
以上より、本発明を用いれば、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。
さらに、本発明は、表示指示情報受信手段13によって受信した表示指示情報に基づいて、対応するチャプターの先頭から表示される各調理工程ごとの動画像を、端末200に送信するものとなっていることから、本発明を用いれば、未経験調理者は、閲覧したい調理工程の動画像を即座に閲覧することができる。これにより、例えば、未経験調理者が端末200の画面上に表示されている第2の領域72の表示内容より、そこに表示されている作業内容について理解ができない場合でも、未経験調理者は、即座に、該当する調理工程の動画像を閲覧することで、その理解できない調理工程の作業内容について理解を深める(鮮明にイメージする)ことができることから、本発明を採用すれば、未経験調理者は、より効率的に材料等確認作業を行うことができることになる。
また、本発明では、画面データ70に含まれる複数の第2の領域72に、それぞれ、端末200を介して表示指示情報を送信するための操作ボタン画像74が表示されていることから、未経験調理者は、本発明を用いることで、より効率的に材料等確認作業を行うことができる。すなわち、未経験調理者が、端末200の画面上に表示されている第2の領域72の表示内容(調理工程で行う作業内容等)を確認中に、突如、該当する調理工程の動画像を閲覧したいと考えた場合でも(例えば、その調理工程で行う作業内容が理解できないため)、未経験調理者は、同じ第2の領域72に表示されている操作ボタン画像74を操作(タップ)するだけで(シンプルな操作だけで)、閲覧したい調理工程の動画像を即座に閲覧することができることから、本発明を用いれば、より効率的に材料等確認作業を行うことができるのである。以上より、本発明では、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。
[本実施例に係る料理のレシピ表示システムの変形例]
なお、本実施例では、端末200の例として、スマートフォンを挙げて説明しているが、端末200を「タブレット端末」や「パーソナルコンピュータ(PC)」等で構成できることは勿論である。
また、本実施例では、画面データ70の第1の領域71、第2の領域72及び第3の領域73を、縦方向に整列させるものとしているが、この構成に変えて、これらの領域を横方向に整列させた状態で、第3の領域73、第1の領域71、第2の領域72の順に直線上に位置させるようにしてもよい。このように構成したとしても、本実施例に係る発明と同様の効果を発揮することができる。
また、本実施例では、管理サーバー100が、工程材料情報及び工程調理器具情報を第2の領域72中のC列の領域に、工程使用分量情報及び工程調理器具使用個数情報を第2の領域72中のD列の領域に、それぞれ表示するよう設定するものとなっているが、管理サーバー100は、工程材料情報及び工程調理器具情報を第2の領域72中のD列の領域に、工程使用分量情報及び工程調理器具使用個数情報を第2の領域72中のC列の領域に、それぞれ表示するよう設定してもよい(つまり、作業内容情報は、工程材料情報又は工程使用分量情報と隣接する位置に表示されるとともに、工程調理器具情報又は該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示されることになる)。このように構成したとしても、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は、依然として、作業内容情報と区分けされたかたちで第2の領域72に表示されるものとなっていることから、未経験調理者は、本実施例に係る発明と同様に、効率的に材料等確認作業を行うことができる。
また、本実施例では、第2の領域72を、大きく分けて、左側のA列の領域(「材料・調理器具等」を表示する領域)と右側のB列の領域(「作業内容」を表示する領域)とで構成するものとなっているが、右側にA列の領域を、左側にB列の領域を配置しても構わない。また、本実施例では、A列の領域(C列の領域及びD列の領域)とB列の領域を、区分けした状態で横方向に整列させるものとしているが、これらの領域が区分けされた状態が維持されるのであれば、これらの領域を縦方向に整列させるかたちで配置しても構わない(例えば、A列の領域の下にB列の領域を配置する等)。
また、本実施例では、A列の領域を、さらに、左側のC列の領域と右側のD列の領域とで構成するものとしているが、A列の領域とB列の領域とが区分けされているのであれば、A列の領域に、C列の領域とD列の領域を設けないよう構成することもできる。なお、このとき、工程材料情報及び工程調理器具情報と工程使用分量情報及び工程調理器具使用個数情報は、A列の領域に、横方向又は縦方向に整列した状態で表示される(例えば、A列の領域には、「玉ねぎ 1/2個(80g)」又は「玉ねぎ」の表示の下に「1/2個(80g)」と表示される)。
また、本実施例では、第2の領域72のE例の領域(調理工程の番号を表示する領域)に、操作ボタン画像74を構成するものとしているが、操作ボタン画像74が、各調理工程に対応するかたちで表示されるのであれば、操作ボタン画像74を構成する位置は、第2の領域72内の任意の位置で構わない。例えば、操作ボタン画像74を、A列の領域(C列の領域若しくはD列の領域)又はB列の領域内に構成してもよいし、A列の領域(C列の領域及びD列の領域)、B列の領域及びE例の領域の周辺の領域(A列、B列及びE例の領域の領域外であって、各調理工程に関連する情報が表示されていると理解される範囲)に構成してもよい(上記のとおり、第2の領域72には、A列の領域(C列の領域及びD列の領域)、B列の領域及びE例の領域のみならず、これらの周辺の領域(A列、B列及びE例の領域の領域外であって、各調理工程に関連する情報が表示されていると理解される範囲)も、その範囲として含まれる)。
また、本実施例では、第2の領域72のE例の領域(調理工程の番号を表示する領域)に、操作ボタン画像74を構成するものとしているが、操作ボタン画像74自体を構成させず、他の手段にて、表示指示情報を、管理サーバー100に送信するようにしてもよい。例えば、この構成に変えて、第2の領域72全体を操作ボタン画像とし、ユーザーが、端末200の画面上に表示される第2の領域72内の任意の位置をタップ又はクリックすることで、表示指示情報が管理サーバー100に送信されるようにしてもよい。
また、本実施例では、管理サーバー100は、端末200から受信した表示指示情報に基づいて、頭出しを行った調理工程の動画像を端末200に送信するものとしているが(以下、この機能を「チャプター機能」という。)、本発明の構成を、よりシンプルなものとしたいのであれば、このようなチャプター機能を設けずに本発明を構成することもできる(つまり、この場合、動画像は、各調理工程ごとに複数のチャプターから構成されず、また、操作ボタン画像74及び表示指示情報受信手段13は設けられない)。このように構成したとしても、端末200が画面データ70を受信した際には、端末200の画面上には、動画像が先頭に表示されるのであるから、未経験調理者は、十分に料理のレシピの全体像を、動画像を通じて鮮明にイメージすることができる(未経験調理者は、十分効率的に材料等確認作業を行うことができる)。
また、本実施例では、第3の領域73に、料理を調理している様子が撮影された動画像を表示するものとしているが、管理サーバー100から端末200へ送信される情報量(データ容量)を、より軽減させたいのであれば、このような動画像を第3の領域73に表示させないよう構成することもできる(つまり、この構成では、記憶手段10に動画像は記憶されず、また、画面データ70に第3の領域73は含まれない(設けられない))。このように構成したとしても、未経験調理者は、上記構成からなる第1の領域71及び第2の領域72の表示内容によって、効率的に材料等確認作業を行うことができる。
また、本実施例では、管理サーバー100は、工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成するものとなっているが、本発明の構成を、よりシンプルなものとしたいのであれば、これらが表示される色を同一の色で生成するよう構成することもできる。また、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成する場合において、作業内容情報が表示される色を、これらが表示される色のいずれか一方の色と同一にしても構わない。さらに、本実施例では、管理サーバー100は、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成するものとなっているが、本発明の構成を、よりシンプルなものとしたいのであれば、これらが表示される色を同一の色で生成するよう構成することもできる。なお、このとき、作業内容情報が表示される色を、これらが表示される色と異ならせてもよい。
このように構成したとしても、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は、依然として、作業内容情報と区分けされたかたちで第2の領域72に表示されるものとなっており(第2の領域72におけるA列の領域とB列の領域は区分けされているため)、また、工程材料情報、工程使用分量情報、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報についても、依然として、区分けされたかたちで第2の領域72に表示されるものとなっていることから(第2の領域72中に複数のA列の領域(C列の領域及びD列の領域)が設けられる場合には、これらのA列の領域(C列の領域及びD列の領域)は、互いに区分けされた状態で、縦方向に整列して配置されるため)、未経験調理者は、これらの情報を即座に捉えることができ、効率的に料理の調理を進めることができる。
また、本実施例では、管理サーバー100は、調理器具情報テーブル30を参照して、調理器具情報及び調理器具使用個数情報(料理を調理する際に使用される全ての調理器具及びその使用個数)を、画面データ70の第1の領域71に表示するよう設定するものとなっているが、管理サーバー100から端末200へ送信される情報量(データ容量)を、より軽減させたいのであれば、調理器具情報及び調理器具使用個数情報を第1の領域71に表示させないよう構成することもできる(つまり、この構成では、記憶手段10に調理器具情報及び調理器具使用個数情報は記憶されない)。このように構成したとしても、依然として、第1の領域71には、材料情報及び使用分量情報が表示され、また、第2の領域72には、作業内容情報、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示されるのであるから(これらの情報は、いずれも料理のレシピを把握するために欠かせない情報である)、未経験調理者は、これらの情報をもとに、効率的に材料等確認作業を行うことができる。
また、本実施例では、管理サーバー100は、調理工程情報テーブル40を参照して、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、画面データ70の第2の領域72に表示するよう設定するものとなっているが、管理サーバー100から端末200へ送信される情報量(データ容量)を、より軽減させたいのであれば、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を第2の領域72に表示させないよう構成することもできる(つまり、この構成では、記憶手段10に工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報は記憶されない)。このように構成したとしても、依然として、第1の領域71には、材料情報及び使用分量情報が表示され、また、第2の領域72には、作業内容情報、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示されるのであるから(これらの情報は、いずれも料理のレシピを把握するために欠かせない情報である)、未経験調理者は、これらの情報をもとに、効率的に材料等確認作業を行うことができる。なお、この場合、第2の領域72中に設けられるA列の領域(C列の領域及びD列の領域)の数は、各調理工程の作業内容において使用される材料の数に応じて決定される。
また、この場合において、管理サーバー100(画面データ生成手段11)は、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成してもよい。また、これに加え、管理サーバー100(画面データ生成手段11)は、作業内容情報が表示される色と工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成してもよい。これにより、第2の領域72に表示される上記各種の情報は、情報の種別ごとに一目瞭然に表示されることから、未経験調理者は、効率的に料理の調理を進めることができる。なお、このとき、管理サーバー100(画面データ生成手段11)が生成する色は、フォントの色でもよいし、背景の色でもよい。
なお、この場合において、本発明の構成を、よりシンプルなものとしたいのであれば、管理サーバー100(画面データ生成手段11)は、工程材料情報に係る材料が食材であるか調味料であるかに関わらず、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を同一の色で生成してもよい。なお、このとき、作業内容情報が表示される色を、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色と同一にしてもよいし、異なる色にしてもよい。また、工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、工程材料情報及び工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成する場合において、作業内容情報が表示される色を、これらが表示される色のいずれか一方の色と同一にしても構わない。このように構成したとしても、工程材料情報及び工程使用分量情報は、依然として、作業内容情報と区分けされたかたちで第2の領域72に表示されるものとなっており(第2の領域72におけるA列の領域とB列の領域は区分けされているため)、また、工程材料情報及び工程使用分量情報についても、依然として、区分けされたかたちで第2の領域72に表示されるものとなっていることから(第2の領域72中に複数のA列の領域(C列の領域及びD列の領域)が設けられる場合には、これらのA列の領域(C列の領域及びD列の領域)は、互いに区分けされた状態で、縦方向に整列して配置されるため)、未経験調理者は、これらの情報を即座に捉えることができ、効率的に料理の調理を進めることができる。
また、本実施例において、管理サーバー100は、端末200に画面データ70を送信する際、この画面データ70を端末200にダウンロードさせるかたちで送信してもよい。こうすることで、ユーザーは、管理サーバー100と端末200の通信データ量を気にすることなく、いつでも気軽に、端末200を通じてレシピ画面(画面データ70)を参照することができる。
また、本実施例では、管理サーバー100において、端末200に表示させるための、料理のレシピの画面データ70を生成するものとなっているが(画面データ生成手段11)、この構成に変えて、画面データ生成手段11を設けずに、端末200側で、画面データ70と同様のレシピ画面を、端末200の画面上に表示させるようにしてもよい。以下、この点について、具体的に説明する。なお、以下では、料理のレシピとして「ハンバーグ」のレシピ(「ハンバーグ」のレシピは複数の調理工程からなる)を例に挙げて説明する。
まず、レシピの提供者は、管理サーバー100の入力部113より、ハンバーグ(料理)のレシピに必要な情報を入力する。具体的には、レシピの提供者は、管理サーバー100の入力部113より、次の情報を入力する。

<入力情報>
(1)ハンバーグを調理する際に使用する材料に関する材料情報
例:「合びき肉」、「玉ねぎ」、「パン粉」

(2)材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報
例:合びき肉=「200g」 玉ねぎ=「1/2個(80g)」、パン粉=「大3」

(3)各調理工程ごとの、ハンバーグを調理するための作業内容に関する作業内容情報
例:調理工程1=「みじん切りにして耐熱皿に広げる。」

(4)作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報
例:調理工程1(みじん切りにして耐熱皿に広げる)=「玉ねぎ」
※工程材料情報は、上記入力情報(3)の情報である作業内容情報と関連付けて入力される。

(5)工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報
例:調理工程1(みじん切りにして耐熱皿に広げる=玉ねぎ)=「1/2個(80g)」
※工程使用分量情報は、上記入力情報(3)の情報である作業内容情報と関連付けて入力される。

なお、以下では、上記入力情報(1)から(5)の情報を総称して、「レシピ必要情報」と呼ぶ場合がある。
次に、管理サーバー100は、入力部113より入力されたレシピ必要情報を、管理サーバー100のハードディスク115に記憶する。そして、端末200(以下では、端末200の具体例として、「スマートフォン」を挙げて説明する)から、レシピ必要情報の送信要求情報を、通信部116を介して受信した管理サーバー100は、レシピ必要情報を、通信部116を介して端末200に送信する。
管理サーバー100より、レシピ必要情報を受信した端末200は、このレシピ必要情報を端末200のメモリ(図示略)に記憶する(情報記憶手段)。すなわち、端末200は、レシピ必要情報である以下の、

(1)ハンバーグ(料理)を調理する際に使用される材料に関する材料情報
(2)材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報
(3)各調理工程ごとの、ハンバーグを調理するための作業内容に関する作業内容情報
(4)作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報
(5)工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報

を端末200のメモリに記憶する。なお、上記情報(4)及び(5)は、上記情報(3)と関連付けて記憶される(つまり、工程材料情報及び工程使用分量情報は、作業内容情報と関連付けられて、端末200のメモリに記憶される)。
続いて、端末200は、メモリに記憶したレシピ必要情報に基づいて、端末200の画面上にハンバーグのレシピ画面を表示させる。具体的には、以下のとおりである。なお、端末200の画面上に表示されるレシピ画面のレイアウト及び各種情報の表示態様は、基本的に、本実施例と同様であることから、ここでは、図7及び図9a乃至図9cを参照して説明する。
まず、端末200は、メモリに記憶されている(情報記憶手段によって記憶されている)材料情報及び使用分量情報を、第1の領域71に表示する(材料分量情報表示手段)。このとき、端末200は、材料情報と使用分量情報との対応関係が明確となるよう、これらの情報を横並びで配置するようにする。こうすることで、第1の領域71には、ハンバーグを調理する際に使用される全ての材料及びその使用分量(材料情報及び使用分量情報)が纏まったかたちで一覧的に表示されるようになる。
次に、端末200は、メモリに記憶されている(情報記憶手段によって記憶されている)作業内容情報を、各調理工程ごとに、対応する第2の領域72中のB列の領域(複数の第2の領域72)に、それぞれ表示する(作業内容情報表示手段)。そして、端末200は、メモリに(情報記憶手段によって)、各作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報を、関連付けられている作業内容情報が表示される第2の領域72中のA列の領域に、それぞれ表示する(工程材料分量情報表示手段)。
このとき、工程材料情報はC列の領域に、工程使用分量情報はD列の領域に表示するようにする(工程材料情報をD列の領域に、工程使用分量情報をC列の領域に表示してもよい)。こうすることで、A列の領域(C列の領域及びD列の領域)とB列の領域は、区分けされた状態で横方向に整列していることから、工程材料情報及び工程使用分量情報は、作業内容情報と区分けされたかたちで第2の領域72に表示されることになる。また、これにより、作業内容情報は工程材料情報又は工程使用分量情報と隣接する位置に表示されることになる。
なお、このような、端末200の画面上に表示されるレシピ画面のレイアウトは、調理器具情報及び調理器具使用個数情報が第1の領域71に表示される点、工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報が第2の領域72に表示される点、並びに、第3の領域73が設けられる点(動画像が表示される点)を除いて、本実施例の画面データ70と同様の構成からなることから、当該レシピ画面のレイアウトにおける第1及び第2の領域71、72は、第1、第2の領域71、72の順に直線上に位置するものであって、複数の第2の領域72は調理工程の順に従って、それぞれ直線上に位置することになる(第1の領域71と第2の領域72は、縦方向に整列している)。
また、本実施例と同様に、ハンバーグのレシピ画面が端末200の画面上に表示された際には、端末200の画面上(画面の表示領域内)に、第1の領域71及び第2の領域72の全てが表示されることはないが、当該レシピ画面のレイアウトは上記構成からなることから、ユーザーは、端末200をスクロールさせることで(端末200の画面に触れた状態で指を上方にスライドさせる)、第2の領域72に表示される情報(作業内容情報、工程材料情報及び工程使用分量情報)を、順次、端末200の画面上に表示させることができる(つまり、端末200の画面上の表示全体は、直線上に画面スクロールされる(図9b及び図9c参照)。なお、第1の領域71及び第2の領域72が横方向に整列している場合も同様である。)。
このように本発明を構成すれば、管理サーバー100は、画面データ70を生成する必要がないことから、この構成に係る発明を採用することで、管理サーバー100の情報処理作業にかかる負荷を軽減させることができる。また、この構成に係る発明は、基本的に本実施例に係る発明と同様の構成からなることから、この構成に係る発明では、この限りにおいて、本実施例に係る発明が奏する効果と同様の効果を奏する。
最後に、本実施例の料理のレシピ表示システムは、料理のレシピ表示方法であってもよいし、コンピュータを料理のレシピ表示システム又は方法として機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。なお、上記記録媒体は、本実施例の料理のレシピ表示システムのROMそのものや、外部記憶装置(CD-ROMドライブ等)に挿入することで読み取り可能なCD-ROM、磁気テープ、カセットテープ、フレキシブルディスク、ハードディスク、MO/MD/DVD等、又は半導体メモリであってもよい。
以上のとおり、これまで、本実施例に対するいくつかの変形例を説明したが、これらの変形例を、適宜組み合わせて適用することができることは勿論のことである。
このように、本実施例では、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
10 記憶手段
11 画面データ生成手段
12 画面データ送信手段
13 表示指示情報受信手段
14 動画像送信手段
20 材料情報テーブル
30 調理器具情報テーブル
40 調理工程情報テーブル
50 動画像テーブル
60 チャプターテーブル
70 画面データ
71 第1の領域
72 第2の領域
73 第3の領域
74 操作ボタン画像
100 管理サーバー
111 制御部
112 メモリ
113 入力部
114 出力部
115 ハードディスク
116 通信部
200 端末

Claims (8)

  1. 複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する記憶手段と、
    該記憶手段によって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を表示する第1の領域と、該記憶手段によって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、それぞれ表示し、該記憶手段によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示する複数の第2の領域とを含む画面データを生成する画面データ生成手段と、
    該画面データ生成手段によって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末に送信する画面データ送信手段とを備え、
    該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置することを特徴とする料理のレシピ表示システム。
  2. 該画面データ生成手段は、該工程材料情報に係る材料が食材の場合と調味料の場合とで、該工程材料情報及び該工程使用分量情報が表示される色を異なる色で生成するとともに、該工程調理器具情報及び該工程調理器具使用個数情報が表示される色と該工程材料情報及び該工程使用分量情報が表示される色とを異なる色で生成することを特徴とする請求項に記載の料理のレシピ表示システム。
  3. 該画面データ生成手段は、該工程材料情報及び該工程使用分量情報並びに該工程調理器具情報及び該工程調理器具使用個数情報が表示される色と該作業内容情報が表示される色とを異なる色で生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の料理のレシピ表示システム。
  4. 該記憶手段は、さらに、該料理を調理している様子が撮影された動画像を記憶し、
    該画面データ生成手段によって生成される画面データには、さらに、該記憶手段によって記憶されている動画像を表示する第3の領域を含むものであって、
    該第3の領域は、該第3、第1の領域の順に、該第1及び第2の領域の直線上に位置することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の料理のレシピ表示システム。
  5. 該動画像は、各該調理工程ごとに複数のチャプターから構成されるものであって、
    各該調理工程ごとの該動画像を、対応する該チャプターの先頭から表示するよう指示する表示指示情報を、該端末から受信する表示指示情報受信手段と、
    該表示指示情報受信手段によって受信した表示指示情報に基づいて、対応する該チャプターの先頭から表示される各該調理工程ごとの該動画像を、該端末に送信する動画像送信手段とを備え、
    該画面データ生成手段によって生成される画面データに含まれる複数の第2の領域には、それぞれ、該端末を介して該表示指示情報を送信するための操作ボタン画像が表示されていることを特徴とする請求項に記載の料理のレシピ表示システム。
  6. 複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する情報記憶手段と、
    該情報記憶手段によって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を、第1の領域に表示する材料分量情報表示手段と、
    該情報記憶手段によって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、複数の第2の領域に、それぞれ表示する作業内容情報表示手段と、
    該情報記憶手段によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報が表示される該第2の領域に、該作業内容情報と区分けして表示する工程材料分量情報表示手段とを備え、
    該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置するとともに、表示全体が該直線上に画面スクロールされることを特徴とする料理のレシピ表示システム。
  7. 料理のレシピ表示システムにおける料理のレシピ表示方法であって、
    該料理のレシピ表示システムは、
    複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する記憶ステップと、
    該記憶ステップによって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を表示する第1の領域と、該記憶ステップによって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、それぞれ表示し、該記憶ステップによって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示する複数の第2の領域とを含む画面データを生成する画面データ生成ステップと、
    該画面データ生成ステップによって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末に送信する画面データ送信ステップとを実行するものであって、
    該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置することを特徴とする料理のレシピ表示方法。
  8. コンピュータを、
    料理のレシピ表示システムとして機能させるためのプログラムであって、
    該料理のレシピ表示システムは、
    複数の調理工程からなる料理を調理する際に使用される材料に関する材料情報と、該材料情報に係る材料の使用分量に関する使用分量情報と、該料理を調理する際に使用される調理器具に関する調理器具情報と、該調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する調理器具使用個数情報と、各該調理工程ごとの、該料理を調理するための作業内容に関する作業内容情報と、該作業内容情報と関連付けて、該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される材料に関する工程材料情報及び該工程材料情報に係る材料の使用分量に関する工程使用分量情報並びに該作業内容情報に係る作業内容を実行する際に使用される調理器具に関する工程調理器具情報及び該工程調理器具情報に係る調理器具の使用個数に関する工程調理器具使用個数情報とを記憶する記憶手段と、
    該記憶手段によって記憶されている材料情報及び使用分量情報並びに調理器具情報及び調理器具使用個数情報を表示する第1の領域と、該記憶手段によって記憶されている作業内容情報を、各該調理工程ごとに、それぞれ表示し、該記憶手段によって該作業内容情報と関連付けて記憶されている工程材料情報及び工程使用分量情報並びに工程調理器具情報及び工程調理器具使用個数情報を、該作業内容情報と区分けして表示する複数の第2の領域とを含む画面データを生成する画面データ生成手段と、
    該画面データ生成手段によって生成された画面データを、ネットワークを介して接続される端末に送信する画面データ送信手段とを備え、
    該作業内容情報は該工程材料情報及び該工程調理器具情報又は該工程使用分量情報及び該工程調理器具使用個数情報と隣接する位置に表示され、該第1及び第2の領域は該第1、第2の領域の順に直線上に位置するものであって、該複数の第2の領域は該調理工程の順に従って、それぞれ該直線上に位置する、
    プログラム。
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