JP7090441B2 - 献立立案システム、方法、プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、複数の食材に基づいて献立立案を行うシステムに関する。
近年、共働き世帯の増加等により、一般家庭が食材を毎日購入することが難しくなり、宅配や休日などにまとめ買いを行うケースが増えている。このようなまとめ買いの購入形態の場合、手元の食材量等について比較的に把握がしやすく管理がしやすいものの、食材を計画的に消費していく必要性がより高くなる。
一方、近年、料理の専門家や一般のユーザが作成した料理レシピを検索することができるウェブサイトやソフトウェアが普及している。これらのウェブサイトやソフトウェアにおいては、ユーザが食材を指定すると、当該食材を使用したレシピの提案が行われる。例えば、特許文献1には、余剰食材に基づいてレシピ検索を行う技術について開示されている。
特許第5651273号公報
しかしながら、従来のこれらの食材に基づく料理レシピの検索技術においては、ユーザ等により食材又は食材量が指定された場合、単に当該条件を満たす一回分の食事の料理レシピが検索、提案されるに過ぎなかった。そのため、ユーザが、手元の食材を計画的に消費するために、複数回の食事、例えば、朝・昼・晩の3回の食事に関する献立計画を作成しようとすれば、手元の食材の種類と量について考慮しつつ、複数回に亘ってレシピ検索を行わなければならなかった。この献立計画の立案難易度は高く不便であった。
本発明は、上述の技術的背景の下になされたものであり、その目的とすることころは、指定した食材の種類と量に基づいて、複数回の食事の献立を一括して計画することができる献立立案システム等を提供することにある。
本発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上述の技術的課題は、以下の構成を有する情報処理装置により解決することができる。
すなわち、本開示に係る献立立案システムは、複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得部と、各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得部と、所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得部と、特定すべき献立数を取得する献立数取得部と、前記食材量取得部で取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得部で取得された前記最適条件と、前記献立数取得部にて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定部と、を備えている。
このような構成によれば、指定した食材の種類と量に基づいて、複数回の食事の献立を一括して計画することができる。
前記献立立案システムは、さらに、献立を消費する人数に関する情報である人数条件取得部を含み、前記最適献立特定部は、前記人数を考慮して前記最適献立を特定する、ものであってもよい。
前記消費対象食材量データは、各前記消費対象食材の消費上限量と消費下限量とが規定された食材量データである、ものであってもよい。
前記最適献立データの特定は、前記消費対象食材量、前記最適条件及び前記献立例データとに基づく混合整数計画問題をソルバプログラムにより解くことにより行われる、ものであってもよい。
前記最適条件は、特定の前記消費対象食材の消費量を最大化するという条件であってもよい。
前記最適条件は、献立の人気度に相当する数値を最大化するという条件であってもよい。
前記最適条件は、献立の経済性に相当する数値を最大化するという条件であってもよい。
前記最適条件は、前記最適献立に要する各食材量と各前記消費対象食材の量の各差分相当量の総和を最小化するという条件であってもよい。
前記最適条件は、前記最適献立に要する各食材量と各前記消費対象食材の量の各差分相当量に対してそれぞれ食材毎に設定された所定の係数を掛けたものの総和を最小化するという条件であってもよい。
前記所定の係数は、各食材の重さに応じて設定された係数であってもよい。
前記献立立案システムは、さらに、表示部を含み、前記表示部は、前記最適献立と、前記最適献立の関連情報とを表示する、ものであってもよい。
また、本発明は、献立立案ネットワークシステムとしても観念することができる。すなわち、本発明に係る献立立案ネットワークシステムは、情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を含む献立立案ネットワークシステムであって、前記サーバ装置は、複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得部と、各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得部と、所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得部と、特定すべき献立数を取得する献立数取得部と、前記食材量取得部で取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得部で取得された前記最適条件と、前記献立数取得部にて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定部と、を備え、前記消費対象食材量データ及び前記最適条件の入力は、前記情報処理装置を介して行われる、ものである。
また、本発明は、献立立案方法としても観念することができる。すなわち、本発明に係る献立立案方法は、複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得ステップと、各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得ステップと、所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得ステップと、特定すべき献立数を取得する献立数取得ステップと、前記食材量取得ステップで取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得ステップで取得された前記最適条件と、前記献立数取得ステップにて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定ステップと、を備えるものである。
また、本発明は、コンピュータプログラムとしても観念することができる。すなわち、本発明に係る献立立案コンピュータプログラムは、コンピュータを、複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得部と、各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得部と、所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得部と、特定すべき献立数を取得する献立数取得部と、前記食材量取得部で取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得部で取得された前記最適条件と、前記献立数取得部にて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定部と、を備える献立立案装置として機能させるためのものである。
本開示によれば、指定した食材の種類と量に基づいて、複数回の食事の献立を一括して計画することができる。
図1は、システムの全体構成図である。 図2は、献立立案サーバの構成図である。 図3は、システムの動作に関するゼネラルフローチャートである。 図4は、献立立案処理に関するフローチャートである。 図5は、各種情報入力時の画面図である。 図6は、献立リストに関する説明図である。 図7は、食材別使用量配列の取り出しイメージに関する説明図(その1)である。 図8は、食材別使用量配列の取り出しイメージに関する説明図(その2)である。 図9は、ワークエリアに展開された食材別使用量配列のイメージに関する説明図である。 図10は、変数に関する説明図である。 図11は、混合整数計画問題の内容に関する説明図である。 図12は、ソルバプログラムの適用に関するイメージ図である。 図13は、献立関連情報付加処理に関するフロー図である。 図14は、出力変数列の適用イメージに関する説明図である。 図15は、結果表示時の画面図である。
以下、本発明に係る献立立案システム、方法、プログラムの実施の一形態を、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1.第1の実施形態>
図1~図15を参照しつつ、本発明の第1の実施形態について説明する。
<1.1 システム構成>
まず、図1及び図2を参照しつつ、本実施形態に係る献立立案システム10の構成について説明する。
図1は、システムの全体構成について示している。同図から明らかな通り、情報処理端末1は、有線又は無線により、ネットワーク2を介して、献立立案サーバ3に接続している。 献立立案サーバ3は、多数の献立データを格納した献立データベース4に接続している。なお、情報処理端末1は、本実施形態においては、利用者が所有するパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、デジタルテレビ等の端末機器であって、インターネット等のネットワーク2を介して、献立立案サーバ3と双方向に通信可能に構成されている。
図2は、献立立案サーバ3のハードウェア構成図である。同図から明らかな通り、献立立案サーバ3の内部においては、バス32を介して、制御部33、記憶部34、通信部35、表示部36、入力部37が接続されている。
バス12は、制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。制御部33は、CPU(Central Processing Unit)で構成される。記憶部34は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等の記憶媒体であり、後述の種々の処理を実行するためのプログラムやデータを記憶している。なお、制御部33は、記憶部34に格納されるプログラムを記憶部34を構成するRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行する。通信部35は、ネットワーク2を用いた通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク2を介して、他の装置と通信を行う。表示部36は、液晶ディスプレイ及び液晶ディスプレイと連携してビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)から構成される。入力部37は、データの入力を行うためのものであり、本実施形態においては、タッチパネル、キーボード、マイク等の入力装置である。ユーザは、入力部17を介して、献立立案サーバ3に対して、所定の操作指示、データ入力等を行うことができる。
なお、献立立案サーバ3の記憶部14には、混合整数計画法に対応し、所定の問題を解くことが可能なソルバプログラムが格納されている。このソルバプログラムには、例として、Cplex、SCIP、Gurobi、lpsolveなどが含まれる。なお、ソルバプログラムには最適解を1つ求めるものと複数求められるものが存在するがいずれを用いてもよい。なお、複数の最適解を求められるソルバプログラムを用いる場合は、最適化条件を複数設定することができる。
また、ハードウェア構成は、本実施形態に係る構成に限定されない。従って、例えば、複数のサーバ装置等を利用して分散処理を行ったり、記憶部34等の装置の一部を外部に別途配置してネットワークを介して接続する等、用途目的に応じて様々な構成を取ることが可能である。
なお、情報処理装置1のハードウェア構成も図2に示されたハードウェア構成と略同一であるので、ここでは説明を省略する。
<1.2 システムの動作>
次に、図3~図15を参照しつつ、本実施形態に係る献立立案システム10の動作について説明する。
図3は、献立立案システム10の動作に関して説明するゼネラルフローチャートである。同図において、処理が開始すると、情報処理装置1においては、ユーザにより、家族の人数、消費対象とする食材ごとの上限量と下限量、使い切りたい食材、食事の回数を表す食数の入力処理が行われる(S1)。なお、これらの入力処理は、所定のアプリケーションプログラムを起動することにより行われてもよい。ユーザが、これらの情報を入力した後、所定の決定処理を行うと、同情報は、情報処理装置1からネットワーク2を介して献立立案サーバ3へと送信される。
図4は、各種情報入力時(S1)に情報処理装置1の表示部上に表示される入力時画面図50である。入力時画面図50上は、画面左上に最適化条件入力領域51が設けられており、具体的には、ラジオボタンを用いて最適化条件を、使い切りたい食材を指定する「食材使い切り」条件と、高い人気の献立を優先する「人気」条件の間で、選択することができる。同図の例にあっては、使い切りたい食材を指定する「食材使い切り」条件が選択されている。
最適化条件入力領域51の直下には、最適化条件として「食材使い切り」条件が選択されている際にアクティブとなる使い切り食材選択領域52が設けられている。食材選択領域52では、縦方向のスライドバーを操作することにより表示食材を切り替えて、一の使い切り食材を選択できるように構成されている。なお、同図の例にあっては、上から順に「キャベツ」、「白菜」、「人参」、「大根」が表示されており、そのうち「キャベツ」が選択されている。
入力時画面図50の右列の最上部には、「家族の人数」との表示を含み、献立の消費者人数を設定する人数設定領域53が設けられており、スライドバーを利用して献立の消費人数を設定することができる。同図の例にあっては「4人」が選択されている。人数設定領域53の下部には、「食数」の表示と共に食数を選択する食数選択領域54が設けられており、スライドバーを利用して食数を設定することができる。図4の例にあっては「3食」が設定されている。
食材選択領域52の下部には各食材の上限量を定めるスライドバーが複数設けられた上限量設定領域55が設けられており、上からキャベツ、白菜、人参、きゅうり、なす、玉ねぎ、及びピーマンの上限量が設定可能に構成されている。図4の例にあっては、キャベツの上限量として1個、白菜の上限量として0個、人参の上限量として10本、きゅうりの上限量として3本、なすの上限量として0本、玉ねぎの上限量として3個、及びピーマンの上限量として20個が設定されている。
食数選択領域54の下部には、各食材の下限量を定めるスライドバーが複数設けられた下限量設定領域56が設けられており、上からキャベツ、白菜、人参、きゅうり、なす、玉ねぎ、及びピーマンの下限量が設定可能に構成されている。図4の例にあっては、キャベツの下限量として0.3個、白菜の下限量として0個、人参の下限量として5本、きゅうりの下限量として2本、なすの下限量として0本、玉ねぎの下限量として1個、及びピーマンの下限量として0個が設定されている。
すなわち、図4の例にあっては、上限量設定領域55の内容と下限量設定領域56の内容とを合わせて、キャベツの使用量は0.3個以上1個以下、白菜は使用しない、人参は5本以上10本以下、きゅうりは使用しない、ナスは使用しない、玉ねぎは1個以上3個以下、ピーマンは使用しないという条件を入力したこととなる。
下限量設定領域56の下部には決定ボタン57が設けられており、この決定ボタン57を選択することにより、各入力が確定されると共に入力情報が献立立案サーバ3へと送信される(S1)。
図3に戻り、情報が入力されるまで待機状態(S2NO)にあった献立立案サーバ3は、情報処理装置1から上述の情報を取得すると(S2YES)、献立立案処理を行う(S3)。
図4は、献立立案処理の詳細について示すフローチャートである。同図から明らかな通り、献立立案処理が開始すると、献立立案サーバ3は、情報処理装置1から受信して記憶部34へと格納していた、家族の人数情報、食材毎の上限量情報及び下限量情報、使い切りを行う食材情報、食数情報を読み出す処理を行い、記憶部34のRAM上のワークエリアに展開する(S31)。その後、献立立案サーバ3は、献立DBから多数の献立例(レシピ情報)を含む献立リストを読み出す(S32)。
図6は、献立リスト70の構造に関するイメージを表した説明図である。同図から明らかな通り、献立リスト70は、「牛すき煮」、「大根のベーコン巻き」等の主菜に関するデータである主菜データ71、「ピーマンのおひたし」、「ほうれんそうの煮びたし」等の副菜に関するデータである副菜データ72、「じゃがいもとたまねぎのみそ汁」、「にんじんのポタージュ」等の汁物に関するデータである汁物データ73とを有する。また、各献立には、評価情報74が設定され、評価情報74には、各献立の人気度を示す数値である人気度指標、各献立の経済性(価格の安さ)を示す数値である経済性指標等が含まれている。さらに、前記主菜データ71、副菜データ72及び汁物データ73を調理する上で必要な食材の使用量である必要食材量データ75が含まれ、同表中では、食材として、キャベツ、白菜、にんじん、きゅうり、ナス、たまねぎ、ねぎ、・・・、ピーマン列とその必要量が示されている。すなわち、献立リスト70中には、各献立に対する評価情報74と必要食材量データ75が設定されていることとなる。
なお、献立リスト70は、読み出された後に、食材列ごとに記憶部34のRAM上のワークエリアへと展開される。図7及び図8は、献立リスト70の必要キャベツ量列751と必要白菜量列752とを読み出して、キャベツ配列901と白菜配列902とを得ることを表すイメージ図である。このように読み出された各配列はまとめて、記憶部34のRAM上のワークエリア900へと展開される。図9は、各配列(キャベツ配列901、白菜配列902、・・・、ピーマン配列903)を記憶部34のRAM上のワークエリア900へと展開した時のイメージ図である。
図4に戻り、献立リストを読み出した後、混合整数計画問題90の作成処理が行われる(S33)。
図11は、混合整数計画問題90の内容に関する説明図である。同図から明らかな通り、混合整数計画問題90とは、問題91と当該問題91を解く上での複数の制約条件(例えば、制約条件92~制約条件102)とから構成されている。本実施形態においては、問題91は、「下記の条件で、キャベツの総使用量が最大となる変数の組み合わせを求めよ。」という内容である。なお、これは、使い切り食材としてキャベツを選択した際に設定される問題である。
ここで、変数について説明する。図10は、変数の内容に関する説明図であり、より具体的には、主菜、副菜、汁物の組み合わせから成る各献立と変数との関係を表す説明表80である。なお、便宜上、同図においては、表の左から3列を献立列81とし、最右列を変数列86として表示している。同図から明らかな通り、献立列81に記載された主菜、副菜、汁物の組み合わせから成る各献立は、変数列86の各変数1~変数Nと対応付けられており、変数1~変数Nは、それぞれ、対応する献立を作らないことを示す「0」と、対応する献立を作ることを示す「1」の2値のいずれかをとる。後述するように、最終的に、この変数が「0」と「1」のいずれの値をとるかにより献立立案が行われる。なお、このような変数に関する制約条件が、図11に示す制約条件0-2に相当する前提制約条件92と制約条件0-1に相当する前提制約条件93である。
図11に戻り、各食材に関する制約条件について説明する。図11の中央上部には、制約条件1に係る前提条件(定義)である制約条件1用定義94が示され、その内容は「キャベツの一人分の総使用量は、食材別使用量配列より、以下で求められる」との記載と、その下に「0*変数1+0*変数2+・・・+0.12*変数N」との数式である。これは、キャベツの1人分の総使用量を定義する条件である。また、制約条件1用定義94の下には、制約条件1-1であって「キャベツの一人分の総使用量*家族の人数は入力されたキャベツ下限以上」との内容である下限量制約条件95と、制約条件1-2であって「キャベツの一人分の総使用量*家族の人数は入力されたキャベツ上限以下」に相当する上限量制約条件96とが表示されている。すなわち、これにより、一の食材であるキャベツの上限量と下限量に関する制約条件が規定されている。
このような制約条件は各食材について設けられ、「白菜」について、同様に、制約条件2用定義97、下限量制約条件98及び上限量制約条件99が設定され、「ピーマン」について、同様に、制約条件M用定義100、上限量制約条件101及び下限量制約条件102が設定されている。なお、各食材の量に関する情報は、既に記憶部34のRAM上のワークエリア900へと展開された情報を利用してもよい。
図4に戻り、混合整数計画問題90の作成処理が行われた後、作成された混合整数計画問題90をソルバプログラムを用いて解決する処理が行われる(S34)。
図12は、ソルバプログラムを混合整数計画問題90に対して適用する場合のイメージ図である。同図から明らかな通り、混合整数計画問題90に対してソルバプログラムを適用することにより0と1から成る出力変数列861が生成されることとなる。なお、このソルバプログラムとしては既知の種々のプログラムを利用することができ、例えば、上述の通り、Cplex、SCIP、Gurobi、lpsolve等を利用することができる。
図14は、各献立と変数との関係を表す説明表80への出力変数列861の適用イメージに関する説明図である。同図から明らかな通り、ソルバプログラムにより生成された出力変数列は、「0100101・・・0」であり、第2番目、第5番目及び第7番目に当該献立を作ることを示す「1」が含まれている。従って、第2番目の献立である「主菜:大根のベーコン巻き、副菜:ほうれんそうの煮びたし、汁物:にんじんのポタージュ」、第5番目の献立である「主菜:しょうが焼き、副菜:大根の重ね漬け、汁物:キャベツとわかめのみそ汁」、第7番目の献立である「主菜:キャベツ焼き、副菜:大根ナムル、汁物:根菜のみそ汁」の3つの献立が出力対象の最適献立として特定される。
図4に戻り、混合整数計画問題90のソルバプログラムを用いた解決処理が行われた後、出力変数変数列861及び当該出力変数列861により特定された最適献立データを含む各種のデータを記憶部34へと記憶する処理が行われる(S35)。この処理の後、献立立案処理(S3)は終了する。
図3に戻り、献立立案処理が行われると、上述の3つの最適献立に関して献立関連情報を付加する処理が行われる(S4)。本実施形態においては、この献立関連情報は、各献立に対応するインターネット上のレシピページのURL情報やリンク情報等である。しかしながら、献立関連情報は、このような情報に限定されず、従って、例えば、献立に関連する食材等の販売サイトへのリンクや、各献立の栄養成分に関する情報等であってもよい。
献立関連情報が付加された後、立案結果、すなわち、少なくとも最適献立情報と当該最適献立情報に付加された献立関連情報とを情報処理装置1へと送信する処理が行われる(S5)。
情報の受信待機状態(S6NO)であった情報処理装置1は、立案結果を受信すると(S6YES)、立案結果、すなわち、立案された献立の表示処理を行う(S7)。
図15は、情報処理装置1の表示部上へと表示される結果表示時の画面図、すなわち、表示される最適献立表130について示す画面図である。同図において、最左列は番号列134、その右隣りが主菜表示列131、その右隣りが副菜表示列132、さらにその右隣りが汁物表示列133である。同図から明らかな通り、設定した3食分の献立が各列に表示されている。例えば、最上段には主菜として「大根のベーコン巻き」、副菜として「ほうれんそうの煮びたし」、汁物として「人参のポタージュ」が表示されている。なお、上述の3つの最適献立には、それぞれ献立関連情報が付加されているので、各献立名はハイパーリンク等により選択可能に構成されている。従って、各献立名に相当する領域を例えばタッチパネル等を介して選択すると、当該献立のレシピページへと移動できるように構成されている。
この表示処理(S7)を行った後、処理は終了する。
<2.その他>
上述の実施形態においては、最適化条件として食材使い切りを選択した例について説明したが、本開示はそのような構成に限定されない。従って、例えば、献立の人気度や経済性を最適化条件として、人気度が高い献立を特定したり、或いは、経済性に優れた(安価な)献立を特定するような構成としてもよい。
また、上述の記載においては、最適化条件として、食材に関する条件、例えば、特定食材の使い切りという条件や、献立に関する条件、例えば、献立の人気の高さや経済性の良さを最適化条件としたが、本発明はこのような構成に限定されない。従って、例えば、食材に関する条件と献立に関する条件の両方を加味した条件を採用してもよい。このような条件の例としては、手元の食材全体をより無駄なく使い切ることができるような献立を立案するため、例えば、入力された各消費対象食材の量と、最終的に提案される最適献立に要する各食材量との各差分に相当する量(例えば、各差分の絶対値)の総和を最小化する条件などが挙げられる。
また、この際、各差分相当量に対して食材毎に設定された所定の係数を掛けてから総和を算出してもよい。この係数は様々に決定することができるが、一例としては、食材の重さの影響を考慮した係数を採用することができる。例えば、キャベツときゅうりがそれぞれ1つずつ使用されず余った場合、個数としては同じ1つの余りである。しかしながら、キャベツの一般的な重さが1000gであり、きゅうりの重さが100gであったとすると、重さを基準にしてみれば10倍程の差異がある。この影響を加味して、例えば、キャベツの係数をきゅうりの係数に対して10倍程度に設定することにより、重たい食材の利用を促すような処理を行ってもよい。
さらに、上述の実施形態においては、食材量としてスライドバーを用いて下限量と上限量とを入力する構成としたが、入力の形態はこのような構成に限定されない。従って、例えば、所定の数値を入力させその上下の適当な範囲を下限量と上限量として決定してもよい。
加えて、上述の実施形態においては、献立立案システム10は、ネットワーク、特にインターネットを介した構成としたが、このような構成に限定されず、例えば、一の装置や、ローカルコンピュータの中で起動されて稼働するプログラムとして構成されてもよい。
献立立案システム、方法、プログラムを製造等する産業にて利用可能である。
1 情報処理装置
2 ネットワーク
3 献立立案サーバ
4 献立データベース
10 献立立案システム

Claims (13)

  1. 複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得部と、
    各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得部と、
    所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得部と、
    特定すべき献立数を取得する献立数取得部と、
    前記食材量取得部で取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得部で取得された前記最適条件と、前記献立数取得部にて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定部と、を備え
    前記最適献立の特定は、前記消費対象食材量データ、前記最適条件及び前記献立例データとに基づく混合整数計画問題をソルバプログラムにより解くことにより行われる、献立立案システム。
  2. 前記献立立案システムは、さらに、
    献立を消費する人数に関する情報である人数条件取得部を含み、
    前記最適献立特定部は、前記人数を考慮して前記最適献立を特定する、請求項1に記載の献立立案システム。
  3. 前記消費対象食材量データは、各前記消費対象食材の消費上限量と消費下限量とが規定された食材量データである、請求項1又は請求項2に記載の献立立案システム。
  4. 前記最適条件は、特定の前記消費対象食材の消費量を最大化するという条件である、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の献立立案システム。
  5. 前記最適条件は、献立の人気度に相当する数値を最大化するという条件である、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の献立立案システム。
  6. 前記最適条件は、献立の経済性に相当する数値を最大化するという条件である、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の献立立案システム。
  7. 前記最適条件は、前記最適献立に要する各食材量と各前記消費対象食材の量の各差分相当量の総和を最小化するという条件である、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の献立立案システム。
  8. 前記最適条件は、前記最適献立に要する各食材量と各前記消費対象食材の量の各差分相当量に対してそれぞれ食材毎に設定された所定の係数を掛けたものの総和を最小化するという条件である、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の献立立案システム。
  9. 前記所定の係数は、各食材の重さに応じて設定された係数である、請求項に記載の献立立案システム。
  10. 前記献立立案システムは、さらに、表示部を含み、
    前記表示部は、前記最適献立と、前記最適献立の関連情報とを表示する、請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の献立立案システム。
  11. 情報処理装置と、
    前記情報処理装置とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を含む献立立案ネットワークシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得部と、
    各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得部と、
    所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得部と、
    特定すべき献立数を取得する献立数取得部と、
    前記食材量取得部で取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得部で取得された前記最適条件と、前記献立数取得部にて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定部と、を備え、
    前記消費対象食材量データ及び前記最適条件の入力は、前記情報処理装置を介して行われ
    前記最適献立の特定は、前記消費対象食材量データ、前記最適条件及び前記献立例データとに基づく混合整数計画問題をソルバプログラムにより解くことにより行われる、献立立案ネットワークシステム。
  12. 複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得ステップと、
    各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得ステップと、
    所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得ステップと、
    特定すべき献立数を取得する献立数取得ステップと、
    前記食材量取得ステップで取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得ステップで取得された前記最適条件と、前記献立数取得ステップにて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定ステップと、を備え
    前記最適献立の特定は、前記消費対象食材量データ、前記最適条件及び前記献立例データとに基づく混合整数計画問題をソルバプログラムにより解くことにより行われる、献立立案方法。
  13. コンピュータを、
    複数の消費対象食材の量を含む消費対象食材量データを取得する食材量取得部と、
    各前記消費対象食材に関する条件及び/又は各前記消費対象食材に基づいて調理可能な献立に関する条件である、最適条件を取得する最適条件取得部と、
    所定の複数の献立例とその調理に必要な食材及び食材量を含む、献立例データを取得する献立例データ取得部と、
    特定すべき献立数を取得する献立数取得部と、
    前記食材量取得部で取得された前記消費対象食材量データと、前記最適条件取得部で取得された前記最適条件と、前記献立数取得部にて取得された前記献立数と、に基づいて、前記献立例データから前記献立数分だけ前記最適条件を満たす最適献立を特定する最適献立特定部と、を備え
    前記最適献立の特定は、前記消費対象食材量データ、前記最適条件及び前記献立例データとに基づく混合整数計画問題をソルバプログラムにより解くことにより行われる、献立立案装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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