JP7099332B2 - 車両側部構造 - Google Patents
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Description
次に、図2~図4を参照して、本実施形態による車両側部構造50について説明する。なお、以下では、一対の車両側部構造50のうちの左側の車両側部構造50について説明する。右側の車両側部構造50は左側と同様に構成されているため説明を省略する。
次に、図2~図4を参照して、本実施形態による車両側部構造50における側面衝突時に機能する構造部分について説明する。
次に、図5を参照して、本実施形態による車両側部構造50における側面衝突時の動作例について説明する。
次に、図6を参照して、本実施形態による車両側部構造50における側面衝突時のリアサイドドア2の速度変化について説明する。なお、図6では、本実施形態の車両側部構造50における側面衝突時のリアサイドドア2の速度変化を示すとともに、側面衝突時に機能する構造部分が設けられていない比較例の車両側部構造における側面衝突時のリアサイドドアの速度変化を示した。以下では、比較例の車両側部構造における側面衝突時のリアサイドドアの速度変化について説明した後に、本実施形態の車両側部構造50における側面衝突時のリアサイドドア2の速度変化について説明する。
図6に示すように、比較例による車両側部構造では、側面衝突時に、衝突物からの入力によってリアサイドドアの車幅方向内側への速度が上昇する。そして、時点t1において、衝突物に押されて車幅方向内側に移動するリアサイドドアがキャビン内のリアシートに当たり、リアサイドドアの速度が低下される。
本実施形態による車両側部構造50では、側面衝突時に、衝突物150からの入力によってリアサイドドア2の車幅方向内側への速度が上昇する。そして、時点t1において、衝突物150に押されて車幅方向内側に移動するリアサイドドア2がキャビン内のリアシートに当たり、リアサイドドア2の速度が低下される。
本実施形態では、上記のように、リアサイドドア2用のストライカ8にブラケット9が取り付けられ、かつ、ブラケット9に棒部92dが設けられるとともに、ルーフサイドアウタリインフォースメント6に孔部65aが設けられることによって、側面衝突時に、棒部92dが孔部65aに係合されることにより、リアサイドドア2に入力される衝突荷重がブラケット9を介してルーフサイドアウタリインフォースメント6に伝達されるので、リアサイドドア2のキャビンへの侵入を抑制することができる。また、ブラケット9がルーフサイドアウタリインフォースメント6に接合されないので、高い寸法精度が要求されるのを抑制することができる。その結果、高い寸法精度が要求されるのを抑制しながら、側面衝突時におけるリアサイドドア2のキャビンへの侵入を抑制することができる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
5 リアホイールハウス
6、230、260、270 ルーフサイドアウタリインフォースメント(リインフォースメント)
7 サイドアウタパネル
8 ストライカ
9、200、210、240、250 ブラケット
9b、200b、211b 面部(第1面部)
9c、200c、211c、212a 面部(第2面部)
50 車両側部構造
64、65a、232 孔部(被係合部)
65、220 補強パッチ
65b、242 バーリング部
92 ロッド
92d 棒部(係合部、突部)
200d、212b 面部(第3面部、係合部、突部)
201 ビード部
211 板材(第1板材)
212 板材(第2板材)
231 エクステンション
241、251 孔部(係合部)
261、271 突部(被係合部)
Claims (10)
- リアホイールハウスから上方に延びるリインフォースメントと、
前記リアホイールハウスおよび前記リインフォースメントの車幅方向外側に配置されたサイドアウタパネルと、
前記サイドアウタパネルの外側に配置され、リアサイドドアをロックするためのストライカと、
前記サイドアウタパネルの内側に配置され、前記ストライカが取り付けられるブラケットとを備える車両側部構造であって、
前記ブラケットには、係合部が設けられるとともに、前記リインフォースメントには、側面衝突時に前記係合部が係合される被係合部が設けられ、
前記係合部および前記被係合部の一方が車幅方向に延びる突部であり、前記係合部および前記被係合部の他方が孔部であり、前記突部が前記孔部に挿入され、
前記ブラケットにはロッドが設けられるとともに、前記リインフォースメントには前記孔部が設けられており、
前記ロッドは、車両前方側が前記ブラケットに取り付けられ、車両後方側が前記孔部に挿入されていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項1に記載の車両側部構造において、
前記ブラケットは、前記ストライカが取り付けられる第1面部と、前記第1面部から車両後方側に延びる第2面部とを含み、
前記第1面部および前記第2面部に前記ロッドが取り付けられていることを特徴とする車両側部構造。 - リアホイールハウスから上方に延びるリインフォースメントと、
前記リアホイールハウスおよび前記リインフォースメントの車幅方向外側に配置されたサイドアウタパネルと、
前記サイドアウタパネルの外側に配置され、リアサイドドアをロックするためのストライカと、
前記サイドアウタパネルの内側に配置され、前記ストライカが取り付けられるブラケットとを備える車両側部構造であって、
前記ブラケットには、係合部が設けられるとともに、前記リインフォースメントには、側面衝突時に前記係合部が係合される被係合部が設けられ、
前記係合部および前記被係合部の一方が車幅方向に延びる突部であり、前記係合部および前記被係合部の他方が孔部であり、前記突部が前記孔部に挿入され、
前記ブラケットは、前記ストライカが取り付けられる第1面部と、前記第1面部から車両後方側に延びる第2面部と、前記第2面部から車幅方向内側に延びる第3面部とを含み、
前記リインフォースメントには、前記第3面部が挿入される前記孔部が設けられていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項3に記載の車両側部構造において、
前記第2面部および前記第3面部にはビード部が形成されていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項3または4に記載の車両側部構造において、
前記ブラケットは、第1板材と、前記第1板材よりも厚みが大きい第2板材とを含み、
前記第1板材により前記第1面部および前記第2面部が構成され、前記第2板材により前記第2面部および前記第3面部が構成されていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項1~5のいずれか1つに記載の車両側部構造において、
前記リインフォースメントには、前記リインフォースメントとは別体のエクステンションが設けられ、
前記エクステンションには、前記孔部が形成されていることを特徴とする車両側部構造。 - リアホイールハウスから上方に延びるリインフォースメントと、
前記リアホイールハウスおよび前記リインフォースメントの車幅方向外側に配置されたサイドアウタパネルと、
前記サイドアウタパネルの外側に配置され、リアサイドドアをロックするためのストライカと、
前記サイドアウタパネルの内側に配置され、前記ストライカが取り付けられるブラケットとを備える車両側部構造であって、
前記ブラケットには、係合部が設けられるとともに、前記リインフォースメントには、側面衝突時に前記係合部が係合される被係合部が設けられ、
前記係合部および前記被係合部の一方が車幅方向に延びる突部であり、前記係合部および前記被係合部の他方が孔部であり、前記突部が前記孔部に挿入され、
前記リインフォースメントには、前記リインフォースメントとは別体のエクステンションが設けられ、
前記エクステンションには、前記孔部が形成されていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項1~7のいずれか1つに記載の車両側部構造において、
前記突部と前記孔部とが離間されていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項1~8のいずれか1つに記載の車両側部構造において、
前記孔部の周囲にはバーリング部が形成されていることを特徴とする車両側部構造。 - 請求項1~9のいずれか1つに記載の車両側部構造において、
前記孔部の周囲には補強パッチが設けられていることを特徴とする車両側部構造。
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