JP7097189B2 - 商品読取装置 - Google Patents

商品読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7097189B2
JP7097189B2 JP2018027154A JP2018027154A JP7097189B2 JP 7097189 B2 JP7097189 B2 JP 7097189B2 JP 2018027154 A JP2018027154 A JP 2018027154A JP 2018027154 A JP2018027154 A JP 2018027154A JP 7097189 B2 JP7097189 B2 JP 7097189B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
tag
information
processor
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018027154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019028982A (ja
Inventor
順 柳沼
禎利 大石
直 槌田
浩由 石川
侑紀 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Publication of JP2019028982A publication Critical patent/JP2019028982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7097189B2 publication Critical patent/JP7097189B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

本発明の実施形態は、商品読取装置に関する。
従来、POS端末などの商品読取装置が商品に付されたタグから商品を示す情報を読み取って会計処理などを行うシステムがある。近年では、店舗におけるほとんどの商品に無線タグを付与して管理することが検討されている。たとえば、電子レンジなどの加熱調理機での加熱が想定される食品(お弁当、総菜等)などの商品にも無線タグが取り付けられることが想定される。電子レンジでは、金属を含む無線タグを付けたままの商品を加熱すると、無線タグが異常な高温になったり火花を散らしたりする可能性がある。
従来の電子レンジは、ユーザ自身の判断によって加熱する前に商品に付けられた無線タグを取り外す必要がある。しかしながら、ユーザが気付かずに無線タグを付けたままの商品を電子レンジで加熱させてしまうことがありうる。このため、商品に添付した無線タグが電子レンジでの加熱によって異常に加熱したり火花が散ったりすることがないように確実な対応できるものが望まれている。
特開2007-264918号公報
本発明は、上記した課題を解決するために、加熱調理機で加熱される可能性がある商品に付された無線タグに対して確実に対策を講じることができる商品読取装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、商品読取装置は、タグリーダと表示器とプロセッサとを有する。タグリーダは、商品に付された無線タグからタグ情報を読み取る。表示器は、前記タグリーダが前記無線タグから読み取ったタグ情報に対応する商品の情報を表示する。プロセッサは、前記タグリーダがタグ情報を読取った前記無線タグに対する加熱対策が必要であるか否かを判定し、前記加熱対策が必要であると判定した前記無線タグに対して加熱対策を実施する旨を報知する。
図1は、第1の実施形態に係る商品情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る商品読取装置としてのPOS端末の例を示す外観図である。 図3は、第1の実施形態に係るRFIDタグの構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るRFIDタグの構造を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る対策シートの構成例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るPOS端末における商品処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図7は、第1の実施形態に係るPOS端末におけるタグ情報処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係るPOS端末の表示器における表示例を示す図である。 図9は、第2の実施形態に係るPOS端末がRFIDタグから読み取るタグ情報の構成例を示す図である。 図10は、第2の実施形態に係るPOS端末におけるタグ情報処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図11は、第3の実施形態に係るPOS端末における商品処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら各実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る商品読取装置を含む商品情報処理システムの構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る商品取引装置としてのPOS端末1を含む商品情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、商品情報処理システムは、POS端末1とサーバ2とを有する。POS端末1は、商品に付されたRFIDタグ(無線タグ)を読み取る商品読取装置(タグ読取装置)としての機能を有する。POS端末1は、プロセッサ10、ROM11、RAM12、RFIDリーダ13、バーコードリーダ14、通信インターフェース(I/F)15、第1表示器16、第2表示器17、入力器18およびプリンタ19などを有する。
プロセッサ10は、バスラインを介してROM11およびRAM12に接続され、情報処理装置を構成する。また、プロセッサ10は、RFIDリーダ13、バーコードリーダ14、通信インターフェース(I/F)15、第1表示器16、第2表示器17、入力器18およびプリンタ19にもバスを介して接続される。プロセッサ10は、各部に制御命令を与えたり各部からの情報を取得したりすることでPOS端末1全体を制御する。
プロセッサ10は、各部の制御およびデータ処理などを行う制御回路を含む。プロセッサ10は、たとえば、CPUである。プロセッサ10は、プログラムを実行することにより各種の処理を実現する。ROM11は、不揮発性のメモリである。ROM11は、プロセッサ10が実行するプログラムなどを記憶する。RAM12は、揮発性のメモリである。RAM12は、書込みおよび更新が自在なワーキングメモリとして機能し、作業用のデータを保持する。
また、RAM12には、各種データを格納するメモリエリア(テーブル)が設けられる。たとえば、RAM12には、RFIDタグから読み取ったタグ情報(商品の識別情報など)に対応する商品情報(商品名、商品単価など)を一時的に記憶する商品登録テーブルが設けられる。また、RAM12は、商品ごとの読取点数や小計額等などの情報を記憶するテーブルなども設けられる。また、RAM12は、第1表示器16および第2表示器17に表示する情報などを格納するようにしても良い。
RFIDリーダ13は、RFIDタグからタグ情報を読み取るものである。RFIDリーダ13は、アンテナおよび通信制御回路を有する。RFIDリーダ13は、アンテナから電波を照射し、アンテナによりRFIDタグからの応答としての電波を受信する。RFIDリーダ13は、商品配置領域に置かれた商品に付されたRFIDタグからタグ情報を読み取るようにアンテナから発信する電波が到達する領域(読取範囲)が設定される。RFIDリーダ13が出力する電波の強さは、プロセッサ10により設定できるものとする。なお、RFIDリーダ13としては、係員またはユーザが通信範囲を自在に設定できるハンディ型のものを具備しても良い。また、POS端末1は、外部機器としてのRFIDリーダを接続するインターフェースを具備する構成としても良い。
バーコードリーダ14は、商品のパッケージやタグに付されたバーコードを読取るものである。ただし、本実施形態に係るPOS端末1では、バーコードリーダ14は省略しても良い。
通信インターフェース15は、サーバ2と通信するためのインターフェースである。プロセッサ10は、通信インターフェース15を介してストアコントローラとしてのサーバ2と通信したりデータベース25、26から情報を取得したりする。
第1表示器16は、キャッシャ(係員)側に設けたディスプレイである。第1表示器16は、キャッシャに対して提供する情報を表示する。第2表示器17は、ユーザ(商品の購入客)側に設けたディスプレイである。第2表示器17は、ユーザに対して提供する情報を表示する。
入力器18は、キャッシャまたはユーザが情報を入力するための機器である。入力器18は、たとえば、キーボードである。また、入力器18は、第1表示器16または第2表示器17の表示画面上に設けたタッチパネルであっても良い。プリンタ19は、情報を用紙に印刷するものである。たとえば、プリンタ19は、読取った商品に関する情報や読取った商品に対する決済処理の結果などを用紙に印刷する。
サーバ2は、POS端末1に通信接続されるコンピュータである。図1に示す構成例において、サーバ2は、ストアコントローラとしての機能とデータベースとしての機能を有するものとする。ただし、ストアコントローラとデータベースとは、別々のコンピュータとして構成しても良い。
図1に示すように、サーバ2は、プロセッサ20、ROM21、RAM22、通信インターフェース(I/F)23、および、記憶装置24を有する。
プロセッサ20は、各部の制御およびデータ処理などを行う制御回路を含む。プロセッサ20は、たとえば、CPUである。プロセッサ20は、プログラムを実行することにより各種の処理を実現する。ROM21は、不揮発性のメモリである。ROM21は、プロセッサ10が実行するプログラムなどを記憶する。RAM22は、揮発性のメモリである。RAM22は、書込みおよび更新が自在なワーキングメモリとして機能し、作業用のデータを保持する。プロセッサ20は、バスラインを介してROM21およびRAM22に接続され、情報処理装置を構成する。通信インターフェース23は、POS端末1と通信するためのインターフェースである。
記憶装置24は、書換え可能な不揮発性のメモリである。商品情報データベース25は、商品に付されるRFIDタグのタグ情報に含まれる識別情報に対応づけて当該商品に関する情報(商品情報)を記憶する。たとえば、商品情報データベース25は、RFIDタグから読み取られる商品コードに対応して、商品名および商品単価などの情報を商品情報として記憶する。加熱商品データベース26は、商品に付されたRFIDタグに対して電子レンジによる加熱対策を実施すべき商品を示す情報を記憶する。すなわち、加熱商品データベース26は、加熱調理機としての電子レンジで加熱される可能性がある商品を示す情報を記憶する。
なお、商品情報データベース25および加熱商品データベース26は、POS端末1がアクセス可能な構成であれば良い。たとえば、商品情報データベース25および加熱商品データベース26は、POS端末1と通信可能なサーバ2とは別のサーバ装置に設けても良い。また、商品情報データベース25および加熱商品データベース26は、POS端末1内に設けても良い。
次に、第1の実施形態に係るPOS端末1の設置例について説明する。
図2は、第1の実施形態におけるPOS端末1の設置例を示す模式図である。
POS端末1は、POS本体1aを有する。POS本体1aは、情報処理装置として機能するプロセッサ10、ROM11およびRAM12を有する。また、情報処理装置としてのPOS本体1aには、RFIDリーダ13、バーコードリーダ14、第1表示器16および第2表示器17などが接続される。POS本体1aにおける情報処理装置のプロセッサ10は、各機器を制御する。また、POS本体1aは、通信インターフェース15を有する。POS本体1aにおける情報処理装置のプロセッサ10は、通信インターフェース15を介してサーバ2と通信する。これにより、プロセッサ10は、ストアコンピュータとしてのサーバ2および各種のデータベースに適宜アクセスする。
また、図2に示す設置例において、POS本体1aは、チェックアウト用のカウンタ上に設置される。第1表示器16は、POS本体1aに接続し、カウンタ上においてキャッシャ(係員)側に向けて配置する。また、第2表示器17は、POS本体1aに接続し、カウンタ上においてユーザ(商品の購入者)側に向けて配置する。さらに、POS本体1aは、入力器18およびプリンタ19を有する。POS本体1aにおける情報処理装置のプロセッサ10は、入力器18としてのキーボードおよびプリンタ19にも接続する。入力器18は、たとえば、各種の情報を入力するためのキーボードおよび購入する商品に対する決済処理(商品の登録処理の終了)を宣言する締めキーを含む。プリンタ19は、登録した商品を示す情報や決済処理の結果などを用紙に印刷する。
図2に示す例では、チェックアウト用のカウンタに商品配置領域Rが設けられる。RFIDリーダ13は、商品配置領域R上に配置した商品が通信範囲に含まれるように設置されたアンテナ13aを有する。すなわち、RFIDリーダ13は、商品配置領域Rに配置した商品に付されたRFIDタグが読取範囲(アンテナの電波到達領域)内となるように構成する。たとえば、RFIDリーダ13のアンテナ13aは、平板状に形成した平板状アンテナとし、当該平板状アンテナをチェックアウト用のカウンタにおける商品配置領域Rに埋設する。
RFIDリーダ13は、商品配置領域Rに置かれた各商品M1、M2、…に付された各RFIDタグからそれぞれ商品コードなどの識別情報を含むタグ情報を読取る。RFIDリーダ13が読取対象とするRFIDタグは、商品配置領域R上におけるアンテナ13aからの電波が到達する領域にあれば良い。このため、ユーザが購入(登録)する各商品は、商品配置領域Rに直接置いても良いし、カゴに収容した状態で商品配置領域Rに置いても良い。何れの場合であっても、RFIDリーダ13は、商品配置領域R上における電波到達領域内にある全てのRFIDタグを読み取れる。
なお、RFIDリーダ13およびRFIDリーダ13のアンテナ13aは、POS端末1に対して外部装置として構成しても良い。この場合、POS端末1は、外部機器としてのRFIDリーダを接続するインターフェースを具備するものとすれば良い。
次に、POS端末1が読取の対象とする商品に付されるRFIDタグについて説明する。
図3は、商品に付されるRFIDタグ30の構成例を示す図である。図4は、図3に示すRFIDタグ30の構造を示す断面図である。
RFIDタグ30は、PET基材33上にアンテナ32が形成され、ICチップ31がマウントされる。PET基材33上においてICチップ31とアンテナ32とは電気的に接続される。ICチップ31は、シリコン単結晶などで作製される。ICチップ31は、プロセッサ、メモリおよび通信制御回路などを有する。アンテナ32は、アルミニウムあるいは銅などの金属で形成され、電波の送受信を行う。ICチップ31は、アンテナ32が受信するRFIDリーダ13からの電波によって起動する。ICチップ31は、RFIDリーダ13からの電波に対する応答としてメモリが記憶した商品コード(識別情報)などのタグ情報を含む電波をアンテナ32から出力する。
RFIDタグ30は、図4に示すように、PET基材33上のICチップ31およびアンテナ32が保護層41によって保護される。また、PET基材33のアンテナ32が形成される面の反対側の面には、商品などに貼付するための接着層42が設けられる。さらに、RFIDタグ30は、商品に貼付ける前の接着層42を保護するための剥離紙43を有する。剥離紙43は、商品に貼付ける場合に剥離される。
RFIDタグ30は、電子レンジ(加熱調理機)で加熱されると、ICチップ31やアンテナ32などが異常に加熱されたり火花が発生したりする可能性がある。すなわち、RFIDタグ30だけを貼付けたままの商品を電子レンジで加熱すると、RFIDタグ30の部位だけが異常な高温になったり焦げたりする可能性がある。
このため、本実施形態では、電子レンジで加熱する可能性のある商品に貼付けられたRFIDタグ30には電子レンジ対策用のシート(対策シート)を貼付けるものとする。対策シートは、電子レンジによる加熱でRFIDタグ30が異常な高温になることを防ぐものである。たとえば、POS端末1で読取った商品に電子レンジで加熱する可能性のある商品があると、キャッシャまたはユーザは、当該商品のRFIDタグ30に対策シートを貼付けるといった運用を行うものとする。
図5は、電子レンジによる加熱でRFIDタグ30が異常な高温になることを防ぐための対策シート50の構成例を示す図である。
図5に示す対策シート50は、水溶性ジェル層51と凝固剤層52と接着層53とで構成する。水溶性ジェル層51は、電子レンジが発生するRFIDタグ30を加熱するためのエネルギーの一部を吸収する。凝固剤層52は、水溶性ジェル層51を構成するジェルを保持するものであり、水溶性ジェル層51を覆うように形成する。接着層53は、RFIDタグ30上に貼り付けるためのものである。電子レンジは、電磁波(マイクロ波)により水分子が振動して物品が加熱する仕組みである。このため、RFIDタグ30上に対策シート50を貼り付けた状態で、電子レンジで加熱すると、RFIDタグ30よりも水溶性ジェル層51にエネルギーが集中する効果が得られる。これにより、対策シート50を貼り付けたRFIDタグ30は、電子レンジで加熱しても異常な高温になったり火花が発生したりしにくくなる。
なお、水溶性ジェル層51および凝固剤層52は、電子レンジで加熱してもRFIDタグ30が異常な高温にならないようにする別のものに置き換えても良い。すなわち、対策シート50は、商品に貼付けたRFIDタグ30上に添付でき、電子レンジでの加熱した場合にRFIDタグ30が異常な高温となること防ぐものであれば良い。
次に、第1の実施形態に係る商品情報処理システムの動作について説明する。
図6は、第1の実施形態に係る商品情報処理システムのPOS端末1における商品処理の全体的な流れを説明するためのフローチャートである。
POS端末1のプロセッサ10は、商品配置領域Rに商品又は商品を収容したかごが載置されると、RFIDリーダ13によるRFIDタグ30の読取処理(タグ読取処理)を実行する。タグ読取処理において、RFIDリーダ13は、商品載置領域R上の読取範囲に電波を発信し、読取範囲にあるRFIDタグ30からの応答としてタグ情報を受信(読取)する。プロセッサ10は、RFIDリーダ13がRFIDタグ30から読み取るタグ情報を取得する。
プロセッサ10は、所定のトリガーに応じてRFIDリーダ13によるタグ読取処理を開始するようにしても良い。たとえば、プロセッサ10は、入力器18への指示に応じてタグ読取処理を開始しても良い。また、商品載置領域Rに商品が配置されたことを検知するセンサを設け、プロセッサ10は、センサが商品の配置を検知した際にタグ読取処理を開始するようにしても良い。また、人物を検知するセンサを設け、プロセッサ10は、センサが人物を検知した際にタグ読取処理を開始するようにしても良い。
RFIDリーダ13がRFIDタグ30から読み取ったタグ情報を取得すると(ACT11、YES)、プロセッサ10は、取得したタグ情報が未処理のタグ情報であることを確認する(ACT12)。たとえば、プロセッサ10は、タグ情報処理を実行したタグ情報を示す情報(たとえば、シリアル番号)をRAM12に保持しておき、取得したタグ情報の情報と比較することで未処理のタグ情報であるかを判断する。
取得したタグ情報が処理済みのタグ情報であると判断した場合(ACT12、NO)、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対するタグ情報処理を省略する。取得したタグ情報が未処理のタグ情報であると判断した場合(ACT12、YES)、プロセッサ10は、取得したタグ情報を処理するタグ情報処理を実行する(ACT13)。
タグ情報処理は、取得したタグ情報に基づいて当該RFIDタグ30が付された商品に関する情報(商品情報)を取得し、商品情報の表示および登録などを行う処理である。たとえば、タグ情報処理において、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応する商品の情報を第1表示器16および第2表示器17で表示してユーザおよび係員に提示する。なお、タグ情報処理については、後で詳細に説明するものとする。
また、プロセッサ10は、RFIDリーダ13を用いてタグ読取処理を実行するとともに、タグ情報を読取った商品に対する決済処理の実行指示(締めの指示)を受付ける(ACT14)。たとえば、プロセッサ10は、入力器18としての締めキーへの入力による締めの指示(決済処理の実行指示)を受付ける。
絞めの指示が無ければ(ACT14、NO)、プロセッサ10は、RFIDリーダ13を用いたタグ読取処理を継続して実行する。なお、例外的にRFIDタグ30が読取れない商品については、バーコードリーダ14によるバーコードの読取あるいは入力器18での入力などに応じて商品情報を取得するようにしても良い。
絞めの指示を受けた場合(ACT14、YES)、プロセッサ10は、取得したタグ情報に基づいて商品情報を取得(登録)した全商品に対する決済処理を実行する(ACT15)。たとえば、キャッシャが入力器18の締めキーを押下すると、プロセッサ10は、登録した全商品に対する精算金額に対する決済処理を実行する。決済処理が完了すると、プロセッサ10は、プリンタ19を用いて決済処理の結果を示すレシートを発行し、当該ユーザに対する商品処理としての商品の販売処理を終了する。
次に、第1の実施形態に係るPOS端末1におけるタグ情報処理について詳細に説明する。
図7は、第1の実施形態に係るPOS端末1におけるタグ情報処理を説明するためのフローチャートである。
タグ情報処理において、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応する商品情報をストアコントローラとしてのサーバ2から取得する(ACT21)。たとえば、プロセッサ10は、取得したタグ情報から商品を示す識別情報(商品コード)を抽出する。プロセッサ10は、タグ情報から抽出した当該商品コードに対応する商品名、商品単価などを含む商品情報をサーバ2の商品情報データベース25から取得する。
また、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応する商品情報を決済対象となる読取(登録)済みの商品情報としてRAM12に記憶する。ここでは、プロセッサ10は、登録済みの商品情報を格納する商品登録テーブルをRAM12に設けるものとして説明する。この場合、プロセッサ10は、タグ情報に対応する商品情報を取得するごとに、取得した商品情報をRAM12上の商品登録テーブルに記憶するものとする。
当該タグ情報に対応する商品情報を商品登録テーブルに記憶すると、プロセッサ10は、登録済みの商品の中に同一商品があるかを確認する(ACT22)。ここでは、同一商品とは、品目として、商品名や単価などの商品情報が同じで、異なる個体の商品であるものとする。つまり、ここでの同一商品とは、個体として同一という意味ではなく、商品(商品の種類)として同一であること意味するものとする。
同一商品があると判断した場合(ACT22、YES)、プロセッサ10は、当該同一商品の読取点数(登録点数)の合計を計算し、算出した読取点数でRAM12の商品登録テーブルを更新する(ACT23)。また、プロセッサ10は、当該同一商品の小計金額も算出し、算出した小計金額でRAM12の商品登録テーブルを更新する(ACT24)。たとえば、プロセッサ10は、当該商品の商品単価に算出した合計の読取点数を乗じて小計金額を計算する。
また、同一商品がない場合(同一商品が商品登録テーブルに登録されていない場合)(ACT22、NO)、プロセッサ10は、当該商品の商品情報をRAM12の商品登録テーブルに記憶する(ACT25)。たとえば、プロセッサ10は、RAM12の商品登録テーブルに、当該商品の商品名および商品単価を登録すると共に、読取点数を1、小計額を商品単価として登録する。
商品登録テーブルに商品情報を登録した場合又は商品の読取点数を更新した場合、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応して登録又は更新した商品の情報を表示する(ACT26)。たとえば、プロセッサ10は、RAM12の商品登録テーブルに記憶した各商品の情報を第1表示器16および第2表示器17に表示させる。
図8は、POS端末1が登録済みの商品の情報を第1表示器16に表示した表示例を示す図である。
図8に示す例では、プロセッサ10は、登録済みの各商品の情報と共に全商品の合計点数と合計金額とを第1表示器16に表示する。また、図8に示す例において、各商品の情報としては、商品名、商品単価、読取点数および小計額などを表示する。なお、図8に示すような表示画面は、第1表示器16だけでなく、ユーザが視認する第2表示器17に表示しても良い。
また、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応する商品が加熱対策の必要な商品であるか否かを判別する(ACT27)。第1の実施形態では、各商品に対する加熱対策の要否は加熱商品データベース26に基づいて特定される。ここでは、プロセッサ10は、RAM12の商品登録テーブルに記憶した商品が加熱対策の必要な商品であるか否かを特定するものとする。
たとえば、プロセッサ10は、タグ情報に対応する商品の加熱対策の要否をサーバ2に問い合わせ、サーバ2から加熱対策の要否を示す情報を取得する。この場合、サーバ2は、POS端末1からのタグ情報に対応する商品の加熱対策の要否を加熱商品データベース26に基づいて判定して加熱対策の要否を示す情報をPOS端末1へ送る。なお、商品登録テーブルに登録済みの商品については商品登録テーブルに記憶した情報に基づいて加熱対策の要否を判別しても良い。
加熱対策が不要な商品であると判断した場合(ACT28、NO)、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対する一連のタグ情報処理を終了する。
また、加熱対策が必要な商品であると判断した場合(ACT28、YES)、プロセッサ10は、加熱対策が必要な商品であることを示す情報をRAM12の商品登録テーブルに記憶する(ACT29)。
また、加熱対策が必要であることを示す情報を登録した場合、プロセッサ10は、加熱対策の実施を促すアラートを出力する(ACT30)。たとえば、プロセッサ10は、図8に示すような第1表示器16に表示する表示画面に各商品に対する加熱対策の要否を示す表示欄を設け、当該商品に加熱対策が必要であることを示す情報(アラート)を表示する。プロセッサ10は、さらに、加熱対策が必要な商品の情報を点滅などで強調表示することで加熱対策の実施を促すアラートを出力しても良い。また、プロセッサ10は、アラートとして警報音などを出力することによって加熱対策を実施させるような注意喚起をしても良い。
上記のように、第1の実施形態に係るPOS端末は、RFIDリーダが読取ったタグ情報に基づく商品情報を登録および表示するとともに、商品毎に加熱対策の要否を判定して加熱対策が必要な商品についてはアラートを出力する。これにより、第1の実施形態によれば、POS端末を使用するキャッシャおよびユーザは、電子レンジによる加熱対策が必要な商品を確実に認識でき、加熱対策を実施することを忘れてしまうことを防止できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る商品情報処理システムは、RFIDタグ30から読み取る情報によって加熱対策が必要か否かを判断するものである。第2の実施形態に係る商品情報処理システムは、加熱商品データベース26が省略される以外は第1の実施形態で説明した図1および図2に示すシステムと同様な構成を有するものとする。第2の実施形態に係る商品情報処理システムは、加熱商品データベース26を省略する以外は図1に示す各構成と同様な構成で実現できるため、詳細な説明を省略するものとする。
次に、第2の実施形態におけるPOS端末1のRFIDリーダ13がRFIDタグ30から読み取るタグ情報について説明する。
図9は、第2の実施形態においてRFIDリーダ13がRFIDタグ30から読み取るタグ情報の構成例を示す図である。
図9に示すタグ情報は、商品名などの品目を識別するための情報(識別情報)91と個々の商品を識別するためのユニークな情報(シリアル情報)92とを含む。識別情報91は、たとえば、商品用の識別コードを示すGTIN(Global Trade Item Number)と呼ばれる情報である。シリアル情報(シリアル領域)92は、個々の商品ごとにユーザに割り振られるシリアル番号を含む情報である。
図9に示すタグ情報は、シリアル情報92に、電子レンジ対策(加熱対策)の要否を示すコードを付加する構成とする。つまり、シリアル情報92は、加熱対策の要否を示すコードとシリアル番号とを含む情報とする。さらに、図9に示す例では、シリアル情報92の最上位ビットを加熱対策の要否を示すコードを示す仕様とする。このような仕様であれば、POS端末1のプロセッサ10は、RFIDリーダ13がRFIDタグから読み取るタグ情報のうち、シリアル情報の最上位ビットによって当該商品に対する加熱対策の要否を判別できる。
次に、第2の実施形態に係る商品情報処理システムの動作について説明する。
第2の実施形態に係る商品情報処理システムは、第1の実施形態で説明した図6に示す流れの商品処理を実行する。このため、第2の実施形態に係る商品情報処理システムによる商品処理の流れについては詳細な説明を省略するものとする。ここでは、第2の実施形態に係る商品情報処理システムが実行するタグ情報処理について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る商品情報処理システムにおけるタグ情報処理を説明するためのフローチャートである。
まず、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応する商品情報をストアコントローラとしてのサーバ2から取得する(ACT41)。プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応する商品情報をRAM12に設けた商品登録テーブルに記憶する。タグ情報に対応する商品情報を商品登録テーブルに記憶すると、プロセッサ10は、登録済みの商品の中に同一商品があるかを確認する(ACT42)。同一商品があると判断した場合(ACT42、YES)、プロセッサ10は、当該同一商品の読取点数(登録点数)の合計を計算し、算出した読取点数でRAM12の商品登録テーブルを更新する(ACT43)。また、プロセッサ10は、当該同一商品の小計金額も算出し、算出した小計金額でRAM12の商品登録テーブルを更新する(ACT44)。また、同一商品がない場合(ACT42、NO)、プロセッサ10は、当該商品の商品情報をRAM12の商品登録テーブルに記憶する(ACT45)。
商品登録テーブルに商品情報を登録した場合又は商品の読取点数を更新した場合、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対応して登録又は更新した商品の情報を表示する(ACT46)。たとえば、プロセッサ10は、図8に示すような登録済みの商品の情報を第1表示器16および第2表示器17に表示する。
また、プロセッサ10は、取得したタグ情報に含まれる情報から当該商品が加熱対策の必要な商品であるか否かを判別する(ACT47)。第2実施形態においては、各商品に対する加熱対策の要否を示す情報は当該商品に付したRFIDタグ30に記憶するものとする。このため、第2実施形態に係るPOS端末1のプロセッサ10は、RFIDリーダ13がRFIDタグ30から読み取るタグ情報から加熱対策の要否を特定する。すなわち、プロセッサ10は、取得したタグ情報から加熱対策の要否を示す情報を抽出し、抽出した加熱対策の要否を示す情報に基づいて当該商品の加熱対策の要否を判別する。
タグ情報から加熱対策が不要であると判断した場合(ACT48、NO)、プロセッサ10は、取得したタグ情報に対する一連のタグ情報処理を終了する。また、タグ情報から加熱対策が必要な商品であると判断した場合(ACT48、YES)、プロセッサ10は、当該商品情報に対応づけて加熱対策が必要であることを商品登録テーブルに記憶する(ACT49)。
また、加熱対策が必要であると判断した場合、プロセッサ10は、加熱対策の実施を促すアラートを出力する(ACT50)。たとえば、プロセッサ10は、図8に示すような表示画面において当該商品が加熱対策の必要であることを示す情報(アラート)を表示する。また、プロセッサ10は、加熱対策が必要であると判断した商品の情報を点滅などで強調表示し、加熱対策の実施を促すアラートを出力しても良い。また、プロセッサ10は、アラートとして警報音などを出力することによって注意喚起をしても良い。
以上のように、第2の実施形態に係るPOS端末は、商品に付されたRFIDタグから読み取るタグ情報に基づいて直接的に加熱対策の要否を判別する。これにより、第2の実施形態によれば、加熱商品データベースを要せずとも、POS端末を使用するキャッシャおよびユーザは、電子レンジによる加熱対策が必要な商品を認識でき、加熱対策を実施することを忘れてしまうことを防止できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る商品情報処理システムは、第1の実施形態で説明した図1および図2に示す構成と同様な構成で実現できる。また、第3の実施形態に係る商品情報処理システムは、第2の実施形態に係る商品情報処理システムと同様な構成であっても良い。このため、第3の実施形態に係る商品情報処理については、詳細な説明を省略するものとする。
ただし、第3の実施形態において、対策シート50は、RFIDリーダ13とRFIDタグ30との通信を遮断する機能を有するものとする。つまり、第3の実施形態では、RFIDタグ30に対策シート50が貼り付けられた商品についてはRFIDリーダ13がタグ情報を読み取れなくなることを前提とするものとする。
次に、第3の実施形態に係る商品情報処理システムの動作について説明する。
図11は、第3の実施形態に係る商品情報処理システムにおける商品処理を説明するためのフローチャートである。
第3の実施形態に係る商品情報処理システムは、第1の実施形態で説明した図6に示す商品処理において決済処理の実行前に対策シートの貼付けを確認するものである。このため、図11には、図6と同様な処理について同一の符号を付して詳細な説明を省略するものとする。
すなわち、RFIDリーダ13がRFIDタグ30から読み取ったタグ情報を取得すると(ACT11、YES)、プロセッサ10は、取得したタグ情報が未処理のタグ情報であることを確認する(ACT12)。取得したタグ情報が未処理のタグ情報である場合(ACT12、YES)、プロセッサ10は、取得したタグ情報を処理するタグ情報処理を実行する(ACT13)。第3の実施形態におけるタグ情報処理は、第1の実施形態で説明した図7に示す処理を適用しても良いし、第2の実施形態で説明した図10に示す処理を適用しても良い。
締めの指示(決済処理の実行指示)を受けた場合(ACT14、YES)、プロセッサ10は、決済処理を実行する前に加熱対策の確認処理を実行する(ACT61-65)。すなわち、締めの指示を受けると、プロセッサ10は、登録(読取)済みとなった商品(決済処理の対象とする商品)に加熱対策が必要な商品があるか否かを判断する(ACT61)。たとえば、プロセッサ10は、RAM12に設けた商品登録テーブルに記憶した情報に基づいて登録済みの商品に加熱対策が必要な商品があるか否かを判断する。
また、登録済みの商品に加熱対策が必要な商品がある場合(ACT61、YES)、プロセッサ10は、RFIDリーダ13によりRFIDタグ30の読取処理(確認読取)を実行する(ACT62)。確認読取を実行する場合、プロセッサ10は、商品情報を登録するためのタグ読取処理よりも、RFIDリーダ13の電波到達領域が大きくなるように設定してタグ情報の確認読取を実行する(ACT63)。たとえば、プロセッサ10は、RFIDリーダ13のアンテナ13aが出力する電波の強さを最大に設定してタグ情報の確認読取を実行する。つまり、プロセッサ10は、確認読取において、商品情報を登録するためのタグ読取処理よりもアンテナから出力する電波を強くする。これにより、商品を登録するためのタグ読取処理においてRFIDリーダ13の電波到達領域を狭い領域に限定する場合であっても、確認読取においては、商品のRFIDタグに対策シートが貼り付けられているかを確実に確認できる。
プロセッサ10は、確認読取によって、RFIDリーダ13が加熱対策の必要と判断された商品のタグ情報が読取れないことを確認する(ACT64)。たとえば、プロセッサ10は、RFIDタグからタグ情報を読み取るごとに、加熱対策が必要と判断された商品のタグ情報でないことを確認する。
RFIDリーダ13によって加熱対策が必要と判断した商品のタグ情報が読取れた場合(ACT64、NO)、プロセッサ10は、再度、加熱対策を促すアラートを出力する(ACT65)。つまり、加熱対策が必要と判断した商品のタグ情報を読取ると、プロセッサ10は、当該商品のRFIDタグ30には対策シート50が貼られていないと判断し、アラートを出力する。たとえば、プロセッサ10は、第1表示器16および第2表示器17に表示する登録済みの商品の一覧表示で加熱対策が必要な商品の表示部分を点滅するなどの強調表示を行う。また、プロセッサ10は、アラートとして、対策シートの貼付け格納を促す警報音などを出力するようにしても良い。
加熱対策が必要な商品がないと判断した場合(ACT61、YES)、加熱対策が必要と判断された商品のタグ情報が読取れないことを確認した場合(ACT64、YES)、プロセッサ10は、登録した全商品に対する決済処理を実行する(ACT15)。
以上のように、第3の実施形態に係るPOS端末は、決済処理を実行する前に、電子レンジによる加熱対策が必要と判断した商品のRFIDタグに対策が施されているかを確認する。加熱対策が必要と判断した商品のRFIDタグへの対策が施されていない場合、POS端末は、再度アラートを出力する。これにより、第3の実施形態によれば、電子レンジによる加熱対策が必要な商品については当該商品のタグ情報を読み取ったときだけでなく、決済処理の実行前に対策シートの実施状態を確認して確実な加熱対策の実施を促すことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…POS端末、1a…POS本体、10…プロセッサ、11…ROM、12…RAM、13…RFIDリーダ、15…通信I/F、16…第1表示器、17…第2表示器、18…入力器、19…プリンタ、26…加熱商品データベース、30…RFIDタグ、31…ICチップ、32…アンテナ、50…対策シート、51…水溶性ジェル層。

Claims (5)

  1. 商品に付された無線タグからタグ情報を読み取るタグリーダと、
    前記タグリーダが前記無線タグから読み取ったタグ情報に対応する商品の情報を表示する表示器と、
    前記タグリーダがタグ情報を読取った前記無線タグに対する加熱対策が必要であるか否かを判定し、前記加熱対策が必要であると判定した前記無線タグに対して加熱対策を実施する旨を報知するプロセッサと、
    を具備した商品読取装置。
  2. 前記プロセッサが加熱調理器で加熱する可能性のある加熱対象の商品を示す情報を記憶するデータベースにアクセスするためのインターフェースを有し、
    前記プロセッサは、前記タグリーダによって前記無線タグから読み取ったタグ情報に対応する商品が前記データベースに記憶する加熱対象の商品であるか否かにより前記無線タグに対する加熱対策が必要であるか否かを判定する、
    請求項1に記載の商品読取装置。
  3. 前記プロセッサは、前記タグリーダによって前記無線タグから読み取ったタグ情報に加熱対策が必要であることを示す情報が含まれるか否かにより前記無線タグに対する加熱対策が必要であるか否かを判定する、
    請求項1に記載の商品読取装置。
  4. 前記プロセッサは、前記無線タグに対して前記加熱対策が必要であると判定して加熱対策を実施する旨を報知した場合には、決済処理の実行指示を受けた後に、前記タグリーダによって確認読取を実施して前記加熱対策が必要であると判定した前記無線タグに加熱対策が実施されたかを確認し、前記加熱対策の実施が確認されない場合には前記無線タグに対して加熱対策が実施されていない旨を報知する、
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の商品読取装置。
  5. 前記プロセッサは、商品を特定するためにタグ情報を読取る場合よりも前記確認読取を行う場合に前記タグリーダが発信する電波が強くなるように設定する、
    請求項4に記載の商品読取装置。
JP2018027154A 2017-07-26 2018-02-19 商品読取装置 Active JP7097189B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762537182P 2017-07-26 2017-07-26
US62/537,182 2017-07-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019028982A JP2019028982A (ja) 2019-02-21
JP7097189B2 true JP7097189B2 (ja) 2022-07-07

Family

ID=65477904

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018020425A Pending JP2019028981A (ja) 2017-07-26 2018-02-07 読取装置
JP2018027154A Active JP7097189B2 (ja) 2017-07-26 2018-02-19 商品読取装置
JP2018029949A Pending JP2019027771A (ja) 2017-07-26 2018-02-22 加熱調理機

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018020425A Pending JP2019028981A (ja) 2017-07-26 2018-02-07 読取装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018029949A Pending JP2019027771A (ja) 2017-07-26 2018-02-22 加熱調理機

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP2019028981A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001256570A (ja) 2000-03-09 2001-09-21 Seiko Epson Corp 購入品管理支援システム
JP2002298218A (ja) 2001-03-30 2002-10-11 Hitachi Hometec Ltd キャッシュレジスタと電子レンジの連動システム
JP2006132793A (ja) 2004-11-02 2006-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器およびそのプログラム
JP2008197781A (ja) 2007-02-09 2008-08-28 Fujitsu Ltd リーダライタの出力値自動調整方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658704B2 (ja) * 1984-11-28 1994-08-03 東京電気株式会社 商品販売デ−タ処理装置
JP2006048599A (ja) * 2004-08-09 2006-02-16 Toshiba Tec Corp チェックアウトカウンタ
JP2007155156A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置
JP2013012002A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Fujitsu Frontech Ltd 精算装置、および、精算方法
JP2015207118A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 東芝テック株式会社 セルフチェックアウト装置及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001256570A (ja) 2000-03-09 2001-09-21 Seiko Epson Corp 購入品管理支援システム
JP2002298218A (ja) 2001-03-30 2002-10-11 Hitachi Hometec Ltd キャッシュレジスタと電子レンジの連動システム
JP2006132793A (ja) 2004-11-02 2006-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器およびそのプログラム
JP2008197781A (ja) 2007-02-09 2008-08-28 Fujitsu Ltd リーダライタの出力値自動調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019028982A (ja) 2019-02-21
JP2019028981A (ja) 2019-02-21
JP2019027771A (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111788613B (zh) 自助pos终端装置
JP7444160B2 (ja) 店舗システム、決済方法、およびプログラム
CN109767578B (zh) 读取装置
JP4369502B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2005141374A (ja) 商品販売データ処理装置
US20210081919A1 (en) Checkout apparatus, checkout method performed with checkout apparatus, and non-transitory computer readable medium
JP2023038200A (ja) 販売装置、販売システム及び販売方法
JP6051607B2 (ja) 販売データ処理装置、及びプログラム
JP7097189B2 (ja) 商品読取装置
JP4942993B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP5023445B2 (ja) 販売データ処理装置
JP2004246887A (ja) 商品識別システム
JP5738453B2 (ja) チェックアウト端末及びチェックアウト方法
JP5239330B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP6962705B2 (ja) 商品データ処理装置、及び商品データ処理プログラム
JP6846791B2 (ja) 商品販売データ処理システム、及びプログラム
EP3855380A1 (en) Merchandise sales process device and control method for a store
JP2009157474A (ja) 商品販売データ処理装置
JP6215183B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びその制御プログラム
JP2019191919A (ja) レジシステム及びレジ精算方法
JP2004005109A (ja) 商品販売データ処理装置
JP5037576B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2020095552A (ja) 無線タグ読取装置及びプログラム
JP6579643B1 (ja) セルフpos端末装置
US20170345041A1 (en) Sales data processing apparatus and method for detecting unfair acqisition of point value by the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7097189

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150