JP7096694B2 - メランジ効果を発現する人工皮革 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は以下の態様を包含する。
(1)不織布が、単層若しくは2層以上の繊維層から構成される;
(2)不織布が、顔料で着色された平均直径7.5μm以下の繊維である原着極細繊維と顔料で着色されていない平均直径7.5μm以下の繊維である非原着極細繊維とから構成された原着-非原着繊維層を少なくとも1層有する;
(3)原着-非原着繊維層において、原着極細繊維と非原着極細繊維とのうち一方が極細繊維束として存在しており、かつ原着-非原着繊維層中の極細繊維束の重量比率が5~50%である;
の条件を満たす、人工皮革。
[2] 前記原着-非原着繊維層において、原着極細繊維と非原着極細繊維とのうち、一方が極細繊維束として存在しており、かつ他方が実質的に単繊維分散した極細繊維として存在しており、
原着極細繊維及び非原着極細繊維の平均直径がそれぞれ1.5~7.5μmであり、
極細繊維束の平均換算直径が8~30μmである、上記態様1に記載の人工皮革。
[3] 前記極細繊維束が極細繊維発生型繊維から発現させた極細繊維で構成されている、上記態様1又は2に記載の人工皮革。
[4] 前記不織布が、表面繊維層、裏面繊維層、及びこれらの間に配置された中間繊維層を少なくとも有し、中間繊維層が織編物から成るスクリムである、上記態様1~3いずれかに記載の人工皮革。
[5] 前記不織布が、表面繊維層及び裏面繊維層を少なくとも有し、原着極細繊維が、表面繊維層のみ、又は表面繊維層及び裏面繊維層に含有される、上記態様1~4のいずれかに記載の人工皮革。
[6] 前記原着極細繊維及び前記非原着極細繊維がポリエステル系繊維である、上記態様1~5のいずれかに記載の人工皮革。
[7] 前記顔料がカーボンブラックである、上記態様1~6のいずれかに記載の人工皮革。
[8] 前記不織布が、表面繊維層及び裏面繊維層を少なくとも有し、表面繊維層のみ、又は表面繊維層及び裏面繊維層が、抄造シートである、上記態様1~7のいずれかに記載の人工皮革。
(1)不織布が、単層若しくは2層以上の繊維層から構成される;
(2)不織布が、顔料で着色された平均直径7.5μm以下の繊維である原着極細繊維と顔料で着色されていない平均直径7.5μm以下の繊維である非原着極細繊維とから構成された原着-非原着繊維層を少なくとも1層有する;
(3)原着-非原着繊維層において、原着極細繊維と非原着極細繊維とのうち一方が極細繊維束として存在しており、かつ原着-非原着繊維層中の極細繊維束の重量比率が5~50%である;
の条件を満たす。不織布が、原着-非原着繊維層(すなわち、原着極細繊維と非原着極細繊維との複合体)を少なくとも有することによって、メランジ効果を発現することが可能である。また、原着極細繊維及び非原着極細繊維は、平均直径が小さい極細繊維であることで、優美な表面品位を有する人工皮革の提供に寄与する。
人工皮革のメランジ効果の評価は被験者10人で目視による判定を行った。メランジ効果が強いと判断したものを2点、メランジ効果が弱いと判断したものを1点、メランジ効果が無いと判断したものを0点とし、各人に評価してもらいその総点から下記の基準に従い、表面品位を判定した。
×:0~8点
△:9~14点
○:15~17点
◎:18~20点
染色された人工皮革の表面風合いの評価は被験者10人で手触りによる判定を行った。非常に滑らかと判断したものを2点、少し滑らかと判断したものを1点、ざらつくと判断したものを0点とし、各人に評価してもらいその総点から下記の基準に従い、表面品位を判定した。
×:0~8点
△:9~14点
○:15~17点
◎:18~20点
上記の評価方法で人工皮革のメランジ効果と表面風合いそれぞれで、○若しくは◎の場合を合格、その他を不合格として評価し、総合評価としては、メランジ効果、表面風合い共に○若しくは◎のものを合格とし、その他を不合格とした。
極細繊維束の平均換算直径とは、極細繊維束に含まれる極細繊維の断面積の合計から、極細繊維束が円形の断面形状を持った単繊維と仮定した場合の円の直径として算出される値を意味し、ランダムに選定した極細繊維束5点の平均値とした。具体的な測定方法は下記である。なお、極細繊維の断面が円形でない場合においても、円と仮定し、その円の直径diを下記の様に定義する。
なお、極細繊維の換算直径はマイクロスコープ(キーエンス製「VHX―5000」)で撮像した単繊維長軸方向と垂直な平面の1500倍の断面写真から算出した。
極細繊維束に含まれる極細繊維iの換算直径di=(ai+bi)/2
ai:極細繊維断面形状で、両端部を結んだ距離が最も長い直線距離
bi:極細繊維断面形状で、aiの中間点に直交する直線で結んだ両端部の直線距離
n:極細繊維束に含まれる極細繊維の本数
i:極細繊維束に含まれる極細繊維(i=1~n)
極細繊維束に含まれる極細繊維iの断面積Si=π×di2/4
極細繊維束に含まれる極細繊維の断面積の合計S=S1+S2+・・・+Sn
極細繊維束の換算直径DX=(4S/π)0.5
平均換算直径D=(D1+D2+D3+D4+D5)/5
海成分として5-スルホイソフタル酸ナトリウムを9mol%共重合したポリエチレンテレフタレートを用い、島成分としてカーボンブラック(以降、カーボンブラックを「CB」とも称す)を3質量%含有させたポリエチレンテレフタレートを用い、海成分30質量%、島成分70質量%の複合比率にて島数16島/1フィラメント、単繊維繊度3.5dtexの海島型複合繊維を製造し、長さ5mmに切断した(以降、海成分30質量%、島成分70質量%の複合比率で島成分がカーボンブラック3質量%含有ポリエチレンテレフタレートから成り、島数16島/1フィラメント、単繊維繊度3.5dtexの長さ5mmに切断した海島型複合繊維を「CB原着PET海島短繊維」とも称す)。
実施例1において、CB原着PET海島短繊維の島数を変更し、島部の単繊維平均直径を2.0μm(実施例2)、6.3μm(実施例3)、9.0μm(比較例1)に変えた他は実施例1と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。
実施例1において、CB原着PET海島短繊維と非原着PET極細短繊維の比率が質量比率で3:97(比較例2)、20:80(実施例4)、35:65(実施例5)、50:50(実施例6)、70:30(比較例3)となるように変えた他は実施例1と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。
実施例1において、CB原着PET海島短繊維が海成分50質量%、島成分50質量%の複合比率にて島数16島/1フィラメント、単繊維繊度2.0dtex(実施例7)、海成分20質量%、島成分80質量%の複合比率にて島数16島/1フィラメント、単繊維繊度7.9dtex(実施例8)となるように変えた他は実施例1と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。なお、実施例4、5の原着極細繊維束の平均換算直径はそれぞれ、10.0μm、25.0μmであった。
実施例1において、CB原着PET海島短繊維の代わりに、直接紡糸した単繊維の平均直径が3.8μm(単繊維の平均繊度0.15dtex)のカーボンブラックを3質量%含有した原着ポリエチレンテレフタレート極細繊維を作製し、長さ5mmに切断した(以降、長さ5mmに切断した直接紡糸した単繊維の平均直径が3.8μmのカーボンブラックを3質量%含有した原着ポリエチレンテレフタレート極細繊維を「CB原着PET極細短繊維」とも称す)(比較例4)、CB原着PET極細短繊維の単繊維の平均直径を15.0μmへ変えた繊維(以降、CB原着PET極細短繊維の単繊維の平均直径を15.0μmへ変えた繊維を「CB原着PET短繊維」とも称す)(比較例5)に変えた他は実施例1と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。
実施例1において、実施例1記載の海島型複合繊維の島成分をカーボンブラックを含有しないポリエチレンテレフタレートへ変えた点を除き、実施例1と同様に作製した長さ5mmの海島型複合繊維(以降、実施例1記載の海島型複合繊維の島成分をカーボンブラックを含有しないポリエチレンテレフタレートへ変えた点を除き、実施例1と同様に作製した長さ5mmの海島型複合繊維を「非原着PET海島短繊維」とも称す)をCB原着PET海島短繊維の代わりに用い、かつ実施例1記載の非原着PET極細短繊維の代りに単繊維の平均直径が3.8μmでカーボンブラックを3質量%含有し、5mmに切断したポリエチレンテレフタレート極細繊維(以降、5mmに切断したカーボンブラックを3質量%含有した原着ポリエチレンテレフタレート極細繊維を「CB原着PET極細短繊維」と称す)へ変え、非原着PET海島短繊維とCB原着PET極細短繊維の比率が質量比率で10:90となるように水中に分散させた他は実施例1と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。
実施例9において、非原着PET海島短繊維の島数を変更し、島部の単繊維平均直径を6.3μm(実施例10)、9.0μm(比較例6)に変えた他は実施例9と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。
実施例9において、非原着PET海島短繊維とCB原着PET極細短繊維の比率が質量比率で3:97(比較例7)、65:35(比較例8)となるように変えた他は実施例9と同様に作製し、スエード調人工皮革を得た。
実施例1と同様にして作製した海島型複合繊維に捲縮加工を施し、捲縮数が18山/2.54cm、捲縮度が27%の捲縮した海島型複合繊維を得た。その後、捲縮した海島型複合繊維を繊維長51mmに切断して島成分にカーボンブラックを3質量%含有する海島型複合繊維のステープルを得た(以降、実施例1記載の海島型複合繊維を捲縮後繊維長51mmに切断した島成分にカーボンブラックを3質量%含有する海島型複合繊維のステープルを「CB原着PET海島繊維スフ」とも称す)。
bi:極細繊維断面形状で、aiの中間点に直交する直線で結んだ両端部の直線距離
n:極細繊維束に含まれる極細繊維の本数
i:極細繊維束に含まれる極細繊維(i=1~n)
Claims (8)
- 不織布と前記不織布に含浸された高分子弾性体とから構成され、下記(1)~(3):
(1)不織布が、単層若しくは2層以上の繊維層から構成される;
(2)不織布が、顔料で着色された平均直径7.5μm以下の繊維である原着極細繊維と顔料で着色されていない平均直径7.5μm以下の繊維である非原着極細繊維とから構成された原着-非原着繊維層を少なくとも1層有する;
(3)原着-非原着繊維層において、原着極細繊維と非原着極細繊維とのうち一方が平均換算直径8~30μmの極細繊維束として存在しており、他方が実質的に単繊維分散した極細繊維として存在しており、かつ原着-非原着繊維層中の極細繊維束の重量比率が5~50%である;
の条件を満たす、人工皮革。 - 原着極細繊維及び非原着極細繊維の平均直径がそれぞれ1.5~7.5μmである、請求項1に記載の人工皮革。
- 前記極細繊維束が極細繊維発生型繊維から発現させた極細繊維で構成されている、請求項1又は2に記載の人工皮革。
- 前記不織布が、表面繊維層、裏面繊維層、及びこれらの間に配置された中間繊維層を少なくとも有し、中間繊維層が織編物から成るスクリムである、請求項1~3のいずれか一項に記載の人工皮革。
- 前記不織布が表面繊維層及び裏面繊維層を少なくとも有し、原着極細繊維が、表面繊維層のみ、又は表面繊維層及び裏面繊維層に含有される、請求項1~4のいずれか一項に記載の人工皮革。
- 前記原着極細繊維及び前記非原着極細繊維がポリエステル系繊維である、請求項1~5のいずれか一項に記載の人工皮革。
- 前記顔料がカーボンブラックである、請求項1~6のいずれか一項に記載の人工皮革。
- 前記不織布が表面繊維層及び裏面繊維層を少なくとも有し、表面繊維層のみ、又は表面繊維層及び裏面繊維層が、抄造シートである、請求項1~7のいずれか一項に記載の人工皮革。
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