JP7093648B2 - 超音波センサの取付構造 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 平成29年8月31日に株式会社ホンダカーズ各店で展示開始
この発明は、車両と該車両直下の地面との間に挿入されたユーザの足を検出する超音波センサの取付構造に関する。
従来から、車両の側部に取り付けられたキックセンサの検知結果と、車両の搭乗者等が携帯する携帯機(電子キー、携帯無線端末)の照合結果とに基づいて、車両用ドアを開閉駆動する車両用ドア開閉装置が知られている。
例えば、特許文献1には、図6に示す車両用ドア開閉装置1が開示されている。この車両用ドア開閉装置1は、車両2と該車両2直下の地面3との間に挿入された搭乗者等の足4を電波や赤外線を用いて検知するキックセンサ5と、無線通信を介して車両の搭乗者等が携帯する携帯機(電子キー、携帯無線端末)の認証(ID照合)を行う図示しない車載無線端末と、を備える。
特開2005-133529号公報
この車両用ドア開閉装置1では、車両2のスライドドア6の開口部下部に、車両2の前後方向に沿ってサイドシル7が設けられ、サイドシル7の車幅方向外方に、サイドシル7を保護するシルカバー8が設けられている。
シルカバー8の下面には、地面3に向かって開口する凹状の取付部9が設けられ、キックセンサ5は、取付部9の内側に取り付けられる。このため、キックセンサ5に対して、雨水や埃、小石等が直接当たることを防ぐことができるとしている。
しかしながら、特許文献1のキックセンサ5の取付構造では、取付部9が地面3に向かって開口しているため、地面3から跳ね上がった雨水やタイヤの水しぶきが取付部9の内側に浸入し、キックセンサ5の表面に水滴となって付着することがある。キックセンサ5の表面に水滴が付着した場合、車両2の下方に車両の搭乗者等の足4が存在しないにも関わらず、キックセンサ5が水滴を誤検知する虞がある。このように、特許文献1のキックセンサ5の取付構造は、センサ表面の防滴が十分でないという問題があった。
また、特許文献1のキックセンサ5の取付構造では、キックセンサ5をシルカバー8の取付部9に取り付けた後、シルカバー8と一体化された状態でサイドシル7に取り付ける必要があるため、取付作業が煩雑で手間がかかる。しかも、新車の納車時や購入後に、取り付けを希望するユーザの車両にディーラーが後付けで装着する、いわゆるディーラーオプションには不向きであるという点で、改良の余地があった。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、超音波センサの表面に水滴が付着することを防ぐことができるとともに、車両の側部に対して超音波センサを容易に取り付けることが可能な超音波センサの取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、車両の側部に対する超音波センサの取付構造であって、超音波センサは、車両の床下の地面に向けて、ブラケットを介して取り付けられ、超音波センサに付着した水滴が下方へ流れるように、水平面に対して所定の角度で傾斜するように取り付けられることを特徴とする。
この発明によれば、超音波センサの表面に水滴が付着した場合であっても、水滴は超音波センサの傾斜に応じて下方へ流れ落ちるので、超音波センサの表面に水滴が付着することを防ぐことができる。
また、超音波センサは、車両の床下の地面に向けてブラケットを介して車両の側部に取り付けられるので、新車の納車時や購入後であっても、車両の側部に対して超音波センサを容易に取り付けることができる。
上記の発明において、ブラケットは、超音波センサが取り付けられる底板部と、底板部から上方向に立ち上がり、車両に取り付けられる取付部と、を有し、底板部は、水平面に対して所定の角度で傾斜していることが好ましい。
このような構成によれば、ブラケットの底板部は水平面に対して所定の角度で傾斜するように車両に取り付けられるため、超音波センサをブラケットの底板部に取り付けるだけで、超音波センサに所定の角度の傾斜を付与することができる。
上記の発明において、ブラケットは、底板部の車幅方向外側の端部から上方向に立ち上がり、底板部の長手方向に沿って延在する縦板部を有することが好ましい。
このような構成によれば、ブラケット内への車幅方向外側からの水や泥等の浸入を効果的に防ぐことができる。
上記の発明において、底板部は、水平面に対して車幅方向外側が低く、車幅方向内側が高くなるように所定の角度で傾斜しており、縦板部と取付部との間には、隙間が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、底板部と縦板部と取付部に囲まれたブラケットの内側に浸入した水を、隙間を介してブラケットの外側へ効果的に排出することができる。
上記の発明において、縦板部には、開口部が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、底板部と縦板部と取付部に囲まれたブラケットの内側に浸入した水を、開口部を介してブラケットの外側へ確実に排出することができる。
この発明によれば、超音波センサの表面に水滴が付着した場合であっても、水滴は超音波センサの傾斜に応じて下方へ流れ落ちるので、超音波センサの表面に水滴が付着することを防ぐことができる。また、超音波センサは、ブラケットを介して取り付けられるので、新車の納車時や購入後であっても、車両の側部に対して容易に取り付けることができる。
図1Aは、実施形態に係る超音波センサの取付構造が適用される車両において、スライドドアが閉じられている状態を示す概略側面図であり、図1Bは、前記スライドドアが開いている状態を示す概略側面図である。 図2は、図1A及び図1Bに示すII-II線一部省略断面図である。 図3は、超音波センサとブラケットの斜視図である。 図4は、図3に示すIV-IV線縦断面図である。 図5は、ブラケットの変形例を示す斜視図である。 図6は、従来技術に係る超音波センサの取付構造を示す一部省略断面図である。
以下、この発明に係る超音波センサの取付構造について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明する図面中、矢印で示した前後、左右及び上下とは、いずれも車両14内の図示しない車両用シートに着座した乗員(着座者)を基準とする方向を指す。
図1A及び図1Bに示すように、この実施形態に係る超音波センサ10の取付構造12が適用される車両14は、助手席(前席)側のフロントドア(ヒンジ式のドア)16と、後席側のスライドドア(スライド式のドア)18を有する。車両14の側部には、車両14直下の地面22に向けて、超音波センサ10がブラケット24を介して取り付けられている。
車両14のフロントドア16は、車両14の前左開口部26を、搭乗者等がフロントドア16のアウタードアハンドル28を把持して手動で開閉するヒンジ式のドアである。
一方、車両14のスライドドア18は、搭乗者等がスライドドア18のアウタードアハンドル30を手前に引いたときに、車両14の後左開口部32を電動で開くスライド式のドアである。
実際上、スライドドア18は、該スライドドア18が閉状態でアンロック状態にあることを条件として、搭乗者等がスライドドア18のアウタードアハンドル30を引いたとき、又は、スマートキータイプのエントリーシステムを構成する図示しない携帯機(電子キー、携帯無線端末)の開閉ボタンを押下操作したときに自動的に開く、いわゆるパワースライドドアである。
また、この実施形態に係るスライドドア18は、超音波センサ10が車両14と該車両14直下の地面22との間で搭乗者等の足の出し入れ(キック動作)を検知し、且つ搭乗者等が携帯する図示しない携帯機のID認証がなされたときに開閉駆動する。
超音波センサ10は、一組の同一仕様の送受波器10aと送受波器10bとから構成され、それぞれ車両14内の図示しないスライドドア開閉装置に有線で電気的に接続される。
この送受波器10aと送受波器10bは、所定周期で(例えば、数百ミリ秒ごとに)超音波の送信と受信が交互に切り替わるように構成された送受信兼用タイプであり、送信専用又は受信専用で使用するよりも使用可能期間を長くすることができる利点がある。図において、参照符号Rは、超音波センサ10の検知可能な検知範囲(検知領域)を示す。
次に、図2乃至図4を参照して、超音波センサ10の車両14に対する取付構造12を説明する。
図2に示すように、車両14の左右方向(車幅方向)端部の下方には、車両14の前後方向(車長方向)に沿ってサイドシル34が配置される。サイドシル34の左右方向外側には、サイドシルカバー36が設けられ、サイドシル34の下方には、ブラケット24が取り付けられる。超音波センサ10は、ブラケット24を介してサイドシル34に取り付けられる。
サイドシル34は、複数の鋼板が接合された閉断面構造を有する。サイドシル34は、図示しないフロアパネルの下面に接合されるサイドシルインナ38と、サイドシルインナ38よりも左右方向(車幅方向)外方に配置されるサイドシルスティフナ40、42と、サイドシルスティフナ40、42よりも左右方向外方に配置されるサイドシルアウタ44と、を含む。
サイドシルインナ38は、図示しないフロアパネルの下面に接合され下方へ延在する上板部46と、上板部46の下端縁部から水平方向に屈曲して左右方向外側下方へ向かって傾斜する下板部48と、下板部48の左右方向外側の端縁部から屈曲して下方に突出する下フランジ部50と、を有する。
図3に示すように、ブラケット24は、超音波センサ10が取り付けられる底板部70と、底板部70の前後方向前端部から上方向に立ち上がり、ボルト68(図2参照)を介してサイドシルインナ38の下板部48に連結される第1の取付部72と、底板部70の前後方向後端部から上方向に立ち上がり、ボルト68を介してサイドシルインナ38の下板部48に連結される第2の取付部74と、底板部70の左右方向(車幅方向)外側の端部から上方向に立ち上がり、底板部70の前後方向に沿って延在する縦板部76と、を含む。なお、図3において、参照符号84は、超音波センサ10と車両14内の図示しないスライドドア開閉装置とを電気的に接続するための配線コードを示し、参照符号86は、配線コード84をブラケット24に固定するためのファスナ(結束具)を示す。
底板部70は、略長方形の平板状を呈し、底板部70の中央付近には貫通孔78a及び貫通孔78b(図4参照)が設けられる。超音波センサ10の送受波器10aと送受波器10bは、シール部材114a及びシール部材114bを介して貫通孔78a、78bに取り付けられる。
送受波器10a及び送受波器10bは、この実施形態では、クリップ116a、116bを用いて貫通孔78a、78bに取り付けられている(固定されている)。ただし、これに限られるものではなく、公知の種々の固定部材を利用することができる。
シール部材114a及びシール部材114bは、略矩形状に形成された樹脂製のプレートであり、送受波器10aと貫通孔78aの間、及び送受波器10bと貫通孔78bの間に生ずる微小な隙間をシールする。
縦板部76は、略長方形の平板状を呈し、底板部70の左右方向(車幅方向)外側の端部から上方向に立ち上がり、底板部70の前後方向(長手方向)に沿って延在する。縦板部76は、左右方向(車幅方向)外側からブラケット24に向かう雨水等を遮る立壁として機能する。
図4に示すように、縦板部76と第1の取付部72との間、及び縦板部76と第2の取付部74との間には、隙間106、108が形成されている。隙間106、108は、底板部70の上側、すなわち送受波器10a及び送受波器10bの周囲に雨水等が浸入した場合に、当該雨水をブラケット24の外へ排出する排出口として機能する。
図2に示すように、ブラケット24は、送受波器10aの表面部126a及び送受波器10bの表面部126bに付着した水滴が下方へ流れるように、水平面(地面)に対して所定の角度θで傾斜するようにサイドシル34の下方に対して取り付けられる。
詳細には、ブラケット24は、表面部126a及び表面部126bの地面からの高さが左右方向(車幅方向)外側が低く、左右方向(車幅方向)内側が高くなるような所定の角度θで傾斜するように、サイドシルインナ38の下板部48の下方に取り付けられる。
なお、この実施形態においては、送受波器10a及び送受波器10bは、表面部126a及び表面部126bと底板部70とが平行となるように、底板部70に取り付けられている。このため、底板部70の地面からの高さが車幅方向外側は低く、車幅方向内側は高くなるような所定の角度θで、ブラケット24がサイドシル34の下方に取り付けられることで、表面部126a及び表面部126bに所定の角度θが付与されている。
ここで、所定の角度θは、水平面に対して例えば7°を中心に、3°~12°の範囲で設定される。
また、図2に示すように、ブラケット24は、縦板部76とサイドシルインナ38の下フランジ部50との間が所定距離Lだけ離間するように、サイドシルインナ38の下板部48に取り付けられている。
以上のように、本発明の実施形態に係る超音波センサ10の取付構造12は、車両14の側部に対する超音波センサ10の取付構造12であって、超音波センサ10は、車両14の床下の地面22に向けて、ブラケット24を介して取り付けられ、超音波センサ10に付着した水滴が下方へ流れるように、水平面(地面)に対して所定の角度θで傾斜するように取り付けられる。
上記構成によれば、超音波センサ10の表面に水滴が付着した場合であっても、水滴は超音波センサ10の傾斜に応じて下方へ流れ落ちるので、超音波センサ10の表面に水滴が付着することを防ぐことができる。
また、超音波センサ10は、車両14の床下の地面22に向けて、ブラケット24を介して車両14の側部に取り付けられるので、新車の納車時や購入後であっても、車両14の側部に対して超音波センサ10を容易に取り付けることができる。
また、ブラケット24は、超音波センサ10が取り付けられる底板部70と、底板部70から上方向に立ち上がり、車両14に取り付けられる第1の取付部72及び第2の取付部74と、を有し、底板部70は、水平面(地面)に対して所定の角度θで傾斜している。
このような構成によれば、ブラケット24の底板部70は、水平面に対して所定の角度θで傾斜するように車両14に取り付けられるため、超音波センサ10をブラケット24の底板部70に取り付けるだけで、超音波センサ10に所定の角度θの傾斜を付与することができる。
さらに、ブラケット24は、底板部70の車幅方向外側の端部から上方向に立ち上がり、底板部70の長手方向に沿って延在する縦板部76を有する。
このような構成によれば、ブラケット24内への車幅方向外側からの水や泥等の浸入を効果的に防ぐことができる。
また、底板部70は、水平面に対して車幅方向外側が低く、車幅方向内側が高くなるように所定の角度θで傾斜しており、縦板部76と第1の取付部72及び第2の取付部74との間には、隙間106、108が形成されている。
このような構成によれば、底板部70と縦板部76と第1の取付部72及び第2の取付部74に囲まれたブラケット24の内側に浸入した水を、隙間106、108を介してブラケット24の外側へ効果的に排出することができる。
また、超音波センサ10の送受波器10aと送受波器10bは、シール部材114a及びシール部材114bを介して底板部70の貫通孔78a、78bに取り付けられている。
このような構成によれば、底板部70の上側に雨水等が浸入した場合であっても、当該雨水等が貫通孔78a及び貫通孔78bを通過し、底板部70の下側、すなわち地面22に向かう送受波器10aの表面部126a及び送受波器10bの表面部126b側へ浸みだすことがない。これにより、超音波センサ10の表面部126a及び表面部126bに水滴が付着することを防ぐことができる。
さらに、ブラケット24は、縦板部76とサイドシルインナ38の下フランジ部50との間が所定距離Lだけ離間するように、サイドシルインナ38の下板部48に取り付けられる。
このような構成によれば、縦板部76が下フランジ部50に当接又は近接している場合と比べて、サイドシルインナ38の上板部46から下板部48へと雨水等が伝わって、下板部48から水滴が落下する場合に、ブラケット24の左右方向内側、すなわち底板部70の上に入り込む水滴の量を少なくすることができる。
また、図5に示す変形例のように、縦板部76に一つ以上の水抜き孔136や切欠部等の開口部を設けるようにしてもよい。
このような構成によれば、ブラケット24の内側に浸入した水を、縦板部76に設けた水抜き孔136等の開口部を介してブラケット24の外側へ排出することができ、上述の実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、煩雑さの回避及び理解の便宜のため、車両14の助手席側のフロントドア16とスライドドア18とを例として、車両14の側部に対する超音波センサ10の取付構造12について説明したが、運転席側の側部に対する超音波センサの取付構造も助手席側と同様であり、この発明に含まれる。車両14のバックドアの下側に対する超音波センサの取付構造もまた、この発明に含まれる。
さらに、上述の実施形態では、超音波センサ10が、フロントドア16の下側でスライドドア18に近い箇所に取り付けられる例を示したが、超音波センサ10は、スライドドア18の下側に取り付けられてもよい。
また、上述の実施形態では、送受波器10a及び送受波器10bの表面部126a及び表面部126bが底板部70と平行となるように、超音波センサ10が底板部70に取り付けられている例を示したが、超音波センサ10とブラケット24の取付角度は必ずしもこれに限らない。表面部126a及び表面部126bと底板部70との間に傾きがある場合には、ブラケット24とサイドシル34の取付角度を調整して、表面部126a及び表面部126bに所定の角度θを付与するようにすればよい。
この実施形態に係る超音波センサ10及びブラケット24は、車両14の生産工場ラインで取り付けるのではなく、市販され、後付け可能なオプション(後付けオプション)としてディーラー等で取り付けられるが、生産工場ラインで取り付けてもよい。
この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…超音波センサ 12…取付構造
14…車両 22…地面
24…ブラケット θ…角度

Claims (5)

  1. 車両の側部に対する超音波センサの取付構造であって、
    前記超音波センサは、
    前記車両の床下の地面に向けて、ブラケットを介して取り付けられ、
    前記ブラケットは、前記超音波センサが取り付けられる底板部を有し、
    前記底板部には、前記超音波センサ取付用の孔部が形成され、
    前記超音波センサは、前記孔部を貫通するように前記車両の床下の地面に向けて前記孔部に取り付けられ、
    前記ブラケットは、前記超音波センサの表面に付着した水滴が下方へ流れるように、前記底板部が水平面に対して所定の角度で傾斜した状態で前記車両に取り付けられる
    ことを特徴とする超音波センサの取付構造。
  2. 請求項1に記載の超音波センサの取付構造において、
    前記ブラケットは
    記底板部から上方向に立ち上がり、前記車両に取り付けられる取付部を有し、
    前記底板部は、水平面に対して前記所定の角度で傾斜している
    ことを特徴とする超音波センサの取付構造。
  3. 請求項2に記載の超音波センサの取付構造であって、
    前記ブラケットは、
    前記底板部の車幅方向外側の端部から上方向に立ち上がり、前記底板部の長手方向に沿って延在する縦板部を有する
    ことを特徴とする超音波センサの取付構造。
  4. 請求項3に記載の超音波センサの取付構造であって、
    前記底板部は、水平面に対して車幅方向外側が低く、車幅方向内側が高くなるように所定の角度で傾斜しており、
    前記縦板部と前記取付部との間には、隙間が形成されている
    ことを特徴とする超音波センサの取付構造。
  5. 請求項3又は4に記載の超音波センサの取付構造であって、
    前記縦板部には、開口部が形成されている
    ことを特徴とする超音波センサの取付構造。
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