JP7062632B2 - 電装品取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ハーネスに接続された電装品を車体の車外側に取り付けるための電装品取付構造に関する。
四輪自動車等の車両は、ユーザの利便性のために、通信装置(電装品)を車体の車外側に取り付けることがある。例えば、特許文献1には、車両用ドアの窓に隣接する側縁部(フレーム)に近距離無線通信用のアンテナを備え、ユーザが所持する端末をアンテナに近づけて認証情報を車両に送信することで、ドアロックを解除するドアロック制御システムが開示されている。
特許第5974767号公報
ところで、電装品が設けられた車体の車外側は、雨水等の液体(水)が入り込むことがあり、また風の吹き込み(風圧)の影響を受ける。特に、電装品から延在するハーネスを有する場合には、電装品の防水性を高めたとしても、ハーネスを伝って車外側から車室側に水が浸入するおそれがある。このように車室内に水が浸入してしまうと、様々な悪影響が懸念される。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、電装品及びハーネスを車体の車外側に配置した構造でも、簡単な構成によって車室側への液体の浸入を抑制することができる電装品取付構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様は、車体のピラーの車外側に電装品を取り付けて、前記電装品に接続されたハーネスを前記ピラーの車外側から車室側に配置する電装品取付構造であって、前記ピラーは、前記電装品が取り付けられる取付部と、前記取付部よりも上方で前記ピラーの車外側から車室側へ前記ハーネスを通す挿通部とを備え、前記電装品から前記挿通部まで前記ハーネスを上方向に延在するように配置し、ピラーには、ピラーに対して車室側に向かって窪み取付部を有した凹部を有し、取付部に電装品が取り付けられることで、電装品が凹部に収容される。
上記の電装品取付構造は、電装品及びハーネスを車体の車外側に配置した構造でも、簡単な構成によって車室側への液体の浸入を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る電装品取付構造を備えた車両の斜視図である。 図2Aは、電装品取付構造が設けられたセンタピラーを拡大して示す平面図である。図2Bは、図2AのIIB-IIB線断面図である。 通信装置を適用したドアロックシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図2AのIV-IV線断面図である。 図5Aは、グロメットの平面図である。図5Bは、図5AのVB-VB線断面図である。 固定部材によるハーネスとグロメットの固定状態を示す説明図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る電装品取付構造10は、図1に示すように、四輪自動車等の車両12において、車体14の車外側に電装品16を取り付けるためのものである。本実施形態において、電装品16は無線通信を行うための通信装置20であり、この通信装置20には車両12内の装置に有線通信するためのハーネス22が接続されている。なお、車体14に取り付けられる電装品16は、通信装置20に限定されるものではなく、例えば、カメラ等の他の車載機器であってもよい。
車体14の車外側に設けられた通信装置20は、車体14による電波の遮蔽を受けずに微弱な電波によって、搭乗者等のユーザの端末18(図3参照)との情報通信を行なう。以下では、本発明の理解の容易化のため、電装品取付構造10(通信装置20、ハーネス22)が設けられる車両12の構成について先に説明する。
車両12は、車体14と、図示しない動力源(エンジン、モータ等)の回転に基づき転動する車体14の前後左右の4つのタイヤ24と、車体14に取り付けられユーザの乗車時や下車時に開閉される複数のドア26とを備える。なお、図1は、車両12の進行方向の右側を斜め後方から見た斜視図であり、運転席側のドア26raと、後部座席の右側のドア26rbとが車体14に取り付けられた状態を示している。
車体14は、動力源が収容される本体部28と、本体部28の上方で搭乗者を覆うためのルーフ30と、本体部28及びルーフ30の間を上下方向に延在する複数のピラー32(フロントピラー33、センタピラー34、リアピラー35等)とを有する。この車体14は、複数の鋼板が適宜の形状にプレス加工されて組付けられることで構成される。本体部28と複数のピラー32(後記の外板部40)とは、適宜の剛性を得るように一体成形されていることが好ましい。
車両12のドア26は、ドア26全体の下側部分において鋼板により構成されるドア本体36と、ドア本体36よりも上側のドア窓38とを有する。ドア本体36は、車体14の本体部28と同程度の高さに設けられる。運転席側のドア26raは、図示しないヒンジ部を介してドア本体36の先端側がフロントピラー33に回動可能に取り付けられる。後部座席の右側のドア26rbは、図示しないヒンジ部を介してドア本体36の先端側がセンタピラー34に回動可能に取り付けられる。
そして、本実施形態に係る電装品取付構造10は、これらのドア26ra、26rbの間にあるセンタピラー34の車外側に設けられる。センタピラー34は、車長方向中央部において車体14の本体部28(サイドシル)とルーフ30の間を上下方向に延在している。また本実施形態に係るセンタピラー34は、運転席側のドア26raのドア本体36及び後部座席側のドア26rbのドア本体36より上下方向中間部から下部側が覆われる一方で、ドア窓38に隣接する上部側が露出するように構成されている。
図1、図2A及び図2Bに示すように、電装品取付構造10は、センタピラー34の上下方向の延在範囲においてドア本体36よりも高い位置(ドア窓38に隣接する位置)に設けられている。これにより、電装品取付構造10は、ユーザが端末18をかざし易い高さ位置に通信装置20を配置することができ、ユーザの利便性が高められる。なお、本発明に係る電装品取付構造10は、車体14の他のピラー32の車外側に設けられてもよい。
センタピラー34は、適宜の形状に形成された複数の鋼板を組み付けることで、充分な剛性を有するように構成される。例えば、センタピラー34は、車外側を上下方向に延在する外板部40と、外板部40よりも車室側(内側)において上下方向に延在する内板部42とによって構成される。なお、センタピラー34は、外板部40及び内板部42に加えて、1枚以上の鋼板を設けることでさらに剛性を高めた構造でもよい。
外板部40と内板部42は、水平方向の断面視で、相互に対向し合う凹形状に形成されている。外板部40と内板部42は、上下方向に延在する一対の側辺(車両12の進行方向前側の側辺40a、42a及び車両12の進行方向後側の側辺40b、42b)同士が積層し合った状態で、これらの間に中空部44を形成している。外板部40の一対の側辺40a、40bと内板部42の一対の側辺42a、42bとは、溶接(スポット溶接等)によって強固に固定されている。
センタピラー34(外板部40、内板部42)の少なくとも上側部分(ルーフ30とドア本体36の間)は、ルーフ30との連結箇所から下方向に向かいつつ、車室側から車外側に若干膨出している。すなわち、外板部40の外面は、正面断面視(車高方向に沿った断面視:図4も参照)で、上下方向に沿って曲率半径が大きな円弧面46となっている。
さらに、外板部40には、通信装置20及びハーネス22を配置するための配置用凹部48が設けられている。配置用凹部48は、外板部40の円弧面46に対して車室側に僅かに窪んで構成される。配置用凹部48と、配置用凹部48の上下側の円弧面46とは、R状の角部を挟んで滑らかに連続している。
センタピラー34の車外側には、ドア窓38に隣接する上側位置に樹脂パネル50(ガーニッシュ)が取り付けられている。樹脂パネル50は、配置用凹部48に設けられた通信装置20を覆っている。この樹脂パネル50は、外板部40の車外側の表面形状に応じて上下方向に長く延在する一方で、車両12の車長方向に幅狭に形成されている。なお、樹脂パネル50の車外側露出面には、通信装置20の設置位置(ユーザが端末18をかざす位置)を案内する表示部50aが設けられているとよい。
樹脂パネル50は、センタピラー34の車外側の表面に対して接着、溶着、ねじ止め、係合等の適宜の固着手段によって固定される。本実施形態における樹脂パネル50は、図2Aに示すように、粘着テープ52によってセンタピラー34に固定されている。粘着テープ52は、樹脂パネル50の上辺、先端側の側辺及び基端側の側辺に沿って延在し、一方面にセンタピラー34が固着され、他方面に樹脂パネル50が固着される。また図2Bに示すように、通信装置20は、樹脂パネル50に対して微小な(数mm程度の)クリアランスを有するように(すなわち樹脂パネル50に対して非接触に)取り付けられる。これにより、樹脂パネル50や通信装置20に液体が付着しても、この液体を外部に良好に排水することができる。
次に、通信装置20及びハーネス22を含む車両12のシステム構成について説明する。本実施形態に係る通信装置20は、近距離無線通信によって情報の送受信を行う機能を有する。このため図2Bに示すように、通信装置20は、近距離無線通信用のNFCアンテナを含むアンテナモジュール54と、アンテナモジュール54を内部に収容したケース56とを有する。なお、アンテナモジュール54の無線通信の規格は、近距離無線通信に限定されず、種々の規格をとり得ることは勿論である。
図3に示すように、通信装置20は、ユーザの端末18との間で近距離無線通信を行う一方で、車両12内に設けられる制御部58(ECU:Electronic Control Unit)にハーネス22を通して情報の送受信(有線通信)を行う。ユーザの端末18は、通信装置20の規格に対応したものであれば、特に限定されず、例えば、スマートフォン、タッチパッド、電子キー、ICカード、RFIDタグ、ウェアラブルコンピュータ又は他の携帯情報端末等があげられる。
車両12内の制御部58は、図示しないプロセッサ、メモリ及び入出力インタフェースを有するコンピュータに構成されている。この制御部58は、通信装置20との通信により取得したユーザに関わる情報に基づき、車両12のドア26の各々を施錠及び解錠するドアロックシステム60の動作を制御する。なお、制御部58は、車両12全体を制御するものであってもよい。
ドアロックシステム60は、それぞれのドア26において、車体14の本体部28内又はドア本体36内に可動ロック体62と、この可動ロック体62を施錠位置と解錠位置との間で進退させる駆動機構64とを備える。制御部58は、駆動機構64の動作を制御する。
制御部58は、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行処理することで、情報取得部66、認証部68及び駆動制御部70の機能ブロックを内部に構築する。情報取得部66は、通信装置20の状態を管理及び制御し、例えば、通信装置20がユーザの端末18から情報を読み取った場合に、通信装置20から送信される情報を受信してメモリ等に記憶する。
認証部68は、ドア26の施錠状態又は解錠状態を監視し、ドア26の施錠状態でユーザの端末18から読み取った情報がユーザ側認証データ(端末18の識別情報等)である場合にユーザ認証を行う。ユーザ認証では、制御部58に予め記憶されている車両側認証データ(登録されている端末18の識別情報等)と、ユーザ側認証データとを照合して、相互のデータが一致しているか否かを判定する。ユーザ側認証データと車両側認証データが一致している場合には、ロック状態のドア26の解錠を判定し駆動制御部70に解錠指示を出力する。一方、ユーザ側認証データと車両側認証データが一致していない場合には、ロック状態の継続を判定する。
駆動制御部70は、認証部68の指示に基づき駆動機構64の動作を制御して、例えば、可動ロック体62を施錠位置から解錠位置に移動させることで、ドア26の解錠を行う。また例えば、制御部58は、ドア26の解錠状態で、ユーザの端末18から情報(ユーザ側認証データ等)を読み取った場合に、駆動制御部70によりドア26の施錠を行うとよい。
図2A及び図2Bに戻り、通信装置20のケース56は、薄い直方形状のケース本体72と、センタピラー34に取り付けるためにケース本体72の長手方向両端部から突出する一対の取付用突出部74とを有する。ケース本体72は、防水性を高めるために、アンテナモジュール54を液密に密閉可能な構造を有する。アンテナモジュール54は、このケース本体72内に収容可能な薄い基盤状に構成され、ケース本体72において車外側を臨む平面部にNFCアンテナを対向させている。
ケース本体72の上端部(長手方向一端部)の端壁は、ハーネス22を液密に挿入可能な被挿入箇所72aを有する。被挿入箇所72aには、ハーネス22の外面に接触するゴムパッキン(不図示)等が設けられている。被挿入箇所72aは、上側の取付用突出部74aから側方に離れた位置にあり、ハーネス22は、上側の取付用突出部74aに対して非接触に延在している。
図2A、図2B及び図4に示すように、一対の取付用突出部74は、ケース本体72に連設され、ケース本体72の上端部及び下端部からケース本体72の長手方向長さよりも短く延在している。ケース本体72の底面と各取付用突出部74の底面とは面一に連続している。各取付用突出部74の露出面(底面と反対側の面)には、上下方向に延在する複数の溝が設けられている。また上側の取付用突出部74aは、ケース本体72の幅方向中央部よりも車両12の進行方向前側に設けられ、下側の取付用突出部74bは、ケース本体72の幅方向中央部よりも車両12の進行方向後側に設けられる。
一対の取付用突出部74の各々は、センタピラー34の配置用凹部48の下側に設けられた取付部76に取り付けられる。取付部76は、外板部40に貫通形成された装置取付用孔76aと、装置取付用孔76aに取り付けられる取付部材78とを含んで構成される。
取付部材78は、外板部40の外面上に配置され取付用突出部74を保持する保持部80と、保持部80から突出して装置取付用孔76aを構成する外板部40の縁に係止されるクリップ部82とを有する。例えば、クリップ部82は、装置取付用孔76aの挿通時につぼみ、装置取付用孔76aの挿通完了状態で幅方向に拡がって外板部40に引っ掛かるように構成される。
保持部80は、このクリップ部82に連なると共にセンタピラー34に接触する底部から低く突出した円錐状を呈している。また保持部80は、円錐状の頂部から取付用突出部74の突出方向に延びて取付用突出部74の突出端に係合する爪部80aを有する。すなわち、通信装置20は、上側の取付用突出部74の上端と、下側の取付用突出部74の下端とが一対の取付部材78に係合及び保持されることで、センタピラー34(配置用凹部48)の外面(後記の第2円弧面89)から離間するように取り付けられる。換言すれば、ケース56は、外面から浮いた状態で保持されており、ケース56と外板部40の間は、液体が通過可能な隙間84となっている。
ハーネス22は、ケース本体72内でアンテナモジュール54に接続されている。ハーネス22は、情報を送受信可能な通信線である他に、アンテナモジュール54に外部(車体14内のバッテリ)から電力を供給可能な電気配線でもある。なお通信装置20は、ケース56内に電源部を備えていてもよく、この場合ハーネス22は通信線のみで構成し得る。
ハーネス22は、外板部40の配置用凹部48の車外側においてケース本体72(上端部の端壁)から上方向に向かって延在している。ハーネス22は、通信装置20よりも上方に設けられた挿通部90を介して外板部40の車室側に挿入される。外板部40の車外側におけるハーネス22の延在長さは、特に限定されないが、例えば、通信装置20の長手方向長さよりも短くてよい。
ここで、外板部40の配置用凹部48には、図4に示すように、通信装置20の取付部76と挿通部90との間に段差部86が設けられている。詳細には、段差部86は、上側の取付用突出部74aの取付箇所よりも上方の近傍位置に形成されている。段差部86は、挿通部90が設けられている配置用凹部48の第1円弧面87に対して、通信装置20の取付部76がある配置用凹部48の第2円弧面89が車室側に僅かに窪むことによって形成されている。
第1円弧面87と第2円弧面89の間の段差面88は、車両12が水平方向に停車した状態で、下方向且つ車外側に向かって傾斜する第1及び第2円弧面87、89よりも重力方向に沿って(水平方向に対して略90°の角度で)延在している。従って、第1円弧面87上を液体が下方向に流れた場合に、液体は、段差部86においてより下方向(重力方向)に向かうように流速が早くなる(流れの勢いが増すようになる)。
一方、外板部40(配置用凹部48の第1円弧面87)に設けられた挿通部90は、外板部40に設けられた部材取付用孔92(貫通孔:図5B参照)と、部材取付用孔92に装着されるグロメット94(挿通部材)とを含んで構成される。グロメット94は、部材取付用孔92を構成する外板部40の縁に引っ掛かるように形成される。このグロメット94は、外板部40に取付位置から外板部40の車室側に向かって斜め上方に突出しており、中空部44内においてハーネス22を一旦斜め上方に延在するように保持する。
具体的には、図4、図5A及び図5Bに示すように、グロメット94は、外板部40の車外側に配置される外側配置部96と、外板部40の車室側(中空部44)に配置される内側配置部98とを有する。このグロメット94は、外側配置部96及び内側配置部98が一連に連なる一体成形物に構成され、外側配置部96及び内側配置部98の内部には、ハーネス22を挿通及び配置するための挿通孔100が形成されている。また、外側配置部96及び内側配置部98の外面側の境界には、部材取付用孔92の縁に嵌め込まれる嵌込凹部102が形成されている。
外側配置部96は、部材取付用孔92の直径よりも大きな直径の円盤状に形成され、外板部40の第1円弧面87上に露出される。外側配置部96は、挿通孔100に連通する外側開口100aを有した円環状の隆起部97を備える。隆起部97は、外板部40に接触する底面から車外側に向かって、取付部材78の保持部80よりも高く隆起している。この隆起部97によって、通信装置20から延出したハーネス22は、上方向且つ車外側に一旦向かった後、隆起部97を回り込んで外側開口100aに挿入される。
一方、内側配置部98は、隆起部97に連なり車室側に低く突出する円錐台部98aと、円錐台部98aに連なり車室側に向かって斜め上方向に延出する傾斜延出部99とを有する。嵌込凹部102は、円錐台部98aの底部と隆起部97の底部との間に設けられ、グロメット94の外面から径方向内側に小さく窪んでいる。嵌込凹部102に配置された外板部40の縁は、隆起部97と円錐台部98aの間に挟まれる。
円錐台部98aは、車室側に延出する傾斜延出部99を弾性的に支持する根元部分を構成している。円錐台部98aの外周側の斜面には、周方向に沿って図示しないディンプルが複数設けられ、外形の弾性変形を容易化している。円錐台部98aは、グロメット94を外板部40に取り付ける際に弾性変形し、嵌込凹部102に対して外板部40の縁を導くことができる。
傾斜延出部99は、この円錐台部98aの突出端面において中央部から上側部分の範囲に連結している。傾斜延出部99は、センタピラー34の中空部44内を延在する筒状に形成され、突出端が内板部42からある程度離れた位置に配置される。傾斜延出部99の突出端には、挿通孔100に連通したハーネス22を送出可能な内側開口100bが設けられている。外板部40に対する傾斜延出部99の傾斜角θは、特に限定されないが、例えば、20°~60°程度の範囲に設定されるとよい。これにより、グロメット94は、外側開口100aから挿通孔100に挿通されるハーネス22に大きな負荷をかけずに配置することができる。
また、挿通孔100は、内側開口100bよりも大径の外側開口100aから所定深さ穿設された第1孔部104と、第1孔部104に連通し内側開口100bと同じ直径で傾斜延出部99内を延在する第2孔部106とを有する。第1孔部104と第2孔部106の境界は、円錐台部98a内に位置し、この箇所(第1孔部104の底面)には、傾斜した第2孔部106に連通させるために楕円口106aが形成されている。楕円口106aは、第1孔部104の底面において中心点から下側に位置している。また、楕円口106aの近傍位置には、楕円口106aの形状を補強する一対のリブ106bが設けられている。
以上のグロメット94は、ゴム材料により構成され、適宜の弾性力をもってハーネス22を支持する。グロメット94を構成するゴム材料は、特に限定されないが、例えば、熱硬化性エラストマー、熱可塑性エラストマー、又は他のエラストマー、或いは合成ゴム、天然ゴム等があげられる。
また図4及び図6に示すように、センタピラー34の中空部44において、グロメット94の内側開口100bから延出したハーネス22は、斜め上方に短く延出した後に湾曲して下方に折り返すように配置される。そして、本実施形態に係る電装品取付構造10は、折り返したハーネス22とグロメット94の傾斜延出部99とを一体に固定する固定部材108(固定部)を備える。
固定部材108は、ハーネス22とグロメット94を結束可能であればよく、例えば、ハーネス22を挿通及び保持する部分と、グロメット94を挿通及び保持する部分とを備えた専用部品を適用することができる。或いは、固定部材108は、ハーネス22とグロメット94を揃えた状態で周囲に巻き付けられる粘着テープを採用してもよい。なお、ハーネス22を固定する固定部は、グロメット94に一体成形されていてもよい。
固定部材108によりグロメット94に固定されたハーネス22は、内板部42に非接触となるように折り返し部分22aの位置が保持される。ハーネス22は、グロメット94の傾斜延出部99に沿って下方向に多少延在した後、グロメット94から離間して内板部42に向かう。内板部42には、ハーネス22を通過させる内板部側貫通孔43が設けられている。内板部側貫通孔43からセンタピラー34の車室側に延出したハーネス22は、センタピラー34(内板部42)に設けられた情報通信の中継を行う中継器110に接続される。ハーネス22において車室側及び内板部側貫通孔43に配置される部分は、ハーネス22を保護する保護管112に覆われている。
本実施形態に係る電装品取付構造10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その作用について説明する。
図2A及び図2Bに示すように、通信装置20が設置される車両12は、上記したようにセンタピラー34の車外側において、ドア本体36よりも上方に樹脂パネル50が取り付けられる。しかしながら、樹脂パネル50が取り付けられたとしても、センタピラー34と樹脂パネル50の間の空間51は、雨水等の液体の浸入、風の吹き込み等を受ける。特に、センタピラー34の車外側に通信装置20を設けた場合には、運転席側のドア26raの開閉時に強い風圧を受け易く、この風圧は、外板部40、通信装置20のケース56又はハーネス22に付着した液体を上方向に上昇させる可能性がある。なお、電装品取付構造10が設けられる箇所(ピラー32の車外側)に対する強い風圧は、車両12の走行等においても生じる可能性がある。
電装品取付構造10は、空間51に入り込んだ液体を外板部40(センタピラー34)から車室側に移動させずに、空間51から良好に排出可能としている。具体的には、電装品取付構造10は、配置用凹部48の車外側に配置した通信装置20から上方向に向かってハーネス22を延在させ、上方の挿通部90に挿入している。従って、ハーネス22又は外板部40の外面に存在する液体は、重力方向下側に向かって円滑に流れて溜まることが抑制される。
しかも図4に示すように、本実施形態に係るハーネス22は、通信装置20からグロメット94(隆起部97)までの範囲を外板部40の円弧面46に触れずに延在している。またハーネス22は、グロメット94の隆起部97において車外側を回り込んで挿通孔100(外側開口100a)に挿入されている。このため、仮に風圧等により液体に上昇力がかかっても、液体がハーネス22を伝って(又は外板部40から隆起部97を越えて)挿通孔100に入り込むことが抑制される。
また、電装品取付構造10は、一対の取付部材78を介して外板部40から通信装置20を浮かせた状態で保持している。従って、外板部40を流れる液体は、通信装置20に触れることが抑制されて、通信装置20と外板部40の間を流れる。仮に取付部材78から取付用突出部74aに液体が流れても、液体は取付用突出部74aの複数の溝に沿って下方向に流れるようにガイドされ、ハーネス22の被挿入箇所72aに移動することがない。
また上記したように、配置用凹部48には、通信装置20の上方近傍位置に段差部86が形成されており、段差面88は第1及び第2円弧面87、89よりも重力方向に沿っている(重力方向に平行となっている)。よって、液体は、段差部86において下方向へ流動する勢いが増し、通信装置20の取付部76に液体が滞留することを抑制する。さらに段差面88は、風圧等によって液体に上昇力がかかっても、第2円弧面89から第1円弧面87に液体が向かうことを抑制する。
そして、グロメット94(内側配置部98)は、斜め上方に延在する傾斜延出部99によりハーネス22をさらに上側に向かわせている。このため、仮に外側開口100aから液体が入り込んでも、この液体が挿通孔100内を上方に移動することが抑止される。センタピラー34の車室側且つ下方位置には、例えば、シートベルトの動作(例えば、衝撃を受けた際にシートベルトを引き締める等の動作)を制御するシートベルト装置(別の電装品)が設けられる。電装品取付構造10は、上記のようにセンタピラー34の車室側への液体の入り込みを防止することで、シートベルト装置に液体が流れることを阻止することができる。
またさらに、センタピラー34内においてハーネス22は、グロメット94から斜め上方向に延在した後に折り返して下方向に延在する。ハーネス22の折り返し部分22aは、内板部42に非接触となっており、ハーネス22の損傷等が抑制される。しかも、折り返したハーネス22が固定部材108によりグロメット94に固定されることで、傾斜延出部99のたるみを抑制しつつ、折り返し部分22aの非接触状態を安定的に維持することができる。さらに、固定部材108に固定されたハーネス22は、グロメット94から内板部42(内板部側貫通孔43)までの間の延在状態が形状付けられる。そのため、ハーネス22は、中空部44内での揺動が抑えられ、この揺動に伴う不都合(ハーネス22が車体14の車外側や車室側に延出する等の事象)が良好に抑制される。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、電装品取付構造10は、四輪自動車以外の車両12の車体14に適用してもよい。また、電装品取付構造10は、通信装置20を外板部40に直接(取付部材78を介さずに)取り付ける構成でもよい。さらに、挿通部90は、グロメット94を有する構成に限定されず、例えばピラー32自体に、隆起部97、傾斜延出部99等を一体成形した構成でもよい。
上記の実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について、以下に記載する。
本発明の一態様は、車体14のピラー32の車外側に電装品16を取り付けて、電装品16に接続されたハーネス22をピラー32の車外側から車室側に配置する電装品取付構造10であって、ピラー32は、電装品16が取り付けられる取付部76と、取付部76よりも上方でピラー32の車外側から車室側へハーネス22を通す挿通部90とを備え、電装品16から挿通部90までハーネス22を上方向に延在するように配置した。
上記の電装品取付構造10は、車体14の車外側に電装品16及びハーネス22を配置した構造でも、簡単な構成によって車室側への液体の浸入を抑制することができる。すなわち、取付部76に取り付けられて電装品16から上方向に延在するように配置されたハーネス22は、雨水等の液体をハーネス22に溜まらせずに下方向に良好に排出する。そのため、電装品取付構造10は、電装品16やハーネス22付近に液体を可及的に存在しないようにすることが可能であり、風圧の影響により挿通部90を介して液体が車体14の車室側へ向かう可能性を大幅に低減することができる。
また、ピラー32は、下方向に向かって車外側に傾斜した形状であり、取付部76の上方近傍位置には、ピラー32に対して車室側に向かって窪む形状となっていることで液体の下方向の流れを促進する。これにより、電装品取付構造10は、電装品16付近に液体が滞留することを抑制することができ、液体が電装品16に及ぼす影響を低減することが可能となる。
また、電装品16は、取付部76において取付部材78を介してピラー32に取り付けられることで、ピラー32から離間している。これにより、電装品取付構造10は、ピラー32上を流れる液体が電装品16に直接触れることを回避することができ、液体が電装品16に及ぼす影響を一層低減することが可能となる。
また、電装品16は、ハーネス22が挿入されるケース本体72と、ハーネス22の被挿入箇所72aの側方でケース本体72から上方向に突出して取付部材78に係止される取付用突出部74とを有する。これにより、液体が取付部材78から取付用突出部74に向かっても、電装品取付構造10は、取付用突出部74を通して液体を下方向に流動させることで、ケース本体72のハーネス22の被挿入箇所72aに液体が移動することを防ぐことができる。
また、挿通部90は、ピラー32に形成される貫通孔(部材取付用孔92)と、貫通孔に取り付けられてピラー32の車外側から車室側に挿通させる挿通部材(グロメット94)とを含み、挿通部材は、当該挿通部材がピラー32に取り付けられる箇所から車室側且つ上方向に延びる傾斜延出部99を有する。これにより、電装品取付構造10は、仮に液体がハーネス22を伝って挿通部材内に入り込んでも、この液体が傾斜延出部99内を通過することを防ぐことができる。
また、ピラー32は、上下方向に延在し、電装品16が取り付けられると共に挿通部90が設けられる外板部40と、外板部40の車室側で上下方向に延在する内板部42とを備え、傾斜延出部99は、外板部40と内板部42の間の中空部44において内板部42に対し非接触に配置される。これにより、電装品取付構造10は、外板部40と内板部42の間の中空部44にハーネス22を安定的に配置することができる。
また、挿通部90は、傾斜延出部99から延出して折り返したハーネス22を固定する固定部(固定部材108)を有する。電装品取付構造10は、固定部により挿通部90に近い位置でハーネス22を固定することができるため、ハーネス22の重みによって傾斜延出部99がたるむことが制限される。これにより、ハーネス22の折り返し部分22aが、ピラー32の車室側の構造体に接触することを抑制することができる。
また、挿通部90は、ピラー32の車外側でハーネス22を当該ピラー32から離間させる隆起部97を有する。これにより、電装品取付構造10は、ピラー32上の液体がハーネス22を伝ってグロメット94内に入り込むことをより確実に抑制することができる。
また、ハーネス22は、電装品16から挿通部90までの範囲を、ピラー32に対して非接触で延在している。これにより、電装品取付構造10は、ハーネス22への液体の付着を一層低減することができる。
また、電装品16は、所定の端末18との間で無線通信を行う通信装置20であり、通信装置20は、車体14を構成する複数のピラー32のうち、車長方向中央部に設けられるセンタピラー34に取り付けられ、且つ車体14に取り付けられるドア26のドア窓38に隣接する高さ位置に配置される。これにより、電装品取付構造10は、ユーザが取り扱いやすい位置に通信装置20を設置しつつ、通信装置20及びハーネス22を設置した構造でも液体が車体14内に浸入することを抑制することができる。
10…電装品取付構造 14…車体
16…電装品 18…端末
20…通信装置 22…ハーネス
26…ドア 38…ドア窓
40…外板部 42…内板部
44…中空部 72…ケース本体
74…取付用突出部 76…取付部
78…取付部材 86…段差部
90…挿通部 94…グロメット
97…隆起部 99…傾斜延出部
100…挿通孔 108…固定部材

Claims (9)

  1. 車体のピラーの車外側に電装品を取り付けて、前記電装品に接続されたハーネスを前記ピラーの車外側から車室側に配置する電装品取付構造であって、
    前記ピラーは、前記電装品が取り付けられる取付部と、
    前記取付部よりも上方で前記ピラーの車外側から車室側へ前記ハーネスを通す挿通部とを備え、
    前記電装品から前記挿通部まで前記ハーネスを上方向に延在するように配置し
    前記ピラーには、該ピラーに対して前記車室側に向かって窪み前記取付部を有した凹部を有し、前記取付部に前記電装品が取り付けられることで、該電装品が前記凹部に収容される
    電装品取付構造。
  2. 車体のピラーの車外側に電装品を取り付けて、前記電装品に接続されたハーネスを前記ピラーの車外側から車室側に配置する電装品取付構造であって、
    前記ピラーは、前記電装品が取り付けられる取付部と、
    前記取付部よりも上方で前記ピラーの車外側から車室側へ前記ハーネスを通す挿通部とを備え、
    前記電装品から前記挿通部まで前記ハーネスを上方向に延在するように配置し、
    前記電装品は、前記取付部において取付部材を介して前記ピラーに取り付けられることで、前記ピラーから離間し、
    前記電装品は、前記ハーネスが挿入されるケース本体と、前記ハーネスの被挿入箇所の側方で前記ケース本体から上方向に突出して前記取付部材に係止される取付用突出部とを有する
    電装品取付構造。
  3. 車体のピラーの車外側に電装品を取り付けて、前記電装品に接続されたハーネスを前記ピラーの車外側から車室側に配置する電装品取付構造であって、
    前記ピラーは、前記電装品が取り付けられる取付部と、
    前記取付部よりも上方で前記ピラーの車外側から車室側へ前記ハーネスを通す挿通部とを備え、
    前記電装品から前記挿通部まで前記ハーネスを上方向に延在するように配置し、
    前記挿通部は、前記ピラーに形成される貫通孔と、前記貫通孔に取り付けられて前記ピラーの車外側から車室側に挿通させる挿通部材とを含み、
    前記挿通部材は、当該挿通部材が前記ピラーに取り付けられる箇所から車室側且つ上方向に延びる傾斜延出部を有する
    電装品取付構造。
  4. 車体のピラーの車外側に電装品を取り付けて、前記電装品に接続されたハーネスを前記ピラーの車外側から車室側に配置する電装品取付構造であって、
    前記ピラーは、前記電装品が取り付けられる取付部と、
    前記取付部よりも上方で前記ピラーの車外側から車室側へ前記ハーネスを通す挿通部とを備え、
    前記電装品から前記挿通部まで前記ハーネスを上方向に延在するように配置し、
    前記挿通部は、前記ピラーの車外側で前記ハーネスを当該ピラーから離間させる隆起部を有する
    電装品取付構造。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の電装品取付構造において、
    前記ピラーは、下方向に向かって車外側に傾斜した形状であり、
    前記取付部の上方近傍位置には、前記ピラーに対して車室側に向かって窪む形状となっていることで液体の下方向の流れを促進する
    電装品取付構造。
  6. 請求項記載の電装品取付構造において、
    前記ピラーは、
    上下方向に延在し、前記電装品が取り付けられると共に前記挿通部が設けられる外板部と、
    前記外板部の車室側で上下方向に延在する内板部とを備え、
    前記傾斜延出部は、前記外板部と前記内板部の間の中空部において前記内板部に対し非接触に配置される
    電装品取付構造。
  7. 請求項又は6記載の電装品取付構造において、
    前記挿通部は、前記傾斜延出部から延出して折り返した前記ハーネスを固定する固定部を有する
    電装品取付構造。
  8. 請求項記載の電装品取付構造において、
    前記ハーネスは、前記電装品から前記挿通部までの範囲を、前記ピラーに対して非接触で延在している
    電装品取付構造。
  9. 請求項1~のいずれか1項に記載の電装品取付構造において、
    前記電装品は、所定の端末との間で無線通信を行う通信装置であり、
    前記通信装置は、前記車体を構成する複数の前記ピラーのうち、車長方向中央部に設けられるセンタピラーに取り付けられ、且つ前記車体に取り付けられるドアのドア窓に隣接する高さ位置に配置される
    電装品取付構造。
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