JP7093166B2 - 受信機 - Google Patents
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Description
mFM=Fm/fs (式1)
Si=MkToBF (式2)
Siは受信感度(最小信号強度)
kはボルツマン定数
Toは信号源温度
Bは雑音帯域幅[Hz]
Fはノイズファクタ[dB]
Mは雑音指数
Si=-174dBm+F(dB)+10・logB+10・logM (式3)
(式3)より、伝送速度が高いと周波数偏移幅が大きくなるので、受信感度が低下する関係があり、受信時のデータ伝送速度の設定を下げて受信することで、受信感度を向上させることができる。
本発明は、元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信してデジタル信号を復調する受信機であって、
受信した無線信号からFM復調した復調信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートによりビット列に任意のタイミングで変換する復調部と、
変換されたビット列3ビット単位の複数のグループに分割し、先頭から順番にグループを選択し、最終グループ以外は、当該選択グループの1ビット目、3ビット目及び選択グループの次のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、最終グループは、選択グループの一つ前のグループの3ビット目、選択グループの1ビット目及び3ビット目の3ビットを抽出し、抽出された3ビットが101又は010の場合は選択グループをビット1と判定し、それ以外(抽出された3ビットが001又は110)の場合は選択グループをビット0と判定してデジタル信号を復調するビット判定部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、ビット0又はビット1の少なくとも1ビットのダミーデータが元データの末尾に付加されたデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信してデジタル信号を復調する受信機であって、
受信した無線信号からFM復調した復調信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにて任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、
変換されたビット列を3ビット単位の複数のグループに分割し、先頭から順番にグループを選択し、当該選択グループの1ビット目、3ビット目及び選択グループの次のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、抽出された3ビットが101又は010の場合は選択グループをビット1と判定し、それ以外(抽出された3ビットが001又は110)の場合は選択グループをビット0と判定してデジタル信号を復調するビット判定部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信して前記デジタル信号を復調する受信機であって、
受信した無線信号からFM復調した復調信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにより任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、
変換されたビット列を記憶する記憶部と、
記憶部に記憶されたビット列を3ビット単位の複数のグループに分割し、末尾から順番にグループを選択し、先頭グループ以外は、当該選択グループの一つ前のグループの3ビット目、選択グループの1ビット目及び3ビット目の3ビットを抽出し、先頭グループは、選択グループの1ビット目、3ビット目及び選択グループの一つ後のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、抽出された3ビットが101又は010の場合は選択グループをビット1と判定し、それ以外(3ビットが100又は011)の場合は選択グループをビット0と判定してデジタル信号を復調するビット判定部と、
を備えたことを特徴とする。
例えば、第1周波数を1200Hz、第2周波数を1800Hz、受信伝送速度を3600bpsとする。
本発明は、元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信してデジタル信号を復調する受信機であって、受信した無線信号からFM復調した復調信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにより任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、変換されたビット列を3ビット単位の複数のグループに分割し、先頭から順番にグループを選択し、最終グループ以外は、当該選択グループの1ビット目、3ビット目及び選択グループの次のグループの1ビット目の3ビットを抽出し3ビットが101又は010の場合は選択グループをビット1と判定し、それ以外(抽出された3ビットが001又は110)の場合は選択グループをビット0と判定してデジタル信号を復調するビット判定部とを備えたため、例えばデジタル信号のビット1に第1周波数として1200Hzを割り当て、デジタル信号のビット0に第2周波数に第1周波数の1.5倍の1800Hzを割り当てたMSK信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数となる3600bpsの受信伝送速度を設定した場合、1200Hzの復調信号波形から生成されるビット列は0x1又は1x0と2ビット目がビット1かビット0か分からない不定ビットxとなるが、判定対象としているグループの不定ビットx(2ビット目)を除く1ビット目と3ビット目、更に次のグループのビット目の3ビットを抽出することで、判定対象としているグループがビット1かビット0かが判定でき、不定ビットxが存在しても正しいビット判定が可能となり、従来の受信伝送速度7200bpsの設定を必要とした場合に比べ受信周波数帯域を狭くして受信感度を高めることができる。
また、ビット判定部は、最終グループについて、選択グループの一つ前のグループの3ビット目、選択グループの1ビット目及び3ビット目の3ビットを抽出し、抽出された3ビットが101又は010の場合に最終グループをビット1と判定し、それ以外(抽出された3ビットが001又は110)の場合に最終グループをビット0と判定するようにしたため、最終グループについては後続するグループが存在しないことから、一つ前のグループの3ビット目と自己の不定ビットx(2ビット目)を除く1ビット目と3ビット目の3ビットを抽出することで、不定ビットxが存在しても正しいビットを判定することができる。
本発明は、ビット0又はビット1の少なくとも1ビットのダミーデータが元データの末尾に付加されたデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信してデジタル信号を復調する受信機であって、受信した無線信号からFM復調した復調信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにより任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、変換されたビット列を3ビット単位の複数のグループに分割し、先頭から順番にグループを選択し、当該選択グループの1ビット目、3ビット目及び選択グループの次のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、抽出された3ビットが101又は010の場合は選択グループをビット1と判定し、それ以外(抽出された3ビットが001又は110)の場合は当該グループをビット0と判定してデジタル信号を復調するビット判定部とを備えたため、先頭のグループから最終グループまで、それぞれの2ビット目が不定ビットxであっても、ビット1又はビット0かの正しいビット判定ができ、特に、復調された信号の最後にダミーデータが付加されていることから、本来のデジタル信号に対応した復調ビット列の最終グループの後にダミーデータのグループが存在し、最終グルーブのビット判定については、自己の1ビット目と3ビット目とダミーデータによる次のグループの1ビット目の3ビットを抽出して正しいビット判定ができ、前述した第1発明のように、最終グループにつき別の手順で処理する必要がなく、全グループにつき同じ判定手順によるビット判定ができ、ビット判定処理が簡単になる。
本発明は、元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信して前記デジタル信号を復調する受信機であって、受信した前記無線信号からFM復調した復調信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートによ任意のタイミングでりビット列に変換する復調部と、変換されたビット列を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたビット列を3ビット単位の複数のグループに分割し、末尾から順番にグループを選択し、先頭グループ以外は、当該選択グループの一つ前のグループの3ビット目、選択グループの1ビット目及び3ビット目の3ビットを抽出し、先頭グループは、選択グループの1ビット目、3ビット目及び選択グループの一つ後のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、抽出された3ビットが101又は010の場合は選択グループをビット1と判定し、それ以外(抽出された3ビットが100又は011)の場合は選択グループをビット0と判定してデジタル信号を復調するビット判定部とを備えたため、例えばデジタル信号のビット1に第1周波数として1200Hzを割り当て、デジタル信号のビット0に第2周波数に第1周波数の1.5倍の1800Hzを割り当てたMSK信号を、第1周波数と第2周波数の最小公倍数となる3600bpsの受信伝送速度を設定した場合、1200Hzの復調信号波形から生成されるビット列は0x1又は1x0と2ビット目がビット1かビット0か分からない不定ビットxとなるが、復調したビット列を全て記憶部に記憶した後に、ビット列の末尾から先頭に向けて3ビット単位のグループ毎に、判定対象としているグループの一つ前のグループノ3ビット目、判定対象としているグループの不定ビットx(2ビット目)を除く1ビット目と3ビット目の3ビットを抽出することで、判定対象としているグループがビット1かビット0かを判定でき、不定ビットxが存在しても正しいビット判定が可能となり、従来の受信伝送速度7200bpsの設定を必要とした場合に比べ受信周波数帯域を狭くして受信感度を高めることができる。
図1は本発明の受信機機能が用いられる通信システムを示した説明図である。図1は火災、盗難等の異常を監視する設備に適用された通信システムを示しており、通信システムは、例えば無線端末10と受信機12で構成される。
無線端末10は、端末信号処理部14、端末制御部16及びアンテナ20が接続された無線送信部18で構成され、端末制御部16はCPU、メモリ、AD変換ポート、入出力ポート等を備えたコンピュータ回路であり、CPUによるプログラムの実行により実現される機能としてMSK変調部22とFM変調部24が設けられている。
受信機12は、アンテナ28が接続された無線受信部26、受信制御部30及び受信処理部32で構成される。受信制御部30は、CPU、メモリ、AD変換ポート、入出力ポートを備えたコンピュータ回路であり、CPUによるプログラムの実行により実現される機能として、FM復調部34、FSK復調部36及びビット判定部38が設けられている。
本発明で受信機の受信伝送速度を3600bpsに設定した場合のMSK信号のビット判定の説明に先立ち、従来の受信機の受信伝送速度を7200bpsに設定した場合のMSK信号のビット判定を説明する。
図2は7200bpsの受信伝送速度を設定した場合のMSK信号の復調を示した説明図であり、図2(A)は復調されたMSK信号を示し、図2(B)は7200bpsのサンプリングレートでAD変換したビット列を示し、図2(C)は判定結果を示す。
図3は本発明による3600bpsの受信伝送速度を設定した場合のMSK信号の復調を示した説明図であり、図3(A)は復調されたMSK信号を示し、図3(B)はは3600bpsのサンプリングレートでAD変換したビット列を示し、図3(C)は判定結果を示す。
(ビット判定の第1実施形態)
図1の受信制御部30に設けたビット判定部38によるビット判定の第1実施形態は、FSK復調部36により復調された不定ビットxを含むビット列を3ビット単位のグループに分割し、先頭から順番にグループを選択し、選択したグループの1ビット目、3ビット目及び次のグループの1ビット目の3ビット、即ち、選択したグループの先頭ビットをnビットとすると、nビット(1ビット目)、n+2ビット(3ビット目)及びn+3ビット(次のグループの1ビット目)の3ビットを抽出し、3ビットが101又は010の場合は選択されたグループをビット1と判定し、3ビットが001又は110の場合は選択されたグループをビット0と判定して元のデジタル信号のビットを復調する。
このようなビット判定を先頭から19番目のグループまで繰り返すことでビット判定することができるが、20番目となる最後のグループについては、ビット判定に必要な次のグループの1ビット目が得られず、ビット判定ができない。
図1の受信制御部30に設けたビット判定部38によるビット判定の第2実施形態は、無線端末10から元データのデジタル信号の最後にダミーデータを付加し、このダミーデータを付加したデジタル信号をMSK変調した後にFM変調して送信する。
図1の受信制御部30に設けたビット判定部38によるビット判定の第3実施形態は、FSK復調部36により復調された不定ビットxを含むビット列を3ビット単位のグループに分割した後にメモリに記憶し、メモリに記憶したビット列を対象に末尾から順番に先頭に向かってグループを選択し、選択したグループの一つ前のグループの3ビット目、選択したグループの1ビット目及び3ビット目の3ビット、即ち、選択したグループの先頭ビットをnビットとすると、n-1ビット(一つ前のグループの3ビット目)、nビット(1ビット目)及びn+2ビット(3ビット目)の3ビットを抽出し、3ビットが101又は010の場合は選択されたグループをビット1と判定し、3ビットが001又は110の場合は選択されたグループをビット0と判定して元のデジタル信号のビットを復調する。
前述した第1乃至第3実施形態によるビット判定は、一般的には、元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数f1を割り当てると共にデジタル信号のビット0に第1周波数f1の1.5倍の第2周波数f2(=1.5f1)を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信して復調する受信機について、受信した無線信号からFM復調したMSK信号を、第1周波数f1と第2周波数f2の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートによりビット列に変換する全てのケースに適用できる。
元データの実伝送速度=1200bps
MSK周波数偏移=1500HZ±300Hz
第1周波数f1=1200Hz
第2周波数f2=1800Hz
受信伝送速度=3600bps
とした場合である。
元データの実伝送速度=2400bps
MSK周波数偏移=3000Hz±600Hz
第1周波数f1=2400Hz
第2周波数f2=3600Hz
受信伝送速度=7200bps
とした場合にも、前述した第1乃至第3実施形態によるビット判定を適用して不定ビットが存在しても正しいビットが判定でき、本来、受信伝送速度14400bpsの設定を必要とするが、その半分の7200bpsの受信伝送速度の設定による受信を可能とし、受信感度を高めることができる。
(サンプリングレート)
上記の実施形態は、第1周波数と第2周波数の最小公倍数を受信伝送速度のサンプリングレートとしているが、サンプリングレートを最小公倍数の倍数としても良い。受信感度を確保するためには上述のとおり、サンプリングレートを最小公倍数とすることが好適であるが、サンプリングレートを最小公倍数のn倍とすることで、連続するnビットの値を元に、例えば多数決や複数一致の条件を付けることで誤り訂正をしながら最小公倍数サンプリングレートにおける1ビットの値を検出することが出来る。上記の場合においても、グループ内のビットセットを比較して復調すれば適用の範囲内である。
上記の実施形態は、無線端末から受信機ら信号電波を送信する片方向通信を例にとっているが、例えば無線連動型の住警器のように、無線端末に送信機能と受信機能を設け、他の住警器との間で信号電波を相互に送受信する双方向通信としても良いことは勿論である。
上記の実施形態は、火災を検知して警報する通信システムを例にとるものであったが、火災以外のガス漏れ警報器、CO警報器、各種の防犯用警報器を配置した警報システムやそれら警報器を複合的に含むシステムについても同様に適用できる。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:受信機
14:端末信号処理部
16:端末制御部
18:無線送信部
22:MSK変調部
24:FM変調部
26:無線受信部
30:受信制御部
32:受信信号処理部
34:FM復調部
36:FSK復調部
38:ビット判定部
40:信号電波
42:プリアンブルコード
52:ダミーデータ
60:1800Hz信号
62:1200Hz信号
Claims (5)
- 元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共に前記デジタル信号のビット0に前記第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信して前記デジタル信号を復調する受信機であって、
受信した前記無線信号からFM復調した復調信号を、前記第1周波数と前記第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにより任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、
前記変換されたビット列3ビット単位の複数のグループに分割し、先頭から順番に前記グループを選択し、最終グループ以外は、当該選択グループの1ビット目、3ビット目及び前記選択グループの次のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、最終グループは、前記選択グループの一つ前のグループの3ビット目、前記選択グループの1ビット目及び3ビット目の3ビットを抽出し、前記抽出された3ビットが101又は010の場合は前記選択グループをビット1と判定し、それ以外の場合は前記選択グループをビット0と判定して前記デジタル信号を復調するビット判定部と、
を備えたことを特徴とする受信機。
- ビット0又はビット1の少なくとも1ビットのダミーデータが元データの末尾に付加されたデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共に前記デジタル信号のビット0に前記第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信して前記デジタル信号を復調する受信機であって、
受信した前記無線信号からFM復調した復調信号を、前記第1周波数と前記第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにより任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、
前記変換されたビット列3ビット単位の複数のグループに分割し、先頭から順番に前記グループを選択し、当該選択グループの1ビット目、3ビット目及び前記選択グループの次のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、前記抽出された3ビットが101又は010の場合は前記選択グループをビット1と判定し、それ以外の場合は前記選択グループをビット0と判定して前記デジタル信号を復調するビット判定部と、
を備えたことを特徴とする受信機。
- 元データとなるデジタル信号のビット1に所定の第1周波数を割り当てると共に前記デジタル信号のビット0に前記第1周波数の1.5倍の第2周波数を割り当ててMSK変調し、更にFM変調して送信された無線信号を受信して前記デジタル信号を復調する受信機であって、
受信した前記無線信号からFM復調した復調信号を、前記第1周波数と前記第2周波数の最小公倍数に対応した受信伝送速度のサンプリングレートにより任意のタイミングでビット列に変換する復調部と、
前記変換されたビット列を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記ビット列3ビット単位の複数のグループに分割し、末尾から順番に前記グループを選択し、先頭グループ以外は、当該選択グループの一つ前のグループの3ビット目、前記選択グループの1ビット目及び3ビット目の3ビットを抽出し、先頭グループは、前記選択グループの1ビット目、3ビット目及び前記選択グループの一つ後のグループの1ビット目の3ビットを抽出し、前記抽出された3ビットが101又は010の場合は前記選択グループをビット1と判定し、それ以外の場合は前記選択グループをビット0と判定して前記デジタル信号を復調するビット判定部と、
を備えたことを特徴とする受信機。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の受信機に於いて、前記第1周波数を1200Hz、前記第2周波数を1800Hz、前記受信伝送速度を3600bpsとしたことを特徴とする受信機。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の受信機に於いて、前記第1周波数を2400Hz、前記第2周波数を3600Hz、前記受信伝送速度を7200bpsとしたことを特徴とする受信機。
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