JP7092074B2 - 振動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、振動に基づく力を与える振動装置に関する。
制御信号に基づいて電気式のアクチュエータを制御し、振動に基づく力覚を人体に提示する振動装置が提案されている(例えば、非特許文献1等参照)。このような振動装置では、ユーザが振動を知覚したくない状況においても制御信号が入力されると振動が続いてしまう。そこで、ユーザが自由にアクチュエータの駆動・停止を操作できるように別途のスイッチ等を設けることが考えられる。
Tomohiro Amemiya, Shinya Takamuku, Sho Ito, and Hiroaki Gomi,"Buru-Navi3 Gives You a Feeling of Being Pulled",NTT Technical Review, Vol.12, No.11, Nov. 2014.
振動装置は、把持の仕方によって知覚される振動が異なるので、正しい位置(所定位置)で把持することが要求される場合が多い。しかし、振動を人体に提示するための振動機構とは別にスイッチ機構を設けると、スイッチの操作のために指等の人体を所定位置から離さなければならず、スイッチ操作が煩雑であるとともに、また所定位置で持ち直すことが必要になるため煩わしい。このような問題は、アクチュエータの駆動・停止を操作するためのスイッチに限られたものではなく、何等かのユーザ側からの操作入力を行うための操作部を別途に設けた場合に共通するものである。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、振動に基づく力覚を人体に提示する振動装置において、ユーザ側からの操作入力を簡易化することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、ベース機構と、供給された制御信号に基づいて物理的な運動を行うアクチュエータと、前記アクチュエータの物理的な運動に基づいて、前記ベース機構に対して所定方向と前記所定方向の逆方向とに周期的な往復スライド運動を行い、直接的または間接的に接触した人体の部位に前記往復スライド運動に基づく力を与えるスライド機構と、前記スライド機構に対して前記所定方向に位置し、前記スライド機構に含まれた特定部位の変位を検知する検知部と、を有する振動装置が提供される。ここで前記特定部位は、前記スライド機構に直接的または間接的に接触した人体の部位から前記スライド機構に力が与えられることで、前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動可能であり、前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動した前記特定部位が前記検知部によって検知された際に、前記アクチュエータに対する駆動制御が実行される。
本発明では、往復スライド運動に基づく力を人体に与えるスライド機構を、アクチュエータに対する駆動制御を操作するための機構として流用する。これにより、振動に基づく力覚を人体に提示する振動装置の操作を簡易化できる。
図1は第1実施形態の擬似力覚提示装置を例示した斜視図である。 図2は第1実施形態の擬似力覚提示装置を例示した分解斜視図である。 図3Aは、第1実施形態の振動装置の構成を例示した透過平面図である。図3Bは、第1実施形態の振動装置の構成を例示した透過正面図である。 図4Aおよび図4Bは第1実施形態のアクチュエータの構成を例示した概念図である。図4Aおよび図4Bは、第1実施形態のアクチュエータの3A-3A概略断面を表す。 図5は、第1実施形態の振動装置の動作を例示するための図である。 図6Aおよび図6Bは、第1実施形態の振動装置の使用状態を説明するための概念図である。 図7Aは、第2実施形態の振動装置の構成を例示した透過平面図である。図7Bは、第2実施形態の振動装置の構成を例示した透過正面図である。図7Cは、第2実施形態の振動装置の構成を例示した透過左側面図である。 図8Aおよび図8Bは、第2実施形態の振動装置の使用状態を説明するための概念図である。 図9は、第3実施形態の振動装置の構成を例示した透過平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
まず第1実施形態を説明する。
図1から図5を用い、本形態の振動装置1の構成を説明する。図1から図5に例示するように、本形態の振動装置1は、基部401、アクチュエータ102-i(ただし、i=1,3)、板バネ部1043-1,1044-1、連結部1041-1,1042-1、固定部4045-1、連結部2045-3、台座409、接続部403、接触部408、スイッチ101(検知部)、および制御部103を有する。アクチュエータ102-i(ただし、i=1,3)は、支持部1026-i、可動部1025-i、連結部102ea-i,連結部102eb-iを有する。
基部401、台座409、支持部1026-1,1026-3を含む機構(例えば、これらからなる機構)が「ベース機構」に相当する。可動部1025-i、連結部102ea-i,102eb-i(ただし、i=1,3)、板バネ部1043-1,1044-1、固定部4045-1、連結部2045-3、接続部403、および接触部408を含む機構(例えば、これらからなる機構)が「スライド機構」に相当する。「スライド機構」はアクチュエータ102-iの物理的な運動に基づいて、ベース機構に対して所定方向(X図5:B4方向)と所定方向の逆方向(XA4方向)とに周期的な往復スライド運動を行い、直接的または間接的に接触した人体の部位に往復スライド運動に基づく力を与える。本実施形態のスライド機構は周期的な非対称振動を行い、人体に往復スライド運動に基づく擬似的な力覚を知覚させる。しかし、これは本発明を限定するものではない。
<基部401>
基部401は、基部401はABS樹脂等の合成樹脂から構成された板状の部材である。基部401の例は、電子部品が実装された電子回路基板(例えば、スマートフォン端末装置の回路基板)である。基部401の一方の板面401b側には、アクチュエータ102-1の底面側(支持部1026-1の底面側)および板状の台座409の一方の板面409aが固定されている。台座409の他方の板面409bには、アクチュエータ102-3の底面側(支持部1026-3の底面側)が固定されている。固定されたアクチュエータ102-1の長手方向とアクチュエータ102-3の長手方向とでなす角度は略90°である。アクチュエータ102-1の長手方向は基部401の一辺に沿って配置され、アクチュエータ102-3の長手方向はこの一辺に略直交し、アクチュエータ102-3を長手方向に延長した位置にアクチュエータ102-1の中央部分が配置されている。
<アクチュエータ102-i>
アクチュエータ102-i(ただし、i=1,3)は、支持部1026-i、支持部1026-iに対する非対称振動を行う可動部1025-i、可動部1025-iの長手方向の一端と接続または一体に構成され、当該長手方向に伸びる棒状の連結部102eb-i、可動部1025-iの長手方向の他端と接続または一体に構成され、当該長手方向に伸びる連結部102ea-iを有する。
アクチュエータ102-iは供給された制御信号に基づいて物理的な運動を行う。アクチュエータ102-iの構成は、例えば、参考文献1(WO2017/183537号公報)等に開示されている。図4Aおよび図4Bに例示するように、アクチュエータ102-iは、供給された制御信号に基づいて物理的な運動を行う電気式のアクチュエータである。
図5に例示するように、可動部1025-iは、支持部1026-iに支持された状態で、連結部102ea-i,102eb-iを通るD-i軸に沿って支持部1026-iに対する非対称振動が可能である。これらの非対称振動の振動方向(D-i軸の軸心方向)はいずれも基部401の板面401bと略平行であり、D-1軸とD-2軸とのなす角度は略90°である。
<連結部1041-1,1042-1>
連結部1041-1,1042-1は、柱状の剛体または剛体とみなすことができる部材である。連結部1041-1,1042-1は、例えば合成樹脂から構成される。支持部1026-1の外部に配置された連結部102ea-1の他端側は、連結部1042-1の一端側の側面を支持している。支持部1026-1の外部に配置された連結部102eb-1の他端側は、連結部1041-1の一端側の側面を支持している。連結部1041-1はアクチュエータ102-1の長手方向の一端側の外方に配置され、連結部1042-1はアクチュエータ102-1の長手方向の他端側の外方に配置されている。
<板バネ部1043-1,1044-1および固定部4045-1>
板バネ部1043-1および1044-1は合成樹脂から構成された板状のばねである。板バネ部1043-1および1044-1の一端はそれぞれ連結部1041-1,1042-1に支持される。板バネ部1043-1および1044-1の他端は固定部4045-1に支持される。固定部4045-1は、円柱状の突部4045a-1を備えた板状の部材である。固定部4045-1は、例えば合成樹脂から構成できる。突部4045a-1は、固定部4045-1の外方側(アクチュエータ102-1側の反対側)に設けられている。板バネ部1043-1および板バネ部1044-1は、D-1軸に沿った方向に並べられ、板バネ部1043-1と板バネ部1044-1との間に固定部4045-1が配置されている。
<連結部2045-3>
連結部2045-3は、略G型の合成樹脂等から構成される部材である。アクチュエータ102-3の支持部1026-3の外部に配置された連結部102ea-3の他端側は、連結部2045-3の一端2045b-3を支持している。支持部1026-3の外部に配置された連結部102eb-3の他端側は、連結部2045-3の他端2045c-3を支持している。連結部2045-3の一端2045b-3および他端2045c-3ならびに連結部102ea-3,102eb-3の軸心はD-2軸に沿って配置されている。連結部2045-3の他端2045c-3側には、挿入孔2045aa-3を備えた支持部2045a-3が設けられている。挿入孔2045aa-3の中心軸の軸心とD-1軸とのなす角度、および、挿入孔2045aa-3の中心軸の軸心とD-2軸とのなす角度は、いずれも略90°である。アクチュエータ102-3を駆動すると、連結部2045-3は基部201に対してD-2軸に沿った非対称振動を行う。
<接続部403および接触部408>
接続部403は合成樹脂等から構成された板状の部材であり、接触部408は合成樹脂等から構成された円盤状の部材である。接続部403の一端の一方の板面4033側には、円柱状の回転軸4031が設けられている。接続部403の他端には、板面4033とその裏面である板面4032との間を貫通する貫通孔4034が設けられている。貫通孔4034の開口端は円状であり、貫通孔4034の内径は突部4045a-1の端面の外径と略同一かそれ以上であればよい。接触部408の一方の板面408b側の中央には、先端部が開放された円筒状の筒状突起部4081が設けられている。筒状突起部4081の軸心方向は板面408bと略直交する。筒状突起部4081の外径は貫通孔4034の内径よりも若干小さく、筒状突起部4081の内径は突部4045a-1の端面の外径と略同一である。
接続部403は、板面4033側を台座409の板面409b側(基部401の板面401b側)に向けて配置されている。接続部403の回転軸4031は挿入孔2045aa-3に回転可能に支持されている。固定部4045-1の突部4045a-1は、板面4033側から接続部403の貫通孔4034に挿入されている。接触部408の筒状突起部4081は、板面4032側から接続部403の貫通孔4034に挿入されている。また、筒状突起部4081の内壁面側には、貫通孔4034を貫通した突部4045a-1が挿入されて固定されている。これにより、接続部403の他端および接触部408が固定部4045-1に取り付けられている。
<スイッチ101>
台座409の板面409b側には、押し下げ部101aを有するスイッチ101が固定されている。本形態のスイッチ101は、可動部1025-3、連結部102ea-3,102eb-3、連結部2045-3、接続部403、および接触部408を含むスライド機構に対してXB4方向(図5:所定方向)に位置し、押し下げ部101aがXB4方向に押された(本実施形態では押し下げられた)ことを検知することで、スライド機構に含まれた支持部2045a-3(特定部位)の変位を検知する。すなわち、スイッチ101はその押し下げ部101aを押し下げ部101a側に向けて配置されている。押し下げ部101aは、アクチュエータ102-iの可動部1025-iが停止し、ばね1022-i,1023-iからの弾性力が釣り合った状態、および、後述のようにアクチュエータの物理的な運動に基づいてスライド機構がベース機構に対してXB4方向(所定方向)とXA4方向(所定方向の逆方向)とに周期的な往復スライド運動する状態では、支持部2045a-3に接触していない。一方、支持部2045a-3が押し下げ部101aにまで達し、押し下げ部101aをXB4方向に押下するとその旨を示す押下信号(すなわち、押し下げ部101aが押下状態であることを示す信号)が制御部103に送られ、後述のようなアクチュエータ102-iに対する駆動制御が実行される。例えば、スイッチ101は、押し下げ部101aのXB4方向への押し下げ距離が閾値を超えた際に信号線が短絡してスイッチが入る位置に配置されている。スイッチ101の例は、タクトスイッチ等の押し下げスイッチである。
<制御部103>
基部401の面401aには制御部103が取り付けられている。制御部103はスイッチ101から送られた押下信号に応じ、アクチュエータ102-iに対する駆動制御を行う装置である。制御部103は電子回路のみで構成されてもよいし、CPU(central processing unit)に所定のプログラムが読み込まれて構成されてもよい。制御部103はスイッチ101およびアクチュエータ102-iと電気的に接続されている。例えば、スイッチ101の信号線が制御部103のデジタルインタフェースポートに電気的に接続され、制御部103の信号線がアクチュエータ102-iのコイル1024-iに電気的に接続されている。さらに制御部103は図示していない電源とも電気的に接続されている。制御部103が行うアクチュエータ102-iに対する駆動制御は、アクチュエータ102-iの駆動(オン)および停止(オフ)の駆動モードの制御であってもよいし、アクチュエータ102-iのその他の駆動モードの制御であってもよい。その他の駆動モードの制御としては、アクチュエータ102-iのコイル1024-iに供給する制御信号(電流または電圧)の大きさの制御、制御信号の波形の種別の制御、制御信号を供給するアクチュエータ102-iの切り替え制御などを例示できる。制御部103は、スイッチ101からの押下信号の状態に応じた駆動制御を行う。例えば、制御部103は、押下信号を検知するたびに、アクチュエータ102-iの駆動および停止(コイル1024-iへの制御信号の供給および停止)を切り換えてもよいし、検知した押下信号の継続時間を計測し、押下信号の継続時間の長さに応じた駆動制御を行ってもよい。すなわち、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で所定方向に移動した支持部2045a-3(特定部位)がスイッチ101(検知部)によって検知されている継続時間の長さに応じた駆動制御が実行されてもよい。例えば、制御部103は、押し下げ部101aが短時間押下され、検知した押下信号の継続時間が閾値以下であった場合にはアクチュエータ102-iを駆動する駆動モード(コイル1024-iに制御信号を供給するモード)とし、押し下げ部101aが長時間押下され、検知した押下信号の継続時間がこの閾値を超える場合にはアクチュエータ102-iを停止する駆動モード(コイル1024-iへ制御信号を供給しないモード)としてもよい。あるいは、上記で例示したような3種類以上の駆動モードを設定したおき、制御部103が押下信号の継続時間に応じて駆動モードを切り換えてもよい。
<動作>
図5および図6を用い、振動装置1の動作を説明する。利用者は自らの人体1000の掌を接触部408の他方の板面408aに接触させた状態、または、人体と板面408aとの間に布などを介在させた状態で振動装置1を把持する(図6A)。スライド機構(可動部1025-i、連結部102ea-i,102eb-i、板バネ部1043-1,1044-1、固定部4045-1、連結部2045-3、接続部403、および接触部408を含む機構)は、アクチュエータ-iの物理的な運動に基づいて、ベース機構(基部401、台座409、支持部1026-1,1026-3を含む機構)に対して所定方向(XB4方向やYB4方向)と所定方向の逆方向(XA4方向やYA4方向)とに周期的な往復スライド運動を行い、接触部408に直接的または間接的に接触した人体1000の部位に往復スライド運動に基づく力を与える。以下、詳細に説明する。
アクチュエータ102-3が駆動すると、可動部1025-3、連結部102ea-3,102eb-3、および連結部2045-3がD-2軸に沿ってXA4-XB4方向に非対称振動(往復スライド運動)する。これに伴い、連結部2045-3に支持された接続部403にD-2軸に沿った方向の力が与えられ、接続部403に支持された接触部408にもD-2軸に沿った方向の力が与えられる。これにより、接触部408は可動部1025-3、連結部102ea-3,102eb-3、および連結部2045-3ともに非対称振動(往復スライド運動)を行う。その結果、接触部408に直接的または間接的に接触した人体の部位に非対称振動に基づく力が与えられる。接触部408に与えられたD-2軸に沿った方向の力は板バネ部1043-1,1044-1および固定部4045-1に与えられる。これにより、板バネ部1043-1,1044-1はD-2軸に沿った方向に弾性変形する(撓む)。これにより、D-2軸に沿った接触部408の非対称振動が、アクチュエータ102-1によって妨げられることを抑制し、接続部403に支持された接触部408から効率的に擬似的な力覚を提示できる。前述のように、この往復スライド運動時、支持部2045a-3はスイッチ101の押し下げ部101aに接触しない。
一方、アクチュエータ102-1が駆動すると、可動部1025-1および連結部102ea-1,102eb-1,1041-1,1042-1がD-1軸に沿ってYA4-YB4方向に非対称振動(往復スライド運動)する。これに伴い、連結部1041-1,1042-1に支持された板バネ部1043-1,1044-1および固定部4045-1にD-1軸に沿った方向の力が与えられる。これにより、板バネ部1043-1,1044-1は、可動部1025-1および連結部102ea-1,102eb-1,1041-1,1042-1とともにD-1軸に沿ってYA4-YB4方向に非対称振動(往復スライド運動)する。連結部1041-1,1042-1からD-1軸に沿った方向の力が与えられた板バネ部1043-1,1044-1は、D-1軸に沿った方向の力を固定部4045-1に与える。固定部4045-1はこの方向の力を接続部403および接触部408に与える。これにより、接続部403および接触部408は、連結部2045-3の支持部2045a-3の挿入孔2045aa-3を中心とした周期的な非対称回転運動(D-1軸およびD-2軸と略直交する回転軸4031を中心とした非対称回転運動)を行う。これにより、接触部408に直接的または間接的に接触した人体の部位に非対称回転運動に基づく力を与える。また、D-1軸に沿った接触部408の非対称振動がアクチュエータ102-3によって妨げられることが抑制され、接触部408に直接的または間接的に接触した人体の部位に効率的に擬似的な力覚が与えられる。この往復スライド運動時にも、支持部2045a-3はスイッチ101の押し下げ部101aに接触しない。
アクチュエータ102-1およびアクチュエータ102-3を同時に駆動させた場合も同様である。
また図6Bに例示するように、支持部2045a-3(スライド機構の特定部位)は、接触部408に直接的または間接的に接触した人体1000の部位から接触部408(スライド機構)にD-21方向の力が与えられることで、上述した往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅でD-22方向に移動可能である。このように往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で所定方向に移動した支持部2045a-3がスイッチ101の押し下げ部101aに達し、押し下げ部101aをD-22方向に押し下げると(往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で所定方向に移動した支持部2045a-3が検知部によって検知されると)、その旨を表す押下信号が制御部103に送られ、制御部103は前述したようなアクチュエータ102-iに対する駆動制御を実行する。なお、利用者はアクチュエータ102-iに制御信号が供給されているか否か(アクチュエータ102-iの駆動の有無)にかかわらず、この操作を行うことができる。利用者は振動装置1から手を離したり持ち替えたりすることなく、この操作を行うことができ、操作上の利便性が高い。
また前述のように、本形態のスライド機構(可動部1025-3、連結部102ea-3,102eb-3、連結部2045-3、接続部403、および接触部408を含む機構)は、アクチュエータ102-3の可動部1025-3の物理的な運動に基づいて、ベース機構(基部401、台座409、支持部1026-3を含む機構)に対して往復スライド運動を行う。ここで、可動部1025-3はバネ1022-3,1023-3を介して支持部1026-3に支持されている。そのため、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で所定方向に移動した支持部2045a-3(スライド機構の特定部位)は、少なくともバネ1022-3,1023-3(弾性体)の弾性力に基づいて基準位置(支持部2045a-3がスイッチ101の押し下げ部101aに接触しない位置)に復帰可能とされている。また支持部2045a-3は、接続部403を介し、板バネ部1043-1,1044-1の弾性力によっても基準位置に復帰可能な状態とされている。これにより、人体1000から接触部408へ加えるD-21方向の力を弱めるだけで(例えば、人体1000を接触部408から離すだけで)、支持部2045a-3がスイッチ101の押し下げ部101aから離れる。人体1000からのD-21方向の逆向きの力によって支持部2045a-3を基準位置に戻す必要がないため操作性がよい。
[第2実施形態]
第2実施形態を説明する。本形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態と第1実施形態との相違点は接触部の構造である。その他は第1実施形態と同じである。以下ではこれまで説明した実施形態との相違点を中心に説明し、同じ部分については同じ参照番号を用いて説明を省略する。
図7A-図7Cおよび図8を用い、本形態の振動装置2の構成を説明する。図7A-図7Cおよび図8に例示するように、本形態の振動装置2は、基部401、アクチュエータ102-i(ただし、i=1,3)、板バネ部1043-1,1044-1、連結部1041-1,1042-1、固定部4045-1、連結部2045-3、台座409、接続部403、接触部508、スイッチ101、および制御部103を有する。アクチュエータ102-i(ただし、i=1,3)は、支持部1026-i、可動部1025-i、連結部102ea-i,連結部102eb-iを有する。
接触部508は、剛体または剛体とみなせる部材である。接触部508は、基部401の一方の板面401b側に配置された第1領域5081と、第1領域5081の一端に支持された第2領域5082と、第2領域5082の他端に支持され、基部401の他方の面401a側(ベース機構の他方の面側)に配置された第3領域5083とを含む。第1領域5081、第2領域5082、および第3領域5083のそれぞれは略板形状を持つ。本形態では、第1領域5081の略板形状部分と第3領域5083の略板形状部分とは略平行に配置され、第2領域5082の略板形状部分はこれらと略直交している。第1領域5081の一方の板面5081b側の中央には、第1実施形態で説明した筒状突起部4081が設けられている。接続部403は、板面4033側を台座409の板面409b側に向けて配置されている。接続部403の回転軸4031は挿入孔2045aa-3に回転可能に支持されている。固定部4045-1の突部4045a-1は、板面4033側から接続部403の貫通孔4034に挿入されている。接触部508の筒状突起部4081は、板面4032側から接続部403の貫通孔4034に挿入されている。また、筒状突起部4081の内壁面側には、貫通孔4034を貫通した突部4045a-1が挿入されて固定されている。これにより、第1領域5081は、固定部4045-1に支持されている。また、第1領域5081と第3領域5083との間に、台座409、支持部1026-1,1026-3を含む機構の少なくとも一部、可動部1025-1および連結部102ea-1,102eb-1,1041-1,1042-1を含む機構の少なくとも一部、および板バネ部1043-1,1044-1および固定部4045-1を含む機構の少なくとも一部が配置されている。
図8Aに例示するように、利用者は台座409、支持部1026-1,1026-3を含む機構(ベース機構)側を人体1000の掌で支持するとともに、接触部508の第1領域5081の外方の板面5081aと、第3領域5083の外方の板面5083aとを挟み込むように把持する。
また図8Bに例示するように、支持部2045a-3(スライド機構の特定部位)は、接触部508に直接的または間接的に接触した人体1000の部位から接触部508(スライド機構)にD-21方向の力が与えられることで、上述した往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅でD-22方向に移動可能である。このように往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅でD-22方向に移動した支持部2045a-3がスイッチ101の押し下げ部101aに達し、押し下げ部101aをD-22方向に押し下げると(往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で所定方向に移動した支持部が検知部によって検知されると)、その旨を表す押下信号が制御部103に送られ、制御部103は前述したようなアクチュエータ102-iに対する駆動制御を実行する。
[第3実施形態]
第1および2実施形態において、スイッチ101に代えて、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅でXB4方向(所定方向)に移動した支持部2045a-3(スライド機構に含まれた特定部位)を検知するセンサが「検知部」として用いられてもよい。
例えば、図9に例示する振動装置3は、第2実施形態の振動装置2のスイッチ101をセンサ301(検知部)に置換したものである。その他は振動装置2と同一である。センサ301は支持部2045a-3が位置Pに達したことを検知するセンサである。センサ301としては、レーザ変位センサ、LEDセンサ、磁気による位置センサなどを用いることができる。支持部2045a-3は、アクチュエータ102-iの可動部1025-iが停止し、ばね1022-i,1023-iからの弾性力が釣り合った状態、および、後述のようにアクチュエータの物理的な運動に基づいてスライド機構がベース機構に対して所定方向と所定方向の逆方向とに周期的な往復スライド運動する状態では、位置Pに達しない。一方、図8Bで例示したように、人体1000から接触部408(スライド機構)にD-21方向の力が与えられ、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で支持部2045a-3(スライド機構の特定部位)がD-22方向に移動すると、支持部2045a-3は位置Pに至ることができる。支持部2045a-3が位置Pに達したこと(支持部2045a-3が往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で所定方向に移動したこと)はセンサ301で検知され、その旨を表す検知信号が制御部103に送られる。制御部103は、第1実施形態の押下信号に替えて検知信号に従い、前述したようなアクチュエータ102-iに対する駆動制御を実行する。その他は第1,2実施形態と同じである。
[その他の変形例等]
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、第1から第3実施形態では、振動装置1~3が擬似的な力覚を利用者に提示したが、振動装置1~3が擬似的な力覚以外の力覚を利用者に提示してもよい。往復スライド運動は前述したような非対称振動であってもよいし、対称振動であってもよい。
また、第3実施形態では、支持部2045a-3(スライド機構に含まれた特定部位)が特定の位置Pに達したことを検知することで、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅でXB4方向(所定方向)に移動した支持部2045a-3を検知するセンサ301を「検知部」として用いた。しかしながら、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅でXB4方向に移動した支持部2045a-3を検知できるのであれば、どのようなセンサを「検知部」として用いてもよい。例えば、スライド機構に含まれた支持部2045a-3以外の部位の位置を検出するセンサを「検知部」として用いてもよいし、スライド機構に含まれた特定部位との距離を検出するセンサを「検知部」として用いてもよい。あるいは、スライド機構に取り付けられた永久磁石からの磁場の強さを検出するセンサを「検知部」として用いてもよい。
第1から第3実施形態では、振動装置が1個の検知部のみを有していたが、振動装置が複数個の検知部(例えば、スイッチやセンサなど)を有していてもよい。この場合、利用者はスライド機構に対して各方向の力を加え、それによってスライド機構の各特定部位が各方向に変位し、検知部の一部または全部が当該各特定部位の変位を検知する。各特定部位は、スライド機構に直接的または間接的に接触した人体の部位からスライド機構に力が与えられることで、往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で各方向に移動可能である。往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で各方向に移動した各特定部位が各検知部によって検知された際、各検知部での検知の状態に応じ、アクチュエータに対する各駆動制御が実行される。例えば、振動装置が、ベース機構と、供給された第1制御信号に基づいて物理的な運動を行う第1アクチュエータと、供給された第2制御信号に基づいて物理的な運動を行う第2アクチュエータと、第1アクチュエータの物理的な運動に基づいて、ベース機構に対して第1所定方向と第1所定方向の逆方向とに周期的な第1往復スライド運動を行い、直接的または間接的に接触した人体の部位に第1往復スライド運動に基づく力を与え、第2アクチュエータの物理的な運動に基づいて、ベース機構に対して第2所定方向と第2所定方向の逆方向とに周期的な第2往復スライド運動を行い、人体に第2往復スライド運動に基づく力を与えるスライド機構と、スライド機構に対して第1所定方向に位置し、スライド機構に含まれた第1特定部位の変位を検知する第1検知部と、スライド機構に対して第2所定方向に位置し、スライド機構に含まれた第2特定部位の変位を検知する第2検知部と、を有していてもよい。ただし、第1所定方向は第2所定方向と相違し、例えば、第1所定方向は第2所定方向に略直交する。第1特定部位は、スライド機構に直接的または間接的に接触した人体の部位からスライド機構に力が与えられることで、第1往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で第1所定方向に移動可能である。第1往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で第1所定方向に移動した第1特定部位が第1検知部によって検知された際に、第1アクチュエータおよび/または第2アクチュエータに対する駆動制御が実行される。第2特定部位は、スライド機構に直接的または間接的に接触した人体の部位からスライド機構に力が与えられることで、第2往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で第2所定方向に移動可能である。第2往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で第2所定方向に移動した第2特定部位が第2検知部によって検知された際に、第1アクチュエータおよび/または第2アクチュエータに対する駆動制御が実行される。
上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
上記制御部103は、例えば、CPU(central processing unit)等のプロセッサ(ハードウェア・プロセッサ)およびRAM(random-access memory)・ROM(read-only memory)等のメモリ等を備える汎用または専用のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される。このコンピュータは1個のプロセッサやメモリを備えていてもよいし、複数個のプロセッサやメモリを備えていてもよい。このプログラムはコンピュータにインストールされてもよいし、予めROM等に記録されていてもよい。また、CPUのようにプログラムが読み込まれることで機能構成を実現する電子回路(circuitry)ではなく、プログラムを用いることなく処理機能を実現する電子回路を用いて一部またはすべての処理部が構成されてもよい。1個の装置を構成する電子回路が複数のCPUを含んでいてもよい。
制御部103をコンピュータによって実現する場合、制御部103が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。このプログラムをコンピュータで実行することにより、制御部103の処理機能がコンピュータ上で実現される。この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例は、非一時的な(non-transitory)記録媒体である。このような記録媒体の例は、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等である。
このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD-ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。処理の実行時、このコンピュータは、自己の記憶装置に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。
コンピュータ上で所定のプログラムを実行させて制御部103の処理機能が実現されるのではなく、これらの処理機能の少なくとも一部がハードウェアで実現されてもよい。
1~3 振動装置
401 基部(ベース機構)
409 台座(ベース機構)
1026-1,1026-3 支持部(ベース機構)
102-i アクチュエータ
1025-i 可動部(スライド機構)
102ea-i,102eb-i 連結部(スライド機構)
1043-1,1044-1 板バネ部(スライド機構)
4045-1 固定部(スライド機構)
2045-3 連結部(スライド機構)
403 接続部(スライド機構)
408,508 接触部(スライド機構)
101 スイッチ(検知部)
301 センサ(検知部)

Claims (6)

  1. ベース機構と、
    供給された制御信号に基づいて物理的な運動を行うアクチュエータと、
    前記アクチュエータの物理的な運動に基づいて、前記ベース機構に対して所定方向と前記所定方向の逆方向とに周期的な往復スライド運動を行い、直接的または間接的に接触した人体の部位に前記往復スライド運動に基づく力を与えるスライド機構と、
    前記スライド機構に対して前記所定方向に位置し、前記スライド機構に含まれた特定部位の変位を検知する検知部と、を有し、
    前記特定部位は、前記スライド機構に直接的または間接的に接触した人体の部位から前記スライド機構に力が与えられることで、前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動可能であり、
    前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動した前記特定部位が前記検知部によって検知された際に、前記アクチュエータに対する駆動制御が実行される、振動装置。
  2. 請求項1の振動装置であって、
    前記アクチュエータは、支持部と、前記支持部に一端が支持された弾性体と、前記弾性体の他端に支持された状態で往復運動を行う可動部と、前記可動部に前記制御信号に基づく力を与えるコイルと、を含み、
    前記スライド機構は、前記可動部の物理的な運動に基づいて前記往復スライド運動を行い、
    前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動した前記特定部位は、少なくとも前記弾性体の弾性力に基づいて基準位置に復帰可能とされている、振動装置。
  3. 請求項1または2の振動装置であって、
    前記駆動制御は前記アクチュエータの駆動および停止の制御を含む、振動装置。
  4. 請求項1から3の何れかの振動装置であって、
    前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動した前記特定部位が前記検知部によって検知されている継続時間の長さに応じた前記駆動制御が実行される、振動装置。
  5. 請求項1から4の何れかの振動装置であって、
    前記検知部は、
    前記特定部位によって前記所定方向へ押されることで、前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動した前記特定部位を検知するスイッチであるか、または、
    前記往復スライド運動時の振幅よりも大きな幅で前記所定方向に移動した前記特定部位を検知するセンサである、振動装置。
  6. 請求項1から5の何れかの振動装置であって、
    前記往復スライド運動は周期的な非対称振動であり、
    前記スライド機構は前記人体に前記往復スライド運動に基づく擬似的な力覚を知覚させる、振動装置。
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