JP6442380B2 - 磁力によるトグルスイッチ節度機構 - Google Patents
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A−2−1ばねを使用した駆動機構より)。
「電子材料 第33巻4号 株式会社工業調査会、54頁」
一体に固定されたレバー3及びボス部4と、
、該ボス部4には貫通、固定された軸5と、更にこのボス部4の外側の下側に隙間ができるようにしたカム6と、
ボス部4の反対側に同じく下側に隙間ができるように突起7が設けてあり、これらのカム6と突起7の隙間の上部が挟持されたリブ8と、
該リブ8の下部には円筒8Aが形成され、該円筒8Aの内部には空間8Bが形成され、この空間8B中に保持されているマグネット11と、下部の吸着板12とで構成され、
軸5を中心としてレバー3を反時計方向に傾斜させるとリブ8もレバー3と同じく傾斜し、マグネット11が、吸着板12の穴9の右側に位置し、
レバー3を時計方向に搖動させると、前記マグネット11が吸着板12の穴9の左方向に位置することを特徴とするものである。
なお、マグネット11と吸着板12以外は、全て非磁性材料である。
図1は、本願発明の磁力によるトグルスイッチ機構の構成を示す全体斜視図である。図2は、この磁力によるトグルスイッチ機構の下部の縦断面図である。
これらのカム6A、6Bと突起7,7の隙間にリブ8の上部が挟持されている。(このリブ8については後述する)。
また、これらのふたつの穴9、9の間のマグネット11A、11Bにおいて、前記吸着板12には、二つのマグネット11A、11Bとの間の左右に僅かの隙間10、10が設けられている。更に、マグネット11Aとマグネット11Bの間には薄い壁13で仕切られている。
図3は、この発明の磁力によるトグルスイッチ機構の図の左側面図であり、。
マイクロスイッチのON、OFF動作の状況を示している。
次に、レバー3を図5において、時計方向に搖動させると、二つのマグネット11A、11Bは吸着板吸着板12の二の穴9,9の左方向に位置する。
上記の動作から、図5に示すように、レバー3を時計方向に傾斜させると、ボス部4に設けたカム6A、6Bの一方がレバースイッチ2A、2Bの一方を押してマイクロスイッチ1をONとする。そして、機器が作動し、逆にレバーを反時計方向に傾斜させるとレバースイッチ2A、2Bが元に戻り、マイクロスイッチ1をOFFとして、機器が停止する。
なお、図4と図5とは、マイクロスイッチが逆の状態(ON、OFFが逆)になっても良い。なお、反時計方向、時計方向とは添付図の図4、図5から見ての事である。
この場合、マグネット11は、吸着板12に十分覆われており、磁力の吸引力が安定して、動かない状態である(図6の(B))
次に、そこから、レバー3を時計方向に搖動させると、マグネット11A,11Bは、吸着板12の穴9の中へ移動する。該穴9は、マグネットを吸引しないので、穴9の周囲の吸着板12へ吸着される。そのマグネット11の吸引力が不均衡の為、レバー3に対し反時計方向の反力が生じる。
更に進めて、図3に示すようにレバー3が中央にきたとき、マグネット11A,11Bは、吸着板12の穴9と中心が一致し、吸着力は均衡状態となり、反時計方向の反力は消失する。しかし、磁力の引力は、距離の二乗に反比例する為、マグネット位置の僅かな移動でも、すぐさま吸引力の不均衡状態となるので、図3の状態で安定させるのは困難である(図6の(A))。
そして、図3からレバー3を時計方向に搖動させると、マグネット11A,11Bが、吸着板12の穴9の中心から左側へ動き、直ちに吸引力の不均衡が生じて、レバー3に対し時計方向への搖動の動力となり、図5の安定状態に至り、
マグネット11A,11Bは、吸着板12の穴9の左側に位置する(図6(C))。
また、細かい部品点数が少ないため、組立も楽になる。更に、吸着板12はそのままで、マグネット11A、11Bの磁力線でリブ8を搖動させ、レバースイッチ2A、2Bを、ON、OFFとすることができる。
上記磁力のトグルスイッチ機構のレバー3と、ボス部4は一体に構成し、軸5を貫通させても良い。この場合、ボス部4のカム6A 6Bと突起7 7は溶接すればよい。
今回の実施例では、有接点のマイクロスイッチ1を使用したが、磁気センサに置き換えると、非接触スイッチとすることが可能になり、耐久回数の増加を期待することができる。
2A・・・・レバースイッチ
2B・・・・レバースイッチ
3・・・・・レバー
4・・・・・ボス部
5・・・・・軸
6・・・・・カム
6A・・・・カム
6B・・・・カム
7・・・・・突起
8・・・・・リブ
8A・・・・円筒
8B・・・・空間
9・・・・・穴
10・・・・マグネットと吸着板との間の隙間
11・・・・マグネット
11A・・・マグネット
11B・・・マグネット
12・・・・吸着板
13・・・・薄い壁
Claims (4)
- 一体に固定されたレバー3及びボス部4と、
、該ボス部4には貫通、固定された軸5と、更にこのボス部4の外側の下側に隙間ができるようにしたカム6と、
ボス部4の反対側に同じく下側に隙間ができるように突起7が設けてあり、これらのカム6と突起7の隙間の上部が挟持されたリブ8と、
該リブ8の下部には円筒8Aが形成され、該円筒8Aの内部には空間8Bが形成され、空間8B中に保持されているマグネット11と、下部の吸着板12とで構成され
軸5を中心としてレバー3を反時計方向に傾斜させるとリブ8もレバー3と同じく傾斜し、マグネット11が、吸着板12の穴9の右側に位置し、
レバー3を時計方向に搖動させると、前記マグネット11が吸着板12の穴9の左方向に位置することを特徴とする磁力によるトグルスイッチ節度機構 - マイクロスイッチ1には該マイクロスイッチ1をON,OFFするレバースイッチ2A,2Bが設けてあることを特徴とする請求項1に記載の磁力によるトグルスイッチ節度機構。
- 前記マグネット11は、吸着板12に吸引され、該吸着板12には両側にマグネットより少し大きい径の穴9,9が穿設され、これらのマグネット11において、前記吸着板12には、マグネット11との間の左右に僅かの隙間10、10が設けられ、、マグネット11Aとマグネット11Bの間には薄い壁13で仕切られてあることを特徴とする請求項1に記載の磁力によるトグルスイッチ節度機構。
- 二つの前記マグネット11は、一つのマグネットとすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの磁力によるトグルスイッチ節度機構。
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JP2015162308A JP6442380B2 (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | 磁力によるトグルスイッチ節度機構 |
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JP2015162308A JP6442380B2 (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | 磁力によるトグルスイッチ節度機構 |
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2015
- 2015-08-19 JP JP2015162308A patent/JP6442380B2/ja active Active
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