JP6648651B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、自己保持型のソレノイド駆動部を備えた電磁継電器に関する。
特許文献1に開示されている電磁継電器は、従動接点を有する従動接触片と、従動接点に対して移動可能な駆動接点を有しかつ従動接触片と並列に配置された駆動接触片と、自己保持型のソレノイド駆動部とを備えている。そして、ソレノイド駆動部が、駆動接点が従動接点に対して接触または開離する接離方向に沿って往復移動可能な可動鉄心と、従動接点と駆動接点とが非接触状態になるオフ位置と、従動接点と駆動接点とが接触状態になるオン位置とに移動可能な可動部とで構成されており、ソレノイド駆動部によって可動部がオン位置およびオフ位置で保持されるようになっている。
特開2016−58178号公報
ところで、前記電磁継電器では、ソレノイドアクチュエータが、可動鉄心の長手方向と従動接触片および駆動接触片の長手方向とが直交するように配置されている。このため、電磁継電器が、駆動接点が従動接点に対して接触または開離する接離方向のサイズが大きくなる可能性があり、前記電磁継電器では、小型化を図れない場合がある。
そこで、本発明は、小型化を図ることができる、自己保持型のソレノイド駆動部を備えた電磁継電器を提供することを課題とする。
本発明の電磁継電器は、
固定接点を有する固定接点側端子と、
前記固定接点に対向するように配置された可動接点が設けられかつ前記可動接点が前記固定接点に接触可能に弾性変形する可動接触片を有し、前記固定接点側端子と並列に配置されかつ前記固定接点側端子に対して電気的に独立して設けられた可動接点側端子と、
前記可動接点側端子と並列に配置されかつその延在方向に往復移動可能な可動鉄心を有するソレノイドアクチュエータと、このソレノイドアクチュエータと前記可動接点側端子との間に配置されかつ前記可動鉄心と前記可動接触片とに連結されていると共に、前記可動鉄心の往復移動により前記可動接触片を弾性変形させて前記可動接点を前記固定接点に対して接触および開離させる可動部とを有し、前記可動鉄心が、前記可動接点が前記固定接点に対して接触した第1接触位置と、前記可動接点が前記固定接点に対して開離した非接触位置との間を前記第1接触位置よりも前記非接触位置から遠い第2接触位置を通って移動する自己保持型のソレノイド駆動部と、
を備える。
本発明の電磁継電器によれば、ソレノイド駆動部が、可動接点側端子と並列に配置されかつその延在方向に往復移動可能な可動鉄心を有するソレノイドアクチュエータを有している。このため、電磁継電器の可動接点が固定接点に対して接触または開離する接離方向のサイズを小さくすることができ、その結果、電磁継電器の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態の電磁継電器を示す斜視図。 図1の電磁継電器の非接触位置のソレノイド駆動部を示す平面図。 図2のIII-III線に沿った断面模式図。 図3のIV-IV線に沿った断面模式図。 図1の電磁継電器の第2接触位置(オーバーシュート位置)のソレノイド駆動部を示す平面図。 図1の電磁継電器の第1接触位置のソレノイド駆動部を示す平面図。 図1の電磁継電器のソレノイド駆動部の動作を説明するための第1の展開図。 図7に続く、図1の電磁継電器のソレノイド駆動部の動作を説明するための第2の展開図。 図8に続く、図1の電磁継電器のソレノイド駆動部の動作を説明するための第3の展開図。 図9に続く、図1の電磁継電器のソレノイド駆動部の動作を説明するための第4の展開図。 図10に続く、図1の電磁継電器のソレノイド駆動部の動作を説明するための第5の展開図。 図11に続く、図1の電磁継電器のソレノイド駆動部の動作を説明するための第6の展開図。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本発明の一実施形態の電磁継電器100は、図1に示すように、電性を有する固定接点側端子10と、この固定接点側端子10と並列に配置されかつ導電性を有する可動接点側端子20と、ソレノイドアクチュエータ31と可動部32とを有する自己保持型のソレノイド駆動部30とを備えている。固定接点側端子10は、固定接点11を有しており、可動接点側端子20は、固定接点11と対向するように配置された可動接点23を有している。また、ソレノイドアクチュエータ31は、可動接点側端子20と並列に配置された可動鉄心311を有している。
なお、固定接点側端子10の一部および可動接点側端子20の一部と、ソレノイド駆動部30とは、一例として、絶縁性を有する略矩形箱形状のハウジング1の内部に、図1の右側から左側に向けて順に収容されている。
また、図1の左右方向、すなわち、固定接点側端子10、可動接点側端子20、および、可動鉄心311の配列方向をX方向とし、図1の上下方向、すなわち、可動鉄心311の延在方向をY方向とする。また、X方向およびY方向の両方に直交する方向をZ方向とする。
固定接点側端子10は、図1に示すように、ハウジング1内の右端(X方向右側の端の近傍)に固定され、一部がハウジング1内を右側壁に沿って延びている。ハウジング1内に位置している固定接点側端子10の先端部(Y方向上側の端部)のX方向左向きの面(可動接点側端子20側の面)には、固定接点11が固定されている。
可動接点側端子20は、図1に示すように、固定接点側端子10に対して略平行に配置された端子部21と、端子部21の上端部24(Y方向上側の端部)に支持され、この上端部24からY方向上側に延びる可動接触片22とを有している。この可動接点側端子20は、固定接点側端子10に対して電気的に独立して設けられている。
端子部21は、その上端部24がハウジング1のY方向の中央よりも下側に位置するように設けられている。
可動接触片22は、X方向右向きの面(固定接点側端子10の面)に、固定接点11に対向するように固定された可動接点23を有し、この可動接点23が固定接点11に接触可能に弾性変形する。すなわち、可動接点23は、固定接点11に対向するように配置され、可動接触片22が弾性変形して撓むことにより、固定接点11に対して接触するようになっている。
また、可動接触片22は、2枚の導電性の弾性変形可能な板部材を可動接点23が固定接点11に対して接触および開離する接離方向(X方向)に重ねた積層体で構成されている。可動接触片22の長手方向(Y方向)の下端近傍には、X方向左向きにU字状に突出した湾曲部25が設けられている。この湾曲部25により、可動接触片22が弾性変形したときの可動接触片22の撓み量を吸収および緩和し、円滑な動作特性を確保することができる。
ソレノイド駆動部30は、図1に示すように、詳しくは、ソレノイドアクチュエータ31と、可動部32と、保持機構部35とを有している。ソレノイドアクチュエータ31は、延在方向(Y方向)に往復移動可能な可動鉄心311を有している。可動部32は、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間に配置されかつ可動鉄心311と可動接触片22とに連結されていると共に、可動鉄心311の往復移動により可動接触片22を弾性変形させて可動接点23を固定接点11に対して接触および開離させるように構成されている。保持機構部35は、可動鉄心311の第1端部の延在方向に対する反対側の第2端部に設けられている。このソレノイド駆動部30では、可動部32により可動接点23が固定接点11に対して接触または開離すると共に、自己保持型のソレノイド駆動部30として可動部32を所定の位置で保持できるようになっている。
ソレノイドアクチュエータ31は、図1に示すように、Y方向に貫通する貫通孔313(図3参照)を有するスプール312と、このスプール312の貫通孔313に移動可能に配置された可動鉄心311と、スプール312の外周に巻回されたコイル314と、このコイル314を覆うヨーク315とを有している。貫通孔313の保持機構部35側の端部(図3のY方向左側の端部)には、中央に貫通孔317aを有する固定鉄心317が設けられている。また、コイル314には、図示しないコイル端子が接続されている。
可動鉄心311は、略円柱形状を有し、図3に示すように、大径部311aと、大径部311aよりも直径が小さい小径部311bとで構成されている。
大径部311aは、貫通孔313内を貫通孔313が延びる方向(Y方向)に沿って往復移動可能に配置されている。この大径部311aの一方の端部(図3のY方向右側の端部)は、スプール312の外部(図3のY方向右側)に位置しており、貫通孔313よりも大きい直径を有しかつXZ平面に延びる円形鍔部316を有している。この円形鍔部316の大径部311aの軸方向に対する取り付け位置を調整することにより、可動鉄心311のストローク量を調整することができる。また、大径部311aの他方の端部(図3のY方向左側の端部)は、固定鉄心317に対向している。
小径部311bは、大径部311aの他方の端部(図3のY方向左側の端部)から、固定鉄心317の貫通孔317aを通って、保持機構部35に向かって延びている。小径部311bの両端部には、一対の抜け止め部材318、319が間隔を空けてそれぞれ取り付けられており、一対の抜け止め部材318、319の間には、後述する保持機構部35の押圧部材351と係止部材352とが固定鉄心317の延在方向(Y方向)に移動可能に直列的に固定されている。抜け止め部材としては、例えば、リングまたはスナップピンを用いることができる。
なお、コイル314に電流を供給していない状態では、可動鉄心311は、可動接触片22の付勢力によって、円形鍔部316がヨーク315から離れる方向(図1のY方向下向き)に付勢されている。
また、コイル314に電流を供給すると、可動鉄心311と固定鉄心317との間に磁界が発生し、可動鉄心311が固定鉄心317に向かって吸引される。可動鉄心311が固定鉄心317に向かって吸引されると、ヨーク315と円形鍔部316との間の間隔が狭まり、ヨーク315と円形鍔部316との間に磁界が発生し、円形鍔部316がヨーク315に向かって吸引される。この磁気的吸引力によって、可動鉄心311は、重力に抗って、円形鍔部316がヨーク315に近づく方向に移動するようになっている。
可動部32は、可動接触片22の上端部26(Y方向上側の端部)に連結された可動板33と、可動鉄心311の延在方向の第1端部(Y方向下側の端部)と可動板33とに連結されたL字状リンク34とで構成されている。
可動板33は、図1に示すように、矩形板状を有し、可動鉄心311のY方向上側の端部の近傍に配置されている。また、可動板33は、ハウジング1に設けられた図示しないガイドレール部またはガイド溝などのガイド部によって円滑に案内されつつ、可動鉄心311の延在方向(Y方向)と交差しかつ可動接点23が固定接点11に対して接触および開離する接離方向(X方向)に往復移動可能に配置されている。可動板33のX方向左側の端部には、可動接触片22の上端部26が挿入されて連結された第1貫通孔331が設けられ、可動板33のX方向右側の端部には、後述するL字状リンク34の長尺部材342の上端部342aが挿入されて連結された第2貫通孔332が設けられている。第2貫通孔332の内壁面と長尺部材342の上端部342aとの間には隙間が設けられ、この隙間によりL字状リンク34の回動による長尺部材342のY方向の移動を許容している。
L字状リンク34は、図1に示すように、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間で可動鉄心311のY方向上側の端部の近傍からY方向下側の近傍にかけて配置され、屈曲点に回動軸部(341)を有している。
詳しくは、L字状リンク34は、Z方向に沿って見た平面視において、略L字形状を有し、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間に配置された回動軸部341と、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間に配置されかつ可動板33と回動軸部341とに連結された長尺部材342と、回動軸部341とソレノイドアクチュエータ31の可動鉄心311とに連結された短尺部材343とで構成されている。可動鉄心311と短尺部材343とは、可動鉄心311の円形鍔部316に固定された連結部材344を介して連結されている。
回動軸部341は、円柱形状を有し、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間の可動鉄心311の延在方向(Y方向)下側の端部に配置されており、Z方向に延びている。回動軸部341のZ方向の両端面には、各端面からZ方向に突出した円柱形状の軸部341aがそれぞれ設けられている(図1では一方のみ示す)。この軸部341aは、ハウジング1のXY平面沿いに延びる内壁面に設けられた図示しない軸受部に回動可能に支持されている。
長尺部材342は、矩形板状を有し、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間を回動軸部341からY方向上向きに延びている。また、短尺部材343は、長尺部材342よりも短い矩形板状を有し、回動軸部341から可動鉄心311の円形鍔部316のY方向下側の面に固定されている連結部材344に向かって延びている。この短尺部材343の先端部には、Z方向に延びる円柱形状の軸部343aが設けられ、連結部材344には、この軸部343aを回動可能に支持する軸受部344aが設けられている。
なお、可動鉄心311がY方向に移動することによって、短尺部材343がY方向に移動し、長尺部材342を回動軸部341周りに回動させる。そして、長尺部材342が回動軸部341周りに回動することによって、可動板33が接離方向(X方向)に移動して、可動接触片22を接離方向に移動させる。これにより、可動接点23が固定接点11に対して接触または開離するようになっている。
保持機構部35は、可動鉄心311を図6に示す第1接触位置P1で保持するように構成されている。
非接触位置P2は、図2に示すように、円形鍔部316がヨーク315から最も離れた可動鉄心311の位置である。このとき、電磁継電器100は、可動接点23が固定接点11に対して開離した復帰状態にある。また、第1接触位置P1は、図6に示すように、円形鍔部316が復帰状態の電磁継電器100よりもヨーク315に近い可動鉄心311の位置である。このとき、電磁継電器100は、可動接点23が固定接点11に対して接触した動作状態にある。
詳しくは、保持機構部35は、図2および図3に示すように、移動部材の一例の押圧部材351と、移動回転部材の一例の係止部材352と、保持部材の一例のハウジング353とで構成されている。
なお、図2、図5、および、図6では、ハウジング353を透過させている。
押圧部材351は、略円筒形状を有し、図2に示すように、後述するハウジング353の凹部353a内に配置されている。この押圧部材351は、Y方向上側の端に設けられた複数の傾斜面82、83と、Y方向に沿って見た平面視における中央部に設けられかつY方向に貫通する貫通孔(図示せず)とを有している。
複数の傾斜面82、83の各々は、互いに傾斜方向が異なりかつ周方向に交互に配置されて上向き凸の三角形の斜辺を形成するように構成された複数組の第1傾斜面82および第2傾斜面83で構成され、可動鉄心311のY方向上側への移動に伴って係止部材352に接触する。貫通孔は、可動鉄心311の小径部311bが挿入可能になっている。
また、押圧部材351の上端部の外周面には、図4に示すように、Y方向に延びる複数の矩形のガイド凸部86が設けられている。各ガイド凸部86は、周方向に間隔を空けて配置され、後述するハウジング353の凹部353aの内周面に設けられている第1ガイド溝93および第2ガイド溝94に位置して、押圧部材351を可動鉄心311の延在方向(Y方向)に案内するようになっている。
係止部材352は、略円筒形状を有し、図2に示すように、後述するハウジング353の凹部353a内に配置されている。この係止部材352は、Y方向下側の端部に設けられた複数の傾斜面84、85と、Y方向に沿って見た平面視における中央部に設けられかつY方向に貫通する貫通孔352a(図4に示す)とを有している。
複数の傾斜面84、85の各々は、互いに傾斜方向が異なりかつ周方向に交互に配置されて下向き凸の三角形の斜辺を形成するように構成された複数組の第3傾斜面84および第4傾斜面85で構成されている。第3傾斜面84は、第1傾斜面82に対して周方向にずれた状態で対向しており、第4傾斜面85は、第2傾斜面83に対して周方向にずれた状態で対向している。貫通孔352aは、可動鉄心311の小径部311bが挿入可能になっている。
また、係止部材352の外周面には、図4に示すように、Y方向に延びる複数の係止凸部81が設けられている。各係止凸部81のY方向下側の端には、第5傾斜面81aが設けられている。この第5傾斜面81aは、第3傾斜面84と同一の傾斜方向を有している。各係止凸部81は、周方向に間隔を空けて配置され、図2に示す復帰状態では、後述するハウジング353の凹部353aの内周面に設けられている第1ガイド溝93に位置して、係止部材352を可動鉄心311の延在方向(Y方向)に案内するようになっている。
ハウジング353は、図2に示すように、略方形の箱形を有し、その内部にソレノイドアクチュエータ31側に開口する凹部353aを有している。この凹部353aは、押圧部材351および係止部材352の形状に沿って設けられており、その底面の略中央に貫通孔95が設けられている。この貫通孔95は、可動鉄心311の小径部311bが挿入可能になっている。
また、凹部353aの内周面には、図7に示すように、複数の保持凸部92と、保持凸部92間に配置された第1ガイド溝93および第2ガイド溝94とが設けられている。保持凸部92の上端部(図7の上側の端部)には、複数の第6傾斜面92aと、各第6傾斜面92aに隣接しかつ同一方向に傾斜する複数の第7傾斜面92bと、各第6傾斜面92aと各第7傾斜面92bとの間に配置された複数の段部92cとが設けられている。また、第1ガイド溝93および第2ガイド溝94は、交互に配置されている。第1ガイド溝93は、第2ガイド溝94よりも周方向の長さが大きくなっており、押圧部材351の各ガイド凸部86および係止部材352の各係止凸部81が収容可能になっている。また、第2ガイド溝94は、押圧部材351の各ガイド凸部86は収容可能であるが、係止部材352の各係止凸部81は収容できないようになっている。
次に、電磁継電器100の動作について説明する。なお、図7〜図12は、保持機構部35の凹部353aの内周面を展開した展開図である。
復帰状態の電磁継電器100において、ソレノイドアクチュエータ31のコイル314に電流を供給すると、可動鉄心311がヨーク315に向かってY方向上向きに移動する。これにより、小径部311bに取り付けられている一対の抜け止め部材318,319のうちのY方向下側の抜け止め部材319が、押圧部材351をY方向上向きに移動させて、押圧部材351が係止部材352をY方向上向きに押す。
このとき、係止部材352は、図2に示すように、各第3傾斜面84が押圧部材351の各第1傾斜面82に押され、図7に示すように、ガイド溝93に沿ってA1方向(接触方向)に移動する。そして、可動接点23と固定接点11とが接触した時点では、係止部材352の係止凸部81の下端(図7の下側の端)の各第5傾斜面81aが、各ガイド溝93内の各保持凸部92の第6傾斜面92aよりも下側(図7の下側)に位置している。
可動接点23と固定接点11とが接触した後も、可動接点23と固定接点11とが接触を維持したまま、可動鉄心311は、図8に示すように、係止部材352の各係止凸部81の各第5傾斜面81aが、ガイド溝93の上端(図10の上側の端)に達するまで、Y方向上向きに移動し続ける。
係止部材352の各係止凸部81の第5傾斜面81aが、ガイド溝93の上端(図10の上側の端)まで移動すると、すなわち、可動鉄心311が、図5に示す第1接触位置P1よりも非接触位置P2から遠い接触位置P3まで移動すると、図8に示すように、係止部材352がA3方向(第5傾斜面81aまたは第6傾斜面92aの傾斜方向)に移動し、各係止凸部81の第5傾斜面81aと各保持凸部92の第6傾斜面92aとが対向するまで、係止部材352が回動する。これは、図2に示すように、各第1傾斜面82と各第3傾斜面84とが周方向にずれて配置されているため、各係止部材352の第3傾斜面84が各第1傾斜面82に沿ってA2方向(第1傾斜面82または第3傾斜面84の傾斜方向)にスライドするからである。
可動鉄心311が第2接触位置P3に位置しているとき、可動接点23と固定接点11とは接触を維持したままであり、可動接触片22は、可動板33の第1貫通孔331に挿入され連結された上端部26がX方向右向きに押され弾性変形する。
係止部材352が、図8に示す位置まで回動した後、ソレノイド駆動部30のコイル314への電流の供給が停止すると、可動接触片22のX方向左向きに作用する付勢力によって可動板33X方向左向きに押され、L字リンク34を介して可動鉄心311がY方向下向きに付勢される。これによって、可動鉄心311が、図6に示す第1接触位置P1に向かって移動する。そして、図9に示すように、各係止凸部81が各保持凸部92の第6傾斜面92aに沿ってA4方向(第5傾斜面81aまたは第6傾斜面92aの傾斜方向)にスライドする。各係止凸部81は、各第2ガイド溝94に収容されないため、各段部93cと接触する。これにより、各係止凸部81が各保持凸部92の第6傾斜面92aと各段部92cとで保持され、係止部材352が、図9に示す位置で保持される。
このとき、係止部材352は、各第5傾斜面81aが図7に示す位置よりもY方向上側の位置で保持されている。また、小径部311bに取り付けられている一対の抜け止め部材318,319のうちのY方向上側の抜け止め部材318により、可動鉄心311のY方向下向きの移動が規制され、係止部材352に係止されている。このため、可動鉄心311が、第1接触位置P1で保持され、その結果、電磁継電器100が動作状態で保持される。
すなわち、可動鉄心311は、電磁継電器100が復帰状態から動作状態になる場合(可動鉄心311が非接触位置P2から第1接触位置P1に移動する場合)、第1接触位置P1を一旦通過して、第1接触位置P1よりも非接触位置P2から遠い第2接触位置P3(図5参照)を経由したのち、第1接触位置P1に位置するようになっている。
一方、動作状態の電磁継電器100において、ソレノイドアクチュエータ31のコイル314に電流を供給すると、可動鉄心311がヨーク315に向かってY方向上向きに移動する。これにより、小径部311bに取り付けられている一対の抜け止め部材318,319のうちのY方向下側の抜け止め部材319が、押圧部材351をY方向上向きに移動させて、押圧部材351が係止部材352をY方向上向きに押す。
このとき、係止部材352は、図2に示すように、各第3傾斜面84が各押圧部材351の第1傾斜面82に押され、図10に示すように、各段部93cに沿ってA5方向(図12の係止凸部81の長手方向上向き)に、各係止凸部81の第5傾斜面81aが各保持凸部92の段部92cの上端(図12の上側の端)に達するまで、移動する。
係止部材352の各係止凸部81の第5傾斜面81aが、各保持凸部92の段部92cの上端(図10の上側の端)まで移動すると、すなわち、可動鉄心311が、図5に示す第2接触位置P3まで移動すると、図11に示すように、係止部材352がA6方向(保持凸部92の第7傾斜面92bの傾斜方向)に移動し、各係止凸部81の第5傾斜面81aと各保持凸部92の第7傾斜面92bとが対向するまで、係止部材352が回動する。
係止部材352が、図11に示す位置まで回動した後、ソレノイドアクチュエータ31のコイル314への電流の供給が停止すると、可動鉄心311が、可動接触片22の付勢力によって、図2に示す非接触位置P2に向かって移動する。そして、図12に示すように、各係止凸部81が各保持凸部92の第7傾斜面92bに沿ってスライドした後、A7方向(図12の係止凸部81の長手方向下向き)に移動して、係止凸部81が各第1ガイド溝93に収容される。このとき、可動鉄心311は、Y方向下側の抜け止め部材319がソレノイドアクチュエータ31のヨーク315に係止されることより非接触位置P2で保持され、その結果、電磁継電器100が復帰状態で保持される。
すなわち、可動鉄心311は、可動接点23が固定接点11に対して接触した第1接触位置P1と、可動接点23が固定接点11に対して開離した非接触位置P2との間を第1接触位置P1よりも非接触位置P2から遠い第2接触位置P3を通って移動するようになっている。
また、移動部材である押圧部材351は、可動鉄心311のY方向上側の端部に設けられて可動鉄心311の移動により延在方向(Y方向)に沿って移動するように構成されている。移動回転部材である係止部材352は、可動鉄心311の延在方向(Y方向)で押圧部材351と接触可能でかつ押圧部材351の移動により延在方向に沿って移動して延在方向周りに回転可能に、可動鉄心311のY方向上側の押圧部材351よりも円形鍔部316から遠い位置に取り付けられていると共に、可動鉄心311の延在方向周りの回転により可動鉄心311が第2接触位置P3を通って第1接触位置P1と非接触位置P2との間を移動させるように構成されている。保持部材であるハウジング353は、可動鉄心311が第1接触位置P1および非接触位置P2で保持されるように係止部材352を保持するように構成されている。
前記電磁継電器100では、ソレノイド駆動部30が、可動接点側端子20と並列に配置されかつその延在方向(Y方向)に往復移動可能な可動鉄心311を有するソレノイドアクチュエータ31を有している。このため、電磁継電器100の可動接点23が固定接点11に対して接触または開離する接離方向(X方向)のサイズを小さくすることができ、その結果、電磁継電器100の小型化を図ることができる。
また、可動鉄心311のY方向下側の端部に可動部32が連結され、可動鉄心311のY方向上側の端部に、可動鉄心311を第1接触位置P1および非接触位置P2で保持する保持機構部35が設けられている。すなわち、可動鉄心311の延在方向において可動部32が連結されかつ保持機構部35が設けられているので、電磁継電器100の可動接点23が固定接点11に対して接触または開離する接離方向(X方向)のサイズを小さくすることができ、電磁継電器100の小型化を図ることができる。
また、可動鉄心311が、押圧部材351と係止部材352を挟みかつ押圧部材351と係止部材352とが延在方向に沿って移動可能な間隔を空けて固定された一対の抜け止め部材318、319を有している。これにより、磁力を用いない自己保持型のソレノイド駆動部30を備えた電磁継電器100を得ることができる。
また、可動部32が、接離方向(X方向)に移動可能でありかつ接離方向で可動接触片22と接触可能な可動板33と、ソレノイドアクチュエータ31と可動接点側端子20との間で可動鉄心311のY方向下側の端部の近傍からY方向上側の端部の近傍にかけて配置され、屈曲点に回動軸部341を有するL字状リンク34と、を有している。これにより、可動鉄心311の延在方向の動きを接離方向の動きに効率よく変換することができる。
なお、前記電磁継電器100では、ソレノイドアクチュエータ31のコイル314への電流の供給を停止させたときに、可動鉄心311を可動接触片22の付勢力によって円形鍔部316がヨーク315から離れる方向(Y方向下向き)に移動させているが、これに限らない。例えば、保持機構部の凹部、あるいは、ソレノイドアクチュエータのヨークと円形鍔部との間に、電磁継電器が復帰状態であるときに円形鍔部がヨークから離れる方向に可動鉄心を付勢する付勢部材(例えば、コイルばね)を設けてもよい。ヨークと円形鍔部との間にコイルばねを設ける場合、ヨークにコイルばねを収納する凹部を設けることで、コイルばねの位置決めが容易になる。
また、例えば、ソレノイドアクチュエータ31に代えて、自己保持型のソレノイドアクチュエータを用いてもよい。この場合、保持機構部は省略できる。
以上、図面を参照して本発明における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様の電磁継電器は、
固定接点を有する固定接点側端子と、
前記固定接点に対向するように配置された可動接点が設けられかつ前記可動接点が前記固定接点に接触可能に弾性変形する可動接触片を有し、前記固定接点側端子と並列に配置されかつ前記固定接点側端子に対して電気的に独立して設けられた可動接点側端子と、
前記可動接点側端子と並列に配置されかつその延在方向に往復移動可能な可動鉄心を有するソレノイドアクチュエータと、このソレノイドアクチュエータと前記可動接点側端子との間に配置されかつ前記可動鉄心と前記可動接触片とに連結されていると共に、前記可動鉄心の往復移動により前記可動接触片を弾性変形させて前記可動接点を前記固定接点に対して接触および開離させる可動部とを有し、前記可動鉄心が、前記可動接点が前記固定接点に対して接触した第1接触位置と、前記可動接点が前記固定接点に対して開離した非接触位置との間を前記第1接触位置よりも前記非接触位置から遠い第2接触位置を通って移動する自己保持型のソレノイド駆動部と、
を備える。
第1態様の電磁継電器によれば、ソレノイド駆動部が、可動接点側端子と並列に配置されかつその延在方向に往復移動可能な可動鉄心を有するソレノイドアクチュエータを有している。このため、電磁継電器の可動接点が固定接点に対して接触または開離する接離方向のサイズを小さくすることができ、その結果、電磁継電器の小型化を図ることができる。
本発明の第2態様の電磁継電器では、
前記可動鉄心の前記延在方向の第1端部に前記可動部が連結され、前記可動鉄心の前記第1端部の前記延在方向に対する反対側の第2端部に、前記可動鉄心を前記第1接触位置で保持する保持機構部が設けられている。
第2態様の電磁継電器によれば、可動鉄心の延在方向において可動部が連結されかつ保持機構部が設けられているので、電磁継電器の可動接点が固定接点に対して接触または開離する接離方向のサイズを小さくすることができ、電磁継電器小型化を図ることができる。
本発明の第3態様の電磁継電器では、
前記保持機構部が、
前記可動鉄心の前記第2端部に設けられて前記可動鉄心の移動により前記延在方向に沿って移動する移動部材と、
前記延在方向で前記移動部材と接触可能でかつ前記移動部材の移動により前記延在方向に沿って移動して前記延在方向周りに回転可能に、前記可動鉄心の前記第2端部の前記移動部材よりも前記第1端部から遠い位置に取り付けられていると共に、前記延在方向周りの回転により前記可動鉄心が前記第2接触位置を通って前記第1接触位置と前記非接触位置との間を移動させる移動回転部材と、
前記可動鉄心が前記第1接触位置で保持されるように前記移動回転部材を保持する保持部材と、を有し、
前記可動鉄心が、前記移動部材と前記移動回転部材とを挟みかつ前記移動部材と前記移動回転部材とが前記延在方向に沿って移動可能な間隔を空けて固定された一対の抜け止め部材を有する。
第3態様の電磁継電器によれば、磁力を用いない自己保持型のソレノイド駆動部を備えた電磁継電器を得ることができる。
本発明の第4態様の電磁継電器では、
前記可動部が、
前記可動鉄心の前記第2端部の近傍に配置され、前記延在方向と交差しかつ前記可動接点が前記固定接点に対して接触および開離する接離方向に移動可能でありかつ前記接離方向で前記可動接触片に連結された可動板と、
前記ソレノイドアクチュエータと前記可動接点側端子との間で前記可動鉄心の前記第1端部の近傍から前記第2端部の近傍にかけて配置され、屈曲点に回動軸部を有するL字状リンクと、
を有している。
第4態様の電磁継電器によれば、可動鉄心の延在方向の動きを接離方向の動きに効率よく変換することができる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の電磁継電器は、前記実施形態の電磁継電器に限らず、他の構成の電磁継電器に適用することができる。
1 ハウジング
10 固定接点側端子
11 固定接点
20 可動接点側端子
21 端子部
22 可動接触片
23 可動接点
24 (端子部の)上端部
25 湾曲部
26 (可動接触片の)上端部
30 ソレノイド駆動部
31 ソレノイドアクチュエータ
311 可動鉄心
311a 大径部
311b 小径部
312 スプール
313 貫通孔
314 コイル
315 ヨーク
316 円形鍔部
317 固定鉄心
317a 貫通孔
318、319 抜け止め部材
32 可動部
33 可動板
331 第1貫通孔
332 第2貫通孔
34 L字状リンク
341 回動軸部
341a 軸部
342 長尺部材
342a (長尺部材の)上端部
343 短尺部材
343a 軸部
344 連結部材
344a 軸受部
35 保持機構部
351 押圧部材
352 係止部材
352a 貫通孔
353 ハウジング
353a 凹部
81 係止凸部
81a 第5傾斜面
82 第1傾斜面
83 第2傾斜面
84 第3傾斜面
85 第4傾斜面
86 ガイド凸部
92 保持凸部
92a 第6傾斜面
92b 第7傾斜面
93 第1ガイド溝
94 第2ガイド溝
95 貫通孔
100 電磁継電器
P1 第1接触位置
P2 非接触位置
P3 第2接触位置

Claims (4)

  1. 固定接点を有する固定接点側端子と、
    前記固定接点に対向するように配置された可動接点が設けられかつ前記可動接点が前記固定接点に接触可能に弾性変形する可動接触片を有し、前記固定接点側端子と並列に配置されかつ前記固定接点側端子に対して電気的に独立して設けられた可動接点側端子と、
    前記可動接点側端子と並列に配置されかつその延在方向に往復移動可能な可動鉄心を有するソレノイドアクチュエータと、このソレノイドアクチュエータと前記可動接点側端子との間に配置されかつ前記可動鉄心と前記可動接触片とに連結されていると共に、前記可動鉄心の往復移動により前記可動接触片を弾性変形させて前記可動接点を前記固定接点に対して接触および開離させる可動部とを有し、前記可動鉄心が、前記可動接点が前記固定接点に対して接触した第1接触位置と、前記可動接点が前記固定接点に対して開離した非接触位置との間を前記第1接触位置よりも前記非接触位置から遠い第2接触位置を通って移動する自己保持型のソレノイド駆動部と、
    を備える、電磁継電器。
  2. 前記可動鉄心の前記延在方向の第1端部に前記可動部が連結され、前記可動鉄心の前記第1端部の前記延在方向に対する反対側の第2端部に、前記可動鉄心を前記第1接触位置で保持する保持機構部が設けられている、請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記保持機構部が、
    前記可動鉄心の前記第2端部に設けられて前記可動鉄心の移動により前記延在方向に沿って移動する移動部材と、
    前記延在方向で前記移動部材と接触可能でかつ前記移動部材の移動により前記延在方向に沿って移動して前記延在方向周りに回転可能に、前記可動鉄心の前記第2端部の前記移動部材よりも前記第1端部から遠い位置に取り付けられていると共に、前記延在方向周りの回転により前記可動鉄心が前記第2接触位置を通って前記第1接触位置と前記非接触位置との間を移動させる移動回転部材と、
    前記可動鉄心が前記第1接触位置で保持されるように前記移動回転部材を保持する保持部材と、を有し、
    前記可動鉄心が、前記移動部材と前記移動回転部材とを挟みかつ前記移動部材と前記移動回転部材とが前記延在方向に沿って移動可能な間隔を空けて固定された一対の抜け止め部材を有する、請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記可動部が、
    前記可動鉄心の前記第2端部の近傍に配置され、前記延在方向と交差しかつ前記可動接点が前記固定接点に対して接触および開離する接離方向に移動可能でありかつ前記接離方向で前記可動接触片に連結された可動板と、
    前記ソレノイドアクチュエータと前記可動接点側端子との間で前記可動鉄心の前記第1端部の近傍から前記第2端部の近傍にかけて配置され、屈曲点に回動軸部を有するL字状リンクと、
    を有している、請求項2または3に記載の電磁継電器。
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