JP7091900B2 - 電気音響変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロフォンやスピーカのように音と当該音の波形を表す電気信号の相互変換を行う電気音響変換装置に関する。
電気音響変換装置においては、音と当該音の波形を表す電気信号(以下、音信号)の相互変換を行う電気音響変換器に振動が伝わることでノイズが発生することがある。このようなノイズの具体例としては、ハンドヘルドタイプのマイクロフォンにおけるハンドリングノイズが挙げられる。ハンドリングノイズは、マイクロフォンを持つ手からマイクロフォンの筐体に振動が伝わり、筐体内に支持された電気音響変換器にその振動が伝わることで、その振動成分を含む音信号が出力されることで発生する。
ハンドリングノイズの発生を抑制するために、電気音響変換器と筐体の間にゴムなどの弾性材料で形成されたインシュレータ(以下、支持部)を介在させて筐体に対して電気音響変換器を支持する構造が提案されている。例えば、特許文献1には、円周方向に複数の孔(または溝)が形成されたゴムリングを上記支持部として用いる構造が開示されている。
実公平7-9506号公報
支持部を用いてハンドリングノイズの発生を抑制する場合、当該支持部において剪断変形する領域が大きいほど抑制効果は高くなる。剪断変形する領域が大きいほどマイクヘッド部において発生する振動の共振周波数は低域側にシフトし、ハンドリングノイズをマイクロフォンの使用帯域の下限よりも低域側にシフトさせることができるからである。ゴムリングの場合、その厚みを薄くしつつ平面視したときのリング幅を広げることで剪断変形する領域を増やすことができる。しかし、ハンドヘルドタイプのマイクロフォンに防振目的で内蔵されるゴムリングについては、半径方向の大きさに制約があり、リング幅を広げることは難しい。なお、上記のように電気音響変換装置の筐体を介して電気音響変換器に振動が伝わることに起因してノイズが発生し得ることは、据え置き型のマイクロフォンであっても同様であり、また、マイクロフォンに限らずスピーカにおいても同様である。
本発明は以上に説明した課題に鑑みて為されたものであり、電気音響変換装置の筐体に対して電気音響変換器を支持する支持部を半径方向に大きくすることなく、ハンドリングノイズの抑制効果を高めることを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、筐体と、電気音響変換器と、逆円錐台状に形成され、前記電気音響変換器に接触する第1部分と前記筐体に接触する第2部分とを軸方向の互いに異なる位置に有する支持部と、を有する電気音響変換装置、を提供する。
より好ましい態様の電気音響変換装置においては、前記支持部の軸(すなわち、逆円錐台の中心軸)を鉛直方向にして電気音響変換器を鉛直方向上向きにした状態において前記第1部分は前記第2部分よりも低い高さに位置することを特徴とする。
より好ましい態様の電気音響変換装置においては、前記支持部には、前記支持部における他の部分よりも厚みの薄い第3部分または孔が設けられていることを特徴とする。さらに好ましい態様においては、前記第3部分または前記孔は円周方向に延びていることを特徴とする。
より好ましい態様の電気音響変換装置においては、前記支持部には、前記軸方向から見た平面形状が前記軸を中心とするN(Nは2以上の自然数)回の回転対称となるように前記第3部分または前記孔が複数設けられていることを特徴とする。さらに好ましい態様においては、前記平面形状において半径方向に引いた線分は、複数の前記第3部分または複数の前記孔のうちの少なくとも1つを必ず跨ぐことを特徴とする。
別の好ましい態様の電気音響変換装置は、前記支持部を複数有することを特徴とする。
また、別の好ましい態様の電気音響変換装置においては、前記支持部は弾性材料により形成されていることを特徴とする。
本発明の第1実施形態によるマイクロフォン1Aの構成例を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態の支持部30Bの斜視図である。 本発明の第2実施形態の支持部30Bの平面図である。 本願発明者が行った支持部の周波数レスポンス計測実験を説明するための図である。 本願発明者が行った支持部の周波数レスポンス計測実験を説明するための図である。 本願発明者が行った支持部の周波数レスポンス計測実験を説明するための図である。 本願発明者が行った支持部の周波数レスポンス計測実験を説明するための図である。 本願発明者が行った支持部の周波数レスポンス計測実験を説明するための図である。 本願発明者が行った支持部の周波数レスポンス計測実験を説明するための図である。 マイクカプセル20から筐体10に至るケース8の支持部の側壁に沿った最短距離を説明するための図である。 マイクカプセル20から筐体10に至るケース10の支持部の側壁に沿った最短距離を説明するための図である。 2回の回転対称性を有する支持部の平面形状の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態によるマイクロフォン1Cの構成例を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
(A:第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるマイクロフォン1Aの構成例を示す部分断面図である。マイクロフォン1Aは、略円筒形の形状を有するハンドヘルド型マイクロフォンである。図1は、マイクロフォン1Aの中心軸(上記円筒形の中心軸)を含む平面による当該マイクロフォン1Aのマイクヘッド部の断面図である。図1に示すように、マイクロフォン1Aは、筐体10と、マイクカプセル20と、筐体10に対してマイクカプセル20を支持する支持部30Aと、マイクカプセル20を覆う風防40と、を有する。
筐体10は、樹脂或いは金属で円筒状に形成された部材であり、マイクロフォン1Aを使用する際には、風防40が鉛直上方向に向くようにユーザの手で把持される。風防40は例えば金属メッシュで形成されており、外部から到来する音を当該風防40と筐体10とにより区画される内部空間へ透過させる。図1に示すように、この内部空間には支持部30Aによってマイクカプセル20が支持されている。
マイクカプセル20は、筐体10よりも径の小さい略円筒形に形成された部材である。マイクカプセル20は、合成樹脂または金属で形成された振動板と、外部から到来する音により励起された振動板の振動を音信号に変換して出力する電気音響変換器とを含む。図1では振動板および電気音響変換器の図示は省略されている。電気音響変換器の構成は従来のマイクロフォンにおけるものと特段に変わるところはない。具体的には、電気音響変換器は、振動板に接続されたボイスコイル、当該ボイスコイルと鎖交する磁界を発生させるマグネットおよびヨーク、を含む。
支持部30Aは、フッ素ゴムなどの弾性材料により逆円錐台の筒状に形成された部材である。以下では、支持部30Aにおいて中心軸(すなわち、逆円錐台の回転軸)と直交する2つの端面のうち、半径が小さい方の端面を「第1端面」と呼び、他方の端面を「第2端面」と呼ぶ。また、支持部30Aにおいて第1端面と第2端面とを接続する面を「側壁」と呼ぶ。
前述したように、本実施形態のマイクロフォン1Aは、風防40が鉛直上方向に向くようにユーザによって把持される。この状態において、支持部30Aは第1端面が鉛直下方向(図1における矢印X方向)に向くように筐体10に装着されている。支持部30Aの第1端面の内径はマイクカプセル20の外径に略等しく、当該第1端面の内周部分はマイクカプセル20に接触しマイクカプセル20を支持する第1部分310として機能する。支持部30Aの第2端面の外径は筐体10の内径に略等しく、当該第2端面の外周部分は筐体10に接触する第2部分320として機能する。第2部分320が筐体10の内周面に接触することで筐体10に対して支持部30Aが支持される。つまり、本実施形態のマイクロフォン1Aでは、第1部分310と第2部分320は、当該支持部30Aの軸方向で異なる高さに位置し、風防40およびマイクカプセル20が鉛直上方向に向くようにユーザによって把持され支持部30Aの中心軸が鉛直方向に沿っている状態において第1部分310の方が低い高さに位置する。
支持部30Aにおいて剪断変形する領域は側壁部分である、本実施形態の支持部30Aでは、中心軸方向に大きくすること(すなわち、円錐台の高さを高くすること)で、半径方向に大きくすることなく、当該領域を大きくすることができる。このため、本実施形態によれば、扁平なリング形状の支持部を用いて電気音響変換器を支持する態様に比較して、支持部を半径方向に大きくすることなく、ハンドリングノイズの抑制効果を高めることが可能になる。
上記実施形態では、支持部30Aの中心軸を鉛直方向(図1におけるX方向)とした状態において第1部分310が第2部分320よりも低い高さに位置していた。しかし、支持部30Aを上下逆向きに筐体10に装着し、第2部分320が第1部分310よりも低い高さに位置するようにしてもよい。このような態様であっても、扁平なリング形状の支持部を用いて電気音響変換器を支持する態様に比較して、支持部を半径方向に大きくすることなく、ハンドリングノイズの抑制効果を高めることが可能であることには変わりはないからである。ただし、第1部分310が第2部分320よりも低い高さに位置する態様によれば、第2部分320が第1部分310よりも低い高さに位置する態様に比較して筐体10に対するマイクカプセル20(電気音響変換器)の重心位置が低くなり、安定性が高くなるといった効果が奏されるので、上記実施形態の態様の方が好ましい。
(B:第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態による支持部30Bの外観を示す斜視図であり、図3は支持部30Bを第2端面側から平面視した図である。図2および図3に示すように、支持部30Bは、孔330を側壁に有する点が第1実施形態の支持部30Aと異なる。より詳細に説明すると、本実施形態の支持部30Bの側壁には、各々円周方向に延びている3つの孔330が、当該支持部30を中心軸方向から見た平面形状が当該軸を中心とする3回の回転対称(120度の回転対称)となるように設けられている。そして、上記3つの孔330の各々は、上記平面形状において半径方向に引いた線分が少なくとも1つの孔330を必ず跨ぐように設けられている。本実施形態において図2および図3に示すように支持部30を構成した理由は次の通りである。
上記第1実施形態の逆円錐台状の支持部の側壁に孔を設けるようにすれば、側壁の剪断変形のし易さを第1実施形態よりも向上させることができると考えられる。そこで、本願発明者は、逆円錐台状の支持部の側壁に設ける孔の数、大きさおよび孔の位置と当該支持部の周波数レスポンスとの関係を調べる実験を行った。
より詳細に説明すると、本願発明者は、第1実施形態の支持部30Aのように側壁に孔を有さない場合(ケース1)、および、図4に示すケース2~ケース4の支持部のように側壁に孔を有する場合について、支持部の周波数レスポンスを計測した。なお、図4におけるケース2は、3個の孔を回転対称に設けた場合であり、同ケース3は、6個の孔を回転対称に設けた場合であり、同ケース4は、12個の孔を回転対称に設けた場合である。ケース2~ケース4の何れにおいても孔の半径方向の長さDは同じであるが、ケース3における孔の周方向の長さL´はケース2における孔の周方向の長さLの半分であり、ケース4における孔の周方向の長さL´´はケース3における孔の周方向の長さL´の半分である。支持部の側壁の孔以外の部分の面積をケース2~ケース4の何れにおいても同じにするためである。また、ケース2~ケース4の何れにおいても孔を回転対称に設けたのは、マイクカプセル20を支持する際に偏りが発生しないようにするためである。上記ケース1~ケース4の各々についての周波数応答の計測結果を図5に示す。図5に示す計測結果からは、支持部の側壁に孔を設けることで、マイクヘッド部において発生する振動の共振周波数が低域側にシフトしていること(すなわち、剪断変形し易くなっていること)、およびこのシフト量は孔の総面積が一定であれば、孔の数には依存しないことが判る。
次いで、本願発明者は、3個の孔を回転対称に設けた場合について、周方向の孔の長さを一定にして半径方向の孔の長さを変えた場合(図6に示すケース5~ケース7:D<D´<D´´)の周波数レスポンスを計測した。この計測結果を図7に示す。図7に示す計測結果からは、半径方向の長さが大きい程マイクヘッド部において発生する振動の共振周波数が低域側にシフトしていることが判る。
さらに、本願発明者は、図8のケース8のように半径方向に並びかつ各々周方向に延びる2つの孔を回転対称に3組設けた場合と、半径方向に並んだ2つの孔を周方向に30度ずらした場合(ケース9)、および60度ずらした場合(ケース10)の各々について、周波数レスポンスを計測した。この計測結果を図9に示す。図9に示す計測結果からは、半径方向に並んだ孔のずれの量が大きい程マイクヘッド部において発生する振動の共振周波数が低域側にシフトしていることが判る。ここで、半径方向に並んだ孔の位置関係をずらすことでマイクヘッド部において発生する振動の共振周波数が低域側にシフトする理由は、以下のように考えられる。
例えば、図8のケース8の支持部の場合、マイクカプセル20から筐体10に至る側壁に沿った最短経路AB(孔330を跨がない最短経路)は、図10に示すように側壁に沿って半径方向に引いた線分に等しい。一方、図8のケース10の支持部の場合、半径方向に線分を引くと複数の孔のうちの少なくとも1つを必ず跨ぐこととなる。つまり、図8のケース10の支持部の場合、マイクカプセル20から筐体10に至る側壁に沿った最短経路ABがケース8に比較して長くなり、この最短経路ABに沿って局所的に幅の狭い部分(図11にて破線で囲った部分)が発生する。このため、ケース10の支持部では、ケース8の支持部に比較して剪断変形が周方向に強く励起され、マイクヘッド部において発生する振動の共振周波数が低域側にシフトすると考えられる。なお、半径方向に並んだ2つの孔のずれ量は60度には限定されず、マイクカプセル20から筐体10に至る側壁に沿った最短経路がなるべく長くなる(換言すれば、支持部の平面形状において半径方向に線分を引いたときに、支持部の側壁の設けられた複数の孔のうちの少なくとも1つを必ず跨ぐ)ようなずれ量であればよい。
上記考察に基づき、本実施形態の支持部30Bには、半径方向に並びかつ各々周方向に延びる互いにずれた2つの孔が回転対称に3組設けられている。加えて、本実施形態の支持部30Bには、半径方向に並んだ2つの孔が互いに連結して1つの孔となるように切欠き(図3にて破線で囲まれた部分)が設けられている。周方向の剪断変形ができるだけ強く励起されるようにするためである。なお、図12に示すように、支持部30を軸方向から見た平面形状が当該軸を中心とする2回の回転対称となるように2つの孔330を設けた方が周方向の剪断変形をより強く励起させることができると考えられるが、図2および図3に示す支持部30Bに比較してマイクカプセル20を支持する際の安定性が低下する。図2および図3に示す支持部で30Bあれば、支持部30B全体の対称性(3回の回転対称)に応じてマイクカプセル20を3点支持することができるが、図12に示す支持部では2点支持となるからである。したがって、図2および図3に示すような3回の回転対称の方が好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、扁平なリング形状の支持部を用いて電気音響変換装置の筐体に対して電気音響変換器を支持する態様に比較して、支持部を半径方向に大きくすることなく、ノイズの抑制効果を高めることが可能になることは勿論、ノイズの抑制効果を第1実施形態よりも高めることが可能なる。
(C:第3実施形態) 上記第1実施形態のマイクロフォン1は、逆円錐台状の支持部30Aを1つだけ有していたが、複数の支持部30Aによりマイクカプセル20を支持しても良い。図13は、2つの支持部30によりマイクカプセル20を支持するマイクロフォン1Cのマイクヘッド部分の断面図である。このように、複数の支持部30Aによりマイクカプセル20を支持することで、第1実施形態或いは第2実施形態のように1つの逆円錐台状の支持部でマイクカプセル20を支持する態様よりもマイクカプセル20を支持する際の安定性が高くなる。
また、第2実施形態の支持部30Bのような回転対称性を有する支持部を複数用いてマイクカプセル20を支持する態様であれば、各支持部の回転対称性が同じである必要はなく、また、同じ対称性のものを用いる場合であっても、各支持部の平面形状が互いに重なり合っている必要はない。例えば、2回の回転対称性(換言すれば、線対称の対称性)を有する2つの支持部を各々の対称軸(線対称の軸)が直交するように配置してマイクカプセル20を支持してもよく、この態様であれば、3回の回転対称性を有する支持部を1つだけ用いる態様に比較して、2つの支持部を各々の剪断変形のし易さをさらに高めつつ、マイクカプセル20を支持する際の安定性を確保することが可能になる。
(D:変形例)
以上本発明の第1~第3実施形態について説明したが、上記各実施形態に以下の変形を加えても勿論良い。
(1)上記第2実施形態では、支持部30Bを軸方向から見た平面形状が当該軸を中心とする3回の回転対称となるように複数の孔330を設ける場合について説明したが、4回以上の回転対称となるように複数の孔330を設けてもよい。要は、N(Nは3以上の自然数)回以上の回転対称となるように複数の孔330を設ける態様であればよい。逆円錐台の軸を中心とする支持部全体の対称性をN回の回転対称性に維持して電気音響変換器を偏りなく支持することを可能にしつつ、局所的な剪断変形のし易さを向上させることが可能になるからである。また、上記第2実施形態の支持部30Bは、図3に示す平面形状を有していたが、前述のケース2~ケース10の何れかの平面形状を有していてもよい。周方向の延びる孔が側壁に設けられている態様であれば、第1実施形態の支持部30Aに比較して周方向の剪断変形が強く励起されると考えられるからである。
(2)上記第2実施形態における孔330に代えて、支持部30Bにおける他の部分よりも厚みの薄い第3部分を設けてもよい。このような態様であっても、上記第1実施形態のように孔330を設けず、かつ上記第3部分も設けない態様に比較して、逆円錐台状に形成された支持部の側壁の剪断変形のし易さを高めることができ、ノイズの抑止効果を高めることができるからである。
(3)上記各実施形態の支持部は、フッ素ゴムなどの弾性材料で形成されており、素材により弾性が確保されていたが、樹脂で形成されていても良い。特に、第2実施形態のように孔部を設けた支持部或いは変形例(1)のように孔部に代えて第3部分を設けた支持部であれば、剪断変形する領域を形状により確保することができるからである。
(4)上記各実施形態では、ハンドヘルド型マイクロフォンへの本発明の適用例を説明したが、据え置き型のマイクロフォンに本発明を適用しても良い。据え置き型のマイクロフォンであっても、筐体を介して伝わる振動に応じたノイズとして含む音信号が電気音響変換器から出力され得るからである。また、スピーカに本発明を適用しても良い。スピーカに本発明を適用することによって、当該スピーカの筐体を介して振動が電気音響変換器に伝わることで放射される雑音を軽減することができる。要は、筐体と、電気音響変換器と、を有する電気音響変換装置であれば、逆円錐台状に形成され、前記電気音響変換器に接触する第1部分と前記筐体に接触する第2部分とを軸方向の互いに異なる位置に有する支持部を設けることで、筐体を介して電気音響変換器に振動が伝わることを回避し、当該振動に起因するノイズの発生を回避することができる。
1A、1C…マイクロフォン、10…筐体、20…マイクカプセル、30A、30B…支持部、40…風防、310…第1部分、230…第2部分、330…孔。

Claims (14)

  1. ハンドヘルド型の電気音響変換装置において、
    使用の際にユーザの手で把持される筐体と、
    電気音響変換器と、
    逆円錐台状に形成され、前記電気音響変換器に接触する第1部分と前記筐体に接触する第2部分とを軸方向の互いに異なる位置に有する支持部と、
    を有する電気音響変換装置。
  2. 前記支持部の軸を鉛直方向に沿わせた状態において前記第1部分は前記第2部分よりも低い高さに位置することを特徴とする請求項1に記載の電気音響変換装置。
  3. 前記支持部には、前記支持部における他の部分よりも厚みの薄い第3部分または孔が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気音響変換装置。
  4. 前記第3部分または前記孔は円周方向に延びていることを特徴とする請求項3に記載の電気音響変換装置。
  5. 前記支持部には、前記軸方向から見た平面形状が前記軸を中心とするN(Nは2以上の自然数)回の回転対称となるように前記第3部分または前記孔が複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電気音響変換装置。
  6. 前記支持部には、前記第3部分または前記孔が複数設けられ、
    前記軸方向から見た平面形状において半径方向に引いた線分は、複数の前記第3部分または複数の前記孔のうちの少なくとも1つを必ず跨ぐことを特徴とする請求項3に記載の電気音響変換装置。
  7. 前記支持部は、内周部分において前記電気音響変換器に接触する第1端面と外周部分において前記筐体に接触する第2端面とを備え、前記内周部分が前記第1部分となり、前記外周部分が前記第2部分となる側壁を有し、
    前記第3部分または前記孔は前記側壁に形成される、請求項3に記載の電気音響変換装置。
  8. 前記支持部は、前記第1部分と前記第2部分とを連結する側壁を備え、
    前記側壁の半径が前記支持部における前記第1部分側の端面である第1端面の内径よりも大きく、且つ前記支持部における前記第2部分側の端面である第2端面の外径よりも小さい第1径の部分において、前記第3部分または前記孔としての複数の第1形成部が前記側壁の周方向に互いに離隔して形成され、
    前記側壁の半径が前記第1径よりも大きく、且つ前記第2端面の外径よりも小さい第2径の部分において、前記第3部分または前記孔としての複数の第2形成部が前記側壁の周方向に互いに離隔して形成される、請求項3に記載の電気音響変換装置。
  9. 前記複数の第1形成部のうちの1つと、当該1つに対応する前記複数の第2形成部のうちの1つは、前記周方向において互いにずれて形成される、請求項8に記載の電気音響変換装置。
  10. 前記複数の第1形成部のうちの1つと、当該1つに対応する前記複数の第2形成部のうちの1つは、連結部によって互いに連結されている、請求項8に記載の電気音響変換装置。
  11. 前記複数の第1形成部のうちの各々の前記周方向における形成範囲の一部は、前記複数の第2形成部のうちの、前記周方向において当該第1形成部と隣接する2つの第2形成部の各々の前記周方向における形成範囲の一部と互いに重なる、請求項9に記載の電気音響変換装置。
  12. 前記支持部を複数有することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の電気音響変換装置。
  13. 前記支持部は弾性材料により形成されていることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の電気音響変換装置。
  14. 前記電気音響変換器は、音を電気信号に変換して出力する、請求項1乃至13のうちの何れか一項に記載の電気音響変換装置。
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