JP2007096653A - スピーカー - Google Patents

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秀夫 北澤
Tomomi Tomizawa
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Abstract

【課題】スピーカーを大型化させることなく、ダクトの長さを大きく確保することができるスピーカーを提供する
【解決手段】本発明のスピーカー1は、スピーカーボックス2から排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口23cと、この取り込み口23cから取り込まれた背圧空気を略鉛直方向に排出する排出口として機能する貫通孔24cとを有する略トラック状の第1ダクト19と、貫通孔24cから排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口として機能する貫通孔25cと、この貫通孔25cから取り込まれた背圧空気をスピーカーボックス2の前方に排出する排出口として機能するポート口21aとを有する略U字状の第2ダクト21とを略鉛直方向に積み重ねるようにしている。
【選択図】図3

Description

本発明は、スピーカーに関するものであり、さらに詳しくは、高品質の低音域再生を実現するスピーカーに関するものである。
高品質の低音域再生を実現することを目的としたスピーカーとしては、例えば特許文献1に示すようなものがある。特許文献1では、図8に示すように、スピーカーユニット100をスピーカーボックス101の前面板102に取り付け、その音放射側に低音生成用ダクト103を設けるとともに、後面板104にバスレフ用ダクト105を設けるようにしている。具体的には、前面板102の下部にスピーカー取付孔102aを穿設し、このスピーカー取付孔102aの内側にスピーカーユニット100を固定している。バスレフ用ダクト105は、後面板104のほぼ中央部に取り付けられており、L字状に折り曲げられて、その長さを大きく確保している。また、低音生成用ダクト103は、スピーカーユニット100の放射側から上下に直状に延出し、各開口106a、107aを上下に向けた第1及び第2のダクト部106、107から構成されている。そして、第1のダクト部106の長さは第2のダクト107の長さよりも長く設定されている。これにより、バスレフ用ダクト105や第1及び第2のダクト部106、107の長さを大きく確保することができるので、スピーカーユニット100の最低共振周波数が低くなり、音圧レベルも高くなる。
特開平11−136786号
しかしながら、特許文献1に示すようなスピーカーでは、第1のダクト部106及び第2のダクト107が鉛直方向にストレートに形成されるので、ダクトの長さを大きく確保しようとするとスピーカーが鉛直方向に大型化してしまうといった欠点があった。このように従来のスピーカーでは、理想的な共振周波数を得るためにダクトを長くするとスピーカーが大型化してしまい、スピーカーを小型化するとダクトが短くなり、理想的な共振周波数を得ることが困難になってしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、スピーカーを大型化させることなく、ダクトの長さを大きく確保することができるスピーカーを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明にかかるスピーカーは、スピーカーボックスから排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口と、この取り込み口から取り込まれた前記背圧空気を略鉛直方向に排出する排出口とを有する略トラック状の第1ダクトと、この第1ダクトの前記排出口から排出された前記背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口と、この取り込み口から取り込まれた前記背圧空気を前記スピーカーボックスの前方に排出する排出口とを有する略U字状の第2ダクトとを略鉛直方向に積み重ねたことを特徴としている。
したがって、スピーカーボックスの背圧空気は第1ダクト、第2ダクトを経由してスピーカーの外部に排出される。第1ダクトは略トラック状に、第2ダクトは略U字状に形成されており、且つ、これらのダクトは略鉛直方向に積み重ねられているので、スピーカーを大型化させることなく、ダクトの長さを大きく確保することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1記載のスピーカーにおいて、前記第1ダクトから排出された前記背圧空気を略トラック状に形成された補助ダクトを介して前記第2ダクトに送り込むようにしている。この場合、スピーカーボックスの背圧空気は第1ダクト、補助ダクト、第2ダクトを経由してスピーカーの外部に排出される。第1ダクトと第2ダクトとの間に略トラック状の補助ダクトを介在させることで、スピーカーを大型化させることなく、ダクトの長さをより一層大きく確保することができる。
以上のように、請求項1記載のスピーカーによれば、略トラック状の第1ダクトと略U字状の第2ダクトとを略鉛直方向に積み重ねるようにしたので、スピーカーを大型化させることなく、ダクトの長さを大きく確保することができ、これにより高品質の低音域再生を実現することができる。
また、請求項2記載の発明の場合、第1ダクトと第2ダクトとの間に略トラック状の補助ダクトを介在させるようにしたので、スピーカーを大型化させることなく、ダクトの長さをより一層大きく確保することができ、これにより高品質の低音域再生を実現することができる。
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7に本発明のスピーカーの一実施形態を示す。本発明のスピーカー1は、スピーカーボックス2から排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口23cと、この取り込み口23cから取り込まれた背圧空気を略鉛直方向に排出する排出口として機能する貫通孔24cとを有する略トラック状の第1ダクト19と、貫通孔24cから排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口として機能する貫通孔25cと、この貫通孔25cから取り込まれた背圧空気をスピーカーボックス2の前方に排出する排出口として機能するポート口21aとを有する略U字状の第2ダクト21とを略鉛直方向に積み重ねたことを特徴としている。
図1(a)に示すように、スピーカー1は、スピーカーボックス2とダクトユニット3とを備えている。スピーカーボックス2は、ABSなどの合成樹脂により箱状に形成されている。図1(b)に示すように、スピーカーボックス2の内部にはスピーカー本体4が設けられている。具体的には、スピーカーボックス2の前面板5に形成されている開口5aの縁にスピーカー本体2のフレーム14(図2参照)が接着剤で固着されており、開口5aからはスピーカー本体2の振動板7やセンターキャップ16(図2参照)などが露呈されている。
図2に示すように、スピーカー本体4は、ダンパー6、振動板7、ボイスコイルボビン8、センターポール9、マグネット10、11、円環状部材12、ケース13、フレーム14、連結部材15、及びセンターキャップ16を備えている。有底円筒状に形成されたケース13には、センターポール9、マグネット10、11、及び円環状部材12が収納されており、これらはケース13の内壁面に接着剤やビスなどで固着されている。センターポール9は鉄製であり、略円柱状のセンターポール本体9aと、このセンターポール本体9aの基端に形成されている略円盤状のフランジ9bとから構成されている。センターポール9は、センターポール本体9aの先端部分がケース13の開口13aの略中央からケース13の外部に突出し、且つ、センターポール本体9aの軸がケース13の底面13bの中心に一致するようにケース13に配置されている。センターポール9及びケース13は、スピーカーボックス2に接続され、接地されている。
マグネット10は略円環状に形成されている。このマグネット10は、その中心がケース13の底部13bの中心に位置するように配置されており、底部13bに接着剤で固着されている。マグネット13の開口13a側の面には、フランジ9bの底面が接着剤で固着されている。マグネット10は略円環状に形成されている。このマグネット10は、その中心がケース13の底部13bの中心に位置するように配置されており、フランジ9bの開口13aに対向している面に接着剤で固着されている。円環状部材12は鉄製であり、その中心がセンターポール本体9aの軸と一致するように配置されており、マグネット10の開口13aに対向している面に接着剤で固着されている。
ボイスコイルボビン8は、先端と後端とが開口された略円筒状の筒体8aと、コイル8bとから構成されている。筒体8aはセンターポール本体9aの外径よりも僅かに大きな径を有しており、この筒体8aの外周面にはエナメル線または銅線などの導電体で構成されているコイル8bが巻き付けられている。このように構成されたボイスコイルボビン8は、円環状部材12の内周面とセンターポール本体9aの側周面との隙間に挿入される。
円環状部材12の開口13a側の面にはフレーム14の一端が接着剤で固着されている。また、このフレーム14の他端は、スピーカーボックス2の開口5aの縁に接着剤で固着されている。また、ダンパー6の内周面は筒体8aの外周面に接着剤で固着されており、ダンパー6の外周面はフレーム14の内周面に接着剤で固着されている。これによりボイスコイルボビン8はダンパー6によって円環状部材12の内周面とセンターポール本体5aの側周面との間に保持される。振動板7は、所謂コーン紙として機能するものであり、その内周部は筒体8aの外周面に接着剤で固着されており、外周部は連結部材15を介してフレーム14に連結されている。センターキャップ16は、ドーム状に形成された本体部と、この本体部の外周縁に沿って形成された鍔部とからなり、この鍔部が振動板7に接着剤で固着されている。これにより筒体8aの先端側の開口がセンターキャップ16によって覆われる。
このように構成されたスピーカー本体4がスピーカーボックス2に取り付けられ、入力端子(図示省略)からリード線(図示省略)を介してコイル8bに音声信号が入力されると、ボイスコイルボビン8とセンターポール9とマグネット10との励磁作用により振動板7が前後方向(図中の矢印A方向)に振動し、音声信号に対応した音が発せられる。
図1(b)及び図3に示すように、スピーカーボックス2の底板17には、振動板7が前後方向に振動することによって生じる背圧空気をスピーカーボックス2の下方に向けて排出するための略矩形状の排出口17aが形成されている。また、スピーカーボックス2の底面、つまり、底板17の下方には、ダクトユニット3をスピーカーボックス3に取り付けるための取り付け部18が形成されている。この取り付け部18は、スピーカーの左側板、右側板、及び背板を底板17から下方に向けてダクトユニット3の高さ分だけ延出することによって形成される。なお、本明細書中における「背圧空気」とは、スピーカーボックス2の内部における振動板7の背面側に溜まっている空気で振動板7の振動に伴って振動する空気のことを示す。
図3に示すように、ダクトユニット3は、スピーカーボックス2から排出される背圧空気を共振させるものであり、第1ダクト19、補助ダクト20、及び第2ダクト21から構成されている。これらのダクトはABSなどの合成樹脂によって成形されている。図4に示すように、第1ダクト19は、ケース24の天板24aとケース23とから構成されている。補助ダクト20は、ケース25の天板25aとケース24とから構成されている。第2ダクト21は、底板26とケース25とから構成されている。
図5(a)(b)に示すように、ケース23は、天板23a、外枠23b、取り込み口23c、及び仕切り板23dから構成されている。天板23aは、スピーカーボックス2の底板17の形状及び大きさと同一に形成されている。この天板23aには、天板23aの裏面23eから略垂直方向に立ち上がった略小判状の輪郭を有する外枠23bと、ダクトユニット3がスピーカーボックス2の取り付け部18に取り付けられた際に底板17の排出口17aを介してスピーカーボックス2の内部と第1ダクト19の内部とを連通し、排出口17aから排出される背圧空気を第1ダクト19の内部に取り込む取り込み口23cと、裏面23eの外枠23bで囲まれている領域を略トラック状に仕切るとともに、そのトラック状部23fの始端部と終端部とを仕切る略T字状の仕切り板23dとが形成されている。取り込み口23cは、その形状及び大きさが排出口17aと同一になるように、且つ、その貫通方向がトラック状部23fの経路方向に対して略直交するようにトラック状部23fの始端部に形成されている。また、仕切り板23dは、外枠23bと一体形成されており、天板23aの裏面23eからの立ち上がりの高さが外枠23bの裏面23eからの立ち上がりの高さと同一になるように形成されている。
図6(a)(b)に示すように、ケース24は、天板24a、外枠24b、貫通孔24c、及び仕切り板24dから構成されている。天板24aは、天板23aの形状及び大きさと同一に形成されている。この天板23aには、天板24aの裏面24eから略垂直方向に立ち上がった略小判状の輪郭を有する外枠24bと、排出口17a及び取り込み口23cと略同一の形状及び大きさを有する貫通孔24cと、裏面24eの外枠24bで囲まれている領域を略トラック状に仕切るとともに、そのトラック状部24fの始端部と終端部とを仕切る略T字状の仕切り板24dとが形成されている。貫通孔24cは、その貫通方向がトラック状部23f及びトラック状部24fのそれぞれの経路方向に対して略直交するようにトラック状部24fの始端部に形成されている。
図7(a)(b)に示すように、ケース25は、天板25a、外枠25b、貫通孔25c、及び仕切り板25dから構成されている。天板25aは、天板23a及び天板24aの形状及び大きさと同一に形成されている。この天板25aには、天板25aの裏面25eから略垂直方向に立ち上がった略U字状の輪郭を有する外枠25bと、円形状の貫通孔25cと、裏面25eの外枠25bで囲まれた領域を略U字状に仕切るとともに、そのU字状部25fの始端面を閉口し、終端面を開口する略L字状の仕切り板25dとが形成されている。貫通孔25cは、その貫通方向がトラック状部24f及びU字状部25fのそれぞれの経路方向に対して略直交するようにU字状部25fの始端部に形成されている。U字状部25fの終端部には、天板25aと外枠25bと仕切り板25dとで形成される略コ字状の開口25gが形成されている。
ダクトユニット3を形成する場合、先ず、第1ダクト19を形成する。この場合、ケース23を天板24aの表面24gに取り付けることによって第1ダクト19が形成される。具体的には、外枠23bが天板24aの表面24gに収まるように、且つ、取り込み口23cと貫通孔24cとを仕切り板23dによってトラック状部23fの始端部と終端部とで隔てるようにケース23の裏面23eを天板24aの表面24gに対向させた状態でケース23を天板24aの表面24gに接着剤で固着することによって第1ダクト19が形成される。
次に、補助ダクト20を形成する。この場合、ケース24を天板25aの表面25gに取り付けることによって第2ダクト20が形成される。具体的には、外枠24bが天板25aの表面25gに収まるように、且つ、貫通孔24cと貫通孔25cとを仕切り板24dによってトラック状部24fの始端部と終端部とで隔てるようにケース24の裏面24eを天板25aの表面25gに対向させた状態でケース24を天板25aの表面25gに接着剤で固着することによって補助ダクト20が形成される。
次に、第3ダクト21を形成する。この場合、天板23a、24a、25aと同一の形状及び大きさに形成された底板26をケース25のU字状部25fを覆うようにしてケース25の外枠25bに接着剤で固着することによって第3ダクト21が形成される。また、このようにして底板26を外枠25bに固着することによって、第2ダクト21には、図1に示すように、スピーカーボックス2の前方に向けて開口された略矩形状のポート口21aが形成される。
このようにしてケース23〜24及び底板26を略鉛直方向に順次に積み重ねて第1ダクト19、補助ダクト20、及び第2ダクト21を形成することによってダクトユニット3が形成される。このダクトユニット3は、第1ダクト19の取り込み口23cとスピーカーボックス2の排出口17aとが連結されるようにスピーカーボックス2の取り付け部18に接着剤やビスなどによって固着される。なお、本実施形態では、第1ダクト19、補助ダクト20、第2ダクト21の順で形成したが、例えば、第2ダクト21、補助ダクト、第1ダクト19の順で形成しても良く、ダクトユニット3を形成するにあたって、各ダクトを形成する順序は適宜に決定すれば良い。
ダクトユニット3がスピーカーボックス2の取り付け部18に取り付けられると、振動板7が振動することによって生じる背圧空気が排出口17aから排出される。この排出された背圧空気は第1ダクト19の取り込み口23cから第1ダクト19に流入する。取り込み口23cから流入した背圧空気はトラック状部23fを経由して貫通孔24cから補助ダクト20に鉛直方向に排出される。貫通孔24cから補助ダクト20に流入した背圧空気はトラック状部24fを経由して貫通孔25cから第2ダクト21に排出される。貫通孔25cから第2ダクト21に流入した背圧空気はU字状部25fを経由してポート口21aからスピーカーボックス2の前方に向けて排出される。ここで、貫通孔24cは、取り込み口23cから第1ダクト19に流入した背圧空気を略鉛直方向に排出する第1ダクト19の排出口として機能するとともに、この排出口から排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む補助ダクト20の取り込み口として機能する。また、貫通孔25cは、貫通孔24cから補助ダクト20に流入した背圧空気を略鉛直方向に排出する補助ダクト20の排出口として機能するとともに、この排出口から排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む第2ダクト21の取り込み口として機能する。このようにスピーカーボックス2からダクトユニット3に流入した背圧空気は、図5〜7に示す2点鎖線矢印及び破線矢印の方向に沿って流れ、ポート口21aからスピーカーボックス2の前方に排出される。
以上のように、本発明のスピーカー1によれば、略トラック状に形成された第1ダクト19と、略トラック状に形成された補助ダクト20と、略U字状に形成された第2ダクト21とを略鉛直方向に積み重ねるようにしたので、スピーカー1を大型化させることなく、ダクトの長さを大きく確保することができる。このようにダクトの長さを大きく確保することによりヘルムホルツの共振周波数を得ることができるようになる。つまり、小型のスピーカーであっても高品質の低音域再生を実現することが可能となる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、第1ダクト19と第2ダクト21との間に2つ以上の補助ダクト20を介在させるようにしても良い。この場合、第1ダクト19、第2ダクト21、及び複数の補助ダクト20で背圧空気を共振させるだけの長さを確保することができるように第1ダクト19、補助ダクト20、及び第2ダクト21を設計する。
上記実施形態では、第1ダクト19と第2ダクト21との間に補助ダクト20を介在させてダクトユニット3を構成したが、これに限ることなく、第1ダクト19と第2ダクト21とでダクトユニットを構成するようにしても良い。この場合、第1ダクト19と第2ダクト21とで背圧空気を共振させるだけの長さを確保することができるように第1ダクト19と第2ダクト21とを設計する。
上記実施形態では、スピーカーボックス2の底面にダクトユニット3を配置するようにしたが、これに限ることなく。スピーカーボックス2の天板の上にダクトユニット3を配置するようにしても良い。この場合、スピーカーボックス2の天板に背圧空気を排出する排出口を形成し、スピーカーボックス2の天板側から第1ダクト19、補助ダクト20、第2ダクト21の順に積み上げる。
(a)は本発明のスピーカーの外観を示す正面図である。(b)はスピーカーの内部構造を示す縦断面図である。 スピーカー本体の構成を示す縦断面図である。 スピーカーボックスとダクトユニットの構成を示す縦断面図である。 ダクトユニットの構成部材である各ケースと底板の縦断面図である。 (a)は第1ダクトを構成しているケースの平面図である。(b)は第1ダクトを構成しているケースの縦断面図である。 (a)は補助ダクトを構成しているケースの平面図である。(b)は補助ダクトを構成しているケースの縦断面図である。 (a)は第2ダクトを構成しているケースの平面図である。(b)は第2ダクトを構成しているケースの縦断面図である。 従来例にかかるスピーカーの縦断面図である。
符号の説明
1 スピーカー
2 スピーカーボックス
3 ダクトユニット
4 スピーカー本体
7 振動板
17a 排出口
19 第1ダクト
20 補助ダクト
21 第2ダクト
21a ポート口
23、24、25 ケース
23c 取り込み口
24c、25c 貫通孔
26 底板

Claims (2)

  1. スピーカーボックスから排出された背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口と、この取り込み口から取り込まれた前記背圧空気を略鉛直方向に排出する排出口とを有する略トラック状の第1ダクトと、この第1ダクトの前記排出口から排出された前記背圧空気を略鉛直方向に取り込む取り込み口と、この取り込み口から取り込まれた前記背圧空気を前記スピーカーボックスの前方に排出する排出口とを有する略U字状の第2ダクトとを略鉛直方向に積み重ねたことを特徴とするスピーカー。
  2. 前記第1ダクトから排出された前記背圧空気を略トラック状に形成された補助ダクトを介して前記第2ダクトに送り込むことを特徴とする請求項1記載のスピーカー。






































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