JP7089956B2 - 擁壁用ブロックおよび擁壁 - Google Patents
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Description
擁壁の表面側に配される表面壁と、
前記表面壁の背面側に配され、自身と前記表面壁との間に充填材を充填させるための上下に開口する空所を形成する背面壁と、
を備え、
前記背面壁は、下方側が外側に向かって傾斜していることを特徴とする。
それぞれが上記のように構成された擁壁用ブロックである複数の擁壁ブロックを用いて構築された擁壁であって、
前記表面壁が連なるようにして複数の前記擁壁用ブロックが水平方向に並べられて前記表面壁と法面との間に充填材が充填されることによって1つの段が形成され、上段が下段に対して法面側にずらされて複数段積み上げられることで構築されたことを特徴とする。
Claims (12)
- 擁壁の表面側に配される表面壁と、前記表面壁の背面側に配され、自身と前記表面壁との間に充填材を充填させるための上下に開口する空所を形成する背面壁と、を備えた擁壁用ブロックであって、
複数の当該擁壁用ブロックが水平方向に並べられて前記表面壁と法面との間に前記充填材が充填されることによって1つの段が形成され、上段における当該擁壁用ブロックの前記表面壁が下段における当該擁壁用ブロックの前記表面壁に対して法面側にずらされて複数段積み上げられることで構築される擁壁に用いられるものであり、
前記表面壁は、概して矩形状のものとされ、
前記背面壁が、前記表面壁の背面側に前記表面壁から離間して配された控壁と、互いに側方に間隔をおいて配され、それぞれが前記表面壁と前記控壁とを繋ぐ一対の側壁と、を含んで構成され、
前記背面壁の前記控壁および前記一対の側壁は、下方側が外側に向かって傾斜していることを特徴とする擁壁用ブロック。 - 前記控壁が、当該擁壁用ブロックが敷設された状態において当該擁壁用ブロックの移動を規制するための棒状のアンカー部材を挿通させるアンカー孔を有し、
前記アンカー孔が、前記控壁における外面から内面に向かって下側に傾斜した状態で貫通形成された請求項1に記載の擁壁用ブロック。 - 前記控壁および前記一対の側壁は、高さが前記表面壁の高さより低くされ、前記控壁は、高さが前記一対の側壁の高さより高くされた請求項1または請求項2に記載の擁壁用ブロック。
- 擁壁の表面側に配される表面壁と、前記表面壁の背面側に配され、自身と前記表面壁との間に充填材を充填させるための上下に開口する空所を形成する背面壁と、を備えた擁壁用ブロックであって、
複数の当該擁壁用ブロックが水平方向に並べられて前記表面壁と法面との間に前記充填材が充填されることによって1つの段が形成され、上段における当該擁壁用ブロックの前記表面壁が下段における当該擁壁用ブロックの前記表面壁に対して法面側にずらされて複数段積み上げられることで構築される擁壁に用いられるものであり、
当該擁壁用ブロックは、前記表面壁が、平面視において所定の角度で屈折した形状とされて互いに2つの方向を向く第1表面と第2表面とを有するものとされ、前記背面壁が、前記第1表面を形成する部分から背面側に離間して配された第1控壁と、前記第2表面を形成する部分から背面側に離間して配された第2控壁とを有するものとされ、
前記背面壁の前記第1控壁および前記第2控壁は、下方側が外側に向かって傾斜していることを特徴とする擁壁用ブロック。 - 前記表面壁が、平面視で直角に屈折した形状とされるとともに、前記背面壁が、平面視で直角に屈折した形状とされ、
前記空所が、前記表面壁と前記背面壁とによって平面視で概して方形状に形成された請求項4に記載の擁壁用ブロック。 - 前記背面壁は、内面と外面とのうち少なくとも内面に凹凸形状を有するものとされた請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の擁壁用ブロック。
- 前記背面壁は、内面と外面とのうち少なくとも内面に、傾斜方向に直交する方向に延びる複数の段差が形成されることで、凹凸形状を有するものとされた請求項6に記載の擁壁用ブロック。
- 前記背面壁は、下端に外側に向かって突出するフランジ部を有する請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の擁壁用ブロック。
- 前記背面壁は、前記フランジ部の突出した寸法が、前記背面壁における前記フランジ部のない箇所の厚みより小さくされた請求項8に記載の擁壁用ブロック。
- 前記表面壁は、下側が表面側に向かって傾斜する形状とされた請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の擁壁用ブロック。
- 前記表面壁は、側端が円弧状に形成された請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の擁壁用ブロック。
- それぞれが請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の擁壁用ブロックである複数の擁壁用ブロックを用いて構築された擁壁であって、
前記表面壁が連なるようにして複数の前記擁壁用ブロックが水平方向に並べられて前記表面壁と法面との間に充填材が充填されることによって1つの段が形成され、上段における当該擁壁用ブロックの前記表面壁が下段における当該擁壁用ブロックの前記表面壁に対して法面側にずらされて複数段積み上げられることで構築された擁壁。
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