JP7089858B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本明細書中に開示されている発明は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
従来より、その製造工程で所望のデータやプログラムが書き込まれた読み出し専用の不揮発性半導体記憶装置(いわゆるマスクROM[read only memory])が種々のアプリケーションで利用されている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2004-303898号公報
しかしながら、従来の不揮発性半導体記憶装置では、セルトランジスタの特性ばらつきについて更なる改善の余地があった。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者らにより見出された上記の課題に鑑み、セルトランジスタの特性ばらつきが小さい不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されている不揮発性半導体記憶装置は、ビット線またはソース線に接続された第1ノードを共有する一対のセルトランジスタを含む複数のセルトランジスタペアと、前記セルトランジスタのゲート線と平行に敷設されてセルトランジスタペア間のダミートランジスタにオフ電圧を印加するダミーゲート線と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る不揮発性半導体記憶装置において、前記ゲート線と前記ダミーゲート線は、等間隔で敷設されている構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る不揮発性半導体記憶装置において、前記セルトランジスタの第1ノード及び第2ノードに相当する複数の不純物拡散層は、一連の活性領域に等間隔で形成されている構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る不揮発性半導体記憶装置において、共通のビット線に接続された複数のセルトランジスタは、途切れのない一直線の活性領域に形成されている構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1~第4いずれかの構成から成る不揮発性半導体記憶装置において、前記セルトランジスタには、コンタクト方式のマスクプログラミングにより、データが書き込まれている構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る不揮発性半導体記憶装置において、前記セルトランジスタの第2ノードは、前記データに応じて前記ソース線または前記ビット線との接続有無が設定されている構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る不揮発性半導体記憶装置は、前記データに応じたコンタクトの有無、ビアまたはスルーホールの有無、若しくは、メタルの有無により、前記セルトランジスタの第2ノードと前記ソース線または前記ビット線との接続有無が設定されている構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第1~第7いずれかの構成から成る不揮発性半導体記憶装置において、前記セルトランジスタは、Nチャネル型MOS[metal oxide semiconductor]電界効果トランジスタである構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第1~第8いずれかの構成から成る不揮発性半導体記憶装置は、前記ゲート線を駆動するXデコーダと、前記ビット線を駆動するYデコーダと、前記ビット線を介してデータを読み出すセンスアンプと、装置各部を制御するコントローラと、をさらに有する構成(第9の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている電子機器は、上記第1~第9いずれかの構成から成る不揮発性半導体記憶装置を有する構成(第10の構成)とされている。
本明細書中に開示されている発明によれば、セルトランジスタの特性ばらつきが小さい不揮発性半導体記憶装置を提供することが可能となる。
不揮発性半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図 メモリアレイの比較例を示す平面図 メモリアレイの比較例を示す縦断面図 メモリアレイの比較例を示す等価回路図 コンタクト方式のマスクプログラミングについて説明するための縦断面図 メモリアレイの実施形態を示す平面図 メモリアレイの実施形態を示す縦断面図 メモリアレイの実施形態を示す等価回路図 比較例と実施形態との特性対比図 メモリアレイの変形例を示す等価回路図 スマートフォンの外観図
<不揮発性半導体記憶装置>
図1は、不揮発性半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。本構成例の不揮発性半導体記憶装置は、メモリアレイ10と、Xデコーダ20と、Yデコーダ30と、センスアンプ40と、コントローラ50と、を有する。
メモリアレイ10は、X軸方向に敷設されたm本のゲート線G1~Gm(=ワード線)と、Y軸方向に敷設されたn本のビット線BL1~BLnと、ゲート線G1~Gm及びビット線BL1~BLnに沿ってマトリクス状に配列された複数(=m×n)のメモリセルCELLと、を含む。メモリアレイ10の構成及び動作については、後ほど詳述する。
Xデコーダ(ロウデコーダ)20は、コントローラ50からの指示に応じてゲート線G1~Gmを駆動する。
Yデコーダ(カラムデコーダ)30は、コントローラ50からの指示に応じてビット線BL1~BLnを駆動する。
センスアンプ40は、ビット線BL1~BLnを介してメモリアレイ10に格納されたデータを読み出し、これをコントローラ50に出力する。
コントローラ50は、装置外部から入力されるリードコマンドに応じて、装置各部(Xデコーダ20、Yデコーダ30、及び、センスアンプ40など)を制御することにより、要求されたデータを装置外部に出力する。
<メモリアレイ(比較例)>
以下では、メモリアレイ10の実施形態を説明するに先立ち、これと対比される比較例について簡単に説明しておく。図2~図4は、それぞれ、メモリアレイ10の比較例を示す平面図、縦断面図(=図2のα1-α2断面図)、及び、等価回路図である。
比較例のメモリアレイ10は、n本のビット線BL*(ただし、*=1、2、…、n)それぞれに対して、m個ずつのセルトランジスタT*1~T*m(図2~図4では、セルトランジスタT11~T14、ないしは、セルトランジスタT21~T24のみを描写)が並列接続されたNOR型のマスクROMである。なお、セルトランジスタT11~T14、及び、セルトランジスタT21~T24は、いずれも、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタであり、それぞれが図1のメモリセルCELLに相当する。
図4を参照しながら、セルトランジスタT11~T14の接続関係について説明する。セルトランジスタT11~T14それぞれのゲートは、ゲート線G1~G4に接続されている。また、セルトランジスタT11~T14それぞれのドレインD(=第1ノードに相当)は、いずれもビット線BL*に接続されている。一方、セルトランジスタT11~T14それぞれのソースS(=第2ノードに相当)は、それぞれに書き込まれるデータに応じて、コンタクト方式のマスクプログラミングにより、ソース線SL(=GND線)との接続有無が設定されている。
図5は、コンタクト方式のマスクプログラミングについて説明するための縦断面図である。例えば、セルトランジスタT11にデータ「0」を書き込む場合には、セルトランジスタT11のソースSに相当する不純物拡散領域N11とソース線SLに相当するメタルMTL2との間を、コンタクトCONT、ビアVIA(またはスルーホール)、並びに、メタルMTLで導通すればよい。
逆に、セルトランジスタT11にデータ「1」を書き込む場合には、上記のコンタクトCONT、ビアVIA(またはスルーホール)、若しくは、メタルMTL1またはMTL2の少なくとも一つを形成せず、セルトランジスタT11のソースSとソース線SLとの間を遮断すればよい。
なお、本図では、下から2層目のメタルMTL2をソース線SLとした例を挙げたが、メタルのレイヤー数は任意であり、また、2層目以外のメタル(下から1層目、3層目、4層目…)をソース線SLとして用いることも任意である。どのレイヤーをソース線SLとしても、そこに不純物拡散層N11を接続するかどうかでデータ「0」/「1」を作り分けることが可能である。
また、セルトランジスタT11からデータを読み出す場合には、ビット線BL*をプリチャージした上で、ゲート線G1をハイレベルとし、ビット線BL*の信号レベル(例えば電圧レベル)をセンスアンプ40で読み取ればよい。
例えば、セルトランジスタT11のソースSとソース線SLとの間が導通されている場合には、セルトランジスタT11をオンすることにより、ビット線BL*からソース線SLに電荷が抜ける。その結果、ビット線BL*の電圧レベルが閾値よりも低くなるので、センスアンプ40の出力信号がローレベル(=データ「0」に相当)となる。
逆に、セルトランジスタT11のソースSとソース線SLとの間が遮断されている場合には、セルトランジスタT11をオンしても、ビット線BL*からソース線SLに電荷が抜けない。その結果、ビット線BL*の電圧レベルが閾値よりも高くなるので、センスアンプ40の出力信号がハイレベル(=データ「1」に相当)となる。
このように、不揮発性半導体記憶装置1では、セルトランジスタへのデータ書込み手法として、コンタクト方式のマスクプログラミング(=データに応じたコンタクトCONTの有無、ビアVIA(またはスルーホール)の有無、若しくは、メタルMTLの有無により、セルトランジスタのソースSとソース線SLとの接続有無を設定する方式)が採用されている。
ところで、比較例のメモリアレイ10では、その構造上、ゲート線G1~G4が等間隔に敷設されていないので、セルトランジスタT11~T14(ないしはセルトランジスタT21~T24)の特性ばらつきを生じやすい、という課題がある。以下では、この点について説明する。
図2及び図3で示すように、P型の半導体基板Psubには、素子分離層ISO(例えばSTI[shallow trench isolation]やLOCOS[local oxidation of silicon])により互いに分離された活性領域A11及びA12(または活性領域A21及びA22)が一列に並べて形成されている。
活性領域A11及びA12には、それぞれ、N型の不純物拡散層N11~N13及びN14~N16が等間隔で形成されている。また、活性領域A21及びA22には、それぞれ、N型の不純物拡散層N21~N23及びN24~N26が等間隔で形成されている。
不純物拡散層N11及びN12の相互間、並びに、不純物拡散層N21及びN22の相互間には、活性領域A11及びA21それぞれと交差するように、ゲート線G1が直線的に敷設されている。同様に、不純物拡散層N12及びN13の相互間、並びに、不純物拡散層N22及びN23の相互間には、活性領域A11及びA21それぞれと交差するように、ゲート線G2が直線的に敷設されている。
また、不純物拡散層N14及びN15の相互間、並びに、不純物拡散層N24及びN25の相互間には、活性領域A12及びA22それぞれと交差するように、ゲート線G3が直線的に敷設されている。同様に、不純物拡散層N15及びN16の相互間、並びに、不純物拡散層N25及びN26の相互間には、活性領域A12及びA22それぞれと交差するように、ゲート線G4が直線的に敷設されている。
なお、上記構造のメモリアレイ10において、不純物拡散層N11は、セルトランジスタT11のソースSに相当し、不純物拡散層N13は、セルトランジスタN12のソースSに相当する。また、不純物拡散層N12は、セルトランジスタT11及びT12双方のドレインDに相当する。すなわち、活性領域A11には、互いにドレインDを共有する一対のセルトランジスタT11及びT12を含むセルトランジスタペアが形成されている。
同じく、不純物拡散層N14は、セルトランジスタT13のソースSに相当し、不純物拡散層N16は、セルトランジスタN14のソースSに相当する。また、不純物拡散層N15は、セルトランジスタT13及びT14双方のドレインDに相当する。すなわち、活性領域A12には、互いにドレインDを共有する一対のセルトランジスタT13及びT14を含むセルトランジスタペアが形成されている。
活性領域A21及びA22についても、上記と同様であり、それぞれにセルトランジスタペア(セルトランジスタT21及びT22、並びに、セルトランジスタT23及びT24)が形成されている。
ここで、活性領域A11と活性領域A12との間(並びに活性領域A21と活性領域A22との間)は、先にも述べたように、素子分離層ISOにより互いに分離されている。そのため、相互間に素子分離層ISOが介在しないゲート線G1及びG2(ないしはゲート線G3及びG4)のゲート間隔d1と、相互間に素子分離層ISOが介在するゲート線G2及びG3のゲート間隔d2は、必ずしも一致していない。
このように、ゲート線G1~G4が等間隔に敷設されていない比較例のメモリアレイ10では、セルトランジスタT11~T14(ないしはセルトランジスタT21~T24)の特性ばらつきを生じやすい。以下では、この課題を解決することのできる新規な構造について詳述する。
<メモリアレイ(実施形態)>
次に、上記課題を解消することのできるメモリアレイ10の実施形態に詳述する。図6~図8は、それぞれ、メモリアレイ10の実施形態を示す平面図、縦断面図(=図6のα1-α2断面図)、及び、等価回路図である。なお、本実施形態のメモリアレイ10は、先出の比較例(図2~図4)をベースとしつつ、素子分離層ISOを用いることなく、ダミーゲートDGを用いてセルトランジスタの素子分離を行う点に特徴を有する。そこで、比較例と同様の構成要素については、図2~図4と同一の符号を付すことにより重複した説明を割愛し、以下では、本実施形態の特徴部分について重点的な説明を行う。
第1の変更点として、セルトランジスタT11~T14それぞれのソースSまたはドレインDに相当する不純物拡散層N11~N16は、素子分離層ISOで分離されることなく、一連の活性領域A1に等間隔で形成されている。言い換えると、セルトランジスタT11~T14は、途切れのない一直線の活性領域A1に形成されている。
同様に、セルトランジスタT21~T24それぞれのソースSまたはドレインDに相当する不純物拡散層N21~N26は、素子分離層ISOで分離されることなく、一連の活性領域A2に等間隔で形成されている。すなわち、セルトランジスタT21~T24は、途切れのない一直線の活性領域A2に形成されていると言える。
また、第2の変更点として、ゲート線G2とゲート線G3との間には、素子分離層ISOを設ける代わりに、ダミーゲート線DGが敷設されている。具体的に述べると、ダミーゲート線DGは、不純物拡散層N13及びN14の相互間、並びに、不純物拡散層N23及びN24の相互間において、活性領域A1及びA2それぞれと交差するように、ゲート線G1~G4と平行に敷設されている。
なお、先にも述べたように、不純物拡散層N11~N16及びN21~N26は、それぞれ、一連の活性領域A1及びA2に等間隔で形成されている。従って、それらの間に敷設されたゲート線G1~G4及びダミーゲート線DGも等間隔となる。より具体的に述べると、G1-G2間、G2-DG間、DG-G3間、及び、G3-G4間それぞれのゲート間隔をいずれも「d1」に設計することが可能となる。
ただし、上記のダミーゲートDGを敷設したことに伴い、不純物拡散層N13及びN14の相互間、並びに、不純物拡散層N23及びN24の相互間には、それぞれ、一方の不純物拡散層をソースSとし、他方の不純物拡散層をドレインDとするダミートランジスタDT11及びDT21が形成される。
すなわち、トランジスタペアT11及びT12と、トランジスタペアT13及びT14との間には、ダミートランジスタDT11が形成される。また、トランジスタペアT21及びT22と、トランジスタペアT23及びT24との間には、ダミートランジスタDT21が形成される。
これらのダミートランジスタDT11及びDT21が誤オンすると、セルトランジスタT12及びT13、並びに、セルトランジスタT22及びT23がショートするので、メモリアレイ10が正しく動作しなくなる。
そこで、ダミーゲート線DGには、ダミートランジスタDT11及びDT21を常時オフしておくためのオフ電圧(=接地電圧GND)を印加しておけばよい。
このように、素子分離層ISOを用いることなく、ダミーゲートDGを用いてセルトランジスタの素子分離を行う構造であれば、メモリアレイ10の作り込みが容易となる上、ゲート間隔を一定としてセルトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。
図9は、先出の比較例(図2~図4:破線)と実施形態(図6~図8:実線)との特性対比図である。なお、本図の横軸には、セルトランジスタの遅延量(=特性ばらつきの指標となる特性値の一例)が正規化して示されている。また、本図の縦軸には、遅延量に対する頻度(=セルトランジスタの個数)が示されている。
本図で示したように、ゲート間隔を一定とした先出の実施形態(実線)であれば、ゲート間隔が一定でない先出の比較例(破線)と比べて、セルトランジスタの遅延量のばらつきを抑制することができる。従って、不揮発性半導体記憶装置1の歩留まりやデータの読み出し特性を向上することが可能となる。
<変形例>
上記の比較例及び実施形態では、トランジスタペアを形成する一対のセルトランジスタがドレインDを共有しており、それぞれに書き込まれるデータに応じて、ソースSとソース線SLとの接続有無を設定していたが、ドレインDとソースSとの関係を互いに入れ替えることもできる。
図10は、メモリアレイ10の変形例(=先出の図8におけるドレインDとソースSとの関係を入れ替えた例)を示す等価回路図である。本変形例において、セルトランジスタT11~T14それぞれのソースS(=第1ノードに相当)は、いずれもソース線SLに接続されている。一方、セルトランジスタT11~T14それぞれのドレインD(=第2ノードに相当)は、それぞれに書き込まれるデータに応じて、ビット線BL*との接続有無が設定されている。
このようなメモリアレイ10においても、素子分離層ISOを用いることなく、ダミーゲートDGを用いてセルトランジスタの素子分離を行う構造であれば、先に説明したように、メモリアレイ10の作り込みが容易となる上、ゲート間隔を一定としてセルトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。
<電子機器>
図11は、スマートフォンの外観図である。スマートフォンXは、そのシステムファームウェアなどを不揮発的に記憶するための手段として、これまでに説明してきた不揮発性半導体記憶装置1を搭載する電子機器の一例である。
ただし、不揮発性半導体記憶装置1の搭載対象は、何らこれに限定されているものではなく、その他の電子機器にも好適に搭載することが可能である。
<その他の変形例>
なお、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、例えば、種々の電子機器に搭載されるマスクROMの製造ばらつき(=セルトランジスタの特性ばらつき)を抑制するための技術として、好適に利用することが可能である。
1 不揮発性半導体記憶装置(マスクROM)
10 メモリアレイ
20 Xデコーダ
30 Yデコーダ
40 センスアンプ
50 コントローラ
CELL メモリセル
G1~Gm ゲート線
BL1~BLn ビット線
SL ソース線
T11~T14、T21~T24 セルトランジスタ
N11~N16、N21~N26 不純物拡散層
CONT コンタクト
VIA ビア
MTL1、MTL2 メタル
A11、A12、A21、A22、A1、A2 活性領域
Psub 半導体基板
ISO 素子分離層
DT11、DT12 ダミートランジスタ
DG ダミーゲート
X スマートフォン(電子機器)

Claims (7)

  1. ビット線またはソース線に接続された第1ノードを共有する一対のセルトランジスタを含む複数のセルトランジスタペアと、
    前記セルトランジスタのゲート線と平行に敷設されてセルトランジスタペア間のダミートランジスタにオフ電圧を印加するダミーゲート線と、
    を有し、
    前記セルトランジスタには、コンタクト方式のマスクプログラミングにより、データが書き込まれており、
    前記セルトランジスタの第2ノードは、前記データに応じて前記ソース線または前記ビット線との接続有無が設定されており、
    前記セルトランジスタの第2ノードに相当する不純物拡散層と前記ソース線または前記ビット線に相当する上側配線層との間には、ビアを介して前記上側配線層と導通する下側配線層が設けられており、
    前記データに応じて、前記下側配線層にメタルを形成するか否かにより、前記セルトランジスタの第2ノードと前記ソース線または前記ビット線との接続有無が設定されている、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記ゲート線と前記ダミーゲート線は、等間隔で敷設されていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記セルトランジスタの第1ノード及び第2ノードに相当する複数の不純物拡散層は、一連の活性領域に等間隔で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 共通のビット線に接続された複数のセルトランジスタは、途切れのない一直線の活性領域に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記セルトランジスタは、Nチャネル型MOS[metal oxide semiconductor]電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記ゲート線を駆動するXデコーダと、
    前記ビット線を駆動するYデコーダと、
    前記ビット線を介してデータを読み出すセンスアンプと、
    装置各部を制御するコントローラと、
    をさらに有することを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置を有することを特徴とする電子機器。
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