JP7089329B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、半導体装置とその製造方法に関する。
非特許文献1には、窒化物半導体層と、窒化物半導体層の一方の主面上に設けられているドレイン電極と、窒化物半導体層の他方の主面上に設けられているソース電極と、を備えた縦型の半導体装置が開示されている。窒化物半導体層は、n型のドリフト領域と、そのドリフト領域上に設けられているn型のJFET領域と、そのドリフト領域上に設けられているとともにJFET領域に隣接しているp型のボディ領域と、ボディ領域によってJFET領域から隔てられているソース領域を有している。JFET領域とソース領域を隔てている部分のボディ領域に絶縁ゲートが対向している。
このようなJFET領域を有する縦型の半導体装置では、JFET領域の上部の電界が高くなるという問題がある。特許文献1は、JFET領域上にp型の電界緩和領域を形成し、JFET領域の上部の電界を緩和する技術を開示する。
「ホモエピGaN上ノーマリオフ型MOSFETの開発」 応用物理 第86巻 第5号 p.376(2017)
特開2011-60930号公報
特許文献1では、イオン注入技術を利用して、p型の電界緩和領域を形成している。通常、イオン注入工程は、煩雑な処理を必要とし、製造コストの増加の要因となる。このため、窒化物半導体層を備える半導体装置において、イオン注入技術を利用しないで電界緩和領域を形成する技術が必要とされている。
本明細書が開示する半導体装置の製造方法は、第1導電型のドリフト領域上に第2導電型のボディ領域が設けられている窒化物半導体層を準備する工程と、前記ボディ領域を貫通して前記ドリフト領域に達する深さを有する溝を形成する工程と、結晶成長技術を利用して、前記溝内に第1導電型の窒化物半導体を結晶成長させてJFET領域を形成する工程であって、前記JFET領域の表面に前記ボディ領域の表面よりも深い位置まで侵入するテーパ溝を残存させる、工程と、結晶成長技術を利用して、前記テーパ溝内に第2導電型の窒化物半導体を結晶成長させて電界緩和領域を形成する工程と、を備えることができる。この製造方法によると、結晶成長技術を利用して、前記JFET領域上に前記電界緩和領域を形成することができる。このため、イオン注入技術を利用しないで前記電界緩和領域を形成することができる。前記テーパ溝の側面は、(10-11)、(10-12)、(10-13)、(10-14)、(10-15)、(10-16)、(11-21)、(11-22)、(11-23)、(11-24)、(11-25)、(11-26)からなる群から選択される少なくとも1つの結晶面を有していてもよい。
本明細書が開示する半導体装置の一実施形態は、窒化物半導体層と、前記窒化物半導体層の一方の主面上に設けられているドレイン電極と、前記窒化物半導体層の他方の主面上に設けられているソース電極と、絶縁ゲート部と、を備えることができる。前記窒化物半導体層は、第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域上に設けられている第1導電型のJFET領域と、前記ドリフト領域上に設けられており、前記JFET領域に隣接している第2導電型のボディ領域と、前記JFET領域上に設けられており、前記JFET領域によって前記ボディ領域から隔てられている第2導電型の電界緩和領域と、前記ボディ領域によって前記JFET領域から隔てられている第1導電型のソース領域と、を有することができる。前記絶縁ゲート部は、前記JFET領域と前記ソース領域を隔てている部分の前記ボディ領域に対向している。前記JFET領域と前記電界緩和領域の界面の結晶面が、(10-11)、(10-12)、(10-13)、(10-14)、(10-15)、(10-16)、(11-21)、(11-22)、(11-23)、(11-24)、(11-25)、(11-26)からなる群から選択される少なくとも1つの結晶面を有している。
半導体装置の一実施形態の要部断面図を模式的に示す。 図1の半導体装置の電界緩和領域近傍の要部拡大断面図を模式的に示す。 図1の半導体装置の一製造過程における要部断面図を模式的に示す。 図1の半導体装置の一製造過程における要部断面図を模式的に示す。 図1の半導体装置の一製造過程における要部断面図を模式的に示す。 図1の半導体装置の一製造過程における要部断面図を模式的に示す。 図1の半導体装置の一製造過程における要部断面図を模式的に示す。 半導体装置の他の実施形態の電界緩和領域近傍の要部拡大断面図を模式的に示す。
図1に、半導体装置1の要部断面図を示す。半導体装置1は、窒化物半導体層20、窒化物半導体層20の裏面を被覆するドレイン電極32、窒化物半導体層20の表面を被覆するソース電極34、及び、窒化物半導体層20の表面上の一部に設けられている絶縁ゲート部36を備えている。窒化物半導体層20は、n+型のドレイン領域21、n型のドリフト領域22、n型のJFET領域23、p型のボディ領域24、n型のソース領域25、及び、p-型の電界緩和領域26を有している。
ドレイン領域21は、窒化物半導体層20の裏面に位置しており、ドレイン電極32にオーミック接触している。ドレイン領域21は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料としている。また、ドレイン領域21は、ドリフト領域22とボディ領域24をエピタキシャル成長するための下地基板でもある。
ドリフト領域22は、ドレイン領域21上に設けられており、ドレイン領域21とJFET領域23の間、且つ、ドレイン領域21とボディ領域24の間に配置されている。ドリフト領域22は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料としている。
JFET領域23は、ドリフト領域22上に設けられており、ドリフト領域22の表面から窒化物半導体層20の表面まで厚み方向に延びており、ドリフト領域22の表面から突出した形態を有している。換言すると、JFET領域23は、窒化物半導体層20の表面からボディ領域24を貫通してドリフト領域22まで延びている。JFET領域23は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料としている。
ボディ領域24は、ドリフト領域22上に設けられており、JFET領域23の側面に隣接している。ボディ領域24は、JFET領域23を間に置いて対向するように配置されている。ボディ領域24は、ソース電極34にオーミック接触している。ボディ領域24は、p型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料としている。
ソース領域25は、ボディ領域24上に設けられており、窒化物半導体層20の表面に位置しており、ボディ領域24によってJFET領域23から隔てられている。ソース領域25は、ソース電極34にオーミック接触している。ソース領域25は、n型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料としている。
電界緩和領域26は、JFET領域23上に設けられており、窒化物半導体層20の表面に位置しており、JFET領域23によってボディ領域24から隔てられている。電界緩和領域26は、絶縁ゲート部36の底面に接している。電界緩和領域26は、p型不純物を含む窒化ガリウム(GaN)を材料としている。
図2に、電界緩和領域26近傍の拡大要部断面図を示す。電界緩和領域26は、窒化物半導体層20の表面から深さ方向に沿って先細りのテーパ形状を有しており、この例では断面三角形状である。このような特徴的な形状は、後述する製造方法によるものである。また、この例では、断面三角形状であるが、製造条件によっては断面五角形状、あるいは、それ以上の複数の結晶面で構成された先細りのテーパ形状と成り得る。詳細については、後述の製造方法で説明する。この例では、ドリフト領域22とJFET領域23の界面S1の結晶面は(0001)面である。JFET領域23とボディ領域24の界面S2の結晶面が(10-10)のとき、JFET領域23と電界緩和領域26の界面S3の結晶面が(10-11)又は(10-12)である。あるいは、JFET領域23とボディ領域24の界面S2の結晶面が(11-20)のとき、JFET領域23と電界緩和領域26の界面S3の結晶面が(11-22)である。
図1に戻る。絶縁ゲート部36は、窒化物半導体層20の表面上の一部に設けられており、酸化シリコンのゲート絶縁膜36a及びポリシリコンのゲート電極36bを有している。ゲート電極36bは、ゲート絶縁膜36aを介して窒化物半導体層20の表面に対向しており、特に、電界緩和領域26、JFET領域23、及び、JFET領域23とソース領域25を隔てる部分のボディ領域24にゲート絶縁膜36aを介して対向している。
次に、半導体装置1の動作を説明する。使用時には、ドレイン電極32に正電圧が印加され、ソース電極34が接地される。ゲート電極36bにゲート閾値電圧よりも高い正電圧が印加されると、JFET領域23とソース領域25を隔てる部分のボディ領域24に反転層のチャネルが形成され、半導体装置1がターンオンする。このとき、ソース領域25からチャネルを経由してJFET領域23に電子が流入する。JFET領域23に流入した電子は、そのJFET領域23を縦方向に流れてドレイン電極32に向かう。これにより、ドレイン電極32とソース電極34が導通する。電界緩和領域26はボディ領域24から離反しており、電界緩和領域26とボディ領域24の間にJFET領域23が存在している。このため、電界緩和領域26は、電流経路を阻害する位置には設けられておらず、オン抵抗の増大が抑えられている。
ゲート電極36bが接地されると、反転層が消失し、半導体装置1がターンオフする。このとき、JFET領域23内にボディ領域24から空乏層が伸びてくる。さらに、JFET領域23内に電界緩和領域26からも空乏層が伸びてくる。これにより、JFET領域23が良好に空乏化され、JFET領域23の電界が緩和される。特に、JFET領域23の上部に電界緩和領域26が設けられていることにより、この部分の電界が緩和される。仮に、電界緩和領域26が設けられていないとすると、JFET領域23の上部の電界が高くなり、ゲート絶縁膜36aの絶縁破壊が懸念される。半導体装置1では、電界緩和領域26が設けられていることにより、ゲート絶縁膜36aに加わる電界が緩和され、ゲート絶縁膜36aの絶縁破壊が抑えられる。
(半導体装置の製造方法)
次に、半導体装置1の製造方法を説明する。まず、図3に示されるように、エピタキシャル成長技術を利用して、n型GaNのGaN基板であるドレイン領域21の表面からn型GaNのドリフト領域22及びp型GaNのボディ領域24をこの順で積層し、窒化物半導体層20を準備する。必要に応じて、ドレイン領域21(GaN基板)とドリフト領域22の間に、n型GaNのバッファ層を形成してもよい。
次に、図4に示されるように、ドライエッチング技術を利用して、窒化物半導体層20の表面からボディ領域24を貫通してドリフト領域22に達する深さを有する溝TR1を形成する。溝TR1の底面には、ドリフト領域22が露出する。なお、この例では、溝TR1がボディ領域24と同一深さで形成されているが、ドリフト領域22の一部に侵入する深さで形成されてもよい。溝TR1の底面は、窒化物半導体層20の表面に対して平行に延びている。溝TR1の底面は、図2に示す界面S1に相当しており、その結晶面は(0001)である。溝TR1の側面は、窒化物半導体層20の表面に対して垂直方向に延びている。溝TR1の側面は、図2に示す界面S2に相当しており、その結晶面は(10-10)又は(11-20)である。
次に、図5に示されるように、エピタキシャル成長技術を利用して、溝TR1内にn型GaNを結晶成長させ、JFET領域23を形成する。成長温度は800~1100℃であり、原料ガスにはトリメチルガリウムとアンモニアが用いられ、キャリアガスには水素又は窒素が用いられる。この結晶成長工程では、n型GaNが溝TR1内を完全に充填する前に結晶成長を停止する。これにより、JFET領域23の表面にテーパ溝TR2が形成される。このテーパ溝TR2は、ボディ領域24の表面よりも深い位置まで侵入しているとともにドリフト領域22の表面よりも浅い。このテーパ溝TR2の側面は、結晶成長する過程で現れるファセット面である。溝TR1の側面の結晶面が(10-10)のとき、テーパ溝TR2の側面の結晶面は、(10-11)又は(10-12)である。また、溝TR1の側面の結晶面が(11-20)のとき、テーパ溝TR2の側面の結晶面は、(11-22)である。このようなファセット面が現れると、そのファセット面に垂直方向の結晶成長速度が遅いことから、特徴的な形態を有するテーパ溝TR2が形成される。
次に、図6に示されるように、エピタキシャル成長技術を利用して、JFET領域23の表面にp型GaNを結晶成長させ、電界緩和領域26を形成する。成長温度は800~1100℃であり、原料ガスにはトリメチルガリウムとアンモニアが用いられ、キャリアガスには水素又は窒素が用いられる。なお、図5のJFET領域23の結晶成長工程と図6の電界緩和領域26の結晶成長工程は、結晶成長途中でドーパントガスを切り換えることで連続して実施してもよい。電界緩和領域26は、テーパ溝TR2を充填するように形成される。
次に、図7に示されるように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)技術を利用して、ボディ領域24の表面上に成膜されたn型GaN及びp型GaNを除去し、JFET領域23、ボディ領域24及び電界緩和領域26の表面を平坦化する。これにより、JFET領域23、ボディ領域24及び電界緩和領域26が、窒化物半導体層20の表面に露出することができる。
最後に、既知の製造技術を利用して、ソース領域25、ゲート絶縁膜36a、ゲート電極36b、ドレイン電極32及びソース電極34を形成することで、図1に示す半導体装置1を製造することができる。
上記製造方法によると、エピタキシャル成長技術を利用して、電界緩和領域26を形成することができる。このため、イオン注入技術を利用しないで電界緩和領域26を形成することができる。また、上記製造方法では、JFET領域23を結晶成長して形成されたテーパ溝TR2内に電界緩和領域26が結晶成長して形成されるので、電界緩和領域26をJFET領域23の上部の中央付近に形成することができる。電流経路を阻害することなく、さらに、ゲート絶縁膜36aの電界緩和に有効な位置に、電界緩和領域26を形成することができる。
上記で説明した電界緩和領域26は、断面三角形状の形態を有していた。しかしながら、JFET領域23を結晶成長するときの溝TR1の幅、及び、JFET領域23を結晶成長するときの製造条件によっては、JFET領域23を結晶成長する過程で複数のファセット面が現れることもあり、この場合は、図8に示すような電界緩和領域126が形成され得る。電界緩和領域126は、窒化物半導体層20の表面から深さ方向に沿って先細りのテーパ形状を有しており、断面五角形状である。この例では、JFET領域23と電界緩和領域126の界面S4,S5が2種類の結晶面で構成されている。JFET領域23とボディ領域24の界面S2の結晶面が(10-10)のとき、JFET領域23と電界緩和領域126の界面S4,S5の結晶面は、(10-11)、(10-12)、(10-13)、(10-14)、(10-15)、(10-16)から選択される2種類である。あるいは、JFET領域23とボディ領域24の界面S2の結晶面が(11-20)のとき、JFET領域23と電界緩和領域126の界面S4,S5の結晶面は、(11-21)、(11-22)、(11-23)、(11-24)、(11-25)、(11-26)から選択される2種類である。このような複数の結晶面で構成される電界緩和領域126も、上記で説明した電界緩和領域26と同様の作用効果を発揮することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:半導体装置
20:窒化物半導体層
21:ドレイン領域
22:ドリフト領域
23:JFET領域
24:ボディ領域
25:ソース領域
26,126:電界緩和領域
32:ドレイン電極
34:ソース電極
36:絶縁ゲート部
36a:ゲート絶縁膜
36b:ゲート電極

Claims (3)

  1. 第1導電型のドリフト領域上に第2導電型のボディ領域が設けられている窒化物半導体層を準備する工程と、
    前記ボディ領域を貫通して前記ドリフト領域に達する深さを有する溝を形成する工程と、
    結晶成長技術を利用して、前記溝内に第1導電型の窒化物半導体を結晶成長させてJFET領域を形成する工程であって、前記JFET領域の表面に前記ボディ領域の表面よりも深い位置まで侵入するテーパ溝を残存させる、工程と、
    結晶成長技術を利用して、前記テーパ溝内に第2導電型の窒化物半導体を結晶成長させて電界緩和領域を形成する工程と、を備える、半導体装置の製造方法。
  2. 前記テーパ溝の側面は、(10-11)、(10-12)、(10-13)、(10-14)、(10-15)、(10-16)、(11-21)、(11-22)、(11-23)、(11-24)、(11-25)、(11-26)からなる群から選択される少なくとも1つの結晶面を有する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 窒化物半導体層と、
    前記窒化物半導体層の一方の主面上に設けられているドレイン電極と、
    前記窒化物半導体層の他方の主面上に設けられているソース電極と、
    絶縁ゲート部と、を備えており、
    前記窒化物半導体層は、
    第1導電型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域上に設けられている第1導電型のJFET領域と、
    前記ドリフト領域上に設けられており、前記JFET領域に隣接している第2導電型のボディ領域と、
    前記JFET領域上に設けられており、前記JFET領域によって前記ボディ領域から隔てられている第2導電型の電界緩和領域と、
    前記ボディ領域によって前記JFET領域から隔てられている第1導電型のソース領域と、
    を有しており、
    前記絶縁ゲート部は、前記JFET領域と前記ソース領域を隔てている部分の前記ボディ領域に対向しており、
    前記JFET領域と前記電界緩和領域の界面の結晶面が、(10-11)、(10-12)、(10-13)、(10-14)、(10-15)、(10-16)、(11-21)、(11-22)、(11-23)、(11-24)、(11-25)、(11-26)からなる群から選択される少なくとも1つの結晶面を有する、半導体装置。
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