JP7088629B2 - 壁材留具及びこれを用いた外壁構造 - Google Patents
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Description
図1A~図3Bに示す固定部2は厚み方向が前後方向と平行であり、外形が矩形の板状に形成されている。本実施形態の対向片35は壁材留具1を構成する金属板において固定部2に隣接する部分を切り起こすことで形成される。このため、固定部2の下半部分には、対向片3を切り起こすことで形成された前後方向に貫通する左右方向に長い略矩形状の孔20が形成されている。
固定部2の左右両端部には、上下の壁材7,8の後方への移動を規制する一対の壁材受部5,5がそれぞれ設けられている。図1A及び図1Bに示すように、各壁材受部5,5は、固定部2から前方に突出した突出片50と、突出片50の先端部(前端部)に形成された複数の受片51,52とを備えている。
図1A~図3Bに示すように、固定部2には前方に突出した対向片35が設けられている。対向片35は、固定部2の孔20の上縁部から前方に突出しており、固定部2における上下方向の中間部に位置している。
対向片35の前端部には、下方に向かって突出し、下段壁材7の上端部に係合する第1係合部41,41が設けられている。本実施形態では、図2に示すように対向片35において凸部30を挟んだ左右両側の部分に、一対の第1係合部41,41がそれぞれ設けられており、一対の第1係合部41,41は、左右方向において一対の突起33,33の間に位置している。
図1A~図3Bに示すように、対向片35の前端部には、上方に向かって突出し、上段壁材8の下端部に係合する第2係合部42が設けられている。第2係合部42は、対向片35の左右方向の全長に亘っている。
壁材留具1には、壁材留具1の強度を高めるため、図1A~図3Bに示す複数のビード11~15が形成されている。複数のビード11~15の各々は、絞り加工(ビード加工)により形成されている。
壁材留具1を用いて形成した外壁構造を図4に示す。この外壁構造は、壁下地90と、壁下地90に取り付けられた下段壁材7と、壁下地90に取り付けられて下段壁材7の上端部を支持した壁材留具1と、下端部が壁材留具1に支持された状態で壁下地90に取り付けられた上段壁材8とを備えている。
各壁材7,8は、例えば窯業系パネルで構成される。各壁材7,8は横張用の壁材であり、矩形板状に形成されている。
下段壁材7は隙間94を介して壁下地90の屋外側に配置されている。下段壁材7の上端部の屋内側部分には、上方の上段壁材8に向かって突出した係合凸部711が形成されている。以下、この係合凸部711を第1係合凸部711という。
下段壁材7の上方には、壁材留具1が設けられている。なお、壁材留具1は、一枚の下段壁材7に対して左右方向に複数並べて設けられてもよいし、1つだけ設けられてもよい。
壁材留具1の上方に位置する上段壁材8は、隙間93を介して壁下地90の屋外側に配置されている。上段壁材8の屋内側面は、壁材留具1の各壁材受部5が有する複数の受片51,52のうちの対向片35よりも上方に位置する受片52に沿っている。
次に図4及び図5に基づいて上述した外壁構造の施工方法について説明する。外壁構造の施工は、例えば以下のように行われる。
本実施形態の壁材留具1及び外壁構造は、適宜設計変更可能である。例えば、本実施形態の壁材留具1は、一対の突起33,33を備えているが、突起33の数はこれに制限されない。例えば壁材留具1には突起33が1つだけ設けられてもよい。また、突起33が、例えば対向片35の左右両端部と左右方向の中間部とに設けられる等、壁材留具1は3以上の突起33を備えてもよい。また、第1係合部41の数及び壁材受部5の数も、本実施形態のものに制限されず、また、各壁材受部5における第1受片51の数及び第2受片52の数も本実施形態のものに制限されない。
以上説明した本実施形態の壁材留具1は、壁下地90に固定され、壁材(下段壁材)7を壁下地90に留め付けるための壁材留具1であって、以下に示す特徴を有している。壁材留具1は、壁下地90側から屋外側に向かって突出し、壁材7の端部を保持する保持部3を備えている。保持部3は、壁材7の端面と対向する対向片35を有している。対向片35には、壁材7の端面に接触する突起33が形成されている。以下、この特徴を有する壁材留具1を第1の態様の壁材留具1という。
2 固定部
3 保持部
33 突起
35 対向片
41 係合部(第1係合部)
7 壁材(下段壁材)
711 係合凸部(第1係合凸部)
90 壁下地
Claims (4)
- 壁下地に固定され、壁材を前記壁下地に留め付ける壁材留具であって、
前記壁下地側から屋外側に向かって突出し、前記壁材の端部を保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記壁材の端面と対向する対向片を有し、
前記対向片には、前記壁材の端面に接触する球面状の突起が形成され、
前記対向片は、屋内外方向と直交する方向に延びており、
前記突起は、前記対向片における前記直交する方向の両端部のそれぞれに一か所ずつ形成されていることを特徴とする壁材留具。 - 請求項1に記載の壁材留具において、
前記突起は、前記対向片の下面に形成されていることを特徴とする壁材留具。 - 請求項1又は2に記載の壁材留具において、
前記突起は、前記対向片の屋外側端部に形成されていることを特徴とする壁材留具。 - 前記壁下地に固定された請求項1乃至3のいずれか1項に記載の壁材留具を用いた外壁構造であって、
前記壁材が前記保持部によって保持され、前記突起が前記壁材の端面に接触していることを特徴とする外壁構造。
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