JP7087911B2 - 障害物認識装置 - Google Patents

障害物認識装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7087911B2
JP7087911B2 JP2018200093A JP2018200093A JP7087911B2 JP 7087911 B2 JP7087911 B2 JP 7087911B2 JP 2018200093 A JP2018200093 A JP 2018200093A JP 2018200093 A JP2018200093 A JP 2018200093A JP 7087911 B2 JP7087911 B2 JP 7087911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
radar
detected
sign
recognition device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018200093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020067822A (ja
Inventor
浩之 宇江田
貴行 森谷
英明 玉積
順基 田丸
祥寛 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2018200093A priority Critical patent/JP7087911B2/ja
Publication of JP2020067822A publication Critical patent/JP2020067822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7087911B2 publication Critical patent/JP7087911B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、障害物認識装置に関し、特にレーダにより車両の検出を行う障害物認識装置に関する。
近年の車両には、自車両の周囲を走行する他車両などを検出するためのレーダが搭載されたものがある。このようにレーダを搭載した車両では、周囲の他車両の存在を早い段階から検出することで、運転者への警報発報や車両の減速などの制御を時間的な余裕を以って実行することができ、高い安全性を確保することができる。
例えば、特許文献1には、自車両が侵入しようとしている交差点の手前から、自車両の進行方向に対して交差する方向に進行する他車両の有無をレーダにより検出する装置が開示されている。特許文献1に開示の装置では、交差点の近傍の家屋などの壁によりレーダより発振された電波が反射され、所謂、ゴースト波が発生した場合にも、他車両の検出において誤検出を抑制することができるとされている。
具体的には、特許文献1に開示の装置では、レーダでの検出結果に加えて、車々通信や路車間通信などの結果を用いて、自車両が侵入しようとしている交差点に他車両が接近しているか否かについての誤検出を抑制しようとしている。
特開2017-187863号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の装置は、インフラストラクチャー協調型のシステムであるため、社会全体でのインフラストラクチャー整備が完了するまでは他車両の検出における誤検出を判定することは難しい。即ち、特許文献1に開示の装置では、レーダでの検出に際して発生するゴースト波による誤検出を、車々間通信や路車間通信などで得た情報で防ごうとしており、走行している全ての車両および走行可能な道路全てにおいて、通信装置を設けるといった社会インフラストラクチャーの整備が必要となる。よって、現状においては、上記特許文献1に開示の装置では、他車両などの障害物の検出における誤検出を、高い信頼性を以って抑制することは難しいと考えられる。
ここで、道路を車両が走行するに当たり、ゴースト波に起因する誤検出を判定することは、上記特許文献1に開示の装置のような交差点での車両検出の場合だけでなく、自車両が走行する車線の隣車線を走行する車両の検出においても求められる。このように隣車線を走行する車両が存在する場合においては、例えば、当該他車両が自車両の前方へ割り込んでくるか否かを早期の段階から予測し、この予測結果に基づいて自車両の減速等を行うことで高い安全性を確保することもできる。このような場合に、レーダにより検出された隣車線の車両が実在する車両であるのかゴースト波によるレーダ偽像であるのかを判定することは、自車両を制御するに当たり重要となる。
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、高度な社会インフラストラクチャーの整備を必要とせず、自車両が走行する車線の隣の隣車線の障害物検出において、誤検出であるか否かを高い信頼性を以って判定することができる障害物認識装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る障害物認識装置は、自車両が走行する自車線に対して隣となる隣車線の車両を検出する障害物認識装置であって、前記隣車線における前記自車両の前側方に存在する車両を検出可能な第1レーダと、前記隣車線における前記自車両の後側方および側方に存在する車両を検出可能な第2レーダと、前記第1レーダおよび前記第2レーダによる検出結果を取得し、当該取得した検出結果に基づいて、誤検出の判定を実行する誤検出判定部と、を備え、前記誤検出判定部は、前記自車両から前記第1レーダが検出した前記車両までの距離である第1距離を算出する第1距離算出部と、前記自車両から前記第2レーダが検出した前記車両までの距離である第2距離を算出する第2距離算出部と、前記第1レーダが検出した前記車両の進行方向である第1進行方向を判定する第1進行方向判定部と、前記第2レーダが検出した前記車両の進行方向である第2進行方向を判定する第2進行方向判定部と、を有し、前記第1レーダおよび前記第2レーダがともに前記車両を検出した場合において、前記誤検出判定部は、前記第1距離が前記第2距離よりも大きく、且つ、前記第1進行方向と前記第2進行方向とが逆向きである場合に、前記第1レーダが検出した前記車両がレーダ偽像であると判定する。
上記の態様に係る障害物認識装置では、前記第1距離が前記第2距離よりも大きく、且つ、前記第1進行方向と前記第2進行方向とが逆向きである場合には、第1レーダが検出した車両がレーダ偽像であり、前側方には実際には車両が存在しないと判定する。即ち、第1レーダが検出した車両(レーダ偽像)と第2レーダが検出した車両とにおいて、上記のような位置関係および進行方向に係る関係を満たす場合には、第1レーダから送信された電波が、何らかの反射体で反射されることで自車両の後側方に位置する車両(第2レーダが検出した車両)に到達して、その反射波を受信することで自車両の前側方にあたかも車両が存在するかのように車両を検出したものであると考えられる。
よって、上記態様に係る障害物認識装置では、上記のような位置関係および進行方向に係る関係を満たす場合には、第1レーダが検出した車両が、ゴースト波により検出されたレーダ偽像であって、当該第1レーダによる車両の検出が誤検出であると判定する。
従って、上記態様に係る障害物認識装置では、上記特許文献1に開示の装置のように高度な社会インフラストラクチャーの整備を必要とせず、自車両が走行する車線の隣の隣車線の障害物検出において、誤検出であるか否かを高い信頼性を以って判定することができる。
上記態様に係る障害物認識装置では、前記自車両から前記第1距離よりも短い領域内において、前記自車線および前記隣車線の上方に架け渡された標識を検出可能な標識検出部をさらに備え、前記誤検出判定部は、前記標識検出部による検出結果も取得するものであって、前記第1レーダが検出した前記車両がレーダ偽像であると判定するのに際して、前記標識が存在することをさらなる判定条件とする、こととしてもよい。
上記の障害物認識装置では、標識での電波の反射によるゴースト波の影響を加味することで、より高い信頼性を以って誤検出判定が可能となる。即ち、自車線および隣車線の上方に架け渡されたような大きな標識が存在する場合には、当該標識でレーダから送信された電波が反射される可能性が高い。このような場合には、第1レーダから前方および前側方に送信された電波が標識で反射されることによりレーダ偽像が検出され易いので、標識の存在を誤検出の判定条件として加えることにより、より高い信頼性での誤検出判定が可能となる。
上記態様に係る障害物認識装置では、前記標識検出部は、前記自車両の前方を撮像可能なカメラ、および前記標識の設置位置および種類が対応付けられた前記標識に関する情報を少なくとも含む地図情報を格納する地図情報格納部の少なくとも一方である、こととしてもよい。
上記のように、標識検出部の具体例としては、カメラや地図情報格納部などをあげることができる。このような標識検出部を採用することにより、道路上における正確な標識の位置や種類を特定することができ、第1レーダが検出した車両が実在する車両であるのか実在しないレーダ偽像であるのかを正確に判定するのに優位となる。
なお、上記における地図情報として、例えば、ADAS(Advanced Driver Assistance System)向けの高精度マップなどを採用することが可能である。
上記態様に係る障害物認識装置では、前記誤検出判定部は、前記第1レーダが検出した前記車両がレーダ偽像であると判定するのに際して、前記第1レーダが検出した前記車両と前記第2レーダが検出した前記車両との位置および動きに相関関係があることをさらなる判定条件とする、こととしてもよい。
上記のように、第1レーダが検出した車両と第2レーダが検出した車両との位置および動きに相関関係がある場合には、第1レーダが検出した車両が実際には後側方に存在する車両を誤検出したレーダ偽像である可能性がさらに高いと考えられる。即ち、第1レーダが検出した車両がレーダ偽像ではなく、実在する車両である場合においては、第1レーダが検出した車両と第2レーダが検出した車両との間で位置および動きに相関関係がある可能性は低いと考えられる。
一方、第1レーダが検出した車両が実在しないレーダ偽像であり、ゴースト波により第2レーダが検出した車両と同じ車両を第1レーダも検出している場合においては、第1レーダが検出した車両と第2レーダが検出した車両との間で位置および動きに相関関係がある可能性が高いと考えられる。
以上のような観点から、上記相関関係の有無を誤検出であるか否かの判定に係る判定条件に加えることにより、より高精度での誤検出判定が可能となる。
上記態様に係る障害物認識装置では、前記第1レーダは、前記自車両の前部中央部およびその近傍に設置された前方レーダ、および前記自車両の前側方部に設置された前側方レーダの少なくとも一方であり、前記第2レーダは、前記自車両の後側方部に設置された後側方レーダである、こととしてもよい。
上記のような箇所に設置されたレーダを第1レーダおよび第2レーダとすることにより、前側方の車両および後側方の車両を確実に検出することが可能となる。即ち、前方レーダおよび前側方レーダの少なくとも一方を第1レーダとすることにより、前側方の車両を確実に検出することができ、また、後側方レーダを第2レーダとすることにより、後側方および側方の障害物(車両)を確実に検出することができる。そして、上記態様に係る障害物認識装置では、上記のような判定条件により、上記のようなレーダにより車両の検出を行いながら、第1レーダが検出した車両がレーダ偽像であるか否か(第1レーダによる車両の検出が誤検出であるか否か)を判定することができる。
上記の態様に係る障害物認識装置では、高度な社会インフラストラクチャーの整備を必要とせず、自車両が走行する車線の隣の隣車線の障害物検出において、誤検出であるか否かを高い信頼性を以って判定することができる。
実施形態に係る車両の構成を示す模式図である。 車両における障害物認識装置の構成を示すブロック図である。 一例としての、自車両1の走行状況および周辺状況を示す模式平面図である。 コントローラが実行する障害物認識制御方法を示すフローチャートである。 レーダにより前方車両として検出された車両がレーダ偽像である場合の、自車両と後側方車両とを示す模式平面図である。 レーダにより前方車両として検出された車両が実在する車両である場合の、自車両と周辺の各車両とを示す模式平面図である。 変形例に係る車両の構成を示す模式図である。
以下では、本発明の実施形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、以下で説明の形態は、本発明の一例であって、本発明は、その本質的な構成を除き何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
[実施形態]
1.車両1の概略構成
本実施形態に係る車両1の概略構成について、図1および図2を用いて説明する。
図1に示すように、車両1は、動力源としてのエンジン2を備える。本実施形態に係る車両1では、エンジン2の一例として、多気筒のガソリンエンジンを採用している。
エンジン2には、変速機3が接続されている。変速機3には、デファレンシャルギヤ4が接続されている。デファレンシャルギヤ4からは、左右方向に向けてドライブシャフト5が延びている。ドライブシャフト5の端部には、左右の前輪6l,6rが取り付けられている。
ドライブシャフト5には、左前輪6lに近い部分に左前ブレーキ7lが設けられ、右前輪6rに近い部分に右前ブレーキ7rが設けられている。
車両1の後方には、左右の後輪8l,8rが配設されている。左右の後輪8l,8rのぞれぞれは、図示を省略するリヤアームに取り付けられている。そして、左後輪8lを軸支するシャフト(図示を省略)には、左後ブレーキ9lが設けられ、右後輪8rを軸支するシャフト(図示を省略)には、右後ブレーキ9rが設けられている。
図1に示すように、車両1には、3つのレーダ10~12と車室外カメラ13とが設けられている。3つのレーダ10~12のうち、レーダ10は、車両1の前中央部1aおよびその近傍に配設されており、車両1の前側方の車両を検出可能となっている(フロントレーダ10)。なお、本実施形態に係るフロントレーダ10は、「第1レーダ」に相当する。
レーダ11は、車両1の右後側方部1bに配設されており、車両1の右後側方および右側方の車両を検出可能となっている(リヤサイドレーダ11)。レーダ12は、車両1の左後側方部1cに配設されており、車両1の左後側方および左側方の車両を検出可能となっている(リヤサイドレーダ12)。本実施形態に係るリヤサイドレーダ11,12は、「第2レーダ」に相当する。
車室外カメラ13は、車両1のフロントウインドシールド(図示を省略)の車室内側に配設されている。車室外カメラ13は、自車両1が走行する自車線およびその隣の隣車線を検出するのに用いられるとともに、自車線および隣車線の上方に架け渡された標識などを検出するのに用いられる。即ち、本実施形態に係る車室外カメラ13は、「標識検出部」に相当する。
また、車両1には、地図情報格納部14が設けられている。地図情報格納部14には、車両1が走行する道路および当該道路に付帯された設備に関する情報が格納されており、標識の設置位置および種類が対応付けられた標識に関する情報も格納されている。本実施形態に係る地図情報格納部14は、「標識検出部」に相当する。
なお、地図情報格納部14に格納された地図情報の具体例としては、例えば、ADAS向けの高精度マップ(3次元マップ)などを採用することが可能である。
また、地図情報格納部14については、外部に設けられたサーバと通信を行う機能を備えていてもよく、逐次にサーバとの間で通信を行い標識情報を含む道路情報を取得することができるように構成することも可能である。
さらに、車両1には、乗車している乗員に対して警報を発報する警報機16が設けられている。また、車両1には、コントローラ15も設けられている。コントローラ15は、CPU、ROM、RAMなどから構成されたマイクロプロセッサを有し構成されている。
図1および図2に示すように、コントローラ15は、レーダ10~12、車室外カメラ13、および地図情報格納部14と接続されており、各種情報を逐次受け付け可能となっている。図2に示すように、コントローラ15と、レーダ10~12、車室外カメラ13、および地図情報格納部14と、の組み合わせを以って障害物認識装置17が構成されており、本実施形態に係るコントローラ15は、「誤検出判定部」に相当する。
図1および図2に示すように、コントローラ15は、エンジン2、ブレーキ7l,7r,9l,9r、および警報機16にも接続されている、受け付けた情報を基に、必要に応じて指令することができるようになっている。
さらに、コントローラ15は、第1距離算出部151、第2距離算出部152、第1進行方向判定部153、第2進行方向判定部154、および標識位置特定部155を有する。これらについては、後述する。
2.自車両1の走行状況および周囲の状況
次に、本実施形態において、一例として仮定する、自車両1の走行状況および周辺の状況について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態において一例とする、自車両1の走行状況および周辺状況を示す模式平面図である。
図3に示すように、車両(自車両)1は、区画線DL1と区画線DL2とで区画された車線(自車線)LN1を速度V1で走行している。自車線LN1の隣には、区画線DL2と区画線DL3とで区画され、自車線LN1と同一方向への走行が許された車線(隣車線)LN2が設けられている。
本実施形態では、自車線LN1および隣車線LN2の一方が本線であり、他方が付加車線(追越車線や登坂車線等)である。
隣車線LN2には、自車両1の後側方を、自車両1と同じ方向に向けて速度V2で走行している後側方車両501が存在している。隣車線LN2を走行している後側方車両501は、自車両1のリヤサイドレーダ11により検出されている。そして、自車両1から後側方車両501までの距離(第2距離)は、D2である。距離D2は、リヤサイドレーダ11から受け付けた検出結果を基に、コントローラ15の第2距離算出部152が算出する(図2を参照)。
また、リヤサイドレーダ11から受け付けた検出結果を基に、コントローラ15は自車両1に対する後側方車両501の相対速度である第2相対速度△V2(=|V2-V1|)を算出する。そして、コントローラ15の第2進行方向判定部154は、算出された第2相対速度△V2を基に、後側方車両501の進行方向、即ち、自車両1と同方向か逆方向かを判定する。本実施形態では、後側方車両501の進行方向は、次の関係を満たすことから自車両1と同方向である。
(数1) △V2<V1
ここで、本実施形態の一例とする状況においては、隣車線LN2における自車両1の前側方には現実には車両が存在していないが、フロントレーダ10により、車両として認識される前方車両500が検出されている。そして、自車両1から前方車両500までの距離(第1距離)は、D1(=D11+D12)である。距離D1は、フロントレーダ10から受け付けた検出結果を基に、コントローラ15の第1距離算出部151が算出する(図2を参照)。
また、前方車両500は、フロントレーダ10により、前方車両500が-V3の速度を以って自車両1および後側方車両501の進行方向とは逆向きに走行しているように検出されている。なお、本明細書の速度の記載において、「-」を付している速度は、自車両1の進行方向に対して逆方向であることを表している。
コントローラ15は、フロントレーダ10から受け付けた検出結果を基に、自車両1に対する前方車両500の相対速度である第1相対速度△V1(=|(-V3-V1)|)を算出する。そして、コントローラ15の第1進行方向判定部153は、算出された第1相対速度V1を基に、前方車両500の進行方向を判定する。本実施形態では、前方車両500の進行方向は、次の関係を満たすことから自車両1および後側方車両501と逆方向である。
(数2) △V1>V1
図3に示すように、自車両1と前方車両500との間(自車両1から第1距離D1よりも短い領域内)には、自車線LN1および隣車線LN2の上方に架け渡された標識100が設けられている。標識100は、例えば、行き先を示す標識である。
標識100の位置やサイズについては、車室外カメラ13および地図情報格納部14により検出され、標識100の種類については、地図情報格納部14により検出されるようになっている。即ち、本実施形態に係る車室外カメラ13および地図情報格納部14は、上述のように、「標識検出部」に相当する。
コントローラ15の標識位置特定部155は、車室外カメラ13および地図情報格納部14から受け付けた標識100に関する情報(位置、サイズ、種類)を基に、レーダ10~13から送信された電波に影響がある標識100であることと、当該標識100の位置を特定する。
ここで、フロントレーダ10から送信された電波は、標識100のある箇所100aで後側方車両501に向けて反射され、後側方車両501で反射されて帰ってきた電波を受信している。このため、フロントレーダ10は、レーダ偽像としての前方車両500を検出していることとなる。よって、次の両関係も成立する。
(数3) D11+D12=D11+D13
(数4) V2=V3
3.コントローラ15による誤検出判定制御
コントローラ15による誤検出判定制御について、図4から図6を用いて説明する。図4は、コントローラ15が実行する障害物認識制御方法を示すフローチャートであり、図5は、フロントレーダ10により検出された前方車両500が実在しないレーダ偽像である場合の、自車両1と後側方車両501とを示す模式平面図であり、図6は、フロントレーダ10により検出された前方車両500が実在する車両である場合の、自車両1と周辺の車両500,501を示す模式平面図である。
図4に示すように、コントローラ16は、フロントレーダ10により前方車両500が検出されたか否か、リヤサイドレーダ11,12により後側方車両501が検出されたか否かを判定する(ステップS1、ステップS2)。コントローラ15は、前方車両500および後側方車両501の一方でも検出されていないと判定した場合には、制御をリターンする(ステップS1:No、ステップS2:No)。
フロントレーダ10により前方車両500が検出され(ステップS1:Yes)、リヤサイドレーダ11により後側方車両501が検出された場合には(ステップS2:Yes)、上述のように第1距離算出部151が第1距離D1(=D11+D12)を算出し、第2距離算出部152が第2距離D2を算出する(ステップS3)。また、上述のようにコントローラ15は、第1相対速度△V1と第2相対速度△V2とを算出する(ステップS4)。
次に、コントローラ15は、ステップS3での算出結果を受けて、次の関係を満たすか否かを判定する(ステップS5)。
(数5) D1>D2
数5の関係を満たす場合には、図3を用いて説明した位置関係が成立していることとなる。このため、数5の関係を満たさないと判定した場合には(ステップS5:No)、コントローラ15は、制御をリターンする。
一方、数5の関係を満たす場合には(ステップS5:Yes)、コントローラ15は、フロントレーダ10により検出された前方車両500が自車両1側に向かって接近中であるか否かの判定と(ステップS6)、リヤサイドレーダ11により検出された後側方車両501が自車両1と同方向に向けて走行しているか否かの判定と(ステップS7)、を実行する。コントローラ15は、ステップS6の判定が“No”の場合や、ステップS6の判定が“Yes”でステップS7の判定が“No”の場合には、制御をリターンする。
コントローラ15は、フロントレーダ10により検出された前方車両500が自車両1側に向かって接近中であり(ステップS6:Yes)、リヤサイドレーダ11により検出された後側方車両501が自車両1と同方向に向けて走行している場合には(ステップS7:Yes)、前方車両500の進行方向と後側方車両501の進行方向とが逆向きであると判定し、車室外カメラ13により検出された撮像結果、および地図情報格納部14から送られてきた地図情報(自車両1が走行している箇所および周辺の地図情報)を取得する(ステップS8)。
コントローラ15の標識位置特定部155は、受け付けた撮像結果および地図情報から、図3に示したように標識100の位置を特定する。そして、コントローラ15は、標識位置特定部155が判定した標識100が、自車両1とフロントレーダ10により検出された前方車両500との間に存在するものであるか否か(自車両1から第1距離D1よりも短い領域内に存在するものであるか否か)を判定する(ステップS9)。コントローラ15は、標識100が自車両1とフロントレーダ10により検出された前方車両500との間に存在していないと判定した場合には(ステップS9:No)、フロントレーダ10により検出された前方車両500がゴースト波によるレーダ偽像ではなく、実在する車両であるとして、制御をリターンする。
一方、標識100が自車両1とフロントレーダ10により検出された前方車両500との間に存在すると判定した場合には(ステップS9:Yes)、コントローラ15は、標識100を基準として前方車両500と後側方車両501とが相関関係をもった位置および動きをしているか否かを判定する(ステップS10)。具体的には、図3に示す距離D12と距離D13の関係、および速度V2と速度-V3の関係について、相関関係があるか否かを判定する。コントローラ15は、ステップS10の判定において、互いに相関関係が認められないと判定した場合には(ステップS10:No)、フロントレーダ10が検出した前方車両500がゴースト波によるレーダ偽像ではなく、実在する車両であるとして、制御をリターンする。
コントローラ15は、ステップS10の判定において、互いに相関関係が認められると判定した場合には(ステップS10:Yes)、フロントレーダ10により検出された前方車両500がゴースト波によるレーダ偽像であると判定する(ステップS11)。
前方車両500が実在しないレーダ偽像であると判定された場合には、図5に示すように、隣車線LN2における自車両1の前側方領域AR1には車両が実在せず、フロントレーダ10による検出が誤検出であると判定できる。
一方、図4のフローチャートにおいて、ステップS5、ステップS6、ステップS9、およびステップS10の何れかで“No”と判定された場合には、図6に示すように、フロントレーダ10で検出された前方車両500がゴースト波によるレーダ偽像ではなく、実在する車両であり、フロントレーダ10による前方車両500の検出が誤検出ではないと判定できる。
図6に示すような状況においては、後側方車両501に対する自車両1および前方車両500の相対的な位置関係、並びに、後側方車両501の速度V2に対する自車両1の速度V1および前方車両500の速度V3の相対的な相対速度などから、後側方車両501が自車両1の前方の領域AR2に割り込んでくる可能性も生じ得る(矢印A)。このように判定される場合には、コントローラ15は、エンジン2やブレーキ7l,7r,9l,9rに対して指令を発して、後側方車両501が実際に前方に割り込んでくる前の段階で事前に自車両1を減速させる。これにより、運転者の運転負担の軽減と高い安全性とを両立することができる。
また、後側方車両501が自車両1の前方の領域AR2に割り込んでくる可能性があると判定される場合には、コントローラ15は警報機16に対して警報を発報するように指令し、運転者に事前に警告する。これによっても、高い安全性を確保することができる。
4.効果
本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、コントローラ15が、ステップS5で数5の関係(D1>D2)を満たし、且つ、ステップS6とステップS7との判定が何れも“Yes”である場合(フロントレーダ10により検出された前方車両500の進行方向とリヤサイドレーダ11により検出された後側方車両501の進行方向とが逆向きである場合)に、フロントレーダ10により検出された前方車両500が実在しないレーダ偽像である可能性が高いと考えられることから、フロントレーダ10による前方車両500の検出が誤検出であると判定する。
よって、本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、フロントレーダ10により検出された前方車両500までの距離D1とリヤサイドレーダ11により検出された後側方車両501までの距離D2の関係と、前方車両500の進行方向と後側方車両501との進行方向との関係と、に基づき、フロントレーダ10が検出した前方車両500がゴースト波により検出されたレーダ偽像であるか否かを判定することを可能としている。
従って、本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、上記特許文献1に開示の装置のように高度な社会インフラストラクチャーの整備を必要とせず、自車両1が走行する自車線LN1の隣の隣車線LN2の障害物検出において、フロントレーダ10による前方車両500の検出が誤検出であるか否かを高い信頼性を以って判定することができる。
また、本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、自車両1とフロントレーダ10が検出した前方車両500との間(自車両1から第1距離D1よりも短い領域内)に標識100が存在する場合において、当該標識100での電波の反射によるゴースト波の影響を加味することで、より高い信頼性を以って誤検出判定が可能となる。即ち、図3に示したような自車線LN1および隣車線LN2の上方に架け渡されたような大きな標識100が自車両1とフロントレーダ10が検出した前方車両500との間に存在する場合には、当該標識100の箇所100aでフロントレーダ10から送信された電波が反射される可能性がある。このような場合には、電波の反射によりレーダ偽像が検出されることが考えられるので、標識100の存在をフロントレーダ10による前方車両500の検出が誤検出であるか否かの判定条件として加えることにより、より高い信頼性での誤検出判定が可能となる。
また、本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、標識検出部の一例として、車室外カメラ13や地図情報格納部14を採用している。このように標識検出部として、車室外カメラ13や地図情報格納部14を採用することにより、道路上における正確な標識100の位置や種類を特定することができ、フロントレーダ10が検出した前方車両500がレーダ偽像であるか否かを正確に判定するのに優位となる。
また、本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、コントローラ15がフロントレーダ10が検出した前方車両500とリヤサイドレーダ11が検出した後側方車両501との相対的な位置および動きに相関関係があると判定した場合には(ステップS10:Yes)、フロンレーダ10が検出した前方車両500が実在せず、後側方車両501のレーダ偽像である可能性がさらに高いと考えられる。即ち、フロントレーダ10が検出した前方車両500がレーダ偽像でなく実在の車両である場合においては、前方車両500と後側方車両501とが位置および動きに相関関係がある可能性は低いと考えられ、この観点から上記のような相関関係の有無を、フロントレーダ10による前方車両500の検出が誤検出であるか否かの判定に係る判定条件に加えることにより、より高精度での誤検出判定が可能となる。
以上のように、本実施形態に係る車両1の障害物認識装置17では、高度な社会インフラストラクチャーの整備を必要とせず、自車両1が走行する自車線LN1の隣の隣車線LN2の障害物検出において、フロントレーダ10による前方車両500の検出が誤検出であるか否かを高い信頼性を以って判定することができる。
[変形例]
変形例に係る車両21の概略構成について、図7を用いて説明する。図7は、本変形例に係る車両21の構成を示す模式図である。なお、本変形例に係る車両21においては、以下で説明する構成を除き、上記実施形態に係る車両1と同じ構成を備える。
図7に示すように、本変形例に係る車両21においても、フロントレーダ10、リヤサイドレーダ11,12を備える。本変形例に係る車両21では、レーダ10~12に加えて、フロントサイドレーダ18,19を備えている。
フロントサイドレーダ18は、車両21における右前側方部1dに配設されており、自車両21の右前側方に存在する車両を検出可能となっている。
フロントサイドレーダ19は、車両21における左前側方部1eに配設されており、自車両21の左前側方に存在する車両を検出可能となっている。
車両21では、フロントサイドレーダ18,19による車両の検出結果も、コントローラ15に入力される構成となっている。そして、本変形例に係るフロントサイドレーダ18,19は、フロントレーダ10とともに、「第1レーダ」に相当する。
本変形例に係る車両21では、図4を用いて説明したコントローラ15による誤検出判定制御において、フロントレーダ10およびフロントサイドレーダ18,19により前方車両500の検出がなされる。
本変形例に係る車両21では、上記実施形態に係る車両1の構成に加えてフロントサイドレーダ18,19を備えている以外は同一構成を備えているので、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本変形例に係る車両21では、フロントレーダ10に加えてフロントサイドレーダ18,19によっても自車両21の前側方に存在する前方車両500の検出が可能であることとしているので、フロントレーダ10だけで前方車両500を検出する場合に比べて、当該前方車両500の検出精度の向上を図ることができ、誤検出判定での精度向上も図ることができる。
[その他の変形例]
上記実施形態および上記変形例では、図4のフローチャートにおいて、ステップS5の判定およびステップS6,S7の判定に加えて、ステップS9およびステップS10の判定についても“Yes”の場合に、コントローラ15は、フロントレーダ10およびフロントサイドレーダ18,19による前方車両500の検出が誤検出であると判定することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、ステップS5の判定およびステップS6,S7の判定が“Yes”の場合には、フロントレーダ10およびフロントサイドレーダ18,19による前方車両500の検出が誤検出であると判定することとしてもよい。この場合にも、上記同様の効果を得ることができる。
また、ステップS5の判定およびステップS6,S7の判定に加えて、ステップS9およびステップS10の判定の何れか一方の判定で“Yes”と判定された場合に、フロントレーダ10およびフロントサイドレーダ18,19による前方車両500の検出が誤検出であると判定することとしてもよい。この場合にも、上記同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、障害物認識装置17が3つのレーダ10~12を備え、上記変形例では、これに加えて2つのレーダ18,19を備える構成を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、車両の側方に存在する車両を検出するための側方レーダを配設することや、車両の後方に存在する車両を検出するための後方レーダを配設することとしてもよい。この場合にも、上記同様の効果を得ることができる。
上記実施形態および上記変形例では、標識検出部として車室外カメラ13と地図情報格納部14とを備える構成を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、標識検出部として、車室外カメラおよび地図情報格納部の一方だけを備える構成を採用することとしてもよい。この場合にも、上記同様の効果を得ることができる。
上記実施形態および上記変形例では、フロントレーダ10およびフロントサイドレーダ18,19による前方車両500の検出が誤検出ではなく、前方車両500が実在する場合に、警報機16の発報と車両1,21の減速との両方を行うこととしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、前方車両が実在し、後側方車両が自車両の前方に割り込んでくる可能性があると判断した場合には、警報機の発報および車両の減速の一方だけを行うこととしてもよい。この場合にも、上記同様の効果を得ることができる。
上記実施形態および上記変形例では、自車両1,21の前方に標識100が配置されており、当該標識100での電波の反射の有無について説明したが、電波を反射する設置物は、これに限定されるものではない。例えば、自車線LN1および隣車線LN2の上方に架け渡された道路橋や歩道橋などでも同様に電波の反射が生じる場合があると考えられる。
上記実施形態に係る車両1および上記変形例に係る車両21では、動力源としてエンジン2を一例として採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、エンジンと電動モータとの組み合わせからなる動力源を備えるハイブリッド電気自動車(HEV)や、電動モータを動力源とする電気自動車(PEV)等に本発明を適用することとしてもよい。
1,21 車両
10 フロントレーダ(第1レーダ)
11,12 リヤサイドレーダ(第2レーダ)
13 車室外カメラ(標識検出部)
14 地図情報格納部(標識検出部)
15 コントローラ(誤検出判定部)
17 障害物認識装置
18,19 フロントサイドレーダ(第1レーダ)
100 標識
151 第1距離算出部
152 第2距離算出部
153 第1進行方向判定部
154 第2進行方向判定部
155 標識位置特定部
500 前方車両
501 後側方車両

Claims (5)

  1. 自車両が走行する自車線に対して隣となる隣車線の車両を検出する障害物認識装置であって、
    前記隣車線における前記自車両の前側方に存在する車両を検出可能な第1レーダと、
    前記隣車線における前記自車両の後側方および側方に存在する車両を検出可能な第2レーダと、
    前記第1レーダおよび前記第2レーダによる検出結果を取得し、当該取得した検出結果に基づいて、誤検出の判定を実行する誤検出判定部と、
    を備え、
    前記誤検出判定部は、
    前記自車両から前記第1レーダが検出した前記車両までの距離である第1距離を算出する第1距離算出部と、
    前記自車両から前記第2レーダが検出した前記車両までの距離である第2距離を算出する第2距離算出部と、
    前記第1レーダが検出した前記車両の進行方向である第1進行方向を判定する第1進行方向判定部と、
    前記第2レーダが検出した前記車両の進行方向である第2進行方向を判定する第2進行方向判定部と、
    を有し、
    前記第1レーダおよび前記第2レーダがともに前記車両を検出した場合において、前記誤検出判定部は、前記第1距離が前記第2距離よりも大きく、且つ、前記第1進行方向と前記第2進行方向とが逆向きである場合に、前記第1レーダが検出した前記車両がレーダ偽像であると判定する、
    障害物認識装置。
  2. 請求項1に記載の障害物認識装置において、
    前記自車両から前記第1距離よりも短い領域内において、前記自車線および前記隣車線の上方に架け渡された標識を検出可能な標識検出部をさらに備え、
    前記誤検出判定部は、前記標識検出部による検出結果も取得するものであって、前記第1レーダが検出した前記車両がレーダ偽像であると判定するのに際して、前記標識が存在することをさらなる判定条件とする、
    障害物認識装置。
  3. 請求項2に記載の障害物認識装置において、
    前記標識検出部は、前記自車両の前方を撮像可能なカメラ、および前記標識の設置位置および種類が対応付けられた前記標識に関する情報を少なくとも含む地図情報を格納する地図情報格納部の少なくとも一方である、
    障害物認識装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の障害物認識装置において、
    前記誤検出判定部は、前記第1レーダが検出した前記車両がレーダ偽像であると判定するのに際して、前記第1レーダが検出した前記車両と前記第2レーダが検出した前記車両との位置および動きに相関関係があることをさらなる判定条件とする、
    障害物認識装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載の障害物認識装置において、
    前記第1レーダは、前記自車両の前部中央部およびその近傍に設置された前方レーダ、および前記自車両の前側方部に設置された前側方レーダの少なくとも一方であり、
    前記第2レーダは、前記自車両の後側方部に設置された後側方レーダである、
    障害物認識装置。
JP2018200093A 2018-10-24 2018-10-24 障害物認識装置 Active JP7087911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018200093A JP7087911B2 (ja) 2018-10-24 2018-10-24 障害物認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018200093A JP7087911B2 (ja) 2018-10-24 2018-10-24 障害物認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020067822A JP2020067822A (ja) 2020-04-30
JP7087911B2 true JP7087911B2 (ja) 2022-06-21

Family

ID=70390434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018200093A Active JP7087911B2 (ja) 2018-10-24 2018-10-24 障害物認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7087911B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023218527A1 (ja) * 2022-05-10 2023-11-16 日立Astemo株式会社 運転支援装置及び運転支援方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013009543A1 (de) 2013-06-07 2014-12-11 Audi Ag Geisterfahrererkennung
WO2015194371A1 (ja) 2014-06-19 2015-12-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 物体認識装置及びそれを用いた車両走行制御装置
JP2017537315A (ja) 2014-11-13 2017-12-14 オートリブ ディベロプメント エービー センサのハンドオーバ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013009543A1 (de) 2013-06-07 2014-12-11 Audi Ag Geisterfahrererkennung
WO2015194371A1 (ja) 2014-06-19 2015-12-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 物体認識装置及びそれを用いた車両走行制御装置
JP2017537315A (ja) 2014-11-13 2017-12-14 オートリブ ディベロプメント エービー センサのハンドオーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020067822A (ja) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107807634B (zh) 用于车辆的驾驶辅助装置
JP6323385B2 (ja) 車両走行制御装置
JP6361567B2 (ja) 自動運転車両システム
JP6115576B2 (ja) 車両走行制御装置
US20210403037A1 (en) Arithmetic operation system for vehicles
US11970186B2 (en) Arithmetic operation system for vehicles
US20160304126A1 (en) Vehicle control device
US9896098B2 (en) Vehicle travel control device
JP2018034709A (ja) 車両制御装置
CN110799403B (zh) 车辆控制装置
JP2016132421A (ja) 自動運転装置
JP2016212630A (ja) 走行制御装置
GB2484794A (en) Determining a restricted detection range of a sensor of a vehicle
JP6729326B2 (ja) 自動運転装置
WO2018105061A1 (ja) 制御装置及び制御方法
JP6832164B2 (ja) 運転補助装置及び運転補助方法
US20210394752A1 (en) Traveling Control Device, Vehicle, and Traveling Control Method
JPWO2018211708A1 (ja) 運転支援装置及び運転支援方法
JP7156252B2 (ja) 運転支援装置
CN112384419A (zh) 车辆的驾驶辅助控制装置、车辆的驾驶辅助系统以及车辆的驾驶辅助控制方法
JP2021033614A (ja) 自動運転システム
CN109501798B (zh) 行驶控制装置、以及行驶控制方法
WO2019225579A1 (ja) 車両制御装置
CN111434551A (zh) 行驶控制装置、行驶控制方法以及存储程序的存储介质
KR20210025488A (ko) 정지선 위치 추정 장치 및 차량 제어 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7087911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150