JP7081789B2 - 蓋体 - Google Patents

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本発明は、段積み可能な蓋体に関するものである。
従来より、段積み可能な蓋体に関する技術が、種々提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載の技術は、複数の半導体素子を規則的に配列して収容する収容部を有しかつ半導体素子を収容した状態で同じ容器を複数段に積み重ねることのできる、樹脂で一体成形された半導体素子用収容容器において、容器の側部に傾斜面を形成し、該傾斜面上に隆起又は窪みからなる識別マークを一体成形してなる。
実公平6-44871号公報
従って、上記特許文献1に記載の技術では、半導体素子が収容部に収容されている状態の容器に対して同じ容器が積み重ねられると、上段側の容器が蓋体の役割を果たす。
しかしながら、同じ容器が複数段に積み重ねられる場合には、半導体素子が収容部に収容されている状態にあるか否かに関係なく、上段側容器の側部の下端面が下段側容器の側部の上端面に載せられるので、下段側容器の側部が上段側容器の側部の内側へ入り込めなかった。
そのため、半導体素子が収容部に収容されていない状態の容器(つまり、不使用時の容器)が複数段積みされた際の段積み高さは、半導体素子が収容部に収容されている状態の容器(つまり、使用時の容器)が同数段積みされた際の段積み高さと変わらなかった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、不使用時の段積スペースの縮小化を図った蓋体を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、蓋体であって、天板と、天板の外周縁から天板の一面が対向する領域を囲むように延設された側板とを備え、側板は、天板の外周縁から傾斜する側壁と、天板の外周縁から側壁よりも緩やかに傾斜する情報表示壁と、情報表示壁の両端において、情報表示壁と側壁に連なった状態で設けられた一対の連結部とを備え、側壁及び情報表示壁は、天板の外周縁から外方へ向かって傾斜し、一対の連結部は、天板の外周縁から情報表示壁の先端へ向かうに連れて広くなり、情報表示壁は、側壁よりも外方に位置し、一対の連結部は、側壁よりも外方に位置する蓋体であって、蓋体の天板の下面を上方へ向けた状態で段積みする場合、下段の蓋体の側壁の内面には上段の蓋体の側壁の外面が重なり、下段の蓋体の情報表示壁の内面と上段の蓋体の情報表示壁の外面との間には隙間が形成されることを特徴とする。
情報表示壁とは、例えば、ラベルの貼付、かんばんの保持、印刷、刻印、又は筆記等が行われることによって、蓋体に関する情報が表示される壁をいう。あるいは、情報表示壁とは、上記ラベルが貼付されるプレート、又は上記かんばんが保持されるホルダー等が固定される壁をいう。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の蓋体であって、天板の外周縁と平行な方向における情報表示壁の幅は、天板の外周縁から情報表示壁の先端へ向かうに連れて広くなることを特徴とする。
請求項1に係る発明の蓋体は、天板の外周縁から傾斜する側壁を備えている。従って、蓋体同士が段積みされると、上段側の蓋体の側壁と下段側の蓋体の側壁が重なる。そのため、天板の一面が上方を向いた状態で蓋体同士が段積みされると、上段側の蓋体の側壁が下段側の蓋体の側壁の内側へ入り込む。また、天板の一面が下方を向いた状態で蓋体同士が段積みされると、下段側の蓋体の側壁が上段側の蓋体の側壁の内側へ入り込む。よって、請求項1に係る発明の蓋体は、不使用時の段積スペースの縮小化を図ることが可能である。
更に、請求項1に係る発明の蓋体は、天板の外周縁から側壁よりも緩やかに傾斜する情報表示壁を備える。そのため、蓋体同士が段積みされると、上段側の蓋体の情報表示壁と下段側の蓋体の情報表示壁の間に隙間が形成される。よって、段積みされた蓋体の情報表示壁に、例えば、プレート又はホルダー等が固定されている場合には、プレート又はホルダー等が、上段側の蓋体の情報表示壁と下段側の蓋体の情報表示壁の間に形成された隙間に収まれば、上段側の蓋体の情報表示壁又は下段側の蓋体の情報表示壁に突き当たることを回避できる。
請求項2に係る発明の蓋体では、天板の外周縁と平行な方向における情報表示壁の幅が、天板の外周縁から情報表示壁の先端へ向かうに連れて広くなるため、金型成形時の型抜き性に優れる。また、情報表示壁においては、天板の外周縁と平行な方向に沿って表示される情報が、天板の外周縁から情報表示壁の先端へ向かうに連れて長く表示されることが可能となる。
請求項に係る発明の蓋体では、側壁及び情報表示壁が天板の外周縁から外方へ向かって傾斜し、一対の連結部は、天板の外周縁から情報表示壁の先端へ向かうに連れて広くなるので、側板内の空間を広く確保することが可能である。
本発明の第1実施形態の蓋体が表された斜視図である。 同第1実施形態の蓋体が上下逆さまの状態で表された斜視図である。 同第1実施形態の蓋体が使用された状態で表された斜視図である。 同第1実施形態の各蓋体が5段で積み重ねられた状態で表された斜視図である。 図4の線A-Aで同第1実施形態の各蓋体を切断した断面が表された図である。 図5から、1段目と2段目にある同第1実施形態の各蓋体が抜粋されて表された図である。 本発明の第2実施形態の蓋体が表された斜視図である。 同第2実施形態の蓋体が上下逆さまの状態で表された斜視図である。 2段で積み重ねられた同第2実施形態の各蓋体を切断した断面が表された図である。 2段で積み重ねられた同第2実施形態の各蓋体を切断した断面が表された図である。
(1)第1実施形態
以下、本発明に係る蓋体について、具体化した第1実施形態に基づき、図面を参照しつつ説明する。
(1-1)蓋体の概要
図1及び図2に表されたように、第1実施形態の蓋体10は、天板20、一対の短辺側側板30、及び一対の長辺側側板40等を備えており、ポリプロピレン等の樹脂を材料とした金型成形によって、一面が開放された四角錐台状に形作られている。
尚、図1及び図2において、符号D1の方向は、上下方向(つまり、蓋体10の高さ方向)を示している。符号D2の方向は、各短辺側側板30の幅方向を示している。符号D3の方向は、天板20及び各長辺側側板40の幅方向を示している。各方向D1,D2,D3は、互いに直交する関係にある。これらの点は、後述する図3乃至図6においても同様であり、更に、後述する第2実施形態で参照される図7乃至図10においても同様である。
天板20は、長方形状をなし、剛性を確保するための格子状リブ22が設けられている。天板20の外周縁24からは、各短辺側側板30及び各長辺側側板40が延出している。各短辺側側板30及び各長辺側側板40は、それぞれ相対しており、天板20の下面26(図2参照)が対向する領域を囲んでいる。各短辺側側板30は、天板20の外周縁24から外方へ向かって傾斜する側壁32で構成されている。
各長辺側側板40は、側壁42、情報表示壁44、及び一対の連結部46で構成されている。側壁42は、短辺側側板30の側壁32と同一の傾斜角度をもって、天板20の外周縁24から外方へ向かって延出している。
情報表示壁44は、長辺側側板40の幅方向D3において長辺側側板40の中央に設けられており、側壁42よりも緩やかに傾斜した状態で、天板20の外周縁24から外方へ向かって延出している。更に、長辺側側板40の幅方向D3における情報表示壁44の幅は、天板20の外周縁24から情報表示壁44の先端へ向かうに連れて広くなる。つまり、情報表示壁44の先端寄りに位置する情報表示壁44の第1幅W1は、天板20の外周縁24寄りに位置する情報表示壁44の第2幅W2よりも広い。
尚、情報表示壁44では、その外面において、ラベルの貼付、かんばんの保持、印刷、刻印、又は筆記等が行われ、あるいは、上記ラベルが貼付されるプレート、又は上記かんばんが保持されるホルダー等が固定される。これらによって、情報表示壁44においては、蓋体10(で覆われる容器)に関する情報(例えば、容器の所有者名、容器の収容物の名称等)を表示することが可能である。これらの点は、後述する第2実施形態の情報表示壁144(図7等参照)においても同様である。
各連結部46は、情報表示壁44の両端において、情報表示壁44と側壁42に連なった状態で設けられている。これにより、長辺側側板40の幅方向D3にける各連結部46の間は、情報表示壁44の幅と同様にして、天板20の外周縁24から情報表示壁44の先端へ向かうに連れて広くなる。その広がる度合いは、短辺側側板30の側壁32の勾配以上とされている。また、短辺側側板30の幅方向D2における各連結部46の幅は、天板20の外周縁24から情報表示壁44の先端へ向かうに連れて広くなる。
尚、以下の説明において、各短辺側側板30及び各長辺側側板40を区別せずに総称して説明する場合には、側板30,40と表記する。また、各短辺側側板30の側壁32及び各長辺側側板40の側壁42を区別せずに総称して説明する場合には、側壁32,42
と表記する。
(1-2)蓋体の使用例
第1実施形態の蓋体10は、例えば、図3に表されたように、パレットPに載置されたダンボール箱Cの蓋として使用される。そのために、第1実施形態の蓋体10は、側板30,40が天板20の外周縁24から下方へ延出する状態で使用される。これにより、ダンボール箱Cの上方開放口が天板20で隠されると共に、ダンボール箱Cの各側壁上端部が側板30,40内に収められる。
尚、第1実施形態の蓋体10をダンボール箱Cに固定するためのバンドが使用される場合には、そのバンドの位置を決めるための溝が天板20又は側板30,40に設けられてもよい。また、第1実施形態の蓋体10は、例えば、ダンボール箱C以外の容器に対する蓋として使用されてもよいし、あるいは、ワークのカバーとして使用されてもよい。
(1-3)蓋体の段積み
第1実施形態の蓋体10は、蓋又はカバー等として使用されない場合には、段積みされた状態で保管されることが可能である。例えば、図4及び図5に表されたように、第1実施形態の蓋体10は、5段で積み重ねられた状態でパレットPに載置されることによって、保管される。
尚、以下の説明(図4乃至図6を含む)では、各段の蓋体について、上記蓋体10と実質的に共通する部分には同一の符号を付することによって、詳しい説明を省略する。更に、下から1段目の蓋体に関する符号には英文字の「A」を添付する。同様にして、下から2段目、3段目、4段目、及び5段目の各蓋体に関する符号には、英文字の「B」、「C」、「D」、及び「E」をそれぞれ添付する。但し、各段(の蓋体)を区別せずに総称する場合には、英文字の「A」、「B」、「C」、「D」、及び「E」を添付しない。
図4及び図5では、5個の蓋体10が、天板20の下面26を上方へ向けた状態で段積みされている。そのような段積みがなされると、1段目の蓋体10Aの短辺側側板30Aの側壁32Aの内面に対して、2段目の蓋体10Bの短辺側側板30Bの側壁32Bの外面が重なる。また、1段目の蓋体10Aの長辺側側板40Aの側壁42Aの内面に対して、2段目の蓋体10Bの長辺側側板40Bの側壁42Bの外面が重なる。これらにより、1段目の蓋体10Aと2段目の蓋体10Bが段積みされる。
同様にして、2段目の蓋体10Bと3段目の蓋体10Cが段積みされ、3段目の蓋体10Cと4段目の蓋体10Dが段積みされ、4段目の蓋体10Dと5段目の蓋体10Eが段積みされる。
更に、図6に表されたように、1段目の蓋体10Aの長辺側側板40Aの情報表示壁44Aの内面と、2段目の蓋体10Bの長辺側側板40Bの情報表示壁44Bの外面との間において、第1隙間G1が形成される。尚、図6は、1段目の蓋体10Aと2段目の蓋体10Bが図5から抜粋されて表された図であって、第1隙間G1が明確に表されている。
第1隙間G1は、情報表示壁44Bの内面と情報表示壁44Cの外面との間、情報表示壁44Cの内面と情報表示壁44Dの外面との間、及び情報表示壁44Dの内面と情報表示壁44Eの外面との間においても形成される。これらは、蓋体10の長辺側側板40において、情報表示壁44が側壁42よりも緩やかに傾斜しているためである。
(2)第2実施形態
以下、本発明に係る蓋体について、具体化した第2実施形態に基づき、図面を参照しつ
つ説明する。尚、以下の説明では、各蓋体について、第1実施形態の蓋体10と実質的に共通する部分には同一の符号を付することによって、詳しい説明を省略する。更に、各蓋体が積み重ねられた場合には、1段目の蓋体に関する符号には英文字の「A」を添付し、2段目の蓋体に関する符号には英文字の「B」を添付する。但し、各段の蓋体を区別せずに総称する場合には、英文字の「A」及び「B」を添付しない。
図7及び図8に表されたように、第2実施形態において、蓋体100の各長辺側側板40は、側壁42、情報表示壁144、及び一対の連結部146で構成されている。
情報表示壁144は、長辺側側板40の幅方向D3において長辺側側板40の中央に設けられており、第1実施形態の情報表示壁44よりも緩やかに傾斜した状態で、天板20の外周縁24から外方へ向かって延出している。そのように傾斜している情報表示壁144の両端には、一対の連結部146が情報表示壁144と側壁42に連なった状態で設けられている。尚、長辺側側板40の幅方向D3における情報表示壁144の幅は、第1実施形態の情報表示壁44と同様であり、天板20の外周縁24から情報表示壁144の先端へ向かうに連れて広くなる。
長辺側側板40の幅方向D3にける各連結部146の間は、第1実施形態の各連結部46と同様であり、天板20の外周縁24から情報表示壁144の先端へ向かうに連れて広くなる。また、短辺側側板30の幅方向D2における各連結部146の幅は、第1実施形態の各連結部46と同様であり、天板20の外周縁24から情報表示壁144の先端へ向かうに連れて広くなる。
第2実施形態の蓋体100は、蓋又はカバー等として使用されない場合には、段積みした状態で保管することが可能である。例えば、図9及び図10に表されたように、第2実施形態の蓋体100は、天板20の下面26を上方へ向けた状態で2段で積み重ねられることによって、保管される。
そのような段積みがなされると、1段目の蓋体100Aの短辺側側板30Aの側壁32Aの内面に対して、2段目の蓋体100Bの短辺側側板30Bの側壁32Bの外面が重なる。また、1段目の蓋体100Aの長辺側側板40Aの側壁42Aの内面に対して、2段目の蓋体100Bの長辺側側板40Bの側壁42Bの外面が重なる。これらにより、1段目の蓋体100Aと2段目の蓋体100Bが段積みされる。
更に、1段目の蓋体100Aの長辺側側板40Aの情報表示壁144Aの内面と2段目の蓋体100Bの長辺側側板40Bの情報表示壁144Bの外面の間において、第2隙間G2が形成される。第2隙間G2は、第1実施形態の第1隙間G1よりも広い。これは、蓋体100の長辺側側板40において、情報表示壁144が、第1実施形態の情報表示壁44よりも緩やかに傾斜しているためである。尚、以下の説明では、第1隙間G1及び第2隙間G2を区別せずに総称して説明する場合には、隙間G1,G2と表記する。
(3)まとめ
以上詳細に説明したように、本実施形態の蓋体10,100は、天板20の外周縁24から傾斜する側壁32,42を備えている。従って、蓋体10,100同士が段積みされると、上段側の蓋体10,100の側壁32,42と下段側の蓋体10,100の側壁32,42が重なる。そのため、天板20の下面26が上方を向いた状態で蓋体同士10,100が段積みされると、上段側の蓋体10,100の側壁32,42が下段側の蓋体10,100の側壁32,42の内側へ入り込む。よって、本実施形態の蓋体10,100は、不使用時の段積スペースの縮小化を図ることが可能である。
この点は、天板20の下面26が下方を向いた状態で蓋体同士10,100が段積みされる場合(図示省略)においても、同様である。但し、そのような場合には、下段側の蓋体10,100の側壁32,42が上段側の蓋体10,100の側壁32,42の内側へ入り込む。
更に、本実施形態の蓋体10,100は、天板20の外周縁24から側壁42よりも緩やかに傾斜する情報表示壁44,144を備える。そのため、蓋体同士10,100が段積みされると、上段側の蓋体10,100の情報表示壁44,144と下段側の蓋体10,100の情報表示壁44,144の間に隙間G1,G2が形成される。
よって、段積みされた蓋体10,100の情報表示壁44,144に、例えば、プレート又はホルダー等が固定されている場合には、プレート又はホルダー等が、上段側の蓋体10,100の情報表示壁44,144と下段側の蓋体10,100の情報表示壁44,144の間に形成された隙間G1,G2に収まれば、上段側の蓋体10,100の情報表示壁44,144又は下段側の蓋体10,100の情報表示壁44,144に突き当たることを回避できる。
本実施形態の蓋体10,100では、長辺側側板40の幅方向D3における情報表示壁44,144の幅が、天板20の外周縁24から情報表示壁44,144の先端へ向かうに連れて広くなるため、金型成形時の型抜き性に優れる。また、情報表示壁44,144においては、長辺側側板40の幅方向D3に沿って表示される情報が、天板20の外周縁24から情報表示壁44,144の先端へ向かうに連れて長く表示されることが可能となる。
本実施形態の蓋体10,100では、側壁32,42及び情報表示壁44,144が天板20の外周縁24から外方へ向かって傾斜し、短辺側側板30の幅方向D2における各連結部46,146の幅は、天板20の外周縁24から情報表示壁44,144の先端へ向かうに連れて広くなるので、側板30,40内の空間を広く確保することが可能である。
ちなみに、本実施形態において、天板20の下面26は、「天板の一面」の一例である。長辺側側板40の幅方向D3は、「天板の外周縁と平行な方向」の一例である。情報表示壁44の第1幅W1と第2幅W2は、「情報表示壁の幅」の一例である。
(4)変更例
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、側壁32,42及び情報表示壁44,144は、天板20の外周縁24から内方へ向かって傾斜させてもよい。
情報表示壁44,144は、長辺側側板40において複数設けてもよく、また、短辺側側板30において一又は複数設けてもよい。
天板20は、正方形状であってもよいし、四角形状以外の多角形状であってもよいし、円形状であってもよい。
天板20は、剛性が確保されるのであれば、格子状リブ22が設けられなくてもよい。
側板30,40は、剛性をより高くするためのリブが設けられてもよい。
10 蓋体
20 天板
24 天板の外周縁
26 天板の下面
30 短辺側側板
32 側壁
40 長辺側側板
42 側壁
44 情報表示壁
46 連結部
100 蓋体
144 情報表示壁
146 連結部
W1 情報表示壁の第1幅
W2 情報表示壁の第2幅

Claims (2)

  1. 天板と、
    前記天板の外周縁から前記天板の一面が対向する領域を囲むように延設された側板とを備え、
    前記側板は、
    前記天板の外周縁から傾斜する側壁と、
    前記天板の外周縁から前記側壁よりも緩やかに傾斜する情報表示壁と、
    前記情報表示壁の両端において、前記情報表示壁と前記側壁に連なった状態で設けられた一対の連結部とを備え
    前記側壁及び前記情報表示壁は、前記天板の外周縁から外方へ向かって傾斜し、
    前記一対の連結部は、前記天板の外周縁から前記情報表示壁の先端へ向かうに連れて広くなり、
    前記情報表示壁は、前記側壁よりも外方に位置し、
    前記一対の連結部は、前記側壁よりも外方に位置する蓋体であって、
    前記蓋体の前記天板の下面を上方へ向けた状態で段積みする場合、下段の前記蓋体の前記側壁の内面には上段の前記蓋体の前記側壁の外面が重なり、下段の前記蓋体の前記情報表示壁の内面と上段の前記蓋体の前記情報表示壁の外面との間には隙間が形成されることを特徴とする蓋体。
  2. 前記天板の外周縁と平行な方向における前記情報表示壁の幅は、前記天板の外周縁から前記情報表示壁の先端へ向かうに連れて広くなることを特徴とする請求項1に記載の蓋体。
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