JP7080916B2 - 踵・つま先上げ運動補助具 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 令和1年11月15日から令和1年11月16日までの間にあびこけやきプラザ(千葉県我孫子市本町3-1-2)において開催された第14回千葉県福祉機器展2019で発表
特許法第30条第2項適用 令和1年12月23日ウェブサイトのアドレス(https://www.provident.co.jp/norimaki_ninjya.php)で公開
特許法第30条第2項適用 令和1年12月23日ウェブサイトのアドレス(https://www.youtube.com/embed/FkzbzD5ykq8)で公開
特許法第30条第2項適用 令和1年12月23日ウェブサイトのアドレス(https://www.youtube.com/embed/n9HaMuCW1V8)で公開
特許法第30条第2項適用 令和1年12月23日ウェブサイトのアドレス(https://www.youtube.com/embed/2rf03CruUg4)で公開
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特許法第30条第2項適用 令和1年12月23日ウェブサイトのアドレス(https://www.youtube.com/embed/OtIHPaoMzJw)で公開
特許法第30条第2項適用 令和1年12月23日ウェブサイトのアドレス(https://www.youtube.com/embed/vpLQytQKSjk)で公開
特許法第30条第2項適用 令和1年11月22日シルバー新報の令和1年11月22日付第8面で公開
特許法第30条第2項適用 令和2年1月20日千葉銀行南柏支店(千葉県柏市今谷上町45-1)で公開
本発明は、飛行機内や、車中での避難生活など、長時間同じ姿勢を取り続けることが要因で引き起こされる深部静脈血栓症、旅行者血栓症、エコノミークラス症候群の予防を図り発症件数を減らすことを目的とする運動補助具に関するものである。
従来、エコノミークラス症候群予防に関連する用具として、着圧ソックス、青竹踏み具、ふくらはぎマッサージ具がある。また、飛行機等乗り物内で座ったまま使用することのできる用具としては、座席にひっかけて足を吊る形で足を載せる用具、空気を入れて使う足置きクッションなどが各種提案されている。また、ジェルマットの中に足裏を刺激する固形物が入っている足置きマットが下記特許文献1に、マッサージローラーを取り入れた足置きシートが下記特許文献2にそれぞれ開示されている。
特開2007-68784号公報 特開平9-206354号公報
ところで、深部静脈血栓塞栓症、DVT(Deep vein thrombosis)、いわゆるエコノミークラス症候群は、航空機内などで、長時間同じ姿勢を取り続けていることが要因で発症の可能性が高まることが知られている。深部静脈血栓塞栓症は、エコノミー症候群、旅行者血栓症、ロングフライト症候群ともいい、下肢が圧迫されてうっ血状態になり血栓が形成され、血栓が血流に乗って肺に到達し、肺に詰まると時には死に至ることもある病気であるが、航空機内だけでなく、鉄道や長距離バスなど他の乗り物内、オフィスでのデスクワークなどでも起こりうる。災害による避難生活での発症もみられ、災害関連死のひとつとしても近年注目されている。予防には、水分を摂り、足関節いわゆる足首の底背屈運動(踵・つま先上げ運動)をはじめとする各種運動をして長時間同じ姿勢でいないことが挙げられている。マッサージも予防に良いとされている。いずれも血行を良くすることが血栓形成の予防にとても大切なことである。ふくらはぎは第2の心臓ともいわれ、ふくらはぎの筋肉を収縮弛緩させる運動は血行を良くする運動として効果的である。特に足首の底背屈運動(踵・つま先上げ運動)は、ふくらはぎの筋肉に作用する運動として重要である。
これに対し、例えば上記特許文献1に記載の技術は、平らな面に置いた場合、凹凸は少なく、足首の底背屈運動(踵・つま先上げ運動)がしやすくないといった課題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術は、ローラーを用いる技術であり、膝関節の運動にはなるものの、足首の底背屈運動(踵・つま先上げ運動)において高い効果を得ることは難しい。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、より効率的に足首の底背屈運動を効果的に行うことができる踵・つま先上げ運動補助具を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一観点に係る踵・つま先上げ運動補助具は、シート部材と、上記シート部材上に設置される弾性を有する足置き部材を備えたものである。
また、本観点において、限定されるわけではないが、シート部材は、すべり止めシートと表面シートからなるものであることが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが、足置き部材は、芯部材と前記芯部材を覆う発泡体からなるものであることが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが、シート部材は、足置き部材の周囲に巻きつけることが可能であって、巻き付けた状態でシート部材を足置き部材周囲において固定するための留め具を備えるものであることが好ましい。
また、本観点において、シート部材は、表面シートの裏にすべり止めテープが添付されたものであることが好ましい。
以上、本発明によって、より効率的に足首の底背屈運動を効果的に行うことができる踵・つま先上げ運動補助具を提供することができる。
実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具を用いて運動を行う場合のイメージ図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の折りたたみ方の手順を示すイメージ図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具を用いて運動を行う場合のイメージ図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具を用いて運動を行う場合のイメージ図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具を用いて運動を行う場合のイメージ図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の折りたたみ方の他の例における手順を示すイメージ図である。 実施形態2に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態3に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態4に係る踵・つま先上げ運動補助具の概略を示す図である。 実施形態1に係る踵・つま先上げ運動補助具の折りたたみ方の他の例における手順を示すイメージ図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異なる形態による実施が可能であり、以下に示す実施形態、実施例に記載された具体的な例示にのみ限定されるわけではない。
(構造)
図1は、本実施形態に係る踵・つま先上げ運動補助具(以下「本補助具」という。)1の概略を示す図である。なお、図1は、本補助具1を広げた場合における概略斜視図であり、図2は本補助具1を広げた場合における背面図であり、図3は、本補助具1を用いて踵・つま先上げ運動を行おうとする場合のイメージ図である。
本図で示すように、本補助具1は、シート部材2と、上記シート部材2上に設置される弾性を有する足置き部材3を備えたものである。
本補助具1において、シート部材2は、本補助具1を設置して靴を脱いだ状態で足を乗せるために用いられる薄いものである。また、シート部材2は、足置き部材3を包む(巻きつける)ために用いることができるものでもある。
シート部材2の材質としては、上記の限りにおいて限定されるわけではなく様々なものを採用することができるが、柔軟性をもつ高分子材料によって構成されていることが好ましく、例えば紙、ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、及びポリエチレン等を用いることができるがこれに限定されない。
シート部材2の大きさとしては、使用者が十分に足を乗せることができる程度の大きさがあればよく、例えば幅20cm以上60cm以下の範囲にあることが好ましく、長さ(幅に対して垂直な方向)としても、30cm以上70cm以下の範囲にあることが好ましい。また、シート部材2の形状も限定されるわけではないが、円形状、楕円形状又は角丸多角形(例えば角丸四角形)であることは好ましい形態である。
なお、シート部材2において、足置き部材3が配置されている面は滑りがよいなめらかなものであることが好ましいが、この反対の面、本補助具と接する床側(接地側)の面は、本補助具がずれて動くことがないよう、すべり止めが付されたものであることが好ましい。例えば、上記柔軟性を持つ高分子材料に、すべり止め用のテープ23が付されたものとなっていることも好ましい一例である。なおこの場合において、すべり止め用のテープ23の添付位置は、最も力がかかりやすい足置き部材3が配置される位置の裏に配置してあることが好ましい。このようにすることでシート部材2の薄さを確保しつつ、本補助具1が床とずれてしまわないよう安定的に配置することが可能となる。この場合の例を図4に示しておく。なおもちろん、シート部材2がいわゆるすべり止めマット1枚で構成されていてもよい。
また、本補助具1における足置き部材3は、上記の通り、弾性を有するものであって、シート部材2上に設置されるものである。
また本補助具1において足置き部材3は、使用者が靴を脱いだ状態で足の裏を押し当てて踏むことができるものである。この限りにおいて限定されるわけではないが、足置き部材3の形状としては所定の断面を備えた柱状であることが好ましく、シート部材が広げられた状態で、その軸方向がシート部材2の面に沿って配置された状態のもの、具体的には倒れた柱状となっているものであることが好ましい。
また、本補助具1において足置き部材3の上記断面形状は限定されるわけではないが、例えば円形状、楕円形状、多角形状(角丸多角形を含む)等を例示することができる。またこの場合において、シート部材2に接地される部分に関し、安定的に設置できるよう平坦となる切りかかれた部分が形成されていることが好ましい。なおこの断面形状の幅や設置面からの高さは、限定されるわけではないが、それぞれ、例えば5cm以上15cm以下の範囲にあることが好ましい。また、足置き部材3の長さ(接地面上の長さ)としては、限定されるわけではないが、15cm以上40cm以下の範囲内にあることが好ましく、より好ましくは30cm以下の範囲である。この範囲とすることで不必要に大きくしないことができる。
また、本補助具1において、足置き部材3は、木材やプラスチック等の比較的固い部材であってもよいが、上記の通り弾性を有するものである。これにより、ある程度の固さと弾性のバランスによって、足首の底背屈運動を効果的に行うことができるだけでなく、足の裏のマッサージを行うこともできるようになるためである。ここで「弾性を有する」とは、所定の力で押した場合に変形する一方、この力を除去することで元の形状に戻ろうとする性質をいう。
また、本補助具1において、足置き部材3は、上記弾性を有する部材一種類で構成されていてもよいが、固さと弾性のバランスを確保する観点から、芯材31と、芯部材31を覆う発泡体32からなるものであることも好ましい。芯材は比較的硬い材質を、発泡体32は比較的柔らかい材質を配置することで、上記適度なバランスを確保するよう調整することができるようになる。なお、弾性を有する部材一種類で構成されている場合、中空となっていてもよい。
なお、本補助具1において足置き部材3の材質としては、上記の機能を有するものである限りにおいて限定されるわけではないが、例えばポリエチレン、ウレタン、ゴム等、又は、シリコン、アクリル、メラミン等の発泡体を例示することができるがこれに限定されない。
なお、本補助具1において、足置き部材3は、シート部材2上において大きく移動・回転しないよう、シート部材2に対して固定されていることが好ましい。これによって、足首の底背屈運動を効果的に行うことができるようになる。この固定方法としては、例えば接着剤や両面テープ等により固定してもよいが、シート部材2及び足置き部材3に紐状の部材を通すことによって固定すること、また、熱圧着、熱融着等の熱処理によって固定すること、更には、シート部材2に別のシートを固定してトンネル状の挿入部を作成してこの挿入部に足置き部材3を挿入させることが好ましい。なお、本実施形態では紐状の固定部材4によって固定されている例で示す。
更に、本補助具1は、折りたたむ(シート部材2を足置き部材3に巻き付ける)ことが可能である。具体的には、シート部材2を足置き部材3に巻きつけ、シート部材2に設けられる留め具5を用いてこの状態を維持する。これにより、本補助具1はコンパクトに折りたため、持ち運びが非常に便利となる。
また、本補助具1の折りたたみ方は、コンパクトにでき持ち運びが容易になる限りにおいて限定されるわけではないが、例えば図5で示すように、(1)シート部材を、足置き部材とシート部材が接する線上で、床(接地面)に接する面を内側に、足置き部材の軸方向に平行な方向で二つ折りにし、(2)二つ折りになったシート部材を左右両端から折り込むことによって足置き部材の軸方向の長さと同等の幅にし、(3)海苔巻きの要領でシート部材を足置き部材の周囲に巻きつけ、(4)シート部材の端まで巻きつけた後、この状態を維持するように留め具5で留める、ことによってコンパクトに折りたたむことができる。なお、この折りたたんだ状態の概略を図6に示しておく。
また本補助具1は、上述した折りたたみ方のように、床に接していた不潔面が隠れるように折ることが望ましい。このように、不潔面が隠れることによって、持ち歩く際や旅行荷物の中に共にパッキングする際に不潔な面に触れることがないので快適である。
また、本補助具1においては、上記の記載の通り、留め具5がシート部材に配置されている。これによって、シート部材は、上記の通り、足置き部材の周囲に巻きつけることが可能となり、巻き付けた状態で前記シート部材を前記足置き部材周囲において固定することができるようになる。ここで留め具は、この機能を実現できる限りにおいて限定されるわけではなく、例えばスナップボタン、面ファスナー、ボタンとホール、ボタンと紐、リング状のゴム、紐、こはぜ、笹こはぜ等を例示することができる。なお、図7に、留め具5として、紐を用いた場合の例を示しておく。このようにすることで、日本古来の巻物のように見せることが可能となる。
(踵・つま先上げ運動)
ここで、本補助具1を用いた踵・つま先上げ運動について説明する。図8は、本補助具1を用いて人が踵・つま先上げ運動を行う足元のイメージ図である。
本補助具1は、例えば、航空機内の座席などの床面に、足置き部材3が上方になるようにシート部材2を広げる。人は座席に腰かけた状態で、足裏土踏まず部を足置き部材3の上に置くと、足先部と踵部は宙に浮く。足裏全体を板として例えると、足先部と踵部は、土踏まず部を支点としてシーソーのような格好になる。足には自重もあり、踵部は床方向に下しやすい。すると足先部が上がり、次に、上がった足先は、シーソーのように土踏まずを支点に下げやすい。結果的に本補助具の形は、足関節の底背屈運動をするように導き、しかも容易にできる仕組みとなっている。足置き部材に足裏を押し付けることでマッサージ効果も望める。
また、図9は、本補助具1を用いて人が貧乏ゆすり運動を行う足元のイメージ図である。この場合も、航空機内の座席などの床面に、足置き部材3が上方になるようにシート部材2を広げる。人は座席に腰かけた状態で足の指骨から中足骨近傍部を本補助具1の足置き部材3に置くと、貧乏ゆすり運動が容易にできる。貧乏ゆすり運動も血流の改善につながり、エコノミークラス症候群予防として有効な運動である。
また、本補助具1は、足裏以外の部位で運動補助具やマッサージ用具として利用することもできる。例として、イス座位で、両膝の間に本補助具を挟み開脚閉脚を繰り返す運動や、イス座位で大腿とイス座面との間に本補助具を差し入れ、大腿部を上下する運動や、脇の下に本補助具を挟みこみ、上腕を体幹に近づけたり遠ざけたりする運動などである。いずれも乗り物内ででき得る運動であり、体に本補助具を押し付けることにもなるのでマッサージ効果も期待できる。いずれもエコノミークラス症候群の発症予防に役立つ。この場合のイメージを図10に示しておく。
また、航空機、長距離バスなど長時間の乗り物内においては、リラックスするために靴を脱ぐ事例も多くみられるが、その際、靴を脱いだ足を直接床面に付けた場合は、土足と同じ床面と接触することになり不潔と感じる人も多い。足の置場に困るという声も多く聞く。本補助具1は、シート部材を広げるため、足置き部材3以外の場所であっても、シート部材上の好きな位置に足裏を乗せることで、床の不潔面に足裏が直接触れることがない。シート部材の上は、利用者の陣地のような感覚である。
エコノミークラス症候群の予防には運動することが良いということを知識として知っていても 運動の実施については自己が意識し運動しなければできない。しかし、本補助具を足元に置くことで、足に本補助具が触れ、自然に足置き部材に足を置くことから、踵あるいは足先が床面から離れるので、自然と足首の運動をするように導かれ、結果エコノミークラス症候群を予防することにつながる。
また、エコノミークラス症候群は、災害による避難生活などで狭い場所であまり動かないことでも起こり得る。被災者が置かれたこうした状況下においても、本補助具を用いて運動やマッサージをすることで、体内の循環を改善し血栓の形成を防ぐ。むくみの予防としても用いることができる。この際、本補助具は電源も要らない。音も静かで隣人に気兼ねすることなくいつでも利用することができる。重量も軽くコンパクトであるので、災害備蓄品にも適している。
リンパ浮腫やむくみ治療の臨床の場において、患者にテーピングをした後に、歩行や足首など下肢の運動をしてもらうことが浮腫改善の方法としてとられることがあるが、この際、本補助具1を用いて運動することは、下肢の運動を確実に行ってもらえる方策の一つになる。踵・つま先上げ運動は、平面な床の上でやるよりも、本補助具を用いると運動しやすい。靴を脱いで行えるので関節可動域に制限が少なく、より効果的に運動できる。
更に、昨今、美容分野の商品として、足首引締めやむくみ予防の効果をうたう器具が複数みられるが、本補助具1は、踵・つま先上げ運動が容易にできることから、同じく足首引締めやむくみ予防の効果をねらう美容分野での需要も考えられる。
更に、高齢者においては、立位での歩行や運動が十分に行えない人もみられる。本補助具1は、イスに座った状態や車イスに座った状態でも利用が可能である点から、転倒の危険の少ない安全度の高い運動補助具としての利用が大いに考えられる。高齢になると概して運動も不足し、体の循環機能が衰えがちであるが、本補助具1を利用して踵・つま先上げ運動をはじめとする各種運動、マッサージを行うことは、循環を促し血栓形成の予防の効果につながる。また、これらの運動による関節可動域の維持、改善は、関節の拘縮傾向をとめる効果も期待できる。自宅の居間食堂などでテーブル下などに置いておくと、目に付いたときに手軽に運動ができる。
高齢者においては、自宅で生活する人ばかりではなく、デイサービス、ショートステイ、グループホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの施設を利用する人もみられる。各施設では機能訓練、リハビリテーションに関するサービスも行われるが、人員配置の面からもそれらのサービス提供の機会は個々人にとって十分とは言えない実情がある。施設内では利用者は、椅子や車イスに腰掛けている時間も多い。本補助具1は、電源不要でコードが付属することもないので利用者が椅子や車イスに腰掛けた場所のまま足元に置くだけで使える。また、ベッドのフットボードなどに押しあてて運動をおこなうことで臥位のままでも使用が一部可能であり、寝たきりの人の使用も可能である。使用により、血の巡りが良くなり、筋力強化や、関節拘縮の予防の効果が期待される。
更に、身体障害者についても、前述高齢者の居宅生活者、施設生活者と同様のことが言える。
本補助具1は、使用による転倒や事故の恐れが少ない、複雑な操作も不要なことから施設職員の手間が少なくて済む、比較的安価なので利用人数に応じて複数個を配備することが可能である等の施設運営サイドから見た利点も多い。
本補助具1は、家庭内やオフィス、商店や受験生など、なかなか運動ができない人が「ながら運動」をすることで運動の機会を提供できる。
本補助具1は、オフィスにおいて、デスクワーカーのエコノミークラス症候群を予防し、運動不足を補う補助具となり得る。企業経営者や事業主など雇用者が、従業員の健康に配慮し健康経営を考えるうえで有用なツールともなる。
また、昨今、災害発生時の避難所での生活時や車内避難等において、災害の二次被害として、エコノミークラス症候群の発症がみられ、災害関連死につながる例もあったことから問題となっている。本補助具1は、電源も要らずかさばらないことからも、手軽に運動不足を補えて、血行を良くし血栓形成を予防することでエコノミークラス症候群の発症を抑えるツールとなり得る。
更に、本補助具1は、全体的に弾性のある部材によって構成されているため、荷物の中に収容する場合でも大きな体積を必要とせず、小さな隙間に収納可能である。また、おもにシート部材と弾性のある部材で構成されるため一般的に軽く、重さが負担になることも少ない。具体的には、足置き部材に発泡材を使用した場合、50グラム以下と軽量に製作することができる。従って、使用者は旅行の荷物としても携行することが容易にできる。
なお、本実施形態の場合、本補助具1の足置き部材3の側面は露出することになるが、この側面にデザインを施すことで非常にユニークな形状を形成することができる。例えば、足置き部材3を芯部材とこの芯部材を覆う発泡体とし、更に、シート部材を巻き付けることで、あたかも海苔巻きのように見える。具体的には芯部材が具材、発泡剤が具材を取り巻く米飯、更にシート部材が海苔のように見える。このようにすることで機能性だけでなくデザイン性も高くすることが可能となる。
以上、本実施形態に係る補助具によって、より効率的に足首の底背屈運動を効果的に行うことができる踵・つま先上げ運動補助具を提供することができる。
なお、本実施では、上記のように海苔巻きのような形状を採用しているが、シート部材の形状および留め具を工夫することにより、別の形状とすることも可能である。例えば、図11のように、キャンディーのように包む(巻き付ける)ことも可能である。
この場合について具体的に説明すると、(1)シート部材を、足置き部材とシート部材が接する線上で、床に接する面を内側に、足置き部材の軸方向に平行な方向で二つ折りにし、(3)海苔巻きの要領でシート部材を足置き部材の周囲に巻きつけ、(4)シート部材の端まで巻きつけた後、この状態を維持するように留め具5で留めることによってコンパクトに折りたたむことができる。この場合において、留め具5はリング状のゴムであることが好ましく、このリング状のゴムは固定部材4又はシート部材の固定部材近傍位置に配置しておくことが好ましい。
(実施形態2)
本実施形態に係る運動補助具は、ほぼ上記実施形態1と同様であるが、シート部材2の構成が異なる。本実施形態では異なる部分について以下具体的に説明するが、説明の無い部分については上記実施形態と同様であることを意味する。
図12は、本補助具1の裏面に関する概略図である。具体的に本補助具1は、多層構造となっており、一方のシート部材は上記実施形態1と同様の表面シートである一方、他方のシート部材はすべり止めシートとなっている。このようにすることで、異なる材質のシートを簡単に用いることが可能となる。具体的には、表面シートは表面が滑らかなシートで感触を良くし、他方のすべり止めシートによって本補助具1全体がずれてしまうことを防ぐことが可能となる。
以上、本実施形態によっても、より効率的に足首の底背屈運動を効果的に行うことができる踵・つま先上げ運動補助具を提供することができる。繰り返しとなるが、本補助具は、座位での運動がしやすく、かつ、自然に踵・つま先上げ運動をするよう導き、かつ他の部位への運動補助具やマッサージ具としても使用でき、かつ足乗せシートにもなり、軽量で、コンパクトに畳め、旅行時に容易に携帯できる。また、本補助具1は、複数の運動がしやすい運動補助具としての機能と、マッサージ用具としての機能を併せ持ち、本補助具上の自由な位置に足を乗せリラックスできる機能を付加させた運動補助具であるのでエコノミー症候群の発症者数を減らすことにつながる複数の対策を講じることができる効果がある。
(実施形態3)
本実施形態3に係る運動補助具は、上記実施形態1と同様であるが、シート部材2及び足置き部材3の配置構成が異なる。具体的には、足置き部材を配置するところにトンネル状の挿入部分が形成された別のシート部材を配置し、この中に足置き部材を入れて固定させる。この場合の例を図13に示す。
本実施形態によっても、実施形態1と同様に、より効率的に足首の底背屈運動を効果的に行うことができる踵・つま先上げ運動補助具を提供することができる。繰り返しとなるが、本補助具は、座位での運動がしやすく、かつ、自然に踵・つま先上げ運動をするよう導き、かつ他の部位への運動補助具やマッサージ具としても使用でき、かつ足乗せシートにもなり、軽量で、コンパクトに畳め、旅行時に容易に携帯できる。また、本補助具1は、複数の運動がしやすい運動補助具としての機能と、マッサージ用具としての機能を併せ持ち、本補助具上の自由な位置に足を乗せリラックスできる機能を付加させた運動補助具であるのでエコノミー症候群の発症者数を減らすことにつながる複数の対策を講じることができる効果がある。
(実施形態4)
本実施形態4に係る運動補助具は、シート部材2の下にさらに台部材7を備えており、シート部材2が台部材7に固定されている点が上記実施形態3と異なるがこれ以外はほぼ同様である。図14に本実施形態に係る運動補助具の例を示しておく。
シート部材2によって台部材7を固定する方法としては、限定されるわけではないが、シート部材2を筒状につなげて空間を形成し、この空間に台部材7を挿入することで固定ができる。この固定方法としても、例えばプラスチックスナップなどの留め具を用いることで実現できるし、シート部材2を圧着することでこの空間の大きさを固定することもできる。
本実施形態によると、台部材は、足置き部材より床に近い位置に配置したことで、足置き部材が床面よりも高い位置になり、小柄な人や車イスを利用している人が運動をしやすいといった利点がある。
小柄な人では イスに腰かけた姿勢では足がしっかりと床面に届かないこともあり、時には足先がブラブラしてしまう事例もある。このような体勢では、イスに腰掛けた姿勢が不安定であり、下半身の運動も上半身の運動もしにくい。また、大腿後面にイスの座面が強く接し血行不良につながることもある。実施形態4の本補助具を使うことで、下肢の各関節の角度が運動に適した角度に保たれ、体幹も安定する。下半身と体幹が安定することにより、上半身の運動も下半身の運動もしやすくなる。実施形態1に記した各種の運動がしやすくなる。血行に関しても、大腿後面とイスの座面との位置が適正に保たれるようになり、血流が妨げられることが少なくなる。
車イス利用者では 車イス利用時には、車イスに設置されている足置き(フットサポートまたはフットレストともいう。以下ここではフットサポートと表す。)に足を置いている時間が多い。フットサポートは大きさが限られているため、置いた足は動く範囲が制限される。利用者がフットサポートの範囲を超えた足の動きをした場合には、フットサポートから外れた足が、落ちる際にフットサポートの縁に擦れ、ぶつけたりすることがある。痛みを感じたり、裂創、表皮剥離、切創、皮下血腫などになることも考えられる。また、フットサポートに足を乗せたまま立ち上がった際に車イスがバランスを崩して前のめりになり、利用者が転倒する事例も起きている。加齢や疾病、治療状況、栄養状態によっては皮膚が脆弱で創傷に繋がりやすい。痛みや怪我や転倒を恐れて足を動かさないでいるといった傾向もある。すなわち車イス利用者は、特にフットサポートに足を乗せている状態では下肢の運動がしにくいと言える。
可能な場面においては、フットサポートを跳ね上げたり、両脇に折り畳んだり、外せば、足の置き場所の制限が解かれ、運動しやすくなると考えられるが、車イスの座面と下肢の長さの関係で、足が床面に届かないことも多くみられる。このような体勢では、前述の小柄な人の事例と同様に、イス座位は不安定であったり、下半身の運動も上半身の運動もしにくいといったもことが見受けられる。車イス利用者においても体を動かさないことは筋力の低下を招き、関節可動域の減少、関節の拘縮、廃用症候群に繋がる可能性がある。車イス利用者にあっても、残存能力は個人個人によってさまざまであり、体を動かさない方がいいというわけではない。
実施形態4の本補助具を車イス静止時に使うことで、下肢は自由度が増し、動かしやすい。下肢の各関節の角度が運動に適した角度に保たれ、体幹も安定する。下半身と体幹が安定することにより、上半身の運動も下半身の運動もしやすくなる。実施形態1に記した各種の運動がしやすくなる。血行に関しても、大腿後面とイスの座面との位置が適正に保たれるようになり、血流が妨げられることが少なくなる。
前述図7は、留め具に紐を用いた例であるが、日本古来の巻物のように見える折りたたみ方の手順のイメージ図を図15に示しておく。
本補助具を構成する材料は いずれも安価なものであり、少ない部品数で製作が可能である。仕組みが非常に簡単なので高度な技術を使わなくても簡単な組み立てで製作できる。従って本補助具は安価に提供することができ、多くの人が利用しやすい。
本補助具の製作にあたっては前記のように高度な技術を使わなくても可能なことから、障害者などの就業支援につなげることができる。
1 踵・つま先上げ運動補助具
2 シート部材
3 足置き部材
4 固定部材
5 留め具
6 足
7 台部材
21 表面シート部材
22 すべり止め部材
23 すべり止め用テープ
31 芯部材
32 発泡体

Claims (4)

  1. 断面が円形、楕円形又は多角形状の柱状の足置き部材と、可撓性のシート部材とを備え、前記足置き部材が、その側面を下にした状態で前記シート部材の上面に固定され、前記シート部材が、その上面における前記足置き部材の前後に使用者の足裏を載せるスペースが形成され、かつ、その上面が表になるように、少なくとも前記足置き部材の側面に巻き付けることができる形状に形成され、前記シート部材に、前記巻き付けた状態で前記シート部材を前記足置き部材の周囲に固定するための留め具が設けられていることを特徴とする踵・つま先上げ運動補助具。
  2. 前記足置き部材が、芯部材と前記芯部材を覆う発泡体からなることを特徴とする請求項1に記載の踵・つま先上げ運動補助具。
  3. 前記シート部材の底面に滑り止めが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の踵・つま先上げ運動補助具。
  4. 前記シート部材が一枚の滑り止めマットから成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の踵・つま先上げ運動補助具。
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