JP2015100491A - 多機能足置き台 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素で携帯性に優れ、単調になりがちな下肢の運動に遊戯的要素を付加することが可能であり、手軽で効果的な、下肢のマッサージもできる足置き台を提供する。【解決手段】2つ折り可能な両足を載せる適度な大きさの薄い板状のものの外側もしくは全体をすべりにくいカバーでくるみ、足を載せる面には歩数計、スマートフォン、タブレットPC、ゲーム用端末、足裏のツボを刺激する突起等を係止できる構造を配し、内側には空気袋もしくはタオルや衣類等を挟み、バンド、帯状の弾性体、面ファスナー、紐等により固定する。内側で挟むものを取り除くと薄くコンパクトな状態で固定できる。仰向けで寝て下肢を足置き台に乗せ足を上下することで下肢のマッサージができる構造にする。【選択図】図1
Description
本発明は、下肢の運動及び、歩数計、スマートフォン、携帯ゲーム機器、ゲーム用リモコン、ゲーム用バランスボード、タブレットPC等の利用が可能であり、下肢のケアもできる足置き台に関する。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、ここがむくむと健康に悪影響を及ぼすことがある。長時間同じ姿勢で座ることで血流やリンパの流れが悪くなり、いわゆる「エコノミークラス症候群」と呼ばれる静脈血栓塞栓症を引き起こす因子となることは、よく知られている。そのため、足首の運動でむくみを改善する道具が色々と考案されている。これらはいずれも足首を動かして腓腹筋とひらめ筋の収縮によるミルキングアクション(乳搾り)と呼ばれる効果で血流やリンパ液の流れを促進させるものである。
円弧形状の特許文献1に開示されたものや足裏のつぼを刺激しながら運動を行う特許文献2や空気袋を利用した足置きとしては特許文献3に開示されたものがある。
足を利用してコンピュータの入力デバイスとしては、任天堂のバランスWiiボード等や下肢機能の訓練に遊戯的要素を付加した特許文献4等が開示されている。
ただ運動機能と遊戯的要素を付加したものに関しては機構が複雑で大きく、狭い機内等で利用できない問題がある。重量もあるので持ち運びにもあまり適していない。また、いずれも下肢のケア等に関してはあまり配慮されていない。
簡素で携帯性に優れ、単調になりがちな下肢の運動に遊戯的要素を付加することが可能であり、手軽で効果的な、下肢のマッサージもできる足置き台を提供する。
本発明は、図1に記している様に2枚の薄い板状ものを貼り合わせ開閉可能にした開閉ボード5をベースとして足を置く面には衝撃を緩和する為、少し厚みのあるクッションボード4を貼り付け、床面や足のすべりを解消する為全体がエンボス状になっている本体カバー3で外側を包み込んでいる。
開閉ボード5の素材としては、適度なしなりと強度を持ったものが好ましい。
本体カバー3の素材は合成樹脂等が好ましいが、エンボス状ではない一般的な合成樹脂や少し厚手の生地に滑り止めシート等を貼り付けたものでも良い。
ここでは、本体カバー3は外側のみを包んでいるが、内側も含め包み込んでも良い。
開閉ボード5の素材としては、適度なしなりと強度を持ったものが好ましい。
本体カバー3の素材は合成樹脂等が好ましいが、エンボス状ではない一般的な合成樹脂や少し厚手の生地に滑り止めシート等を貼り付けたものでも良い。
ここでは、本体カバー3は外側のみを包んでいるが、内側も含め包み込んでも良い。
図2は各パーツをわかりやすく分解した図である。
足を置く面の中央には、歩数計やスマートフォン、携帯ゲーム機器、ゲーム用リモコン、タブレットPC及び足裏のツボを刺激する突起等を設置出来るよう粘着性のある吸着シート1が固定されている。
上記機器を固定する方法としては吸着シート1の代わりに、面ファスナーや、帯状の弾性体、紐、両端から挟み込むもの、吸盤で吸い付けるもの、形状に即したアタッチメント等を利用したものでも良い。
足を置く面の中央には、歩数計やスマートフォン、携帯ゲーム機器、ゲーム用リモコン、タブレットPC及び足裏のツボを刺激する突起等を設置出来るよう粘着性のある吸着シート1が固定されている。
上記機器を固定する方法としては吸着シート1の代わりに、面ファスナーや、帯状の弾性体、紐、両端から挟み込むもの、吸盤で吸い付けるもの、形状に即したアタッチメント等を利用したものでも良い。
開閉ボード5の内側には、空気袋6が挟まっており、空気口7から空気を入れ、その膨らみ具合により足置きの角度は任意に変えることが可能となっている。空気袋6の代わりに一般的なクッションやタオル、衣類等を巻きつけ厚みをもたせたものでも良い。
足を載せる面の本体カバー3には左右対照に固定用バンド2が固定されている。これは伸縮性のある帯状の弾性体が好ましく、左右対照に2個固定しているのは使用する際、挟んだ空気袋6が左右にずれにくくする為である。
固定用バンド2の先端部分には、面ファスナーオス8が固定されており、本体カバー3の底面に固定されている面ファスナーメス9と接合させることで足置き台は完成する。
固定用バンド2の代わりに面ファスナーだけで構成された結束バンドや紐、帯状の弾性体からなるワッカ等を利用したものでも良い。
足を載せる面の本体カバー3には左右対照に固定用バンド2が固定されている。これは伸縮性のある帯状の弾性体が好ましく、左右対照に2個固定しているのは使用する際、挟んだ空気袋6が左右にずれにくくする為である。
固定用バンド2の先端部分には、面ファスナーオス8が固定されており、本体カバー3の底面に固定されている面ファスナーメス9と接合させることで足置き台は完成する。
固定用バンド2の代わりに面ファスナーだけで構成された結束バンドや紐、帯状の弾性体からなるワッカ等を利用したものでも良い。
図3は、空気袋6の空気口7から空気を抜きコンパクトにした時の斜視図である。薄く軽量で持ち運びも楽であり収納しやすい形態となる。
図4の上はコンパクトにした時の側面図であり、下は使用時の側面図である。床面の面ファスナーメス9は、長さに余裕があり固定用バンド2も伸縮性があるので閉じた時でも面ファスナーオス8としっかりと接合させることができる。これにより薄くなった空気袋6も開閉ボード5でしっかり挟むことが可能である。
図4の上はコンパクトにした時の側面図であり、下は使用時の側面図である。床面の面ファスナーメス9は、長さに余裕があり固定用バンド2も伸縮性があるので閉じた時でも面ファスナーオス8としっかりと接合させることができる。これにより薄くなった空気袋6も開閉ボード5でしっかり挟むことが可能である。
図5は足置き台を使って前後に動かす様子の側面図である。足置き台前方の底面を支点として前後に動かすことで簡単に足首の屈伸が可能である。適度な反りとクッション性があり音も静かである。
図6は、底面の左右両端を支点として足を左右に傾けながら運動している様子の前面図である。前後運動だけでは得られない下肢への刺激を加えられる。
前後左右複合的に動かすことでひねり効果も得られる。
前後左右複合的に動かすことでひねり効果も得られる。
図7は、足置き台を前後反転させて利用した時の足の前後運動の様子の側面図である。かかと側の底面を支点に実施する。足を手前に引くと反動でつま先が上がり、かかとが伸びる。
図8は、足置き台と座面の距離によって足首の屈伸の角度が変わることを示した図である。座面に近いほど足首の屈伸角度がきつくなることがわかる。利用する人の状況、好みに合わせ調整可能である。
図9は、吸着シート1に歩数計を接合させた図である。歩数計には振動計がついているので図5に記した様に前後に足を傾けると回数がカウントされる。商品によっては消費カロリー等を表示する機能もあり単調な運動に目標値を設定することでモチベーションを上げる効果が期待できる。
図10は、吸着シート1にスマートフォンを接合させた図である。スマートフォンの多くは加速度センサーやジャイロセンサー等が備わっており、それらを利用したアプリは数多く作られている。多くは無料であり、歩数計だけでなくバランスゲーム等を楽しみながら運動することが可能である。上記センサー搭載の携帯ゲーム機器等を接合しても良い。
図11は、吸着シート1に加速度センサーやジャイロセンサー等が内蔵されたゲーム用リモコンを接合させた図である。ボタン等を押す操作は難しいがリモコンを傾けるだけで楽しめるソフトも数多くある。この様な操作をするゲームは比較的シンプルなので年配の人でも楽しめ健康維持や機能回復効果も期待できる。
図12は、吸着シート1に加速度センサーやジャイロセンサー等が内蔵されたタブレットPCを接合させた図である。あまりサイズが大きいものは足を載せるスペースが限られるので好ましくないが縦にして使用すれば問題無く使用できる機種も多い。
図13はフォースセンサー等が備わったゲーム用のボードの上に足置き台を載せている図である。図5、図6に記している様に足置き台は前後左右に力を入れると適度な反りが発生し底面の圧力分布が変化する。このことでボードに立位で乗って操作する時と同様にゲームを楽しめる。椅子に座った状態なので年配者でも転倒の心配も少なく手軽にゲームを楽しみながら運動ができる。また、座位での操作となるので足の踏み込みや足首の角度を大きく動かす必要があり立位で使用する時以上に下肢への運動効果は高い。
図14は形状展開例である。 吸着シート1の代わりに面ファスナーを利用しゲーム用リモコンを固定している図である。この様に歩数計及びゲーム用機器等を係止する方法は、帯状の弾性体や紐等を利用して巻きつけるもの、両端から挟み込むもの、吸盤で吸い付けるもの、機器に即したアタッチメントを利用したものでも構わない。
図15は、仰向けに寝てふくらはぎのケアをしている図である。足を軽く上下に振ることで、ふくらはぎの圧迫、緩和を繰り返す。軽く振っているだけなので足の運動の様に筋力をつけることは出来ないが、マッサージ効果で血流やリンパ液の流れを促進することが可能である。クッション性があるので優しく、足を高く上げているのでより効果的である。足の運動で疲れた時や運動をするほど意欲がない時でも手軽に心地良く実施できる。就寝のときに足枕として利用することもできる。また、ふくらはぎだけでなく、足首のマッサージも可能である。
図16は、腰枕として利用している図である。ストレッチ効果があり心地良く利用することができる。
図17は、仰向けになり足置き台に臀部をのせ、「空中自転車こぎ」をしている図である。この運動は下肢のむくみに対して短時間でも効果が高いとされている。臀部が安定しているので楽に運動を実施することが可能であり腰への負担も少ない。
図18は吸着シート1に透明の吸着シートカバー9を貼り付けた図である。吸着シート1は、ゴミやほこりが付きやすいので利用しない時には、この様にカバーを吸着させて利用する。
図19は吸着シート1に、中央が開口した薄い足ツボ用シート11を貼り付けた図である。足ツボ用シート11には足裏のツボを刺激する足ツボ突起12が固定されている。足裏には多数のツボがあり疲れを癒し代謝を促進させる効果がある。足ツボ用シート11は中央が開口しているので上記の機器も吸着可能でありツボを刺激しながらゲーム等を実施することができる。
図20は、形状展開例である。開閉ボード5に空気袋8を固定し一体型となっているものである。一体型なので左右にずれることがないので、固定用バンド2、面ファスナーオス7及び面ファスナーメス6は、中央に1つ固定すればよい。
本発明の効果を以下に記す。
1・単調になりがちな下肢の運動に歩数計や加速度センサー、ジャイロセンサー等を備えた様々な情報端末、ゲーム機器、ゲーム用リモコンを接合しゲーム的な要素を付加して楽しめる。
2・フォースセンサー等が備わったゲーム用のボードの上に設置して対応するゲームを椅子に座った状態で利用しつつ下肢の運動が可能になる。
3・薄く軽量であり携帯性、収納性に優れ旅行の移動中の座席でも利用できる。
4・下肢の代謝を促進するマッサージやツボ押し、腰のストレッチ及び安定した姿勢で「空中自転車こぎ」等の運動を行うことができる。
1・単調になりがちな下肢の運動に歩数計や加速度センサー、ジャイロセンサー等を備えた様々な情報端末、ゲーム機器、ゲーム用リモコンを接合しゲーム的な要素を付加して楽しめる。
2・フォースセンサー等が備わったゲーム用のボードの上に設置して対応するゲームを椅子に座った状態で利用しつつ下肢の運動が可能になる。
3・薄く軽量であり携帯性、収納性に優れ旅行の移動中の座席でも利用できる。
4・下肢の代謝を促進するマッサージやツボ押し、腰のストレッチ及び安定した姿勢で「空中自転車こぎ」等の運動を行うことができる。
本発明は、図1に記している様に2枚の薄い板状ものを貼り合わせ開閉可能にした開閉ボード5をベースとして足を置く面には衝撃を緩和する為、少し厚みのあるクッションボード4を貼り付け、床面や足のすべりを解消する為全体がエンボス状になっている本体カバー3で外側を包み込んでいる。
開閉ボード5の素材としては、適度なしなりと強度を持ったものが好ましい。
本体カバー3の素材は合成樹脂等が好ましいが、エンボス状ではない一般的な合成樹脂や少し厚手の生地に滑り止めシート等を貼り付けたものでも良い。
ここでは、本体カバー3は外側のみを包んでいるが、内側も含め包み込んでも良い。
図2は各パーツをわかりやすく分解した図である。
足を置く面の中央には、歩数計やスマートフォン、携帯ゲーム機器、ゲーム用リモコン、タブレットPC及び足裏のツボを刺激する突起等を設置出来るよう粘着性のある吸着シート1が固定されている。
上記機器を固定する方法としては吸着シート1の代わりに、面ファスナーや、帯状の弾性体、紐、両端から挟み込むもの、吸盤で吸い付けるもの、形状に即したアタッチメント等を利用したものでも良い。
開閉ボード5の素材としては、適度なしなりと強度を持ったものが好ましい。
本体カバー3の素材は合成樹脂等が好ましいが、エンボス状ではない一般的な合成樹脂や少し厚手の生地に滑り止めシート等を貼り付けたものでも良い。
ここでは、本体カバー3は外側のみを包んでいるが、内側も含め包み込んでも良い。
図2は各パーツをわかりやすく分解した図である。
足を置く面の中央には、歩数計やスマートフォン、携帯ゲーム機器、ゲーム用リモコン、タブレットPC及び足裏のツボを刺激する突起等を設置出来るよう粘着性のある吸着シート1が固定されている。
上記機器を固定する方法としては吸着シート1の代わりに、面ファスナーや、帯状の弾性体、紐、両端から挟み込むもの、吸盤で吸い付けるもの、形状に即したアタッチメント等を利用したものでも良い。
開閉ボード5の内側には、空気袋6が挟まっており、空気口7から空気を入れ、その膨らみ具合により足置きの角度は任意に変えることが可能となっている。
空気袋6の代わりに一般的なクッションやタオル、衣類等を巻きつけ厚みをもたせたものでも良い。
足を載せる面の本体カバー3には左右対照に固定用バンド2が固定されている。これは伸縮性のある帯状の弾性体が好ましく、左右対照に2個固定しているのは使用する際、挟んだ空気袋6が左右にずれにくくする為である。
固定用バンド2の先端部分には、面ファスナーオス8が固定されており、本体カバー3の底面に固定されている面ファスナーメス9と接合させることで足置き台は完成する。
固定用バンド2の代わりに面ファスナーだけで構成された結束バンドや紐、帯状の弾性体からなるワッカ等を利用したものでも良い。
空気袋6の代わりに一般的なクッションやタオル、衣類等を巻きつけ厚みをもたせたものでも良い。
足を載せる面の本体カバー3には左右対照に固定用バンド2が固定されている。これは伸縮性のある帯状の弾性体が好ましく、左右対照に2個固定しているのは使用する際、挟んだ空気袋6が左右にずれにくくする為である。
固定用バンド2の先端部分には、面ファスナーオス8が固定されており、本体カバー3の底面に固定されている面ファスナーメス9と接合させることで足置き台は完成する。
固定用バンド2の代わりに面ファスナーだけで構成された結束バンドや紐、帯状の弾性体からなるワッカ等を利用したものでも良い。
図3は、空気袋6の空気口7から空気を抜きコンパクトにした時の斜視図である。薄く軽量で持ち運びも楽であり収納しやすい形態となる。
図4の上はコンパクトにした時の側面図であり、下は使用時の側面図である。床面の面ファスナーメス9は、長さに余裕があり固定用バンド2も伸縮性があるので閉じた時でも面ファスナーオス8としっかりと接合させることができる。これにより薄くなった空気袋6も開閉ボード5でしっかり挟むことが可能である。
図4の上はコンパクトにした時の側面図であり、下は使用時の側面図である。床面の面ファスナーメス9は、長さに余裕があり固定用バンド2も伸縮性があるので閉じた時でも面ファスナーオス8としっかりと接合させることができる。これにより薄くなった空気袋6も開閉ボード5でしっかり挟むことが可能である。
図5に記している様に足置き台前方の底面を支点として前後に動かすことで簡単に足首の屈伸が可能である。適度な反りとクッション性があり音も静かである。
図7に記している様に足置き台を前後反転させても利用可能である。かかと側の底面を支点に実施する。足を手前に引くと反動でつま先が上がり、かかとが伸びる。
図8に記している様に足置き台と座面の距離によって足首の屈伸の角度が変わる。座面に近いほど屈伸角度がきつくなる。利用する人の状況、好みに合わせ調整可能である。
図7に記している様に足置き台を前後反転させても利用可能である。かかと側の底面を支点に実施する。足を手前に引くと反動でつま先が上がり、かかとが伸びる。
図8に記している様に足置き台と座面の距離によって足首の屈伸の角度が変わる。座面に近いほど屈伸角度がきつくなる。利用する人の状況、好みに合わせ調整可能である。
図6に記している様に底面の左右両端を支点として足を傾けながら運動することが可能である。前後運動だけでは得られない下肢への刺激を加えられる。前後左右複合的に動かすことでひねり効果も得られる
図9記している様に吸着シート1に歩数計を接合させる。歩数計には振動計がついているので図5に記した様に前後に足を傾けると回数がカウントされる。商品によっては消費カロリー等を表示する機能もあり単調な運動に目標値を設定し運動のモチベーションを上げる効果が期待できる。
図10に記している様に、吸着シート1にスマートフォンを接合させる。スマートフォンの多くは加速度センサーやジャイロセンサー等が備わっており、それらを利用したアプリは数多く作られている。多くは無料で歩数計だけでなくバランスゲーム等を運動しながら楽しめる。上記センサー搭載の携帯ゲーム機器等を接合しても良い。
図11に記している様に、吸着シート1に加速度センサーやジャイロセンサー等が内蔵されたゲーム用リモコンを接合させてゲームを行うことが可能である。ボタン等を押す操作は難しいがリモコンを傾けるだけで楽しめるソフトも数多くある。この様な操作をするゲームは比較的シンプルなので年配の人でも楽しめ健康維持や機能回復効果も期待できる。
図12に記している様に、吸着シート1に加速度センサーやジャイロセンサー等が内蔵されたタブレットPCを接合させる。あまりサイズが大きいものは足を載せるスペースが限られるので好ましくないが縦にして使用すれば問題無く使用できる機種も多い。
図13に記している様に、フォースセンサー等が備わったゲーム用のボードの上に足置き台を載せてゲームを行うことが可能である。図5、図6に記している様に開閉ボード5は前後左右に力を入れると適度な反りが発生し底面の圧力分布が変化する。このことでボードに立位で乗って操作する時と同様にゲームを楽しめる。椅子に座った状態なので年配者でも転倒の心配も少なく手軽にゲームを楽しみながら運動ができる。また、座位での操作となるので足の踏み込みや足首の角度を大きく動かす必要があり立位で使用する時以上に下肢への運動効果は高い。
図15に記している様に、仰向けに寝てふくらはぎの下に足置き台を設置し足を軽く上下に振ることで、ふくらはぎの圧迫、緩和を繰り返す。軽く振っているだけなので足の運動の様に筋力をつけることは出来ないが、マッサージ効果で血流やリンパ液の流れを促進することが可能である。クッション性があるので優しく、足を高く上げているのでより効果的である。足の運動で疲れた時や運動をするほど意欲がない時でも手軽に心地良く実施できる。就寝のときに足枕として利用することもできる。また、ふくらはぎだけでなく、足首のマッサージも可能である。
図16に記している様に、腰枕として利用可能である。ストレッチ効果があり心地良く利用することができる。また図17は、仰向けになり足置き台に臀部をのせ、「空中自転車こぎ」をしている図である。この運動は下肢のむくみに対して短時間でも効果が高いとされている。臀部が安定しているので楽に運動を実施することが可能であり腰への負担も少ない。
図19に記している様に、吸着シート1に中央が開口した薄い足ツボ用シート11を貼り付ける。足ツボ用シート11には足裏のツボを刺激する足ツボ突起12が固定されている。足裏には多数のツボがあり疲れを癒し代謝を促進させる効果がある。足ツボ用シート11は中央が開口しているので上記の機器も吸着可能でありツボを刺激しながらゲーム等を実施することができる。
本発明は、簡素な構造でありながら様々な機器と併用して利用可能であり、単調な下肢の運動もゲームをしながら実施可能である。着座して利用するので年配者でも安心して利用できる。運動不足の人や下肢機能回復にも貢献すると思われる。また、軽量コンパクトなので旅行等にもかさばらず、移動中の車内や機内でも利用しやすく「エコノミークラス症候群」の予防にもなる。加えて下肢のマッサージや腰のストレッチ等も可能である。部材も大量生産されている一般的なものであり、製造工程もシンプルなので比較的安価に提供可能であり多くの人が利用可能であると思われる。
1 吸着シート
2 固定用バンド
3 本体カバー
4 クッションボード
5 開閉ボード
6 空気袋
7 空気口
8 面ファスナーオス
9 面ファスナーメス
10 吸着シートカバー
11 足ツボ用シート
12 足ツボ突起
2 固定用バンド
3 本体カバー
4 クッションボード
5 開閉ボード
6 空気袋
7 空気口
8 面ファスナーオス
9 面ファスナーメス
10 吸着シートカバー
11 足ツボ用シート
12 足ツボ突起
Claims (4)
- 2つ折り可能な両足を載せる適度な大きさの薄い板状のものの外側もしくは全体をすべりにくいカバーでくるみ、足を載せる面には歩数計、スマートフォン、携帯ゲーム機器、タブレットPC、ゲーム用端末、ツボを刺激する突起が備わったもの等を係止できる構造を有し、内側には空気袋もしくはクッションやタオル、衣類等を挟み厚みをもたせ挟み、バンド、帯状の弾性体、面ファスナー、紐等により固定可能であり、内側で挟むものを取り除くと薄くコンパクトになる足置き台。
- 開閉ボード5の足を載せる面に少し厚みのある板状の弾性体を貼り付けた、請求項1記載の足置き台。
- フォースセンサー等が備わったゲーム用のボードの上に設置して対応するゲームを椅子に座った状態で利用しつつ下肢の運動が可能な請求項1または請求項2記載の足置き台。
- 仰向けになり下肢を足置き台に載せ、足を揺らすことで血流及びリンパの流れを促進することが可能な請求項1または請求項2または請求項3記載の足置き台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013242430A JP2015100491A (ja) | 2013-11-23 | 2013-11-23 | 多機能足置き台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013242430A JP2015100491A (ja) | 2013-11-23 | 2013-11-23 | 多機能足置き台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015100491A true JP2015100491A (ja) | 2015-06-04 |
Family
ID=53376741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013242430A Pending JP2015100491A (ja) | 2013-11-23 | 2013-11-23 | 多機能足置き台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015100491A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101860762B1 (ko) * | 2017-04-07 | 2018-05-24 | 공재철 | 실내용 허리강하 운동기구 |
JP2020131034A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 百合子 中村 | 踵・つま先上げ運動補助具 |
CN111870894A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-03 | 北京护卧康科技有限公司 | 下肢主动锻炼装置 |
-
2013
- 2013-11-23 JP JP2013242430A patent/JP2015100491A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101860762B1 (ko) * | 2017-04-07 | 2018-05-24 | 공재철 | 실내용 허리강하 운동기구 |
JP2020131034A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 百合子 中村 | 踵・つま先上げ運動補助具 |
JP7080916B2 (ja) | 2019-02-18 | 2022-06-06 | 百合子 中村 | 踵・つま先上げ運動補助具 |
CN111870894A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-03 | 北京护卧康科技有限公司 | 下肢主动锻炼装置 |
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