JP3187504U - 自分の体重を利用するマッサージ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】仰臥・伏臥・横臥などをした体の下に置いて体重をかけながらマッサージする自分の体重を利用するマッサージ器を提供する。
【解決手段】マッサージ器イは、両端に大輪ロを各1個と中央に小輪ハ1個を有し、各輪を軸ニで連結した形状をしている。大輪ロは外周ホの幅を広くして体に接する面積を大にしてマッサージで体を押したときは手の平で押したような柔らかい刺激を受け、小輪ハは外周ホの幅を狭くして体に接する面積を小にして親指を重ねて押したように狭い場所に強い刺激を受ける。マッサージ器を移動すれば手の届かなかった場所もマッサージできる。横になって自分の体は楽をしながら、大きな筋肉にも負けない強い力で指圧・横切り揉捏ができる。手指はマッサージしないから疲れない。
【選択図】図1

Description

マッサージに関する
仕事、運動・畑仕事などで疲れたとき、疲労回復にマッサージでもして、速く体を楽にしたいと思う。
しかしプロにマッサージしてもらうには経費が大変だ。自分でマッサージしてみたいが技術もない。疲れているのに1時間もかかるそうだ。面倒だ。2〜3日もすれば自然に回復するから。などなどマッサージしないできない理由は様々である。
従来のセルフマッサージの多数の資料を要約して、主要なマッサージの場所として、下腿部、大腿部、臀部・腰背部の3部分に分けて、従来のセルフマッサージができること・できないこと・問題点をあげる。
下腿部は、座位や、椅子にかけてマッサージする。足の裏、足の甲、アキレ腱、ふくらはぎ、脛、膝、など下腿部全体に自分の手が届く。マッサージする手指の筋力は小さいがマッサージされる下腿部の筋肉も比較的に小さい。マッサージ技術はともかく、真似しながらでもほとんどプロマッサージと同じようなマッサージができる。
大腿部は、座位や、椅子にかけてマッサージする。自分の手が届くからマッサージはできる。しかし大腿部の筋肉は柔らかい、大きい、強靭であるから、手指の小さな筋力で筋肉の深部まで届くマッサージはなかなかできない。
臀部・腰背部は、座位や、椅子にかけてマッサージする。臀部は柔らかく大きな筋肉、腰背部は重なりあって強靭な筋肉、対する手指の筋力は小さい。またこれらの筋肉は体の横・後側にあり、手が届かない。届きにくい。力強いマッサージはなかなかできない。
マッサージ時間は、下腿部・大腿部・臀部・腰背部の1回のマッサージで、座位や椅子にかけて、30分〜1時間程度といわれる。
その間、体はマッサージしたいほどに疲れているのに、横にもなれないで手指を動かさねばならない、体はさらに疲れる。
手指は、マッサージの連続で痺れるほどに疲れる。休めば疲労回復が遅れる。
マッサージできない場所がある。臀部・腰背部など自分の手が届かない。届きにくい。
マッサージの力が足りない。手指の筋力が小さい、自分の体重が利用できない。
である。
これらから、同じセルフマッサージをならば、30分〜1時間の所要時間は同じでも、
疲れている体は横になるなどで楽をしながら、
自分の手指はマッサージなどに使用なしないから疲れない、
手の届かない、届きにくい場所もマッサージできる、
強靭な大きい筋肉にも負けない強い力でマッサージできる
そんなマッサージ器をつくりたい、セルフマッサージして疲労回復したい。
課題を解決しようとする手段
図1−1は、本考案のマッサージ器の平面図
図1−2は、 〃 断面図
図1−3は、 〃 斜視図 である
本考案のマッサージ器イは、
両端に大輪ロを各1個と中央に小輪ハ1個を有し、各輪を軸ニで連結した形状をしている[請求項1]。大輪ロは体に接する外周ホの幅を広くして面積を大にし、マッサージで体を押したときは手の平で押したような柔らかい刺激を受け、小輪ハは体に接する外周の幅を狭くして面積を小にし、マッサージのとき親指を重ねて押したように狭い場所に強い刺激を受ける[請求項2]。
本考案のマッサージ器イは、体の下に置いて体重をかけた反動で体をマッサージするものである[請求項3]。
の構造を有するものである。
一般に、マッサージには、プロマッサージ(プロや他人に、自分がしてもらうマッサージ、本稿での造語)と、セルフマッサージ(自分の手指で自分をマッサージする)がある。
プロマッサージは、マッサージされる人を、仰臥・横臥・伏臥などをさせて、
軽擦(さする、なでる)
揉捏(おさえる、もむ、指圧や手の平や手根などでこねるように揉むこと、横切り揉捏 は筋肉の繊維を横切るように直角方向に加圧しながら大きく動かすこと)
圧迫(手の平などで強く押す、親指を重ねて押したような指圧)
叩打(手・拳でリズミカルに叩く)
自分の体重をのせて強力にマッサージする
などの手法を使用してマッサージをする方法である。
セルフマッサージは、
自分の手指や手の平・手根などの小さな筋肉で自分の大きな筋肉をマッサージする。
手が届かない場所もあるからマッサージできる範囲は限られる。
できるだけプロマッサージと同じ技術を使用してマッサージする。
座位でのマッサージが基本となるから、自分の体重はほとんど利用できない。
である。
マッサージの順序は、通例、プロ、セルフともに、軽擦、揉捏、圧迫、叩打、でこの動作の繰り返しや応用になる。
本考案マッサージ器[以下本器と略称]の使用方法。
マッサージの場所を、A下腿部 B大腿部 C臀部・腰背部 に分けて説明する。 左足左側を主に説明するが、人の体はマッサージに関しては左右対称であるから、右側も左右を言い換えて同様にマッサージできる。
図面の向きはマッサージする人からみた前後左右上下である。
マッサージは体の末端から心臓に向かって、下から上へマッサージする。
マッサージの強さは、気持ち良い痛み。又は少し物足りないと感じる程度がよい。
A 左下腿部のマッサージ ふくらはぎaのマッサージ
1 左足後側 (図2−1)
仰臥して、本器イを手で左足ふくらはぎaの下に、
ふくらはぎaに直角に置いて、
左ふくらはぎaの後ろ側を小輪ハの上に乗せる。
下から上へ、指圧・横切り揉捏を繰り返す。
2 左足横側 (図2−2)
少し左横臥して、左ふくらはぎaの左横側を小輪ハの上に乗せる。
指圧・横切り揉捏を繰り返す
3 左前横側 (図2−3)
さらに左横臥して、左ふくらはぎの左前横側を小輪ハの上に乗せる。
指圧・横切り揉捏を繰り返す
1,2,3で左足ふくらはぎの左半周、同様に右横臥して右半周もマッサージする。
1,2,3とも、大輪の上、角、大小輪の凹部にも乗せる、違う刺激がある。
本器を移動する。手が届かないから左右の足を使う。左脛を浮かして膝を曲げる、左 脛を小輪の上に落とし膝を伸ばしながら本器を足首(アキレス腱m)方向へ押し出す、 又は右足で本器を足首の方へ押す。反対に動かせば膝下に移動する。大輪は円いからコ ロコロ移動する。数回繰り返す。
マッサージは心臓に向かって脛の自重でする、両足を重ねれば刺激が増す。移動しな がら、下腿後ろ側のアキレス腱から膝下まで、指圧・横切り揉捏を繰り返す。
B 左大腿のマッサージ
B−1 左大腿後ろ側 ハムストリングcのマッサージ
方法1 仰臥して、本器を手で大腿中央部に移動する。両ハムストリングを両大輪ロの上に又は片ハムストリングを小輪ハの上に乗せる。大腿・臀部を左右に動かす、本器を手で移動する、指圧・横切り揉捏する。
方法2(図3−1)ハムストリングの筋肉が過度に大きく柔らかいときは、方法1の大輪の刺激でも筋肉の深部までは届かないことがある。そのときは椅子又は寝台チにかけて両ハムストリングcの下に両大輪を置く。又は片ハムストリングを小輪の上に乗せる。本器を手で移動する。体重を加減しながら大腿dから臀部dまで指圧・横切り揉捏できる。
途中で大小輪の凹凸の刺激で痛くて気持ちいい場所が見つかったらその場所をジックリ押す。
B−2 左大腿外側 左側腸脛靱帯fのマッサージ(図3−2)
仰臥して、左大腿dの下に本器を入れ、左横臥して左腸脛靱帯fを小輪ハの上に乗せる、大輪にも乗せる。体重を加減し、左横臥の角度も変わればマッサージの場所も強さも変わる。本器を膝gから臀部eまで手で移動する、指圧・横切り揉捏する。
筋肉が張っているときは、初めはゆっくり軽くだんだん柔らかく楽になる。
左横臥して体重をかけたとき左腸脛靱帯の刺激が強すぎることがある。そのときは腰の下に座布団1枚を置く、その厚さの分、刺激が少なくなる。
B−3 左大腿内側 内転筋群nのマッサージ
方法1 右横臥し更に右横臥して左膝gが床に着く、本器の大輪を左大腿と床の間に入れる。移動しながら膝から腿の付け根まで、指圧・横切り揉捏する。
方法2 (図3−3)右横臥し更に右横臥して曲げた左膝gが床リに着く、右足は伸ばしたまま。左足底を床に着けたまま、左膝gを床から離して上方に挙げる。できた空間に本器イを縦に入れる。下方の大輪ロを伸ばした右足の付け根近くの床上に置き、他方の大輪の側方の上に左腿dの内側のを内転筋群n乗せる。手で本器を縦に保ちながら膝gから腿の付け根まで移動する、左腿の重さでマッサージする。内転筋群nは刺激に弱い、強い指圧・横切り揉捏はしない。
B−4 左大腿前側 左大腿四頭筋1のマッサージ(図3−4)
伏臥する、左腿dを浮かして床リとの間に本器を入れ、小輪ハの上に左大腿四頭筋1を乗せる、加減しながら体重をかける。本器を手で移動しながら、指圧・横切り揉捏する筋肉が張っているときは、初めはゆっくり軽くだんだん柔らかく楽になる。
伏臥して体重をかけたとき大腿四頭筋の刺激が強すぎることがある。そのときは腹部から腰の下に座布団1枚を置く、その厚さの分、刺激が少なくなる。
C 臀部・腰背部 のマッサージ
C−1 臀部eのマッサージ。
方法1 仰臥して両臀部eを両大輪ロの上にのせる。尾てい骨に小輪が当たらないように注意する。臀部を左右に動かして指圧・横切り揉捏する。臀部・大腿部ともに筋肉が多く柔らかいから、表面だけでなく深部にも伝わるように強く荷重する。
方法2 (図4−1) 臀部eの筋肉が過度に大きく柔らかいときは、大輪の刺激でも筋肉の深部まで届かないことがある。そのときは椅子又は寝台チチにかけて両臀部eの下に両大輪ロを置く、又は片臀部を小輪の上に置いて指圧・横切り揉捏する。体の安定のため椅子の背などにつかまる。(B−1左大腿後ろ側ハムストリングのマッサージの方法2と同じ)
C−2 腰背部のマッサージ(図4−2)(図4−3)
腰・臀部の左側をマッサージする。
仰臥する、膝を立てて両足で腰を浮かす、本器を、右手hで右側大輪ロを手の平で押さえたまま左側大輪を先にして腰の下に入れ(図4−2)、左側大輪を腰の左側の筋肉の下に入れる、腰を下ろして体重をかける。このとき右手を利用して小輪が骨に当たらないようにする。
その方法は(図4−2)、右手で本器イを腰の左側の筋肉の下に入れたとき、右大輪の上に右手hが乗っている。右手の平の上端ヌは左大輪の上端ルより高くなっている。左大輪の上端ルと右大輪の手の平の上端ヌとを結ぶ線オは斜めになるから、中間にある小輪ハの直上の空間の高さは、既にあった大輪と小輪との高さの差ワと斜線でできた空間カの計になる。この空間の高さができたことで小輪に骨が当たる回数は減少する。それでも当たるときは、右手hを小輪ハの上に乗せる、または右手を軽く握って拳状にして高くする。臀部・腰背部には多数の骨が隠れているが、この方法で大輪小輪が骨に直接あたる危険を防止できる。
腰を下ろして体重をかける。少し左横臥すれば左側大輪に体重がかかり、同時に右側の荷重が少なくなり、右手の圧迫感は少なくなる。右足で左横臥を加減すればマッサージの強弱は自在になる。
左大輪を左側臀部・腰背部(図4−3)の全面iに、骨に当たる場所kを避けて、移動する、指圧・横切り揉捏する。
さらに、窮屈な姿勢になるが、右大輪を支えながら左大輪を縦長な右側背柱起立筋jの下方に入れる。右側背柱起立筋の下部から中間ぐらいまで、静かに体重をかけ柔らかく指圧・横切り揉捏する。背中は楽になる。
同様に右側をマッサージするために、左大輪を左手で持って腰の下に入れ、右大輪で右側臀部・腰背部の全面、左側背柱起立筋を指圧・横切り揉捏する。
本考案マッサージ器を使用したセルフマッサージの方法を、A下腿部 B大腿部 C臀部・腰背部 に分けて説明した。
従来のセルフマッサージでは不可能であった
疲れている体は、仰臥、伏臥、横臥など横になって、楽な姿勢ができる。
体を動かすのは、仰臥、伏臥、横臥するとき、指圧・横切り揉捏するとき少しずつか すだけである。
手は本器の移動など、自分の手指はマッサージに使用なしない。
手の届かない届きにくい場所にも、体の下に本器を置ければ、マッサージできる。
体重をかけるから、強靭な大きい筋肉にも負けない強い力で指圧・横切り揉捏できる 。
などのことが、本考案のマッサージ器を使用すれば可能になる。
本器の使用方法を説明したが、本器はいままでにないセルフマッサージ器なので、期せずして、本器を使用した新しいセルフマッサージ方法(以下本セルフマッサージ方法)を説明したことになる。
考案の効果
従来のセルフマッサージでは、基本的には、座位で、自分の手指の力で大きな筋肉をマッサージするものである。
本器を使用した本案セルフマッサージでは、基本的には、仰臥、伏臥、横臥など横になるなどの楽な姿勢で、本器をマッサージしたい場所の下に置いて、体重をかけてマッサージするものである。
以下考案の効果を従来のセルフマッサージと本案セルフマッサージとを併記しながら比較する。
1 マッサージ時間
従来は、下腿部・大腿部・臀部・腰背部の1回のマッサージ時間は、マッサージする自分の体の疲労の程度、マッサージする手指の疲労の程度、マッサージの技量、疲労回復の期待度によって差があるが普通で、座位で通例30分〜1時間程度のようである。
本案では、マッサージしている間は、体は床に横たわっているし、マッサージは自分の体重でするから、座位でマッサージするよりも大いに楽になる。手はマッサージする場所に本器を移動するだけ、手指はマッサージには使用していないから手指が疲れない。
これらから、体・手指の疲労が少ないから
従来と同じ時間のマッサージならば、マッサージの密度は濃くできる。
従来とマッサージの程度が同じならば、マッサージ時間は少なくなる。
と考えられるが実績が少ないから30分〜1時間程度とする。
2 マッサージの姿勢と体の動き
従来は、疲労回復のためセルフマッサージするには、30分〜1時間程度は座位又は椅子にかけて、その間自分の手指でマッサージを続けなければならない。手が疲れる。疲れている体がますます疲れる。
本案では、本器をマッサージしたい場所の下に置いて、体重をかけてマッサージするものであるから、体重をかけることができれば体の姿勢は伏臥・仰臥・横臥などでもよい。小型軽量な本器は、マッサージしたいほとんどの場所に手で移動することができる。
体を動かすのは、本器を手で移動するとき、伏臥・仰臥・横臥するため一時的に動かすとき、本来の目的のマッサージのために体を少しずつ動かしているとき、だけである。
横になって楽な姿勢だから30分〜1時間でも、もっと多くの時間でも疲れない。従来のセルフマッサージの座すわったままの姿勢に比較すれば非常に楽な姿勢でマッサージできる。
3 手をマッサージに使用しない
従来は、その30分〜1時間の間、自分の手指の小さな筋肉は、自分の体の大きな筋肉をほとんど連続してマッサージしている。しかも疲労回復が目的のマッサージであるからその場所目的に適した強度でなるべく連続してマッサージしなければならない。体めば手指は楽になるがそれだけ疲労回復が遅れる。マッサージを続ければ手指が痺れるほどに疲れてくる。
本案では、マッサージの主役は自分の体重である。手は本器をマッサージする場所に移動するなどの脇役である。手指はマッサージには使用しないから疲れない。
4 筋肉の指圧・横切り揉捏
下腿(ふくらはぎ)、大腿(大腿四頭筋、ハムストリング、大腿外側の腸頸靱帯)、臀部・腰背部、などの筋肉は体が動くための主要な筋肉であるから、幅広で分厚な、大きい、柔らかい筋肉、強靭な筋肉である。これらの筋肉の疲労を回復する主要な手法が筋肉の指圧・横切り揉捏であり、それには筋肉の強さに負けないで深く強く加圧する筋力が必要である。
またマッサージの途中で、痛いけれども気持ちいい場所がある。言葉でいえば、(ソコダソコダ気持チイイ、モー少シ強ク)などの場所である。これはジックリと指圧・横切り揉捏をしたい場所で、疲労回復に非常に有効である。その場所は体全体に数多くみつかるが、これもまた深く強く加圧する筋力が必要である。
従来は、座位又は椅子に掛けて、腕を伸ばして手指でマッサージするしかない。臀部・腰背部の筋肉は体の後ろ側にあるから大部分は手が届かない。これらの強い筋肉に負けないほどに指圧・横切り揉捏するには手指の筋力が足りない、まして何か所も連続して指圧・横切り揉捏し、痛いけれども気持ちいい場所でジックリ押す、などは疲れる。多くは親指と他の4本指の開閉の力による表面だけの指圧・横切り揉捏になり易い。従来の手指でのセルフマッサージではこれらの筋肉にたいして十分に強力なマッサージは難しい。
本案では、体は伏臥・仰臥・横臥などの姿勢で、マッサージしたい場所の下に置いた本器の上に体を乗せて、体重をかけ、体の動きを止め又は少し動かして指圧・横切り揉捏することが基本である。体重のかけ方の加減はあるが、小さく細い筋肉でも、幅広で分厚な、大きい、柔らかい、強靭な筋肉でも同様である。例えば小輪の上にふくらはぎを乗せて指圧・横切り揉捏するときは、約5cm幅を動かすだけである。
臀部・腰背部の筋肉は体の後ろ側にあるから大部分は手が届かないが、仰臥・横臥すれば容易に小型軽量な本器を体の下に置くことができる。
体重をかけて指圧・横切り揉捏する、体重を加減しながら弱くも強力にもなる。
ジックリと指圧するときは、体を動かさない。
指圧・横切り揉捏は体を少し動かすだけであるから疲れない
手は本器の移動などには使用する、手指はマッサージには使用しないから疲れない。
5 ストレッチポールと本案マッサージ器の使用
従来は、大腿四頭筋、ハムストリング、臀部・腰背部、大腿外側の腸頸靱帯などの大きな筋肉・強靭な筋肉・手が届かない場所に対してストレッチポールを使用している。マッサージする場所によっては飛び出しそうな上半身を両肩両腕で支える、ストレッチポールを転がしてマッサージするときの揺れている不安定な体も両肩両腕で支える。これらの窮屈な体形での動きを支えるため体は緊張し両腕両肩が非常に疲れる、疲れている体がさらに疲れる。ストレッチポールは径20cm、長さ90cm程度の固くない円筒状で、本器のように大小輪の凹凸による刺激もなく、広い面積で単にマッサージしているだけであるから表面だけのマッサージになり易く、筋肉の深部まで届く指圧・横切り揉捏は難しい。
本案では、マッサージする場所を本器の上に乗せれば、本器の面積が小さいから刺激は大である。さらに本器には径の異なった大小輪が適当な間隔で隣あっていて、この本器の大きさと大小輪の凹凸が、ふくらはぎ、大腿四頭筋、ハムストリング、臀部・腰背部、大腿外側の腸頸靱帯などの大きな筋肉強靭な筋肉柔らかい筋肉と適合して心地よい刺激を作っている。また本器を少し動かして大小輪の凹凸が筋肉に当たる場所を変える、押す角度を変える、体重を加減して押す強さを変えるなどで、さらに多様な刺激が生じてくる。
本器を使用したマッサージ方法を記した。教科書的な説明になったが、説明した事項の中間にもまた説明したいマッサージがある。さらに各人毎にマッサージしたい場所や強さが異なることもありとても全部は説明・記述しきれない。
以上のように、本考案マッサージ器は
原理が単純明快、誰でも機能を理解できる
小型軽量でどこにでも携帯可能
構造が簡単、動く部分がないから故障がない
安全・安価
である。さらに本考案マッサージ器を使用して
体は、仰臥・伏臥・横臥などの楽な姿勢でセルフマッサージができるから疲れない。
手は本器の移動だけ、自分の手指はマッサージに使用なしないから疲れない。
手の届かない届きにくい場所にも、体の下に本器を置けるからマッサージできる、
体重をかけるから、強靭な大きい筋肉にも負けない強い力で指圧・横切り揉捏できる 。
などができる。
本考案のマッサージ器を使用してセルフマッサージすれば体も手も大いに楽をしながら疲労回復できる。
1−1 平面図 1−2 断面図 1−3 斜視図 左下腿部 2−1 左 ふくらはぎ 後側 2−2 〃 外側 2−3 〃 内側 2−4 〃 外側 人が左横臥、腿を上げ膝を曲げている 左大腿部 3−1 左大腿 後側 ハムストリング 3−2 〃 外側 腸頸靱帯 3−3 〃 内側 内転筋群 3−4 〃 前側 大腿四頭筋 人が伏臥して前側が下になっている 臀部・腰背部 4−1 臀部 4−2 腰背部 小輪に骨が当たらなくする方法 4−3 臀部・腰背部・脊柱起立筋のマッサージ可能範囲(床と背中との接触図) i 臀部・腰背部 j 脊柱起立筋 k 小輪に骨が当たり易い尾てい骨・腰骨・背骨の範囲
天然杉の間伐材を切削整形した。
大輪の径約11cm、外周約幅4cm。小輪の径約5cm外周約幅2cm。全長(大輪 の外側〜外側)約27cmである。
大小輪の皮膚に接する外周部に、滑り止めに布片を貼った。
実施形態の効果
考案の効果に記したように本考案のマッサージ器は
原理が単純明快、誰でも機能を理解できる
小型軽量でどこにでも携帯可能
構造が簡単、動く部分がないから故障がない
安全・安価、
である。さらに本考案のマッサージ器を、実際に制作して、セルフマッサージをしているが、当初の目標の
体は、仰臥、伏臥、横臥など楽な姿勢でセルフマッサージができるから疲ない。
手は本器の移動だけ、自分の手指はマッサージに使用なしないから疲れない。
手の届かない届きにくい場所にも、仰臥、伏臥、横臥などすれば体の下に本器を置ける からマッサージできる、
体重をかけるから、強靭な大きい筋肉にも負けない強い力で指圧・横切り揉捏できる。
などなど、実際に体も手も楽をしながらマッサージして疲労回復している。
特に効果のあるセルフマッサージをあげれば、
左横臥して左腿を引き上げると、腰の左側の筋肉と臀部の左側の筋肉とが一つの大きな 筋肉の塊になる。この筋肉の下に本器を手で入れて体重をかける。このマッサージの体 の形は、考案の効果 5ストレッチポールと本案マッサージ器の使用の本案 の項で述 べた(この本器の大きさと大小輪の凹凸が、ふくらはぎ、大腿四頭筋、ハムストリング 、臀部・腰背部、大腿外側の腸頸靱帯などの大きな筋肉強靭な筋肉柔らかい筋肉と適合 して心地よい刺激を作る。また本器を少し動かして大小輪の凹凸が筋肉に当たる場所を 変えることで、大小輪の凹凸が筋肉に当たる場所が変わる。体重を加減することで、さ らに多様な刺激が生じてくる)にあたる。
このマッサージの動きは、例えば中腰で作業して腰が疲れたとき、畑仕事の後で腰が 痛いときなどに非常に効果があるマッサージである。さらにマッサージしながら自由な 右足と左足を空中に浮かして大きく動かせば腰も連動して動く、大きな筋肉の指圧・横 切り揉捏になる。各筋肉に大小輪の凹凸が作用して最高に気持ちがいい。
大きな効果があるこのセルフマッサージは、従来のセルフマッサージでは不可能であ った。手が届かない届きにあくい場所であるから、強い指圧・横切り揉捏ができないか らである。ストレッチポールでは、本案の大小輪の凹凸による絶妙な刺激・作用も少な い。これらの効果は、本器を使用したセルフマッサージでしかできないマッサージであ る。
使用法では本器を床の上に置いたが、マッサージは蒲団の上でもベッドの上でも置いてマッサージできる。疲れた体でマッサージしていると心地よく眠ってしまうことが多々あるが小型軽量であるから邪魔にならない。杉材製の本器は蒲団内部の温度と同じで温かい。
他の実施形態
[実施例]の寸法は、衣類ではMの人である。SS・S・M・L・LLなどがある。
[実施例]では、杉の間伐材を切削整形したが、単純な形であるから例えば木屑・ゴム・プラスチックなどの成型品やこれらを組み合わせた製品でも成型可能である。
[実施例]では、単純化して大輪2個小輪1個にしたが、マッサージの場所によっては小輪がないほうがいいことも、または小輪2個のほうが2列同時に押せるからマッサージの効率がいい、こともある。それらから
小輪を着脱自在にして小輪を脱したときは大輪だけでマッサージ器として使用する[請求項4]。
全長と大輪の外径と小輪の外径の割合がマッサージに微妙に関与する。実施例は考案者に最適と考えたが、使用者によっては大小輪の外径の割合が微妙に異なる。これを調整するために
大輪又は小輪の外周にマジックテープなどを巻き又はほぐして大輪又は小輪の直径を個々に変えることができる[請求項5]。
イ 本考案のマッサージ器
ロ 大輪
ハ 小輪
ニ 軸
ホ 外周の幅
ヘ 凹部
ト 右足
チ 椅子
リ 床
ヌ 右手の平の上端
ル 左大輪の上端
オ 左大輪の上端ルと右大輪の手の平の上端ヌとを結ぶ斜線
ワ 既存の大輪と小輪との高さの差
カ 斜線でできた空間
a ふくらはぎ
b 右足
c ハムストリング
d 大腿
e 臀部
f 腸頸靱帯
g 膝
h 右手又は握った拳
i 臀部・腰背部のマッサージ可能範囲
j 脊柱起立筋のマッサージ可能範囲
k 小輪に骨が当たり易い尾てい骨・腰骨・背骨の範囲
l 大腿四頭筋
m アキレス腱
n 内転筋群
筋肉が押される方向
マッサージに関する
本考案はマッサージ器に関する。
仕事、運動・畑仕事などで疲れたとき、疲労回復にマッサージでもして、速く体を楽にしたいと思う。
しかしプロにマッサージしてもらうには経費が大変だ。自分でマッサージしてみたい
が技術もない。疲れているのに1時間 もかかるそうだ。面倒だ。2〜3日もすれば自
然に回復するから。などなどマッサージしないできない理由は様々である。
従来のセルフマッサージの多数の資料を要約して、主要なマッサージの場所として、下腿部、大腿部、臀部・腰背部の3部分に分けて、従来のセルフマッサージができること・できないこと・問題点をあげる。
従来のセルフマッサージでは、
下腿部は、座位や、椅子にかけてマッサージする。足の裏、足の甲、アキレ腱、ふくらはぎ、脛、膝、など下腿部全体に自分の手が届く。マッサージする手指の筋力は小さいがマッサージされる下腿部の筋肉も比較的に小さい。マッサージ技術はともかく、真似しながらでもほとんどプロマッサージと同じようなマッサージができる。
大腿部は、座位や、椅子にかけてマッサージする。自分の手が届くからマッサージはできる。しかし大腿部の筋肉は柔らかい、大きい、強靭であるから、手指の小さな筋力で筋肉の深部まで届くマッサージはなかなかできない。
臀部・腰背部は、座位や、椅子にかけてマッサージする。臀部は柔らかく大きな筋肉、腰背部は重なりあって強靭な筋肉、対する手指の筋力は小さい。またこれらの筋肉は体の横・後側にあり、手が届かない。届きにくい。力強いマッサージはなかなかできない。
マッサージ時間は、座位や椅子にかけて、下腿部・大腿部・臀部・腰背部の1回のマッサージで、30分〜1時間程度といわれる。
その間、体はマッサージしたいほどに疲れているのに、横にもなれないで手指を動かさねばならない、体はさらに疲れる。
手指は、マッサージの連続で痺れるほどに疲れる。休めば疲労回復が遅れる。
マッサージできない場所がある。臀部・腰背部など自分の手が届かない。届きにくい。
マッサージの力が足りない。手指の筋力が小さい、自分の体重が利用できない。
である。
これらから、同じセルフマッサージをならば、
30分〜1時間の所要時間は同じでも、
疲れている体は横になるなどで楽をしながら、
自分の手指はマッサージなどに使用なしないから疲れない、
手の届かない、届きにくい場所もマッサージできる、
強靭な大きい筋肉にも負けない強い力でマッサージできる
そんなマッサージ器をつくりたい、セルフマッサージして疲労回復したい。

図1−1は、本考案のマッサージ器の平面図
図1−2は、 〃 断面図
図1−3は、 〃 斜視図 である
本考案のマッサージ器イは、
(1)両端に大輪ロを各1個と中央に小輪ハ1個を有し、各輪を軸ニで連結した形状をしている。
(2)大輪ロは体に接する外周ホの幅を広くして面積を大にし、マッサージで体を押したときは手の平で押したような柔らかい刺激を受け、小輪ハは体に接する外周の幅を狭くして面積を小にし、マッサージのとき親指を重ねて押したように狭い場所に強い刺激を受ける構造を有するものである。
一般に、マッサージには、プロマッサージ(プロや他人に、自分がしてもらうマッサージ、本稿での造語)と、セルフマッサージ(自分の手指で自分をマッサージする)がある。
プロマッサージは、マッサージされる人を、仰臥・横臥・伏臥などをさせて、
軽擦(さする、なでるなど、緊張した筋肉を柔らかくする)
圧迫(手の平などで強く押す、親指を重ねて押したような指圧)
揉捏(おさえる、もむ、指圧や手の平や手根などでこねるように揉むこと、横切り揉捏は筋肉の繊維を横切るように直角方向に加圧しながら大きく動かすこと)
叩打(手・拳でリズミカルに叩く)
自分の体重をのせて強力にマッサージする
などの手法を使用してマッサージをする方法である。
セルフマッサージは、
自分の手指や手の平・手根などの小さな筋肉で自分の大きな筋肉をマッサージする。
手が届かない場所もあるからマッサージできる範囲は限られる。
できるだけプロマッサージと同じ技術を使用してマッサージする。
座位でのマッサージが基本となるから、自分の体重はほとんど利用できない。
である。
マッサージの順序は、通例、プロ、セルフともに、軽擦、圧迫、揉捏、叩打、でこの動作の繰り返しや応用になる。
セルフマッサージの初めは、緊張している筋肉を丁寧な軽擦で柔らかくする。

本考案マッサージ器(以下本器と略称)の使用方法。
マッサージの場所を、A下腿部 B大腿部 C臀部・腰背部 に分けて説明する。 左足と体の左側を主に説明するが、人の体はマッサージに関しては左右対称であるから、右側も左右を言い換えて同様にマッサージできる。
下腿の筋肉の形はほぼ円筒状である。この円筒を輪切りにして、下腿の周囲の筋肉の場所を、自分から見た時計の文字盤の1〜12の数字に位置に例えれば、筋肉の位置は殆ど特定できる。上腿、臀部、腰背部も同様とする。
図面の向きは本人から見た前後左右上下である。
マッサージは体の末端から心臓に向かってマッサージする。
マッサージの強さは、気持ち良い痛み、又は少し物足りないと感じる程度がよい。
A 左下腿部 ふくらはぎaのマッサージ
1 ふくらはぎaの軽擦 (文字盤で6時、4時、8時方向)
仰臥して、ふくらはぎの下に本器を入れ、左大輪の上に左ふくらはぎを、右大輪の上に右ふくらはぎを乗せる。
本器の移動は手が届かないから左右の足を使う。大輪から左脛を浮かして膝を曲げる、膝を伸ばしながら本器を足首(アキレス腱m)方向に押し出す、右脛も同様に、歩くように動かしながら本器を押す、反対に引けばアキレスから膝下まで移動する。大輪は円いからコロコロ移動する。数回繰り返す。
この軽擦を、膝下を丁寧に、さらに同じような形状の大腿後ろ側まで伸ばせば、アキレス腱・ふくらはぎ・ハムストリングの筋肉が楽になる。
どの筋肉でもマッサージは軽擦から始める。

2 左足後側のマッサージ(図2−1)(文字盤で6時方向)
仰臥して、本器イを手で左足ふくらはぎaの下に、
左ふくらはぎaの後ろ側を小輪ハの上に乗せる。
圧迫・指圧・横切り揉捏を繰り返す。

3 左足横側のマッサージ(図2−2)(文字盤で9時方向)
少し左横臥して、左ふくらはぎaの左横側を小輪ハの上に乗せる。アキレス腱から膝下まで、圧迫・指圧・横切り揉捏を繰り返す

4 左前横側のマッサージ(図2−3)(文字盤で10〜12時方向)
2から、さらに左横臥して、左ふくらはぎの左前横側を小輪ハの上に乗せる。同様に、圧迫・指圧・横切り揉捏を繰り返す

1,2,3、4で左足ふくらはぎの左半周、同様に右横臥して右半周〈10時〜12時は脛骨〉もマッサージする。
1,2,3、4とも、大輪の上、角、大小輪の凹部にも乗せる、違う刺激がある。

マッサージは心臓に向かって脛の自重でする、両足を重ねれば刺激が増す。移動しながら、下腿後ろ側のアキレス腱から膝下まで、圧迫・指圧・横切り揉捏を繰り返す。
B 左大腿のマッサージ
1 左大腿後ろ側 ハムストリングcのマッサージ〈6時方向〉
方法1 仰臥して、本器を手で大腿中央部に移動する。両ハムストリングを両大輪ロの上に乗せる。又は片ハムストリングを小輪ハの上にのせる。大腿・臀部を左右に、動かす、圧迫・指圧・横切り揉捏する。本器を手で移動する、
方法2(図3−1)ハムストリングの筋肉が過度に大きく柔らかいときは、方法1の大輪の刺激でも筋肉の深部までは届かないことがある。そのときは椅子又は寝台チにかけて両ハムストリングcの下に両大輪を置く。又は片ハムストリングを小輪ハの上にのせる。本器を手で移動する。体重を加減しながら大腿dから臀部eまで圧迫・指圧・横切り揉捏できる。
途中で大小輪の凹凸の刺激で痛くて気持ちいい場所が見つかったらその場所をジックリ押す。

2 左大腿外側 左側腸脛靱帯fのマッサージ(図3−2)(7時〜11時)
左横臥して腿を引き上げて膝を曲げる。左大腿dの下に本器を入れ、左腸脛靱帯fを小輪ハの上に乗せる、大輪にも乗せてみる。体重を加減し、左横臥の角度もかえてみる。
本器を膝gから臀部eまで手で移動する、圧迫・指圧・横切り揉捏する。
筋肉が張っているときは、初めはゆっくり軽くだんだん柔らかく楽になる。
左横臥して体重をかけたとき左腸脛靱帯の刺激が強すぎることがある。そのときは腰の下に座布団1枚を置く、その厚さの分、刺激が少なくなる。

3 左大腿内側 内転筋群nのマッサージ 〈2時〜5時〉
方法1 右横臥し更に右横臥して左膝gが床に着く、本器の大輪を左大腿と床の間に入れる。移動しながら膝から腿の付け根まで、圧迫・指圧・横切り揉捏する。
方法2 (図3−3)右横臥し更に右横臥して曲げた左膝gが床リに着く、右足は伸ばしたまま。左足底を床に着けたまま、左膝gを床から離して上方に挙げる。できた空間に本器イを縦に入れる。下方の大輪ロを伸ばした右足の付け根近くの床上に置き、他方の大輪の側方の上に左腿dの内側の内転筋群n乗せる。手で本器を縦に保ちながら膝gから腿の付け根まで移動する、左腿の重さでマッサージする。
内転筋群nは刺激に弱い、強い指圧・横切り揉捏はしない。

4 左大腿前側 左大腿四頭筋lのマッサージ(図3−4)〈2時〜10時〉
伏臥する、左腿dを浮かして床リとの間に本器を入れ、小輪ハの上に左大腿四頭筋lを乗せる、大小輪の凹凸の上にも乗せて大腿四頭筋を左右に動かして刺激を確かめ、加減しながら体重をかける。本器を手で移動しながら、圧迫・指圧・横切り揉捏する。 筋肉が張っているときは、初めはゆっくり軽くだんだん柔らかく楽になる。
伏臥して体重をかけたとき大腿四頭筋の刺激が強すぎることがある。そのときは腹部から腰の下に座布団1枚を置く、その厚さの分、刺激が弱くなる。

C 臀部・腰背部 のマッサージ

1 臀部eのマッサージ。 (5時〜7時)
方法1 仰臥して、両臀部eを両大輪ロの上にのせる。尾てい骨に小輪が当たらないように注意する。臀部を左右に動かして指圧・横切り揉捏する。臀部・大腿部ともに筋肉が多く柔らかいから、表面だけでなく深部にも伝わるように強く荷重する。
方法2 (図4−1) 臀部eの筋肉が過度に大きく柔らかいときは、大輪の刺激でも筋肉の深部まで届かないことがある。そのときは椅子又は寝台チにかけて両臀部eの下に両大輪ロを置く、又は片臀部を小輪の上に置いて指圧・横切り揉捏する。体の安定のため椅子の背などにつかまる。(B−1左大腿後ろ側ハムストリングのマッサージの方法2と同じ)

2 腰背部のマッサージ(図4−2)(図4−3)
腰・臀部の左側をマッサージする。(7時〜9時)
仰臥する、膝を立てて両足で腰を浮かす、本器を、右手hで右側大輪ロを手の平で押さえたまま左側大輪を先にして腰の下に入れ(図4−2)、左側大輪を腰の左側の筋肉の下に入れる、腰を下ろして体重をかける。このとき右手を利用して小輪が骨に当たらないようにする。
その方法は(図4−2)、右手で本器イを腰の左側の筋肉の下に入れたとき、右大輪の上に右手hが乗っている。右手の平の上端ヌは左大輪の上端ルより高くなっている。左大輪の上端ルと右大輪の手の平の上端ヌとを結ぶ線オは斜めになるから、中間にある小輪ハの直上の空間の高さは、既にあった大輪と小輪との高さの差ワと斜線でできた空間カの計になる。この空間の高さができたことで小輪に骨が当たる回数は減少する。それでも当たるときは、右手hを小輪ハの上に乗せる、または右手を軽く握って拳状にして高くする。臀部・腰背部には多数の骨が隠れているが、この方法で大輪小輪が骨に直接あたる危険を防止できる。
腰を下ろして体重をかける。少し左横臥すれば左側大輪に体重がかかり、同時に右側の荷重が少なくなり、右手の圧迫感は少なくなる。右足で左横臥を加減すればマッサージの強弱は自在になる。
左大輪を左側臀部・腰背部(図4−3)の全面iに、骨に当たる場所kを避けて、移動する、圧迫・指圧・横切り揉捏する。
さらに、窮屈な姿勢になるが、右大輪を支えながら左大輪を縦長な右側背柱起立筋jの下方に入れる。右側背柱起立筋の下部から中間ぐらいまで、静かに体重をかけ柔らかく圧迫・指圧・横切り揉捏する。背中は楽になる。
同様に右側をマッサージするために、左大輪を左手で持って腰の下に入れ、右大輪で右側臀部・腰背部の全面、左側背柱起立筋を指圧・横切り揉捏する。
本考案マッサージ器を使用したセルフマッサージの方法を、A下腿部 B大腿部 C臀部・腰背部 に分けて説明した。
本考案のマッサージ器を使用すれば
疲れている体は、座位ではなく、仰臥、伏臥、横臥など横になって、楽な姿勢でマッサージできる。
体を動かすのは、仰臥、伏臥、横臥するとき、指圧・横切り揉捏するとき少しずつかすだけである。
手は本器の移動などに使用するだけ、自分の手指はマッサージに使用しない。
手の届かない届きにくい場所にも、体の下に本器を置ければ、マッサージできる。
体重をかけるから、強靭な大きい筋肉にも負けない強い力で指圧・横切り揉捏できる。
ができる。これらは従来のセルフマッサージでは不可能であった
本器の使用方法を説明したが、本器はいままでにないセルフマッサージ器なので、期せずして、本器を使用した新しいセルフマッサージ方法(以下本セルフマッサージ方法)を説明したことになる。
1 マッサージ時間
従来は、下腿部・大腿部・臀部・腰背部の1回のマッサージ時間は、マッサージする自分の体の疲労の程度、マッサージする手指の疲労の程度、マッサージの技量、疲労回復の期待度によって差はがあるが、座位で通例30分〜1時間程度のようである。
本案では、マッサージしている間は、体は床に横たわっているし、マッサージは自分の体重でするから、座位でマッサージするよりも大いに楽になる。手はマッサージする場所に本器を移動するだけ、手指はマッサージには使用していないから手指が疲れない。
これらから、体・手指の疲労が少ないから
従来と同じ時間のマッサージならば、マッサージの密度は濃くできる。
従来とマッサージの程度が同じならば、マッサージ時間は少なくなる。
と考えられるが実績が少ないから同様に30分〜1時間程度とする。
2 マッサージの姿勢と体の動き
従来は、疲労回復のためセルフマッサージするには、30分〜1時間程度は座位又は椅子にかけて、その間自分の手指でマッサージを続けなければならない。手が疲れる。疲れている体がますます疲れる。
本案では、本器をマッサージしたい場所の下に置いて、体重をかけてマッサージするものであるから、体重をかけることができれば体の姿勢は伏臥・仰臥・横臥などでもよい。小型軽量な本器は、マッサージしたいほとんどの場所に手で移動することができる。
体を動かすのは、本器を手で移動するとき、伏臥・仰臥・横臥するため一時的に動かすとき、本来の目的のマッサージのために体を少しずつ動かしているとき、だけである。
横になって楽な姿勢だから30分〜1時間でも、もっと多くの時間でも疲れない。従来のセルフマッサージの座すわったままの姿勢に比較すれば非常に楽な姿勢でマッサージできる。
3 手をマッサージに使用しない
従来は、その30分〜1時間の間、自分の手指の小さな筋肉は、自分の体の大きな筋肉をほとんど連続してマッサージしている。しかも疲労回復が目的のマッサージであるからその場所目的に適した強度でなるべく連続してマッサージしなければならない。休めば手指は楽になるがそれだけ疲労回復が遅れる。マッサージを続ければ手指が痺れるほどに疲れてくる。
本案では、マッサージの主役は自分の体重である。手は本器をマッサージする場所に移動するなどの脇役である。手指はマッサージには使用しないから疲れない。
4 筋肉の圧迫・指圧・横切り揉捏
下腿(ふくらはぎ)、大腿(大腿四頭筋、ハムストリング、大腿外側の腸頸靱帯)、臀部・腰背部、などの筋肉は体が動くための主要な筋肉であるから、幅広で分厚な、大きい、柔らかい筋肉、強靭な筋肉である。これらの筋肉の疲労を回復する主要な手法が筋肉の圧迫・指圧・横切り揉捏であり、それには筋肉の強さに負けないで深く強く加圧する筋力が必要である。
またマッサージの途中で、痛いけれども気持ちいい場所がある。言葉でいえば、(ソコダソコダ気持チイイ、モー少シ強ク)などの場所である。これはジックリと圧迫・指圧・横切り揉捏をしたい場所で、疲労回復に非常に有効である。その場所は体全体に数多くみつかるが、これもまた深く強く加圧する筋力が必要である。
従来は、座位又は椅子に掛けて、腕を伸ばして手指でマッサージするしかない。臀部・腰背部の筋肉は体の後ろ側にあるから大部分は手が届かない。これらの強い筋肉に負けないほどに圧迫・指圧・横切り揉捏するには手指の筋力が足りない、まして何か所も連続して圧迫・指圧・横切り揉捏し、痛いけれども気持ちいい場所でジックリ押す、などは疲れる。多くは親指と他の4本指の開閉の力による表面だけの指圧・横切り揉捏になり易い。従来の手指でのセルフマッサージではこれらの筋肉にたいして十分に強力なマッサージは難しい。
本案では、体は伏臥・仰臥・横臥などの姿勢で、マッサージしたい場所の下に置いた本器の上に体を乗せて、体重をかけ、体の動きを止め又は少し動かして圧迫・指圧・横切り揉捏することが基本である。体重のかけ方の加減はあるが、小さく細い筋肉でも、幅広で分厚な、大きい、柔らかい、強靭な筋肉でも同様である。例えば小輪の上にふくらはぎを乗せて圧迫・指圧・横切り揉捏するときは、ふくらはぎを数センチ動かすだけである。
臀部・腰背部の筋肉は体の後ろ側にあるから大部分は手が届かないが、仰臥・横臥すれば容易に小型軽量な本器を体の下に置くことができる。
体重をかけて圧迫・指圧・横切り揉捏する、体重を加減しながら弱くも強力にもなる。ジックリと指圧するときは、体を動かさない。
指圧・横切り揉捏は体を少し動かすだけであるから疲れない
手は本器の移動などには使用する、手指はマッサージには使用しないから疲れない。

5 ストレッチポールと本案マッサージ器の使用
従来のセルフマッサージは、大腿四頭筋、ハムストリング、臀部・腰背部、大腿外側の腸頸靱帯などの筋肉・強靭な筋肉・手が届かない場所に対して、ストレッチポールを使用している。
マッサージする場所によっては飛び出しそうな上半身を両肩両腕で支える、
ストレッチポールを転がしてマッサージするときの揺れている不安定な体も両肩両腕で支える。これらの窮屈な体形での動きを支えるため体は緊張し両腕両肩が非常に疲れる、疲れている体がさらに疲れる。
ストレッチポールは径20cm、長さ90cm程度の固くない円筒状で、本器のように大小輪の凹凸による刺激もなく、広い面積で単に転がしてマッサージしているだけであるから表面だけのマッサージになり易く、筋肉の深部まで届く指圧・横切り揉捏は難しい。
本案では、マッサージする場所を本器の上に乗せれば、本器の面積が小さいから刺激は大である。さらに本器には径の異なった大小輪が適当な間隔で隣あっていて、この本器の大きさと大小輪の凹凸が、ふくらはぎ、大腿四頭筋、ハムストリング、臀部・腰背部、大腿外側の腸頸靱帯などの大きな筋肉強靭な筋肉柔らかい筋肉と適合して心地よい刺激を作る。また本器を少し動かして大小輪の凹凸が筋肉に当たる場所を変える、押す角度を変える、体重を加減して押す強さを変えるなどで、さらに多様な刺激が生じてくる。
本器を使用したマッサージ方法を記した。教科書的な説明になったが、説明した事項の中間にもまた説明したいマッサージがある。さらに各人毎にマッサージしたい場所や強さが異なることもありとても全部は説明・記述しきれない。
以上のように、
本考案マッサージ器は
原理が単純明快、誰でも機能を理解できる
小型軽量でどこにでも携帯可能
構造が簡単、動く部分がないから故障がない
安全・安価
である。さらに
本考案マッサージ器を使用して
体は仰臥・伏臥・横臥などの楽な姿勢でセルフマッサージができるから疲れない。
手は本器の移動だけ、自分の手指はマッサージに使用なしないから疲れない。
手の届かない届きにくい場所にも、体の下に本器を置いてマッサージできる、
体重をかけるから、強靭な大きい筋肉にも負けない強い力で圧迫・指圧・横切り揉捏できる。
などの従来のセルフマッサージではできないことができる。
本考案のマッサージ器を使用してセルフマッサージすれば体も手も大いに楽をしながら疲労回復できる。
考案の効果に記したように本考案のマッサージ器は
原理が単純明快、誰でも機能を理解できる
小型軽量でどこにでも携帯可能
構造が簡単、動く部分がないから故障がない
安全・安価、である。
さらに本考案のマッサージ器を、実際に制作して、セルフマッサージをしているが、当初の目標の
体は、仰臥、伏臥、横臥など楽な姿勢でセルフマッサージができるから疲ない。
手は本器の移動だけ、自分の手指はマッサージに使用なしないから疲れない。
手の届かない届きにくい場所にも、仰臥、伏臥、横臥などすれば体の下に本器を置けるからマッサージできる、
体重をかけるから、強靭な大きい筋肉にも負けない強い力で指圧・横切り揉捏できる。
などなどが普通にできる。
実際に体も手も楽をしながらマッサージして疲労回復している。
特に効果のあるセルフマッサージをあげれば、
左横臥して左腿を引き上げると、腰の左側の筋肉と臀部の左側の筋肉とが一つの大きな筋肉の塊になる。この筋肉の下に本器を手で入れて体重をかける。このマッサージの体の形は、
考案の効果 5ストレッチポールと本案マッサージ器の使用の本案 の項で述べた
(この本器の大きさと大小輪の凹凸が、ふくらはぎ、大腿四頭筋、ハムストリング、臀部・腰背部、大腿外側の腸頸靱帯などの大きな筋肉強靭な筋肉柔らかい筋肉と適合して心地よい刺激を作る。また本器を少し動かして大小輪の凹凸が筋肉に当たる場所を変えることで、大小輪の凹凸が筋肉に当たる場所が変わる。体重を加減することで、さらに多様な刺激が生じてくる)にあたる。
このマッサージの動きは、
運動が過ぎて下半身が疲れたとき、
立ち仕事や中腰の作業で作業して腰が疲れたとき、
畑仕事の後などで腰が痛いときなどに、
非常に効果があるマッサージである。
さらにマッサージしながら自由な右足と左足を空中に浮かして大きく動かせば腰も連動して動く、大きな筋肉の圧迫・指圧・横切り揉捏になる。各筋肉に大小輪の凹凸が作用して最高に気持ちがいい。それらが全部セルフマッサージになっている。この臀部・腰背部のマッサージは特効薬である。
大きな効果があるこのセルフマッサージは、本器を使用したセルフマッサージでしかできないマッサージである。
使用法では本器を床の上に置いたが、マッサージは蒲団の上でもベッドの上でも置いてマッサージできる。疲れた体でマッサージしていると心地よく眠ってしまうことが多々あるが小型軽量であるから邪魔にならない。杉材製であるから、金属製のように冷たくならない。寝具内部の温度と同じで温かい。


第1図 1−1 平面図
1−2 断面図
1−3 斜視図

第2図 左下腿部
2−1 左 ふくらはぎ 後側
2−2 〃 外側
2−3 〃 内側
2−4 〃 外側 人が左横臥、腿を上げ膝を曲げている
第3図 左大腿部
3−1 左大腿 後側 ハムストリング
3−2 〃 外側 腸頸靱帯
3−3 〃 内側 内転筋群
3−4 〃 前側 大腿四頭筋 人が伏臥して前側が下になっている

第4図 臀部・腰背部
4−1 臀部
4−2 腰背部 小輪に骨が当たらなくする方法
4−3 臀部・腰背部・脊柱起立筋のマッサージ可能範囲(床と背中との接触図)
i 臀部・腰背部
j 脊柱起立筋
k 小輪に骨が当たり易い尾てい骨・腰骨・背骨の範囲


天然杉の間伐材を切削整形した。
大輪の径約11cm、外周約幅4cm、小輪の径約5cm、外周約幅2cm、全長(大輪の外側〜外側)約27cmである。
大小輪の皮膚に接する外周部に、滑り止め用に布片を貼った。

実施例の寸法は、衣類ではMの人である。SS・S・M・L・LLなどがある。
実施例では、杉の間伐材を切削整形したが、単純な形であるから例えば木屑・ゴム・プラスチックなどの成型品やこれらを組み合わせた製品でも成型可能である。
(実施例)では、単純化して大輪2個小輪1個にしたが、マッサージの場所によっては、予期しないで小輪が骨に当たると痛い。小輪が無いほうがいいこともある。それらから
小輪を着脱自在にして小輪を脱したときは大輪だけでマッサージ器として使用する請求項1記載の自分の体重を利用するマッサージ器。(請求項3)。
全長と大輪の外径と小輪の外径の割合が、マッサージで受ける感覚に微妙に関与する。実施例はM仕様と考えたが、同じM仕様でも人によってはマッサージの具合が微妙に異なる。これを調整するために、片面に緩衝材兼用の薄片などを装着した面ファスナーを巻く又はほぐして、大小輪の直径を変えることができればよい。これらから

大輪又は小輪の外周に面ファスナーなどを巻く又はほぐして大輪小輪の直径を変えることができる請求項1記載の自分の体重を利用するマッサージ器。(請求項4)。


イ 本考案のマッサージ器
ロ 大輪
ハ 小輪
ニ 軸
ホ 外周の幅
ヘ 凹部
ト 右足
チ 椅子
リ 床
ヌ 右手の平の上端
ル 左大輪の上端
オ 左大輪の上端ルと右大輪の手の平の上端ヌとを結ぶ斜線
ワ 既存の大輪と小輪との高さの差
カ 斜線でできた空間

a ふくらはぎ
b 右足
c ハムストリング
d 大腿
e 臀部
f 腸頸靱帯
g 膝
h 右手又は握った拳
i 臀部・腰背部のマッサージ可能範囲
j 脊柱起立筋のマッサージ可能範囲
k 小輪に骨が当たり易い尾てい骨・腰骨・背骨の範囲
l 大腿四頭筋
m アキレス腱
n 内転筋群
▲ 筋肉が押される方向

Claims (5)

  1. 両端に大輪を各1個と中央に小輪1個を有し各輪を軸で連結した形状をしている自分の体重を利用するマッサージ器。
  2. 大輪は外周の幅を広くして体に接する面積を大にしてマッサージで体を押したときは手の平で押したような柔らかい刺激を受け小輪は外周の幅を狭くして体に接する面積を小にして親指を重ねて押したように狭い場所に強い刺激を受ける請求項1記載の自分の体重を利用するマッサージ器。
  3. マッサージしたい場所の下に置いて体重をかけた反動で体をマッサージする請求項1記載の自分の体重を利用するマッサージ器。
  4. 小輪を着脱自在にして小輪を外したときは大輪だけでマッサージ器として使用する請求項1記載の自分の体重を利用するマッサージ器。
  5. 大輪又は小輪の外周にマジックテープなどを巻き又はとり外して個々に大輪又は小輪の直径を変えることができる請求項1記載の自分の体重を利用するマッサージ器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018202111A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 順一 瀧上 ストレッチ器具

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