JP3182590U - 履物 - Google Patents
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Abstract
【課題】前後左右の全方向のバランス感覚を鍛えることができるとともに、脚の筋肉全体を効率よく鍛えることができる履物を提供する。
【解決手段】足を載せる履物台2と、この履物台2を足に装着するための足掛け部材3とを備える履物1において、履物台2の長さを、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さに設定するとともに、該履物台2の下面側を、下方に凸の半楕円体状に形成する。履物台2の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部9を設けるのが好ましく、また履物台2の下面に、下方に行くに従って段階的に小さくなる楕円状の複数の段付き部10を形成するのが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】足を載せる履物台2と、この履物台2を足に装着するための足掛け部材3とを備える履物1において、履物台2の長さを、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さに設定するとともに、該履物台2の下面側を、下方に凸の半楕円体状に形成する。履物台2の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部9を設けるのが好ましく、また履物台2の下面に、下方に行くに従って段階的に小さくなる楕円状の複数の段付き部10を形成するのが好ましい。
【選択図】図1
Description
本考案は、バランス感覚のトレーニングや脚の美容に用いられて好適な履物に関するものである。
従来、履物台の下面側に半円柱状の突起部を設けて、この突起部を支点とする前後方向の揺動運動により、バランス感覚を養うとともに、下半身のシェイプアップ効果やストレッチ効果を得るようにした履物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1に係る履物では、履物台の下面側に設けられた半円柱状の突起部を支点とする前後方向の揺動運動により、前後方向のバランス感覚や、大腿部の前後側の筋肉、ふくらはぎの筋肉などは鍛えることができるが、構造上、その突起部を支点とする左右方向の揺動運動ができないため、左右方向のバランス感覚や、大腿部の内外側の筋肉などを鍛えることができないという問題点がある。
本考案は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、前後左右の全方向のバランス感覚を鍛えることができるとともに、脚の筋肉全体を効率よく鍛えることができる履物を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案による履物は、
足を載せる履物台と、この履物台を足に装着するための足掛け部材とを備える履物において、
前記履物台の長さを、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さに設定するとともに、該履物台の下面側を、下方に凸の半球状または半楕円体状に形成したことを特徴とするものである(第1考案)。
足を載せる履物台と、この履物台を足に装着するための足掛け部材とを備える履物において、
前記履物台の長さを、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さに設定するとともに、該履物台の下面側を、下方に凸の半球状または半楕円体状に形成したことを特徴とするものである(第1考案)。
本考案において、前記履物台の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部が形成されるのが好ましい(第2考案)。
本考案において、前記履物台の下面に、下方に行くに従って段階的に小さくなる円状または楕円状の複数の段付き部が形成されるのが好ましい(第3考案)。
本考案の履物によれば、履物台の下面側が下方に凸の半球状または半楕円体状に形成されているので、当該履物を履いた状態で履物台の接地部を支点として前後左右の全方向に揺動運動することができる。
使用者は立った姿勢を維持するために、前後左右の全方向への微妙な体重移動を繰り返して重心を上手く調整する必要があることから、前後左右の全方向のバランス感覚を鍛えることができるとともに、大腿部の前後側の筋肉、ふくらはぎの筋肉は勿論のこと、大腿部の内外側の筋肉や深部の筋肉などの普段使われることが少ない筋肉も含めて脚の筋肉全体を効率よく鍛えることができる。
使用者は立った姿勢を維持するために、前後左右の全方向への微妙な体重移動を繰り返して重心を上手く調整する必要があることから、前後左右の全方向のバランス感覚を鍛えることができるとともに、大腿部の前後側の筋肉、ふくらはぎの筋肉は勿論のこと、大腿部の内外側の筋肉や深部の筋肉などの普段使われることが少ない筋肉も含めて脚の筋肉全体を効率よく鍛えることができる。
また、当該履物を履いた状態で体の重心を前に傾けて爪先立ちした姿勢をとることにより、ふくらはぎや大腿部、臀部、腹部、背部などの筋肉を強化することができ、これによるシェイプアップ効果を得ることができる。
さらに、当該履物を履いた状態で体の重心を後ろに傾けて踵立ちした姿勢をとることにより、アキレス腱やふくらはぎなどの筋肉を伸ばすことができ、これによるストレッチ効果を得ることができる。
さらに、当該履物を履いた状態で体の重心を後ろに傾けて踵立ちした姿勢をとることにより、アキレス腱やふくらはぎなどの筋肉を伸ばすことができ、これによるストレッチ効果を得ることができる。
第2考案によれば、履物台の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部が形成されるので、良好な装着感を創出することができるとともに、土踏まず部分の刺激によるマッサージ効果を得ることができる。
第3考案によれば、履物台の下面に、下方に行くに従って段階的に小さくなる円状または楕円状の複数の段付き部が形成されるので、床面等に対する履物台のグリップ力(摩擦力)を前後左右の全方向で高めることができ、床面等に対し当該履物が滑るのを確実に防ぐことができる。
次に、本考案による履物の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<履物の全体説明>
図1(a)に示されるように、本実施形態の履物1は、足を載せる履物台2と、この履物台2を足に装着するための足掛け部材3とを備えて構成されている。
なお、足掛け部材3の上面には、装飾用のリボン4が縫製により取り付けられている。
図1(a)に示されるように、本実施形態の履物1は、足を載せる履物台2と、この履物台2を足に装着するための足掛け部材3とを備えて構成されている。
なお、足掛け部材3の上面には、装飾用のリボン4が縫製により取り付けられている。
<履物台の説明>
履物台2は、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さで前後方向に長い楕円板状の例えばポリエチレン系樹脂よりなる中材5を備え、中材5の上面部が例えばポリエステル系材料よりなる中敷6にて覆われるとともに、中材5の下面側に例えばポリエチレン系樹脂よりなる底材7が貼り付けられて構成されている。
なお、中材5として、前後左右の幅寸法が同じ円板状のものを用いてもよい。
履物台2は、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さで前後方向に長い楕円板状の例えばポリエチレン系樹脂よりなる中材5を備え、中材5の上面部が例えばポリエステル系材料よりなる中敷6にて覆われるとともに、中材5の下面側に例えばポリエチレン系樹脂よりなる底材7が貼り付けられて構成されている。
なお、中材5として、前後左右の幅寸法が同じ円板状のものを用いてもよい。
<凸状部の説明>
中材5と中敷6との間には、足の土踏まずに対応する位置に、クッション材8が介挿されている。これにより、履物台2の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部9が形成される。
この凸状部9により、良好な装着感を創出することができるとともに、土踏まず部分の刺激によるマッサージ効果を得ることができる。
中材5と中敷6との間には、足の土踏まずに対応する位置に、クッション材8が介挿されている。これにより、履物台2の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部9が形成される。
この凸状部9により、良好な装着感を創出することができるとともに、土踏まず部分の刺激によるマッサージ効果を得ることができる。
<段付き部の説明>
底材7は、下方に凸の半楕円体形状で、その表面には、図2に示されるように、下方に行くに従って段階的に小さくなる楕円形状の複数の段付き部10,・・・,10が形成されている。
これら段付き部10,・・・,10により、床面等に対する履物台2のグリップ力(摩擦力)を前後左右の全方向で高めることができ、床面等に対し履物1が滑るのを確実に防ぐことができる。
なお、底材7の形状は、下方に凸の半球状であってもよく、また底材7の表面に形成される複数の段付き部10,・・・,10も円形状のものであってもよい。
底材7は、下方に凸の半楕円体形状で、その表面には、図2に示されるように、下方に行くに従って段階的に小さくなる楕円形状の複数の段付き部10,・・・,10が形成されている。
これら段付き部10,・・・,10により、床面等に対する履物台2のグリップ力(摩擦力)を前後左右の全方向で高めることができ、床面等に対し履物1が滑るのを確実に防ぐことができる。
なお、底材7の形状は、下方に凸の半球状であってもよく、また底材7の表面に形成される複数の段付き部10,・・・,10も円形状のものであってもよい。
<足掛け部材の説明>
図1(a)(b)に示されるように、足掛け部材3は、足の甲に掛け外し可能で互いに重ね合わされる重合部11a,12aを有する一対の足掛けバンド11,12を備え、これら足掛けバンド11,12の重合部11a,12aの対向面に面ファスナー13,14が配設されて構成されている。
この足掛け部材3においては、面ファスナー13,14により、一方の足掛けバンド11と他方の足掛けバンド12とを長さ方向の所定範囲で貼り付けたり剥がしたりすることが自在にできるようになっており、足の挿入口3a(図1(a)参照)の大きさを使用者の足の大きさに応じて無段階に調整することができる。
図1(a)(b)に示されるように、足掛け部材3は、足の甲に掛け外し可能で互いに重ね合わされる重合部11a,12aを有する一対の足掛けバンド11,12を備え、これら足掛けバンド11,12の重合部11a,12aの対向面に面ファスナー13,14が配設されて構成されている。
この足掛け部材3においては、面ファスナー13,14により、一方の足掛けバンド11と他方の足掛けバンド12とを長さ方向の所定範囲で貼り付けたり剥がしたりすることが自在にできるようになっており、足の挿入口3a(図1(a)参照)の大きさを使用者の足の大きさに応じて無段階に調整することができる。
<作用効果の説明>
以上に述べたように構成される履物1の使用に際しては、まず手摺などにつかまりながら、図3(a)(b)および図4(a)(b)に示されるように、足指が履物台2の先端の外に出るまで挿入口3a(図1(a)参照)を通して足Fを深く入れ、足指で履物台2を掴むようにし、踵にしっかり体重をかけ、背中を伸ばして真っ直ぐに立つ。
そして、履物台2の接地部を支点として、前後左右の全方向に揺動運動する。あるいは、膝が曲がらないようにして歩く。
以上に述べたように構成される履物1の使用に際しては、まず手摺などにつかまりながら、図3(a)(b)および図4(a)(b)に示されるように、足指が履物台2の先端の外に出るまで挿入口3a(図1(a)参照)を通して足Fを深く入れ、足指で履物台2を掴むようにし、踵にしっかり体重をかけ、背中を伸ばして真っ直ぐに立つ。
そして、履物台2の接地部を支点として、前後左右の全方向に揺動運動する。あるいは、膝が曲がらないようにして歩く。
使用者は立った姿勢を維持するために、前後左右の全方向への微妙な体重移動を繰り返して重心を上手く調整する必要があることから、前後左右の全方向のバランス感覚を鍛えることができるとともに、大腿部の前後側の筋肉、ふくらはぎの筋肉は勿論のこと、大腿部の内外側の筋肉や深部の筋肉などの普段使われることが少ない筋肉も含めて脚の筋肉全体を効率よく鍛えることができる。
また、図3(a)に示されるように、履物1を履いた状態で体の重心を前に傾けて爪先立ちした姿勢をとることにより、ふくらはぎや大腿部、臀部、腹部、背部などの筋肉を強化することができ、これによるシェイプアップ効果を得ることができる。
一方、図3(b)に示されるように、履物1を履いた状態で体の重心を後ろに傾けて踵立ちした姿勢をとることにより、アキレス腱やふくらはぎなどの筋肉を伸ばすことができ、これによるストレッチ効果を得ることができる。
さらに、図4(a)(b)に示されるように、履物1を履いた状態で体の重心を左右に傾けてバランスをとることにより、大腿部の内外側の筋肉などを強化したり、伸ばしたりして、シェイプアップ効果やストレッチ効果を得ることができる。
一方、図3(b)に示されるように、履物1を履いた状態で体の重心を後ろに傾けて踵立ちした姿勢をとることにより、アキレス腱やふくらはぎなどの筋肉を伸ばすことができ、これによるストレッチ効果を得ることができる。
さらに、図4(a)(b)に示されるように、履物1を履いた状態で体の重心を左右に傾けてバランスをとることにより、大腿部の内外側の筋肉などを強化したり、伸ばしたりして、シェイプアップ効果やストレッチ効果を得ることができる。
以上、本考案の履物について、一実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案の履物は、履物台の接地部を支点として前後左右の全方向に揺動運動することができるという特性を有していることから、前後左右の全方向のバランス感覚を養う用途や、脚の美容の用途に好適に用いることができる。
1 履物
2 履物台
3 足掛け部材
9 凸状部
10 段付き部
2 履物台
3 足掛け部材
9 凸状部
10 段付き部
Claims (3)
- 足を載せる履物台と、この履物台を足に装着するための足掛け部材とを備える履物において、
前記履物台の長さを、爪先から土踏まずの長さに略対応する長さに設定するとともに、該履物台の下面側を、下方に凸の半球状または半楕円体状に形成したことを特徴とする履物。 - 前記履物台の上面における足の土踏まずに対応する部分にクッション性を有する凸状部が形成される請求項1に記載の履物。
- 前記履物台の下面に、下方に行くに従って段階的に小さくなる円状または楕円状の複数の段付き部が形成される請求項1または2に記載の履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000229U JP3182590U (ja) | 2013-01-21 | 2013-01-21 | 履物 |
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JP2013000229U JP3182590U (ja) | 2013-01-21 | 2013-01-21 | 履物 |
Publications (1)
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JP3182590U true JP3182590U (ja) | 2013-04-04 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6295386B1 (ja) * | 2017-05-08 | 2018-03-14 | 周平 宮田 | 新規ヒールアセンブリおよびそれを備える履物 |
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2013
- 2013-01-21 JP JP2013000229U patent/JP3182590U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6295386B1 (ja) * | 2017-05-08 | 2018-03-14 | 周平 宮田 | 新規ヒールアセンブリおよびそれを備える履物 |
WO2018207494A1 (ja) * | 2017-05-08 | 2018-11-15 | 周平 宮田 | 新規ヒールアセンブリおよびそれを備える履物 |
JP2018187123A (ja) * | 2017-05-08 | 2018-11-29 | 周平 宮田 | 新規ヒールアセンブリおよびそれを備える履物 |
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