JP7080471B2 - キャップ及び吐出容器 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態に係る吐出容器1Hの構成を、図1乃至図7を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る吐出容器1Hの構成を一部省略して示す断面図、図2は同吐出容器1Hに用いられるキャップ11Hの構成であって内容物100を吐出する状態を示す断面図、図3はキャップ11Hの構成であって吐出容器1Hを傾けて内容物100を吐出する状態を示す断面図、図4はキャップ11Hの構成であって内容物100の吐出後の状態を示す断面図である。図5は、キャップ11Hの流入口203と流通溝205,207と流通口209,211とを拡大して示すとともに、第2流路69における内容物100の流れの一例を矢印で示す断面図である。図6は、キャップ11Hの壁部63Hにおける流通溝205,207と流通口209の構成を示す平面図である。図7は、キャップ11Hに用いられる逆止弁53の構成を示す平面図である。
先ず、内容物100が充填された吐出容器1Hは、例えば、容器本体10が下方及びキャップ11Hが上方の直立姿勢で保管される。使用時、即ち、内容物100を吐出するときは、先ず、使用者は、吐出容器1Hを把持し、蓋体43を開けて、ノズル部72を吐出先へ向ける。次いで、使用者は、内容物100を吐出する間、容器本体10を押圧し、容器本体10に押圧力を印加する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る吐出容器1Hに用いられるキャップ11Hの要部構成を、図8を用いて説明する。
図8は、キャップ11Hの流入溝203aと流通溝213,205,207と流通口209,211とを拡大して示す断面図である。なお、本実施形態に係る吐出容器1Hの構成のうち、上述した第1の実施形態に係る吐出容器1Hの構成と同等の構成には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態では、吸引用の第2流路に係る、流入溝の位置と流通溝の構成と支持部81Hの長さとが第1の実施形態とは異なり、これら以外の構成は第1の実施形態と同一である。
次に、本発明の第3の実施形態に係る吐出容器1Hに用いられるキャップ11Hの要部構成を、図9を用いて説明する。
図9は、キャップ11Hの流入口203と流通溝205a,207a,209aと流通口211とを拡大して示す断面図である。なお、本実施形態に係る吐出容器1Hの構成のうち、上述した第1の実施形態に係る吐出容器1Hの構成と同等の構成には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第4の実施形態に係る吐出容器1Hに用いられるキャップ11Hの要部構成を、図10と図11とを用いて説明する。
図10は本発明の第4の実施形態に係る吐出容器1Hの構成を一部省略して示す断面図である。図11は、吐出容器1Hに用いられるキャップ11Hの要部構成を示す平面図である。なお、本実施形態に係る吐出容器1Hの構成のうち、上述した第1の実施形態に係る吐出容器1Hの構成と同等の構成には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態では、吸引用の第2流路69に係る構成が第1の実施形態とは異なり、第2流路69に係る構成以外の構成は第1の実施形態と同一である。
本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明に相当する記載を付記する。
[1]
押圧力により変形して容積が減少し、そして、押圧を解除することで復元する、内容物を収容する容器本体の口部に設けられるキャップであって、
前記内容物を目的箇所に吐出するノズル部と、
前記ノズル部と前記容器本体の内部とを連通する第1流路に配置された弁室と、
前記弁室に内装され、前記第1流路を開閉する逆止弁であり、前記逆止弁の中央または略中央に配置されて前記第1流路を開閉する弁体と、前記弁体の外周から外方に延びる複数の弾性片と、前記複数の弾性片に接続される支持部とを有する逆止弁と、
前記弁体のための弁座と、前記支持部を固定する固定溝部と、前記ノズル部の基部を構成する壁部の内面から垂下する係合筒に嵌合する外周壁とを有する略有底筒状の固定部材と、
前記弁室の外周部分に配置され、前記第1流路とは別の第2流路を構成し、前記弁室と前記容器本体の内部とを連通する流通溝と、
を備え、
前記弁室が、前記弁体と、前記壁部の内面と、前記固定部材と、前記支持部と、前記係合筒とで囲まれて略円柱状に構成され、
前記流通溝が、前記弁室の外周部分を構成する、前記係合筒と前記外周壁との接合面や、前記支持部と前記固定部材の前記固定溝部との接合面や、前記支持部と前記外周壁との接合面に設けられたことを特徴とするキャップ。
[2]
前記逆止弁の前記支持部は前記弁室側から前記固定部材の前記固定溝部に挿入されて前記固定溝部に嵌合及び固定され、前記係合筒が前記固定部材の前記外周壁の内部に配置されるように前記固定部材の前記外周壁は前記容器本体の内部側から前記係合筒に嵌合及び固定されたことを特徴とする付記1に記載のキャップ。
[3]
前記キャップはヒンジを介して一体に設けられた蓋体を備え、
前記流通溝が、前記キャップの中心軸から見て前記ヒンジ側とは反対側方向の、前記弁室の外周部分に設けられたことを特徴とする付記1に記載のキャップ。
[4]
前記流通溝が前記係合筒の表面に凹状に設けられたことを特徴とする付記3に記載のキャップ。
[5]
前記流通溝が前記固定部材の前記外周壁の表面に凹状に設けられたことを特徴とする付記3に記載のキャップ。
[6]
付記1乃至付記5のいずれかに記載のキャップと、押圧力により変形して容積が減少し、そして、押圧を解除することで復元する前記容器本体と、を備えることを特徴とする吐出容器。
621…第1係合筒、623…第2係合筒、643…固定溝部、645…底面、647…外周壁。
Claims (6)
- 押圧力により変形して容積が減少し、そして、押圧を解除することで復元する、内容物を収容する容器本体の口部に設けられるキャップであって、
開口する円盤状の壁部と、前記壁部の平面状の表面における当該開口の縁に設けられ前記内容物を目的箇所に吐出するノズル部とを有する基部と、
前記ノズル部と前記容器本体の内部とを連通する第1流路に配置された弁室と、
前記弁室に内装され、前記第1流路を開閉する逆止弁であり、前記逆止弁の中央または略中央に配置されて前記第1流路を開閉する弁体と、前記弁体の外周から外方に延びる複数の弾性片と、前記複数の弾性片に接続される円筒状の支持部とを有する逆止弁と、
前記壁部の裏面から垂下する第1係合筒と、
前記弁体のための弁座と、前記支持部を固定する固定溝部と、前記第1係合筒に嵌合する外周壁とを有する略有底筒状の固定部材と、
前記第1係合筒の外側に設けられ前記壁部の裏面から垂下する第2係合筒と、
前記第2係合筒の外側に設けられ前記壁部の裏面から垂下し、前記第2係合筒との間に前記口部の端部が嵌まる第3係合筒と、
前記弁室の外周部分に配置され、前記弁室と前記容器本体の内部とを連通し、前記支持部の外周面の外側を通して空気を前記弁室から前記容器本体内の空間に吸気させる、前記第1流路とは別の第2流路と、
を備え、
前記弁室が、前記弁体と、前記壁部の裏面と、前記固定部材と、前記支持部と、前記第1係合筒とで囲まれて略円柱状に構成され、
前記第2流路は、
前記弁室に接続され、前記支持部の外周面と前記第1係合筒の内周面との間、
前記第1係合筒のうち前記壁部に対する遠位端と前記固定部材との間、
前記第1係合筒の外周面と前記固定部材の前記外周壁の内周面との間、
前記壁部の裏面と前記固定部材との間、及び、
前記第2係合筒の内周面と前記固定部材の前記外周壁の外周面との間
に順に形成されていることを特徴とするキャップ。 - 押圧力により変形して容積が減少し、そして、押圧を解除することで復元する、内容物を収容する容器本体の口部に設けられるキャップであって、
開口する円盤状の壁部と、前記壁部の平面状の表面における当該開口の縁に設けられ前記内容物を目的箇所に吐出するノズル部とを有する基部と、
前記ノズル部と前記容器本体の内部とを連通する第1流路に配置された弁室と、
前記弁室に内装され、前記第1流路を開閉する逆止弁であり、前記逆止弁の中央または略中央に配置されて前記第1流路を開閉する弁体と、前記弁体の外周から外方に延びる複数の弾性片と、前記複数の弾性片に接続される円筒状の支持部とを有する逆止弁と、
前記壁部の裏面から垂下する第1係合筒と、
前記弁体のための弁座と、前記支持部を固定する固定溝部と、前記第1係合筒に嵌合する外周壁とを有する略有底筒状の固定部材と、
前記第1係合筒の外側に設けられ前記壁部の裏面から垂下する第2係合筒と、
前記第2係合筒の外側に設けられ前記壁部の裏面から垂下し、前記第2係合筒との間に前記口部の端部が嵌まる第3係合筒と、
前記弁室の外周部分に配置され、前記弁室と前記容器本体の内部とを連通し、前記支持部の外周面の外側を通して空気を前記弁室から前記容器本体内の空間に吸気させる、前記第1流路とは別の第2流路と、
を備え、
前記弁室が、前記弁体と、前記壁部の裏面と、前記固定部材と、前記支持部と、前記第1係合筒とで囲まれて略円柱状に構成され、
前記第2流路は、
前記弁室に接続され、前記支持部の外周面と前記第1係合筒の内周面との間に形成される流入口と、
前記第1係合筒のうち、前記壁部に対する遠位端と前記固定部材との間に設けられ、前記流入口に連通する第1流通溝と、
前記第1係合筒の外周面と前記固定部材の前記外周壁の内周面との間に配置されて前記第1流通溝に接続された第2流通溝と、
前記壁部の裏面と前記固定部材との間に配置されて前記第2流通溝に接続された第1流通口と、
前記第2係合筒の内周面と前記固定部材の前記外周壁の外周面との間に形成され、前記第1流通口に接続されるとともに、前記容器本体内に開口する、第2流通口と
を有することを特徴とするキャップ。 - 前記流入口及び前記第2流通口は、それぞれ円環状のクリアランスとして形成されることを特徴とする請求項2に記載のキャップ。
- 前記逆止弁の前記支持部は前記弁室側から前記固定部材の前記固定溝部に挿入されて前記固定溝部に嵌合及び固定され、
前記第1係合筒が前記固定部材の前記外周壁の内部に配置されるように前記固定部材の前記外周壁は前記容器本体の内部側から前記第1係合筒に嵌合及び固定されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャップ。 - 前記キャップはヒンジを介して一体に設けられた蓋体を備え、
前記ノズル部が、前記キャップの中心軸から見て前記ヒンジ側とは反対側方向に偏心して配置され、
前記第2流路が、前記キャップの中心軸から見て前記ヒンジ側とは反対側方向の、前記弁室の外周部分に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャップ。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のキャップと、押圧力により変形して容積が減少し、そして、押圧を解除することで復元する前記容器本体と、を備えることを特徴とする吐出容器。
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