JP2003128171A - ポンプユニット及び容器 - Google Patents

ポンプユニット及び容器

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JP2003128171A
JP2003128171A JP2001328291A JP2001328291A JP2003128171A JP 2003128171 A JP2003128171 A JP 2003128171A JP 2001328291 A JP2001328291 A JP 2001328291A JP 2001328291 A JP2001328291 A JP 2001328291A JP 2003128171 A JP2003128171 A JP 2003128171A
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Japan
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piston
suction member
pump unit
connecting pipe
suction
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JP2001328291A
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English (en)
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Kiyoshi Chikashige
清 近重
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Original Assignee
Advanex Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製の部材を不要にしてリサイクルを容易
にし、また転倒時における液の流出を確実に防止するこ
とができるとともに、操作性についても向上することが
できる、ポンプユニット及び容器を提供する。 【解決手段】 容器本体3に挿入されて内部の液を外に
吸い出すポンプユニット1である。容器本体3内に挿入
される連結パイプ8と、この連結パイプ8の下部に連通
接続した弾性変形及び弾性復帰による伸縮が可能な吸入
部材17と、連結パイプ8の上部に連通接続して吸入部
材17を伸縮させ、吸入部材17および連結パイプ8を
介して容器本体3内の液を容器本体3外に吸い出すピス
トン部10とを備えてなる。吸入部材17の下流に容器
本体3内からピストン部10側への液の流入のみを許容
する吸い込み弁19を設け、ピストン部10に連結パイ
プ8側からピストン部10の吐出管11aへの液の流出
のみを許容する逆止弁を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば洗髪剤や
液状の医薬品、各種飲料等を収容するポンプ式容器に用
いられる、ポンプユニット及び容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば家庭で使用される洗髪剤や
洗剤等を収容するための容器として、ポンプ式の容器が
使用されている。このポンプ式の容器は、容器本体とこ
の容器本体に着脱可能に挿入されるポンプユニットとか
ら構成されている。ポンプユニットは、通常ピストン部
を押圧すると、ピストン部が復帰して液を容器本体から
吸い上げ、次にピストン部を押すと、ピストン部の吐出
口から液を吐出するようになっている。
【0003】この種のポンプユニットとしては、ピスト
ン部を押圧すると縮小する蛇腹管が、手を離すと再び伸
張する復帰動作を利用して液を蛇腹管内に吸い上げ、さ
らにピストン部を押圧することで、蛇腹管を縮小させて
蛇腹管内の液を吐出口から出すものがある。そして、こ
のようなピストンの押圧動作、復帰動作に応じて蛇腹管
内に液を導き、あるいは蛇腹管内から液を吐出するため
に、蛇腹管の上流側と下流側とには吸い込み弁と吐出弁
(逆止弁)とが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなポンプユニットでは、蛇腹管の伸縮動作を可能にす
るため金属製のスプリングを用いたり、また弁として金
属製のボールを用いたりしているものもあるが、このよ
うなものでは、リサイクルをしようとした際にその分別
が困難であるといった問題がある。また、従来のポンプ
ユニットにおいては、容器が転倒した場合に、吸い込み
弁や吐出弁が開いてしまうと吐出口から液が外部に流れ
出てしまうという問題がある。このような問題を解決す
るため、従来では特に吐出弁(逆止弁)を、スリット部
を設けた板状の弁として構成し、容器転倒時において流
れ出ようとする液をスリット部で最小限に食い止めるよ
うにしているが、このようにするとスリット部における
液の流通抵抗が大きくなり操作性が悪化するという問題
がある。そこで、本発明は金属製の部材を不要にしてリ
サイクルを容易にし、また転倒時における液の流出を確
実に防止することができるとともに、操作性についても
向上することができる、ポンプユニット及び容器を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポンプユニット
では、容器本体に挿入され容器本体内の液を容器本体外
に吸い出すポンプユニットにおいて、容器本体内に挿入
される連結パイプと、この連結パイプの下部に連通接続
した弾性変形及び弾性復帰による伸縮が可能な吸入部材
と、前記連結パイプの上部に連通接続して該連結パイプ
を介して前記吸入部材を伸縮させ、該吸入部材および連
結パイプを介して容器本体内の液を容器本体外に吸い出
すピストン部とを備えてなり、前記吸入部材の下流に容
器本体内からピストン部側への液の流入のみを許容する
吸い込み弁を設け、前記ピストン部に連結パイプ側から
ピストン部の吐出管への液の流出のみを許容する逆止弁
を設けたことを前記課題の解決手段とした。
【0006】このポンプユニットによれば、連結パイプ
の下部に連通接続した弾性変形及び弾性復帰による伸縮
が可能な吸入部材として、例えば合成樹脂製のものを用
いることにより、吸入部材に伸縮をなさせるための金属
製のスプリングが不要になり、また吸い込み弁や逆止弁
についても合成樹脂製のものを用いることにより、金属
製のボール等も不要になる。したがって、このように構
成することにより、金属製の部材を不要にしてリサイク
ルの容易化を図ることが可能になる。
【0007】また、前記ポンプユニットでは、前記ピス
トン部に、ピストンシャフトと該ピストンシャフトに対
し前記吸入部材の圧縮方向に所定ストローク移動可能に
装着されたピストンヘッドとが備えられ、前記ピストン
シャフトに、ピストン部による吸入部材圧縮動作に先立
ってピストンヘッドがピストンシャフトに対して所定ス
トローク移動した場合にピストンシャフトとピストンヘ
ッドとの間の吐出流路を開放する連通孔が設けられ、前
記ピストンシャフトとピストンヘッドとの間に、前記連
通孔を閉塞する方向に両者を付勢する付勢部材が設けら
れたことにより、前記逆止弁が構成されているのが好ま
しい。このようにすれば、逆止弁がスリット部を設けた
板状の弁で構成された場合の、スリット部における液の
流通抵抗が大きくなることによる、操作性の悪化といっ
た問題が解消される。
【0008】また、前記ポンプユニットでは、前記吸入
部材を、蛇腹状のベローズによって形成するのが好まし
い。このようにすれば、吸入部材の弾性変形及び弾性復
帰による伸縮が容易になり、したがってこれの伸縮操作
が容易になる。
【0009】また、前記ポンプユニットでは、前記吸入
部材を、下方に行くに連れて漸次拡径した形状に形成す
るのが好ましい。このようにすれば、ピストン部からの
押圧力が連結パイプを介して吸入部材に加えられ、これ
により該吸入部材の底部が容器本体の底面に当接し、弾
性変形によって収縮する際、吸入部材の当接部位となる
底部が広くなっていることにより、収縮が安定してなさ
れるようになる。
【0010】また、前記ポンプユニットでは、前記吸い
込み弁が、下流側に向かって開いたおわん型形状の弁体
が、弁室内に昇降可能に設けられるとともに、下降した
際に弁室内の開口を閉塞するよう構成されてなるのが好
ましい。このようにすれば、弁体を合成樹脂等の非金属
で形成することにより、吸い込み弁全体を非金属で構成
することが可能になる。
【0011】また、前記ポンプユニットでは、前記吸い
込み弁が、その先端部に液を吐出するための開口が形成
されるとともに、前記吸入部材内が負圧になると弾性変
形により前記開口が圧着し閉塞するよう構成されてなる
のが好ましい。このようにすれば、吸い込み弁を非金属
で形成することが可能になる。
【0012】また、前記ポンプユニットでは、前記連結
パイプの下部に、前記吸入部材の上部を外挿してこれを
保持する保持部が設けられているのが好ましい。このよ
うにすれば、保持部によって吸入部材の起立状態が安定
化することにより、吸入部材の伸縮動作も安定化する。
【0013】また、前記ポンプユニットでは、前記連結
パイプが、容器本体の口部に取り付けられるブッシュキ
ャップに挿通されて取り付けられ、前記ピストン部が、
ピストンヘッドとこれに連結するとともに前記連結パイ
プに摺動可能に挿通したピストンシャフトとを有してな
り、前記連結パイプに、これとピストンシャフトとを係
止させてこれらを連結させる係止部が設けられ、前記ピ
ストンヘッドに、前記ブッシュキャップに係合してここ
に固定される係合部が設けられているのが好ましい。こ
のようにすれば、係止部を解除してピストンシャフトと
連結パイプとの連結を解除しておき、その状態でピスト
ンヘッドをブッシュキャップに固定しておくことによ
り、例えば長時間の保管や輸送時において吸入部材が弾
性変形した状態のままにおかれることにより、該吸入部
材に「へたり」等の変形が生ずることが防止される。
【0014】本発明の容器では、前記のポンプユニット
を備えたことを前記課題の解決手段とした。この容器に
よれば、金属製の部材を不要にすることが可能になる。
【0015】また、前記容器では、前記吸入部材が、そ
の下端部が前記容器本体の底面に形成された固定部によ
り、固定されているのが好ましい。このようにすれば、
ピストン部からの押圧力が連結パイプを介して吸入部材
に加えられ、これにより該吸入部材の底部が容器本体の
底面に当接し、弾性変形によって収縮する際、吸入部材
の下端部が容器本体の底面に固定されていることによ
り、収縮が安定してなされるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のポンプユニットを備えた容器の一実施
形態を示すものであり、図1中符号1は全体が合成樹脂
で形成されたポンプユニット、2は容器である。容器2
は、洗髪剤などの液が収容される容器本体3に、ポンプ
ユニット1が取り付けられて構成されたものである。
【0017】容器本体3は、合成樹脂で成形された有底
筒状のもので、上部の口部3aの外周に雄ねじ部4を形
成したものである。口部3aには、図2に示すように雄
ねじ部4に螺合する雌ねじ部(図示せず)を形成した合
成樹脂製のブッシュキャップ5がパッキン6を介して着
脱可能に被着されており、このブッシュキャップ5が被
着されることにより、ポンプユニット1が容器本体3に
取り付けられるようになっている。ブッシュキャップ5
は、前記雌ねじ部を形成した外筒部5aと、容器本体3
の口部3a内に挿通されて取り付けられる内筒部5bと
を有して形成されたもので、その上部5cには、後述す
るピストンヘッドを着脱可能に被着するための雄ねじ部
5dが形成されている。このブッシュキャップ5の内筒
部5bは、外筒部5aに比べ十分にその高さが高く形成
されたもので、その下端側が容器本体3内にまで位置さ
せられている。
【0018】この内筒部5bには、容器本体3の口部3
aに対向する位置において空気孔7が形成されている。
そして、この空気孔7によって容器本体3内は、ブッシ
ュキャップ5の内筒部5bおよび上部5cと後述する連
結パイプ8およびピストンシャフト9との間の間隙を通
じて外部に連通し、これにより容器本体3は、その液容
量の変化に対していわゆる「へこみ」が生ずるのが防止
されたものとなっている。また、この内筒部5bの孔
(図示せず)内には円筒状の連結パイプ8が挿通されて
いる。
【0019】連結パイプ8は、その上端側が前記内筒部
5b内に摺動可能に挿通されたもので、容器本体3の口
部3a側から容器本体3の底面側に垂下して設けられた
ものである。この連結パイプ8の上端部には、後述する
ピストンシャフト9の凹溝に係止する突条(係止部)8
aが形成されている。また、この連結パイプ8の中間部
には、前記内筒部5bの下端部に形成されたテーパ部
(図示せず)に係合する大径部8bが形成されており、
この大径部8bが前記テーパ部に係合することにより、
内筒部5bの下端と連結パイプ8との間が気密に封止さ
れるようになっている。また、この連結パイプ8の上部
には、ピストン部10が設けられている。
【0020】ピストン部10は、ピストンヘッド11
と、これに連通したパイプ状のピストンシャフト9とを
有してなるものである。ピストンヘッド11は、吐出管
11aと、これに連通する内筒部11bと、該内筒部1
1bの外側に形成された外筒部11cとを有したもの
で、外筒部11cの内周面に、前記ブッシュキャップ5
の雄ねじ部5dに係合する雌ねじ部(係合部)11dを
形成したものである。このキャップヘッド11には、そ
の内筒部11bの直上部分に、該内筒部11bの開口を
封止するサブッキャップ12が取り付けられている。ま
た、内筒部11bの内壁面には、後述するピストンシャ
フト9の連通孔を覆ってこれを閉塞する閉塞部13が形
成されている。この閉塞部13は、内筒部11bの内壁
面から上側に向かって延出した円筒状のもので、前記連
通孔を確実に覆ってこれを液密に閉塞するよう構成され
たものである。
【0021】このピストンヘッド11には、その内筒部
11bに内挿された状態で前記ピストンシャフト9が取
り付けられている。このピストンシャフト9は、小径円
筒状の小径部9aと、これより大きな径を有する円筒状
の中間部9bと、さらにこれより大きな径を有する大径
円筒状の大径部9cとが一体に形成されてなるものであ
る。小径部9aは、前記ピストンヘッド11の内筒部1
1bに所定ストローク摺動可能となるように内挿された
もので、上端部が閉塞させられた有蓋形状のものであ
る。この上端部側には、前記した連通孔14が本例では
四つ、その周方向に等間隔となるようにして形成されて
いる。この小径部9aと前記中間部9bとの間の段差部
(図示せず)は、前記ピストンヘッド11の内筒部11
bの下端面をここに当接させることにより、該ピストン
ヘッドの下降を停止させる箇所となっている。そして、
ピストンヘッド11に対して押圧力が加えられていない
状態での、ピストンヘッド11の内筒部11bの下端面
と、前記段差部との間の距離が、ピストンヘッド11の
可動距離、すなわち前記した所定ストロークとなってい
る。なお、内筒部11bの外径と中間部9bの外径と
は、略同一に形成されている。
【0022】中間部9bは、ブッシュキャップ5の上端
部の孔(図示せず)および連結パイプ8の上端部の孔
(図示せず)内に摺動可能かつ回動可能に挿通したもの
であり、大径部9cは、連結パイプ8内に摺動可能かつ
回動可能に挿通したものである。このような構成のもと
に大径部9cは、連結パイプ8およびブッシュキャップ
5からの、抜け止めとしても機能するものとなってい
る。また、この大径部9cには、その外周面に前記連結
パイプ8の突条8aに係止するための凹溝15が形成さ
れている。そして、この凹溝15が突条8aに嵌合して
係止することにより、ピストンシャフト9は連結パイプ
8と連結するようになっている。すなわち、連結パイプ
8からピストンシャフト9を引き上げることにより、突
条8aに凹溝15が係止し、これによって両者が一体化
して使用されるようになっているのである。
【0023】また、このピストンシャフト9の、小径部
9aの上には、カップ状の付勢部材16が取り付けられ
ている。この付勢部材16は、可撓性を有する柔軟な合
成樹脂からなるもので、その上端部がピストンヘッド1
1のサブキャップ12に当接することにより、ピストン
ヘッド11を上方に付勢するようになっている。そし
て、この付勢部材16によってピストンヘッド11が上
方に付勢され、ほぼ最高点にまで移動した状態におい
て、ピストンシャフト9の連通孔14は内筒部11bの
閉塞部13によって液密に閉塞されるようになってい
る。また、後述するようにピストンヘッド11を押圧す
ることにより、ピストンヘッド11が付勢部材16の付
勢力に抗してピストンシャフト9上を下降し、これによ
り閉塞部13による連通孔14の閉塞状態が開放され、
ピストンシャフト9とピストンヘッド11との間の吐出
経路が開放され連通するようになっている。このような
構成のもとに、連通孔14とこれを開閉可能に閉塞する
閉塞部13と、この閉塞部13によって連通孔14を自
動的に閉塞させる付勢部材16とから、本発明の逆止弁
(図示せず)が構成されているのである。なお、この付
勢部材16は後述する吸入部材よりバネ定数が小さく設
定されている。
【0024】前記連結パイプ8の下部には、図1に示し
たように該連結パイプ8に連通して吸入部材17が接続
されている。この吸入部材17は、低密度ポリエチレン
などの合成樹脂によって弾性変形及び弾性復帰による伸
縮が可能に形成されたもので、本例では所定のバネ定数
を備えた蛇腹状のベローズによって形成されている。こ
こで、この吸入部材17は、これと一体に形成されてな
る連結部材18を介して、連結パイプ8に接続されたも
のとなっている。すなわち、この連結部材18の圧入部
18aが連結パイプ8に圧入されることにより、これら
は液密に連結したものとなっているのである。
【0025】ベローズからなる吸入部材17は、連結パ
イプ8を介して押圧力が加えられていない状態、すなわ
ち十分に伸長した状態で、その底面(下端面)が容器本
体3の底面に当接するよう形成配置されたものである。
このような構成のもとに吸入部材17は、連結パイプ8
を介して押圧されることにより容易に圧縮し、内部の容
積を減少するとともに、押圧力が解除されると元の状
態、すなわち延び方向に容易に復帰し、内部の容積を増
加するようになっている。
【0026】この吸入部材17の下端部には、吸入部材
17の内外を連通させるための吸入口17aが、吸入部
材17の周方向にほぼ等間隔で複数個形成配置されてお
り、これによって容器本体3内の液は、該吸入口17a
から吸入部材17内に吸入されるようになっている。ま
た、この吸入部材17の下流側、すなわち前記連結部材
18には、吸入部材17内から連結パイプ8側(ピスト
ン部10側)への液の流入のみを許容する吸い込み弁1
9が設けられている。この吸い込み弁19は、連結部材
18に形成された弁室20を備えて構成されたものであ
る。
【0027】弁室20内には、連結部材18の圧入部1
8a側から挿入可能な弁体21が挿入されている。この
弁体21は、下流側(連結パイプ8側)に向かって開い
たおわん型形状の合成樹脂製のもので、その外周面が弁
室20の内周面に密接することにより、弁室20内の開
口を閉塞して液の逆流を防止するものである。また、こ
の弁体21にはその上流側にロッド部21aが形成され
ており、このロッド部21aによって弁体21はその姿
勢が安定するようになっている。さらに、この弁体21
にはその周縁にV字状の切欠部(図示せず)が形成され
ており、この切欠部によって開弁時に液が速やかに抜け
出、連結パイプ8側に流れるようになっている。なお、
弁室20内には、その側壁面に内部側に突出するストッ
パー20aが形成されており、これによって弁体21
は、作動時、弁室20から抜け出さないようになってい
る。また、前記弁体21については、弁室20の開口を
閉塞できるものであれば、球状や半球状等のものでもよ
く、その形状は特に限定されない。
【0028】次に、このような構成からなるポンプユニ
ット1を備えた容器2の使用方法を説明する。輸送時な
どの非使用時においては、図3に示すように予めピスト
ンヘッド11を吸入部材(ベローズ)17の方向、すな
わちピストンシャフト9の凹溝15が連結パイプ8の突
条8aに係止する方向とは逆の方向に位置させておき、
その状態でピストンヘッド11の外筒部11cに形成し
た雌ねじ部(係合部)11dをブッシュキャップ5の雄
ねじ部5dに係合させてここに固定する。
【0029】このようにしておくことにより、ピストン
ヘッド11が押圧されることがないため、内部の液が強
制的に送り出されることがない。また、容器2が転倒し
たり、誤って容器本体3を踏みつけたような場合にも、
付勢部材16によって連通孔14が閉塞部13で閉塞さ
れた状態となっているため、吸入部材17内とピストン
ヘッド11の吐出管11a側とが連通しておらず、した
がって吸入部材17内や容器本体3内の液が外部に流れ
出すことがない。また、このときピストンシャフト9が
連結パイプ8に連結していないため、ピストンシャフト
9の押し込み動作が吸入部材17に何らの圧縮方向の力
を付与しないため、長時間の輸送の間に圧縮されて吸入
部材17にへたりを生ずるような不具合が発生すること
もない。さらに、ピストンシャフト9が外部に露出しな
いため、汚れから保護することができる。
【0030】次に、利用者が図3に示した状態にある容
器2を使用状態にするには、ピストンヘッド11をブッ
シュキャップ5から外し、さらにピストンヘッド11を
操作してピストンシャフト9を連結パイプ8から引き出
し、その凹溝15を連結パイプ8の突条8aに係止さ
せ、図1に示したように連結パイプ8にピストンシャフ
ト9を連結させてこれら連結パイプ8とピストンシャフ
ト9とを一体化させる。
【0031】そして、この状態でピストンヘッド11を
押圧すると、吸入部材17が圧縮されるのに先立ち、ピ
ストンヘッド11が付勢部材16に抗してピストンシャ
フト9に対し所定ストロークだけ摺動(下降)し、これ
によって連通孔14が開放される。さらに、図4に示す
ようにピストンヘッド11への押圧を続けると、ピスト
ンシャフト9および連結パイプ8が押圧されて下降する
ことにより、吸入部材17が押圧されて弾性変形し、圧
縮され、同時に吸入部材17の吸入口17aが閉塞す
る。すると、この吸入部材17内の空気や液は圧縮さ
れ、これら空気や液が吸い込み弁19を開いてその下流
側、すなわち連結パイプ8やピストンシャフト9内に流
入する。そして、これによりこれら連結パイプ8やピス
トンシャフト9内の空気や液が、前記連通孔14を経て
ピストンヘッド11の吐出管11aから容器本体3外に
吐出される。
【0032】続いて、ピストンヘッド11への押圧力を
解除すると、付勢部材16によりピストンヘッド11が
ピストンシャフト9に対して上昇し、連通孔14が閉塞
されるとともに、圧縮が解除された吸入部材17が延び
方向に弾性復帰することにより、吸入部材17内が負圧
になって吸い込み弁19が閉じられる。すると、容器本
体3内から吸入口17aを通じて吸入部材17内へと液
が吸い込まれ、液が吸入部材17内に満たされる。な
お、この状態では、吸い込み弁19が閉じられているこ
とにより、連結パイプ8側から吸入部材17側への液等
の逆流は阻止されている。
【0033】次に、この状態から付勢部材16に抗して
再度ピストンヘッド11を押圧すると、前述と同様に吸
入部材17の圧縮に先立ってピストンヘッド11がピス
トンシャフト9に対して所定ストロークだけ摺動(下
降)し、連通孔14が開放される。さらに、ピストンヘ
ッド11への押圧を続けると、連結パイプ8に押圧され
て吸入部材17が圧縮され、同時に吸入口17aが閉塞
する。すると、この吸入部材17内の液が圧縮されるこ
とにより、この液が吸い込み弁19を開いて連結パイプ
8側に流入する。
【0034】このような押圧とその解除の操作を数回繰
り返すことにより、連結パイプ8、ピストンシャフト9
内に液が満たされる。そして、さらに押圧操作がなさ
れ、吸入部材17側から連結パイプ8側に液が流入する
ことにより、ピストンシャフト9側の液が連通孔14を
経て吐出管11a側に押し出され、さらに吐出管11a
より外部に吐出される。
【0035】ここで、続いてピストンヘッド11への押
圧を解除したときには、前述したように吸入部材17が
復帰して吸入部材17内が負圧になり、容器本体3から
吸入部材17内に液が吸い込まれて吸入部材17内が液
で満たされるようになるが、その際、付勢部材16によ
ってピストンヘッド11が上昇し、連通孔14が閉塞さ
れることにより、吐出管11a側の液がピストンシャフ
ト9内に逆流することが防止されている。なお、以上の
操作においても、容器本体3内は空気孔7を介して容器
2外に連通するようになっているので、容器本体3内か
ら液が吐出されると、その分の容積に対応する空気が外
部から流入し、容器本体3は「へこみ」が生ずることな
くほぼ原型を維持するようになっている。
【0036】このようなポンプユニット1およびこれを
用いた容器2にあっては、吸入部材17や吸い込み弁1
9として合成樹脂製のものを用いていることにより、金
属製の部材を不要にしてリサイクルの容易化を図ること
ができる。また、非使用時において、ピストンヘッド1
1に押圧力が加えられず、したがってピストンヘッド1
1がピストンシャフト9に対して摺動(下降)していな
い状態では、連通孔14が閉塞されていることにより、
例えば容器が転倒したような場合にも、液が外部に流れ
出てしまうことを防止することができる。さらに、この
ように液の流出を、連通孔14とこれを閉塞する閉塞部
13と付勢部材16とを有してなる逆止弁によって防止
するようにしたので、従来のスリット部を設けた板状の
弁によって逆止弁を構成した場合のごとく、流れ出よう
とする液をスリット部で最小限に食い止めるようにする
必要がなくなり、従来に比べ操作性を良好にすることが
できる。
【0037】ここで、本発明は前記実施形態に限られる
ものではなく、以下のような様々な態様が採用可能であ
る。なお、以下の説明において、前記実施形態と同一部
分については同一符号を付し、その説明を省略する。図
5は、図1に示したポンプユニット1において、吸入部
材を代えたものである。すなわち、図5に示した例が図
1に示した例と異なるところは、吸入部材30として、
下方に行くに連れて漸次拡径した形状のベローズ、すな
わち略円錐台形状のベローズを用いた点である。吸入部
材30をこのような形状のベローズとすれば、容器本体
3の底面に当接する部位となる該吸入部材30の底面が
広くなることにより、吸入部材30の起立状態が安定し
ていることから、吸入部材30がピストン部10からの
押圧力を受けた際、安定して弾性変形により収縮(圧
縮)するようになり、したがって吐出操作そのものが安
定してなされるようになる。
【0038】なお、吸入部材としては、ベローズでな
く、例えば図6(a)、(b)に示すような可撓性を有
する合成樹脂製のパイプを用いてもよい。図6(a)、
(b)に示した吸入部材31は、吐出操作が安定するよ
うに下方に行くに連れて漸次拡径した形状のパイプから
なるもので、ポンプユニットの使用時、連結パイプ8を
介して押圧されると図6(b)に示すように弾性変形し
て収縮(圧縮)し、また押圧力が解除されると図6
(a)に示すように弾性復帰により伸長することによ
り、図1に示したベローズからなる吸入部材17と同じ
作用を奏するものとなっている。
【0039】図7は、図1に示したポンプユニット1に
おいて、吸い込み弁を代えたものである。すなわち、図
7に示した例が図1に示した例と異なるところは、吸い
込み弁32として、一対の薄膜リップ33、33の間に
スリット状の開口部34を有したものを用いた点であ
る。この吸い込み弁32は、連結部材18の圧入部18
aに形成された円筒部18bに外挿する筒部35と、こ
の筒部35の上端部に連続して形成された薄板状の前記
薄膜リップ33、33とからなる軟質合成樹脂製のもの
である。そして、このような構成のもとに吸い込み弁3
2は、吸入部材17内が負圧になると弾性変形により前
記開口部34が圧着し閉塞するようになっている。この
ような吸い込み弁32を用いても、これを非金属で形成
することにより、金属製の部材を不要にしてリサイクル
の容易化を図ることができる。
【0040】なお、吸い込み弁としては、図7に示した
ものに代えて、図8(a)、(b)に示すようなものを
用いてもよい。図8(a)、(b)に示した吸い込み弁
36は、図8(a)に示したように連結部材18の圧入
部18aの上部に形成されたもので、圧入部18aの上
部開口18cとこれを開閉可能に封止する蓋部材37と
から構成されたものである。上部開口18cは、その縁
部が上に行くに連れて拡径するようにテーパ状に形成さ
れており、蓋部材37は、このテーパ状の縁部に嵌合す
るよう、その周面がテーパ状に形成されている。また、
この蓋部材37は、図8(b)に示すようにその外周部
の一部が圧入部18aに連結した連結部37aとなって
おり、これによってこの連結部37a以外の部位が、上
部開口18cに対してこれを開口させる方向に開くよう
になっている。
【0041】このような構成のもとに吸い込み弁36
は、吸入部材17内が負圧になると、図8(a)中実線
で示すように蓋部材37が圧入部18aの上部開口18
cに嵌合し、これを閉塞して逆流を防止する。また、吸
入部材17が圧縮されると、これの内部の流体によって
図8(a)中二点鎖線で示すように蓋部材37が上側に
開き、上部開口18cを開口して液を流出させるように
なる。このような吸い込み弁36を用いても、金属製の
部材を不要にしてリサイクルの容易化を図ることがで
き、また構成を簡易にして部品点数を減らすことができ
る。
【0042】図9は、図1に示したポンプユニット1に
おいて、連結パイプの形状を代えたものである。すなわ
ち、図9に示した例が図1に示した例と異なるところ
は、連結パイプ38として、その下部に大径の保持部3
9を一体に形成した点である。保持部39は、吸入部材
17の外径にほぼ一致する内径を有したもので、該吸入
部材17の上部、例えばその上半分程度を外挿してこれ
を保持するよう構成されたものである。このような保持
部39を有することにより、連結パイプ38は吸入部材
17の起立状態を安定化させることができ、したがって
吸入部材17の伸縮動作についても、これを安定化させ
ることができる。
【0043】図10(a)、(b)は、図1に示した容
器2において、その容器本体3の底部形状を変えたもの
である。すなわち、図10(a)、(b)に示した例が
図1に示した例と異なるところは、容器本体3の底面に
上側に向かって突出する固定部40が形成されている点
である。この固定部40は、図10(b)に示すように
吸入部材17の下端部の外形に対応して形成配置された
もので、複数(本例では4つ)の突出部40aが平面視
円環状となるようにして配置され、図10(a)に示す
ようにこれら突出部40a、40a間に吸入部材17の
吸入口17aを臨ませたものである。このような固定部
40を有することによって吸入部材17は、連結パイプ
8を介して押圧された際、その下端部が固定部40によ
って容器本体3の底面に固定されていることにより、そ
の収縮が安定してなされるようになる。したがって、吐
出操作そのものを安定して行うことができるようにな
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明のポンプユニ
ットは、吸入部材として例えば弾性変形及び弾性復帰に
よる伸縮が可能な合成樹脂製のものを用いることによ
り、この吸入部材に伸縮をなさせるための金属製のスプ
リングが不要になり、また吸い込み弁や逆止弁について
も合成樹脂製のものを用いることにより、金属製のボー
ル等も不要になる。したがって、このように構成するこ
とにより、金属製の部材を不要にしてリサイクルの容易
化を図ることができる。また、非使用時において、ピス
トンヘッドに押圧力が加えられず、したがってピストン
ヘッドがピストンシャフトに対して摺動(下降)してい
ない場合に、連通孔が閉塞されるように構成しておけ
ば、容器が転倒したような場合にも、液が外部に流れ出
てしまうことを防止することができる。さらに、このよ
うに液の流出を、連通孔とこれを閉塞する閉塞部と付勢
部材とを有してなる逆止弁によって防止するように構成
すれば、従来のスリット部を設けた板状の弁によって逆
止弁を構成した場合のごとく、流れ出ようとする液をス
リット部で最小限に食い止めるようにする必要がなくな
り、従来に比べ操作性を良好にすることができる。
【0045】本発明の容器は、金属製の部材を不要にす
ることが可能になり、したがってリサイクルの容易化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポンプユニットとこれを備えた容器
の一実施形態の概略構成を示す側断面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 図1に示した容器の、輸送時などの非使用時
において液漏れを防止したときの状態を示す側断面図で
ある。
【図4】 図1に示した容器の、使用状態を説明するた
めの側断面図である。
【図5】 図1に示したポンプユニットとこれを備えた
容器の変形例を示す要部側断面図である。
【図6】 図1に示したポンプユニットとこれを備えた
容器の変形例を示す要部側断面図であり、(a)は非使
用時の状態を示す図、(b)は使用時の状態を示す図で
ある。
【図7】 図1に示したポンプユニットとこれを備えた
容器の変形例を示す要部側断面図である。
【図8】 図1に示したポンプユニットとこれを備えた
容器の変形例を示す図であり、(a)は要部側断面図、
(b)は要部平面図である。
【図9】 図1に示したポンプユニットとこれを備えた
容器の変形例を示す要部側断面図である。
【図10】 図1に示した容器の変形例を示す図であ
り、(a)は要部側面図、(b)は要部平面図である。
【符号の説明】
1…ポンプユニット、2…容器、3…容器本体、3a…
口部、5…ブッシュキャップ、8…連結パイプ、8a…
突条(係止部)、9…ピストンシャフト、10…ピスト
ン部、11…ピストンヘッド、11a…吐出管、11d
…雌ねじ部(係合部)、13…閉塞部、14…連通孔、
16…付勢部材、17…吸入部材、19…吸い込み弁、
20…弁室、21…弁体、30…吸入部材、31…吸入
部材、32…吸い込み弁、36…吸い込み弁、39…保
持部、40…固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC03 PD11 PE05 PE09 PE11 PF04 3H071 AA01 BB01 BB05 CC44 CC47 DD12 DD14 3H075 AA01 BB03 CC16 CC36 CC40 DA04 DA09 DB14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に挿入され容器本体内の液を容
    器本体外に吸い出すポンプユニットにおいて、 容器本体内に挿入される連結パイプと、この連結パイプ
    の下部に連通接続した弾性変形及び弾性復帰による伸縮
    が可能な吸入部材と、前記連結パイプの上部に連通接続
    して該連結パイプを介して前記吸入部材を伸縮させ、該
    吸入部材および連結パイプを介して容器本体内の液を容
    器本体外に吸い出すピストン部とを備えてなり、 前記吸入部材の下流に容器本体内からピストン部側への
    液の流入のみを許容する吸い込み弁を設け、前記ピスト
    ン部に連結パイプ側からピストン部の吐出管への液の流
    出のみを許容する逆止弁を設けたことを特徴とするポン
    プユニット。
  2. 【請求項2】 前記ピストン部に、ピストンシャフトと
    該ピストンシャフトに対し前記吸入部材の圧縮方向に所
    定ストローク移動可能に装着されたピストンヘッドとが
    備えられ、前記ピストンシャフトに、ピストン部による
    吸入部材圧縮動作に先立ってピストンヘッドがピストン
    シャフトに対して所定ストローク移動した場合にピスト
    ンシャフトとピストンヘッドとの間の吐出流路を開放す
    る連通孔が設けられ、前記ピストンシャフトとピストン
    ヘッドとの間に、前記連通孔を閉塞する方向に両者を付
    勢する付勢部材が設けられたことにより、前記逆止弁が
    構成されていることを特徴とする請求項1記載のポンプ
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記吸入部材が、蛇腹状のベローズによ
    って形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記
    載のポンプユニット。
  4. 【請求項4】 前記吸入部材が、下方に行くに連れて漸
    次拡径した形状に形成されてなることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のポンプユニット。
  5. 【請求項5】 前記吸い込み弁は、下流側に向かって開
    いたおわん型形状の弁体が、弁室内に昇降可能に設けら
    れるとともに、下降した際に弁室内の開口を閉塞するよ
    う構成されてなることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載のポンプユニット。
  6. 【請求項6】 前記吸い込み弁は、その先端部に液を吐
    出するための開口が形成されるとともに、前記吸入部材
    内が負圧になると弾性変形により前記開口が圧着し閉塞
    するよう構成されてなることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のポンプユニット。
  7. 【請求項7】 前記連結パイプの下部に、前記吸入部材
    の上部を外挿してこれを保持する保持部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のポ
    ンプユニット。
  8. 【請求項8】 前記連結パイプが、容器本体の口部に取
    り付けられるブッシュキャップに挿通されて取り付けら
    れ、前記ピストン部が、ピストンヘッドとこれに連結す
    るとともに前記連結パイプに摺動可能に挿通したピスト
    ンシャフトとを有してなり、前記連結パイプに、これと
    ピストンシャフトとを係止させてこれらを連結させる係
    止部が設けられ、前記ピストンヘッドに、前記ブッシュ
    キャップに係合してここに固定される係合部が設けられ
    たことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のポ
    ンプユニット。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載のポンプユニットを備えたことを特徴とする容器。
  10. 【請求項10】 前記吸入部材は、その下端部が前記容
    器本体の底面に形成された固定部により、固定されてい
    ることを特徴とする請求項9記載の容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448231Y1 (ko) * 2009-08-28 2010-03-25 남현우 절약형 유체 디스펜서
CN109209807A (zh) * 2018-08-10 2019-01-15 安徽碧云湖食品科技发展有限公司 一种纯净水按压器及其使用方法
JP2023035735A (ja) * 2021-09-01 2023-03-13 Sankeiプランニング株式会社 消毒液ディスペンサー

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