JP7080464B2 - 動体検知装置、動体検知システム及び動体検知方法 - Google Patents
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Description
動体検知システム1の構成について、図1を参照して説明する。動体検知システム1は、動体の位置及び様子を検知して、動体から離れた場所に検知結果を知らせるように構成されている。本実施形態では、動体検知システム1が浴室30に適用される例を示している。動体検知システム1は、動体検知装置10と、報知装置20とを備える。
続いて、図5~図7を参照して、動体検知システム1による入浴者Hの検知方法について説明する。
以上のように構成された動体検知システム1を用いて、実験を行った。具体的には、図1と同様に、動体検知装置10を浴槽34の側方の壁面に取り付けた状態で、被験者が以下の5つのシナリオに基づき浴室30内で行動した。
・シナリオ1:被験者は、ドア32を通って脱衣所から洗い場31に入り、次に洗い場31で風呂椅子に座りながら風呂桶を使って湯を浴び、次に浴槽34内に入り、次に浴槽34から出て洗い場31に移動し、その後にドア32を通って洗い場31から脱衣所に出た。
・シナリオ2:被験者は、ドア32を通って脱衣所から洗い場31に入り、次に洗い場31で風呂椅子に座りながら風呂桶を使って湯を浴び、その途中で気を失って転倒したことを想定して床に寝そべった。
・シナリオ3:被験者は、ドア32を通って脱衣所から洗い場31に入り、次に洗い場31で風呂椅子に座りながら湯を浴び、次に浴槽34内に入り、その途中で気を失って沈溺したことを想定して湯面下に潜水した。
・シナリオ4:被験者は、ドア32を通って脱衣所から洗い場31に入り、次に洗い場31で立ちながらシャワーを浴び、その途中で気を失って転倒したことを想定して床に寝そべった。
・シナリオ5:被験者は、ドア32を通って脱衣所から洗い場31に入り、次に洗い場31で風呂椅子に座りながらシャワーを浴び、その途中で気を失って転倒したことを想定して床に寝そべった。
以上、本開示に係る実施形態について詳細に説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。例えば、図11に示されるように、動体検知装置10は、浴槽34の短手方向に沿って延びる浴室30の壁面に取り付けられていてもよい。この場合、入浴者Hが存在場所(洗い場31又は浴槽34)をレンジビンに基づいて検知することができないので、発信機11から発信される無線電波の指向性を制御して、無線電波の伝播方向と交差する方向において複数の検知エリア(例えば、図11では2つの検知エリアR1,R2)を検知可能に発信機11が構成されていてもよい。この場合、指向性の制御方法としては、例えば、メカニカルスキャン方式、モノパルス方式、デジタルビームフォーミング方式などを採用しうる。なお、図11の場合において、入浴者Hの存在場所以外の検知(入浴者Hの動作及び入浴者Hが危険な状態かの検知)は、上記の実施形態と同様に実行可能である。
以下に説明される本開示に係る実施形態は本発明を説明するための例示であるので、本発明は以下の内容に限定されるべきではない。
Claims (15)
- 広帯域の無線電波を所定の検知エリアに向けて発信可能に構成された発信部と、
前記発信部から発信された無線電波の反射波を受信可能に構成された受信部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記受信部が受信した反射波に基づいて、前記検知エリアを構成する複数の領域のそれぞれにおける信号強度を算出する第1の処理と、
前記複数の領域のそれぞれにおける信号強度の時間変動に基づいて、前記複数の領域のうち動体が存在する存在領域を特定する第2の処理と、
前記存在領域と前記存在領域に隣り合う少なくとも一つの隣接領域とのそれぞれにおける信号強度の時間変動に基づいて、動体の位置をトラッキングする第3の処理とを実行する、動体検知装置。 - 前記第1の処理は、前記複数の領域のそれぞれにおいて算出した信号強度を、前記複数の領域ごとに時間軸で平滑化処理することを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記制御部は、前記第2の処理において、前記複数の領域のそれぞれにおける信号強度の時間変動と所定の第1の閾値とを比較して、前記複数の領域のうちから前記第1の閾値を超える時間変動を示す領域を前記存在領域として特定し、
前記制御部は、機械学習の結果を用いて前記第1の閾値を設定するように構成されている、請求項1又は2に記載の装置。 - 前記制御部は、前記第3の処理において、前記存在領域と前記存在領域の両隣に位置する一対の隣接領域とのそれぞれにおける信号強度の時間変動に基づいて、動体の位置をトラッキングする、請求項1~3のいずれか一項に記載の装置。
- 前記制御部は、前記存在領域における信号強度の時間変動が所定の第2の閾値を超えて変動した場合に、動体が異常状態にあると判定する第4の処理をさらに実行する、請求項1~4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記制御部は、機械学習の結果を用いて前記第2の閾値を設定するように構成されている、請求項5に記載の装置。
- 前記制御部は、前記第3の処理におけるトラッキングの結果、動体が継続して静止状態にあるときの継続時間が所定の第3の閾値を超えた場合に、動体が異常状態にあると判定する第5の処理をさらに実行する、請求項1~6のいずれか一項に記載の装置。
- 前記制御部は、機械学習の結果を用いて前記第3の閾値を設定するように構成されている、請求項7に記載の装置。
- 建物内の所定箇所に設置され、請求項1~8のいずれか一項に記載の装置と、
前記装置との間で通信して、前記装置から送信された動体に関する情報を報知するように構成された報知装置とを備える、動体検知システム。 - 前記発信部から発信された無線電波及びその反射波の進行方向を変更させるように構成されたリフレクタをさらに備える、請求項9に記載のシステム。
- 広帯域の無線電波を所定の検知エリアに向けて発信する第1の工程と、
無線電波の反射波に基づいて、前記検知エリアを構成する複数の領域のそれぞれにおける信号強度を算出する第2の工程と、
前記複数の領域のそれぞれにおける信号強度の時間変動に基づいて、前記複数の領域のうち動体が存在する存在領域を特定する第3の工程と、
前記存在領域と前記存在領域に隣り合う少なくとも一つの隣接領域とのそれぞれにおける信号強度の時間変動に基づいて、動体の位置をトラッキングする第4の工程とを含む、動体検知方法。 - 前記第2の工程は、前記複数の領域のそれぞれにおいて算出した信号強度を、前記複数の領域ごとに、時間軸で平滑化処理することを含む、請求項11に記載の方法。
- 前記第4の工程は、前記存在領域と前記存在領域の両隣に位置する一対の隣接領域とのそれぞれにおける信号強度の時間変動に基づいて、動体の位置をトラッキングすることを含む、請求項11又は12に記載の方法。
- 前記存在領域における信号強度の時間変動が所定の閾値を超えて変動した場合に、動体が異常状態にあると判定する第5の工程をさらに含む、請求項11~13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第4の工程におけるトラッキングの結果、動体が所定時間継続して静止状態にある場合に、動体が異常状態にあると判定する第6の工程をさらに含む、請求項11~14のいずれか一項に記載の方法。
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