JP7079173B2 - 運動案内装置 - Google Patents

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本発明は、運動案内装置に関するものである。
運動案内装置は、長手方向に沿って転動体転走面が形成される軌道部材としての軌道レールと、軌道レールに複数の転動体を介して相対移動自在に組み付けられる移動部材としての移動ブロックと、を備える。移動ブロックは、軌道レールの転動体転走面と協働して負荷転動体転走路を形成する負荷転動体転走面を有するとともに、当該負荷転動体転走面に対して平行配置される無負荷転動体転走路を有する移動部材本体部としての移動ブロック本体部と、移動ブロック本体部における相対移動方向の両端面に取り付けられるとともに、負荷転動体転走路と無負荷転動体転走路とをつなぐ方向転換路が形成される一対の蓋部材としてのエンドプレートと、によって構成される。そして、1つの負荷転動体転走路および1つの無負荷転動体転走路と、それらをつなぐ一対の方向転換路の組み合わせによって1つの無限循環路が形成される(例えば、下記特許文献1参照)。
ところで、上記のエンドプレートの端部には、軌道レールと移動ブロックとの間に存在する隙間を密封して、移動ブロック内への異物の侵入等を防止するためのシール部材が設置される場合がある。一般的に、シール部材はフッ素樹脂等によって構成されており、シールケースに収納された状態でエンドプレートの端部に固定される。つまり、シール部材を収納するシールケースをエンドプレートの端部に固定することで、フッ素樹脂等から成るシール部材の確実な取り付けが行われている。
特開2009-68658号公報
しかしながら、シールケースとシール部材は製造上不可避的に寸法のばらつきが発生するものであり、また、薬品などによるシール部材の膨張等を考慮して、シールケースのシール収納部はシール部材の外径寸法よりも僅かに大きな寸法で設計され製造されることが一般的であった。そのため、エンドプレートの端部にシールケースとシール部材を固定したとき、シールケース内部ではシール部材との間にクリアランスが発生し、例えば、シールケース内部でシール部材が安定せずに動いてしまい、シール部材と軌道レールとの間に隙間が生じてシール機能が発揮できず、移動ブロック内部への異物の侵入を許してしまうといった不具合が発生する虞が存在した。
一方、シールケースのシール収納部の寸法と、シール部材の外径寸法とを厳密に製造することは製造技術上困難であり、仮に、シールケースのシール収納部の寸法よりも、シール部材の外径寸法の方が僅かでも大きな寸法で製造された場合には、エンドプレートの端部に対するシール部材の確実な固定が阻害されてしまうので、この場合にもシール部材としての本来の機能が発揮できないこととなる。
本発明は、上述した従来技術に存在する課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、移動部材に対するシール部材の確実な固定手段を新たに提案することで、十分なシール機能を有する運動案内装置を提供することにある。
本発明に係る運動案内装置は、長手方向に沿って転動体転走面が形成される軌道部材と、前記軌道部材に複数の転動体を介して相対移動自在に組み付けられる移動部材と、を備える運動案内装置であって、前記移動部材は、前記転動体転走面と協働して負荷転動体転走路を形成する負荷転動体転走面を有するとともに、当該負荷転動体転走面に対して平行配置される無負荷転動体転走路を有する移動部材本体部と、前記移動部材本体部における相対移動方向の両端面に取り付けられるとともに、前記負荷転動体転走路と前記無負荷転動体転走路とをつなぐ方向転換路が形成される一対の蓋部材と、前記軌道部材と前記移動部材との隙間を密封するシール部材と、前記シール部材を収納するシールケースと、を有し、前記シールケースには突状のリブが形成され、当該リブが前記シール部材を押圧した状態で取り付けが成され、前記シールケースには、前記シール部材を収納する凹形状をしたシール収納部が形成されており、前記シール収納部に前記リブが形成されることを特徴とするものである。
本発明によれば、移動部材に対するシール部材の確実な固定手段を新たに提案することで、十分なシール機能を有する運動案内装置を提供することができる。
本実施形態に係る運動案内装置の構成例を示す部分縦断面外観斜視図である。 本実施形態に係る運動案内装置の無限循環路の概略構成を示す断面模式図である。 本実施形態に係るエンドシールを構成するシール部材とシールケースを示した分解斜視図である。 本実施形態に係るエンドシールの構成を説明するための図であり、図中の分図(a)がシールケースのエンドプレート設置側の面を示す図であり、分図(b)が分図(a)で示したシールケースに対してシール部材を組み付けた状態を示す図である。 本実施形態に係る運動案内装置からシール部材とシールケースを取り外した状態を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る運動案内装置に取り付けられたエンドシールの取付状態を示した部分縦断面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、図1および図2を用いて、本実施形態に係る運動案内装置の全体構成について説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る運動案内装置の構成例を示す部分縦断面外観斜視図であり、図2は、本実施形態に係る運動案内装置の無限循環路の概略構成を示す断面模式図である。なお、図2では、説明の便宜のために、図1で示されたエンドシール40等の一部の部材が省略されて示されている。
図1に示すように、本実施形態に係る運動案内装置10は、軌道部材としての軌道レール11と、軌道レール11に複数の転動体としてのローラ12を介して相対移動自在に組み付けられる移動部材としての移動ブロック13とを備えて構成される。軌道レール11は、その長手方向と直交する断面が概略矩形状に形成された長尺の部材であり、その表面には、ローラ12が転がる際の軌道になる転動体転走面としてのローラ転走面15が軌道レール11の長手方向に沿って形成される。
軌道レール11は、直線的に伸びるように形成されることもあるし、曲線的に伸びるように形成されることもある。また、図1において例示するローラ転走面15の本数は、左右で2条ずつ合計4条設けられているが、その条数は運動案内装置の用途等に応じて任意に変更することができる。
移動ブロック13は、図2に示すように、移動部材本体部としての移動ブロック本体部17と、移動ブロック本体部17における相対移動方向の両端面に設置される一対の蓋部材としてのエンドプレート30と、を備えて構成される。また、エンドプレート30における相対移動方向の端部には、後述するシール部材41とシールケース43とで構成されるエンドシール40が固定設置されている。
移動ブロック本体部17は、軌道レール11のローラ転走面15に対応する位置に軌道面となる負荷転動体転走面としての負荷ローラ転走面19を備えて構成される。軌道レール11のローラ転走面15と移動ブロック13の負荷ローラ転走面19とによって負荷転動体転走路としての負荷ローラ転走路21が形成され、当該負荷ローラ転走路21には複数のローラ12が配置される。また、移動ブロック本体部17には、転動体転走面としてのローラ転走面15に対して平行配置される無負荷転動体転走路としての無負荷ローラ転走路23がその内部に形成される。
エンドプレート30には、負荷転動体転走路としての負荷ローラ転走路21と無負荷転動体転走路としての無負荷ローラ転走路23とをつなぐ方向転換路31が形成される。図2に示すように、1つの負荷ローラ転走路21および1つの無負荷ローラ転走路23と、それらをつなぐ一対の方向転換路31との組み合わせによって、1つの無限循環路が構成される。
方向転換路31は、移動ブロック本体部17の相対移動方向の両端に設けられる一対の方向転換路内周部33と、エンドプレート30に形成された凹部である方向転換路外周部35とによって形成される。方向転換路内周部33は方向転換路31の内周側を構成し、方向転換路外周部35は方向転換路31の外周側を構成する。
なお、移動ブロック13を構成する移動ブロック本体部17、一対のエンドプレート30、後述するシール部材41とシールケース43とで構成されるエンドシール40は、略門型形状をした部材として構成されている。上述したように、軌道レール11は長尺の断面略矩形状をした部材であり、略門型形状をした部材で構成される移動ブロック13は、軌道レール11の上面と両側面に対向するように組み付けられて構成されている。
以上、本実施形態に係る運動案内装置10の全体構成について説明した。次に、本実施形態において特徴的な構成であるエンドシール40について、図3~図6を用いて説明する。ここで、図3は、本実施形態に係るエンドシールを構成するシール部材とシールケースを示した分解斜視図である。また、図4は、本実施形態に係るエンドシールの構成を説明するための図であり、図中の分図(a)がシールケースのエンドプレート設置側の面を示す図であり、分図(b)が分図(a)で示したシールケースに対してシール部材を組み付けた状態を示す図である。さらに、図5は、本実施形態に係る運動案内装置からシール部材とシールケースを取り外した状態を示す分解斜視図である。またさらに、図6は、本実施形態に係る運動案内装置に取り付けられたエンドシールの取付状態を示した部分縦断面図である。
図3~図5等で示すように、本実施形態に係るエンドシール40は、シール部材41とシールケース43を組み合わせることで構成されている。
シール部材41は、外形が略門型形状をするとともに軌道レール11の上面および左右両側面に沿った形状を含むプレート状のフッ素樹脂から成るシール本体部41aと、このシール本体部41aの表面に貼り付けられた金属製のプレート板であるプレート部材41bとによって構成されている。シール本体部41aは、軌道レール11に接触してシール性能を発揮するために、弾性力のあるフッ素樹脂製の弾性体として構成される。一方、プレート部材41bは、弾性体であるシール本体部41aの形状維持のための強度を付与するために設置される補強部材である。なお、本実施形態では、プレート部材41bは相似形をした2つの部材が左右対称となるようにシール本体部41aに対して貼り付けられている。したがって、本実施形態に係るシール部材41は、図3中の符号αで示す2つのプレート部材41bの隙間位置で折り曲げることができるようになっている。すなわち、シール部材41が有する略門型形状の開放側(図3の紙面下側)を開くように力を加えると、シール部材41は、図3中の符号αで示す2つのプレート部材41bの隙間位置で折り曲がり、略逆W字形をした形状となる。このように略門型形状の開放側を開くことで、軌道レール11の上方側からシール部材41を嵌め込むことができるので、シール部材41を図5で例示するような設置状態とすることが可能となっている。このような構成としたのは、図5で示すように、運動案内装置10の使用途中でエンドシール40を交換する場合に、プレート部材41bが軌道レール11の長手方向で抜き取ることができないような環境下であっても、図3中の符号αで示す箇所でシール部材41を折り曲げることで、シール部材41の交換が容易に実現されるからである。
また、本実施形態に係る2つのプレート部材41bの形状については、シール本体部41aの破損防止のための改良が施されている。具体的には、2つのプレート部材41bの向かい合うプレート角R(図3中の符号αで示す箇所に対向する2つのプレート部材41bの下側のコーナーR)のR寸法を大きくすることが行われている。かかる形状を採用した理由を説明すると、本実施形態では、プレート部材41bを分割することでシール本体部41aを開き方向に折り曲げ可能とし、開き方向に折り曲げた状態のシール部材41を軌道レール11の上面側から取り付けることができるようにしてある。しかし、シール部材41を軌道レール11に挿入する際に、シール本体部41aの折り曲げ部分が肉厚であると、挿入時に過大な負荷が発生してしまい、シール本体部41aが破損してしまう可能性があった。そこで、本実施形態では、シール本体部41aを開き方向に折り曲げる際に、2つのプレート部材41bの向かい合うプレート角Rの箇所で最大応力が発生することに着目した。そして、最大応力が発生する箇所であるプレート角RのR寸法を大きくすることとした。このプレート角RのR寸法は、例えば、従来「R0.3」であったものを「R1」とした。このように、プレート角RのR寸法を大きくすることで、シール本体部41aを開き方向に折り曲げた際に生じる応力集中を緩和できる。したがって、シール部材41を軌道レール11に取り付ける際にシール本体部41aの破損リスクを抑えることができ、シール部材41を軌道レール11に破損なく取り付けることが可能となった。
シールケース43は、図3等で示すように、上述したシール部材41を収納する凹形状をしたシール収納部43aが形成された部材である。また、シールケース43には、エンドプレート30の端面に固定するための4つの取付孔43bが形成されている。さらに、シールケース43は、外形が略門型形状をした部材として構成されている。したがって、図5で示すように、軌道レール11の上方側からシールケース43を挿入し、また、上述したようにシール部材41を中央位置で折り曲げて軌道レール11に嵌め込み、この状態から図4中の分図(b)で示すように、シールケース43のシール収納部43aに対してシール部材41を嵌め込むことで、本実施形態に係るエンドシール40が完成する。また、シールケース43に形成された4つの取付孔43bに不図示のネジを挿し込み、エンドプレート30の端面に開けられたネジ穴に当該ネジを螺入することで、エンドプレート30の端面にエンドシール40を固定することが可能となっている。
さらに、本実施形態のシールケース43には、シール収納部43aに対して突状のリブ43cが形成されている。このリブ43cは、図3および図4中の分図(a)で示すように、略門型形状をしたシールケース43のシール収納部43aが形成された箇所であって、軌道レール11の上面と両側面に沿った位置に形成されている。つまり、リブ43cは、シールケース43に形成されたシール収納部43aの開放部に沿った位置に継ぎ目なく形成されており、シール収納部43aにシール部材41を嵌め込んだときに、シール部材41がシールとして機能する軌道レール11との接触箇所の近傍位置を継ぎ目なく押圧するように構成されている(図6参照)。
またさらに、図6に示されるように、本実施形態に係るリブ43cは、断面略三角形状にて形成されており、この断面略三角形状の頂点が、シール部材41の表面を押圧するように構成されている。上述したように、シールケース43のシール収納部43aに対してシール部材41を嵌め込んだ状態で、シールケース43に形成された4つの取付孔43bに不図示のネジを挿し込み、エンドプレート30の端面に開けられたネジ穴に当該ネジを螺入することで、エンドプレート30の端面にエンドシール40を固定することが可能である。この際、シール収納部43aに形成された突状のリブ43cがシール部材41を押圧するので、シール部材41がシール収納部43aの内部で確実に固定され、シール部材41が軸方向に移動することがない。特に、本実施形態に係るリブ43cは、シールケース43に形成されたシール収納部43aの開放部に沿った位置であって、シール収納部43aの際に対して継ぎ目なく形成されており、シール収納部43aにシール部材41を嵌め込んだときに、シール部材41がシールとして機能する軌道レール11との接触箇所の近傍位置を継ぎ目なく押圧するように構成されている。したがって、シール部材41は安定かつ確実なシール性能を発揮できるようになっており、例えば、軌道レール11と移動ブロック13との隙間から移動ブロック13内に異物が侵入するなどの不具合を確実に防止できるようになっている。したがって、本実施形態に係る運動案内装置10によれば、安定かつ確実なシール性能を実現することができるので、従来よりも長寿命化した運動案内装置を提供することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、運動案内装置10に用いられる転動体がローラ12である場合を例示したが、本発明の運動案内装置に適用可能な転動体には、ローラ12以外のもの、例えば、ボールやコロ等を用いたものも含まれる。
また、例えば、上述した実施形態の運動案内装置10は、リニアガイドとして用いられる場合を例示して説明したが、本発明の適用範囲はリニアガイドには限定されず、転動体ねじ装置やスプライン装置など、あらゆる形態の運動案内装置に適用可能である。
また、上述した実施形態では、シール部材41を構成する部材として、フッ素樹脂から成るシール本体部41aと、このシール本体部41aの表面に貼り付けられた金属製のプレート板である2つのプレート部材41bとを例示した。しかし、本発明に係るシール部材の形態はこの実施例には限られない。例えば、プレート部材41bについては、1枚のプレート板としたり、3枚以上の複数枚のプレート板としたりすることができ、また、プレート部材41bを省略することもできる。さらに、シール本体部41aについては、フッ素樹脂以外の弾性体を用いることもできる。
また、上述した実施形態では、シールケース43のシール収納部43aに突状のリブ43cを形成した場合を例示したが、リブ43cの形成位置は変更可能であり、例えば、シール部材41にリブを形成したり、シール部材41と接触するエンドプレート30の端面にリブを形成したりすることが可能である。
さらに、本発明に係るリブの形状については、シールケース43のシール収納部43aに対して収納されるシール部材41の安定した固定状態を実現できるものであれば、どのような形状であってもよい。すなわち、本発明に係るリブの形状については、押圧するシール部材が軌道部材と移動部材との隙間を密封できる形状であれば、どの様な形状を採用してもよい。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 運動案内装置、11 軌道レール(軌道部材)、12 ローラ(転動体)、13 移動ブロック(移動部材)、15 ローラ転走面(転動体転走面)、17 移動ブロック本体部(移動部材本体部)、19 負荷ローラ転走面(負荷転動体転走面)、21 負荷ローラ転走路(負荷転動体転走路)、23 無負荷ローラ転走路(無負荷転動体転走路)、30 エンドプレート(蓋部材)、31 方向転換路、33 方向転換路内周部、35 方向転換路外周部、40 エンドシール、41 シール部材、41a シール本体部、41b プレート部材、43 シールケース、43a シール収納部、43b 取付孔、43c リブ。

Claims (3)

  1. 長手方向に沿って転動体転走面が形成される軌道部材と、
    前記軌道部材に複数の転動体を介して相対移動自在に組み付けられる移動部材と、
    を備える運動案内装置において、
    前記移動部材は、
    前記転動体転走面と協働して負荷転動体転走路を形成する負荷転動体転走面を有するとともに、当該負荷転動体転走面に対して平行配置される無負荷転動体転走路を有する移動部材本体部と、
    前記移動部材本体部における相対移動方向の両端面に取り付けられるとともに、前記負荷転動体転走路と前記無負荷転動体転走路とをつなぐ方向転換路が形成される一対の蓋部材と、
    前記軌道部材と前記移動部材との隙間を密封するシール部材と、
    前記シール部材を収納するシールケースと、
    を有し、
    記シールケースには突状のリブが形成され、当該リブが前記シール部材を押圧した状態で取り付けが成され
    前記シールケースには、前記シール部材を収納する凹形状をしたシール収納部が形成されており、
    前記シール収納部に前記リブが形成されることを特徴とする運動案内装置。
  2. 請求項1に記載の運動案内装置において、
    前記軌道部材は、長尺の断面略矩形状をした部材であり、
    前記移動部材を構成する前記移動部材本体部、前記一対の蓋部材、前記シール部材および前記シールケースは、前記軌道部材の上面と両側面に対向する略門型形状をした部材であり、
    前記リブは、略門型形状をした前記シールケースに形成されるとともに、前記軌道部材の上面と両側面に沿った位置に形成されることを特徴とする運動案内装置。
  3. 請求項1又は2に記載の運動案内装置において、
    前記リブは、断面略三角形状にて形成されており、
    前記断面略三角形状の頂点が、前記シール部材を押圧することを特徴とする運動案内装置。
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