JP7078842B2 - 送信装置、受信装置、クロック転送方法およびプログラム - Google Patents

送信装置、受信装置、クロック転送方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、受信装置、クロック転送方法およびプログラムに関する。
近年、バイポーラトランジスタや電界効果トランジスタ等の電子部品の性能向上により、LSI(Large Scale Integration Circuit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の半導体デバイスの開発が著しく進展している。
また、半導体デバイスの動作では、送受信間で同期を取りながら通信を行うことが多い。この場合、データや制御信号の他に、同期を取るためのタイミング信号であるクロック信号が転送される。
従来技術として例えば、基準クロック信号にもとづいて周期の異なる複数種のクロック信号を含む多重クロック信号を生成し、基準クロック信号と多重クロック信号をモジュールへ分配する技術が提案されている。
特開2010-147990号公報
通信インタフェースでは、データや制御信号に対して基準クロック信号を併走させて対向側へ転送するクロック併走方式が広く用いられている。クロック併走方式では、データ動作速度の高速化に伴って併走クロックの周波数を上げることになる。
しかし、基準クロック信号を高速化して併走させることは、シグナルインテグリティの低下を生じさせ、またセットアップ・タイムやホールド・タイムに大きく影響を与えることになり、半導体デバイスの誤動作や性能劣化をもたらしてしまう。
1つの側面では、本発明は、クロック信号の転送効率の向上を図った送信装置、受信装置、クロック転送方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、対向装置へクロック送信を行う送信装置が提供される。送信装置は、サンプリング部、圧縮部および送信部を備える。サンプリング部は、基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成する。圧縮部は、クロック周期性にもとづき第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、クロック周期性にもとづき第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成する。送信部は、第1の圧縮情報と、第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に多重信号の先頭を示す同期信号を付加してシリアル信号を生成して送信する。
また、上記課題を解決するために、受信装置が提供される。受信装置は、受信部、アライメント調整部、分離部、復元部、補完部および再生部を備える。受信部は、基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第1のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第1の圧縮情報と、基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第2のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第2の圧縮情報と、を時分割多重して生成した多重信号に多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成する送信装置に接続し、送信装置から送信されたシリアル信号を受信してシリアル/パラレル変換してパラレル信号を生成する。アライメント調整部は、同期信号にもとづいてパラレル信号の同期制御を行う。分離部は、パラレル信号から、第1の圧縮情報、第2の圧縮情報および同期信号を分離する。復元部は、第1の圧縮情報にもとづき第1のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第1のクロック波形データを生成し、第2の圧縮情報にもとづき第2のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第2のクロック波形データを生成する。補完部は、第1のクロック波形データの波形補完を行って第1のクロックパラレル補完信号を生成し、第2のクロック波形データの波形補完を行って第2のクロックパラレル補完信号を生成する。再生部は、波形補完後の第1のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して第1のクロック信号を再生し、波形補完後の第2のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して第2のクロック信号を再生する。
さらに、上記課題を解決するために、上記送信装置の制御と上記受信装置の制御を行うクロック転送方法が提供される。
さらにまた、上記課題を解決するために、コンピュータに上記送信装置の制御を実行させるプログラムが提供される。
1側面によれば、クロック信号の転送効率の向上が可能になる。
クロック転送システムの構成の一例を示す図である(送信装置)。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(受信装置)。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(送信部)。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(受信部)。 送信部の動作を説明するためのタイムチャートである。 受信部の動作を説明するためのタイムチャートである。 受信部の動作を説明するためのタイムチャートである。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(送信部)。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(受信部)。 クロックデータの圧縮復元イメージを示す図である。 タイムスロット内のクロックパターンを示す図である。 圧縮動作の一例を示す図である。 圧縮動作の一例を示す図である。 復元部の動作を示すフローチャートである。 クロックデータ復元処理の一例を説明するための図である。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(送信部)。 クロック転送システムの構成の一例を示す図である(受信部)。 誤り訂正符号が付与されたフレームフォーマットの一例を示す図である。 誤り訂正不可の場合の処理の一例を示す図である。 クロック転送装置のコンピュータハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について図1を用いて説明する。図1、図2はクロック転送システムの構成の一例を示す図である。
クロック転送システム1-1は、送信装置1および受信装置2を備え、送信装置1から受信装置2へクロック転送を行う。クロック転送システム1-1は、例えば、半導体デバイス内のモジュール間のクロック転送や、回路基板間のクロック転送等に適用される。
送信装置1は、サンプリング部1a-1、1a-2、・・・、1a-n、圧縮部1b-1、1b-2、・・・、1b-nおよび送信部1cを備える。
サンプリング部1a-1、1a-2、・・・、1a-nは、送信側基準クロックを用いてクロック信号ck1、ck2、・・・、cknをサンプリングしてシリアル/パラレル変換を行い、クロックパラレル信号d1、d2、・・・、dnを生成する。
圧縮部1b-1、1b-2、・・・、1b-nは、クロック周期性にもとづきクロックパラレル信号d1、d2、・・・、dnを圧縮して、圧縮情報c1、c2、・・・、cnを生成する。
送信部1cは、少なくとも、圧縮情報c1、c2、・・・、cnと、クロック信号ck1、ck2、・・・、cknのタイムスロットの先頭を示す同期信号vとを時分割多重して、クロック多重されたシリアル信号s1を生成して受信装置2へ送信する。
受信装置2は、受信部2a、調整部2b(アライメント調整部)、分離部2c、復元部2d-1、2d-2、・・・、2d-n、補完部2e-1、2e-2、・・・、2e-nおよび再生部2f-1、2f-2、・・・、2f-nを備える。
受信部2aは、シリアル信号s1を受信し、シリアル信号s1をシリアル/パラレル変換してクロックパラレル信号ps1を生成する。アライメント調整部2bは、同期信号vにもとづいてクロックパラレル信号ps1のアライメント調整(同期制御)を行う。
分離部2cは、アライメント調整後のクロックパラレル信号ps2から、少なくとも、同期信号vと圧縮情報c1、c2、・・・、cnとを分離する。
復元部2d-1、2d-2、・・・、2d-nは、圧縮情報c1、c2、・・・、cnにもとづき断片的なクロック波形データe1、e2、・・・、enを復元する。
補完部2e-1、2e-2、・・・、2e-nは、クロック波形データe1、e2、・・・、enの波形補完を行ってクロックパラレル補完信号f1、f2、・・・、fnを生成する。再生部2f-1、2f-2、・・・、2f-nは、受信側基準クロックにもとづき、クロックパラレル補完信号f1、f2、・・・、fnをパラレル/シリアル変換して波形整形をしつつ、クロック信号ck1、ck2、・・・、cknを再生する。
このように、クロック転送システム1-1では、送信装置1は、複数のクロック信号をクロックパラレル信号に変換し、クロック周期性にもとづきクロックパラレル信号を圧縮して圧縮情報を生成する。そして、送信装置1は、同期信号と圧縮情報との重畳信号のシリアル転送を行う。また、受信装置2では、重畳信号を受信した場合、圧縮情報にもとづき、クロック信号の復元、補完および再生を行う。
これにより、クロック転送システム1-1は、高レートの周波数のクロック信号を圧縮して重畳することで、装置間ではより低いビットレートで転送、もしくはより多くのクロック信号を重畳することができ、クロック信号の転送効率の向上を図ることが可能になる。また、基準クロックの併走が不要となる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。図3、図4はクロック転送システムの構成の一例を示す図である。クロック転送システム1-2は、送信部10と受信部20を備える。
図3の送信部10は、サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-n、アライメントパターン生成部12、時分割多重タイミング生成部13、MUX(多重)部14、SERDES(serializer/deserializer)部15、逓倍器16および発振器17を備える。
図3の送信部10は、複数のクロック信号ck1、ck2、・・・、cknをパラレルデータに変換し、時分割多重のタイミング信号にもとづき、パラレルデータの重畳を行う。このとき、受信側でタイムスロット(以下、単にスロットと呼ぶ場合がある)の先頭を区別できるようにアライメントパターンを挿入して重畳データを出力する。
重畳データは64ビット毎の時分割多重構成となっており、スロット毎に各クロック信号ck1、・・・、cknが重畳されている。以下、各構成要素について説明する。
サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nは、複数のクロック信号ck1、ck2、・・・、cknと、逓倍器16から出力されたクロックcks(図1の送信側基準クロック)とを受信する。
サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nは、クロックcksにもとづいて、複数のクロック信号ck1、ck2、・・・、cknをサンプリングして、それぞれクロックパラレルデータ(クロックパラレル信号)に変換する。
そして、サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nは、クロックパラレルデータをスロット#1、#2、・・・、#n毎にMUX部14へ出力する。この例では、1つのサンプリング部から64ビットのクロックパラレルデータが出力されている。
アライメントパターン生成部12は、受信部20の後述のアライメント部22にパターンマッチングを実行させるためのアライメントパターンの生成を行う。アライメントパターンは、所定長単位でクロックの区切りをつける同期信号の役目を持つマーカーとして使用される。
時分割多重タイミング生成部13は、MUX部14で時分割多重する際に使用されるタイミング信号dtを生成して出力する。
MUX部14は、アライメントパターン生成部12が出力するアライメントパターンと、サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nが出力するクロックパラレルデータとを受信する。
そして、MUX部14は、時分割多重タイミング生成部13が出力するタイミング信号dtに合わせて、SERDES部15から出力される基準クロックref1を用いて、アライメントパターンと、クロックパラレルデータとの時分割多重を行い、重畳データを生成する。この例では、MUX部14から64ビットのパラレルの重畳データが出力される。
SERDES部15は、発振器17から発振されるクロックにもとづき、パラレル信号をシリアル転送するための基準クロックref1を生成し、基準クロックref1を逓倍器16およびMUX部14へ送信する。
また、SERDES部15は、生成した基準クロックref1を用いて、MUX部14が出力する重畳データをパラレル/シリアル変換し(シリアライザとして機能)、変換後のシリアルデータ(図1のシリアル信号s1)を受信部20へ送信する。
逓倍器16は、基準クロックref1をN逓倍(この例では64逓倍)してクロックcksを生成し、クロックcksをサンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nへ出力する。
図4の受信部20は、SERDES部21、アライメント部22、DMUX(分離)部23、クロック類推部24-1、24-2、・・・、24-n、逓倍器25、クロック再生部26-1、26-2、・・・、26-nおよびジッタクリーナ27-1、27-2、・・・、27-nを備える。
受信部20は、送信部10から送信された、クロック信号が多重されたシリアルデータからクロック信号を再生する。以下、各構成要素について説明する。
SERDES部21は、基準クロックref2を生成し、基準クロックref2をクロック類推部24-1、24-2、・・・、24-nおよび逓倍器25へ送信する。
また、SERDES部21は、送信部10から出力されたシリアルデータを受信するとパラレル変換を行い(デシリアライザとして機能)、パラレルデータを出力する。
アライメント部22は、パラレルデータに付与されたアライメントパターンに対して、予め設定済みのアライメントパターンとのマッチングを行い、ワード境界を検出し、ワードアライメントを行う。
DMUX部23は、ワードアライメントで認識した先頭タイムスロットから、各スロット単位にクロックデータの分離を行う。
クロック類推部24-1、24-2、・・・、24-nは、基準クロックref2を用いて、断片的な復元クロックのデータから、クロック波形を類推して補完する。すなわち、クロック類推処理では、DMUX部23から出力されるクロックデータは歯抜け状態になっているので歯抜けの部分の波形を類推して補完する。
例えば、クロック類推部24-1、24-2、・・・、24-nは、DMUX部23から受け取ったスロット#1、#2、・・・、#n毎のパラレルデータから、周期パターンを特定する。そして、クロック類推部24-1、24-2、・・・、24-nは、周期パターンの特定動作を反復することにより、クロックデータのない期間(歯抜け期間)のクロック波形を類推して補完する。
逓倍器25は、基準クロックref2をN逓倍(この例では64逓倍)してクロックckr(図2の受信側基準クロック)を生成し、クロックckrをクロック再生部26-1、26-2、・・・、26-nへ出力する。
クロック再生部26-1、26-2、・・・、26-nは、クロックckrにもとづいて、類推されたクロックデータからクロックを再生し、再生クロックをシリアルデータに変換する。ジッタクリーナ27-1、27-2、・・・、27-nは、シリアルデータのジッタ(またはワンダ)除去を行って波形整形を行う。
<クロック重畳処理>
図5は送信部の動作を説明するためのタイムチャートである。
〔ステップS11〕サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nは、高速クロックcksを用いて、複数のクロック信号ck1、ck2、・・・、cknをサンプリングしてシリアル/パラレル変換を行う。
〔ステップS11a〕クロック信号ck1は、サンプリング部11-1により、64ビットのクロックパラレルデータd1[0]、・・・、d1[63]に変換される(以下、[0]、・・・、[63]を[0、63]と表記する場合がある)。
〔ステップS11b〕クロック信号ck2は、サンプリング部11-2により、64ビットのクロックパラレルデータd2[0、63]に変換される。
〔ステップS11c〕クロック信号cknは、サンプリング部11-nにより、64ビットのクロックパラレルデータdn[0、63]に変換される。
〔ステップS12〕MUX部14は、時分割多重タイミング生成部13が生成するタイミング信号dtに合わせて、アライメントパターンと、クロックパラレルデータとを時分割多重して、64ビットパラレルの重畳データを生成する。
〔ステップS12a〕重畳データ[0、63]の先頭にはアライメントパターンptが挿入される。
〔ステップS12b〕重畳データ[0、63]のスロット#1にはクロックパラレルデータd1[0、63]が挿入される。
〔ステップS12c〕重畳データ[0、63]のスロット#nにはクロックパラレルデータdn[0、63]が挿入される。
<クロック再生処理>
図6、図7は受信部の動作を説明するためのタイムチャートである。
〔ステップS21〕SERDES部21は、データ先頭にアライメントパターンpt、スロット#1にクロック信号ck1、スロット#2にクロック信号ck2、スロット#3にクロック信号ck3が多重されたシリアルデータを受信するものとする。
〔ステップS22〕SERDES部21は、シリアルデータをパラレルに変換する。
〔ステップS23〕アライメント部22は、自己のアライメントパターンを有しており、SERDES部21でパラレルに変換された信号に付与されているアライメントパターンptとのマッチングを行って、ワード境界を検出し、ワードアライメントを行う。
〔ステップS24a〕DMUX部23は、スロット#1からクロックパラレルデータd1を出力する。
〔ステップS24b〕DMUX部23は、スロット#2からクロックパラレルデータd2を出力する。
〔ステップS24c〕DMUX部23は、スロット#3からクロックパラレルデータd3を出力する。
〔ステップS25a〕クロック類推部24-1は、スロット#1のクロックパラレルデータd1を受信してクロック類推および波形補完を行って、クロックパラレルデータd1aを出力する。
〔ステップS25b〕クロック類推部24-2は、スロット#2のクロックパラレルデータd2を受信してクロック類推および波形補完を行って、クロックパラレルデータd2aを出力する。
〔ステップS25c〕クロック類推部24-3は、スロット#3のクロックパラレルデータd3を受信してクロック類推および波形補完を行って、クロックパラレルデータd3aを出力する。
〔ステップS26a〕クロック再生部26-1は、スロット#1のクロックパラレルデータd1aから、シリアルのクロック信号ck1を再生する。
〔ステップS26b〕クロック再生部26-2は、スロット#2のクロックパラレルデータd2aから、シリアルのクロック信号ck2を再生する。
〔ステップS26c〕クロック再生部26-3は、スロット#3のクロックパラレルデータd3aから、シリアルのクロック信号ck3を再生する。
<重畳データの圧縮機能を含むクロック転送システム>
次に重畳データの圧縮処理について説明する。上述のクロック重畳処理時にデータ圧縮を行うことで低消費電力化や伝送効率化を顕著に実現することができる。
図8、図9はクロック転送システムの構成の一例を示す図である。クロック転送システム1-3は、送信部10aと受信部20aを備える。
図8の送信部10aは、サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-n、アライメントパターン生成部12、時分割多重タイミング生成部13、MUX部14、SERDES部15、逓倍器16、発振器17および圧縮部18-1、18-2、・・・、18-nを備える。
送信部10aでは、圧縮部18-1、18-2、・・・、18-nの構成要素が追加されている。圧縮部18-1、18-2、・・・、18-nは、サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-nとMUX部14との間に配置される。その他の構成は図3と同じである。
図9の受信部20aは、SERDES部21、アライメント部22、DMUX部23、クロック類推部24-1、24-2、・・・、24-n、逓倍器25、クロック再生部26-1、26-2、・・・、26-n、ジッタクリーナ27-1、27-2、・・・、27-nおよび復元部28-1、28-2、・・・28-nを備える。
受信部20aでは、復元部28-1、28-2、・・・、28-nの構成要素が追加されている。復元部28-1、28-2、・・・、28-nは、DMUX部23とクロック類推部24-1、24-2、・・・、24-nとの間に配置される。その他の構成は図4と同じである。
上記の圧縮部18-1、18-2、・・・、18-n(総称する場合は圧縮部18と表記)が、クロックデータの圧縮を行い、復元部28-1、28-2、・・・、28-n(総称する場合は復元部28と表記)により、圧縮されたクロックデータの復元が行われる。
<クロックデータの圧縮復元イメージ>
図10はクロックデータの圧縮復元イメージを示す図である。圧縮部18は、1つのタイムスロット内の重畳対象クロックの総エッジ数、最初エッジポイント、最後エッジポイントおよび初期値(電位情報)を特定する。
そして、圧縮部18は、特定したこれらの圧縮情報をMUX部14へ送ることによりクロックデータの圧縮を行う。また、復元部28は、受信した圧縮情報にもとづきクロック波形を復元する。
ここで、総エッジ数は、1タイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた値である。
最初エッジポイントは、1タイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す。例えば、1タイムスロットが64ビットサイクルの場合、0から63ビットのうち最初のエッジが位置するビット値が、最初エッジポイントの値になる。
最後エッジポイントは、1タイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す。例えば、1タイムスロットが64ビットサイクルの場合、0から63ビットのうち最後のエッジが位置するビット値が、最後エッジポイントの値になる。また、初期値は、1タイムスロット内のクロックデータの最初の半周期が0(Lレベル)なのか1(Hレベル)なのかを示す。
〔ステップS31〕圧縮部18は、受信したクロックデータに対して、テーブルTaに示すような圧縮情報を生成したとする。テーブルTaには、1タイムスロット内の総エッジ数が4、最初エッジポイントが11、最後エッジポイントが53、初期値が1と示されている。
〔ステップS32〕復元部28では、テーブルTaの圧縮情報を受信すると、当該圧縮情報からクロック波形を復元する。まず、復元部28は、圧縮情報に示される総エッジ数にもとづいてクロックパターンを検出する。
例えば、5つのクロックパターンp1、・・・、p5があるとする。クロックパターンp1は1タイムスロット内の総エッジ数=5である。また、クロックパターンp2、p3、p4は1タイムスロット内の総エッジ数=4であり、クロックパターンp5は1タイムスロット内の総エッジ数=3である。
テーブルTaの圧縮情報により総エッジ数=4であるから、クロックパターンp1、・・・、p5のうち、クロックパターンp2、p3、p4が検出される。
〔ステップS33〕復元部28は、クロックパターンp2、p3、p4のうち、圧縮情報に示される最初/最後エッジポイントを持つクロックパターンを検出する。この例では、クロックパターンp2の最初エッジポイント=11、最後エッジポイント=53であったとすると、クロックパターンp2が選択されることになる。
〔ステップS34〕復元部28は、クロックパターンp2に対して、圧縮情報に示される初期値にもとづきクロックパターンをさらに特定する。上記までの処理でクロックパターンp2が選択されるが、クロックパターンp2の反転位相波形の総エッジ数と最初/最後エッジポイント数もテーブルTaの圧縮情報を満たす。したがって、初期値にもとづいて非反転波形または反転波形のいずれかを選択する。
この例では、圧縮情報の初期値=1である。したがって、復元部28は、1タイムスロット内のクロックデータの最初の半周期が1であるクロックパターンp2aの方を選択する。このようにして、復元部28は、圧縮されたクロックパターンは、クロックパターンp2aであることを特定する。
上記のように、総エッジ数によりクロックデータのおよその周期を割り出すことができ、最初/最後エッジポイントにより正確な周期を割り出すことができる。さらに、タイムスロット内の初期値により位相を割り出すことができる。これにより、受信側では圧縮情報からクロックデータを復元することが可能になる。
<圧縮動作>
次に圧縮部18の動作について図11、図12を用いて説明する。図11はタイムスロット内のクロックパターンを示す図である。1タイムスロット内において総エッジ数が0、1、2の場合のクロックパターンを示している。
クロックパターンP1、P2は、総エッジ数が0であり、互いの位相が反転関係にある波形である。クロックパターンP3、P4は、総エッジ数が1であり、互いの位相が反転関係にある波形である。クロックパターンP5、P6は、総エッジ数が2であり、互いの位相が反転関係にある波形である。
なお、クロックパターン識別において、3エッジ以上の場合は2エッジの場合と同様な方法で識別できるので3エッジ以上の波形についての説明は省略している。
図12は圧縮動作の一例を示す図である。重畳データが64ビットの場合の圧縮処理を示している。図12に示すクロックデータの1タイムスロット(0から63の64ビットサイクル)において、立ち上がりエッジ数と立ち下がりエッジ数の和は13なので総エッジ数=13であり、この場合、総エッジ数は4ビットで表現できる。
また、最初エッジポイントは1であり、この場合、最初エッジポイントは1ビットで表現できる。最後エッジポイントは61であり、この場合、最後エッジポイントは、6ビットで表現できる。初期値は0であり、1ビットで表現できる。よって、圧縮情報は合計12ビットとなる。すなわち、この例では、64ビットから12ビットに圧縮できる。
なお、64ビットサイクルのタイムスロットにおいて、総エッジ数は最大6ビットで表現できる。また、最初エッジポイントの値と最後エッジポイントの値との和は最大11ビットで表現できる(63=1953通りなので11ビットを要する)。さらに、初期値は1ビットで表現できる。
したがって、SERDESによって送信されるクロックデータは、64ビットから18ビット以下に圧縮することができ、SERDES転送の低速化が可能になる。
<圧縮動作(別パターン)>
図13は圧縮動作の一例を示す図である。上記とは異なる別パターンの圧縮動作例を示している。1タイムスロットに2エッジ以上となる周波数の場合で、1タイムスロット内の1つ目の周期に乱れが生じないことを前提とした場合の圧縮動作である。この場合、圧縮情報は、半周期のクロック数、初期値および最初エッジポイントを含む。
半周期のクロック数は、圧縮対象のクロック信号の半周期に含まれる基準クロックの数である。この例では、5となり3ビットで表現できる。また、初期値および最初エッジポイントの内容は上記と同じである。この例では、初期値=0、最初エッジポイント=1となり、それぞれ1ビットで表現できる。したがって、この例では、64ビットから5ビットに圧縮できる。
なお、64ビットサイクルのタイムスロットにおいて、半周期のクロック数は最大6ビットで表現でき、初期値は1ビットで表現でき、最初エッジポイントは最大5ビットで表現できる。したがって、64ビットから12ビット以下に圧縮することができる。
<復元部の動作>
図14は復元部の動作を示すフローチャートである。復元部28が圧縮情報にもとづくクロック復元を行う際の動作フローを示している。
〔ステップS41〕復元部28は、1タイムスロット内の総エッジ数が0か否かを判別する。総エッジ数が0の場合、ステップS42へ処理が進み、総エッジ数が0でない場合、ステップS43へ処理が進む。
〔ステップS42〕復元部28は、初期値にもとづき、図11に示すクロックパターンP1またはクロックパターンP2を復元する。
〔ステップS43〕復元部28は、1タイムスロット内の総エッジ数が1か否かを判別する。総エッジ数が1の場合、ステップS44へ処理が進み、総エッジ数が1でない場合、ステップS45へ処理が進む。
〔ステップS44〕復元部28は、初期値にもとづき、図11に示すクロックパターンP3またはクロックパターンP4を復元する。
〔ステップS45〕復元部28は、1タイムスロット内の総エッジ数が2か否かを判別する。総エッジ数が2の場合、ステップS46へ処理が進み、総エッジ数が2でない場合、ステップS47へ処理が進む。
〔ステップS46〕復元部28は、初期値にもとづき、図11に示すクロックパターンP5またはクロックパターンP6を復元する。
〔ステップS47〕復元部28は、総エッジ数が3以上の場合、図15で後述のクロックデータ復元処理を行う。
図15はクロックデータ復元処理の一例を説明するための図である。クロック信号の初期値をy(反転値をyN)、総エッジ数をn、最初エッジポイントをm、最後エッジポイントをkとする。
このとき、1タイムスロット内には、(n/2-0.5)から(n/2+0.5)の周期がある。また、(k-m)が(n/2-0.5)周期であるため、半周期がxクロックとすると、xは式(1)で表せる。
x=(k-m)/(n/2-0.5)・・・(1)
よって、1クロック目からmまでyとなり、mからxクロック間はyN、xクロック後にy、・・・を繰り返すことで波形を復元することができる。
<誤り訂正>
次に誤り訂正処理について説明する。誤り検出、訂正機能を組み合わせることでクロックデータのエラー耐性を向上させることができる。
図16、図17はクロック転送システムの構成の一例を示す図である。クロック転送システム1-4は、送信部10bと受信部20bを備える。
図16の送信部10bは、サンプリング部11-1、11-2、・・・、11-n、アライメントパターン生成部12、時分割多重タイミング生成部13、MUX部14、SERDES部15、逓倍器16、発振器17、圧縮部18-1、18-2、・・・、18-nおよび誤り訂正符号算出部19を備える。
送信部10bでは、誤り訂正符号算出部19の構成要素が追加されている。誤り訂正符号算出部19は、圧縮部18-1、18-2、・・・、18-nとMUX部14との間に配置される。その他の構成は図8と同じである。
誤り訂正符号算出部19は、クロック種別ごとの圧縮されたデータに対し、計算を行って誤り訂正符号(ECC:Error Correction Code)を算出し、その訂正符号を付加したデータをMUX部14へ送る。
図17の受信部20bは、SERDES部21、アライメント部22、DMUX部23、クロック類推部24-1、24-2、・・・、24-n、逓倍器25、クロック再生部26-1、26-2、・・・、26-n、ジッタクリーナ27-1、27-2、・・・、27-n、復元部28-1、28-2、・・・、28-nおよび誤り検出訂正部29を備える。
受信部20bでは、誤り検出訂正部29の構成要素が追加されている。誤り検出訂正部29は、DMUX部23と復元部28-1、28-2、・・・、28-nとの間に配置される。その他の構成は図9と同じである。
誤り検出訂正部29は、DMUX部23により、スロット毎の重畳データと分離された誤り訂正符号を受け取り、計算を行って重畳データに誤りがないか確認し、誤りを検出した場合は符号にもとづいて訂正を行う。
<誤り訂正符号が付与されたフレームフォーマット>
図18は誤り訂正符号が付与されたフレームフォーマットの一例を示す図である。3タイムスロットの場合のフレームの例を示している。
フレームf0は、アライメントパターン、スロット#1のクロックデータ、スロット#2のクロックデータ、スロット#3のクロックデータ、スロット#1の検査符号(誤り訂正符号)、スロット#2の検査符号、スロット#3の検査符号の各フィールドを含む(例えば、検査符号は8ビット)。
1タイムスロットが64クロックのとき、64ビットデータに対し8ビットの検査符号が付与されるため、8タイムスロットごとに1タイムスロットを検査符号に割り当てて多重が行われる。また、圧縮を実施する場合は、圧縮後のデータに対し、誤り訂正符号が付与される。
<誤り訂正不可の場合の処理>
図19は誤り訂正不可の場合の処理の一例を示す図である。クロック信号ck1の区間t1と、クロック信号ck2の区間t2と、誤り訂正符号との多重が繰り返された重畳データが生成されている。
サイクルT1において、誤り検出訂正部29では、誤り訂正符号にもとづき、クロック信号ck1、ck2の誤り訂正を行い、クロック類推部24でクロック信号ck1、ck2が類推されている。
サイクルT2において、誤り検出訂正部29では、誤り訂正符号にもとづき、クロック信号ck1の誤り訂正が不可であり、クロック信号ck2の誤り訂正は行えたとする。この場合、クロック類推部は、誤り訂正が不可となったクロック信号ck1に対しては、前段のクロック信号ck1の波形を反復し、波形反復区間を類推区間とみなして類推区間を延長する。
<コンピュータプログラムを用いたクロック転送>
図20はクロック転送装置のコンピュータハードウェア構成の一例を示す図である。上述したクロック転送制御を、コンピュータを用いて実施する場合の構成例を示している。クロック転送装置1Aは、送信側の機能および受信側の機能の双方を備え、プロセッサ100によって装置全体が制御されている。すなわち、プロセッサ100は、クロック転送装置1Aの送信側および受信側の制御部として機能する。
プロセッサ100には、バス103を介して、メモリ101および複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ100は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASICまたはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ100は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
メモリ101は、クロック転送装置1Aの主記憶装置として使用される。メモリ101には、プロセッサ100に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ101には、プロセッサ100による処理に要する各種データが格納される。
また、メモリ101は、クロック転送装置1Aの補助記憶装置としても使用され、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。メモリ101は、補助記憶装置として、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)等の半導体記憶装置やHDD(Hard Disk Drive)等の磁気記録媒体を含んでもよい。
バス103に接続されている周辺機器としては、入出力インタフェース102およびネットワークインタフェース104がある。入出力インタフェース102は、プロセッサ100からの命令にしたがってクロック転送装置1Aの状態を表示する表示装置として機能するモニタ(例えば、LED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等)が接続されている。
また、入出力インタフェース102は、キーボードやマウス等の情報入力装置を接続可能であって、情報入力装置から送られてくる信号をプロセッサ100に送信する。
さらにまた、入出力インタフェース102は、周辺機器を接続するための通信インタフェースとしても機能する。例えば、入出力インタフェース102は、レーザ光等を利用して、光ディスクに記録されたデータの読み取りを行う光学ドライブ装置を接続することができる。光ディスクには、Blu-rayDisc(登録商標)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(Rewritable)等がある。
また、入出力インタフェース102は、メモリ装置やメモリリーダライタを接続することができる。メモリ装置は、入出力インタフェース102との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタは、メモリカードへのデータの書き込み、またはメモリカードからのデータの読み出しを行う装置である。メモリカードは、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース104は、ネットワークとのインタフェース制御を行い、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線LAN(Local Area Network)カード等が使用できる。ネットワークインタフェース104で受信されたデータは、メモリ101やプロセッサ100に出力される。
以上のようなハードウェア構成によって、クロック転送装置1Aの処理機能を実現することができる。例えば、クロック転送装置1Aは、プロセッサ100がそれぞれ所定のプログラムを実行することで本発明の制御を行うことができる。
クロック転送装置1Aは、例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、本発明の処理機能を実現する。クロック転送装置1Aに実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。
例えば、クロック転送装置1Aに実行させるプログラムを補助記憶装置に格納しておくことができる。プロセッサ100は、補助記憶装置内のプログラムの少なくとも一部を主記憶装置にロードし、プログラムを実行する。
また、光ディスク、メモリ装置、メモリカード等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えば、プロセッサ100からの制御により、補助記憶装置にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ100が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
上記で説明した本発明のクロック転送装置1Aの処理機能は、コンピュータによって実現することができる。この場合、クロック転送装置1Aが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、CD-ROM/RW等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合、例えば、そのプログラムが記録されたCD-ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLD等の電子回路で実現することもできる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
(付記1) 対向装置へクロック送信を行う送信装置において、
基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成するサンプリング部と、
クロック周期性にもとづき前記第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、前記クロック周期性にもとづき前記第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成する圧縮部と、
前記第1の圧縮情報と、前記第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付加してシリアル信号を生成して送信する送信部と、
を有する送信装置。
(付記2) 前記第1の圧縮情報は、前記第1のクロック信号の第1のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第1のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第1のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第1のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とを含み、
前記第2の圧縮情報は、前記第2のクロック信号の第2のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第2のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第2のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第2のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とを含む、
付記1記載の送信装置。
(付記3) 前記第1の圧縮情報にもとづいて第1の誤り訂正符号を算出し、前記第2の圧縮情報にもとづいて第2の誤り訂正符号を算出する誤り訂正符号算出部をさらに備え、
前記送信部は、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報、前記同期信号、前記第1の誤り訂正符号および前記第2の誤り訂正符合を時分割多重して前記シリアル信号を生成する付記1記載の送信装置。
(付記4) 基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第1のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第1の圧縮情報と、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第2のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第2の圧縮情報と、を時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成する送信装置に接続し、前記送信装置から送信された前記シリアル信号を受信してシリアル/パラレル変換してパラレル信号を生成する受信部と、
前記同期信号にもとづいて前記パラレル信号の同期制御を行うアライメント調整部と、
前記パラレル信号から、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報および前記同期信号を分離する分離部と、
前記第1の圧縮情報にもとづき前記第1のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第1のクロック波形データを生成し、前記第2の圧縮情報にもとづき前記第2のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第2のクロック波形データを生成する復元部と、
前記第1のクロック波形データの波形補完を行って第1のクロックパラレル補完信号を生成し、前記第2のクロック波形データの波形補完を行って第2のクロックパラレル補完信号を生成する補完部と、
波形補完後の前記第1のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第1のクロック信号を再生し、波形補完後の前記第2のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第2のクロック信号を再生する再生部と、
を有する受信装置。
(付記5) 前記第1の圧縮情報には、前記第1のクロック信号の第1のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第1のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第1のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第1のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とが含まれ、
前記第2の圧縮情報には、前記第2のクロック信号の第2のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第2のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第2のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第2のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とが含まれ、
前記復元部は、
前記第1の圧縮情報のうちの、前記総エッジ数、前記最初エッジポイントおよび前記最後エッジポイントにもとづいて前記第1のタイムスロットの周期を検出し、前記第1の圧縮情報のうちの前記電位情報にもとづいて前記第1のタイムスロットの位相を検出し、
前記第2の圧縮情報のうちの、前記総エッジ数、前記最初エッジポイントおよび前記最後エッジポイントにもとづいて前記第2のタイムスロットの周期を検出し、前記第2の圧縮情報のうちの前記電位情報にもとづいて前記第2のタイムスロットの位相を検出する、
付記4記載の受信装置。
(付記6) 誤り検出訂正部をさらに備え、
前記分離部は、前記第1の圧縮情報にもとづき生成された第1の誤り訂正符号と、前記第2の圧縮情報にもとづき生成された第2の誤り訂正符号とが前記シリアル信号に多重されている場合、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報、前記同期信号、前記第1の誤り訂正符号および前記第2の誤り訂正符号を分離し、
前記誤り検出訂正部は、前記第1の誤り訂正符号にもとづき前記第1の圧縮情報の誤り検出を行って誤り訂正を行い、前記第2の誤り訂正符号にもとづき前記第2の圧縮情報の誤り検出を行って誤り訂正を行う付記4記載の受信装置。
(付記7) 送信装置から受信装置へのクロック転送方法において、
前記送信装置は、
基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成し、
クロック周期性にもとづき前記第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、前記クロック周期性にもとづき前記第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成し、
前記第1の圧縮情報と、前記第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成して前記受信装置へ送信し、
前記受信装置は、
前記シリアル信号を受信してシリアル/パラレル変換してパラレル信号を生成し、
前記同期信号にもとづいて前記パラレル信号の同期制御を行い、
前記パラレル信号から、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報および前記同期信号を分離し、
前記第1の圧縮情報にもとづき前記第1のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第1のクロック波形データを生成し、前記第2の圧縮情報にもとづき前記第2のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第2のクロック波形データを生成し、
前記第1のクロック波形データの波形補完を行って第1のクロックパラレル補完信号を生成し、前記第2のクロック波形データの波形補完を行って第2のクロックパラレル補完信号を生成し、
波形補完後の前記第1のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第1のクロック信号を再生し、波形補完後の前記第2のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第2のクロック信号を再生する、
クロック転送方法。
(付記8)
コンピュータに、
基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成し、
クロック周期性にもとづき前記第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、前記クロック周期性にもとづき前記第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成し、
前記第1の圧縮情報と、前記第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成して受信装置へ送信する、
処理を実行させるプログラム。
(付記9)
コンピュータに、
基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第1のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第1の圧縮情報と、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第2のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第2の圧縮情報と、を時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成する送信装置から送信された前記シリアル信号を受信してシリアル/パラレル変換してパラレル信号を生成し、
前記同期信号にもとづいて前記パラレル信号の同期制御を行い、
前記パラレル信号から、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報および前記同期信号を分離し、
前記第1の圧縮情報にもとづき前記第1のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第1のクロック波形データを生成し、前記第2の圧縮情報にもとづき前記第2のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第2のクロック波形データを生成し、
前記第1のクロック波形データの波形補完を行って第1のクロックパラレル補完信号を生成し、前記第2のクロック波形データの波形補完を行って第2のクロックパラレル補完信号を生成し、
波形補完後の前記第1のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第1のクロック信号を再生し、波形補完後の前記第2のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第2のクロック信号を再生する、
処理を実行させるプログラム。
1-1 クロック転送システム
1 送信装置
1a-1、1a-2、・・・、1a-n サンプリング部
1b-1、1b-2、・・・、1b-n 圧縮部
1c 送信部
ck1、ck2、・・・、ckn クロック信号
d1、d2、・・・、dn クロックパラレル信号
c1、c2、・・・、cn 圧縮情報
v 同期信号
s1 シリアル信号

Claims (8)

  1. 対向装置へクロック送信を行う送信装置において、
    基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成するサンプリング部と、
    クロック周期性にもとづき前記第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、前記クロック周期性にもとづき前記第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成する圧縮部と、
    前記第1の圧縮情報と、前記第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付加してシリアル信号を生成して送信する送信部と、
    を有する送信装置。
  2. 前記第1の圧縮情報は、前記第1のクロック信号の第1のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第1のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第1のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第1のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とを含み、
    前記第2の圧縮情報は、前記第2のクロック信号の第2のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第2のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第2のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第2のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とを含む、
    請求項1記載の送信装置。
  3. 前記第1の圧縮情報にもとづいて第1の誤り訂正符号を算出し、前記第2の圧縮情報にもとづいて第2の誤り訂正符号を算出する誤り訂正符号算出部をさらに備え、
    前記送信部は、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報、前記同期信号、前記第1の誤り訂正符号および前記第2の誤り訂正符号を時分割多重して前記シリアル信号を生成する請求項1記載の送信装置。
  4. 基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第1のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第1の圧縮情報と、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換した第2のクロックパラレル信号を圧縮して生成した第2の圧縮情報と、を時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成する送信装置に接続し、前記送信装置から送信された前記シリアル信号を受信してシリアル/パラレル変換してパラレル信号を生成する受信部と、
    前記同期信号にもとづいて前記パラレル信号の同期制御を行うアライメント調整部と、
    前記パラレル信号から、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報および前記同期信号を分離する分離部と、
    前記第1の圧縮情報にもとづき前記第1のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第1のクロック波形データを生成し、前記第2の圧縮情報にもとづき前記第2のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第2のクロック波形データを生成する復元部と、
    前記第1のクロック波形データの波形補完を行って第1のクロックパラレル補完信号を生成し、前記第2のクロック波形データの波形補完を行って第2のクロックパラレル補完信号を生成する補完部と、
    波形補完後の前記第1のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第1のクロック信号を再生し、波形補完後の前記第2のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第2のクロック信号を再生する再生部と、
    を有する受信装置。
  5. 前記第1の圧縮情報には、前記第1のクロック信号の第1のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第1のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第1のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第1のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とが含まれ、
    前記第2の圧縮情報には、前記第2のクロック信号の第2のタイムスロット内の立ち上がりエッジ数および立ち下りエッジ数の両方を合わせた総エッジ数と、前記第2のタイムスロット内で最初に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最初エッジポイントと、前記第2のタイムスロット内で最後に立ち上がるまたは立ち下がるエッジの位置を示す最後エッジポイントと、前記第2のタイムスロットの開始信号レベルが低電位か高電位かを示す電位情報とが含まれ、
    前記復元部は、
    前記第1の圧縮情報のうちの、前記総エッジ数、前記最初エッジポイントおよび前記最後エッジポイントにもとづいて前記第1のタイムスロットの周期を検出し、前記第1の圧縮情報のうちの前記電位情報にもとづいて前記第1のタイムスロットの位相を検出し、
    前記第2の圧縮情報のうちの、前記総エッジ数、前記最初エッジポイントおよび前記最後エッジポイントにもとづいて前記第2のタイムスロットの周期を検出し、前記第2の圧縮情報のうちの前記電位情報にもとづいて前記第2のタイムスロットの位相を検出する、
    請求項4記載の受信装置。
  6. 誤り検出訂正部をさらに備え、
    前記分離部は、前記第1の圧縮情報にもとづき生成された第1の誤り訂正符号と、前記第2の圧縮情報にもとづき生成された第2の誤り訂正符号とが前記シリアル信号に多重されている場合、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報、前記同期信号、前記第1の誤り訂正符号および前記第2の誤り訂正符号を分離し、
    前記誤り検出訂正部は、前記第1の誤り訂正符号にもとづき前記第1の圧縮情報の誤り検出を行って誤り訂正を行い、前記第2の誤り訂正符号にもとづき前記第2の圧縮情報の誤り検出を行って誤り訂正を行う請求項4記載の受信装置。
  7. 送信装置から受信装置へのクロック転送方法において、
    前記送信装置は、
    基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成し、
    クロック周期性にもとづき前記第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、前記クロック周期性にもとづき前記第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成し、
    前記第1の圧縮情報と、前記第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成して前記受信装置へ送信し、
    前記受信装置は、
    前記シリアル信号を受信してシリアル/パラレル変換してパラレル信号を生成し、
    前記同期信号にもとづいて前記パラレル信号の同期制御を行い、
    前記パラレル信号から、前記第1の圧縮情報、前記第2の圧縮情報および前記同期信号を分離し、
    前記第1の圧縮情報にもとづき前記第1のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第1のクロック波形データを生成し、前記第2の圧縮情報にもとづき前記第2のクロックパラレル信号のクロック波形を復元した第2のクロック波形データを生成し、
    前記第1のクロック波形データの波形補完を行って第1のクロックパラレル補完信号を生成し、前記第2のクロック波形データの波形補完を行って第2のクロックパラレル補完信号を生成し、
    波形補完後の前記第1のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第1のクロック信号を再生し、波形補完後の前記第2のクロックパラレル補完信号をパラレル/シリアル変換して前記第2のクロック信号を再生する、
    クロック転送方法。
  8. コンピュータに、
    基準クロックを用いてサンプリングした第1のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第1のクロックパラレル信号を生成し、前記基準クロックを用いてサンプリングした第2のクロック信号をシリアル/パラレル変換して第2のクロックパラレル信号を生成し、
    クロック周期性にもとづき前記第1のクロックパラレル信号を圧縮して第1の圧縮情報を生成し、前記クロック周期性にもとづき前記第2のクロックパラレル信号を圧縮して第2の圧縮情報を生成し、
    前記第1の圧縮情報と、前記第2の圧縮情報とを時分割多重して生成した多重信号に前記多重信号の先頭を示す同期信号を付与してシリアル信号を生成して受信装置へ送信する、
    処理を実行させるプログラム。
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