JP7078029B2 - 電縫鋼管およびその製造方法 - Google Patents
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[1]シーム部を有する電縫鋼管であって、前記電縫鋼管の中心を中心座標として、前記シーム部を上にしたときの管底部を起点とする前記管底部からの管周方向の角度θ1が0°~±45°の範囲における前記電縫鋼管の管厚が、管周方向の管厚の平均を基準として95.0%以上105.0%以下の範囲にあることを特徴とする電縫鋼管。
[2]管底部の降伏強さが295MPa以上450MPa以下であり、管底部の引張強さが430MPa以上550MPa以下であることを特徴とする[1]に記載の電縫鋼管。
[3]質量%で、C:0.07~0.20%、Mn:0.3~2.0%、P:0.03%以下、S:0.015%以下、Al:0.01~0.06%、N:0.006%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、
管厚中心部の鋼組織が、フェライトからなる主相と、パーライト、擬似パーライトおよび上部ベイナイトから選択される1種または2種以上からなり、その面積分率が8%以上20%以下である第二相とを有し、前記管厚中心部の鋼組織の平均結晶粒径が7μm以上20μm以下であり、
鋼管内表面および外表面の鋼組織が、フェライト単相またはベイニティックフェライト単相であり、前記鋼管内表面および外表面の鋼組織の平均結晶粒径が2μm以上20μm以下であることを特徴とする[1]または[2]に記載の電縫鋼管。
[4]前記成分組成は、さらに、質量%で、Si:0.4%未満を含有することを特徴とする[3]に記載の電縫鋼管。
[5]前記成分組成は、さらに、質量%で、Nb:0.05%以下、Ti:0.05%以下およびV:0.10%以下から選択される1種または2種以上を含有することを特徴とする[3]または[4]に記載の電縫鋼管。
[6]前記成分組成は、さらに、質量%で、B:0.008%以下を含有することを特徴とする[3]~[5]のいずれかに記載の電縫鋼管。
[7]管厚が26mm以上32mm以下であることを特徴とする[1]~[6]のいずれかに記載の電縫鋼管。
[8]鋼帯をケージロール群により中間成形し、オープン管とする中間成形工程と、フィンパスロール群により管状に仕上げ成形する仕上げ成形工程と、前記仕上げ成形工程後に前記鋼帯の幅端部を電気抵抗溶接して管とする溶接工程とを有する電縫鋼管の製造方法において、
前記仕上げ成形工程において、前記オープン管の進行方向と直交する断面における前記フィンパスロール群の第1フィンパスロールにて形成される外周円の中心を位置O、前記オープン管断面における底部の位置を位置Pとし、位置Oを中心として位置Oと位置Pを結ぶ直線から円周方向に角度θ2とした場合、角度θ2が0°~±45°の範囲において、第1フィンパスロール入側の前記オープン管の外径曲率ρPと、前記第1フィンパスロールの曲率ρRが下記式(1)を満たすように仕上げ成形することを特徴とする電縫鋼管の製造方法。
0.20≦ρP/ρR<1.49・・・(1)
0.20≦ρP/ρR<1.49・・・(1)
なお、上記式(1)において、
ρP:第1フィンパスロール入側のオープン管の外径曲率
ρR:第1フィンパスロールの曲率
である。
Cは、固溶強化により鋼板の強度を増加させるとともに、第二相の一つであるパーライトの形成に寄与する元素である。所望の引張特性、靱性、さらに所望の鋼板組織を確保するためには、0.07%以上含有させることが好ましい。一方、0.20%を超える含有は電縫鋼管の溶接時にマルテンサイト組織が生成し、溶接割れの原因となる懸念がある。このため、Cは0.07~0.20%の範囲であることが好ましい。より好ましくは、C:0.09~0.18%である。
Mnは、固溶強化を介して鋼板の強度を増加させる元素であり、所望の鋼管強度を確保するために、0.3%以上含有させることが好ましく、0.3%未満の含有では、フェライト変態開始温度の上昇を招き、組織が過度に粗大化しやすい。一方、2.0%を超えて含有すると、中心偏析部の硬度が上昇し、電縫溶接時の割れの原因となる懸念がある。このため、Mnは0.3~2.0%の範囲であることが好ましい。より好ましくは、0.3~1.6%、さらに好ましくは0.3~1.4%である。
Pは、フェライト粒界に偏析して、靱性を低下させる作用を有する元素であり、本発明では、不純物としてできるだけ低減することが望ましいが、過度の低減は、精錬コストの高騰を招くため、0.002%以上とすることが好ましい、なお、0.03%までは許容できる。このため、Pは0.03%以下であることが好ましい。より好ましくは0.025%以下である。
Sは、鋼中では硫化物として存在し、本発明の組成範囲であれば、主としてMnSとして存在する。MnSは、熱延工程で薄く延伸され、延性、靱性に悪影響を及ぼすため、本発明ではできるだけ低減することが望ましい。しかし、過度の低減は、精錬コストの高騰を招くため、0.002%以上とすることが好ましい。なお、0.015%までは許容できる。このため、Sは0.015%以下であることが好ましい。より好ましくは、0.010%以下である。
Alは、脱酸剤として作用するとともに、AlNとしてNを固定する作用を有する元素である。このような効果を得るためには、0.01%以上含有することが好ましい。0.01%未満では、Si無添加の場合に脱酸力が不足し、酸化物系介在物が増加し、電縫鋼管の長手溶接時、特に大気中での溶接の場合に、溶接部に酸化物を形成させる危険性が高くなり、電縫鋼管の溶接部の靱性が低下する。一方、0.06%を超えると、溶接性が悪化するとともに、アルミナ系介在物が多くなり、表面性状が悪化する。このため、Alは0.01~0.06%であることが好ましい。より好ましくは、0.02~0.05%である。
Nは、転位の運動を強固に固着することで靱性を低下させる作用を有する元素であり、本発明では、不純物として出来るだけ低減することが望ましいが、0.006%までは許容できる。このため、Nは0.006%以下であることが好ましい。より好ましくは、0.005%以下である。
Siは、固溶強化で鋼板の強度増加に寄与する元素であり、所望の鋼板強度を確保するために、必要に応じて含有できる。このような効果を得るためには、0.01%を超えて含有することが望ましいが、0.4%以上の含有は、鋼板表面に赤スケールと称するファイアライトが形成しやすくなり、表面の外観性状が低下する場合が多くなる。このため、含有する場合には、0.4%未満とすることが好ましい。より好ましくは0.2%以下である。なお、特にSiを添加しない場合は、Siは不可避的不純物として、そのレベルは0.01%以下である。
Nb、Ti、Vはいずれも、鋼中で微細な炭化物、窒化物を形成し、析出強化を通じて鋼の強度向上に寄与する元素である。これらの元素を含有することにより、鋼管成形後の降伏比が高くなる傾向となる。このため、本発明では、含有しないことが望ましいが、電縫鋼管の降伏比が90%以下となるような範囲であれば、強度を調整する目的で含有してもよい。含有する場合は、それぞれ、Nb:0.05%以下、Ti:0.05%以下、V:0.10%以下である。
Bは、冷却過程のフェライト変態を遅延させ、低温変態フェライト、すなわち、アシュキュラーフェライト相の形成を促進し、鋼板強度を増加させる作用を有する元素である。Bの含有は、鋼板の降伏比、電縫鋼管の降伏比を増加させる。このため、本発明では、電縫鋼管の降伏比が90%以下となるような範囲であれば、強度を調整する目的で必要に応じて含有できる。含有する場合は、B:0.008%以下が好ましい。より好ましくは0.0001~0.0015%、さらに好ましくは0.0003~0.0008%である。
(1)引張試験
引張方向が管軸方向となるように、管底からJIS5号引張試験片を採取し、JIS Z 2241の規定に準拠して引張試験を実施し、降伏強さYS、引張強さTSを測定し、(降伏強さ)/(引張強さ)×100(%)で定義される降伏比YR(%)を算出した。
2 レベラー
3 ケージロール群
4 フィンパスロール群
5 スクイズロール
6 溶接機
7 電縫鋼管
8 オープン管
θ1 オープン管断面における底部の位置を位置Pとし、位置Oを中心として位置Oと位置Pを結ぶ直線から円周方向の角度
θ2 電縫鋼管の中心を中心座標として、シーム部を上にしたときの管底部を起点とする管底部からの管周方向の角度
Claims (6)
- シーム部を有する電縫鋼管であって、前記電縫鋼管の中心を中心座標として、前記シーム部を上にしたときの管底部を起点とする前記管底部からの管周方向の角度θ1が0°~±45°の範囲における前記電縫鋼管の管厚が、管周方向の管厚の平均を基準として95.0%以上105.0%以下の範囲にあり、
管厚が27mm以上32mm以下であり、
質量%で、C:0.09~0.20%、Mn:0.3~2.0%、P:0.03%以下、S:0.015%以下、Al:0.01~0.06%、N:0.006%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、
管厚中心部の鋼組織が、フェライトからなる主相と、パーライト、擬似パーライトおよび上部ベイナイトから選択される1種または2種以上からなり、その面積分率が8%以上20%以下である第二相とを有し、前記管厚中心部の鋼組織の平均結晶粒径が7μm以上20μm以下であり、
鋼管内表面および外表面の鋼組織が、フェライト単相またはベイニティックフェライト単相であり、前記鋼管内表面および外表面の鋼組織の平均結晶粒径が2μm以上20μm以下であることを特徴とする電縫鋼管。 - 管底部の降伏強さが295MPa以上450MPa以下であり、管底部の引張強さが430MPa以上550MPa以下であることを特徴とする請求項1に記載の電縫鋼管。
- 前記成分組成は、さらに、質量%で、Si:0.4%未満を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の電縫鋼管。
- 前記成分組成は、さらに、質量%で、Nb:0.05%以下、Ti:0.05%以下およびV:0.10%以下から選択される1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の電縫鋼管。
- 前記成分組成は、さらに、質量%で、B:0.008%以下を含有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の電縫鋼管。
- 請求項1~5のいずれかに記載の電縫鋼管の製造方法であって、
鋼帯をケージロール群により中間成形し、オープン管とする中間成形工程と、フィンパスロール群により管状に仕上げ成形する仕上げ成形工程と、前記仕上げ成形工程後に前記鋼帯の幅端部を電気抵抗溶接して管とする溶接工程とを有する電縫鋼管の製造方法において、
前記仕上げ成形工程において、前記オープン管の進行方向と直交する断面における前記フィンパスロール群の第1フィンパスロールにて形成される外周円の中心を位置O、前記オープン管断面における底部の位置を位置Pとし、位置Oを中心として位置Oと位置Pを結ぶ直線から円周方向に角度θ2とした場合、角度θ2が0°~±45°の範囲において、
第1フィンパスロール入側の前記オープン管の外径曲率ρPと、前記第1フィンパスロールの曲率ρRが下記式(1)を満たすように仕上げ成形することを特徴とする電縫鋼管の製造方法。
0.20≦ρP/ρR<1.49・・・(1)
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