JP7077903B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本開示は、回転電機に関する。
特許文献1には、ロータとステータとを備える回転電機が記載されている。この回転電機では、ファンにより、ロータとステータの間における環状のギャップ内にギャップの軸方向開口端に向かう気流を発生させて、ギャップに侵入する冷媒を排出している。
特開2003-250248号公報
しかし、気流発生のためにファンを用いずに、ロータとステータとの間に流体の流れを発生させてロータを冷却可能な新たな技術が求められていた。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、回転電機が提供される。この回転電機は、回転軸の外周に配置され前記回転軸とともに回転可能なロータと、前記ロータを内包するステータと、前記ロータの外周に、前記回転軸の軸方向における一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させる流体制御機構と、を備え、前記流体制御機構は、前記回転軸の外周に配置され前記回転軸とともに回転可能であり、前記一方側から前記他方側へ向けて外径が次第に拡大する部位を有し、外周面の形状が前記ロータの前記軸方向の端部における外周面の形状と連続する第1部材と、前記第1部材及び前記ロータとギャップを空けて前記ステータの内周に配置された第2部材であって、前記第1部材における前記外径が次第に拡大する部位に対向する部分において、前記一方側から前記他方側へ向けて内径が次第に拡大する第2部材と、を有する。
この形態によれば、第1部材及びロータの回転による遠心力によって、第1部材及びロータの周囲における流体は、第1部材及びロータとギャップを空けてステータの内周に配置された第2部材へ向かう。第1部材は、軸方向における一方側から他方側へ向けて外径が次第に拡大する部位を有し、第2部材は、第1部材における外径が次第に拡大する部位に対向する部分の内径が、一方側から他方側へ向けて次第に拡大するので、第1部材から第2部材へ向かい第2部材へ衝突した流体には、軸方向一方側から他方側へ向かう速度成分が生じる。一方側から他方側へ向かう速度成分が生じた流体は、第1部材及びロータと、第2部材とへの衝突を繰り返して、一方側から他方側へ向かって、第1部材及びロータと第2部材とのギャップを流れる。したがって、ロータの外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができるので、ロータの冷却効率を高めることができる。
(2)上記形態において、前記ロータと前記第1部材のうち少なくとも一方の外周面と、前記第2部材の内周面と、のうち少なくとも一方には、前記ギャップにおける流体を整流する整流構造が形成されていてもよい。
この形態によれば、ギャップにおける流体を整流することができる。そのため、ロータの冷却効率をより高めることができる。
(3)上記形態において、前記第1部材は、前記ロータにおける前記一方側の端部に接触する第1スペーサを含んでもよい。
この形態によれば、ロータにおける一方側の端部に接触する第1スペーサと第2部材とを用いて、ロータの外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。
(4)上記形態において、前記第1部材は、前記ロータにおける前記他方側の端部に接触する第2スペーサを含んでもよい。
この形態によれば、ロータの他方側の端部に接触する第2スペーサと第2部材とを用いて、ロータの外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。
(5)上記形態において、前記第1部材は、前記回転軸の径方向に突出するフランジを含んでもよい。
この形態によれば、回転軸のフランジと第2部材とを用いて、ロータの外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。
(6)上記形態において、前記第1部材は、前記ロータの一部であってもよい。
この形態によれば、ロータの一部と第2部材とを用いて、ロータの外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。
(7)上記形態において、前記ギャップは、前記第1部材における前記一方側の端部の外径の0.5%以上かつ5%以下である、回転電機。
この形態によれば、ロータの冷却効率をより高めることができる。
本開示は、上述した回転電機以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、回転電機を備える圧縮装置、当該圧縮装置を備える燃料電池システム等の形態で実現することができる。
一実施形態としての圧縮装置の概略断面図である。 図1に示すモータ部のII-II断面である。 図1に示すモータ部のIII-III断面である。 図1に示すモータ部のIV-IV断面である。 第1部材と第2部材とのギャップにおける流体の流れを説明するための図である。 第1部材とロータと第1部材とを1つの回転体とみなした場合において、回転体の周囲に発生する流体の流れのCAE解析結果を示す図である。 第2実施形態におけるモータ部の備える第1部材の概略図である。 図7に示す第1部材のVIII-VIII断面図である。 第3実施形態における圧縮装置の概略断面図である。 第4実施形態における圧縮装置の概略断面図である。 第1部材付近の拡大断面図である。 第1部材付近の拡大断面図である。
A.第1実施形態
図1は、一実施形態としての圧縮装置200の概略断面図である。圧縮装置200は、いわゆる遠心式電動コンプレッサである。本実施形態において、圧縮装置200は、図示しない燃料電池スタックに、圧縮された空気を供給する。燃料電池スタックは、水素と、圧縮装置により供給された空気中の酸素と、の電気化学反応により発電する。
圧縮装置200は、第1インペラ部10と、第2インペラ部20と、モータ部100と、を備える。モータ部100は、回転軸31と、ロータ32と、ステータ40と、第1部材60、80と、第2部材70と、を備える。モータ部100を「回転電機」とも呼ぶ。本実施形態において、モータ部100は、更に、ベアリング51、52と、ベアリングケース53、54と、モータハウジング90と、を備える。図1には、圧縮装置200に加え、圧縮装置200と接続される第1流路110及び第2流路120が示されている。図1には、相互に略直交するXYZ軸が図示されている。Y軸方向は鉛直方向である。Z軸方向は、モータ部100の備える回転軸31の軸方向である。X軸方向はY軸方向及びZ軸方向に垂直な方向である。なお、図1は、圧縮装置200の技術的特徴をわかりやすく示すための図であり、各部の寸法を正確に示すものではない。以降、+Z軸側を「回転軸31の軸方向における一方側」、あるいは単に「一方側」とも呼び、-Z軸側を「回転軸31の軸方向における他方側」、あるいは単に「他方側」とも呼ぶ。
第1流路110は、大気開放口と燃料電池スタックとを接続し、燃料電池スタックへ供給される空気が流れる流路である。第2流路120は、燃料電池スタックと大気開放口とを接続し、燃料電池スタックから排出される排気が流れる流路である。
第1インペラ部10は、第1インペラ11と、第1インペラ11を収容する第1インペラ収容部12と、を備える。第1インペラ11は、第1流路110に設けられている。第1インペラ11は、回転軸31の他方側の端部e1に接続され、回転軸31とともに回転する。第1インペラ11は、回転することにより第1インペラ収容部12内で空気を圧縮して、燃料電池スタックへ送り出す。第1インペラ11は、コンプレッサホイールとも呼ばれる。
第2インペラ部20は、第2インペラ21と、第2インペラ21を収容する第2インペラ収容部22と、を備える。第2インペラ21は、第2流路120に設けられている。第2インペラ21は、回転軸31の一方側の端部e2に接続されている。第2インペラ21は、第2流路120を流れる排気によって回転されることで、回転軸31を回転させる。第2インペラ21は、タービンホイールとも呼ばれる。
モータハウジング90は、第1インペラ部10と第2インペラ部20との間に位置する。モータハウジング90は、内部に、ロータ32と、ステータ40と、ベアリング51、52と、ベアリングケース53、54と、第1部材60、80と、第2部材70と、を収容する筐体である。モータハウジング90には、回転軸31が貫通する貫通孔93が設けられている。軸方向における一方側の貫通孔93からは、回転軸31の一方側の端部e2が、第2インペラ収容部22に突出している。軸方向における他方側の貫通孔93からは、回転軸31の他方側の端部e1が、第1インペラ収容部12に突出している。モータハウジング90内において、回転軸31の外周には、軸方向一方側から他方側へ、ベアリング52、第1部材60、ロータ32、第1部材80、ベアリング51が、この順に配置されている。モータハウジング90には、オイル供給流路91とオイル排出流路92とが形成されている。オイル供給流路91からは、図示しないオイルクーラーによって冷却されたオイルが、図示しないオイルポンプによって、モータハウジング90内へ供給される。オイル排出流路92からは、モータハウジング90内の各部品を冷却したオイルが、オイルポンプによって、モータハウジング90外へ排出される。
ベアリング51、52は、回転軸31を回転可能に支持する。ベアリングケース53、54は、それぞれ、ベアリング51、52を収容する。ベアリングケース53、54は、モータハウジング90においてモータハウジング90内に向かって突出する環状のハウジング凸部94の内側に嵌め込まれて固定されている。
モータハウジング90における貫通孔93の近傍であって、ベアリング51と第1インペラ11の間、及び、ベアリング52と第2インペラ21の間には、図示しないメカニカルシールが設けられている。メカニカルシールは、回転軸31と一体に回転する図示しない回転環と、モータハウジング90に固定された図示しない固定環と、を備えるシール部である。メカニカルシールは、モータハウジング90内へ供給されたオイルが、モータハウジング90内から貫通孔93を介して第1インペラ部10及び第2インペラ部20へ流出することを抑制する。
ロータ32は、回転軸31の外周に配置され、回転軸31とともに回転する。ロータ32は、表面に磁石が設けられた円柱形状を有する。ステータ40は、ステータコア41と、コイル42と、を備える。ステータ40は、ロータ32の外周に配置され、ロータ32を内包する。ステータ40は、図示しない制御装置により通電制御されることで、ロータ32を介して回転軸31を回転させる。
図2は、図1に示すモータ部100のII-II断面である。図3は、図1に示すモータ部100のIII-III断面である。図4は、図1に示すモータ部100のIV-IV断面である。図2から図4では、モータハウジング90は図示を省略している。以下、図1から図4を参照しつつ、モータ部100の備える第1部材60、80及び第2部材70について説明する。第1部材60、80及び第2部材70は、ロータ32の外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させる。第1部材60、80及び第2部材70を、「流体制御機構」とも呼ぶ。
第1部材60は、回転軸31の外周に配置され、回転軸31とともに回転する。本実施形態では、第1部材60は、ロータ32の軸方向における位置を固定するスペーサであり、ロータ32の一方側の端部に接触している。第1部材60を「第1スペーサ」とも呼ぶ。第1部材60の外径は、回転軸31の軸方向における一方側から他方側へ向けて、次第に拡大している。本実施形態において、第1部材60は、軸方向における他方側に底面を有する円錐台の形状を有する。図1に示すように、第1部材60の他方側の端部における外径は、ロータ32の一方側の端部における外径と略等しい。
第1部材80は、回転軸31の外周に配置され、回転軸31とともに回転する。本実施形態では、第1部材80は、ロータ32の軸方向における位置を固定するスペーサであり、ロータ32の他方側の端部に接触している。第1部材80を、「第2スペーサ」とも呼ぶ。図1に示すように、第2部材70と対向する箇所において、第1部材80の外径は、ロータ32から軸方向に離れるにつれて次第に拡大する。図1に示すように、第1部材80の一方側の端部における外径は、ロータ32の他方側の端部における外径と略等しい。
図1に示すように、第1部材60、80は、一方側から他方側に向けて外径が次第に拡大する部位を有し、第1部材60とロータ32と第1部材80とは、外周面の形状が連続するように形成されている。外周面の形状が連続するとは、例えば、第1部材60とロータ32との間に、ロータ32の外径よりも外径が小さい部位が存在しないことである。第1部材60、80は、非磁性体材料から形成されている。第1部材60、80の材料として、チタンやステンレス鋼を用いることができる。なお、「部材の外径が一方側から他方側へ向けて次第に拡大する」ことは、当該部材において、一方側から他方側へ向けて外径が拡大していく箇所と一定の箇所とが存在することを含んでもよい。
第2部材70は、第1部材60、80及びロータ32とギャップGを空けて、ステータ40の内周に配置され、第1部材60、80及びロータ32を内包する。本実施形態では、第2部材70は、第1部材60の一方側の端部から、第1部材60と、ロータ32と、第1部材80の外径が最大になる部位と、までを内包する。本実施形態において、ギャップGは、第1部材60の一方側の端部における外径に対して、0.5%以上かつ5%以下の範囲である。第2部材70において、第1部材60、80における外径が次第に拡大する部位に対向する部分の内径は、一方側から他方側へ向けて次第に拡大する。本実施形態では、図2から図4に示すように、第2部材70は、ステータコア41内に嵌め込まれている。第2部材70は、非磁性体材料から形成されている。第2部材70の材料として、チタン、ステンレス鋼、樹脂等を用いることができる。なお、「部材の内径が一方側から他方側へ向けて次第に拡大する」ことは、当該部材において、一方側から他方側へ向けて内径が拡大していく箇所と一定の箇所とが存在することを含んでもよい。
図5は、第1部材60と第2部材70とのギャップGにおける流体の流れを説明するための図である。図5には、図1におけるA部分が拡大して示されている。図6は、第1部材60とロータ32と第1部材80とを1つの回転体30とみなした場合において、回転体30の周囲に発生する流体の流れのCAE解析結果を示す図である。図6の結果は、回転体30とギャップGを空けて、回転体30の外周に第2部材70が配置されている場合におけるCAE解析結果である。図6における回転体30上の矢印は、流体の流れる方向を示す。図6における吹き出し部分は、解析結果の一部を拡大した部分である。以下、図5及び図6を用いて、回転体30の周囲における流体の流れについて説明する。
図5に示すように、第1部材60及びロータ32の回転による遠心力によって、第1部材60及びロータ32の周囲における流体は、第2部材70へ向かう。第1部材60の外径は、軸方向における一方側から他方側へ向けて次第に拡大し、第1部材60に対向する箇所における第2部材70の内径は、一方側から他方側へ向けて次第に拡大する。そのため、第1部材60から第2部材70へ向かい第2部材70へ衝突した流体には、図5に示すように、軸方向一方側から他方側へ向かう速度成分が生じる。軸方向一方側から他方側へ向かう速度成分を有する流体は、第1部材60及びロータ32と、第2部材70とへの衝突を繰り返して、一方側から他方側へ向かって、第1部材60及びロータ32と第2部材70とのギャップGを流れる。したがって、図6に示すように、ロータ32の外周には、一方側から他方側へ向かう流体の流れが発生する。本実施形態では、第1部材60と第2部材70とは、第1部材60及び第2部材70よりも一方側のモータハウジング90内の空間における流体を、第1部材60と第2部材70のギャップGへ引き寄せて、ロータ32側へ送り出す。
同様に、ロータ32の他方側に位置する第1部材80から第2部材70へ向かい第2部材70へ衝突した流体にも、軸方向一方側から他方側へ向かう速度成分が生じる。軸方向一方側から他方側へ向かう速度成分を有する流体は、第1部材80と第2部材70とへの衝突を繰り返して、一方側から他方側へ向かって、第1部材80と第2部材70とのギャップGを流れる。したがって、第1部材80の外周にも、一方側から他方側へ向かう流体の流れが発生する。本実施形態では、第1部材80と第2部材70とは、ロータ32の外周を流れる流体を第1部材80側へ引き寄せて、第1部材80と第2部材70とのギャップGから、第1部材80と第2部材70よりも他方側のモータハウジング90内の空間へ排出する。
この形態によれば、ロータ32の外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。そのため、ロータ32の冷却効率を高めることができる。
この形態によれば、ロータ32の一方側の端部に接触する第1スペーサとして機能する第1部材60と、第2部材70と、を用いて、ロータ32の外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。そのため、上記流体の流れを発生させるためにファン等を用いる場合と比較して、構成を簡易化できる。
この形態によれば、ロータ32の他方側の端部に接触する第2スペーサとして機能する第1部材80と、第2部材70と、を用いて、ロータ32の外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。そのため、第1部材80を用いない場合と比較して、流体における一方側から他方側へ向かう速度成分をより大きくすることができる。したがって、ロータ32の冷却効率をより高めることができる。また、上記流体の流れを発生させるためにファン等を用いる場合と比較して、構成を簡易化できる。
B.第2実施形態
図7は、第2実施形態におけるモータ部100aの備える第1部材60aの概略図である。図8は、図7のVIII-VIII断面図である。以降の説明では、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を用い、説明を省略する。本実施形態におけるモータ部100aが第1実施形態におけるモータ部100と異なる点は、第1部材60aの外周面61に、凸部62が形成されている点である。凸部62は、図6で示したCAE解析結果による流体の流れる方向に沿うように、第1部材60aの外周面61に形成されている。第1部材60aは、他方側に底面を有する略円錐台の形状を有する。凸部62を、ギャップGにおける流体を整流する「整流構造」とも呼ぶ。
この形態によれば、ギャップGにおける流体を整流することができる。そのため、ロータ32の冷却効率をより高めることができる。
第2実施形態で説明した整流構造は、第1部材60aに限らず、ロータ32の外周面に設けられていてもよいし、第1部材80の外周面に設けられていてもよい。整流構造を第1部材60a、ロータ32、第1部材80のいずれかに設けることとすれば、これらの運動エネルギーを、流体に直接的に伝えることができる。また、整流構造は、第2部材70の内周面に設けられていてもよい。また、整流構造として、凸部62に代えて、流体の流れに沿うように形成された凹部を用いてもよい。
上記形態において、ロータ32の外周面に整流構造としての凸部62を設ける場合には、凸部62は、ロータ32の熱を放熱するフィンとしても機能する。そのため、ロータ32の冷却効率を一層高めることができる。
C.第3実施形態
図9は、第3実施形態における圧縮装置200bの概略断面図である。本実施形態における圧縮装置200bのモータ部100bが第1実施形態におけるモータ部100と異なる点は、回転軸31bが径方向に突出するフランジ60bを有している点である。フランジ60bの外径は、軸方向における一方側から他方側へ向けて次第に拡大する。フランジ60bの他方側の端部は、ロータ32の一方側の端部に接触する。本実施形態において、フランジ60bを「第1部材」とも呼ぶ。フランジ60b及び第2部材70は、ロータ32の外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させる。
この形態によれば、回転軸31のフランジ60bと第2部材70とを用いて、ロータ32の外周に一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。そのため、ロータ32の冷却効率を高めることができる。
D.第4実施形態
図10は、第4実施形態における圧縮装置200cの概略断面図である。本実施形態における圧縮装置200cのモータ部100cが第1実施形態におけるモータ部100と異なる点は、ロータ32cが、一方側から他方側へ向けて外径が次第に拡大する部位60cを有する点である。本実施形態において、ロータ32cの一部である部位60cを「第1部材」とも呼ぶ。部位60c及び第2部材70は、ロータ32cの外周に、一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させる。
この形態によれば、ロータ32cの部位60cと第2部材70とを用いて、ロータ32cの外周に一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。そのため、ロータ32cの冷却効率を高めることができる。
E.他の実施形態
E1.他の実施形態1
上述の実施形態では、第1部材60、60a、80は、一方側から他方側へ向けて外径が次第に拡大する部位を有している。これに対し、第1部材60、60aと第1部材80とのうちいずれか一方が、軸方向一方側から他方側へ向けて外径が次第に拡大する部位を有していれば、ロータ32の外周に一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させることができる。
E2.他の実施形態2
図11は、他の実施形態2におけるモータ部100dが備える第1部材60d付近の拡大断面図である。図11に示す第1部材60dは、複数のスペーサ60d1、60d2から構成されている。スペーサ60d1の外径は一方側から他方側へ向けて次第に拡大しており、スペーサ60d2の外径は一定である。スペーサ60d2は、ロータ32と接触する端部における外周面の形状は、ロータ32の外周面の形状と連続している。この形態によっても、上述の実施形態と同様に、ロータ32の冷却効率を高めることができる。なお、第1部材80、第2部材70も、第1部材60dと同様に、分割された構成であってもよい。
E3.他の実施形態3
図12は、他の実施形態3におけるモータ部100eが備える第1部材60e付近の拡大断面図である。図12に示す第1部材60eは、一方側の端部から、ロータ32の端部と接触する他方側の端部に向けて、外径が次第に拡大するように、外周面が湾曲している。このような形状の第1部材60eを用いても、上述の実施形態と同様に、ロータ32の冷却効率を高めることができる。なお、第2部材70における第1部材60eに対向する部分も、一方側から他方側へ向けて、内径が次第に拡大するように、内周面が湾曲していてもよい。
E4.他の実施形態4
上述の実施形態では、第2部材70は、ステータコア41内に嵌め込まれた部材である。これに対し、コイル42をステータコア41に固定するための樹脂モールドの形状を、第1部材60、60a、60d、60e、80及びロータ32、32cの外周面の形状に沿うように形成し、樹脂モールドの一部を、第2部材70として用いてもよい。
E5.他の実施形態5
上述の実施形態において、ギャップGを流れる流体は、モータハウジング90内にオイル供給流路91から供給されたオイルに限らず、気体であってもよい。圧縮装置200、200b、200cは、空気軸受けを有するオイルフリータイプの圧縮装置であってもよい。
E6.他の実施形態6
上述の実施形態において、ギャップGは、第1部材60の一方側の端部における外径に対して、0.5%以上かつ5%以下の範囲である。これに対し、ギャップGは、ロータ32、32cの外周に一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させつつ、一方側から他方側へ向かう速度成分が大きくなるように、第1部材60の一方側の端部における外径や、ギャップGを流れる流体の粘度や、ロータ32、32cの回転数を用いて、実験やシミュレーションによって求められた値であってもよい。また、ギャップGは、一方側から他方側へ向かって一定でなくともよい。
E7.他の実施形態7
上述の実施形態で説明した流体制御機構は、ジェネレータに備えられていてもよく、外部装置によって回転されるロータ32、32cの外周を冷却してもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、他の実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組合せを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…第1インペラ部、11…第1インペラ、12…第1インペラ収容部、20…第2インペラ部、21…第2インペラ、22…第2インペラ収容部、30…回転体、31、31b…回転軸、32、32c…ロータ、40…ステータ、41…ステータコア、42…コイル、51、52…ベアリング、53、54…ベアリングケース、60、60a、60d、60e…第1部材、60b…フランジ、60c…部位、61…外周面、62…凸部、70…第2部材、80…第1部材、90…モータハウジング、91…オイル供給流路、92…オイル排出流路、93…貫通孔、94…ハウジング凸部、100、100a、100b、100c、100d、100e…モータ部、110…第1流路、120…第2流路、200、200b、200c…圧縮装置、60d1、60d2…スペーサ、G…ギャップ、e1、e2…端部

Claims (7)

  1. 回転電機であって、
    回転軸の外周に配置され前記回転軸とともに回転可能なロータと、
    前記ロータを内包するステータと、
    前記ロータの外周に、前記回転軸の軸方向における一方側から他方側へ向かう流体の流れを発生させる流体制御機構と、を備え、
    前記流体制御機構は、
    前記回転軸の外周に配置され前記回転軸とともに回転可能であり、前記一方側から前記他方側へ向けて外径が次第に拡大する部位を有し、外周面の形状が前記ロータの前記軸方向の端部における外周面の形状と連続する第1部材と、
    前記第1部材及び前記ロータとギャップを空けて前記ステータの内周に配置された第2部材であって、前記第1部材における前記外径が次第に拡大する部位に対向する部分において、前記一方側から前記他方側へ向けて内径が次第に拡大する第2部材と、を有する、
    回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機であって、
    前記ロータと前記第1部材のうち少なくとも一方の外周面と、前記第2部材の内周面と、のうち少なくとも一方には、前記ギャップにおける流体を整流する整流構造が形成されている、回転電機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機であって、
    前記第1部材は、前記ロータにおける前記一方側の端部に接触する第1スペーサを含む、回転電機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記第1部材は、前記ロータにおける前記他方側の端部に接触する第2スペーサを含む、回転電機。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機であって、
    前記第1部材は、前記回転軸の径方向に突出するフランジを含む、回転電機。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機であって、
    前記第1部材は、前記ロータの一部である、回転電機。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の回転電機であって、
    前記ギャップは、前記第1部材における前記一方側の端部の外径の0.5%以上かつ5%以下である、回転電機。
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