JP7076907B2 - 研削ホイール - Google Patents

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Description

本発明は、研削基台の凹部にRFIDタグを有する研削ホイールに関する。
IC(integrated circuit)、LSI(large-scale integrated circuit)等のデバイスが表面側に形成されたウェーハは、分割装置により個々のデバイスに分割される前に、ウェーハの裏面側が研削装置により研削され所定の厚みに加工される。
研削装置は、通常、ウェーハ等の被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、チャックテーブルの上方に配置され、研削基台の下面に研削砥石が固定された研削ホイールと、研削ホイールを回転させるスピンドルとを備える。
このような研削装置として、被加工物を粗く研削するための粗研削ホイールと、被加工物を仕上げ研削するための仕上げ研削ホイールとがそれぞれ装着される1組のスピンドルを備える研削装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
当該研削装置においては、作業者が手作業で各スピンドルの先端に研削ホイールを装着するので、研削ホイールの誤装着が生じ得る。例えば、粗研削用のスピンドルの先端に仕上げ研削用の研削ホイールを装着し、仕上げ研削用のスピンドルの先端に粗研削用の研削ホイールを装着する等の誤装着が生じ得る。
仮に、研削ホイールが誤装着された場合、粗研削及び仕上げ研削を予定した順序で行えないので問題となる。そこで、この誤装着を防止するべく、研削ホイールの研削基台の外周側面に各研削ホイールの種類の情報を有するICタグ等を貼付することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、作業者が研削ホイールの情報を研削装置に誤入力した場合にも問題が生じる。例えば、研削ホイールの研削砥石の特性及び使用履歴等を誤入力すると、研削砥石が破損した場合、又は、研削により被加工物に損傷を与えた場合に、その原因を事後的に検証することが困難になる。
そこで、研削ホイールの情報が研削装置に誤入力されることを防止するべく、研削砥石の情報を記録できる無線ICタグ(RFIDタグとも呼ばれる場合がある)を研削ホイールの研削基台内に設けることが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000-288881号公報 特開2015-226945号公報 特開2006-51596号公報
しかしながら、研削基台の外周側面に無線ICタグ等を貼付した場合には、研削ホイールを回転させると遠心力により無線ICタグが研削基台から外れて飛散する恐れがある。また、研削基台は通常、金属材料で形成されており、金属材料の外周側面で覆われた状態で研削基台内に無線ICタグが設けられた場合、情報読出/書込装置を研削基台の外周側面に近接させても、無線ICタグとの無線信号が研削基台の金属材料により遮断されて、信号の通信ができないという問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、研削ホイールを回転させてもRFIDタグが研削基台から外れて飛散せず、且つ、研削基台に設けられたRFIDタグと情報読出/書込装置との間で無線信号のやり取りが可能である構造の研削ホイールを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、第1面側が研削装置のスピンドルに装着される環状基台と、該環状基台の該第1面とは反対側の第2面に環状に配列された研削砥石と、を有する研削ホイールであって、該環状基台の外周側面の一部に開口部を有する凹部と、該凹部内に設けられており、該研削ホイールの情報が格納されるRFIDタグと、該RFIDタグを該凹部内に封止する非導電材料と、を有し、該凹部は、該凹部の側面及び底面の少なくともいずれかに設けられ、該非導電材料の該環状基台からの剥離を防止するアンカー部を有し、該アンカー部は、該開口部の中心を通り且つ該環状基台の該外周側面に直交する中心直線と該外周側面の外側で交わる様に、該アンカー部の中心軸が傾いて配置された円柱形状の空間の一部に対応し、該アンカー部は、該凹部の該側面の一部に設けられ、且つ、該凹部の該開口部から該凹部の該底面へと向かうにつれて該中心直線から離れる向きへ傾く斜面を有する側面アンカー部を含み、該側面アンカー部の該斜面は、該中心直線を通る該アンカー部の断面において、該開口部に位置する第1端部と、該第1端部よりも該凹部の深い位置において該中心直線からの距離が該第1端部よりも大きい第2端部と、を含み、該第2端部から該第1端部までにおいて該中心直線からの距離が連続的に変化する研削ホイールが提供される。
また、本発明の一態様において、該アンカー部は、該凹部の該底面の一部を構成する底面アンカー部を含む
本発明の研削ホイールによると、環状基台の凹部は、非導電材料が環状基台から剥離することを防止するアンカー部を有するので、RFIDタグが研削基台から外れて飛散することを防止できる。また、環状基台の凹部内に設けられたRFIDタグは、非導電材料により封止されており、環状基台の外周側面において金属材料で覆われていないので、RFIDタグと情報読出/書込装置との間で無線信号のやり取りが可能である。
本発明に係る研削装置の斜視図である。 図2(A)は、本発明の第1実施形態に係るホイール基台の側面図であり、図2(B)は、図2(A)のA-A断面図である。 図3(A)は、ホイール基台の外周側面における凹部の拡大図であり、図3(B)は、図3(A)のB-B断面図であり、図3(C)は、図3(A)のC-C断面図である。 図3(B)において、非導電材料及びRFIDタグを配置した図である。 図5(A)は、本発明の第2実施形態に係るホイール基台の外周側面における凹部の拡大図であり、図5(B)は、図5(A)のD-D断面図である。 本発明の第3実施形態に係る凹部の断面図である。 図7(A)は、本発明の第4実施形態に係るホイール基台の外周側面における凹部の拡大図であり、図7(B)は、図7(A)のE-E断面図である。 図8(A)は、アンカー部の配置の第1変形例を示す図であり、図8(B)は、アンカー部の配置の第2変形例を示す図である。 図9(A)は、本発明の第5実施形態に係るホイール基台の外周側面における凹部の拡大図であり、図9(B)は、図9(A)のF-F断面図であり、図9(C)は、図9(A)のG-G断面図である。
図1は、本発明に係る研削ホイール20が装着される研削装置12の斜視図である。研削装置12は、円盤状の被加工物11を吸引保持するチャックテーブル(保持手段)14を備えている。このチャックテーブル14は、モータ等の回転機構(不図示)と連結されており、Z軸方向に概ね平行な回転軸14cの周りに回転する。
なお、本明細書の説明に用いられるX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、互いに垂直であるものとする。また、上、下、底等は、構成要素の位置を特定するための便宜的な表現に過ぎず、必ずしも重力方向と平行な方向を指すのではない点に留意されたい。
チャックテーブル14の上面は、被加工物11の表面側を吸引保持する保持面となっている。保持面には、チャックテーブル14の内部に形成された流路を通じて吸引源の負圧が作用し、被加工物11の表面側を吸引する吸引力が発生する。被加工物11は、代表的には、半導体ウェーハ、樹脂基板、セラミックス基板等であるが、その他の板状の基板等であってもよい。
被加工物11の表面側は、例えば、接着剤等を介して保護部材21に固定されている。本実施形態の被加工物11は、保護部材21を介して保持面に吸引保持されている。保護部材21は、被加工物11と略同形の円盤状に形成されている。この保護部材21としては、例えば、樹脂基板、粘着テープ等を用いることができる。
チャックテーブル14により保持された被加工物11の裏面11b側に対向するように、チャックテーブル14の上方には研削機構が配置されている。研削機構は、Z軸方向に概ね平行な回転軸20cの周りに回転するスピンドル16を備えている。このスピンドル16は、昇降機構(不図示)で昇降される。スピンドル16の下端側には、円盤状のホイールマウント18が固定されている。
ホイールマウント18の下面には、ホイールマウント18と略同径の研削ホイール20が装着されている。研削ホイール20は、アルミニウム又はステンレス鋼等の金属材料で形成された環状のホイール基台(環状基台)22を備えている。
ホイール基台22の上面(第1面)22a側が、ホイールマウント18に固定されることで、ホイール基台22はスピンドル16に装着されている。また、ホイール基台22の上面22aとは反対側の下面(第2面)22cには複数の研削砥石(砥石チップ)24が設けられている。
ホイール基台22の上面22aは、固定端面とも呼ばれ、下面22cは、自由端面とも呼ばれる。なお、自由端面には上述のように研削砥石24が設けられるので、自由端面の自由とは、端面に常に何も設けられていないという意味ではない点に留意されたい。
下面22cに設けられた各々の研削砥石24は略直方体形状を有しており、環状の下面22cの全周において、隣り合う研削砥石24同士の間に間隙が設けられる態様で環状に配列されている。
研削砥石24は、例えば、金属、セラミックス、樹脂等の結合材に、ダイヤモンド、CBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒を混合して形成される。ただし、結合材や砥粒に制限はなく、研削砥石24の仕様に応じて適宜選択できる。
研削装置12で被加工物11を研削するときには、チャックテーブル14とスピンドル16とを、それぞれ所定の方向に回転させつつ、スピンドル16を下降させ、被加工物11の裏面11b側に研削砥石24を押し当てる。これにより、被加工物11を研削加工できる。
ホイール基台22の上面22aと下面22cとをつなぐように、外周側面22bと内周側面22dとが設けられている。また、外周側面22bの一部には、凹部30が設けられている。凹部30は、例えば、ホイール基台22となる環状部材の外周側面22bの一部を所定深さまで除去することにより形成されており、外周側面22bから研削ホイール20の回転軸20c(スピンドル16と同じ回転軸)に向かって窪んだ空間である。
凹部30内には、研削ホイール20の情報が格納されるRFIDタグ40(図4にて示す)が設けられている。さらに、凹部30内には、このRFIDタグ40を凹部30内に封止する非導電材料38が設けられている。それゆえ、凹部30の外周側面22bには非導電材料38が露出している。
次に、図2(A)及び図2(B)を用いて、本発明の第1実施形態に係るホイール基台22の概要を説明し、図3(A)、図3(B)及び図3(C)を用いて、ホイール基台22における凹部30の詳細を説明する。
図2(A)は、本発明の第1実施形態に係るホイール基台22の側面図であり、図2(B)は、図2(A)のA-A断面図である。図3(A)は、ホイール基台22の外周側面22bにおける凹部30-1の拡大図であり、図3(B)は、図3(A)のB-B断面図であり、図3(C)は、図3(A)のC-C断面図である。
なお、図2(A)、図2(B)、図3(A)、図3(B)、及び図3(C)においては、凹部30内に設けられる非導電材料38及びRFIDタグ40を省略している。また、図面の見易さを考慮して、上述の図1以外の図では、ホイール基台22の下面22cに設けられる研削砥石24を省略している点に留意されたい。
ホイール基台22の外周側面22bに設けられる凹部30は、その底面30bがオーバルトラック(oval track)形状である略柱状の空間である。この凹部30の内側は、ホイール基台22の外周側面22bにおいてオーバルトラック形状の開口部34cを有する空間の主要部34となる。なお、主要部34の開口部34cは、凹部30が外周側面22bに露出する部分であるので、凹部30の開口部でもある。
主要部34は、オーバルトラック形状の上下面を有する柱状の空間であり、当該柱状の空間の側面34aは、凹部30の側面30aと概ね一致する。ただし、主要部34の側面34aと、凹部30の側面30aとが一致しない部分には、主要部34の側面34aから凹部30の外側に突出するアンカー部32が設けられている。
本実施形態では、1つの凹部30につき一対のアンカー部32が、ホイール基台22の外周側面22bの周方向において、主要部34を挟むように設けられている。一対のアンカー部32はそれぞれ、傾いた円柱形状の一部により形成される空間である。
即ち、この概略円柱形状のアンカー部32の中心軸32cは、凹部30の内側に傾いている。より具体的には、一対のアンカー部32の中心軸32cは、開口部34cの中心30cを通り外周側面22bに対して直交する直線と略平行である中心直線30eと一点で交わる(図2(B)を参照。なお、図2(B)では、図面の見易さを考慮して凹部30内の詳細な断面構造を省略している)。
アンカー部32の中心軸32cは、上述の中心直線30eと交わっており、アンカー部32の中心軸32cと中心直線30eとは、0度より大きく90度未満の角度を有する所定の鋭角を成す。本実施形態において、当該鋭角の角度は25度であるが、この角度に限定されるものではない。
また、本実施形態のアンカー部32は、より正確には、傾いた円柱形状とオーバルトラック形状の柱状の主要部34との重なり部分を、当該円柱形状から除いた空間である。それゆえ、アンカー部32は、主要部34の側面34aに隣接し、当該側面34aから凹部30の外側に突出している側面アンカー部32Aを有する。
側面アンカー部32Aは、凹部30の側面30aに設けられており、側面アンカー部32Aの斜面の一部32sは、凹部30の開口部(即ち、主要部34の開口部34c)から凹部30の底面30bへと向かうにつれて凹部30の外側へと向かう方向に傾いている。当該斜面は、円柱側面の一部である凸型の曲面であり、当該斜面の一部32sは、図3(B)において斜めの直線により示されている。
当該斜面の一部32sは、凹部30の開口部の中心30cを通り、ホイール基台22の上面22a及び下面22cに平行なB-B断面(図3(B)参照)において、開口部34cの上端部30dと、当該上端部30dよりも凹部30の深い位置において上端部30dよりも外側に突出した外側端部32dとの間に連続的に設けられる。それゆえ、中心直線30eから上端部30dまでの距離Lは、中心直線30eから外側端部32dまでの距離Lよりも小さくなる。
また、アンカー部32は、主要部34の底面34bよりも凹部30の深さ方向に突出し、凹部30の底面30bに設けられた底面アンカー部32Bを含む。図3(B)に示すように、底面アンカー部32Bは、アンカー部32において最も深い位置に設けられた底端部32eと、凹部30の底面30b及び主要部34の底面34bと同じ深さ位置に設けられ、アンカー部32において凹部30の最も内側に位置する内側端部32fとを含む。
ただし、上述の様に、アンカー部32は、主要部34の側面34aの全体を囲むように設けられてはおらず、側面34aの一部よりも凹部30の外側に突出するように設けられている。それゆえ、B-B断面とは別のC-C断面(図3(C)参照)においては、アンカー部32は存在しない。
凹部30の底面30bには、円柱状の空間であるタグ収容部36がさらに設けられている。タグ収容部36は、アンカー部32の内側端部32fよりも凹部30の内側に位置する。タグ収容部36は、主要部34の底面34bと同じ深さ位置に円形状の開口部36cを有し、主要部34の底面34bよりも研削ホイール20の回転軸20c側に突出した位置に底面36bを有する。
タグ収容部36の底面36bは、凹部30の底面30bの一部でもある。なお、本実施形態のタグ収容部36の形状は円柱形状であるが、タグ収容部36の形状は、例えば縦横が数mmであり高さが1mm程度である形状のRFIDタグ40を収容できる形状であればよく、特に円柱形状には限定されない。
本実施形態において、タグ収容部36の開口部36cの中心は、凹部30の開口部(即ち、開口部34c)の中心30cとも一致しており、ともにX軸方向と平行な中心直線30e上にある(図3(A)及び図3(B)参照)。ただし、タグ収容部36の開口部36cの中心は、凹部30の中心30cからずれていてもよい。
本実施形態においては、一対のアンカー部32から等しい距離に位置し、凹部30の開口部の縦及び横方向の中央位置を凹部30の開口部の中心30cと定めるが、中心30cの位置は、これに限定されず、主要部34、タグ収容部36及びアンカー部32における形状及び配置等に応じて適宜変更してもよい。
なお、図2(B)に示すように、本実施形態のホイール基台22は4つの凹部30を有し、各凹部30は、ホイール基台22の回転軸20cに対して線対称な位置に設けられている。各凹部30の深さ方向は、X軸方向又はY軸方向と概ね平行であり、回転軸20cを挟んで対向する凹部30-1及び凹部30-3の深さ方向がX軸方向と概ね平行であり、回転軸20cを挟んで対向する凹部30-2及び凹部30-4の深さ方向がY軸方向と概ね平行である。
本実施形態においては、4つの凹部30のうち1つの凹部30-1に非導電材料38及びRFIDタグ40を設けて、残りの3つの凹部30-2、30-3及び30-4には非導電材料38及びRFIDタグ40のいずれも設けない。それゆえ、凹部30-1の内部は、凹部30-2、30-3及び30-4の内部に比べて重くなる。
ただし、上面22aの凹部30-1近傍、又は、上面22a及び内周側面22dが交わる部分の凹部30-1近傍に、ホイール基台22となる環状部材の一部を除去した窪みを設けることで、凹部30-1近傍のホイール基台22の重量を減らす。これにより、回転軸20cに対するホイール基台22のバランスを調節し、研削ホイール20の回転を安定させることができる。
図4は、図3(B)において、非導電材料38及びRFIDタグ40を配置した図である。なお、本実施形態の非導電材料38は、紫外線硬化樹脂である。ただし、非導電材料38は、紫外線以外の可視光等の照射により硬化する光硬化性樹脂であってよく、熱により硬化する熱硬化性樹脂であってもよい。また、主剤と硬化剤とが混ぜ合わされることにより硬化する自然硬化性樹脂であってもよい。
RFIDタグ40は、タグ収容部36内に設けられている。RFIDタグ40は、アンテナとICとを含み、無線通信により情報読出/書込装置が情報を読み出すこと、及び、情報を書き込むことができるタグである。RFIDタグ40は、ICタグ、電子タグ、無線タグ、無線ICタグとも呼ばれる。RFIDタグ40は、パッシブタイプであってよく、アクティブタイプであってもよい。
なお、RFIDタグ40が格納する研削ホイール20の情報としては、研削砥石24及びホイール基台22の寸法、研削砥石24の砥石成分、研削砥石24の使用履歴、研削砥石24をドレッシングするための条件、研削ホイール20の使用制限、研削ホイール20の使用回転数、製品ロットナンバー、研削水供給用の穴の有無、オートセットアップの使用可否等がある。
RFIDタグ40を凹部30-1に封止する封止手順について簡単に説明すると、まず、タグ収容部36の底部36bにRFIDタグ40を配置する。次に、例えば、凹部30-1の深さ方向が重力方向と略平行となるように凹部30-1のオーバルトラック形状の開口部を上向きに配置した状態で、当該開口部から凹部30-1内に紫外線硬化樹脂を注入する。ただし、凹部30-1内に隙間なく紫外線硬化樹脂を充填できれば、凹部30-1の深さ方向と重力方向とが完全に平行でなくてもよい。
硬化前の紫外線硬化樹脂は流動性を有するので、紫外線硬化樹脂は、アンカー部32を含む凹部30-1の全体に行き渡る。なお、図4において、本実施形態のRFIDタグ40は、タグ収容部36の底面36bと側面とに接するように配置されているが、図4の紙面奥行き方向又は手前方向において、タグ収容部36の側面とRFIDタグ40との間に隙間があり、紫外線硬化樹脂はこの隙間も埋めることができる。
紫外線硬化樹脂は、底面アンカー部32B及びタグ収容部36が位置する凹部30-1の底面30b側から、側面アンカー部32A及び主要部34が位置する凹部30-1の開口部(即ち、主要部34の開口部34c)側に向けて、徐々に埋まる。
本実施形態においては、底面アンカー部32Bの内側端部32fから底端部32eまでにおいて、凹部30-1の中心直線30eからの距離が連続的に変化する。また、底面アンカー部32Bの底端部32eから側面アンカー部32Aの外側端部32dまで、及び、側面アンカー部32Aの外側端部32dから上端部30dまでにおいても、凹部30-1の中心直線30eからの距離が連続的に変化する。
それゆえ、まず、底面アンカー部32B及びタグ収容部36が樹脂で埋められ、次に、側面アンカー部32A及び主要部34も樹脂で徐々に埋められるので、樹脂で埋められていない空間(即ち、ボイド(void)又は気泡)がアンカー部32に残ることを抑制又は防止できる。ボイド(void)又は気泡の残留を抑制又は防止することで、非導電材料38とホイール基台22との接着力を向上させることができる。
紫外線硬化樹脂の注入後に、凹部30-1の開口部に向けて紫外線を照射して樹脂を硬化させることにより非導電材料38を固める。紫外線硬化樹脂を用いることで、数秒間の紫外線照射により樹脂を硬化できる。これにより、非導電材料38及びRFIDタグ40は、ホイール基台22内の凹部30-1において固定される。
このように、凹部30-1においては、RFIDタグ40が、ホイール基台22の外周側面22bにおいて非導電材料38により封止されており、ホイール基台22の外周側面22bにおいて金属材料で覆われていないので、金属材料により電磁波がシールドされることなく、RFIDタグ40と情報読出/書込装置との間で無線信号のやり取りが可能である。
また、凹部30-2のタグ収容部36の底部36bにバランス部材を配置して、凹部30-2内に樹脂を注入し、その後、紫外線を照射する。凹部30-3及び30-4にもいても、同様の手順を実行する。
上述のように、凹部30は、凹部30の所定の深さ位置において凹部30の開口部よりも外側に突出しているアンカー部32を有するので、非導電材料38のホイール基台22からの剥離を防止できる。それゆえ、RFIDタグ40又はバランス部材がホイール基台22から外れて飛散することを防止できる。
なお、本実施形態のRFIDタグ40は、タグ収容部36の底面36bと側面とに少なくとも部分的に接して固定されるので、仮に、非導電材料38が剥離した場合であっても、RFIDタグ40が外れて飛散する可能性を低減できる。つまり、アンカー部32、非導電材料38、及びタグ収容部36を一体的に備えることにより、タグ収容部36を設けない場合に比べて、より効果的にRFIDタグ40の飛散を防止できる。
なお、タグ収容部36の周囲に位置する凹部30の底面30bには、凹部30の深さ方向に突出する溝がさらに設けられてもよい。当該溝は、例えば、タグ収容部36の周囲を囲むように離散的又は連続的に設けられる。これにより、ホイール基台22と非導電材料38との接触面積をさらに増加させることができるので、ホイール基台22と非導電材料38との接着力を向上させることができる。
図5(A)は、本発明の第2実施形態に係る、ホイール基台22の外周側面22bにおける凹部30-1の拡大図である。図5(B)は、図5(A)のD-D断面図である。D-D断面は、凹部30-1の開口部の中心30cを通り、ホイール基台22の上面22a及び下面22cに平行な断面である。
第2実施形態のアンカー部32は、凹部30の側面30aのみに設けられており、底面30bには設けられていない。第2実施形態のアンカー部32は、側面30aに設けられた複数の三角柱状の溝で構成された噛合い部であり、当該三角柱状の溝の高さ方向は、ホイール基台22の高さ方向(即ち、上面22aから下面22cに向かう方向)と略平行である。
また、複数の溝は、凹部30の深さ方向において配列されている。つまり、アンカー部32は、凹部30の深さ方向において交互に配置された山32a及び谷32bを含む凹凸を有している。
なお、山32aは、噛合い部を構成する凸部であり、図5(B)において主要部34の側面34aに一致する。山32aは、凹部30の中心30cを通る中心直線30eと直交する方向において、当該中心直線30eから相対的に近くに位置する。これに対して、谷32bは、噛合い部を構成する凹部であり、中心直線30eと直交する方向において、当該中心直線30eから相対的に遠くに位置する。
このように、第2実施形態においては、山32aから谷32bに至る斜面の一部32sが、凹部30の開口部(即ち、主要部34の開口部34c)から凹部30の底面30bへと向かうにつれて凹部30の外側へと向かう方向に傾いており、また、凹部30の深さ方向において当該斜面の一部32sは離散的に配列されている。
第2実施形態においては、谷32bがホイール基台22の外周側面22bに位置しないように、噛合い部は構成されており、ホイール基台22の外周側面22bには、噛合い部の山32aが配置されている。ただし、外周側面22bには、必ずしも山32aが設けられなくてもよく、山32aと谷32bとの間の部分が設けられてもよい。
このような噛合い部の構成により、中心直線30eと直交する方向において、外周側面22bにおける凹部30の上端部30d(山32a)から中心直線30eまでの距離Lは、中心直線30eから最も離れた噛合い部の谷32bまでの距離Lよりも小さくなる。従って、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の有利な効果を得ることができる。
なお、第2実施形態のアンカー部32は複数の三角柱状の溝で構成された噛合い部であるが、変形例において、アンカー部32は、複数のピラミッド状(四角錐状)の溝がホイール基台22の高さ方向及び凹部30の深さ方向に配列された噛合い部であってもよい。
当該変形例におけるアンカー部32は、ホイール基台22の高さ方向及び凹部30の深さ方向において交互に配置された山32a及び谷32bを含む凹凸を有する。ただし、当該変形例においても、ホイール基台22の外周側面22bには谷32bではなく山32aが位置する。これにより、上述の距離Lを距離Lよりも小さくできる。
図6は、本発明の第3実施形態に係る凹部30-1の断面図である。図6は、図3(B)のB-B断面図に対応する断面図である。第3実施形態の凹部30は、タグ収容部36を有さず、凹部30の底面30bに接してRFIDタグ40が設けられる。第3実施形態は、係る点で第1実施形態と異なるが、他の点は第1実施形態と同じである。
第3実施形態においても第1実施形態と同様の有利な効果を得ることができるが、第3実施形態においてはタグ収容部36が設けられていないので、当業者であれば、非導電材料38及びRFIDタグ40の剥離・飛散の防止効果は、第1実施形態の方が第3実施形態よりも高いことは合理的に理解できるであろう。
図7(A)は、本発明の第4実施形態に係るホイール基台22の外周側面22bにおける凹部30-1の拡大図であり、図7(B)は、図7(A)のE-E断面図である。E-E断面は、凹部30-1の開口部の中心30c及びアンカー部32を通り、ホイール基台22の高さ方向に平行な断面である。
図7(A)、図7(B)、図8(A)、及び図8(B)に示すアンカー部32は、第1実施形態と同様に、中心軸32cが凹部30の中心30c側に傾いた円柱形状の一部である。図7(A)及び図7(B)に示す第4実施形態においては、一対のアンカー部32が、ホイール基台22の外周側面22bの周方向ではなくホイール基台22の高さ方向において、主要部34を外側から挟むように設けられている。
当該第4実施形態においても、凹部30の中心直線30eから上端部30dまでの距離LA1は、凹部30の中心直線30eから外側端部32dまでの距離LB1よりも小さくなる。第4実施形態においても、第1実施形態と同等の有利な効果を奏することができる。
図8(A)は、アンカー部32の配置の第1変形例を示す図である。図8(A)においては、一対のアンカー部32が、ホイール基台22の外周側面22bの周方向において外側から主要部34を挟むように設けられ、且つ、さらにもう一対のアンカー部32が、ホイール基台22の高さ方向において外側から主要部34を挟むように設けられている。
図8(B)は、アンカー部32の配置の第2変形例を示す図である。図8(B)においては、側面アンカー部32Aがホイール基台22の上面22aと平行な主要部34の側面34aに接するように1つのアンカー部32が設けられ、側面アンカー部32Aがホイール基台22の下面22cと平行な主要部34の側面34aに接するように2つのアンカー部32が設けられている。
ただし、当該1つのアンカー部32は、凹部30の中心30cを通りホイール基台22の回転軸20cと平行な直線(図8(A)及び図8(B)において破線で示す)に対して線対称に設けられており、当該2つのアンカー部32も、当該直線に対して線対称に設けられている。
図8(A)及び図8(B)に示す変形例においても、距離LA2は距離LB2よりも小さくなり、距離LA3は距離LB3よりも小さくなる。それゆえ、図8(A)及び図8(B)に示す変形例においても、第1実施形態と同等の有利な効果を奏することができる。
なお、上述の第1から第4実施形態及びこれらの種々の変形例において、凹部30の外周側面22bにおける開口の形状はオーバルトラック形状であるが、開口の形状はこれに限定されず、円形状としてもよい。例えば、研削ホイール20の回転軸20cに対して線対称に設けられた4つの凹部30のうち、対向する一組の凹部30の開口の形状をオーバルトラック形状とし、残りの一組の凹部30の開口の形状を円形状としてもよい。
また、更なる変形例において、アンカー部32は、凹部30内の側面30aには設けられず、底面30bにのみ設けられてもよい。つまり、アンカー部32は、主要部34の底面34bよりも凹部30の深さ方向に突出した底面アンカー部32Bのみを有してもよい。
底面30bのみにアンカー部32を有する当該変形例においても、第1実施形態と同様の有利な効果を得ることができるが、非導電材料38及びRFIDタグ40の剥離・飛散の防止効果は、凹部30の側面30a及び底面30bの両方にアンカー部32を設ける第1実施形態の方が底面30bのみに設ける場合に比べてより高いことは、当業者であれば合理的に理解できる。
図9(A)は、本発明の第5実施形態に係るホイール基台22の外周側面22bにおける凹部30-1の拡大図であり、図9(B)は、図9(A)のF-F断面図であり、図9(C)は、図9(A)のG-G断面図である。
なお、図9(A)、図9(B)及び図9(C)では、図3(A)、図3(B)及び図3(C)と同様に、凹部30-1内に設けられる非導電材料38及びRFIDタグ40を省略している。
第5実施形態の凹部30-1の主要部34は、その底面30bがオーバルトラック形状ではなく円形状である。つまり、第5実施形態の主要部34は、略円柱状の空間である。係る点が、第1実施形態と異なるが、他の点は第1実施形態と同じであり、本実施形態においても、第1実施形態と同様の有利な効果を得ることができる。
なお、本実施形態と、上述の第2から第4実施形態及びこれらの種々の変形例とを組み合わせてもよい。その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11b 裏面
12 研削装置
14 チャックテーブル(保持手段)
14c 回転軸
16 スピンドル
18 ホイールマウント
20 研削ホイール
20c 回転軸
21 保護部材
22 ホイール基台(環状基台)
22a 上面(第1面)
22b 外周側面
22c 下面(第2面)
22d 内周側面
24 研削砥石(砥石チップ)
30,30-1,30-2,30-3,30-4 凹部
30a 側面
30b 底面
30c 中心
30d 上端部
30e 中心直線
32 アンカー部
32A 側面アンカー部
32B 底面アンカー部
32a 山
32b 谷
32c 中心軸
32d 外側端部
32e 底端部
32f 内側端部
32s 斜面の一部
34 主要部
34a 側面
34b 底面
34c 開口部
36 タグ収容部
36b 底面
36c 開口部
38 非導電材料
40 RFIDタグ

Claims (2)

  1. 第1面側が研削装置のスピンドルに装着される環状基台と、該環状基台の該第1面とは反対側の第2面に環状に配列された研削砥石と、を有する研削ホイールであって、
    該環状基台の外周側面の一部に開口部を有する凹部と、
    該凹部内に設けられており、該研削ホイールの情報が格納されるRFIDタグと、
    該RFIDタグを該凹部内に封止する非導電材料と、
    を有し、
    該凹部は、該凹部の側面及び底面の少なくともいずれかに設けられ、該非導電材料の該環状基台からの剥離を防止するアンカー部を有し、
    該アンカー部は、該開口部の中心を通り且つ該環状基台の該外周側面に直交する中心直線と該外周側面の外側で交わる様に、該アンカー部の中心軸が傾いて配置された円柱形状の空間の一部に対応し、
    該アンカー部は、該凹部の該側面の一部に設けられ、且つ、該凹部の該開口部から該凹部の該底面へと向かうにつれて該中心直線から離れる向きへ傾く斜面を有する側面アンカー部を含み、
    該側面アンカー部の該斜面は、該中心直線を通る該アンカー部の断面において、該開口部に位置する第1端部と、該第1端部よりも該凹部の深い位置において該中心直線からの距離が該第1端部よりも大きい第2端部と、を含み、該第2端部から該第1端部までにおいて該中心直線からの距離が連続的に変化することを特徴とする研削ホイール。
  2. 該アンカー部は、該凹部の該底面を構成する底面アンカー部を含むことを特徴とする請求項1に記載の研削ホイール。
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