JP7074993B2 - 通知制御プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通知制御プログラム及び情報処理装置関する。
例えば、利用者に対してサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、サービスの提供を行うための業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。具体的に、事業者は、利用者が行う必要がある作業(例えば、今日中に行う必要がある家事、提出日までに行う必要がある宿題、決められた時間に行う必要がある野菜植物の手入れ等)の実施を促すためのメッセージを送信する業務システムの構築を行う。
このような業務システムでは、例えば、予め定められたタイミングになった場合、利用者に対して必要なメッセージの送信を行う。そして、業務システムでは、例えば、送信したメッセージに対応する作業を利用者が実施したか否かについての情報の管理を行う(例えば、特許文献1乃至5参照)。
特開2015-049825号公報 国際公開第2014/136451号 特表2012-503822号公報 特開2004-310377号公報 特開2003-034436号公報
上記のような業務システムでは、例えば、利用者が実施する必要がある各作業を示す情報(利用者によって予め登録された情報)を参照し、利用者がまだ行っていない作業の実施を促すメッセージの送信を行う。
しかしながら、上記のようなメッセージの送信は、例えば、利用者の現在の状態を反映することなく行われる場合がある。そのため、利用者は、業務システムからのメッセージを受信した場合であっても、受信したメッセージに対応する作業を行うことが困難である場合がある。
そこで、一つの側面では、メッセージによる作業実施の実効性を高めることを可能とする通知制御プログラム及び情報処理装置提供することを目的とする。
実施の形態の一つの態様によれば、センサデータを取得し、取得した前記センサデータに基づき、人物の状態の判定を行い、前記状態の判定から前記状態に応じた時間の経過後に、前記人物に作業の実施を促すメッセージを通知する指示を出力する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、メッセージによる作業実施の実効性を高めることを可能とする。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。 図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図3は、情報処理装置1の機能ブロック図である。 図4は、第1の実施の形態における通知制御処理の概略を説明するフローチャートである。 図5は、第1の実施の形態における通知制御処理の概略を説明する図である。 図6は、第1の実施の形態における通知制御処理の概略を説明する図である。 図7は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図8は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図9は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図10は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図11は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図12は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図13は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図14は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図15は、端末装置5から受信したスケジュールの具体例を説明する図である。 図16は、スケジュール情報133の具体例を説明する図である。 図17は、行動情報134の具体例を説明する図である。 図18は、スケジュール情報133の具体例を説明する図である。 図19は、有価値情報136の具体例を説明する図である。 図20は、人物関連情報137の具体例を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。図1に示す情報処理システム10は、情報処理装置1と、センサ4a、4b及び4cと、端末装置5a及び5bとを含む。以下、センサ4a、4b及び4cを総称してセンサ4とも呼び、端末装置5a及び5bを総称して端末装置5とも呼ぶ。
センサ4a及び4bは、例えば、利用者(以下、人物とも呼ぶ)の住居の照明が点灯しているか否かの判定を行うセンサである。また、センサ4cは、例えば、利用者の住居のテレビの電源が入っているか否かの判定を行うセンサである。そして、センサ4a及び4bは、例えば、定期的な間隔において、照明が点灯しているか否かを示す情報を情報処理装置1に送信する。また、センサ4cは、例えば、定期的な間隔において、テレビの電源が入っているか否かを示す情報を情報処理装置1に送信する。以下、照明が点灯しているか否かを示す情報やテレビの電源が入っているか否かを示す情報を総称してセンサデータとも呼ぶ。
端末装置5a及び5bは、例えば、利用者が使用するスマートフォンやウェアラブル端末である。端末装置5a及び5bは、情報処理装置1から送信された情報(例えば、作業の実施を促すメッセージ)を受信する。
情報処理装置1は、例えば、利用者に対して作業の実施を促すメッセージの送信を行う。具体的に、情報処理装置1は、センサ4からセンサデータを取得し、取得したセンサデータに基づいて利用者の状態の判定を行う。そして、情報処理装置1は、例えば、状態の判定を行ったタイミングから、判定した状態に応じた時間が経過した後に、作業の実施を促すメッセージの通知指示を端末装置5に対して出力する。
すなわち、情報処理装置1は、センサ4によって取得されたセンサデータから利用者の現在の状態を判定し、判定した状態に応じて利用者に対するメッセージの送信タイミングを決定する。
これにより、情報処理装置1は、利用者がメッセージに対応する作業を実施することが可能であると判断できるタイミングにおいて、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者がメッセージに対応する作業を実施する可能性を高めることが可能になる。また、情報処理装置1は、利用者に対して心理的な負担を極力与えることなく、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明する。図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図2に示すように、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体(ハードディスク)104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、利用者に対するメッセージの通知を制御する処理(以下、通知制御処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110(以下、通知制御プログラム110とも呼ぶ)を記憶する。
CPU101は、図2に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して通知制御処理を行う。
記憶媒体104は、例えば、通知制御処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。
また、外部インターフェース103(I/Oユニット103)は、センサ4及び端末装置5との通信を行う。
[情報処理システムのソフトウエア構成]
次に、情報処理システム10のソフトウエア構成について説明する。図3は、情報処理装置1の機能ブロック図である。
CPU101は、図3に示すように、プログラム110と協働することにより、データ取得部111と、情報管理部112と、状態判定部113と、指示出力部114と、実施判定部115として動作する。
また、情報格納領域130には、図3に示すように、センサデータ131と、端末データ132と、スケジュール情報133と、行動情報134と、カウンタ値135と、有価値情報136と、人物関連情報137とが記憶される。
データ取得部111は、センサ4からセンサデータ131を取得する。そして、情報管理部112は、データ取得部111が取得したセンサデータ131を情報格納領域130に記憶する。
状態判定部113は、例えば、データ取得部111が取得したセンサデータ131に基づいて利用者の現在の状態を判定する。
指示出力部114は、例えば、状態判定部113が利用者の状態の判定を行ったタイミングから、状態判定部113が判定した状態に応じた時間の経過後に、作業の実施を促すメッセージを通知する指示を出力する。
実施判定部115は、作業の実施の促すメッセージの通知を受けた利用者が作業を実施したか否かの判定を行う。具体的に、実施判定部115は、例えば、利用者が端末装置5を介して作業が完了したことを示す情報を情報処理装置1に送信した場合に、利用者が作業を実施したと判定する。
なお、端末データ132、スケジュール情報133、行動情報134、カウンタ値135、有価値情報136及び人物関連情報137の説明については後述する。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図4は、第1の実施の形態における通知制御処理の概略を説明するフローチャートである。また、図5及び図6は、第1の実施の形態における通知制御処理の概略を説明する図である。図5及び図6を参照しながら、図4の第1の実施の形態における通知制御処理の説明を行う。
[通知制御処理の概略]
情報処理装置1は、図4に示すように、状態判定タイミングになるまで待機する(S11のNO)。状態判定タイミングは、例えば、10分間隔等の定期的なタイミングであってよい。
そして、状態判定タイミングになった場合(S11のYES)、情報処理装置1は、図5に示すように、センサデータ131を取得する(S12)。
具体的に、情報処理装置1は、例えば、状態判定タイミングになったことに応じて、センサ4から新たなセンサデータ131(現在の利用者の状態に対応するセンサデータ131)の取得を行うものであってもよい。また、情報処理装置1は、例えば、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131のうち、センサ4において取得されたタイミングが最も新しいセンサデータ131の取得を行うものであってもよい。
続いて、情報処理装置1は、図5に示すように、S12の処理で取得したセンサデータ131に基づき、利用者の状態の判定を行う(S13)。
具体的に、情報処理装置1は、例えば、利用者の予定が設定された情報であるスケジュール情報133を参照し、現在の時刻が空き時間(スケジュール情報133において予定が特にない時間)に含まれているか否かを判定する。そして、現在の時刻が空き時間に含まれていると判定した場合、情報処理装置1は、例えば、S12の処理で取得したセンサデータ131を参照し、利用者が何かを集中して行っていない状態であるか否かの判定を行う。その結果、利用者が何かを集中して行っていない状態であると判定した場合、情報処理装置1は、現在の利用者の状態が作業を実施することができる状態であると判定し、利用者に対して作業の実施を促すメッセージの通知を行うことを決定する。また、情報処理装置1は、この場合、スケジュール情報133を参照し、現在の時刻から次の予定が設定されている時刻までの空き時間を算出する。
その後、情報処理装置1は、図6に示すように、S13の処理で判定した状態に応じた時間が経過するまで待機する(S14のNO)。具体的に、情報処理装置1は、例えば、現在の時刻から次の予定が設定されている時刻までの空き時間に応じた時間が経過するまで待機する。
そして、S13の処理で判定した状態に応じた時間が経過した場合(S14のYES)、情報処理装置1は、図6に示すように、利用者に作業の実施を促すメッセージを通知する指示を出力する(S15)。
すなわち、情報処理装置1は、センサ4によって取得されたセンサデータ131から利用者の現在の状態を判定し、判定した状態に応じて利用者に対するメッセージの送信タイミングの決定を行う。
これにより、情報処理装置1は、利用者がメッセージに対応する作業を実施することが可能であると判断できるタイミングにおいて、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者がメッセージに対応する作業を実施する可能性を高めることが可能になる。また、情報処理装置1は、利用者に対して心理的な負担を極力与えることなく、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図7から図14は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図15から図20は、第1の実施の形態における通知制御処理の詳細を説明する図である。図15から図20を参照しながら、図7から図14に示す通知制御処理を説明する。
[データ蓄積処理]
初めに、情報処理装置1における通知制御処理の事前処理のうち、センサデータ131等を蓄積する処理(以下、データ蓄積処理とも呼ぶ)について説明を行う。図7は、データ蓄積処理を説明するフローチャートである。
情報処理装置1のデータ取得部111は、図7に示すように、センサ4から送信されたセンサデータ131、または、端末装置5から送信された端末データ132を受信するまで待機する(S101のNO)。端末データ132は、例えば、端末装置5上で動作するアプリケーションの利用者による使用状況を示す情報であってよい。また、端末データ132は、例えば、利用者や端末装置5上で動作する他のアプリケーションによって更新された利用者のスケジュールであってよい。
そして、センサデータ131または端末データ132を受信した場合(S101のYES)、情報処理装置1の情報管理部112は、S101の処理で受信したセンサデータ131または端末データ132を情報格納領域130に記憶する(S102)。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131または端末データ132を参照することで、利用者の状態の判定を行うことが可能になる。
[スケジュール生成処理]
次に、情報処理装置1における通知制御処理の事前処理のうち、スケジュール情報133の生成を行う処理(以下、スケジュール生成処理とも呼ぶ)について説明を行う。図8は、スケジュール生成処理を説明するフローチャートである。
データ取得部111は、図8に示すように、利用者のスケジュールを含む端末データ132を端末装置5から受信するまで待機する(S111のNO)。
そして、スケジュールを含む端末データ132を受信した場合(S111のYES)、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131を参照し、利用者が定常的に行っている行動(以下、定常的な行動とも呼ぶ)を特定する(S112)。
具体的に、情報管理部112は、例えば、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131を参照し、過去3ヶ月間における同じ曜日かつ同じ時間において所定以上の確率(例えば、70(%)以上の確率)で行っている行動を特定する。
続いて、情報管理部112は、S111の処理で受信した端末データ132に含まれるスケジュールに対し、S112の処理で特定した行動に対応する予定を追加することによってスケジュール情報133を生成する(S113)。そして、情報管理部112は、S113の処理で生成されたスケジュール情報133を情報格納領域130に記憶する(S114)。
すなわち、利用者が定常的な行動を行っていた時間帯は、利用者が何かに集中している時間帯であると判断できる。そのため、情報管理部112は、過去に利用者が定常的な行動を行っていた時間帯を、今後も利用者が作業を実施することができない時間帯であると判定する。そして、情報管理部112は、利用者の定常的な行動に対応する予定をスケジュール情報133に追加する。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、利用者が定常的な行動を行っている時間帯に、作業の実施を促すメッセージが送信されることを抑制することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者が作業を実施する可能性が低いタイミングにおいてメッセージの送信が行われることを防止することが可能になる。以下、S111の処理で受信したスケジュール及びS113の処理で生成したスケジュール情報133の具体例について説明を行う。
[スケジュールの具体例]
初めに、端末装置5から受信したスケジュールの具体例について説明を行う。なお、以下、スケジュール及びスケジュール情報133が、利用者ごとであって日付ごとに生成されるものとして説明を行う。また、以下、図15等においては、5月31日(水)に対応するスケジュール及びスケジュール情報133についての説明を行う。
図15は、端末装置5から受信したスケジュールの具体例を説明する図である。図15に示すスケジュールは、1時間ごとの時間が設定される「時間」と、利用者の予定が設定される「スケジュール内容」と、「スケジュール内容」に設定された予定に対応する関連情報が設定される「備考」とを項目として有する。
具体的に、図15に示すスケジュールにおいて、「時間」に「8:00」から「17:00」までのいずれかが設定された情報のそれぞれには、「スケジュール内容」として「仕事」が設定されている。また、図15に示すスケジュールにおいて、「時間」に「18:00」が設定された情報には、「スケジュール内容」として「英会話」が設定されており、「備考」として「AAA英会話(横浜教室)」が設定されている。
なお、端末装置5から送信されるスケジュールには、利用者が端末装置5において手動で設定した予定のみでなく、端末装置5上で動作する他のアプリケーションによって自動的に設定された予定が含まれるものであってよい。
[スケジュール情報の具体例(1)]
次に、スケジュール情報133の具体例について説明を行う。
図16及び図18は、スケジュール情報133の具体例を説明する図である。図16等に示すスケジュール情報133は、図15で説明したスケジュールと同じ項目を有している。
具体的に、図16に示すスケジュール情報133は、図15で説明したスケジュールに対し、「時間」が「20:00」である情報の「スケジュール内容」に「テレビ」が設定されている。すなわち、図16に示すスケジュール情報133は、例えば、利用者が毎週水曜日の20時から21時の間にテレビを見ていた確率が、過去3ヶ月間において所定の確率以上であったことを示している。
また、図16に示すスケジュール情報133は、図15で説明したスケジュールに対し、「時間」が「23:00」である情報の「スケジュール内容」に「消灯」が設定されている。すなわち、図16に示すスケジュール情報133は、例えば、毎週水曜日における利用者の消灯時間が23時から0時の間であった確率が、過去3ヶ月間において所定の確率以上であったことを示している。
これにより、情報処理装置1は、後述するように、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照することで、作業の実施を促すメッセージを利用者に送信するタイミングの決定を行うことが可能になる。
[通知制御処理の詳細]
次に、情報処理装置1における通知制御処理の詳細について説明を行う。図9から図12は、通知制御処理の詳細について説明するフローチャートである。
情報処理装置1の状態判定部113は、図9に示すように、状態判定タイミングになるまで待機する(S21のNO)。
そして、状態判定タイミングになった場合(S21のYES)、状態判定部113は、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131を参照し、利用者の部屋の照明が点いているか否かの判定を行う(S22)。
具体的に、状態判定部113は、例えば、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131のうち、センサ4a及び4bから送信されたセンサデータ131を参照し、利用者の部屋の照明が点いているか否かの判定を行う。そして、利用者の部屋の照明が点いていると判定した場合、状態判定部113は、利用者が在宅であると判定し、利用者の状態の判定を開始する。
その結果、利用者の部屋の照明が点いていないと判定した場合(S23のNO)、状態判定部113は、通知制御処理を終了する。そして、状態判定部113は、次の状態判定タイミングまで待機する(S21のNO)。すなわち、状態判定部113は、この場合、利用者が在宅でないため、利用者の状態が作業を実施することができる状態ではないと判定し、通知制御処理を終了する。
一方、利用者の部屋の照明が点いていると判定した場合(S23のYES)、状態判定部113は、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照し、予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれるか否かの判定を行う(S24)。
その結果、予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれていないと判定した場合(S25のNO)、状態判定部113は、通知制御処理を終了する。すなわち、状態判定部113は、この場合、利用者が在宅であるが、利用者の状態が作業を実施することができる状態ではないと判定し、通知制御処理を終了する。
一方、予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれると判定した場合(S25のYES)、状態判定部113は、図10に示すように、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131、端末データ132及び行動情報134を参照し、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っているか否かを判定する(S31)。行動情報134は、利用者が集中して何かを行っていない状態にあると判定することが可能な利用者の行動を示す情報である。以下、行動情報134の具体例について説明を行う。
[行動情報の具体例]
図17は、行動情報134の具体例を説明する図である。図17に示す行動情報134は、行動情報134に含まれる各情報を識別する「項番」と、利用者による行動の内容が設定される「行動の内容」とを項目として有する。
具体的に、図17に示す行動情報134において、「項番」が「1」である情報の「行動の内容」には、「5分以内にテレビのチャンネル切り換えを3回以上行っている。」が設定されており、「項番」が「2」である情報の「行動の内容」には、「テレビの同じチャンネルを2時間以上見続けている。」が設定されている。図17に含まれる他の情報についての説明は省略する。
すなわち、行動情報134には、利用者が何かを集中して行っていない状態にあると判定できる行動を示す情報が設定されている。そして、状態判定部113は、利用者が何かを集中して行っていない状態を、利用者が作業を実施することができる状態と判定することが可能である。そのため、状態判定部113は、情報格納領域130に記憶されたセンサデータ131及び端末データ132を参照し、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っているか否かの判定を行うことによって、利用者が作業を実施することができる状態にあるか否かの判定を行う。
図10に戻り、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っていないと判定した場合(S32のNO)、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133において、現在の時刻から次の状態判定タイミングまでの時間に対応する予定に「余暇」を設定する(S33)。その後、状態判定部113は、通知制御処理を終了する。
すなわち、利用者が在宅中であって、行動情報134に含まれる行動を行っていない場合とは、利用者が何かを集中して行っている状態にある場合である。そのため、状態判定部113は、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っていないと判定した場合、現在の時刻が利作業の実施を促すメッセージを送信すべきでない時間(以下、この時間を余暇とも呼ぶ)であると判定する。これにより、情報処理装置1は、利用者が作業を実施する可能性が低いタイミングにおいてメッセージの送信が行われることを防止することが可能になる。
また、情報管理部112は、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っていないと判定した場合、例えば、現在の時刻から次の状態判定タイミングまでの時間が余暇であることを示す情報(以下、単に余暇情報とも呼ぶ)をスケジュール情報133に追加する。これにより、情報処理装置1は、後述するように、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照することで、利用者の現在までの余暇の累積時間を算出することが可能になる。以下、余暇情報が追加されたスケジュール情報133について説明を行う。
[スケジュール情報の具体例(2)]
図18は、余暇情報が追加されたスケジュール情報133の具体例を説明する図である。
図16で説明したスケジュール情報133において、「時間」が「19:00」である情報の「スケジュール内容」には、予定が設定されていない。そのため、状態判定部113は、例えば、19時に行われた通知制御処理において、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っていないと判定した場合、図18に示すように、「時間」が「19:00」である情報の「スケジュール内容」に「余暇」を設定する。
これにより、情報処理装置1は、利用者が過ごした余暇に関する情報をスケジュール情報133に追加することが可能になる。
一方、S32の処理において、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っていると判定した場合(S32のYES)、情報管理部112は、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照し、現在の時刻から次の予定が開始する時刻までの空き時間を算出する(S34)。
具体的に、図18で説明したスケジュール情報133において、「時間」が「21:00」及び「22:00」である情報の「スケジュール内容」には予定が設定されていない。一方、図18で説明したスケジュール情報133において、「時間」が「23:00」である情報の「スケジュール情報」には「消灯」が設定されている。そのため、情報管理部112は、例えば、21時に行われた通知制御処理において、図18で説明したスケジュール情報133を参照した場合、21時から23時までの2時間を空き時間として算出する。
その後、情報処理装置1の指示出力部114は、図11に示すように、S34の処理で算出した空き時間が1時間30分以上であると判定した場合(S35のYES、S41のYES、S42のYES)、S32の処理が行われたタイミングから第2時間(例えば、30分)が経過するまで待機する(S43)。また、指示出力部114は、S34の処理で算出した空き時間が1時間以上であって1時間30分未満であると判定した場合(S35のYES、S41のYES、S42のNO)、S32の処理が行われたタイミングから第1時間(例えば、15分)が経過するまで待機する(S44)。
一方、指示出力部114は、S34の処理で算出した空き時間が30分以上であって1時間未満であると判定した場合(S35のYES、S41のNO)、S43またはS44の処理を行わない。また、指示出力部114は、S34の処理で算出した空き時間が30分未満であると判定した場合(S35のNO)、通知制御処理を終了する。
すなわち、指示出力部114は、指示出力部114は、S34の処理で算出された空き時間の長さに応じて、作業の実施を促すメッセージを送信するまでの待機時間の長さを決定する。また、指示出力部114は、利用者が行動情報134に含まれる行動を行っている場合であっても、S34の処理で算出した空き時間が短い場合、利用者に対して作業の実施を促すメッセージの送信を行わないことを決定する。
これにより、情報処理装置1は、利用者に対して心理的な負担を極力与えることなく、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。
そして、S43またはS44の処理が行われた後、指示出力部114は、図12に示すように、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照し、「仕事」及び「余暇」以外の予定と、「余暇」との現在までの累計時間を算出する(S51)。
具体的に、図18で説明したスケジュール情報133の「スケジュール内容」には、「仕事」及び「余暇」以外の予定または「余暇」として、「時間」に「18:00」が設定された情報の「スケジュール内容」に設定された「英会話」と、「時間」に「19:00」が設定された情報の「スケジュール内容」に設定された「余暇」と、「時間」に「20:00」が設定された情報の「スケジュール内容」に設定された「テレビ」とが設定されている。そのため、指示出力部114は、例えば、21時に行われた通知制御処理において、図18で説明したスケジュール情報133を参照した場合、累積時間として3時間を算出する。
続いて、指示出力部114は、例えば、S51の処理で算出した累積時間が1時間以上であるか否かを判定する(S52)。
その結果、累積時間が1時間以上であると判定した場合(S52のYES)、指示出力部114は、利用者に対して第1メッセージを通知する指示の出力を行う(S53)。第1メッセージは、例えば、利用者に対して作業の実施を促すメッセージのうち、表現が厳しいメッセージである。一方、累積時間が1時間未満であると判定した場合(S52のNO)、指示出力部114は、利用者に対して第2メッセージを通知する指示の出力を行う(S54)。第2メッセージは、利用者に対して作業の実施を促すメッセージのうち、表現が柔らかいメッセージである。具体的に、指示出力部114は、例えば、端末装置5に対して、第1メッセージまたは第2メッセージを通知する指示を行う。
すなわち、指示出力部114は、例えば、利用者の現在までの累積時間が1時間以上である場合、利用者の心理状態に余裕がある可能性が高いと判定する。そのため、指示出力部114は、この場合、利用者に対して、厳しい表現を用いたメッセージを通知する指示の出力を行う。一方、指示出力部114は、例えば、利用者の現在までの累積時間が1時間未満である場合、利用者の心理状態に余裕がない可能性が高いと判定する。そのため、指示出力部114は、この場合、利用者に対して、柔らかい表現を用いたメッセージを通知する指示の出力を行う。
これにより、情報処理装置1は、利用者の現在の状態(心理状態)に基づいた表現のメッセージの通知を行うことが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者に対して心理的な負担を極力与えることなく、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。
なお、指示出力部114は、S51の処理において、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照し、「仕事」及び「余暇」以外の予定に対応する時間のそれぞれと、「余暇」に対応する時間のそれぞれとを、情報格納領域130に記憶されたカウンタ値135(初期値が0である値)に加算するものであってよい。そして、指示出力部114は、S52の処理において、情報格納領域130に記憶されたカウンタ値135を参照し、S51の処理で算出した累積時間が1時間以上であるか否かの判定を行うものであってよい。
[実施判定処理]
次に、情報処理装置1における通知制御処理の事後処理のうち、利用者が作業を実施したか否かの判定を行う処理(以下、実施判定処理とも呼ぶ)について説明を行う。図13及び図14は、実施判定処理を説明するフローチャートである。
情報処理装置1の実施判定部115は、通知制御処理において利用者に送信したメッセージに対応する作業の実施が完了するまで待機する(S61のNO)。
具体的に、実施判定部115は、例えば、利用者が行う必要がある作業が部屋の清掃である場合において、清掃前の部屋の画像と清掃後の部屋の画像とを利用者が端末装置5を介して送信した場合、清掃前の部屋の画像と清掃後の部屋の画像を解析し、部屋の清掃が行われたか否かを判定するものであってよい。そして、実施判定部115は、部屋の清掃が行われたと判定した場合、利用者が作業を実施したと判定を行うものであってよい。
そして、通知制御処理において利用者に送信したメッセージに対応する作業の実施が完了した場合(S61のYES)、指示出力部114は、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照し、利用者の予定を特定する(S62)。具体的に、指示出力部114は、例えば、図18で説明したスケジュール情報133を参照し、「スケジュール内容」及び「備考」に設定された内容に含まれるキーワード(単語)を特定する。
その後、指示出力部114は、情報格納領域130に記憶された有価値情報136を参照し、S62の処理で特定した予定に対応する有価値情報136を特定する(S63)。有価値情報136は、例えば、作業を実施した利用者に対して送信するクーポンに関する情報である。以下、有価値情報136の具体例について説明を行う。
[有価値情報の具体例]
図19は、有価値情報136の具体例を説明する図である。図19に示す有価値情報136は、有価値情報136に含まれる各情報を識別する「項番」と、各キーワードが設定される「キーワード」とを項目として有する。また、図19に示す有価値情報136は、「キーワード」に設定された各キーワードに対応するクーポンを示す情報が設定される「クーポン」と、「クーポン」に設定されたクーポンの提供元の企業の名称が設定される「企業名」とを項目として有する。
具体的に、図19に示す有価値情報136において、「項番」が「1」である情報には、「キーワード」として「仙台、宮城、東北」が設定され、「クーポン」として「クーポンA」が設定され、「企業名」として「AAレストラン」が設定されている。すなわち、指示出力部114は、例えば、図18で説明したスケジュール情報133の「スケジュール内容」及び「備考」に、「仙台」、「宮城」及び「東北」のうちの少なくとも1つのキーワードが含まれている場合、図19に示す有価値情報136のうちの「項番」が「1」である情報に対応するクーポンを特定する。図19に含まれる他の情報については説明を省略する。
なお、指示出力部114は、S63の処理において、利用者が行った作業の難易度に応じて、利用者に対して送信するクーポンを決定するものであってもよい。
図13に戻り、指示出力部114は、S63の処理で特定した有価値情報136を送信する指示を出力する(S64)。
具体的に、例えば、S63の処理で特定した有価値情報136が、図19で説明した有価値情報136のうちの「項番」が「1」である情報に対応するクーポンである場合、指示出力部114は、端末装置5に対して、図19で説明した有価値情報136のうちの「項番」が「1」である情報に対応するクーポンを送信する。
これにより、情報処理装置1は、作業を実施した利用者に対してインセンティブを与えることが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者の作業実施に対する意欲を向上させることが可能になる。
その後、指示出力部114は、図14に示すように、端末装置5(利用者)に対して送信された有価値情報136が不要である旨の情報を受信したか否かを判定する(S71)。具体的に、指示出力部114は、例えば、S64の処理が行われてから所定時間が経過するまで、有価値情報136が不要である旨の情報の受信を待つものであってよい。
そして、有価値情報136が不要である旨の情報を受信した場合(S71のYES)、指示出力部114は、情報格納領域130に記憶された人物関連情報137を参照し、利用者に関連する他の利用者のいずれかを特定する(S72)。人物関連情報137は、各利用者によって予め登録された情報であり、各利用者に関連する他の利用者を示す情報である。以下、人物関連情報137の具体例について説明を行う。
[人物関連情報の具体例]
図20は、人物関連情報137の具体例を説明する図である。図20に示す人物関連情報137は、人物関連情報137に含まれる各情報を識別する「項番」と、利用者の名前が設定される「名前」と、他の利用者の名前が設定される「関連利用者(1)」及び「関連利用者(2)」とを項目として有する。
具体的に、図20に示す人物関連情報137において、「項番」が「1」である情報には、「名前」として「AAAA」が設定され、「関連利用者(1)」として「BBBB」が設定され、「関連利用者(2)」として「CCCC」が設定されている。
また、図20に示す人物関連情報137において、「項番」が「2」である情報には、「名前」として「DDDD」が設定され、「関連利用者(1)」として「AAAA」が設定されている。なお、「項番」が「2」である情報における「関連利用者(2)」には、情報が設定されていないことを示す「-」が設定されている。図20に含まれる他の情報については説明を省略する。
図14に戻り、指示出力部114は、情報格納領域130に記憶されたスケジュール情報133を参照し、S72の処理で特定した他の利用者の予定を特定する(S73)。続いて、指示出力部114は、情報格納領域130に記憶された有価値情報136を参照し、S73の処理で特定した予定に対応する有価値情報136を特定する(S74)。そして、指示出力部114は、S74で特定した有価値情報136を送信する指示を出力する(S75)。その後、指示出力部114は、実施判定処理を終了する。
すなわち、S64の処理で送信されるクーポンは、作業を実施した利用者にとって不要なクーポンである場合がある。そのため、送信したクーポンが不要である旨の情報が利用者から送信された場合、指示出力部114は、情報格納領域130に記憶された人物関連情報137を参照し、作業を実施した利用者と関連がある他の利用者を特定する。そして、指示出力部114は、特定した他の利用者に対して、他の利用者のスケジュールに対応したクーポンの送信を再度行う。
これにより、情報処理装置1は、作業の実施に応じて送信されるクーポンが使用される確率を高めることが可能になる。また、情報処理装置1は、利用者が不要であると判定した有価値情報136を利用者と関連する他の利用者に送信することで、利用者及び他の利用者が情報処理システム10を利用する機会を増やすことが可能になる。
なお、S71の処理において、端末装置5に対して送信された有価値情報136が不要である旨の情報を受信しなかった場合(S71のNO)、指示出力部114は、S72からS75の処理を行わない。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、センサ4からセンサデータ131を取得し、取得したセンサデータ131に基づいて利用者の状態の判定を行う。そして、情報処理装置1は、状態の判定を行ったタイミングから、判定した状態に応じた時間が経過した後に、人物に作業の実施を促すメッセージを通知する指示を端末装置5に対して出力する。
すなわち、情報処理装置1は、センサ4によって取得されたセンサデータ131から利用者の現在の状態を判定し、判定した状態に応じて利用者に対するメッセージの送信タイミングの決定を行う。
これにより、情報処理装置1は、利用者がメッセージに対応する作業を実施することが可能であると判断できるタイミングにおいて、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。そのため、情報処理装置1は、利用者がメッセージに対応する作業を実施する可能性を高めることが可能になる。また、情報処理装置1は、利用者に対して心理的な負担を極力与えることなく、利用者に対するメッセージの送信を行うことが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)
センサデータを取得し、
取得した前記センサデータに基づき、人物の状態の判定を行い、
前記状態の判定から前記状態に応じた時間の経過後に、前記人物に作業の実施を促すメッセージを通知する指示を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通知制御プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記判定を行う処理では、記憶部に記憶された、前記人物の予定が設定されたスケジュール情報を参照し、前記予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれる場合、前記状態の判定を行う、
ことを特徴とする通知制御プログラム。
(付記3)
付記2において、
前記判定を行う処理では、記憶部に記憶された、前記人物の行動を示す行動情報を参照し、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かを判定し、
前記出力する処理では、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示していると判定した場合、前記指示の出力を行う、
ことを特徴とする通知制御プログラム。
(付記4)
付記3において、さらに、
前記人物が前記行動を行っていないことを前記センサデータが示していると判定したことに応じて、記憶部に記憶されたカウンタ値を増加させる、
処理を前記コンピュータに実行させ、
前記出力する処理では、前記カウンタの値が所定閾値以上である場合、前記人物に第1メッセージを通知する指示を出力し、前記カウンタの値が前記所定閾値未満である場合、前記人物に第2メッセージを通知する指示を出力する、
ことを特徴とする通知制御プログラム。
(付記5)
付記3において、
前記判定する処理では、
前記スケジュール情報を参照し、現在の時刻から次に設定されている予定が開始する時刻までの時間である空き時間を算出し、
前記出力する処理では、
算出した空き時間が第1閾値以上である場合に、前記指示の出力を行う、
ことを特徴とする通知制御プログラム。
(付記6)
付記5において、
前記出力する処理では、
前記空き時間が前記第1閾値以上であって第2閾値未満である場合、前記状態の判定から第1時間の経過後に、前記指示の出力を行い、前記空き時間が前記第2閾値以上である場合、前記状態の判定から前記第1時間よりも長い第2時間の経過後に、前記指示の出力を行う、
ことを特徴とする通知制御プログラム。
(付記7)
付記2において、さらに、
前記出力する処理の後、前記人物が前記作業を実施した場合、前記スケジュール情報を参照し、前記人物の予定を特定し、
記憶部に記憶された、前記人物に送信される情報である有価値情報を参照し、特定した前記人物の予定に対応する前記有価値情報を送信する指示を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする通知制御プログラム。
(付記8)
付記7において、さらに、
前記情報を送信する指示を出力する処理の後、前記人物の予定に対応する情報が不要であることを示す情報の送信があった場合、記憶部に記憶された、前記人物に関連する他の人物を示す人物関連情報を参照し、前記人物に関連する他の人物のいずれかを特定し、
記憶部に記憶された、前記他の人物のいずれかの予定が設定されたスケジュール情報を参照し、前記他の人物のいずれかの予定を特定し、
前記有価値情報を参照し、特定した前記他の人物のいずれかの予定に対応する前記有価値情報を送信する指示を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする通知制御プログラム。
(付記9)
付記1において、
前記判定を行う処理は、定期的なタイミングで行われる、
ことを特徴とする通知制御プログラム。
(付記10)
センサデータを取得するデータ取得部と、
取得した前記センサデータに基づき、人物の状態の判定を行う状態判定部と、
前記状態の判定から前記状態に応じた時間の経過後に、前記人物に作業の実施を促すメッセージを通知する指示を出力する指示出力部と、を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記11)
付記10において、
前記状態判定部は、記憶部に記憶された、前記人物の予定が設定されたスケジュール情報を参照し、前記予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれる場合、前記状態の判定を行う、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記12)
付記11において、
前記状態判定部は、記憶部に記憶された、前記人物の行動を示す行動情報を参照し、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かを判定し、
前記指示出力部は、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示していると判定した場合、前記指示の出力を行う、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記13)
センサデータを取得し、
取得した前記センサデータに基づき、人物の状態の判定を行い、
前記状態の判定から前記状態に応じた時間の経過後に、前記人物に作業の実施を促すメッセージを通知する指示を出力する、
ことを特徴とする通知制御方法。
(付記14)
付記13において、
前記判定を行う工程では、記憶部に記憶された、前記人物の予定が設定されたスケジュール情報を参照し、前記予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれる場合、前記状態の判定を行う、
ことを特徴とする通知制御方法。
(付記15)
付記14において、
前記判定を行う工程では、記憶部に記憶された、前記人物の行動を示す行動情報を参照し、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かを判定し、
前記出力する工程では、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示していると判定した場合、前記指示の出力を行う、
ことを特徴とする通知制御方法。
1:情報処理装置 4a:センサ
4b:センサ 4c:センサ
5a:端末装置 5b:端末装置

Claims (7)

  1. センサデータを取得し、
    記憶部に記憶された、人物の行動を示す行動情報を参照し、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かを判定し、
    前記人物が前記行動を行っていないことを前記センサデータが示していると判定したことに応じて、記憶部に記憶されたカウンタの値を増加させ、
    前記カウンタの値が所定閾値以上である場合、前記人物に第1メッセージを通知する指示を出力し、前記カウンタの値が前記所定閾値未満である場合、前記人物に第2メッセージを通知する指示を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通知制御プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記判定を行う処理では、記憶部に記憶された、前記人物の予定が設定されたスケジュール情報を参照し、前記予定が設定されていない時間に現在の時刻が含まれる場合、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かについての判定を行う、
    ことを特徴とする通知制御プログラム。
  3. 請求項2において、
    前記判定する処理では、
    前記スケジュール情報を参照し、現在の時刻から次に設定されている予定が開始する時刻までの時間である空き時間を算出し、
    前記出力する処理では、
    算出した空き時間が第1閾値以上である場合に、前記指示の出力を行う、
    ことを特徴とする通知制御プログラム。
  4. 請求項3において、
    前記出力する処理では、
    前記空き時間が前記第1閾値以上であって第2閾値未満である場合、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かについての判定から第1時間の経過後に、前記指示の出力を行い、前記空き時間が前記第2閾値以上である場合、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かについての判定から前記第1時間よりも長い第2時間の経過後に、前記指示の出力を行う、
    ことを特徴とする通知制御プログラム。
  5. 請求項2において、さらに、
    前記出力する処理の後、前記人物が前記行動を行ったと判定した場合、前記スケジュール情報を参照し、前記人物の予定を特定し、
    記憶部に記憶された、前記人物に送信される情報である有価値情報を参照し、特定した前記人物の予定に対応する前記有価値情報を送信する指示を出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする通知制御プログラム。
  6. 請求項5において、さらに、
    前記情報を送信する指示を出力する処理の後、前記人物の予定に対応する情報が不要であることを示す情報の送信があった場合、記憶部に記憶された、前記人物に関連する他の人物を示す人物関連情報を参照し、前記人物に関連する他の人物のいずれかを特定し、
    記憶部に記憶された、前記他の人物のいずれかの予定が設定されたスケジュール情報を参照し、前記他の人物のいずれかの予定を特定し、
    前記有価値情報を参照し、特定した前記他の人物のいずれかの予定に対応する前記有価値情報を送信する指示を出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする通知制御プログラム。
  7. センサデータを取得するデータ取得部と、
    記憶部に記憶された、人物の行動を示す行動情報を参照し、前記人物が前記行動を行っていることを前記センサデータが示しているか否かを判定する状態判定部と、
    前記人物が前記行動を行っていないことを前記センサデータが示していると判定したことに応じて、記憶部に記憶されたカウンタの値を増加させ、前記カウンタの値が所定閾値以上である場合、前記人物に第1メッセージを通知する指示を出力し、前記カウンタの値が前記所定閾値未満である場合、前記人物に第2メッセージを通知する指示を出力する指示出力部と、を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置
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