JP7072500B2 - 作業車 - Google Patents
作業車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7072500B2 JP7072500B2 JP2018245769A JP2018245769A JP7072500B2 JP 7072500 B2 JP7072500 B2 JP 7072500B2 JP 2018245769 A JP2018245769 A JP 2018245769A JP 2018245769 A JP2018245769 A JP 2018245769A JP 7072500 B2 JP7072500 B2 JP 7072500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- vehicle body
- hydraulic cylinder
- vehicle
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
本発明に係る作業車の特徴構成は、複数の走行車輪が伸縮可能な筒状の支持部材を介して車体フレームに支持され、油圧シリンダにより前記支持部材を伸縮操作して前記走行車輪の前記車体フレームに対する相対高さを所定長さ範囲内で切り換え可能な油圧操作式の車高調節機構が、複数の前記走行車輪の夫々に対して備えられ、複数の前記油圧シリンダに対して各別に作動油の供給状態を制御可能な油圧制御弁と、車体の姿勢変動に対して前記油圧シリンダによる車高調整によって車体が目標状態になるように前記油圧制御弁の作動を制御する制御部と、車体の傾斜角を計測する傾斜センサと、複数の前記油圧シリンダの夫々の伸縮操作量を計測する複数のストロークセンサと、が備えられている点にある。
以下、本発明の第1実施形態に係る作業車を図面に基づいて説明する。
図1に本実施形態に係る作業車としての乗用管理機が示されている。この乗用管理機は、4輪走行型の走行車体1の後部に作業装置としての薬剤散布装置2が備えられている。
この乗用管理機は、既に作物が植え付けられている圃場において、作物の植付条を跨いで走行しながら作物に対して薬剤を散布する作業を行うものである。尚、本実施形態では本発明を乗用管理機(乗用型作業者)に適用した場合の例について説明するが、本発明の適用対象はこれに限るものではない。
エンジン5の下部側には外周部を覆う状態で前部側フレーム体8が備えられている。ミッションケース7と前部側フレーム体8とが一体的に連結されており、これらにより車体全体を支持する車体フレームFが構成されている。運転部6には、運転者が着座する運転座席9と、運転座席9の前方に位置してステアリング操作を行うステアリングハンドル(操作部材)10とが備えられている。運転部6には、それ以外に、薬剤散布装置2を昇降するための昇降レバー11や変速レバー12等も備えられている。
図6に示すように、前部横向き伝動ケース15の端部は、上側のベベルギア機構21を覆う状態で正面視で湾曲状に折れ曲がる形状となっており、下向きに開放する開口が形成されている。縦向き伝動ケース19の上端部に一体的に連結された上部接続体23が、開口を覆うように前部横向き伝動ケース15の端部に、縦向き伝動軸20の回転軸芯Y周りで回動可能に嵌合接続されている。縦向き伝動ケース19の下端部には、下側のベベルギア機構22を覆うとともに、前輪3の回転軸3aを支持するための車輪支持ケース24が連結されている。
縦向き伝動軸20及び縦向き伝動ケース19の夫々が、縦向き伝動軸20の軸芯方向に摺動しながら伸縮可能な内外二重構造に構成されている。図6,7に示すように、縦向き伝動ケース19は、外筒部材19Aと内筒部材19Bとを有し、それらが摺動しながら伸縮可能となるように構成されている。縦向き伝動ケース19は、外筒部材19Aが下側に位置し、内筒部材19Bが上側に位置する状態で備えられ、外筒部材19Aの下端部が車輪支持ケース24に一体的に連結され、内筒部材19Bの上端部が上部接続体23に一体的に連結されている。
油圧シリンダ41は、ストロークセンサ内蔵型であり、図8に示すように、シリンダチューブ内に長手方向に沿って延びる状態で操作量検出手段としてのストロークセンサ60が備えられている。このストロークセンサ60は、上部接続体23と車輪支持ケース24の下部に設けられた支持ブラケット42とに亘って設けられている。
車高調整機構40は、4個の走行車輪Sの夫々に対応して4組備えられる。次に、4組の車高調整機構40に備えられる4個の油圧シリンダ41の作動を制御するための油圧回路構成について説明する。
次に、油圧シリンダ41の作動を制御するための制御構成について説明する。
図9に示すように、上述したような、4個の油圧制御弁73、4個のストロークセンサ60、及び、8個の圧力センサ78の他に、各油圧制御弁73の作動を制御する制御部としての制御装置80と、車体の姿勢変化状態を計測可能な慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)81とが備えられている。ストロークセンサ60、圧力センサ78、慣性計測装置81の検出情報が制御装置80に入力されている。制御装置80は、マイクロコンピュータを備えて構成され、種々の制御動作を実行可能である。
次に、本発明に係る作業車の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
この実施形態では、制御装置80の構成が第1実施形態と異なるが、他の構成は第1実施形態と同じである。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、同じ構成については説明を省略する。
次に、本発明に係る作業車の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
この実施形態では、制御装置80の構成が第1実施形態と異なるが、他の構成は第1実施形態と同じである。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、同じ構成については説明を省略する。
(1)上記実施形態では、各油圧シリンダ41におけるボトム側油室41a及びロッド側油室41bの夫々に対してアキュムレータ75が備えられる構成としたが、この構成に代えて、ボトム側油室41a及びロッド側油室41bのいずれか一方に備える構成としてもよく、このようなアキュムレータ75を備えない構成としてもよい。
10 ステアリングハンドル(操作部材)
19 支持部材
40 車高調節機構
41 油圧シリンダ
41a ボトム側油室
41b ロッド側油室
60 ストロークセンサ
73 油圧制御弁
75 アキュムレータ
78 圧力センサ
80 制御装置(制御部)
81 慣性計測装置(傾斜センサ)
F 車体フレーム
S 走行車輪
Claims (5)
- 複数の走行車輪が伸縮可能な筒状の支持部材を介して車体フレームに支持され、
油圧シリンダにより前記支持部材を伸縮操作して前記走行車輪の前記車体フレームに対する相対高さを所定長さ範囲内で切り換え可能な油圧操作式の車高調節機構が、複数の前記走行車輪の夫々に対して備えられ、
複数の前記油圧シリンダに対して各別に作動油の供給状態を制御可能な油圧制御弁と、
車体の姿勢変動に対して前記油圧シリンダによる車高調整によって車体が目標状態になるように前記油圧制御弁の作動を制御する制御部と、
複数の前記油圧シリンダ夫々の油室に接続される複数のアキュムレータと、
車体の傾斜角を計測する傾斜センサと、
複数の前記油圧シリンダの夫々の伸縮操作量を計測する複数のストロークセンサと、が備えられている作業車。 - 複数の走行車輪が伸縮可能な筒状の支持部材を介して車体フレームに支持され、
油圧シリンダにより前記支持部材を伸縮操作して前記走行車輪の前記車体フレームに対する相対高さを所定長さ範囲内で切り換え可能な油圧操作式の車高調節機構が、複数の前記走行車輪の夫々に対して備えられ、
複数の前記油圧シリンダに対して各別に作動油の供給状態を制御可能な油圧制御弁と、
車体の姿勢変動に対して前記油圧シリンダによる車高調整によって車体が目標状態になるように前記油圧制御弁の作動を制御する制御部と、
車体の傾斜角を計測する傾斜センサと、
複数の前記油圧シリンダの夫々の伸縮操作量を計測する複数のストロークセンサと、が備えられている作業車。 - 複数の前記油圧シリンダ夫々の油室の圧力を計測する圧力センサが備えられている請求項1又は2に記載の作業車。
- 前記油圧シリンダが複動型シリンダにて構成され、
前記アキュムレータが前記油圧シリンダにおけるボトム側油室及びロッド側油室の夫々に対して各別に備えられ、
前記油圧制御弁が、前記油圧シリンダに対する作動油の供給流量を変更調節可能な流量制御弁にて構成されている請求項1に記載の作業車。 - 運転者が着座する運転座席と、前記運転座席の前方に配置された操作部材とを備えている請求項1から4のいずれか1項に記載の作業車。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018245769A JP7072500B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 作業車 |
CN201980071793.7A CN112912261A (zh) | 2018-12-27 | 2019-12-12 | 作业车 |
EP19903241.8A EP3904135A4 (en) | 2018-12-27 | 2019-12-12 | CONSTRUCTION MACHINE |
US17/414,679 US12065806B2 (en) | 2018-12-27 | 2019-12-12 | Work vehicle |
PCT/JP2019/048680 WO2020137581A1 (ja) | 2018-12-27 | 2019-12-12 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018245769A JP7072500B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020104726A JP2020104726A (ja) | 2020-07-09 |
JP7072500B2 true JP7072500B2 (ja) | 2022-05-20 |
Family
ID=71448005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018245769A Active JP7072500B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7072500B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247357A (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Hitachi Ltd | サスペンション制御装置 |
JP2013006541A (ja) | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Kobelco Cranes Co Ltd | 車輪式クレーンの油圧サスペンション装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04191109A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-09 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用アクティブサスペンション |
JPH07276956A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-24 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 車両の姿勢制御装置 |
EP0858918A1 (en) * | 1997-02-18 | 1998-08-19 | MUMFORD, Michael Anthony | Anti-roll suspension systems for vehicles |
JP4023754B2 (ja) * | 1997-04-28 | 2007-12-19 | カヤバ工業株式会社 | 振動抑制装置 |
-
2018
- 2018-12-27 JP JP2018245769A patent/JP7072500B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247357A (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Hitachi Ltd | サスペンション制御装置 |
JP2013006541A (ja) | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Kobelco Cranes Co Ltd | 車輪式クレーンの油圧サスペンション装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020104726A (ja) | 2020-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6281436B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6191556B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6241394B2 (ja) | 作業車両 | |
CN111247055A (zh) | 作业车 | |
EP3560803B1 (en) | Working vehicle | |
JP2017000095A (ja) | 作業車両 | |
JP6843040B2 (ja) | 作業車 | |
JP7101613B2 (ja) | 作業車 | |
WO2020137581A1 (ja) | 作業車 | |
JP7072500B2 (ja) | 作業車 | |
JP7101614B2 (ja) | 作業車 | |
JP2007129918A (ja) | 耕深制御装置 | |
JP2018001867A (ja) | 作業車両 | |
JP4895260B2 (ja) | 姿勢制御装置 | |
JP2023074116A (ja) | 作業車両、および作業車両の制御装置 | |
JP7450525B2 (ja) | 作業車 | |
JP6899802B2 (ja) | 乗用型作業車 | |
JP2017195906A (ja) | 作業車両 | |
JP2018103681A (ja) | 油圧ロボット | |
JP6991105B2 (ja) | 乗用型作業車 | |
JP4589175B2 (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JP2006340621A (ja) | 農作業機の耕耘制御装置 | |
JP7142596B2 (ja) | 移植機 | |
WO2018180919A1 (ja) | 水田作業車両 | |
JP4110233B2 (ja) | 農作業機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7072500 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |