JP7070802B2 - クレーン情報表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、クレーン情報表示システムに関する。
従来、クレーンの情報を表示するクレーン情報表示システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、クレーンの稼働状態をオペレータに表示したり、携帯端末を利用してクレーンの外にいる人間に表示したりする構成が開示されている。これにより、クレーンの外にいる人間でもクレーンの稼働状態を把握することができる。
特開2014-227281号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、実際のクレーンの稼働状態を単に表示するものであり、クレーンの設置を予定している場所にクレーンを配置せずにクレーンの作業計画をすることができない、という問題がある。
そこで、本発明は、クレーンの設置を予定している場所にクレーンを配置せずにクレーンの作業計画をすることができるクレーン情報表示システムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本開示は、
カメラを有する端末装置を備え、前記カメラにて、クレーンの情報を表示する第1情報表示部を撮影してカメラ画像を得るクレーン情報表示システムであって、
前記カメラ画像から、前記第1情報表示部の表示情報を読み取り、前記クレーンの情報を取得するクレーン情報取得部と、
前記クレーン情報取得部の取得した前記クレーンの情報に基づいて、前記クレーンの三次元画像に相当する仮想クレーンの画像情報を生成する仮想クレーン生成部と、
前記カメラ画像から、前記第1情報表示部の表示情報を読み取り、前記第1情報表示部の基準形状の情報を取得すると共に、前記カメラ画像に映る前記第1情報表示部の輪郭形状の情報を抽出して、前記第1情報表示部の前記基準形状及び前記第1情報表示部の前記輪郭形状の情報に基づいて、前記カメラ画像内で、前記仮想クレーンを配置すべき位置と前記仮想クレーンの取るべき姿勢とを算出する位置姿勢算出部と、
前記仮想クレーン生成部が生成した前記仮想クレーンの画像情報を、前記位置姿勢算出部が算出した前記仮想クレーンの前記位置と前記姿勢に対応した画像情報に変換する情報処理部と、
前記情報処理部にて画像情報の変換処理が施された前記仮想クレーンを、前記カメラ画像に重ねて表示する画像表示部と、
を備えるクレーン情報表示システムである。
このように構成された本発明のクレーン情報表示システムは、クレーンの設置を予定している場所にクレーンを配置せずにクレーンの作業計画をすることができる。
実施例1のクレーン情報表示システムを示す図である。 実施例1のクレーンを示す側面図である。 実施例1のクレーン情報表示システムの機能構成を示すブロック図である。 実施例1の画像表示部に表示される画像を示す図である。 実施例1のクレーン情報表示システムの制御部による処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明によるクレーン情報表示システムを実現する実施形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
[クレーン情報表示システムの構成]
図1は、実施例1のクレーン情報表示システムを示す図である。図2は、実施例1のクレーンを示す側面図である。以下、実施例1のクレーン情報表示システムの構成を説明する。なお、実際のクレーンをクレーン1とし、仮想クレーンを仮想クレーン1Aとする。また、クレーン1の前後方向を前後方向Dとする。
図1に示すように、実施例1のクレーン情報表示システム100は、カメラ51を備えたユーザ端末としてのタブレット端末50で、作業者Mがクレーン1の設置予定の作業現場を撮影する例について説明する。
[クレーンの構成]
図2に示すように、クレーン1は、走行体10と、旋回体20と、ブーム30とを備える。
走行体10は、車体フレーム11と、アウトリガー80と、道路や作業現場を自走するための走行装置等を備える。
アウトリガー80は、走行体10の車体フレーム11のリア側面に取り付けられたリアアウトリガー81と、車体フレーム11のフロント側面に取り付けられたフロントアウトリガー82と、で構成される。アウトリガー80は、走行時には、車体フレーム11に収納される。一方、アウトリガー80は、作業時には、水平方向及び垂直方向に張り出し、車体全体を持ち上げて、姿勢を安定させる。
旋回体20は、走行体10の上方に設けられ、走行体10に対して、鉛直軸C1回りに回転可能となっている。旋回体20は、キャビン21を備える。キャビン21は、走行体10の走行を制御するための操作部(例えば、ステアリング、シフトレバー、アクセルペダル、及びブレーキペダル等)を有する。また、キャビン21は、旋回体20やブーム30やウインチ等を操作する操作部を有する。キャビン21に搭乗した作業者は、操作部を操作して、旋回体20を旋回させ、ブーム30を起伏及び伸縮させ、ウインチを回転させて作業を行う。
ブーム30は、基端側が旋回体20に支持されて、旋回体20に対して起伏可能に取り付けられる。ブーム30は、旋回体20に設けられた起伏シリンダ22によって起伏され、伸縮シリンダ(不図示)によって伸縮される。
ブーム30は、基端側の基端ブーム31から先端側の先端ブーム36までの間に、中間ブーム32~35を備える。中間ブーム32~35と先端ブーム36は、順次、基端ブーム31の内部に格納される入れ子式になっている。
先端ブーム36の先端に設けられたブームヘッド36aには、シーブ37が配置されている。旋回体20の、ブーム30の基端近くに設けられたウインチには、吊り荷用のワイヤロープ38が巻かれている。ワイヤロープ38は、ウインチからシーブ37までブーム30の軸方向に沿って配置され、シーブ37に掛け回されたワイヤロープ38は、シーブ37から鉛直方向の下方に吊り下げられる。ワイヤロープ38の最下部には、フック39が設けられている。
フック39に荷物が吊られ、ウインチに巻かれたワイヤロープ38を繰り出すことで、フック39が降下し、ワイヤロープ38を巻き上げることで、フック39は上昇する。
このように構成されたクレーン1は、ウインチによるワイヤロープ38の繰り出し・巻き上げ、ブーム30の起伏及び伸縮、並びに旋回体20の旋回により、フック39に吊られた荷物を所定の位置に移動させる。
[タブレット端末の構成]
図1に示すように、タブレット端末50は、カメラ51と、画像表示部52と、入力部53と、を備える。
カメラ51で撮影した画像は、画像表示部52に表示される。画像表示部52は、入力部53としてのタッチパネルとしても構成される。
[第1情報表示部の構成]
図1に示すように、第1情報表示部41(即ち、マーカー)は、立て看板等の支持部材45に取り付けられる。第1情報表示部41が取り付けられた支持部材45は、クレーン1の設置予定の場所に設置される。
第1情報表示部41は、エイプリルタグ(AprilTag)とすることができる。第1情報表示部41には、クレーン1の機種の情報と、第1情報表示部41の形状とサイズと、クレーン1の所定の位置の情報と、が記録される。クレーン1の所定の位置の情報は、例えば、走行体10の車体フレーム11の左側面の中央とすることができる。
[第2情報表示部の構成]
図1に示すように、第2情報表示部42(即ち、マーカー)は、クレーン1による吊荷の積み下ろし予定位置、例えば、ビルBの屋上に設置される。第2情報表示部42は、エイプリルタグ(AprilTag)とすることができる。第2情報表示部42には、第2情報表示部42の形状とサイズが記録される。
第1情報表示部41及び第2情報表示部42は、例えば、それぞれ、その表面に付された文字、符号、記号、又はパターン等によって、別個の表示情報(即ち、コード情報)を保有する。第1情報表示部41及び第2情報表示部42それぞれの保有する表示情報(即ち、コード情報)は、予め制御部60(後述)等に記憶された解読プログラムを用いて、カメラ51により生成されたカメラ画像から読み取り可能となっている。又、第1情報表示部41と第2情報表示部42とは、それぞれが保有する表示情報(即ち、コード情報)から、識別可能となっている。尚、第1情報表示部41及び第2情報表示部42に記録された形状とサイズは、例えば、これらを、所定距離離れた正面から撮影した際に得られる形状とサイズである(以下、「基準形状」及び「基準サイズ」と称する)。
[クレーン情報表示システムの機能構成]
図3は、実施例1のクレーン情報表示システム100の機能構成を示すブロック図である。図4は、実施例1の画像表示部52に表示される画像を示す図である。以下、実施例1のクレーン情報表示システム100の機能構成を説明する。
図3に示すように、クレーン情報表示システム100は、第1情報表示部41をカメラ51で撮影した画像と、第2情報表示部42をカメラ51で撮影した画像と、入力部53で入力された入力情報とが、制御部60(本実施形態では、タブレット端末50に内蔵された制御部)に入力され、制御部60で制御された情報が、画像表示部52で出力される。
カメラ51は、例えば一般的なタブレット端末50に備わるカメラ51とすることができる。カメラ51は、クレーン1を設置予定の作業現場や、第1情報表示部41や、第2情報表示部42を撮影することができる。
入力部53は、アウトリガー80の水平方向の張り出し量や、吊荷荷重や、ブーム30の長さ等を入力することができる。ブーム30の長さは、先端ブーム36と、中間ブーム32~35とが、基端ブーム31に格納された状態(全縮状態)のブーム30の長さや、先端ブーム36が伸張した状態のブーム30の長さや、先端ブーム36と中間ブーム32~35とが伸張した状態(全伸状態)の長さ等である。
制御部60は、記憶部61と、クレーン情報取得部62と、仮想クレーン生成部65と、位置姿勢算出部66と、位置算出部67と、情報処理部68と、を備える。尚、制御部60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)等によって構成された周知のマイコンであり、制御部60が有する機能(クレーン情報取得部62、仮想クレーン生成部65、位置姿勢算出部66、及び、位置算出部67と、情報処理部68)は、例えば、CPUが、記憶部61(例えば、HDD)、ROM又はRAMに格納された制御プログラムや各種データを参照することによって実現される。
記憶部61は、各種クレーンの形状情報と、各種クレーンの性能情報と、を記憶する。性能情報には、例えば、アウトリガー80の形状に関する情報と、アウトリガー80の張り出し量とブーム30の長さとに応じた水平方向の作業可能領域の情報と高さ方向の作業可能領域の情報や、ブームの起伏角度範囲の情報や、負荷率に関する情報や、テールスイング領域に関する情報等を含む。
クレーン情報取得部62は、カメラ51で撮影した第1情報表示部41に基づいて、クレーン1の機種の情報を取得し、取得したクレーン1の機種の形状情報と性能情報を記憶部61から取得する。すなわち、クレーン情報取得部62は、カメラ51で撮影した第1情報表示部41を読み込んで(即ち、カメラ画像から、第1情報表示部41の表示情報を読み取って)、クレーン1の機種を取得し、取得した機種の形状情報と性能情報を記憶部61から取得する。
クレーン情報取得部62は、仮想アウトリガー生成部63と、作業可能領域算出部64と、を備える。
仮想アウトリガー生成部63は、記憶部61に記憶されたアウトリガー80の形状に関する情報(即ち、情報表示部40の表示情報から特定されたクレーン1の機種に対応するアウトリガー80の形状)と、入力部53に対して入力されたアウトリガー80の水平方向の張り出し量と、に基づいて、クレーン1の情報として、仮想アウトリガー80Aの3次元データを生成する。
作業可能領域算出部64は、情報表示部40の表示情報から特定されたクレーン1の機種の情報を参照すると共に、入力部53に対して入力された吊荷荷重と、ブーム30の長さと、に基づいて、クレーン1の情報として、クレーン1の作業可能領域を算出する。作業可能領域算出部64は、複数の負荷率の作業可能領域を算出することができる。実施例1では、作業可能領域算出部64は、80%の負荷率の作業可能領域と、100%の負荷率の作業可能領域と、を算出する。なお、作業可能領域とは、クレーン1の設置面における、クレーン1の水平方向の作業可能な領域をいう。
仮想クレーン生成部65は、クレーン情報取得部62の取得したクレーン1の情報に基づいて、仮想クレーン1Aの3次元データを生成する。
位置姿勢算出部66は、カメラ51で撮影した第1情報表示部41に基づいて、仮想クレーン1Aの位置と姿勢(即ち、カメラ51の画像内で、仮想クレーン1Aを配置すべき位置と仮想クレーン1Aの取るべき姿勢)を算出する。
具体的には、位置姿勢算出部66は、カメラ51で撮影された第1情報表示部41の形状(以下、「情報表示部40の輪郭形状」と称する)と、第1情報表示部41に記録された第1情報表示部41の基準形状と、に基づいて、仮想クレーン1Aの姿勢の情報を取得する。即ち、位置姿勢算出部66は、カメラ51の画像から、第1情報表示部41の表示情報(即ち、コード情報)を読み取って、第1情報表示部41の基準形状に係る情報を取得すると共に、カメラ51の画像から、公知のパターンマッチング等によって、カメラ51に映る第1情報表示部41の輪郭形状を抽出する。そして、位置姿勢算出部66は、カメラ51の画像に映る第1情報表示部41の輪郭形状と、第1情報表示部41の基準形状と、を比較することで、カメラ51の画像内で、仮想クレーン1Aを配置すべき位置と仮想クレーン1Aの取るべき姿勢を算出する。
例えば、カメラ51で撮影した第1情報表示部41の形状が、第1情報表示部41に記録された矩形状である場合(即ち、カメラ51の画像に映る第1情報表示部41の輪郭形状と、第1情報表示部41の表示情報から特定される第1情報表示部41の基準形状とが、共に矩形状である場合)、仮想クレーン1Aの左側面が、カメラ51に対して真正面に向く姿勢にある。カメラ51で撮影した第1情報表示部41の形状が、第1情報表示部41に記録された矩形状ではなく、情報表示部40の左縁が、右縁より長い(高い)台形である場合(即ち、カメラ51の画像に映る第1情報表示部41の輪郭形状が、左縁が右縁より長い台形であり、且つ、第1情報表示部41の表示情報から特定される第1情報表示部41の基準形状が矩形状である場合)、仮想クレーン1Aの左側面が、カメラ51に対して、真正面から若干左側を向いた姿勢にある。カメラ51で撮影した第1情報表示部41が、第1情報表示部41に記録された矩形状ではなく、情報表示部40の右縁が、左縁より長い台形の場合(即ち、カメラ51の画像に映る第1情報表示部41の輪郭形状が、右縁が左縁より長い台形であり、且つ、第1情報表示部41の表示情報から特定される第1情報表示部41の基準形状が矩形状である場合)、仮想クレーン1Aの左側面は、カメラ51に対して、真正面から若干右側を向いた姿勢にある。
すなわち、位置姿勢算出部66は、カメラ51で撮影された第1情報表示部41の輪郭形状と、第1情報表示部41に記録された第1情報表示部41の基準形状とを比較し、仮想クレーン1Aの姿勢の情報を取得する。
また、位置姿勢算出部66は、カメラ51で撮影された第1情報表示部41の輪郭形状のサイズと、第1情報表示部41に記録された第1情報表示部41の基準サイズと、に基づいて、仮想クレーン1Aの位置の情報を取得する。具体的には、位置姿勢算出部66は、第1情報表示部41に記録された第1情報表示部41の基準サイズと、カメラ51で撮影された第1情報表示部41の輪郭形状のサイズとを比較し、カメラ51から第1情報表示部41までの距離を算出する。
位置算出部67は、カメラ51で撮影された第2情報表示部42に基づいて、第1情報表示部41からの第2情報表示部42の相対的な位置の情報を算出する。具体的には、位置算出部67は、カメラ51で撮影された第2情報表示部42を読み込んで(即ち、カメラ51の画像から、第2情報表示部42の表示情報を読み取って)、第1情報表示部41の位置を基準として、第1情報表示部41からの距離と方向を算出する。すなわち、位置算出部67は、第1情報表示部41を基準とした、第2情報表示部42の水平方向の距離の情報と、高さ方向の距離の情報を算出する。
より詳細には、位置算出部67は、カメラ51の画像内に、第1情報表示部41と第2情報表示部42の両方が映っている状態で機能する。位置算出部67は、例えば、第2情報表示部42の基準形状を取得すると共に、カメラ51の画像に映る第2情報表示部42の輪郭形状を抽出して、第2情報表示部42の基準形状及び第2情報表示部42の輪郭形状の情報に基づいて、カメラ51の画像内における第2情報表示部42の位置を特定する。そして、位置算出部67は、位置姿勢算出部66に算出されたカメラ51の画像内における第1情報表示部41の位置、自身が算出したカメラ51の画像内における第2情報表示部42の位置とを参照することで、第1情報表示部41からの第2情報表示部42の相対的な位置の情報を算出する。但し、SLAM技術等によって、第1情報表示部41が映ったカメラ51の画像と第2情報表示部42が映ったカメラ51の画像との位置関係を特定できれば、位置算出部67の機能は、一枚の画像内に、第1情報表示部41と第2情報表示部42の両方が映っていない状態であっても実現可能である。
情報処理部68は、仮想クレーン生成部65が生成した仮想クレーン1Aを、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する。換言すると、情報処理部68は、仮想クレーン生成部65が生成した仮想クレーン1Aの画像情報を、位置姿勢算出部66が算出したカメラ51の画像内で、仮想クレーン1Aを配置すべき位置と仮想クレーン1Aの取るべき姿勢とに対応した画像情報に変換する。情報処理部68は、例えば、カメラ51の撮影位置からクレーン設置予定位置(即ち、第1情報表示部41の設置位置)を見たときに、仮想クレーン1Aの三次元画像が、実際にクレーン1が存在する状態を模擬した画像となるように、仮想クレーン1Aの画像情報を変換する。尚、情報処理部68のかかる画像処理は、公知の座標変換処理等によって、実現される。
また、情報処理部68は、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の性能情報と、仮想アウトリガー生成部63が生成した仮想アウトリガー80Aと、作業可能領域算出部64が算出したクレーン1の作業可能領域と、を位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する。すなわち、情報処理部68は、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報を、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する。
また、情報処理部68は、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報を、位置算出部67が算出した位置情報に基づいて、第2情報表示部42を基準とした、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する。言い換えると、情報処理部68は、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応させたクレーン1の情報を、第2情報表示部42を基準とした情報に処理する。即ち、情報処理部68は、位置算出部67が算出した第1情報表示部41からの第2情報表示部42の相対位置に基づいて、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報(例えば、クレーン1の作業可能領域75,76)を、クレーン1にて吊荷を積み下ろすときの作業位置に対応させて三次元の画像情報に変換する。
画像表示部52は、情報処理部68が処理した情報を、カメラ51の画像に重ねて表示する。具体的には、図4に示すように、画像表示部52は、カメラ51で撮影したクレーン1を設置予定の作業現場の画像に、仮想クレーン1Aと、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1のテールスイング領域73と、仮想アウトリガー生成部63が生成した仮想アウトリガー80Aと、作業可能領域算出部64が算出したクレーン1の設置面における作業可能領域71,72と、第2情報表示部42が配置された高さにおけるクレーン1の作業可能領域75,76と、を重畳して表示する。また、画像表示部52は、入力部53に入力された吊荷荷重を表示する。
仮想アウトリガー80Aは、仮想フロントアウトリガー82Aと、仮想リアアウトリガー81Aから構成される。クレーン1の設置面における作業可能領域は、80%の負荷率の作業可能領域72と、100%の負荷率の作業可能領域71とから構成される。第2情報表示部42が配置された高さにおける作業可能領域は、80%の負荷率の作業可能領域76と、100%の負荷率の作業可能領域75とから構成される。
即ち、画像表示部52は、ユーザが、クレーン1を現場で実際に稼働した際に、クレーン1の各部位が現場環境にどのような影響を与えるか等を、3次元で検討することができるように、カメラ51の画像に映る周辺環境に重ね合わせるように、仮想クレーン1A、クレーン1の作業可能領域71,72(75,76)、仮想アウトリガー80A、及び、クレーン1のテールスイング領域73を、3次元画像で表示する。尚、画像表示部52は、例えば、カメラ51の画像内で、仮想クレーン1Aのアウトリガーの位置に、仮想アウトリガー80Aを表示する。又、画像表示部52は、例えば、カメラ51の画像内で、仮想クレーン1Aを中心として、その周囲に、クレーン1の作業可能領域71,72を表示する。又、画像表示部52は、例えば、カメラ51の画像内で、仮想クレーン1Aの旋回台を中心として、その周囲に、クレーン1のテールスイング領域73を表示する。
[制御部による処理の流れ]
図5は、実施例1のクレーン情報表示システム100の制御部60による処理の流れを示すフローチャートである。以下、実施例1のクレーン情報表示システム100の制御部60による処理の流れを説明する。
作業者Mが、タブレット端末50に取り付けられたカメラ51によって、クレーン1が設置される予定の作業現場に設置された支持部材45に取り付けられた第1情報表示部41と、その周辺の現場環境を撮影すると、図5に示すように、クレーン情報取得部62は、カメラ51で撮影した第1情報表示部41を読み込む(ステップS101)。
次いで、クレーン情報取得部62は、取得したクレーン1の機種の形状情報と性能情報を記憶部61から取得する(ステップS102)。
次いで、仮想クレーン生成部65は、クレーン情報取得部62の取得したクレーン1の情報に基づいて、仮想アウトリガーの3次元データを生成する(ステップS103)。
次いで、位置姿勢算出部66は、カメラ51で撮影した第1情報表示部41に基づいて、仮想クレーン1Aの位置と姿勢を算出する(ステップS104)。
次いで、制御部60は、アウトリガー80の張り出し量が入力部53に入力されたか否かを判断する(ステップS105)。アウトリガー80の張り出し量が入力部53に入力されたと判断した場合(ステップS105でYES)、仮想アウトリガー生成部63は、仮想アウトリガー80Aを生成し(ステップS106)、ステップS107に進む。一方、アウトリガー80の張り出し量が入力部53に入力されていない場合(ステップS105でNO)、ステップS107に進む。
次いで、制御部60は、吊荷荷重とブーム30の長さが入力部53に入力されたか否かを判断する(ステップS107)。吊荷荷重とブーム30の長さが入力部53に入力されたと判断した場合(ステップS107でYES)、作業可能領域算出部64は、作業可能領域71,72を算出し(ステップS108)、ステップ109に進む。一方、吊荷荷重とブーム30の長さが入力部53に入力されていないと判断した場合(ステップS108でNO)、ステップS109に進む。
次いで、情報処理部68は、仮想アウトリガー生成部63が生成した仮想アウトリガー80Aと、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報と、を位置姿勢算出部66が算出したクレーン1の位置と姿勢に対応した情報に処理する(ステップS109)。
次いで、位置算出部67は、カメラ51で撮影された第2情報表示部42を読み込む(ステップS110)。
次いで、位置算出部67は、第2情報表示部42の第1情報表示部41からの位置情報を算出する(ステップS111)。
次いで、情報処理部68は、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報を、位置算出部67が算出した位置情報に基づいて、第2情報表示部42を基準とした、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する(ステップS112)。
次いで、画像表示部52は、カメラ51で撮影した、クレーン1が設置される予定の作業現場の画像に、仮想クレーン1Aと、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1のテールスイング領域73と、仮想アウトリガー生成部63が生成した仮想アウトリガー80Aと、仮想クレーン1Aの設置面における作業可能領域71,72と、第2情報表示部42の配置された高さにおける作業可能領域75,76と、を重畳して表示して(ステップS113)、処理を終了する。
このようにして、クレーン1の設置場所を検討し、クレーン1の設置場所が決定した場合、作業現場に置かれた支持部材45に取り付けられた第1情報表示部41に、実際のクレーン1の所定の位置(例えば、走行体10の車体フレーム11の左側面の中央)を一致させるように、クレーン1を搬送して設置する。
[クレーン情報表示システムの作用]
以下、実施例1のクレーン情報表示システム100の作用を説明する。
実施例1のクレーン情報表示システム100は、クレーン1の情報を表示する第1情報表示部41をカメラ51で撮影して、クレーン1の情報を取得するクレーン情報取得部62と、クレーン情報取得部62の取得したクレーン1の情報に基づいて、クレーン1の立体の仮想クレーン1Aを生成する仮想クレーン生成部65と、カメラ51で撮影した第1情報表示部41に基づいて、仮想クレーン1Aの位置と姿勢を算出する位置姿勢算出部66と、仮想クレーン生成部65が生成した仮想クレーン1Aを、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する情報処理部68と、情報処理部68が処理した情報を、カメラ51で撮影した画像に重ねて表示する画像表示部52と、を備える(図3及び図4)。
これにより、クレーン1の設置を予定している場所の風景画像に、仮想クレーン1Aを配置して表示することができる。そのため、クレーン1の設置を予定している場所に実際にはクレーン1を配置せずに、クレーン1の配置の検討を3次元の画像ですることができる。その結果、クレーン1の作業計画を簡易に検討することができる。
実施例1のクレーン情報表示システム100において、情報処理部68は、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報を、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する(図3及び図4)。
これにより、仮想クレーン1Aが配置された画像に、クレーン1の情報を重ね合わせて表示することができる。そのため、仮想クレーン1Aと、その周辺の現場環境と、クレーン1の情報とを、リアルタイムに3次元の画像で確認することができる。その結果、クレーン1の設置を予定している場所に実施のクレーン1を配置せずに、クレーン1の作業計画を簡易に検討することができる。
実施例1のクレーン情報表示システム100において、クレーン1による吊荷の積み下ろし位置に配置された第2情報表示部42を有し、第2情報表示部42をカメラ51で撮影して、第2情報表示部42の第1情報表示部41からの位置情報を算出する位置算出部67と、情報処理部68は、位置算出部67が算出した位置情報に基づいて、クレーン情報取得部62が取得したクレーン1の情報を、第2情報表示部42を基準とした、位置姿勢算出部66が算出した仮想クレーン1Aの位置と姿勢に対応した情報に処理する(図3及び図4)
これにより、第2情報表示部42が設置された高さにおける作業可能領域75,76を表示することができる。そのため、例えば、図4に示すように、ビルBの屋上等の高い位置で、吊荷の積み下ろし作業をするような場合、第2情報表示部42を設置した高さにおける、クレーン1の作業可能領域75,76を表示することができる。その結果、吊荷の積み下ろし位置が、クレーン1の設置面と異なる高さにある場合でも、クレーン1の作業計画を簡易に検討することができる。
実施例1のクレーン情報表示システム100において、仮想クレーン1Aのアウトリガー80の張り出し量を入力する入力部53を備え、クレーン情報取得部62は、入力部53への入力値に基づいて、立体の仮想アウトリガー80Aを生成する仮想アウトリガー生成部63を備える(図3及び図4)。
これにより、クレーン1の設置を予定している場所に配置された仮想クレーン1Aとその周囲を撮影した画像上に、入力値に対応した張り出し量の仮想アウトリガー80Aを重ね合わせて表示することができる。そのため、作業現場において、アウトリガー80の張り出し量をリアルタイムに3次元の画像上で確認することができる。
実施例1のクレーン情報表示システム100において、吊荷荷重と、クレーン1のブーム30の長さと、を入力する入力部53を備え、クレーン情報取得部62は、入力部53への入力値に基づいて、クレーン1の作業可能領域71,72を算出する作業可能領域算出部64を備える(図3及び図4)。
これにより、クレーン1の設置を予定している場所に配置された仮想クレーン1Aとその周囲を撮影した画像上に、ブーム30の長さに基づいて、所定の吊荷荷重に対する作業可能領域71,72を重ね合わせて表示することができる。そのため、作業現場において、作業可能領域71,72をリアルタイムに3次元の画像で確認することができる。
実施例1のクレーン情報表示システム100において、クレーン1の情報は、クレーン1のテールスイング領域73が含まれる(図3及び図4)。
これにより、クレーン1の設置を予定している場所に配置された仮想クレーン1Aとその周囲を撮影した画像上に、テールスイング領域73を重ね合わせて表示することができる。そのため、作業現場においいて、テールスイング領域73をリアルタイムに3次元の画像で確認することができる。
以上、本発明のクレーン情報表示システムを実施例1に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、第1情報表示部41に記憶されるクレーン1の所定の位置の情報を、走行体10の車体フレーム11の左側面の中央とする例を示した。しかし、第1情報表示部41に記憶されるクレーン1の所定の位置の情報は、車体フレーム11の左側面の中央に限定されるものではない。また、第1情報表示部41に記憶されるクレーン1の所定の位置の情報として、車体フレーム11の左側面以外に、車体フレーム11の前面と、後面と、右側面とを記憶し、作業者Mが入力部53から適宜選択できるようにしてもよい。
実施例1では、第1情報表示部41に1つのクレーン1の機種の情報が記憶される例を示した。しかし、第1情報表示部41に複数のクレーンの機種の情報が記憶されていて、作業者Mが入力部53から適宜選択できるようにしてもよい。
実施例1では、情報表示部40をエイプリルタグとする例を示した。しかし、情報表示部は、この態様に限定されず、例えばQRコード(登録商標)等の2次元コードとしてもよい。また、情報表示部をクレーン自体として、深層学習を使用した画像認識によって、クレーンの情報を取得してもよい。
実施例1では、80%の負荷率の作業可能領域72,76と、100%の負荷率の作業可能領域71,75を画像表示部52に表示する例を示した。しかし、画像表示部には、1つの作業可能領域を表示しても良いし、3つ以上の作業可能領域を表示してもよい。また、作業可能領域の負荷率は、80%や100%に限定されるものではない。
実施例1では、ユーザ端末を、カメラ51と入力部53と画像表示部52を備えるタブレット端末50とする例を示した。しかし、ユーザ端末は、スマートフォンであってもよい。また、ユーザ端末は、カメラと画像表示部が別体のものであってもよい。
実施例1では、クレーン1の形状情報と性能情報を記憶部61に記憶する例を示した。しかし、クレーンの形状情報と性能情報は、第1情報表示部に記憶させてもよい。
2019年9月27日出願の特願2019-176782の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
1 クレーン
1A 仮想クレーン
41 第1情報表示部
42 第2情報表示部
50 タブレット端末
51 カメラ
52 画像表示部
62 クレーン情報取得部
63 仮想アウトリガー生成部
64 作業可能領域算出部
65 仮想クレーン生成部
66 位置姿勢算出部
67 位置算出部
68 情報処理部
71,72 作業可能領域
75,76 作業可能領域
73 テールスイング領域
80A 仮想アウトリガー
100 クレーン情報表示システム

Claims (4)

  1. カメラを有する端末装置を備え、前記カメラにて、クレーンの情報を表示する第1情報表示部を撮影してカメラ画像を得るクレーン情報表示システムであって、
    前記カメラ画像から、前記第1情報表示部の表示情報を読み取り、前記クレーンの情報を取得するクレーン情報取得部と、
    前記クレーン情報取得部の取得した前記クレーンの情報に基づいて、前記クレーンの三次元画像に相当する仮想クレーンの画像情報を生成する仮想クレーン生成部と、
    前記カメラ画像から、前記第1情報表示部の表示情報を読み取り、前記第1情報表示部の基準形状の情報を取得すると共に、前記カメラ画像に映る前記第1情報表示部の輪郭形状の情報を抽出して、前記第1情報表示部の前記基準形状及び前記第1情報表示部の前記輪郭形状の情報に基づいて、前記カメラ画像内で、前記仮想クレーンを配置すべき位置と前記仮想クレーンの取るべき姿勢とを算出する位置姿勢算出部と、
    前記仮想クレーン生成部が生成した前記仮想クレーンの画像情報を、前記位置姿勢算出部が算出した前記仮想クレーンの前記位置と前記姿勢に対応した画像情報に変換する情報処理部と、
    前記情報処理部にて画像情報の変換処理が施された前記仮想クレーンを、前記カメラ画像に重ねて表示する画像表示部と、
    前記カメラ画像から、前記クレーンによる吊荷の積み下ろし予定位置に配置された第2情報表示部の表示情報を読み取り、前記第2情報表示部の基準形状の情報を取得すると共に、前記カメラ画像に映る前記第2情報表示部の輪郭形状の情報を抽出して、前記第2情報表示部の前記基準形状及び前記第2情報表示部の前記輪郭形状の情報に基づいて、前記第1情報表示部からの前記第2情報表示部の相対位置を算出する位置算出部と、
    を備え
    前記情報処理部は、前記第1情報表示部からの前記第2情報表示部の相対位置に基づいて、前記クレーン情報取得部が取得した前記クレーンの情報を、前記クレーンにて前記吊荷を積み下ろすときの作業位置に対応させた三次元の画像情報に変換し、
    前記画像表示部は、前記情報処理部にて変換処理が施された前記クレーンの情報を、前記仮想クレーンの画像とともに前記カメラ画像に表示する、
    クレーン情報表示システム。
  2. 前記仮想クレーンのアウトリガーの張り出し量を入力する入力部を備え、
    前記クレーン情報取得部は、前記第1情報表示部の表示情報から特定される前記クレーンのアウトリガーの情報と、前記入力部への入力値とに基づいて、表示対象の前記クレーンの情報として、前記アウトリガーの三次元画像に相当する仮想アウトリガーの画像情報を生成する、
    請求項に記載のクレーン情報表示システム。
  3. 吊荷荷重と、前記クレーンのブームの長さと、を入力する入力部を備え、
    前記クレーン情報取得部は、前記第1情報表示部の表示情報から特定される前記クレーンの機種の情報と、前記入力部への入力値とに基づいて、表示対象の前記クレーンの情報として、前記クレーンの作業可能領域を算出する、
    請求項に記載のクレーン情報表示システム。
  4. 前記クレーンの情報は、前記クレーンのテールスイング領域の情報を含む、
    請求項1に記載のクレーン情報表示システム。
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