JP7070759B2 - 移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、タマネギ苗移植機などのような移植機に関する。
昇降されてタマネギ苗を植付ける、4本の植付け条にそれぞれ対応する植付けホッパーを有する植付け機構と、4個の植付けホッパーにそれぞれ対応する鎮圧具を有する鎮圧機構と、を備えたタマネギ苗移植機などのような移植機が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2016-029892号公報
しかしながら、上述された従来の移植機に関しては、鎮圧機構に関する利便性が十分ではないことがある。
本発明者は、たとえば、鎮圧輪アームが各々の植付けホッパーを昇降させる植付け昇降リンク装置の下方に位置する場合においては、下降した植付け昇降リンク装置が鎮圧輪アームと干渉しやすく、苗植付け左右間隔である条間距離の調節が制限されがちであることに気付いた。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、鎮圧機構に関する利便性を向上することができる移植機を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、移植物を植え付ける植付け具(41)を有する植付け機構(40)と、前記植付け具(41)に対応する鎮圧具(100)を有する鎮圧機構(50)を備える移植機において、該鎮圧具(100)は、植え付けた移植物の周辺の土壌を鎮圧する鎮圧輪(110)と、該鎮圧輪(110)を装着する鎮圧輪アーム(120)で構成し、該鎮圧輪アーム(120)は、鎮圧輪アーム前側部分(121)と、鎮圧輪アーム後側部分(122)と、鎮圧輪アーム残り部分(123)を有し、前記鎮圧輪アーム前側部分(121)は、車体(10)に回動可能に装着し、前記植付け機構(40)は、機体左右方向に2つの前記植付け具(41)を有し、長手方向が機体左右方向であるロッド部材(200)が、前記車体(10)に回動可能に装着され、前記ロッド部材(200)は、2つの前記鎮圧具(100)に各々対応するロッド(210)を有し、2つの前記鎮圧輪アーム前側部分(121)の前端部が各々装着されるボス部材(140)が2本の前記ロッド(210)に各々装着され、左の前記ボス部材(140)の右側部分は左の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)と比べて機体左側に位置し、右の前記ボス部材(14)の左側部分は右の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)と比べて機体右側に位置し、2つの前記ボス部材(140)の左右間には、ケーブル部材(320)が連結される傾斜検出部材(300)を配置するスペースが形成される構成としたことを特徴とする移植機である。
請求項2の発明は、前記傾斜検出部材(300)は、2つの前記鎮圧具(100)に各々対応する傾斜検出アーム部材(310)を備え、左の前記ケーブル部材(320)は左の前記ロッド(210)と連動する左の前記傾斜検出アーム部材(310)に連結され、右の前記ケーブル部材(320)は右の前記ロッド(210)と連動する右の前記傾斜検出アーム部材(310)に連結され、前記左または右の傾斜検出アーム部材(310)は、前記鎮圧具(100)と連動する鎮圧具アーム(311)と、前記ケーブル部材(320)が連結されるケーブル部材アーム(312)に分割されており、前記ケーブル部材アーム(312)は、取付位置を調節可能に前記鎮圧具アーム(311)に装着されることを特徴とする請求項1に記載の移植機である。
本発明に関連する第1の発明は、昇降されて移植物を植付ける、単数または複数の植付け条にそれぞれ対応する植付け具(41)を有する植付け機構(40)と、単数または複数の前記植付け具(41)にそれぞれ対応する鎮圧具(100)を有する鎮圧機構(50)と、を備え、前記鎮圧具(100)は、前記植付けられた移植物の周辺の土壌を鎮圧する、複数の鎮圧輪(110)と、前記複数の鎮圧輪(110)が取付けられている鎮圧輪アーム(120)と、を有し、前記鎮圧輪アーム(120)は、鎮圧輪アーム前側部分(121)と、鎮圧輪アーム後側部分(122)と、鎮圧輪アーム残り部分(123)と、を有し、前記鎮圧輪アーム前側部分(121)の前端は、直接的にまたは間接的に車体(10)へ回動可能に取付けられており、前記鎮圧輪アーム後側部分(122)の前端は、車体左右方向の側面視において略V字形状を形成するように前記鎮圧輪アーム前側部分(121)の後端へつながっており、前記鎮圧輪アーム残り部分(123)の前端は、前記鎮圧輪アーム後側部分(122)の後端へつながっており、前記複数の鎮圧輪(110)の内の少なくとも1個が、前記鎮圧輪アーム後側部分(122)へ取付けられていることを特徴とする移植機である。
本発明に関連する第2の発明は、前記鎮圧輪アーム(120)には、前記鎮圧輪(110)を取付けるための鎮圧輪取付けステー(130)が設けられており、前記鎮圧輪(110)は、取付け位置が調節可能であるように、前記鎮圧輪取付けステー(130)へ取付けられていることを特徴とする本発明に関連する第1の発明の移植機である。
本発明に関連する第3の発明は、前記植付け機構(40)は、前記車体左右方向に並んで配置された2個の前記植付け具(41)を有し、長手方向が前記車体左右方向であるロッド部材(200)が、前記車体(10)へ回動可能に取付けられており、前記ロッド部材(200)は、2個の前記鎮圧具(100)にそれぞれ対応するロッド(210)を有し、2個の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)の前記前端がそれぞれ取付けられているボス部材(140)が、2本の前記ロッド(210)へそれぞれ取付けられており、左の前記ボス部材(140)の右側部分は左の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)と比べて左にあり、右の前記ボス部材(140)の左側部分は右の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)と比べて右にあり、前記2個のボス部材(140)の間には、ケーブル部材(320)が連結されている傾斜検出部材(300)を配置するためのスペースが形成されていることを特徴とする本発明に関連する第1の発明の移植機である。
本発明に関連する第4の発明は、前記傾斜検出部材(300)は、前記2個の鎮圧具(100)にそれぞれ対応する傾斜検出アーム部材(310)を有し、左の前記ケーブル部材(320)は左の前記ロッド(210)と連動する左の前記傾斜検出アーム部材(310)へ連結されており、右の前記ケーブル部材(320)は右の前記ロッド(210)と連動する右の前記傾斜検出アーム部材(310)へ連結されており、前記左または右の傾斜検出アーム部材(310)が、前記鎮圧具(100)と連動する鎮圧具アーム(311)と、前記ケーブル部材(320)が連結されているケーブル部材アーム(312)と、へ分割されており、前記ケーブル部材アーム(312)は、取付け位置が調節可能であるように、前記鎮圧具アーム(311)へ取付けられていることを特徴とする本発明に関連する第3の発明の移植機である。
本発明に関連する第5の発明は、下降された前記植付け具(41)の外周面へ付着した土壌を除去する、前記鎮圧具(100)へ取付けられたスクレーパー(400)を有するスクレーパー機構(60)を備え、前記スクレーパー(400)は、前記車体左右方向に並んで配置された2個のスクレーパープレート(410)と、前記2個のスクレーパープレート(410)へそれぞれ取付けられたスクレーパープレートアーム(420)と、2個の前記スクレーパープレートアーム(420)の前端が前記車体左右方向に回動可能に取付けられているスクレーパープレートアーム取付けベース(430)と、前記2個のスクレーパープレート(410)が引寄せられるように、前記2個のスクレーパープレートアーム(420)を付勢する引寄せ付勢スプリング(440)と、を有し、前記スクレーパープレートアーム取付けベース(430)は、前記上下方向に回動可能であるように前記鎮圧具(100)へ取付けられており、前記スクレーパープレート(410)の後端が持上げられるように、持上げ付勢スプリング(450)により付勢されることを特徴とする本発明に関連する第1の発明の移植機である。
本発明に関連する第6の発明は、左の前記スクレーパープレートアーム(420)は左の前記スクレーパープレート(410)の左端縁へ取付けられており、右の前記スクレーパープレートアーム(420)は右の前記スクレーパープレート(410)の右端縁へ取付けられており、前記左のスクレーパープレート(410)の前側部分には右端縁から前方へ向かって伸びるスリット(411)が形成されており、前記右のスクレーパープレート(410)の前側部分には左端縁から前方へ向かって伸びるスリット(411)が形成されていることを特徴とする本発明に関連する第5の発明の移植機である。
本発明により、鎮圧機構に関する利便性を向上することが可能である。
本発明に関連する第1の発明により、鎮圧機構に関する利便性を向上することが可能である。
本発明に関連する第2の発明により、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、鎮圧機構に関する利便性をさらに向上することが可能である。
本発明に関連する第3の発明により、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、鎮圧機構に関する利便性をさらに向上することが可能である。
本発明に関連する第4の発明により、本発明に関連する第3の発明の効果に加えて、鎮圧機構に関する調節性を向上することが可能である。
本発明に関連する第5の発明により、本発明に関連する第1の発明の効果に加えて、スクレーパー機構に関する信頼性を向上することが可能である。
本発明に関連する第6の発明により、本発明に関連する第5の発明の効果に加えて、スクレーパー機構に関する信頼性をさらに向上することが可能である。
本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左側面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の平面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の斜視図(その一) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の左側面図(その一) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の左側面図(その二) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の斜視図(その二) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の斜視図(その三) 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の模式的な平面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構近傍の背面図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機のスクレーパー機構近傍の斜視図 本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機のスクレーパー機構近傍の平面図 本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の左側面図 本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の平面図 本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構近傍の分解左側面図 本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機のスクレーパー近傍の平面図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態のタマネギ苗移植機は本発明における移植機の一例であり、本実施の形態のタマネギ苗は本発明における移植物の一例である。植付けホッパー41は、本発明における植付け具の一例である。
はじめに、図1および2を参照しながら、本実施の形態のタマネギ苗移植機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の左側面図であり、図2は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の平面図である。
図1および2においては、2条植えのタマネギ苗移植機が示されており、植付け機構40は2個の植付けホッパー41を有する。
もちろん、本実施の形態のタマネギ苗移植機は、2条植えのタマネギ苗移植機に限らず、たとえば、4条植えのタマネギ苗移植機であってもよい。
本実施の形態のタマネギ苗移植機は、歩行作業者のためのハンドル13のみならず、搭乗作業者のための座席14および左右一対のフロア15も有する、いわゆる乗用移植機である。
最初に説明されるのは、本実施の形態のタマネギ苗移植機の基本的な構成および動作である。したがって、鎮圧機構50などについては、後に詳細に説明する。
車体10の前部には、エンジン20などが左右一対の従動前輪11とともに配置されている。エンジン20によって発生された駆動力は、左右一対の走行チェーンケース21を介して左右一対の駆動後輪12などへ伝達される 操作ユニット30は、歩行作業者が車体10の後方を歩きながら車体走行操作を行うためのユニットである。
植付け機構40は、昇降されてタマネギ苗を植付ける、単数または複数の植付け条にそれぞれ対応する植付けホッパー41を有する機構である。
本実施の形態においては、植付け機構40は、昇降されてタマネギ苗を植付ける、2本の植付け条にそれぞれ対応する植付けホッパー41を有する機構である。
鎮圧機構50は、単数または複数の植付けホッパー41にそれぞれ対応する鎮圧具100を有する機構である。
本実施の形態においては、鎮圧機構50は、2個の植付けホッパー41にそれぞれ対応する鎮圧具100を有する機構である。
タマネギ苗供給テーブル42は、ループ状に連結されて周回させられる、搭乗作業者により投入されたタマネギ苗を収容する複数のタマネギ苗収容カップなどを有する。
車体10の後部には、タマネギ苗供給テーブル42により供給されたタマネギ苗を植付ける2個の植付けホッパー41、および植付けられたタマネギ苗の周辺の土壌に鎮圧荷重を負荷する鎮圧機構50などが駆動後輪12とともに配置されている。
図3から9を主として参照しながら、鎮圧機構50などについて具体的に説明する。
ここに、図3は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構50近傍の斜視図(その一)であり、図4および5は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構50近傍の左側面図(その一および二)であり、図6および7は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構50近傍の斜視図(その二および三)であり、図8は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構50近傍の模式的な平面図であり、図9は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機の鎮圧機構50近傍の背面図である。
鎮圧具100は、植付けられたタマネギ苗の周辺の土壌を鎮圧する、複数の鎮圧輪110と、複数の鎮圧輪110が取付けられている鎮圧輪アーム120と、を有する。
本実施の形態においては、鎮圧具100は、植付けられたタマネギ苗の周辺の土壌を鎮圧する、2個の鎮圧輪110と、2個の鎮圧輪110が取付けられている鎮圧輪アーム120と、を有する。
鎮圧輪アーム120は、鎮圧輪アーム前側部分121と、鎮圧輪アーム後側部分122と、鎮圧輪アーム残り部分123と、を有する。
鎮圧輪アーム前側部分121の前端は、直接的にまたは間接的に車体10へ回動可能に取付けられている。
本実施の形態においては、鎮圧輪アーム前側部分121の前端は、間接的に車体10へ回動可能に取付けられている。
すなわち、鎮圧具100は、前端が六角棒形状のロッド部材200を利用して車体10へ回動可能に取付けられた鎮圧輪アーム120と、鎮圧輪アーム120に回動可能に取付けられた左および右の鎮圧輪110と、により構成されている。
鎮圧輪アーム後側部分122の前端は、車体左右方向の側面視において略V字形状を形成するように鎮圧輪アーム前側部分121の後端へつながっている。
鎮圧輪アーム残り部分123の前端は、鎮圧輪アーム後側部分122の後端へつながっている。
すなわち、鎮圧輪アーム120の後方には、植付けられた苗を回避する、車体10の後側で上方へ向かって突出する鎮圧輪アーム立上り部120aが形成されている。鎮圧輪110の取付け位置は鎮圧輪アーム屈曲部120bと比べて上方の後上り部分に位置し、鎮圧輪アーム立上り部120aが短くても圃場面からの立上り高さHは十分に確保されるので、植付けられた苗が鎮圧具100との接触で倒されないのみならず、鎮圧輪アーム立上り部120aの長さが抑えられ、重量および製造コストが低減される。
そして、鎮圧輪アーム120には下方へ向かって突出する鎮圧輪アーム屈曲部120bが形成されているので、苗植付け左右間隔である条間距離が調節され、鎮圧輪アーム120が各々の植付けホッパー41を昇降させる植付け昇降リンク装置40aの下方に位置する場合においても、昇降リンク装置40aと上面視においてオーバーラップする鎮圧輪アーム120の部分は低く、下降した植付け昇降リンク装置40aが鎮圧輪アーム120と干渉しない。
複数の鎮圧輪110の内の少なくとも1個が、鎮圧輪アーム後側部分122へ取付けられている。
本実施の形態においては、2個の鎮圧輪110の内の1個が、鎮圧輪アーム後側部分122へ取付けられている。
2個の鎮圧輪110の内の残りの1個は外側の鎮圧輪アーム残り部分123へ取付けられているので、設計自由度が向上される。
鎮圧輪アーム120には、鎮圧輪110を取付けるための鎮圧輪取付けステー130が設けられている。
鎮圧輪110は、取付け位置が調節可能であるように、鎮圧輪取付けステー130へ取付けられている。
鎮圧輪110を車体左右方向の側面視において略コの字形状の鎮圧輪取付けステー130へ取付けるための鎮圧輪取付けボルト130bは、車体左右方向が長手方向である鎮圧輪取付け長孔130aへ挿入されている。鎮圧輪取付けステー130には鎮圧輪取付け長孔130aが鎮圧フレームとしての鎮圧輪アーム120と上面視においてオーバーラップする部分にも形成されているので、苗太さおよび圃場土質などに応じた位置で鎮圧が行われるように、鎮圧輪110の左右間隔は調節可能である。
鎮圧輪取付けステー130は上方へ向かって開放されるように鎮圧輪アーム120へ溶接などで固定されるので、鎮圧輪取付けステー130を安価な薄い板材で構成することにより、重量および製造コストが低減される。
植付け機構40は、車体左右方向に並んで配置された2個の植付けホッパー41を有する。
長手方向が車体左右方向であるロッド部材200が、車体10へ回動可能に取付けられている。
ロッド部材200は、2個の鎮圧具100にそれぞれ対応するロッド210を有する。
2個の鎮圧輪アーム前側部分121の前端がそれぞれ取付けられているボス部材140が、2本のロッド210へそれぞれ取付けられている。
左のボス部材140の右側部分は左の鎮圧輪アーム前側部分121と比べて左にあり、右のボス部材140の左側部分は右の鎮圧輪アーム前側部分121と比べて右にある。
2個のボス部材140の間には、ケーブル部材320が連結されている傾斜検出部材300を配置するためのスペースが形成されている。
鎮圧輪アーム前側部分121の前端は、回動可能な2個の鎮圧具100を車体左右方向に移動可能に取付けるための条間調節部材としてのボス部材140へ取付けられている。
ボス部材140の車体内側端は鎮圧輪アーム前側部分121の車体内側端と比べて機体外側に位置し、鎮圧機構50の左右間隔調節幅は内側オフセットとして十分に確保される。
このため、左右間隔が最も狭いときでも、2個の鎮圧具100の上下位置の差を検出するための傾斜検出部材300を2個のボス部材140の間に鎮圧機構50との干渉なく配置することができる。
傾斜検出部材300は、2個の鎮圧具100にそれぞれ対応する傾斜検出アーム部材310を有する。
左のケーブル部材320は左のロッド210と連動する左の傾斜検出アーム部材310へ連結されており、右のケーブル部材320は右のロッド210と連動する右の傾斜検出アーム部材310へ連結されている。
連携部材としてのローリングワイヤであるケーブル部材320の内の下側のケーブルは、回動可能な鎮圧具100との干渉なく、後方から前方へ向かって車体10のメインフレームまたはハンドルフレームの下方に配索される。
傾斜検出アーム部材ストッパー310cは、被当接部材としての車体貼付プレート10aへ下方から当接することにより、畝終端における車体10の下降にともなう鎮圧具100の過度な上昇などによる植付け昇降リンク装置40aとの干渉を抑制する。
種々の調節操作が行いやすいように鎮圧輪アーム120と側面視においてオーバーラップしない傾斜角度で後方へ向かって突出する傾斜検出部材300には、各々の鎮圧具100に連動して回動する左および右の傾斜検出アーム部材310により牽引されるケーブル部材320が連結されている。
2個の車体前後方向調節ボルト310bが車体前後方向調節長孔310aへ挿入されており、位置決めのためのワイヤ支持アームとしての傾斜検出アーム部材後部は車体前後方向に移動可能に傾斜検出アーム部材前部へ取付けられている。このため、傾斜検出部材300の検出結果に基づいて、植付けホッパー41が圃場面に対して垂直であるように車体10を傾斜させる、植付け水平維持機能としてのローリング機能がより確実に実現される。
調節操作が行いやすいように、ケーブル部材320のケーブルアウター部材受け321は、植付け機構40の植付け機構支持部40bの前方に位置する。
ケーブル部材320のケーブルインナー部材が通過するケーブル通過孔とともに傾斜検出アーム部材310の水平維持感度調節プレートに形成された傾斜検出アーム部材レギュレーター310dは、感度調節にともなうケーブル動作範囲の変化を招来することなく、ケーブル動作範囲を規制して過度なケーブル牽引にともなう油圧バルブ負荷の増大を抑制する。左の傾斜検出アーム部材310の傾斜検出アーム部材レギュレーター310dは右の傾斜検出アーム部材310へ上方から当接することにより左の傾斜検出アーム部材310のケーブル動作範囲を規制し、右の傾斜検出アーム部材310の傾斜検出アーム部材レギュレーター310dは左の傾斜検出アーム部材310へ下方から当接することにより右の傾斜検出アーム部材310のケーブル動作範囲を規制する。
左または右の傾斜検出アーム部材310が、鎮圧具100と連動する鎮圧具アーム311と、ケーブル部材320が連結されているケーブル部材アーム312と、へ分割されている。
本実施の形態においては、左の傾斜検出アーム部材310が、鎮圧具100と連動する鎮圧具アーム311と、ケーブル部材320が連結されているケーブル部材アーム312と、へ分割されている。
ケーブル部材アーム312は、取付け位置が調節可能であるように、鎮圧具アーム311へ取付けられている。
左の傾斜検出アーム部材310が、車体前側の回動支軸アームとしての鎮圧具アーム311と、車体後側の調節アームとしてのケーブル部材アーム312と、へ分割されており、車体上下方向調節ボルト311bが車体上下方向調節長孔311aへ挿入されている。
このため、植付け水平維持機能における左右移動量はケーブル部材アーム312を上下方向に回動させることにより調節される。
右の傾斜検出アーム部材310近傍には、凹凸を有する圃場面に接触して回動しながら回動量に基づいて車高を調節するためのいわゆる深さセンサー、および車体ローリング機構において2個の鎮圧輪アーム120の回動量の差を検知する基準部分などが設けられており、植付け水平維持機能における上下高さ基準となる右の傾斜検出アーム部材310は分割されていないので、車体10の左右傾斜は圃場傾斜および圃場土質などに応じて設定しやすく、植付けホッパー41が圃場面に対してより垂直である植付け姿勢がより確実に実現され、苗植付け精度が向上される。
鎮圧具100に関する車体上下方向調節のみを行うことができ、いわゆる左右バランス調節、リフト位置調節、およびストッパー位置調節などは不要である。
そして、ケーブル部材320は2個の植付けホッパー41および2個の鎮圧具100の左右方向のスペースの後方に位置するので、ケーブル部材320の前後移動操作のみならず、ケーブル部材アーム312の上下回動などのような調節操作も行いやすい。
図10および11を主として参照しながら、スクレーパー機構60などについて具体的に説明する。
ここに、図10は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機のスクレーパー機構60近傍の斜視図であり、図11は本発明における実施の形態のタマネギ苗移植機のスクレーパー機構60近傍の平面図である。
スクレーパー機構60は、下降された植付けホッパー41の外周面へ付着した土壌を除去する、鎮圧具100へ取付けられたスクレーパー400を有する機構である。
スクレーパー400は上下方向に回動可能に鎮圧具100へ取付けられているので、条間調節操作にともなうスクレーパー400の調節操作は不要である。
長手方向が車体左右方向であるスクレーパー回動軸400aは車体左右方向の側面視においてロッド部材200近傍に位置するので、スクレーパー回動軸400aとスクレーパープレート410との間の距離は十分に確保され、鎮圧具100の回動にともなうスクレーパー400の傾きはあまり大きくならない。より具体的には、スクレーパー回動軸400aがロッド部材200近傍に位置するように、スクレーパー回動軸400aが、スクレーパー回動軸400aの上方に位置するロッド部材200と、スクレーパー回動軸400aの下方に位置するスクレーパープレート410と、を結ぶ、車体左右方向の側面視における直線の上方に位置する構成により、鎮圧具100の上下方向の回動にともなうスクレーパー400の動作位置の前後変化量は抑制される。
スクレーパー400は、車体左右方向に並んで配置された2個のスクレーパープレート410と、2個のスクレーパープレート410へそれぞれ取付けられたスクレーパープレートアーム420と、2個のスクレーパープレートアーム420の前端が車体左右方向に回動可能に取付けられているスクレーパープレートアーム取付けベース430と、2個のスクレーパープレート410が引寄せられるように、2個のスクレーパープレートアーム420を付勢する引寄せ付勢スプリング440と、を有する。
すなわち、スクレーパーステーとしてのスクレーパープレートアーム取付けベース430は鎮圧輪アーム120の前端の後方へ取付けられており、ゴム板などを利用して形成されたスクレーパープレート410を取付けるためのスクレーパープレートアーム420はスクレーパープレートアーム取付けベース430の下部の後方へ取付けられている。
鎮圧具100との干渉などが抑制されるように、スクレーパープレートアーム420およびスクレーパープレートアーム取付けベース430は鎮圧輪アーム120と側面視においてオーバーラップしない傾斜角度で後方へ向かって突出する。
スクレーパープレートアーム取付けベース430は、上下方向に回動可能であるように鎮圧具100へ取付けられており、スクレーパープレート410の後端が持上げられるように、持上げ付勢スプリング450により付勢される。
すなわち、スクレーパープレートアーム420の高さはあまり大きくないが、スクレーパープレートアーム420の姿勢はスクレーパープレート410の取付け部分の後側がスクレーパープレートアーム回動軸420a近傍から鋭角で後方へ向かって立上る後上り傾斜姿勢である。したがって、スクレーパープレート410は下方へ向かって傾斜させられながら車体左右方向に回動されるので、弧を描きながら下降された植付けホッパー41は2個のスクレーパープレート410の間の部分へプレート面法線方向でスムーズに進入する。
2個のスクレーパープレート410が植付けホッパー41の外周部分と上下方向に長い範囲にわたって接触し、植付けホッパー41の外周面へ付着した土壌を確実に除去することができるとともに、植付けホッパー41による苗の植付けが妨げられず、植付け精度が確保される。これに加えて、植付けホッパー41の外周面へ付着した土壌が除去されることにより、植付けホッパー41が土中に十分進入できずに植付け深さが浅くなることが防止される。
植付けホッパー41が上昇されてスクレーパープレート410から離れると、スクレーパープレートアーム取付けベース430は持上げ付勢スプリング450により上方へ向かって付勢されるので、スクレーパープレートアーム420の後上り傾斜姿勢が実現される。したがって、スクレーパー400の全体が上方へ向かって回動するので、植付けられた苗がスクレーパー400との接触で倒されない。そして、上昇される植付けホッパー41がスクレーパープレート410と摺動する時間は十分に確保されるので、植付けホッパー41の外周面へ付着した土壌はより確実に除去される。
スクレーパープレートアーム回動軸420aの下端はスクレーパープレート410と比べて下方へ向かって突出しないので、マルチシートで覆われた畝などとの接触は抑制される。
スクレーパープレートアーム取付けベース430は持上げ付勢スプリング450により後方へ向かって付勢されるので、スクレーパー400の全体が後方へ向かって牽引され、下降した植付け昇降リンク装置40aは鎮圧輪アーム120と干渉しにくい。
スクレーパー回動軸400a近傍に設けられたスクレーパーストッパー400bは、ボス部材140へ取付けられたボス部材補強プレート140aへ上方から当接することにより、スクレーパー400の過度な上昇などによる植付け昇降リンク装置40aとの干渉を抑制する。鎮圧輪アーム120の前端が上下方向のプレート間スペースに差込まれるボス部材補強プレート140aは、スクレーパーストッパー400bの被当接部材としても機能するので、部品点数が削減され、構成が簡素化される。
左のスクレーパープレートアーム420は左のスクレーパープレート410の左端縁へ取付けられており、右のスクレーパープレートアーム420は右のスクレーパープレート410の右端縁へ取付けられている。
左のスクレーパープレート410の前側部分には右端縁から前方へ向かって伸びるスリット411が形成されており、右のスクレーパープレート410の前側部分には左端縁から前方へ向かって伸びるスリット411が形成されている。
左および右のスクレーパープレート410の前側部分には切欠部のようなスリット411が形成されており、スクレーパープレート410は下降された植付けホッパー41の外周面の前側部に沿って柔軟に屈曲可能である。スリット411は左および右のスクレーパープレート410が互いに隣接する側から反対側へ向かって伸びるので、スクレーパープレート410の前側部分は植付けホッパー41の外周面の前側部分に沿うように変形し、スクレーパープレート410の前側部分へ付着した土壌はより確実に除去される。
左および右のスクレーパープレート410の後側部分の間には切欠部のようなスクレーパープレート左右ギャップ412が形成されており、スクレーパープレート410は下降された植付けホッパー41の外周面の後側部に沿って柔軟に屈曲可能である。スクレーパープレート左右ギャップ412の幅は下降された植付けホッパー41が進入する部分において最も広いので、スクレーパープレート410の後側部分は植付けホッパー41の外周面の後側部分を包むように変形し、スクレーパープレート410の後側部分を含む前側部分以外の部分へ付着した土壌もより確実に除去される。
つぎに、図12および13を参照しながら、本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図12は本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構500近傍の左側面図であり、図13は本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構500近傍の平面図である。
このような別の実施の形態のタマネギ苗移植機は、上述された本実施の形態のタマネギ苗移植機と基本的な構成に関して類似しているが、4条植えのタマネギ苗移植機である。
軸ホルダー503の側面上部はハンドルフレーム取付けプレート501の下方に位置する植付け伝動ケース502の側部へボルトで取付けられており、軸ホルダー503の背面上部は植付け伝動ケース502の背部へボルトで取付けられている。
図12から15を参照しながら、下降された植付けホッパー504の外周面へ付着した土壌を除去するスクレーパー505について具体的に説明する。
ここに、図14は本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機の植付け機構500近傍の分解左側面図であり、図15は本発明に関連する発明における別の実施の形態のタマネギ苗移植機のスクレーパー505近傍の平面図である。
引寄せスプリング508は、2個のスクレーパープレート507が引寄せられるように、2個のスクレーパープレートアーム420を付勢するスプリングである。
スクレーパープレート507のスクレーパーアーム506は、取付け軸510へ回動支点ピン付きのボスによる組付けで取付けられてもよい。
しかしながら、スクレーパーアーム506を取付け軸510へ取付けるヘッダーピン511がスクレーパーアーム506の回動支点ピンとしても機能する構成により、部品点数を削減することができる。
ホッパースクレーパーフレームとしての取付け軸510のフレーム位置が調節されてもよいし、六角棒形状のフレーム軸形状の代わりに、丸棒形状のフレーム軸形状が採用されてもよい。現行機種設計の大きな変更を必要としないヘッダーピン511の回動支点位置が実現され、機能性を犠牲にすることなく、コストが低減される。
左のスクレーパーアーム506は右のスクレーパーアーム506よりやや低く、植付けホッパー504の外周面へ付着した土壌はより確実に除去される。
スクレーパーアーム506が隣接する植付け条の位置へ回動しないように、回動規制プレートとしてのL字プレート509がヘッダーピン511の組付けに利用されることが望ましい。L字プレート509の回動は、丸棒形状の取付け軸510への当接により規制される。
ヘッダーピン511が挿入される取付け軸510のヘッダーピン取付け孔512が、24センチメートルの条間距離に対応する位置にのみならず、20センチメートルの条間距離に対応する位置にもフレーム組付け孔として設けられている構成により、部品共用化を促進することができる。
本発明における移植機は、鎮圧機構に関する利便性を向上することができ、たとえば、タマネギ苗移植機などのような移植機に利用する目的に有用である。
10 車体
10a 車体貼付プレート
11 従動前輪
12 駆動後輪
13 ハンドル
14 座席
15 フロア
20 エンジン
21 走行チェーンケース
30 操作ユニット
40 植付け機構
40a 植付け昇降リンク装置
40b 植付け機構支持部
41 植付けホッパー
42 タマネギ苗供給テーブル
50 鎮圧機構
60 スクレーパー機構
100 鎮圧具
110 鎮圧輪
120 鎮圧輪アーム
120a 鎮圧輪アーム立上り部
120b 鎮圧輪アーム屈曲部
121 鎮圧輪アーム前側部分
122 鎮圧輪アーム後側部分
123 鎮圧輪アーム残り部分
130 鎮圧輪取付けステー
130a 鎮圧輪取付け長孔
130b 鎮圧輪取付けボルト
140 ボス部材
140a ボス部材補強プレート
200 ロッド部材
210 ロッド
300 傾斜検出部材
310 傾斜検出アーム部材
310a 車体前後方向調節長孔
310b 車体前後方向調節ボルト
310c 傾斜検出アーム部材ストッパー
310d 傾斜検出アーム部材レギュレーター
311 鎮圧具アーム
311a 車体上下方向調節長孔
311b 車体上下方向調節ボルト
312 ケーブル部材アーム
320 ケーブル部材
321 ケーブルアウター部材受け
400 スクレーパー
400a スクレーパー回動軸
400b スクレーパーストッパー
410 スクレーパープレート
411 スリット
412 スクレーパープレート左右ギャップ
420 スクレーパープレートアーム
420a スクレーパープレートアーム回動軸
430 スクレーパープレートアーム取付けベース
440 引寄せ付勢スプリング
450 持上げ付勢スプリング
500 植付け機構
501 ハンドルフレーム取付けプレート
502 植付け伝動ケース
503 軸ホルダー
504 植付けホッパー
505 スクレーパー
506 スクレーパーアーム
507 スクレーパープレート
508 引寄せスプリング
509 L字プレート
510 取付け軸
511 ヘッダーピン
512 ヘッダーピン取付け孔

Claims (2)

  1. 移植物を植え付ける植付け具(41)を有する植付け機構(40)と、前記植付け具(41)に対応する鎮圧具(100)を有する鎮圧機構(50)を備える移植機において、
    該鎮圧具(100)は、植え付けた移植物の周辺の土壌を鎮圧する鎮圧輪(110)と、該鎮圧輪(110)を装着する鎮圧輪アーム(120)で構成し、
    該鎮圧輪アーム(120)は、鎮圧輪アーム前側部分(121)と、鎮圧輪アーム後側部分(122)と、鎮圧輪アーム残り部分(123)を有し、前記鎮圧輪アーム前側部分(121)は、車体(10)に回動可能に装着し、
    前記植付け機構(40)は、機体左右方向に2つの前記植付け具(41)を有し、長手方向が機体左右方向であるロッド部材(200)が、前記車体(10)に回動可能に装着され、前記ロッド部材(200)は、2つの前記鎮圧具(100)に各々対応するロッド(210)を有し、
    2つの前記鎮圧輪アーム前側部分(121)の前端部が各々装着されるボス部材(140)が2本の前記ロッド(210)に各々装着され、
    左の前記ボス部材(140)の右側部分は左の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)と比べて機体左側に位置し、右の前記ボス部材(14)の左側部分は右の前記鎮圧輪アーム前側部分(121)と比べて機体右側に位置し、
    2つの前記ボス部材(140)の左右間には、ケーブル部材(320)が連結される傾斜検出部材(300)を配置するスペースが形成される構成としたことを特徴とする移植機。
  2. 前記傾斜検出部材(300)は、2つの前記鎮圧具(100)に各々対応する傾斜検出アーム部材(310)を備え、
    左の前記ケーブル部材(320)は左の前記ロッド(210)と連動する左の前記傾斜検出アーム部材(310)に連結され、右の前記ケーブル部材(320)は右の前記ロッド(210)と連動する右の前記傾斜検出アーム部材(310)に連結され、
    前記左または右の傾斜検出アーム部材(310)は、前記鎮圧具(100)と連動する鎮圧具アーム(311)と、前記ケーブル部材(320)が連結されるケーブル部材アーム(312)に分割されており、
    前記ケーブル部材アーム(312)は、取付位置を調節可能に前記鎮圧具アーム(311)に装着されることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
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