JP7070362B2 - 端末装置、端末装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

端末装置、端末装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、端末装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来、車載装置を含む車両と端末装置とが互いに通信することにより連携してサービスを提供する技術が知られている。例えば、特許文献1には、端末装置と、車両に搭載された車載装置とにおいて、近距離無線通信により車載装置のアプリケーションに対する端末装置の認証を予め行うことで、それ以降にアプリケーションが端末装置と通信する際に、認証を省き、速やかにサービスを提供する技術が開示されている。
特開2014-021903号公報
従来、例えば、ユーザが携帯電話等の端末装置を車両と通信することにより連携させる場合、ユーザは、端末装置を車両と連携可能にするために、端末装置の設定変更及びアプリケーションの起動等を求められることがある。また、ユーザは、端末装置と車両の連携終了後においても、端末装置の設定変更及びアプリケーションの終了等を行い、端末装置の設定を元に戻すことを求められることがある。この例のように、車載装置を含む車両と端末装置とが互いに通信することにより連携して提供されるサービスにおいて、従来技術の利便性は必ずしも高くない。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、端末装置を用いて行われる、車載装置を含む車両との通信の利便性を向上させることにある。
本発明の一実施形態に係る端末装置は、
車両に含まれる車載装置と近距離無線通信を実施可能な通信部と、
自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御する制御部と、
を備える端末装置であって、
前記制御部は、
前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定し、
自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御し、
自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御する。
本発明の一実施形態に係る端末装置の制御方法は、
車両に含まれる車載装置と近距離無線通信を実施するステップと、
自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御するステップと、
前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定するステップと、
自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御するステップと、
自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御するステップと、
を含む。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、
端末装置に、
車両に含まれる車載装置と近距離無線通信を実施するステップと、
自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御するステップと、
前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定するステップと、
自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御するステップと、
自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御するステップと、
を実行させる。
本発明の一実施形態に係る端末装置、端末装置の制御方法、及びプログラムによれば、端末装置を用いて行われる、車載装置を含む車両との通信の利便性が向上する。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。 端末装置の概略構成を示すブロック図である。 車載装置を含む車両の概略構成を示すブロック図である。 端末装置の動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(情報処理システムの構成)
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の概要について説明する。情報処理システム1は、端末装置10と、車載装置20を含む車両2と、を備える。図1においては、説明の簡便のため、車両2、端末装置10、及び車載装置20をそれぞれ1つずつ図示しているが、情報処理システム1に含まれる車両2、端末装置10及び車載装置20の数はそれぞれ任意に定められてもよい。
車両2は、例えば自動車であるが、これに限られず、人間が搭乗可能な任意の車両であってもよい。端末装置10は、例えばスマートフォン又はタブレット端末等の汎用の移動端末であるが、これらに限られず、例えば情報処理システム1に専用の装置等、任意の移動端末であってもよい。端末装置10は、例えばNFC(Near Field Communication)等による近距離無線通信機能を有する。端末装置10は、端末装置10自身が備える機能を複数の制御モードで制御することができる。車載装置20は、NFC等による近距離無線通信機能を有する非接触充電器であるが、これに限られず、近距離無線通信機能を有する任意の電子装置であってもよい。車載装置20は、車両2に着脱可能に設置されてもよく、或いは車両2に一体として設置されてもよい。
(情報処理システムの動作例)
図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の動作例を説明する。図2は、車載装置20を含む車両2の車室内を示している。端末装置10のユーザは、車両2に乗車する際に、自身が所有する端末装置10を車載装置20と近距離無線通信可能な距離の範囲内に位置させる。端末装置10は、自装置を第1の制御モードで制御している場合に、自装置が車両2の車載装置20から近距離無線通信可能な距離の範囲内にあると判定すると、車両2と連携して動作する第2の制御モードで自装置の制御を開始する。
端末装置10は、第2の制御モードにおいて、例えば、車両2とのWi-Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等による無線通信機能をオンにし、車両2と情報の送受信を行うことで、車両2と連携して動作する。端末装置10は、第2の制御モードにおいて、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かの判定を繰り返す。
その後、例えば、ユーザは車両2から降車する際に、端末装置10を車外に持ち出す。端末装置10は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、再び第1の制御モードで自装置の制御を開始する。
このように、情報処理システム1によれば、端末装置10は、自装置が車載装置20と近距離無線通信可能な距離の範囲に入ると、第1の制御モードから第2の制御モードに制御を切り替える。端末装置10は、自装置が車載装置20と近距離無線通信可能な距離の範囲から外れると、再び第1の制御モードに制御を戻す。これによって、ユーザが車両2に乗車、又は降車する際に、ユーザ自らが端末装置10を車両2と連携して動作させるために設定を変更する操作をしなくてもよい。したがって、端末装置10を用いて行われる、車載装置20を含む車両2との通信の利便性が向上する。
次に、情報処理システム1の各構成について、詳細に説明する。
(端末装置の構成)
図3に示すように、端末装置10は、制御部11、記憶部12、通信部13、蓄電部14、出力部15、及び入力部16を備える。制御部11は、記憶部12、通信部13、蓄電部14、出力部15、及び入力部16のそれぞれに、電気的に接続される。
制御部11は、種々の機能を実行するための制御及び処理能力を提供するために、少なくとも1つのプロセッサを備える。制御部11は、後述する記憶部12、通信部13、蓄電部14、出力部15、及び入力部16の機能を実現させるために、それぞれを制御してもよい。本実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限られない。制御部11の処理の詳細については後述する。
記憶部12は、端末装置10の各機能を制御するための処理、処理に用いられる情報及びプログラム等を記憶する。記憶部12は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であってもよい。記憶部12は、例えば主記憶装置又は補助記憶装置として機能してもよい。記憶部12は、制御部11に含まれるキャッシュメモリ等であってもよい。また、記憶部12は、揮発性の記憶装置であってもよく、不揮発性の記憶装置であってもよい。本実施形態では、記憶部12は、例えば、詳細を後述するように、端末装置10を複数の制御モードのそれぞれで制御するために用いられる情報、及び車載装置20による端末装置10の認証に用いられる情報等を記憶してもよい。
通信部13は、制御部11の制御に基づいて、車両2に含まれる車載装置20と近距離無線通信を実施する。通信部13は、近距離無線通信を実施するために、例えば、NFC等の通信規格に対応する近距離無線通信用の通信モジュールを含んでもよい。通信部13は、更に、車載装置20を含む車両2、及び車両2に含まれない外部装置と任意の方法で通信を行ってもよい。そのために、通信部13は、近距離無線通信用の通信モジュールに加えて、例えば、Wi-Fi等の通信規格に対応する無線LAN通信モジュール、Bluetooth通信モジュール、並びに4G(4th Generation)及び5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応する移動体通信モジュール等の任意の無線通信モジュールを含んでもよい。また、通信部13は、有線LAN通信モジュール等の任意の有線通信モジュールを含んでもよい。
蓄電部14は、端末装置10の動作に用いられる電力を供給する。蓄電部14は、例えば、乾電池、又は蓄電池等であってもよい。また、蓄電部14は、例えば、外部電源より電力供給を受けるためのアダプタ等を備え、外部電源より電力が供給されるとしてもよい。外部電源より電力供給を受けるためのアダプタには、例えば、非接触充電アダプタ及びAC電源アダプタが含まれてもよい。蓄電部14が非接触充電アダプタを含む場合、制御部11は、蓄電部14の非接触充電アダプタによって、非接触充電器からの給電電波を受信することで、蓄電部14を充電させ得る。
出力部15は、制御部11の制御に基づいて、音、振動、光、又は画像等で情報を出力する。出力部15は、例えばスピーカ、振動子、ライト、及び表示デバイス等の少なくとも1つを含んでもよい。出力部15は、端末装置10の現在の制御モード、及び車載装置20との通信可否等の情報を出力してもよい。例えば、出力部15は、端末装置10と近距離無線通信が可能な範囲内に車載装置20が検出された場合に、表示デバイスに情報を出力して、車載装置20の検出をユーザに通知してもよい。
入力部16は、ユーザからの入力操作を受け付ける。入力部16は、例えば電源ボタン等の物理キー、タッチパネル等の入力デバイス、マウス等のポインティングデバイス、音声入力を受け付けるマイク、及びジェスチャ入力を受け付けるカメラ等の少なくとも1つを含んでもよい。入力部16は、ユーザによる入力操作を受け付けると、その入力操作を電子情報として制御部11に送信する。ユーザによる入力操作には、例えば、後述する、複数の制御モードのそれぞれにおける制御情報を追加、変更、及び削除する操作が含まれてもよい。
以下に、制御部11による、端末装置10の制御について、説明する。制御部11は、端末装置10を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御する。複数の制御モードのそれぞれには、その制御モードで自装置を制御するために用いる、制御情報が関連付けられて記憶されてもよい。制御情報には、例えば、それぞれの制御モードにおける、起動、停止、又は待機等の制御の対象となる機能(例えば、Wifi及びBluetoothによる無線通信機能)及びアプリケーション(例えば、ルート案内アプリケーション)を示す、制御対象情報が含まれてもよい。また、制御情報には、それぞれの制御モードにおける、制御対象である機能及びアプリケーションの制御内容(例えば、起動、停止、又は待機等)を示す、制御内容情報が含まれてもよい。制御部11は、所定のアプリケーションによって、制御モードの切り替え、或いは制御情報の追加、変更、及び削除を行ってもよい。
複数の制御モードには、少なくとも、車載装置20を含む車両2と連携して動作する制御モードと、それ以外の制御モードが含まれる。以下、説明のため、端末装置10のユーザが車載装置20を含む車両2に乗車する前の制御モードを第1の制御モードといい、端末装置10が車載装置20を含む車両2と連携して動作する制御モードを第2の制御モードという。複数の制御モードに含まれる制御モードは、これらに限られない。複数の制御モードに含まれる制御モードの数、及びそれぞれの制御モードにおける制御情報は、任意に定められてもよい。
制御部11は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する。
例えば、制御部11は、近距離無線通信を介して車載装置20から所定の信号を受信したか否かに基づいて、車載装置20が端末装置10と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定してもよい。所定の信号は、近距離無線通信を介して車載装置20から送信される任意の信号であってもよい。例えば、所定の信号は、車載装置20との近距離無線通信が可能な距離の範囲内であることを示すために、車載装置20から送信される信号であってもよい。或いは、所定の信号は、端末装置10から送信された信号に対する応答として、車載装置20から送信される信号であってもよい。制御部11は、近距離無線通信を介して車載装置20から送信された所定の信号を通信部23で受信した場合に、車載装置20が端末装置10と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定してもよい。
また例えば、制御部11は、端末装置10からの認証要求に基づいて、車両2が端末装置10の認証を行った結果を含む信号を、近距離無線通信を介して車載装置20から受信したか否かに基づいて、車載装置20が端末装置10と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定してもよい。端末装置10は、端末装置10の識別子(ID,identifier)、製造番号、或いは型式番号等の、端末装置10を一意に特定するための情報を含む認証要求を車両2の車載装置20に近距離無線通信を介して送信する。後述するように、送信された認証要求に基づいて、車両2によって端末装置10の認証が行われる。車両2の車載装置20からは、認証の成功又は失敗に関わらず、認証結果を含む信号が近距離無線通信を介して端末装置10に送信されてもよく、或いは、認証が成功した場合にのみ認証結果を含む信号が近距離無線通信を介して端末装置10に送信されてもよい。制御部11は、近距離無線通信を介して車載装置20から認証の成功を示す信号を受信した場合に、車載装置20が端末装置10と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定してもよい。
また例えば、車載装置20は、近距離無線通信を実施可能な通信部23に加えて、通信部23の近傍に、給電電波を送信可能な給電部27を備えてもよい。ここで、「近傍」とは、給電部27から送信された給電電波を端末装置10が受信可能な位置にある場合に、その端末装置10が通信部23と近距離無線通信を実施可能な程度に、通信部23と給電部27とが近いことを意味する。かかる場合、制御部11は、給電部27から送信された給電電波を自装置が受信したか否かに基づいて、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定してもよい。これにより、端末装置10は、安定的に電力を供給された状態において、自装置が車載装置20と近距離無線通信可能であると判定することができる。制御部11は、これらの方法に限られず、任意の方法によって、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定してもよい。
制御部11は、自装置を第1の制御モードで制御している場合に、車載装置20が端末装置10と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、現在の制御モードである第1の制御モードによる自装置の制御を継続する。一方で、制御部11は、自装置を第1の制御モードで制御している場合に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、車両2と連携して動作する第2の制御モードで制御する。
制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、車両2と近距離無線通信とは異なる方式の無線通信を実施してもよい。ここで、車両2と当該無線通信を実施することは、車載機器4と当該無線通信を実施することを含んでもよい。後述するように、車載機器4は、例えば、制御装置(ECU,Electronic Control Unit)、通信装置(DCM,Data Communication Module)、車載センサ、非接触充電器、カーナビゲーションシステム、及びメディアプレイヤ等の、車両2に着脱可能に設置された、或いは一体として設置された任意の機器が含まれてもよい。具体的には、制御部11は、第2の制御モードになると、Wi-Fi又はBluetooth等による無線通信機能をオンにして、車両2の車載機器4と無線通信を開始する。制御部11は、当該無線通信を実施することにより、車載装置20を含む車両2との連携動作が可能となる。
例えば、制御部11は、当該無線通信を介して車両2から情報を取得してもよい。車両2から取得した情報には、例えば、車両2の位置情報、速度情報、走行距離計の情報、電気容量(SoC,State Of Charge)及び劣化度(SoH,States Of Health)等の蓄電池の情報、並びに、軽油又はガソリンの残量等の情報等の、所謂プローブデータが含まれ得る。更に、制御部11は、車両2から取得した情報の少なくとも一部を、移動体通信を介して外部装置(例えば、データセンタ等)へ送信してもよい。
また例えば、制御部11は、当該無線通信を介して車両2に情報を送信することにより、車両2の動作を制御してもよい。詳細には、制御部11は、例えば端末装置10に表示させる画面を車載機器4(例えば、カーナビゲーションシステム)に表示させたり、車載機器4の音量を所定値に設定したりする等、車両2に含まれる車載機器4の動作を制御してもよい。制御部11は、第2の制御モードにおいて、上述した制御を行うことによって、車載装置20を含む車両2と連携して動作する。制御部11は、上述した制御に限られず、任意の制御を行うことによって、車載装置20を含む車両2と連携して動作してもよい。
制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を第1の制御モードで制御する。第1の制御モードは、上述したとおり、端末装置10のユーザが車載装置20を含む車両2に乗車する前の制御モードであってもよい。制御部11は、自装置の制御を第2の制御モードから第1の制御モードに切り替えることによって、無線通信の設定及び起動するアプリケーション等を含む、端末装置10の状態をユーザが車両2に乗車する前の状態に戻し得る。制御部11は、自装置の制御を第2の制御モードから第1の制御モードに切り替えることによって、車両2と無線通信を終了してもよい。制御部11は、自装置の制御を第2の制御モードから第1の制御モードに切り替えることによって、車両2から情報の取得、又は車両2への情報の送信を終了してもよい。また、制御部11は、自装置の制御を第2の制御モードから第1の制御モードに切り替えることによって、第2の制御モードにおいて使用されるアプリケーションを終了してもよい。
制御部11は、複数の制御モードの切り替えを所定のアプリケーションによって制御してもよい。制御部11は、例えば、所定のアプリケーションによって、自装置を第1の制御モードから第2の制御モードに切り替えて、第2の制御モードでの制御を開始してもよい。また、制御部11は、所定のアプリケーションによって、自装置を第2の制御モードから第1の制御モードに切り替えて、第1の制御モードでの制御を開始してもよい。
制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かの判定を繰り返してもよい。当該判定は、所定の時間間隔ごと、或いは所定の処理が実行されるごとに、繰り返されてもよい。制御部11は、第2の制御モードでの制御中に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定した場合に、引き続き第2の制御モードでの端末装置10の制御を継続してもよい。制御部11は、第2の制御モードにおいて、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定した場合に、第2の制御モードでの制御を終了させて、第1の制御モードで制御してもよい。
制御部11は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かの判定を繰り返す場合、同一の方法による判定を繰り返してもよく、或いは複数の方法による判定を組み合わせて実施してもよい。制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、上述したように、端末装置10からの認証要求に基づいて車両2が端末装置10の認証を行った結果が含まれる所定の信号を、近距離無線通信を介して受信したか否かの判定を繰り返してもよい。これによって、制御部11は、第2の制御モードにおいて、自装置を車両2と連携して動作させる際に、端末装置10と車両2との間で送受信される情報のセキュリティを向上させ得る。
車両の複数の種別にそれぞれ対応する複数の第2の制御モードが存在してもよい。かかる場合、制御部11は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定した場合に、端末装置10を複数の第2の制御モードのうち、いずれか1つの第2の制御モードで制御する。例えば、上述した所定の信号には、車両2の種別を示す情報が含まれてもよい。制御部11は、所定の信号を受信した場合に、複数の第2の制御モードのうち、所定の信号に含まれる、車両2の種別に対応する第2の制御モードで制御してもよい。
車両2の種別を示す情報には、例えば、車両2の車種、又は車両の種類を特定する情報が含まれてもよい。また、車両2の種別を示す情報には、車両2に含まれる車載装置20を特定する情報、又は車両2に含まれる車載機器4との通信方式を特定する情報が含まれてもよい。例えば、制御部11は、車両2の種別を示す情報に基づいて、車両2が電気自動車である判定した場合と、車両2がエンジン車である判定した場合とでは、複数の第2の制御モードのうち、それぞれ異なる第2の制御モードで自装置を制御してもよい。例えば、制御部11は、車両2が電気自動車であると判定した場合には、車両2からSoC及びSoH等の蓄電池の情報を取得する第2の制御モードにて自装置を制御してもよい。また、制御部11は、車両2がエンジン車であると判定した場合には、車両2から軽油又はガソリンの残量等の情報を取得する第2の制御モードにて自装置を制御してもよい。
制御部11は、入力部16にて、複数の制御モードのそれぞれにおける制御情報の追加、変更、及び削除する入力操作を受け付けると、入力された制御情報をそれぞれの制御モードに関連付けて記憶部22に記憶してもよい。例えば、端末装置10のユーザは、第2の制御モードにおける、車両2とのWi-Fi又はBluetooth等による無線通信に関する機能のオン又はオフ等の情報、又は車両2から取得した情報の外部装置への送信の可否の情報等の制御情報を、入力部16にて入力する。制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御する場合に、入力部16にて受け付けた第2の制御モードにおける制御情報に基づいて、自装置を制御してもよい。
(車載装置を含む車両の構成)
図4は、車載装置20を含む車両2の構成を概略的に示す機能ブロック図である。車載装置20には、上述したように近距離無線通信機能を有する非接触充電器が含まれるが、近距離無線通信機能を有する任意の装置であってもよい。車載装置20は、車両2に一体として設置されてもよく、或いは着脱可能に設置されてもよい。車両2には、車載装置20に加え、1つ以上の車載機器4が含まれてもよい。車載機器4には、例えば、ECU、DCM、車載センサ、カーナビゲーションシステム、及びメディアプレイヤ等が含まれるが、これに限られず、車両2に設置可能な任意の車載装置であってもよい。車載装置20は、例えばCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク3を介して、車両2及び車載機器4と通信可能に接続されてもよい。
車載装置20は、制御部21、記憶部22、通信部23、電源部24、出力部25、入力部26、及び給電部27を備える。制御部21は、記憶部22、通信部23、電源部24、出力部25、入力部26、及び給電部27のそれぞれに、電気的に接続される。
制御部21は、種々の機能を実行するための制御及び処理能力を提供するために、少なくとも1つのプロセッサを備える。制御部21は、後述する記憶部22、通信部23、電源部24、出力部25、入力部26、及び給電部27の機能を実現させるために、それぞれを制御してもよい。制御部21の処理の詳細については後述する。
記憶部22は、車載装置20の各機能を制御するための処理、処理に用いられる情報及びプログラム等を記憶する。記憶部22は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であってもよい。記憶部22は、例えば主記憶装置又は補助記憶装置として機能してもよい。記憶部22は、制御部21に含まれるキャッシュメモリ等であってもよい。また、記憶部22は、揮発性の記憶装置であってもよく、不揮発性の記憶装置であってもよい。本実施形態では、記憶部22は、例えば、詳細を後述するように、端末装置10の認証に用いられる情報等を記憶してもよい。
通信部23は、制御部21の制御に基づいて、端末装置10と近距離無線通信を実施する。通信部23は、近距離無線通信を実施するために、例えば、NFC等の通信規格に対応する近距離無線通信用の通信モジュールを含んでもよい。通信部23は、更に、端末装置10、車両2に含まれる車載機器4、及び車両2に含まれない外部装置と任意の方法で通信を行ってもよい。そのために、通信部23は、近距離無線通信用の通信モジュールに加えて、例えば、Wi-Fi等の通信規格に対応する無線LAN通信モジュール、及びBluetooth通信モジュール、並びに4G及び5G等の移動体通信規格に対応する移動体通信モジュール等の任意の無線通信モジュールを含んでもよい。また通信部23は、CAN通信モジュール及び有線LAN通信モジュール等の任意の有線通信モジュールを含んでもよい。
電源部24は、車載装置20の動作に用いられる電力を供給する。電源部24は、例えば、乾電池、又は蓄電池等を含んでもよい。また、電源部24は、例えば、車両2のバッテリー等の外部電源より電力供給を受けるためのアダプタ等を備え、外部電源より電力が供給されるとしてもよい。
出力部25は、制御部21の制御に基づいて、音、振動、光、又は画像等で情報を出力する。出力部25は、例えばスピーカ、振動子、ライト、及び表示デバイス等の少なくとも1つを含んでもよい。出力部25は、端末装置10の認証結果、及び端末装置10との通信可否等の情報を出力してもよい。例えば、出力部25は、車載装置20と近距離無線通信が可能な範囲内に端末装置10が検出された場合に、表示デバイスに情報を出力して、端末装置10の検出をユーザに通知してもよい。
入力部26は、ユーザからの入力操作を受け付ける。入力部26は、例えば電源ボタン等の物理キー、タッチパネル等の入力デバイス、マウス等のポインティングデバイス、音声入力を受け付けるマイク、及びジェスチャ入力を受け付けるカメラ等の少なくとも1つを含んでもよい。入力部26は、ユーザによる入力操作を受け付けると、その入力操作を電子情報として制御部21に送信する。入力操作には、例えば、近距離無線通信による信号の送信の開始指示が含まれてもよい。
給電部27は、制御部21の制御に基づいて、他の電子機器に給電電波を送信する。給電部27は、例えば、Qi(登録商標)規格に対応した給電電波を送信して、他の電子機器に対して非接触充電を行ってもよい。給電部27は、通信部23の近傍に配置されてもよい。
以下に、制御部21による、車載装置20の制御について、説明する。制御部21は、近距離無線通信を介して所定の信号を送信してもよい。所定の信号は、上述した、車載装置20との近距離無線通信が可能な距離の範囲内であることを示すための信号であってもよい。かかる場合、制御部21は、所定の時間間隔で、近距離無線通信を介して所定の信号を送信してもよい。或いは、制御部21は、端末装置10から送信された信号に対する応答として、所定の信号を送信してもよい。
制御部21は、端末装置10からの認証要求に基づいて、端末装置10の認証を行ってもよい。車載装置20は、端末装置10の識別子、製造番号、或いは型式番号等、端末装置10を一意に特定するための情報を記憶部22に記憶する。制御部21は、端末装置10から認証要求を受信すると、認証要求に含まれる情報と、記憶部22に記憶した情報とを用いて、端末装置10の認証を行う。制御部21は、認証を行った結果を含む信号を所定の信号として通信部23から近距離無線通信を介して端末装置10に送信してもよい。
(端末装置の処理例)
図5を参照して、本発明の一実施形態に係る端末装置10の処理の流れを説明する。
ステップS101:端末装置10は、自装置を第1の制御モードで制御する。
ステップS102:端末装置10は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する。具体的には、端末装置10は、上述したように、近距離無線通信を介して車載装置20から所定の信号を受信するか否かを判定してもよい。或いは、端末装置10は、車載装置20の給電部27から送信された給電電波を自装置が受信するか否かを判定してもよい。端末装置10は、第1の制御モードでの制御中に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定した場合(ステップS102-No)、自装置の第1の制御モードでの制御を継続し、当該判定を繰り返す。
ステップS103:端末装置10は、第1の制御モードでの制御中に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定した場合(ステップS102-Yes)、自装置を第2の制御モードで制御する。第2の制御モードが複数存在する場合、端末装置10は、所定の信号に含まれる車両の種別を示す種別情報に基づいて、複数の第2の制御モードのうち、車両の種別に対応する第2の制御モードで自装置を制御してもよい。
ステップS104:端末装置10は、第2の制御モードでの制御中に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する。端末装置10は、第2の制御モードでの制御中に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定した場合(ステップS104-Yes)、自装置の第2の制御モードでの制御を継続する。
ステップS105:端末装置10は、第2の制御モードでの制御中に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定した場合(ステップS104-No)、第2の制御モードでの制御を終了し、第1の制御モードで自装置を制御して、本処理を終了する。
以上述べたように、本実施形態に係る端末装置10は、車両2に含まれる車載装置20と近距離無線通信を実施可能な通信部13と、自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御する制御部11と、を備える。制御部11は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する。制御部11は、自装置を第1の制御モードで制御している場合に、車載装置20が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、車両2と連携して動作する第2の制御モードで制御する。制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を第1の制御モードで制御する。かかる構成によれば、端末装置10は、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内にある場合には、自装置を車両2と連携して動作する制御モードに切り替え、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内になくなった場合には、切り替える前の制御モードに戻す。これにより、端末装置10のユーザは、端末装置10の車両2との連携開始、又は連携終了の際に、端末装置10の設定変更等の操作を行わずに、端末装置10を継続して利用することができる。このため、端末装置10を用いて行われる、車載装置20を含む車両2との通信の利便性が向上する。
本実施形態に係る端末装置10の制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かの判定を繰り返す。かかる構成によれば、端末装置10は、自装置を車両2と連携して動作する制御モードで制御している間に、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内になくなったことを検知することができる。これにより、端末装置10は、端末装置10の設定変更等のユーザ操作によらず、端末装置10の車両2との連携を終了することができる。
本実施形態に係る端末装置10の制御部11は、近距離無線通信を介して車載装置20から所定の信号を受信したか否かに基づいて、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する。かかる構成によれば、端末装置10は、端末装置10のユーザ操作によらず、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定することができ、端末装置10を利用するユーザの利便性が向上する。
本実施形態において、所定の信号には、端末装置10からの認証要求に基づいて、車両2が端末装置10の認証を行った結果が含まれる。かかる構成によれば、端末装置10が車両2と連携して動作する際に、セキュアな環境で端末装置10と車両2とを連携して動作させ得る。
本実施形態において、車両2の複数の種別にそれぞれ対応する複数の第2の制御モードが存在する。所定の信号には、車載装置20を含む車両2の種別を示す情報が含まれる。制御部11は、所定の信号を受信した場合に、自装置を複数の第2の制御モードのうち、車両の種別に対応する第2の制御モードで制御する。かかる構成によれば、端末装置10は、連携して動作する車両2に応じて、自装置の制御を変更することができる。これにより、例えば、端末装置10のユーザが、複数の車両2に乗車する場合には、端末装置10は、ユーザが乗車した車両2に応じて制御の内容を変更することができ、端末装置10を利用するユーザの利便性が向上する。
本実施形態に係る端末装置10の通信部13は、更に、車両2と近距離無線通信とは異なる方式の無線通信を実施可能である。制御部11は、自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、車両2と無線通信を実施する。かかる構成によれば、端末装置10は、制御モードを切り替えることによって、車両2との無線通信を制御することができ、端末装置10を用いて行われる、車載装置20を含む車両2との通信の利便性が向上する。
本実施形態に係る端末装置10の通信部13は、車両2に含まれない外部装置と移動体通信を更に実施可能である。制御部11は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、車両2から情報を取得し、車両2から取得した情報の少なくとも一部を外部装置へ送信する。かかる構成によれば、端末装置10は、制御モードを切り替えることによって、車両2からの情報の取得を制御することができ、端末装置10を用いて行われる、車載装置20を含む車両2との通信の利便性が向上する。
本実施形態に係る端末装置10は、蓄電部14を更に備える。車載装置20は、近距離無線通信を実施可能な通信部23と、通信部23の近傍に設けられ、給電電波を送信可能な給電部27とを備える。制御部11は、給電部27から送信された給電電波を自装置が受信したか否かに基づいて、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する。かかる構成によれば、端末装置10は、端末装置10のユーザ操作によらず、安定的に電力を供給された状態において、車載装置20が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定することができ、端末装置10を利用するユーザの利便性が向上する。
本実施形態に係る端末装置10は、入力部16を更に備える。制御部11は、入力部16にて受け付けた第2の制御モードにおける制御情報に基づいて、自装置を第2の制御モードで制御する。かかる構成によれば、ユーザは、第2の制御モードにおける端末装置10の制御内容を予め設定することができ、端末装置10を利用するユーザの利便性が向上する。
本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本発明の開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態において、車両2には1つの車載装置20が含まれるものとして説明したが、この限りではない。車両2に複数の車載装置20が含まれる場合、上述した車載装置20の機能及び処理は、複数の車載装置20のいずれかによって提供されてもよい。例えば、近距離無線通信を実施する機能と、端末装置10を認証する機能とが異なる車載装置20によって提供されてもよい。
また、例えば、上述した実施形態において、車載装置20が端末装置10を認証する機能を有し、端末装置10からの認証要求に基づいて、車両2が端末装置10の認証を行う例を示したが、この限りではない。端末装置10が車載装置20を含む車両2を認証する機能を有し、車載装置20からの認証要求に基づいて、端末装置10が車載装置20を含む車両2の認証を行ってもよい。かかる場合、端末装置10は、近距離無線通信を介して車載装置20から認証要求を含む信号を受信し、車載装置20を含む車両2の認証を行った結果に基づいて、車載装置20が端末装置10と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定してもよい。
また、例えばスマートフォン又はコンピュータ等の情報処理装置を、上述した実施形態に係る端末装置10又は車載装置20として機能させる構成も可能である。具体的には、実施形態に係る端末装置10又は車載装置20等の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、情報処理装置のメモリに格納し、情報処理装置のプロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、本実施形態に係る発明は、プロセッサが実行可能なプログラムとしても実現可能である。
1 情報処理システム
2 車両
3 車載ネットワーク
4 車載機器
10 端末装置
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 蓄電部
15 出力部
16 入力部
20 車載装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 電源部
25 出力部
26 入力部
27 給電部

Claims (10)

  1. 車両に含まれる車載装置と近距離無線通信を実施可能な通信部と、
    自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御する制御部と、
    を備える端末装置であって、
    前記制御部は、
    前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定し、
    自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御し、
    自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御し、
    前記制御部は、
    前記近距離無線通信を介して、前記車載装置から、前記車載装置を含む前記車両の種別を示す情報が含まれる所定の信号を受信したか否かに基づいて、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記所定の信号を受信した場合に、自装置を、車両の複数の種別にそれぞれ対応する複数の第2の制御モードのうち、前記車両の種別に対応する第2の制御モードで制御する、端末装置。
  2. 前記制御部は、自装置を第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かの判定を繰り返す、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記所定の信号には、前記端末装置からの認証要求に基づいて、前記車両が前記端末装置の認証を行った結果が含まれる、請求項に記載の端末装置。
  4. 前記通信部は、更に、前記車両と前記近距離無線通信とは異なる方式の無線通信を実施可能であって、
    前記制御部は、自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車両と前記無線通信を実施する、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  5. 前記通信部は、前記車両に含まれない外部装置と移動体通信を更に実施可能であって、
    前記制御部は、自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車両から情報を取得し、前記車両から取得した情報の少なくとも一部を前記外部装置へ送信する、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 蓄電部を更に備え、
    前記車載装置は、近距離無線通信を実施可能な通信部と、前記通信部の近傍に設けられ、給電電波を送信可能な給電部とを備え、
    前記制御部は、前記給電部から送信された前記給電電波を自装置が受信したか否かに基づいて、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定する、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  7. 入力部を更に備え、
    前記制御部は、前記入力部にて受け付けた、前記第2の制御モードにおける制御情報に基づいて、自装置を前記第2の制御モードで制御する、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  8. 端末装置の制御方法であって、
    車両に含まれる車載装置と近距離無線通信を実施するステップと、
    自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御するステップと、
    前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定するステップと、
    自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御するステップと、
    自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御するステップと、
    を含み、
    前記判定するステップは、前記近距離無線通信を介して、前記車載装置から、前記車載装置を含む前記車両の種別を示す情報が含まれる所定の信号を受信したか否かに基づいて、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定するステップを含み、
    前記第2の制御モードで制御するステップは、前記所定の信号を受信した場合に、自装置を、車両の複数の種別にそれぞれ対応する複数の第2の制御モードのうち、前記車両の種別に対応する第2の制御モードで制御するステップを含む、制御方法。
  9. 端末装置に、
    車両に含まれる車載装置と近距離無線通信を実施するステップと、
    自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御するステップと、
    前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定するステップと、
    自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御するステップと、
    自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御するステップと、
    を実行させ
    前記判定するステップは、前記近距離無線通信を介して、前記車載装置から、前記車載装置を含む前記車両の種別を示す情報が含まれる所定の信号を受信したか否かに基づいて、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定するステップを含み、
    前記第2の制御モードで制御するステップは、前記所定の信号を受信した場合に、自装置を、車両の複数の種別にそれぞれ対応する複数の第2の制御モードのうち、前記車両の種別に対応する第2の制御モードで制御するステップを含む、プログラム。
  10. 車両に含まれる車載装置であって、近距離無線通信を実施可能な通信部と、前記通信部の近傍に設けられ、給電電波を送信可能な給電部と、を備える前記車載装置と、近距離無線通信を実施可能な通信部と、
    自装置を複数の制御モードのうちいずれか1つで制御する制御部と、
    蓄電部と、
    を備える端末装置であって、
    前記制御部は、
    前記給電部から送信された前記給電電波を自装置が受信したか否かに基づいて、前記車載装置が自装置と近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在するか否かを判定し、
    自装置を第1の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在すると判定すると、自装置を、前記車両と連携して動作する第2の制御モードで制御し、
    自装置を前記第2の制御モードで制御している場合に、前記車載装置が自装置と前記近距離無線通信可能な距離の範囲内に存在しないと判定すると、自装置を前記第1の制御モードで制御する、端末装置。
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