JP7069844B2 - 車載センサ洗浄装置 - Google Patents
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- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
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Description
同構成によれば、連通弁は、蓄圧部といずれか1つのノズル口とを連通状態とすることが可能に構成されるため、例えば、蓄圧部と複数のノズル口とを同時に連通状態とするものに比べて、単一のノズル口からセンシング面により高圧の流体を噴射することができる。
図1に示すように、車両に設けられた車載センサとしての複数(本実施形態では4つ)の車載カメラ1~4の近傍には、車載カメラ1~4のセンシング面としてのレンズ1a~4aに対して流体としてのウォッシャ液を噴射するためのノズル口5a~8aを有する第1から第4のノズル5~8がそれぞれ(車載カメラ1毎に)設けられている。なお、本実施形態の車載カメラ1~4は、例えば、運転席ドアに設けられた車載カメラ1、助手席ドアに設けられた車載カメラ2、及びフロントガラスに設けられた一対の車載カメラ3,4等、それら同士が比較的近傍位置に設けられたものである。
詳しくは、図2及び図3に示すように、流路切替装置13は、回転板としての前記連通弁10と、蓄圧部11を構成する略有底筒状のケース14と、駆動源としてのステッピングモータ15と、1つのインレット部材16と、第1から第4のアウトレット部材17~20と、圧縮コイルばね21と、4つの環状のシールゴム22とを備える。
図6に示すように、制御装置23は、例えばウォッシャポンプ9を駆動させる前のタイミングT1において、運転席の洗浄スイッチが操作されたり、センサによって汚れが検知されると、連通孔10aの位置が所定の位置となるようにステッピングモータ15を駆動制御する。
(1)ノズル口5a~8aとウォッシャポンプ9とを連通する流路の途中に設けられ、制御信号に基づいてウォッシャポンプ9側の流路といずれかのノズル口5a~8aとを連通状態とすることが可能で且つウォッシャポンプ9側の流路と全てのノズル口5a~8aとを非連通状態とすることが可能な連通弁10を備える。よって、必要に応じてウォッシャポンプ9側の流路といずれかのノズル口5a~8aを連通させることができる。また、連通弁10は、ウォッシャポンプ9側の流路と全てのノズル口5a~8aとを非連通状態とすることが可能で、連通弁10とウォッシャポンプ9とを連通する流路の途中に設けられた蓄圧部11を備えるため、連通弁10にて流路を非連通状態としてウォッシャポンプ9を駆動することで蓄圧部11内のウォッシャ液を高圧とすることができる。そして、ウォッシャ液が高圧となった状態で連通弁10にてウォッシャポンプ9側の流路(蓄圧部11)といずれかのノズル口5a~8aとを連通状態とさせることで、ノズル口5a~8aに高圧のウォッシャ液を給送することができ、いずれかのノズル口5a~8aからレンズ1a~4aに高圧のウォッシャ液を噴射することができる。よって、少ないウォッシャ液で高い洗浄力を得ることができる。また、この構成では、例えば、蓄圧部11を備えていないものに比べて連通弁10(又は逆止弁12)とウォッシャポンプ9とを連通する流路での圧力の損失を考慮しなくてよくなるため、該流路を細い配管(ホース)等で構成することができ、構成部品を安価とすることができるとともに、取り廻し等を容易とすることができる。具体的には、本実施形態では、逆止弁12とウォッシャポンプ9とを接続して車両内を取り廻されて長くなるホースH2を、他のホースH,H1よりも細くでき、取り廻し易く安価なものとすることができる。また、逆止弁12からノズル口5a~8aまでのホースH,H1は、逆止弁12とウォッシャポンプ9とを接続するホースH2よりも硬度の高いホースが採用されているため、その部位でのホースH,H1の柔軟性による圧力の逃げを低減することができる。また、この構成ではホースH2は硬度が比較的に低いため、取り廻しが容易となる。また、連通弁10は、蓄圧部11といずれか1つのノズル口5a~8aとを連通状態とするため、例えば、蓄圧部11と複数のノズル口5a~8aとを同時に連通状態とするものに比べて、単一のノズル口5a~8aからより高圧のウォッシャ液を噴射することができる。
次に、車載センサ洗浄装置の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態では第1実施形態との差異点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明の一部又は全部を割愛する。
次に、本実施形態の車載光学センサ洗浄装置の動作例(作用)について説明する。
その後、制御装置23は、タイミングT15においてステッピングモータ15を駆動制御して、第1のアウトレット部材17と第2のアウトレット部材18との間の位置となるように連通弁10を回転駆動させる。これにより、ウォッシャポンプ9側の流路と洗浄ユニット51の可動ノズル65のノズル口65aとが非連通状態となって可動ノズル65(ノズル口65a)からのウォッシャ液の噴射が停止する。
(5)ノズル口65aを有する可動ノズル65は、ノズル口65aが車載カメラ1の撮像範囲中心に近づく洗浄位置と該洗浄位置よりも撮像範囲中心から遠のく非洗浄位置とに移動するように可動可能に設けられるため、洗浄時のみ洗浄位置に可動させることで、撮像の邪魔にならずにレンズ1a~4aを良好に洗浄することができる。
・上記各実施形態では、ケース14の収容溝14cにシールゴム22を収容保持させたシール構造としたが、第1から第4のアウトレット部材17~20とケース14の内部(即ち蓄圧部11)とが連通孔10a以外の経路で連通してしまうこと、即ち意図しないウォッシャ液の漏れを防止できれば、他のシール構造としてもよい。
例えば、図11及び図12に示すように変更してもよい。この例では、上記実施形態に比べてケース14の軸方向長さ(即ち容積)が小さくされている。そして、ケース14の周壁における前記周壁貫通孔14aの180°反対側には蓄圧チャンバー固定孔14eが形成され、該蓄圧チャンバー固定孔14eには蓄圧チャンバー部材41が外部に突出するように固定されている。蓄圧チャンバー部材41は、筐体42と、蓋43と、可動部材44と、コイルばね45とを有する。筐体42は、筒状の筒部42aと、筒部42aの下端から下端側に向かうほど径が小さくなる縮径部42bと、縮径部42bの下端から筒状に延びる小径部42cとを有し、小径部42cの先端が前記蓄圧チャンバー固定孔14eに固定されている。蓋43は、円盤状に形成され、前記筒部42aの上端を閉塞する。可動部材44は、円盤状に形成され、筒部42aの内周面と摺動可能で筒部42aの軸方向に沿って移動可能とされている。なお、可動部材44の外周面には例えば図示しないシールゴム等が設けられ、ケース14側の空間を液密に区画する。そして、蓋43と可動部材44との間にはコイルばね45が介在されている。この例では、ケース14と蓄圧チャンバー部材41とが蓄圧部46を構成している。そして、このように構成された流路切替装置13は、蓄圧チャンバー部材41が上方(反重力方向)を向くように車両に対して固定される。
図18及び図19に示すように蓄圧部11と連通弁10とを別体としてもよい。図18及び図19に示す構成では、蓄圧部11がホースHを介してT字ジョイントTJと接続され、T字ジョイントTJはホースH1及びホースH2を介して連通弁10及びウォッシャポンプ9と接続される。なお、図18では、逆止弁12を省略した構成を示しているが、T字ジョイントTJとウォッシャポンプ9との間に逆止弁12を設けてもよい。
例えば、ウォッシャポンプ9を、空気を給送可能なエアポンプに変更して実施してもよい。
・上記各実施形態では言及していないが、例えば、洗浄対象のいずれかの洗浄が高圧の流体の噴射を必要としない場合等、連通弁10にて流路を非連通状態とすることなくウォッシャポンプ9を駆動して、いずれかのノズル口5a~8a,65aにウォッシャ液を給送するようにしてもよい。即ち、流路切替装置13を単に流路を切り替える切替装置として利用してもよい。
Claims (5)
- 車載センサのセンシング面に対して流体を噴射するための複数のノズル口と、
該ノズル口に流体を給送するポンプと、
前記ノズル口と前記ポンプとを連通する流路と、
該流路の途中に設けられ、制御信号に基づいてポンプ側の流路といずれかのノズル口とを連通状態とすることが可能で且つポンプ側の流路と全てのノズル口とを非連通状態とすることが可能な連通弁と、
前記連通弁と前記ポンプとを連通する流路の途中に設けられた蓄圧部と、
前記蓄圧部と前記ポンプとを連通する流路の途中に設けられ、前記蓄圧部側から前記ポンプ側への流体の流れを規制する逆止弁と、
前記連通弁にて流路が非連通状態とされた状態で前記ポンプを駆動し、その後、該連通弁の非連通状態及び該ポンプの駆動状態を、予め設定された時間が経過するまで継続し、その後、該ポンプを停止させた後、該ポンプを停止させた状態で前記連通弁にて前記ポンプ側の流路といずれかのノズル口とを連通状態として前記ノズル口から流体を噴射させる制御装置と
を備えたことを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記逆止弁から前記ノズル口までに用いられるホースは、前記逆止弁から前記ポンプまでに用いられるホースよりも硬度が高く設定されたことを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1又は2に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記制御装置は、洗浄する旨の制御信号に基づいて、前記連通弁にて流路が非連通状態とされた状態で前記ポンプを駆動し、その後、前記連通弁にて前記ポンプ側の流路といずれかのノズル口とを連通状態として前記ノズル口から流体を噴射させるまで処理を継続することを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記連通弁は、周方向の一部に設けられた連通孔を有し、駆動源にて回転駆動されることで、連通孔をいずれかのノズル口と連通状態とすることが可能で且つ全てのノズル口と非連通状態とすることが可能な回転板であることを特徴とする車載センサ洗浄装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載センサ洗浄装置であって、
前記連通弁は、前記蓄圧部といずれか1つのノズル口とを連通状態とすることが可能に構成されたことを特徴とする車載センサ洗浄装置。
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