JP7067940B2 - 化粧建築材 - Google Patents

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本開示は、化粧建築材に関し、詳しくは、基材の表面に印刷がなされた化粧建築材に関する。
特許文献1には、基材の表面にインクジェット塗装が施された化粧建築板が開示されている。
特開2007-231586号公報
ところで、上記のような化粧建築板における基材の表面には、例えば、石やれんが、木等の素材を表現した印刷がなされる場合ある。しかし、基材の表面に、一つの素材のみが印刷された場合、変化に富んだ外観になり難い。また、基材の表面に2以上の素材が印刷されたとしても、印刷表現だけでは素材間の質感の違いまでは表現し難く、素材の違いが明確になり難い。
本開示は上記事由に鑑みてなされており、2以上の素材が印刷され、かつ、素材の違いが明確に表現された化粧建築材を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る化粧建築材は、基材の表面に印刷がなされる化粧建築材であって、前記表面は、表面粗さが互いに異なる複数の印刷領域を有し、前記印刷領域毎に異なる素材の印刷がなされる。
本開示の一態様に係る化粧建築材は、2以上の素材が印刷され、かつ、素材の違いが明確に表現される。
図1は、実施形態に係る化粧建築材の斜視図である。 図2Aは同上の化粧建築材の長手方向と直交する断面図である。図2Bは、図2AのA部の拡大図である。 図3は、同上の化粧建築材の水平断面図である。
(1)概要
以下、本実施形態の化粧建築材1について図1~図3に基づいて説明する。本実施形態の化粧建築材1は、基材2の表面20に印刷がなされる化粧建築材である。
本実施形態の表面20は、表面粗さが互いに異なる複数の印刷領域を有する。そして、印刷領域毎に異なる素材の印刷がなされる。このため、本実施形態の化粧建築材1は、2以上の素材で形成されたような変化に富んだ外観を有し、かつ素材の違いが明確に表現される。
(2)構成
以下、本実施形態の化粧建築材1の構成について、詳述する。図1に示す本実施形態の化粧建築材1は、横張り用の外壁材であって、基材2の表面20が屋外側を向くように施工される。
化粧建築材1は、基材2の裏面21(表面20とは反対側の面)が壁下地に沿った状態で施工される。なお、本開示では、化粧建築材1の各構成について、施工された状態における方向を用いて説明する。具体的には、基材2から壁下地とは反対側に向かう方向を前方と規定し、基材2から壁下地側に向かう方向を後方と規定する。
化粧建築材1の主体は、基材2で構成される。基材2は、例えば、押出成形によって形成され、全体が同一の材料から形成される。本実施形態の基材2は、例えば窯業系のサイディング材であって、セメント硬化物からなる。
基材2は、水平方向に長い矩形の板状に形成されている。基材2の水平方向と直交する断面の形状は、基材2の長手方向に亘って略一様である。
図2Aに示すように、基材2の上端部には、上実部22が形成されており、基材2の下端部には、下実部23が形成されている。化粧建築材1が施工された状態では、上実部22が上方に隣接する他の化粧建築材1の下実部23に対向し、下実部23が下方に隣接する他の化粧建築材1の上実部22に対向する。
図1及び図2Aに示すように、基材2の表面20には、上下方向に間隔をあけて並んだ複数の横目地3が形成されている。
各横目地3は、基材2の長手方向に直線状に延びた溝である。各横目地3は、基材2の長手方向の全長に亘って形成されている。
基材2の表面20には、上方方向に並んだ複数の突部4が形成されている。各突部4は、基材2の表面20における隣り合う横目地3の間の部分で構成されている。
各突部4は、前方から見て水平方向に延びた矩形状に形成されている。各突部4の前面は、略鉛直な面である。
各突部4の前面には、例えば、突部4が化粧建築材1のモチーフに対応するピース材に見えるように、当該ピース材の素材の表面を表現した立体模様が形成される。化粧建築材1のモチーフとしては、例えば土壁模様、コンクリート壁模様、石積み模様、れんが積み模様、又は板模様等がある。例えば、化粧建築材1のモチーフが土壁模様である場合、各突部4の前面には、土の表面を表現した立体模様が形成される。
本実施形態の各横目地3は、底面32を有する箱目地であり、図2Bに示すように、上面30、下面31、底面32及び複数の凸条33を有している。
上面30は、その上の突部4の下面を構成し、下面31はその下の突部4の上面を構成する。複数の凸条33は、各横目地3における上面30と下面31との間の部分に形成されている。底面32は、上面30と、複数の凸条33の表面とをつなぐ。
上面30は、その上の突部4の前面の下縁から後ろ斜め下方に延びている。すなわち、上面30は、基材2の裏面21に近い部分ほど下方に位置するように傾斜している。このため、上面30には、太陽光又は照明光等の前斜め上方からの光が当たり難く、影ができやすい。本実施形態の上面30は、鉛直面に対する傾斜角度θ1が45°以上である。
下面31は、上面30よりも下方に位置している。下面31は、その下の突部4の前面の上縁から後ろ斜め上方に延びている。すなわち、下面31は、基材2の裏面21に近い部分ほど上方に位置するように傾斜している。このため、化粧建築材1に太陽光又は照明光等の光が、前斜め上方から当たったとき、下面31は明るく照らされやすい。
下面31は、上面30と比較して緩勾配である。すなわち、下面31の鉛直面に対する傾斜角度θ2は、上面30の鉛直面に対する傾斜角度θ1よりも小さい。本実施形態では、化粧建築材1に太陽光又は照明光等の光が当たったときに、下面31が突部4の前面よりも明るく照らされるように、傾斜角度θ2が45°未満とされている。
底面32は、上面30の後縁(下端)から下方に延びている。本実施形態の底面32は、突部4の前面と平行な略鉛直の面である。化粧建築材1に太陽光又は照明光等の光が、前斜め上方から当たったとき、底面32には上方に位置する突部4の影ができやすい。
底面32と下面31との間には、上下方向に並んだ複数の凸条33が形成されている。下面31の後縁(上端)及び底面32の下縁は、複数の凸条33の表面につながっている。すなわち、本実施形態では、底面32と下面31とが、複数の凸条33の表面を介して、つながっている。
各凸条33は、横目地3の長手方向に直線状に延びており、横目地3の長手方向全体に亘っている。
各横目地3において、複数の凸条33は、底面32よりも前方に突出している。このため、複数の凸条33は、底面32と比較して、前記光により明るく照らされやすい。これに対して、横目地3における凸条33よりも上方の部分34には、影が形成される。この場合、化粧建築材1を見る人に対して、影が形成された部分34が、凸条33を基準として、実際の位置よりも横目地3の奥に位置するような印象が与えられる。このため、化粧建築材1は、深い横目地3が形成されたような外観となる。
なお、複数の凸条33は、突部4の前面よりも後方に位置している。また、下側の凸条33ほど前方に位置しており、また、いずれの凸条33も、上記の通り、突部4の全面よりも後方に位置している。
本実施形態の基材2の表面20には、全体に亘って印刷が施される。具体的に基材2の表面20は、表面粗さが互いに異なる複数の印刷領域を有しており、各印刷領域には、印刷領域毎に異なる印刷が施されている。
本実施形態の表面20は、複数の印刷領域として、複数の第1印刷領域PA1と、複数の第2印刷領域PA2と、複数の第3印刷領域PA3とを有している。
各第1印刷領域PA1は、突部4の前面と、これに連続した横目地3の下面31とで構成される。各第1印刷領域PA1には、例えば、土、コンクリート、石、れんが、木、ガラス等の種々の素材の中から選択された一つの素材を表現する印刷が施される。
第1印刷領域PA1に印刷される素材は、突部4の形状により表現された素材と同じ素材である。例えば、突部4が土壁の一部を表現する形状を有する場合、第1印刷領域PA1には、土の表面を表した色及び模様を有する印刷が施される。
各第1印刷領域PA1は、当該第1印刷領域PA1に印刷される素材に応じた表面粗さを有している。なお、本開示における表面粗さには、例えば、JISB 0601:2013で規定される算術平均粗さRaが用いられる。
各第2印刷領域PA2は、複数の凸条33の表面で構成される。各第2印刷領域PA2には、例えば、前記種々の素材の中から選択された一つの素材を表現した印刷が施される。
ただし、第2印刷領域PA2に印刷される素材は、第1印刷領域PA1に印刷される素材とは異なる。例えば、第1印刷領域PA1に前述した土の素材が印刷される場合、第2印刷領域PA2には、ガラスの表面を表した色及び模様を有する印刷が施される。
各第2印刷領域PA2は、当該第2印刷領域PA2に印刷される素材に応じた表面粗さを有している。本実施形態では、第2印刷領域PA2は、第1印刷領域PA1よりも表面粗さが小さくなるように形成される。このため、第1印刷領域PA1と第2印刷領域PA2との質感の違いが明確に表現される。
各第3印刷領域PA3は、横目地3の上面30及び底面32で構成される。各第3印刷領域PA3には、例えば、第1印刷領域PA1と同じ素材で、かつ、第1印刷領域PA1よりも暗い色の印刷が施される。すなわち、上面30及び底面32は、突部4の前面及び下面31よりも暗色を呈する。このため、第3印刷領域PA3は、第3印刷領域PA3に形成される影の影響と相まって一層暗く見える。
第3印刷領域PA3の表面粗さは、第1印刷領域PA1の表面粗さよりも小さい。このため、第3印刷領域PA3は、実際の位置よりも基材2の裏面21側に位置するように見えやすい。
また、第3印刷領域PA3の表面粗さは、第2印刷領域PA2の表面粗さよりも大きい。このため、第3印刷領域PA3と第2印刷領域PA2との質感の違いが明確に表現される。
本実施形態の化粧建築材1は、図3に示すように、基材2の表面20の全体に亘って形成された塗装膜5を備えている。塗装膜5は、前述した印刷により形成される印刷層52を有する。
本実施形態の塗装膜5は、例えば、インク受理層51、印刷層52及びクリア層53を、基材2側からこの順に有している。
基材2の表面20に形成されるインク受理層(インク受容層)51は、印刷層52を基材2の表面20に定着させやすくする。インク受理層51は、例えばスプレーコート、カーテンコート、ロールコート等の手法で形成される。インク受理層51を形成する塗料としては、例えば、水性の塗料が用いられる。この塗料は、例えば、アクリル樹脂塗料又はアクリルシリコン樹脂塗料である。
インク受理層51の表面(前面)に形成される印刷層(インク層)52は、インクジェット印刷(インクジェット塗装)により形成される。すなわち、印刷層52は、インク受理層51に接着された多数のインクドット(インク摘)の集合体である。
前記インクジェット印刷は、例えば、複数の色のインクを噴射するインクジェット印刷機を用いて行われる。印刷層52を形成するインクとしては、例えば水性インクが用いられる。
本実施形態における印刷層52は、印刷領域毎にドット密度が異なっており、各印刷領域におけるドット密度は、表面粗さが小さい印刷領域ほど、ドット密度が大きい。なお、前記ドット密度の違いは、例えば、インクドットピッチ及びインクドット径のうちの一方又は両方を印刷領域毎に異ならせることで、付けられる。
図2Bに示す第2印刷領域PA2におけるドット密度は、第1印刷領域PA1におけるドット密度よりも大きい。このため、第2印刷領域PA2は、第1印刷領域PA1よりも平滑に見えやすい。したがって、第1印刷領域PA1と第2印刷領域PA2との表面粗さの違いの影響と相まって、第1印刷領域PA1と第2印刷領域PA2との質感の違いが、一層明確に表現される。
また、第3印刷領域PA3のドット密度は、第1印刷領域PA1のドット密度よりも大きい。このため、第3印刷領域PA3は、第1印刷領域PA1よりも一層暗く見える。
また、第3印刷領域PA3のドット密度は、第2印刷領域PA1のドット密度よりも小さい。このため、第2印刷領域PA2は、第3印刷領域PA3よりも一層平滑に見えやすい。
図3に示すように、印刷層52の表面(前面)には、クリア層53が形成される。クリア層53は、可視光が透過する層であり、印刷層52を保護し、また、クリア性を付与して意匠性を高める。
クリア層53は、例えば、スプレーコート等によって形成される。クリア層53を形成するクリア塗料としては、例えば、水性のクリア塗料が用いられる。水性のクリア塗料は、例えば、アクリル系、アクリルシリコン系、アクリルウレタン系等の塗料である。
クリア層53におけるクリア塗料は、印刷層52におけるインクドットの表面に塗布されやすく、インク受理層51において印刷層52のインクドットが塗布されていない箇所には、塗布され難い。このため、クリア層53は、対応する印刷領域に印刷された印刷層52のドット密度が大きいほど、クリア塗料の密度が大きくなる。すなわち、この場合、第2印刷領域PA2におけるクリア塗料の密度は、第1印刷領域PA1におけるクリア塗料の密度よりも大きくなる。このため、第2印刷領域PA2は、第1印刷領域PA1と比較して、一層平滑に見えやすい。
(4)補足
前記実施形態の化粧建築材1は、適宜設計変更可能である。
例えば、基材2の表面20には、3以上の異なる素材の印刷が施されてもよい。
また、各印刷領域のドット密度は、同じであってもよい。また、前記実施形態では、各印刷領域のドット密度を、表面粗さが大きい印刷領域ほど、小さくなるようにしたが、表面粗さが大きい印刷領域ほど、大きくなるようにしてもよい。
また、各印刷領域の範囲は、前記実施形態の範囲に限定されない。例えば、突部4の前面の表面粗さと、横目地3全体の表面粗さとを異ならせ、これらに互いに異なる素材の印刷がなされてもよい。
また、突部4の前面が、複数の印刷領域を有し、印刷領域毎に表面粗さが異なり、これら印刷領域毎に異なる素材の印刷がなされてもよい。
また、前記実施形態の横目地3には、凸条33が1条だけ形成されてもよいし、3条以上形成されてもよい。また、凸条33は、省略可能である。
また、横目地3は、基材2に一つだけ形成されてもよい。また、横目地3は、基材2の長手方向における一部にのみ形成されてもよい。
また、塗装膜5は、基材2の表面20に、直接形成されたものに限られず、シーラー、プライマー、エナメル塗料等の下地層を介して形成されてもよい。また、塗装膜5は、インク受理層51及びクリア層53のうちの少なくとも一方を有さなくてもよい。また、塗装膜5の表面には、必要に応じて、無機質塗料層又は光触媒塗料層など、他の層が更に形成されてもよい。
また、インク受理層51の塗料は、限定されず、例えば、紫外線硬化型樹脂塗料等から形成されてもよい。また、印刷層52を形成するインクは、限定されず、例えば、油性インク又は紫外線硬化性インク等であってもよい。また、クリア層53を形成するクリア塗料は、限定されず、例えば、溶剤クリア塗料又は紫外線硬化型クリア塗料等であってもよい。
また、基材2は、抄造成形、注型成形又はプレス成形等の押出成形以外の方法で形成されてもよい。
また、基材2は窯業系基材に限られず、木質系基材、プラスチック系基材又は金属系基材等であってもよい。また、化粧建築材1は、基材2の長手方向が上下方向と平行となる、縦張り用の外壁材であってもよい。また、本開示の技術は、屋根材等の他の外装材、あるいは内壁材や天井材等の内装材にも、適用可能である。
(5)まとめ
以上説明した、実施形態の化粧建築材1は、基材2の表面20に印刷がなされる化粧建築材であって、以下に示す構成を有する。表面20は、表面粗さが互いに異なる複数の印刷領域PA1,PA2を有する。印刷領域PA1,PA2毎に異なる素材の印刷がなされる。以下、この構成を有する化粧建築材1を第1の態様の化粧建築材1という。
第1の態様の化粧建築材1は、印刷領域毎に異なる素材の印刷がなされる複数の印刷領域PA1,PA2を有するため、一部に異なる素材が埋め込まれたような外観となる。また、複数の印刷領域PA1,PA2は、表面粗さが互いに異なるため、素材が異なる印刷がなされた印刷領域PA1,PA2毎に、質感を違えることができる。このため、素材の違いが明確に表現された、意匠性の優れた化粧建築材1とすることができる。
また、前記実施形態の化粧建築材1は、第1の態様の化粧建築材1において、以下に示す構成を有する。前記印刷は、インクジェット印刷である。前記表面粗さが小さい印刷領域ほどドット密度が大きい。以下、この化粧建築材1を第2の態様の化粧建築材1という。
第2の態様の化粧建築材1は、表面粗さが小さい印刷領域ほど、インクジェット印刷のドット密度が大きくて平滑に見えやすい印刷が施される。このため、各印刷領域PA1,PA2を印刷された素材に応じた質感を有する外観とすることができ、素材の違いがより明確に表現される。
また、前記実施形態の化粧建築材1は、第2の態様の化粧建築材1において、以下に示す構成を有する。前記印刷により形成された印刷層52の表面にクリア層53が形成される。以下、この態様の化粧建築材1を第3の態様の化粧建築材1という。
第3の態様の化粧建築材1では、印刷層52の表面に形成されるクリア層53は、対応する印刷領域に印刷された印刷層52のドット密度が大きいほど、クリア塗料の密度が大きくなる。このため、ドット密度が大きい印刷領域が、一層平滑に見えやすくなる。
なお、第2、第3の態様の化粧建築材1の構成は、化粧建築材1に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
PA1 第1印刷領域(印刷領域)
PA2 第2印刷領域(印刷領域)
1 化粧建築材
2 基材
20 表面
52 印刷層
53 クリア層

Claims (3)

  1. 基材の表面に印刷がなされる化粧建築材であって、
    前記基材の表面には、横目地が形成されており、
    前記横目地は、底面及び前記底面の下縁につながり前記底面よりも前方に突出している領域を有しており、
    前記表面は、
    表面粗さが互いに異なる複数の印刷領域を有し、
    前記底面により構成される印刷領域の表面粗さは、前記底面よりも前方に突出している前記領域により構成される印刷領域の表面粗さよりも大きく、
    前記印刷領域毎に異なる素材の印刷がなされた、
    化粧建築材。
  2. 請求項1に記載の化粧建築材において、
    前記印刷は、インクジェット印刷であり、
    前記表面粗さが小さい前記印刷領域ほどドット密度が大きい、
    化粧建築材。
  3. 請求項2に記載の化粧建築材において、
    前記印刷により形成された印刷層の表面にクリア層が形成された、
    化粧建築材。
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