JP7066793B2 - 向き付け可能なねじ込み式リュウズ - Google Patents

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Description

本発明は、向き付け可能なねじ込み式リュウズを受けるための少なくとも1つの貫通穴が形成されたミドル部を備える携行型時計ケースに関する。前記向き付け可能なねじ込み式リュウズは、前記穴と係合して、前記穴を緊密にシールするように構成しており、前記向き付け可能なねじ込み式リュウズは、その端面又はその近くにパターンを有し、前記向き付け可能なねじ込み式リュウズは、互いに対して軸方向に沿って軸方向に動くことができるサブアセンブリーと管状体を備え、このサブアセンブリーは、ユーザーによって取り扱われるように構成しており前記パターンを有するリュウズ本体を備え、前記管状体は、前記軸方向に沿って前記穴内にねじ込まれる又は入れ込まれるように構成している。
本発明は、さらに、前記のようなケースを備える、計時器、特に、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)、に関する。
本発明は、さらに、前記のような向き付け可能なねじ込み式リュウズを組み付ける方法に関する。
本発明は、さらに、前記のような向き付け可能なねじ込み式リュウズを携行型時計ケースに取り付ける方法に関する。
ねじ込み式リュウズは、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)において巻きロッドないし制御ロッドのような制御機構の通路のレベルにおける水密性を向上させる目的で、ごく普通に用いられている。この種のリュウズには、ねじ込まれていない位置とねじ込まれている位置となることができるという特徴があり、このねじ込まれていない位置においては、携行型時計を巻いたり、手動でセットしたり、調整したりすることができ、ねじ込まれている位置においては、リュウズがねじ込まれており、携行型時計ケースのミドル部に入り込んでおり又はねじ込まれている管状体上でロックされてシールを圧縮し、これによって、携行型時計の水密性を向上している。したがって、ねじ込まれている位置は、携行型時計を着用しているときの通常の位置に対応する位置であり、常にほぼ同じであり、シールが磨耗する。
携行型時計ケースにねじ込まれるこのようなねじ込み式リュウズの製造と取り付けはよく知られている。しかし、このようなリュウズを取り付けるための方法は、ロゴ、印章又は類似の標章、又は輪郭のような刻印ないしパターンを端面に担持しているねじ込み式リュウズや回転しないリュウズにはあまり適していない。一方、ユーザー又は少なくともアフターサービス人員が、所望の特定の向きにしたがって、ねじ込まれている位置にある、このようなリュウズの角度的インデクシングを調整することができることは望ましい。
実際に、公知の取り付け方法は、一般的には、リュウズをねじ込んだ後に、リュウズをケースに対して所望の向きに配置することに適しておらず、このことによって、ケースの美観に悪影響を与えてしまうおそれがある。このような状況は、このようなリュウズを高級であり高品質な製品に取り付ける場合に受け入れることができないことは明白である。
ROLEXによる文献EP2592500は、ミドル部と、第1のインデクシング手段を備える第1の管状体と、前面に特徴的な印があるカバーと携行型時計用ムーブメントに接続されるように意図されたパイプを備える制御用リュウズと、ミドル部に堅固に接続されパイプを受けるように意図された第2の管状体とを備える携行型時計ケースを記載している。制御用リュウズと第1の管状体はそれぞれ、一方を他方に対してねじ込むことを可能にするねじ込み手段を備える。ミドル部と一体化された第2のインデクシング手段は、第1の管状体の第1のインデクシング手段と係合するように意図されている。また、第1の管状体と第2の管状体は、第2の管状体とミドル部との剛性接続がミドル部に対する第1の管状体の軸方向のロックを行うように形成される。バンキング面、特に、第1の管状体のバンキング面は、止め面、特に、ミドル部の止め面やミドル部に固定された又は堅固に接続されたリングの止め面と接触する。
SWATCH GROUP MANAGEMENT SERVICESによる文献EP1857892は、ムーブメントのための穴をともに形成するケースと風防を備え、さらに、制御機構によってアクチュエートされる回転可能な要素を備える計時器について記載している。この制御機構は、ケースを半径方向に横断するロッドと、ロッドの第1の近位端に取り付けられるリュウズと、回転可能なようにロッドの第2の遠位端上で一体的に取り付けられるピニオンとを備える。この制御機構は、ロッドの近位側に配置される、ピニオンをロッドに軸方向にて留め付ける留め付け部品を備える。このロッド/ピニオン/留め付け部品のアセンブリーは、ロッドに対して留め付け部品を軸方向にてロックする手段と、ピニオンに対して留め付け部品を軸方向にてロックする手段と、及びピニオン/ロッドの要素の一方に対して留め付け部品を半径方向にてロックする手段とを備える。
本発明は、特に、このような既知の技術の様々な課題に対処することを目的とする。
具体的には、本発明は、単純で経済的な設計にしたがって実装された任意の携行型時計ケースに適合可能な向き付け可能なねじ込み式リュウズを提供することを目的とし、この携行型時計ケースには、このねじ込み式リュウズの向きを変えるためにリュウズ穴が形成されている。
また、本発明は、従来技術よりも信頼性の高い向き付け可能なねじ込み式リュウズを提供することを目的とする。
本発明は、請求項1に記載の向き付け可能なねじ込み式リュウズを受けるための少なくとも1つの貫通穴が形成されたミドル部を備える携行型時計ケースに関する。
本発明は、さらに、前記のようなケースを備える、計時器、特に、携行型時計、に関する。
本発明は、さらに、このような向き付け可能なねじ込み式リュウズを組み立てる方法に関する。
本発明は、さらに、このような向き付け可能なねじ込み式リュウズを携行型時計ケースに取り付ける方法に関する。
説明用の例としてのみ与えられる本発明の特定の実施形態についての以下の説明を図面を参照しながら読むことによって、本発明のさらなる特徴や利点が明確になるであろう。
オスフルート構造を有する向き付け可能なねじ込み式リュウズを受けるためのメスフルート構造を有する穴が形成された携行型時計ケースの縦断面図であり、このリュウズは、ケースのミドル部に対する軸方向の止めを備え、これは、リュウズが備える管状体にねじ込まれるナットによって具体化されている。 ケースの外観斜視図であり、メスフルート構造を備える携行型時計ケースのミドル部を示しており、ケースに対する角度的インデクシングのためのフルート構造付き管状体、そして、ユーザーによって取り扱われるように構成しているリュウズ本体を備えるサブアセンブリーを示している。このリュウズ本体は、管状体にねじ込まれるように意図された固定パイプを備え、この固定パイプは、リュウズによって制御及び/又は調整されるように意図された携行型時計の内部機構と係合するように意図されている可動パイプを備える。 図1と同様な図であり、本発明に従って、リュウズの管状体の向きは、この管状体が備える低勾配のオスコーン体と、ミドル部が備える相補的なメスコーン体との係合によって決まる。軸方向の止めは、ねじの頭部によって行われ、このねじのねじ山がリュウズの管状体のタッピングねじ山と係合する。 図2と同様な図であり、図3のミドル部とリュウズに関連している。 図3及び4の実施形態についての四分の一が切り取られた詳細な斜視図であり、オスコーン体とメスコーン体の係合及び軸方向ナット止めを示している。 本発明に係る向き付け可能なねじ込み式リュウズを備えるミドル部があるケースを備える携行型時計を示しているブロック図である。
本発明は、リュウズ、特に、向き付け可能なねじ込み式リュウズ10、を受ける少なくとも1つの貫通穴90が形成されたミドル部9と、及びこの穴90と係合して穴90をシールするように構成している向き付け可能なねじ込み式リュウズ10とを備える携行型時計ケース100に関する。
向き付け可能なねじ込み式リュウズ10には、端面18上又はその近くにパターン19がある。
この向き付け可能なねじ込み式リュウズ10は、一方では、ユーザーによって取り扱われるように構成しているリュウズ本体1を有しパターン19を有するサブアセンブリー20を備え、他方では、軸方向Dに沿って穴90に挿入されるように構成している管状体8を備え、これらは互いに軸方向Dに沿って軸方向に動くことができる。
この管状体8は、軸方向Dに沿って延在しているインデクシングプロファイル82を有し、このインデクシングプロファイル82は、軸方向Dに沿って延在し、穴90内に挿入された位置において、穴90内に形成され軸方向Dに沿って延在している相補的なインデクシングプロファイル92と相補的に係合するように構成している。インデクシングプロファイル82と相補的なインデクシングプロファイル92の間の係合は、ケース100に対するパターン19の多くの相対的な向きに対応する、可能性のある異なる相対的なインデックス位置を定める。
サブアセンブリー20と管状体8は、管状体8内のサブアセンブリー20の完全にねじ込まれている位置に対応するバンキング位置まで、相対的な軸方向のトラベルの一部に沿ってねじ込み係合するように構成している。
本発明によれば、インデクシングプロファイル82は、頂角が15°よりも小さいコーン体であり、穴90の相補的なインデクシングプロファイル92と摩擦係合するように構成している。
本発明の他の同様な実施形態において、インデクシングプロファイル82は、コーン状の歯列、まっすぐなフルート構造又はコーン状のフルート構造のいずれかであり、穴90の相補的なインデクシングプロファイル92と摩擦係合するように構成している。
特に、ケース100は、取り外し可能な軸方向の止め手段7を備え、これは、管状体8に固定されたときに、軸方向Dに沿って、ミドル部9に対して管状体8を軸方向に止めるように構成している。特に、この軸方向の止めは、ミドル部の第1の外側バンキング面97と軸方向のバンキング支持をして係合するように構成している管状体8の第1のバンキング支持面87と、軸方向の止め手段7が備え第1の外側バンキング面97と反対側のミドル部9が備える第2の内側バンキング支持面96と軸方向のバンキング支持をして係合するように構成している第2のバンキング支持面76との間で、ミドル部9をトラップすることによって行われる。
本発明の別の同様な実施形態において、インデクシングプロファイル82は、コーン状の歯列、まっすぐなフルート構造又はコーン状のフルート構造であり、インデクシングプロファイル82と相補的なインデクシングプロファイル92の間の係合は、ケース100に対するパターン19の多くの相対的な向きに対応する離散的な数の可能性のある相対的なインデクシング位置を定める。
インデクシングプロファイル82が、頂角が15°よりも小さいコーン体であるような本発明の特定の代替的実施形態において、ミドル部9と管状体8にはそれぞれ、その相対的な角位置を視覚的にマーキングするために適した印付きスケールが形成される。
特に、サブアセンブリー20は、捕捉されて嵌められるチャンバー39内にて弾性戻し手段4に対抗して軸方向Dに沿って軸方向に動くことができる可動パイプ3を備え、これは、ケース100内に収容される制御機構に向き付け可能なねじ込み式リュウズ10を留め付けるように構成している留め付け手段31を備える。
特に、サブアセンブリー20は、リュウズ本体1内にて留め付けられる固定パイプ2を備え、この固定パイプ2には、管状体8内にて形成されたタッピングねじ山83と係合するように構成しているねじ山23があり、この固定パイプ2が管状体8内において可動嵌め合いされる。
特に、サブアセンブリー20は分解することができない。
図示している特定の例(これに限定されない)では、固定パイプ2は、レーザー溶接29、接着剤接着などのレベルで、リュウズ本体1と一体化されている。
特に、インデクシングプロファイル82及び相補的なインデクシングプロファイル92は、相補的なフルート構造を備える。
特に、リュウズ本体1には、管状体8にある第1の肩部86と係合するように構成している第1のシール5を受けるための少なくとも1つの内側環状溝17がある。管状体8には、前記リュウズ本体1を管状体8にねじ込む際に第1のシール5を圧縮するように構成している止め面89がある。この止め面89は、特に、コーン状又は類似の形状である。
特に、管状体8には、ミドル部9にあるシール用肩部91と係合するように構成している第2のシール6を受けるための少なくとも1つの外側環状溝89がある。
代替的な実施形態において、軸方向の止め手段7は、ナットタッピングねじ山が形成されたナット75であり、このナットタッピングねじ山は、ミドル部9に収容されるように意図されている端の近くにて管状体8に形成されたねじ山85と係合するように構成している。
別の代替的実施形態において、軸方向の止め手段7は、ミドル部9に収容されるように意図された端の近くにて管状体8に形成された遠位タッピングねじ山84と係合するように構成しているナットねじ山72があるナットである。
別の代替的実施形態において、軸方向の止め手段7は、ミドル部9に収容されるように意図されている端の近くにおいて管状体8に形成されたサークリップ溝に収容されるサークリップである。
別の代替的実施形態において、軸方向の止め手段7は、ミドル部9に収容されるように意図されている端の近くにおいて管状体8に形成されたピン穴と係合するように構成しているピンである。
本発明は、さらに、前記のようなケース100を備える、計時器、特に、携行型時計1000に関する。
本発明は、さらに、以下のステップを備える前記のようなケース100を取り付ける方法に関する。
- サブアセンブリー20を用意し、第1のシール5、特に、溝内に保持されるもの又はリュウズ本体1に収容される管状スペーサー55上に支持されるもの、をリュウズ本体1に内側から取り付けるステップ
- 管状体8を用意し、この管状体8に第2のシール6を外側から取り付けるステップ
- サブアセンブリー20を管状体8に完全にねじ込むステップ
- 所望の角位置に、サブアセンブリー20と管状体8によって形成される群を、ミドル部9内に、ミドル部9の穴90内にて軸方向Dに沿って軸方向に挿入するステップ
特に、管状体8を所望の角位置に軸方向に挿入した後に、取り外し可能な軸方向の止め手段7を管状体8に留め付け、管状体8をミドル部9に対して軸方向に止め、第2のシール6を圧縮する。
特に、止め手段7を留め付ける前に、止め手段7と前記ミドル部9の間に、少なくとも1つのワッシャー74及び/又は少なくとも1つの弾性ワッシャーを挿入する。
特に、止め手段7を留め付けた後に、サブアセンブリー20のねじ込みを緩めて、その中でケース100内に収容される制御機構を留め付け、そして、ねじ込みのトラベルの終わりにてこのサブアセンブリー20を再びねじ込む。
1 リュウズ本体
2 固定パイプ
3 可動パイプ
4 弾性戻し手段
5 第1のシール
6 第2のシール
7 軸方向の止め手段
8 管状体
9 ミドル部
10 向き付け可能なねじ込み式リュウズ
17 内側環状溝
18 端面
19 パターン
20 サブアセンブリー
23 ねじ山
31 留め付け手段
39 チャンバー
55 管状スペーサー
72 ナットねじ山
74 ワッシャー
75 ナット
76 第2のバンキング支持面
82 インデクシングプロファイル
83 タッピングねじ山
84 遠位タッピングねじ山
85 ねじ山
86 第1の肩部
87 第1のバンキング支持面
89 止め面
90 穴
91 シール用肩部
92 相補的なインデクシングプロファイル
96 第2の内側バンキング支持面
97 第1の外側バンキング面
100 ケース
1000 携行型時計

Claims (16)

  1. ミドル部(9)と向き付け可能なねじ込み式リュウズ(10)を備える携行型時計ケース(100)であって、
    前記ミドル部(9)には、前記向き付け可能なねじ込み式リュウズ(10)を受けるための少なくとも1つの貫通穴(90)が形成されており、
    前記向き付け可能なねじ込み式リュウズ(10)は、前記貫通穴(90)と係合して前記貫通穴(90)を緊密にシールするように構成しており、
    前記向き付け可能なねじ込み式リュウズ(10)には、その端面(18)又はその近くにパターン(19)があり、
    前記向き付け可能なねじ込み式リュウズ(10)は、互いに軸方向(D)に沿って軸方向に動くことができるサブアセンブリー(20)と管状体(8)を備え、
    前記サブアセンブリー(20)は、ユーザーによって取り扱われるように構成しており前記パターン(19)があるリュウズ本体(1)および自身に収容された制御機構と係合する部分を備えたパイプを備え、
    前記管状体(8)は、前記軸方向(D)に沿って前記貫通穴(90)内に挿入されかつ前記パイプを受けるように構成されており、
    前記管状体(8)は、前記軸方向(D)に沿って延在しているインデクシングプロファイル(82)を有し、このインデクシングプロファイル(82)は、前記貫通穴(90)内に挿入された位置において、前記貫通穴(90)内における前記軸方向(D)に沿って延在している相補的なインデクシングプロファイル(92)と相補的に係合し、
    前記インデクシングプロファイル(82)と前記相補的なインデクシングプロファイル(92)の間の係合は、当該ケース(100)に対する前記パターン(19)の多くの相対的な向きに対応する異なる相対的インデクシング位置を可能にし、
    前記サブアセンブリー(20)と前記管状体(8)は、前記管状体(8)における前記サブアセンブリー(20)の完全にねじ込まれた位置に対応するバンキング位置まで、相対的な軸方向のトラベルの一部に沿って、ねじ込まれることによって係合するように構成しており、
    前記インデクシングプロファイル(82)は、前記貫通穴(90)にある前記相補的なインデクシングプロファイル(92)と摩擦係合するように構成している頂角が15°よりも小さいコーン体である
    ことを特徴とするケース(100)。
  2. 当該ケース(100)は、前記管状体(8)に留め付けられたときに、第1のバンキング支持面(87)と第2のバンキング支持面(76)の間で前記ミドル部(9)をトラップすることによって、前記ミドル部(9)に対して前記軸方向(D)に沿って前記管状体(8)を軸方向に止めるように構成している取り外し可能な軸方向の止め手段(7)を備え、
    前記第1のバンキング支持面(87)は、前記管状体(8)にあり、前記ミドル部(9)の第1の外側バンキング面(97)と軸方向のバンキング支持をするように係合するように構成しており、
    前記第2のバンキング支持面(76)は、前記軸方向の止め手段(7)にあり、前記第1の外側バンキング面(97)の反対側にて前記ミドル部(9)が備える第2の内側バンキング支持面(96)と軸方向のバンキング支持をするように係合するように構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載のケース(100)。
  3. 前記ミドル部(9)と前記管状体(8)にはそれぞれ、互いの相対的な角位置を視覚的にマーキングするために適した印付きスケールがある
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のケース(100)。
  4. 前記サブアセンブリー(20)は、分解することができず、留め付け手段(31)を備える可動パイプ(3)を前記パイプの一部として備え、
    前記可動パイプ(3)は、捕捉されて嵌められるチャンバー(39)内にて前記軸方向(D)に沿って弾性戻し手段(4)に対抗して軸方向に動くことができ、
    前記留め付け手段(31)は、前記向き付け可能なねじ込み式リュウズ(10)を当該ケース(100)に収容された前記制御機構に留め付けるように構成している
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のケース(100)。
  5. 前記サブアセンブリー(20)は、前記リュウズ本体(1)内にて留め付けられねじ山(23)を支持している固定パイプ(2)を前記パイプの一部として備え、
    前記ねじ山(23)は、前記固定パイプ(2)が可動嵌め合いされた前記管状体(8)に形成されたタッピングねじ山(83)と係合するように構成している
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のケース(100)。
  6. 前記リュウズ本体(1)には、少なくとも1つの第1のシール(5)を受けるための少なくとも1つの内側環状溝(17)又は穴が形成されており、
    前記第1のシール(5)は、前記リュウズ本体(1)を前記管状体(8)にねじ込む際に前記第1のシール(5)を圧縮するように構成している止め面(89)がある前記管状体(8)に形成された第1の肩部(86)と係合するように構成している
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のケース(100)。
  7. 前記管状体(8)には、前記ミドル部(9)に形成されたシール用肩部(91)と係合するように構成している第2のシール(6)を受けるための少なくとも1つの外側環状溝又は肩部がある
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のケース(100)。
  8. 前記軸方向の止め手段(7)は、前記ミドル部(9)に収容されることが意図され前記管状体(8)の端の近くにて前記管状体(8)に形成されたねじ山(85)と係合するように構成しているねじ山付きナット(75)である
    ことを特徴とする請求項2又は請求項2を直接的又は間接的に引用する場合の請求項3~7のいずれか一項に記載のケース(100)。
  9. 前記軸方向の止め手段(7)は、ナットねじ山(72)が形成されたナット(75)であり、
    前記ナットねじ山(72)は、前記ミドル部(9)に収容されることが意図され前記管状体(8)の端の近くにて前記管状体(8)に形成された遠位タッピングねじ山(84)と係合するように構成している
    ことを特徴とする請求項2又は請求項2を直接的又は間接的に引用する場合の請求項3~7のいずれか一項に記載のケース(100)。
  10. 前記軸方向の止め手段(7)は、前記ミドル部(9)に収容されることが意図され前記管状体(8)の端近くにて前記管状体(8)に形成されるサークリップ溝に収容されるサークリップである
    ことを特徴とする請求項2又は請求項2を直接的又は間接的に引用する場合の請求項3~7のいずれか一項に記載のケース(100)。
  11. 前記軸方向の止め手段(7)は、前記ミドル部(9)に収容されるように意図された前記管状体(8)の端近くにて前記管状体(8)に形成されたピン穴と係合するように構成しているピンである
    ことを特徴とする請求項2又は請求項2を直接的又は間接的に引用する場合の請求項3~7のいずれか一項に記載のケース(100)。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載のケース(100)を備える
    ことを特徴とする携行型時計(1000)。
  13. 請求項1~11のいずれか一項に記載のケース(100)を取り付ける方法であって、
    前記サブアセンブリー(20)を用意し、第1のシール(5)を前記リュウズ本体(1)に内側から取り付けて、前記第1のシール(5)を溝内に保持させ又は前記リュウズ本体(1)内に収容される管状スペーサー(55)に支持されるようにするステップと、
    前記管状体(8)を用意し、第2のシール(6)を前記管状体(8)に外側から取り付けるステップと、
    前記サブアセンブリー(20)を前記管状体(8)に完全にねじ込むステップと、及び
    前記管状体(8)を所望の角位置にて前記ミドル部(9)に形成された前記穴(90)内に前記軸方向(D)に沿って軸方向に挿入するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  14. 前記ケース(100)は、請求項2に記載のケース(100)であり、
    所望の角位置に前記管状体(8)を軸方向に挿入した後に、前記取り外し可能な軸方向の止め手段(7)が前記管状体(8)に留め付けられ、前記管状体(8)が前記ミドル部(9)に対して軸方向に止められ、前記第2のシール(6)を圧縮する
    ことを特徴とする請求項2に記載のケース(100)を取り付ける場合の請求項13に記載の方法。
  15. 前記止め手段(7)を留め付ける前に、前記止め手段(7)と前記ミドル部(9)の間に、少なくとも1つのワッシャー(74)及び/又は少なくとも1つの弾性ワッシャーを挿入する
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記止め手段(7)を留め付けた
    後に、前記サブアセンブリー(20)のねじ込みを緩め、前記ケース(100)に収容された制御機構を前記サブアセンブリー(20)内に留め付け、その後に、ねじ込みのトラベルの端にて前記サブアセンブリー(20)を再びねじ込む
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の方法。
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