JP7066346B2 - シート材からなる容器およびその容器の製造方法 - Google Patents
シート材からなる容器およびその容器の製造方法 Download PDFInfo
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Description
この発明に係る容器は、複数のシートやフィルムを積層した容器用シート材によって構成された自立性を有する袋状の容器であって、その内部に種類の異なる液体、もしくは、固体、あるいは、液体と固体となどの複数の内容物を区画して収容するように構成されている。また、その容器は、使用時において、各内容物を混合し、その後に容器を開封して前記混合された各内容物を取り出すことができるように構成されている。先ず、この発明に係る容器を構成する容器用シート材の一例について説明し、次いで、容器用シート材を折り畳んで構成したこの発明に係る容器の一例について説明する。
図14は、容器用シート材1を使用した容器の製袋工程の他の例と内容物の充填工程の他の例とをまとめて示す図である。ここに示す例は、容器8の側面側から異なる種類の内容物を充填するように、容器8を構成した例である。なお、図14の(A)から図14の(E)に示す各工程は、図13の(A)から図13の(E)に示す各工程と同様であるからそれらの工程についてはその説明を省略する。図14の(E)に示すように、サイドシール部9を形成した後に、容器用シート材1の上端部側を幅方向Wに帯状に熱接着してトップシール部10および仕切り部18を形成する。その熱接着箇所を図14の(J)にハッチングで記載してある。次いで、図14の(K)に示すように、サイドシール部9と互いに隣接していて、かつ、スリット部6の下側の接着領域5Bに他の貫通孔30を形成する。
Claims (7)
- 容器用シート材の周縁部をつないで形成された中空密封状の胴部と、前記胴部を複数の収容部に区画する仕切り部とを備えた容器において、
前記容器用シート材は、前記容器の外面を構成する外層シートと、前記外層シートと同一形状でかつ同一の大きさに形成され前記外層シートに積層して接着された前記容器の内面を構成する内層シートとにより構成され、
前記容器用シート材は、前記胴部の両側面に位置する部分に、前記内層シートと前記外層シートとが接着されていない非接着部と、前記胴部の高さ方向において前記非接着部を挟んで両側の部分で前記内層シートと前記外層シートとが接着された接着部とを有し、
前記非接着部における前記外層シートには、少なくとも一部が前記胴部の幅方向に切断されたスリット部が形成され、
前記非接着部のうちの前記接着部と前記非接着部との境界部分と前記スリット部との間の部分が、前記内層シートから離隔して指で摘まむ摘まみ部となっており、
前記胴部を挟んで両側の前記摘まみ部を互いに反対方向に摘まんで引っ張ることにより前記仕切り部が引き剥がされて前記複数の収容部が連通される
ことを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記胴部の高さ方向で前記仕切り部と前記摘まみ部とがずれて形成されており、
前記摘まみ部の根元部分は、前記高さ方向での前記仕切り部の両端部のうち、前記仕切り部における前記摘まみ部側の一端部を挟んで、前記仕切り部とは反対側に位置している
ことを特徴とする容器。 - 請求項1または2に記載の容器において、
前記仕切り部は、前記仕切り部によって区画される一方の前記収容部の一部が、前記仕切り部によって区画される他方の前記収容部側に突出するように形成されており、かつ、前記仕切り部における前記他方の収容部側に突出した部分の少なくとも一部が剥離可能に構成されている
ことを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記スリット部は、前記非接着部における前記外層シートを所定の間隔で切断したミシン目状に形成されており、
前記摘まみ部は、前記スリット部における前記外層シートの連結箇所を破断することによって前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部である
ことを特徴とする容器。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の容器において、
前記胴部の内側に突出するように前記容器用シート材を折って前記胴部に連続して形成された底部と、
前記胴部と前記底部との境界部分に形成されていて載置面に対して接触する接地部と、
前記胴部の側縁部と前記接地部とを繋ぐ斜めシール部とを備えている
ことを特徴とする容器。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の容器において、
前記胴部の高さ方向で前記仕切り部より下方に、前記胴部の側縁部の一部を脆弱化して破断の起点となる破断誘導部が形成されている
ことを特徴とする容器。 - 容器用シート材の周縁部をつないで形成された中空密封状の胴部と、前記胴部を複数の収容部に区画する仕切り部とを備えた容器の製造方法において、
前記容器の外面を構成する外層シートの少なくとも一部を切断し、
少なくとも一部が切断された前記外層シートと前記容器の内面を構成する内層シートとを重ね合わせると共に、前記外層シートと前記内層シートとが接着されていない非接着部を残して前記外層シートと前記内層シートとを積層かつ接着し、かつ、前記非接着部に前記外層シートにおける前記少なくとも一部が切断された部分が位置しており、前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部が指で摘まむ摘まみ部となっており、その後、
前記内層シートを向かい合わせると共に、前記内層シートの周縁部をつないで胴部を形成し、かつ、前記胴部を少なくとも2つの収容部に区画する
ことを特徴とする容器の製造方法。
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JP2017142703A JP7066346B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | シート材からなる容器およびその容器の製造方法 |
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JP2017142703A Active JP7066346B2 (ja) | 2017-07-24 | 2017-07-24 | シート材からなる容器およびその容器の製造方法 |
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JP2015000766A (ja) | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ゴグリオ ソシエタ ペル アチオニGoglio S.P.A. | オーブン加熱後に消費される食品の可撓性材料による包装 |
JP2015520705A (ja) | 2012-05-10 | 2015-07-23 | アムパック ホールディングス エルエルシー | 破断可能な内部区画を有する複数区画パウチ |
JP2017007696A (ja) | 2015-06-19 | 2017-01-12 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋 |
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JP2017007696A (ja) | 2015-06-19 | 2017-01-12 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋 |
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