JP2019023097A - シート材からなる容器およびその容器の製造方法 - Google Patents

シート材からなる容器およびその容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造が容易であって、製造に掛かるコストを低減することができるシート材からなる容器およびその容器の製造方法を提供する。【解決手段】容器8において、容器用シート材1は、容器8の外面を構成する外層シート2と容器8の内面を構成する内層シート3とが接着されていない非接着部4を残して、外層シート2と内層シート3とを積層かつ接着して構成されており、非接着部4は、胴部15の両側面に位置しており、非接着部4における外層シート2の少なくとも一部が切断されたスリット部6が非接着部4に形成されており、スリット部6における内層シート3から離隔した外層シート2の一部が指で摘まむ摘まみ部7となっており、胴部15を挟んで両側の摘まみ部7を互いに反対方向に摘まんで引っ張ることにより仕切り部18が引き剥がされて複数の収容部16,17が連通される。【選択図】図6

Description

この発明は、シート材からなる容器であって、特に、内部空間を複数に区画した容器およびその容器の製造方法に関するものである。
1つの容器の内部に複数の内容物を区分けして収容し、容器を開封する前に、当該容器の内部で各内容物を混合するように構成された容器が種々開発されている。例えば、特許文献1に記載された容器は、第1袋部と第2袋部とに区画して構成されており、それらの袋部の境界部は、第1袋部を構成しているフィルムの内面同士を互いに接着して上述した各袋部を区画する区画接着部とされている。その区画接着部に対応する容器の外側に、区画接着部を引き剥がすための摘まみ部となるフラップが形成されている。フラップは第1袋部を構成しているフィルムの端部と第2袋部を構成しているフィルムの端部との内面同士を互いに貼り合わせて形成されている。特許文献1に記載された構成では、各フラップを把持して互いに反対方向に引っ張ると、区画接着部でフィルム同士が剥離して第1袋部と第2袋部とが連通し、各袋部の内部に収容されていた各内容物が混ざり合う。
特許文献2に記載された容器は、1つの内容物を密封する内袋と、その内袋を収容すると共に他の内容物を密封する外袋とを備えている。内袋の四辺のうちの互いに対向する二辺と、当該二辺に対応する外袋の四辺のうちの二辺とが互いに接着されている。内袋における他の二辺のうちの一部に、開封用の切り込み部が形成されており、外袋の両側面に、外袋のいわゆる余肉を折り畳んだ折り込み部が形成されている。特許文献2に記載された構成では、互いに接着されている上記の二辺であるいわゆる接着辺を把持して各接着辺を互いに反対方向に引っ張ると、折り込み部が広げられる。また、折り込み部が広げられると、内袋にはいわゆる余肉がないので、切り込み部から内袋が引き裂かれて開封され、各袋の内容物が混合される。
実開昭53−119270号公報 実開平1−168474号公報
特許文献1に記載された構成では、第1袋部と第2袋部とを先ず作成し、その第1袋部を構成するフィルム同士を貼り合わせて区画接着部を形成し、さらに、第1袋部を構成するフィルムと第2袋部を構成するフィルムとの内面同士を互いに貼り合わせてフラップを形成する。すなわち、各袋部を構成する工程に加えて、フラップを形成する工程が増え、しかも第1袋部と第2袋部とをつなぐだけでなく、上述したフラップを形成するようにつなぐため、全体としての工程が増えて生産コストが増大してしまう可能性があり、実用化のためには改良の余地があった。なお、特許文献2に記載された構成であっても、外袋のいわゆる余肉を折り畳んで折り込み部を形成しているので特許文献1と同様の課題がある。
この発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであって、製造が容易であって、製造に掛かるコストを低減することができるシート材からなる容器およびその容器の製造方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、容器用シート材の周縁部をつないで形成された中空密封状の胴部と、前記胴部を複数の収容部に区画する仕切り部とを備えた容器において、前記容器用シート材は、前記容器の外面を構成する外層シートと前記容器の内面を構成する内層シートとが接着されていない非接着部を残して、前記外層シートと前記内層シートとを積層かつ接着して構成されており、前記非接着部は、前記胴部の両側面に位置しており、前記非接着部における前記外層シートの少なくとも一部が切断されたスリット部が前記非接着部に形成されており、前記スリット部における前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部が指で摘まむ摘まみ部となっており、前記胴部を挟んで両側の前記摘まみ部を互いに反対方向に摘まんで引っ張ることにより前記仕切り部が引き剥がされて前記複数の収容部が連通されることを特徴とするものである。
この発明においては、前記容器の高さ方向で前記仕切り部と前記摘まみ部とがずれて形成されており、前記摘まみ部の根元部分は、前記高さ方向での前記仕切り部の両端部のうち、前記仕切り部における前記摘まみ部側の一端部を挟んで、前記仕切り部とは反対側に位置していてよい。
この発明においては、前記仕切り部は、前記仕切り部によって区画される一方の前記収容部の一部が、前記仕切り部によって区画される他方の前記収容部側に突出するように形成されており、かつ、前記仕切り部における前記他方の収容部側に突出した部分の少なくとも一部が剥離可能に構成されていてよい。
この発明においては、前記スリット部は、前記非接着部における前記外層シートを所定の間隔で切断したミシン目状に形成されており、前記摘まみ部は、前記スリット部における前記外層シートの連結箇所を破断することによって前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部であってよい。
この発明においては、前記胴部の内側に突出するように前記容器用シート材を折って前記胴部に連続して形成された底部と、前記胴部と前記底部との境界部分に形成されていて載置面に対して接触する接地部と、前記胴部の側縁部と前記接地部とを繋ぐ斜めシール部とを備えていてよい。
この発明においては、前記容器の高さ方向で前記仕切り部より下方に、前記胴部の側縁部の一部を脆弱化して破断の起点となる破断誘導部が形成されていてよい。
この発明における容器の製造方法は、容器用シート材の周縁部をつないで形成された中空密封状の胴部と、前記胴部を複数の収容部に区画する仕切り部とを備えた容器の製造方法において、前記容器の外面を構成する外層シートの少なくとも一部を切断し、少なくとも一部が切断された前記外層シートと前記容器の内面を構成する内層シートとを重ね合わせると共に、前記外層シートと前記内層シートとが接着されていない非接着部を残して前記外層シートと前記内層シートとを積層かつ接着し、かつ、前記非接着部に前記外層シートにおける前記少なくとも一部が切断された部分が位置しており、前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部が指で摘まむ摘まみ部となっており、その後、前記内層シートを向かい合わせると共に、前記内層シートの周縁部をつないで胴部を形成し、かつ、前記胴部を少なくとも2つの収容部に区画することを特徴とする容器の製造方法である。
この発明によれば、摘まみ部が形成された容器用シート材によって容器が製造される。すなわち、容器用シート材に対して摘まみ部を形成する加工を行ったとしても、製袋工程を特には変更することがなく、従来とほぼ同じ製袋工程で容器を製造することができる。その結果、製袋工程の変更や増加による生産コストの増大を回避もしくは抑制することができるとともに、既存の設備を有効に活用できる。また、摘まみ部は非接着部における外層シートの少なくとも一部を切断して形成される。つまり、特許文献1に記載された構成と比較してフィルムの内面同士を重ね合わせてつなぐ工程を必要とせず、これによっても、製造しやすい容器となっている。また、各摘まみ部を互いに反対方向に引っ張ると、容器の胴部を複数の収容部に区画している仕切り部が引き剥がされて各収容部が連通される。そのため、容器を開封することなく、各収容部内に収容された各内容物を混合することができ、容器の取り扱い性を向上することができる。さらに、この発明に係る容器は、内容物を取り出した後は、折り畳むことができ、しかも、嵩張ることがないため、廃棄は容易である。
この発明に係る容器を構成する容器用シート材の一例を模式的に示す正面図である。 図1に示す容器用シート材の一部を拡大して示す斜視図である。 この発明におけるスリット部の他の例を模式的に示す図である。 図1に示す容器用シート材の一部を拡大して示す断面図である。 この発明に係る容器の一例を模式的に示す図である。 図5に示す容器の一部を拡大して示す斜視断面図である。 図5に示す容器における一部を拡大して示す断面図である。 区画接着部が剥離された状態の容器を模式的に示す断面図である。 この発明に係る容器の一例を開封した状態を模式的に示す図である。 外層シートと内層シートとの貼り合わせ装置を模式的に示す図である。 この発明におけるカッティング装置の一例を模式的に示す図である。 この発明におけるカッティング装置の他の例によって形成されたスリット部の形状を模式的に示す図である。 この発明における容器用シート材を使用した容器の製袋工程の一例と内容物の充填工程の一例とをまとめて示す図である。 この発明における容器用シート材を使用した容器の製袋工程の他の例と内容物の充填工程の他の例とをまとめて示す図である。 この発明における仕切り部の他の例を模式的に示す図である。
(第1実施形態)
この発明に係る容器は、複数のシートやフィルムを積層した容器用シート材によって構成された自立性を有する袋状の容器であって、その内部に種類の異なる液体、もしくは、固体、あるいは、液体と固体となどの複数の内容物を区画して収容するように構成されている。また、その容器は、使用時において、各内容物を混合し、その後に容器を開封して前記混合された各内容物を取り出すことができるように構成されている。先ず、この発明に係る容器を構成する容器用シート材の一例について説明し、次いで、容器用シート材を折り畳んで構成したこの発明に係る容器の一例について説明する。
図1は、この発明に係る容器を構成する容器用シート材の一例を模式的に示す正面図であり、図1では、矢印H方向が図1に示す容器用シート材を用いて容器を構成した場合における容器の高さ方向を、矢印W方向が容器の幅方向をそれぞれ示している。図2は、図1に示す容器用シート材の一部を拡大して示す斜視図である。なお、容器用シート材1の製造方法については後述する。ここに示す容器用シート材1は長方形であって、容器の外面となる外層シート2と、容器の内面となる内層シート3との少なくとも2枚のシート2,3を備え、それらのシート2,3を予め定めたパターンで互いに接着して構成されている。すなわち、容器用シート材1は、外層シート2と内層シート3とが接着されていない非接着部4を残して外層シート2と内層シート3とを積層しかつ接着して構成されている。容器の高さ方向Hで容器用シート材1の両端部側に非接着部4がそれぞれ形成されており、非接着部4を挟んで両側が外層シート2と内層シート3とが接着された接着領域5となっている。非接着部4は容器の全幅に亘って形成され、もしくは、容器の幅より短く形成されていてもよく、また、容器の高さ方向Hでの非接着部4の幅は後述する摘まみ部が十分な幅となる寸法に、設計上、定めることができる。なお、以下の説明では、容器の高さ方向Hで容器用シート材1の両端部側に位置する接着領域5を接着領域5Aと記し、容器の高さ方向Hで中央部側に位置する接着領域5を接着領域5Bと記す。
外層シート2と内層シート3とを接着するための手段は適宜、選択することができ、一例として、ドライラミネート法を挙げることができる。なお、外層シート2と内層シート3との間に、容器用シート材1の剛性や強度やバリア性を向上させる中間層を設けてもよい。また、外層シート2に、容器の内容物を表示する印刷層や、酸素や水蒸気、香気物質などの透過を抑制したり、遮光したりする金属蒸着層や無機蒸着層を形成してもよい。
非接着部4における外層シート2に、当該外層シート2を切断してスリット部6が形成されている。したがって、スリット部6を挟んで両側の外層シート2の端部は内層シート3から離隔しており、指で摘まむことができる摘まみ部7を成している。なお、図1および図2には、容器の全幅に亘って外層シート2を線状に切断してスリット部6を形成した例を示してあるが、スリット部6は、図3に示すように、外層シート2を一定の間隔で切断したミシン目状に形成されていてもよい。スリット部6の形状がミシン目状であれば、そのミシン目を切断するまでは、外層シート2は所定の間隔でつながっているので、摘まみ部7が容器の外側に浮き上がることを回避または抑制して容器の見栄えを向上することができる。
図4は、図1に示す容器用シート材1の一部を拡大して示す断面図である。図4に示す例では、スリット部6は容器の高さ方向Hで非接着部4における接着領域5B側に偏って形成されている。これは可及的に大きい摘まみ部7を形成するためであり、したがってスリット部6を挟んで接着領域5A側の外層シート2における一端部2Aからその根元部2Bつまり接着領域5Aまでの長さL1は、接着領域5B側の外層シート2における一端部2Cからその根元部2Dつまり接着領域5Bまでの長さL2に比較して長くなっている。外層シート2は、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、オレフィン系樹脂などの合成樹脂製のシートやフィルムによって構成することができる。外層シート2はスリット部6を容易に形成するために、外層シート2の厚さは可及的に薄いことが好ましく、例えば、内層シート3の厚さよりも薄いことが好ましい。
内層シート3は、容器用シート材1を折り畳んで容器を構成する際に、重ね合わされかつ熱接着される。そのため、内層シート3は熱接着性を有する合成樹脂製のシートやフィルムによって構成されている。また、熱接着する際の温度によって接着強度が変化するようになっている。内層シート3としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系の合成樹脂製のシートやフィルムを用いることができる。なお、外層シート2と内層シート3とを同じ、オレフィン系の合成樹脂製のシートやフィルムによって構成した場合には、それらのシート2,3を直接、熱接着することができる。また、少なくとも外層シート2は、それらを切断する際に、一方向のみに切断されるいわゆる直進カット性を有する合成樹脂製のシートやフィルムによって構成されることが好ましい。なお、外層シート2と内層シート3との両方を直進カット性を有する合成樹脂製のシートやフィルムによって構成する場合には、上述した切断方向が互いに平行になるように各シート2,3を接着する。また、容器を構成する場合に、容器の幅方向Wと前記切断方向とが互いに平行になるようにする。
図5は、この発明に係る容器の一例を模式的に示す正面図であり、図6は、図5に示す容器の一部を拡大して示す斜視断面図である。なお、容器用シート材1を使用した容器の製造工程の詳細については後述する。ここに示す容器8は、容器用シート材1における内層シート3同士を互いに向かい合わせるように、1枚の容器用シート材1を折り曲げ、かつ、その状態で内層シート3における周縁部同士を熱接着して構成される。ここに示す例では、容器用シート材1における3辺が熱接着されており、その熱接着された3辺の周縁部のうち、容器8の幅方向Wで両側の熱接着部分を以下の説明ではサイドシール部9と記し、容器8の高さ方向Hで上側の熱接着部分をトップシール部10と記す。容器用シート材1における折り曲げられている部分が容器8の底部11となっている。すなわち、この底部11は、容器8の内側に突出するように、容器用シート材1を折り畳んで形成されており、その折り目の稜線が容器8の内側に位置している。そのため、底部11の周縁部つまり底部11と容器8の側面との境界部分は容器8の外側に突出した山折りになっており、その山折りの稜線が容器8における接地部12となっている。なお、上述したサイドシール部9がこの発明における胴部の側縁部に相当している。
接地部12と各サイドシール部9とによって形成される各角部に、接地部12と各サイドシール部9とを斜めに繋ぐ斜めシール部13がそれぞれ形成されている。斜めシール部13は容器8の両側に2つずつ、合計4つ形成されている。また、斜めシール部13と接地部12とサイドシール部9とによってほぼ三角形のコーナーひだ14が各角部に2つずつ、合計4つ形成される。前記各角部における2つのコーナーひだ14は図示しないポイントシールによって互いに熱接着されており、自由な動きが抑制されている。これらの接地部12と斜めシール部13とコーナーひだ14とによって囲まれた部分が上述した底部11となっている。そのため、容器8の内部に内容物を充填すると、その内容物の重さに応じた荷重が底部11に作用して底部11は下方に押し広げられるが、底部11の形状は、接地部12と斜めシール部13とコーナーひだ14とによって決まる形状に維持される。つまり、接地部12と斜めシール部13とコーナーひだ14とは底部11を形成し、その形状や面積を可及的に広い状態に維持するように機能する。
各サイドシール部9とトップシール部10と底部11とによって区画された中空密封状の部分が胴部15となっている。その胴部15は、ここに示す例では2つに区画されており、第1収容部16と第2収容部17と各収容部16,17を区画している仕切り部18とを備えている。仕切り部18は胴部15における内層シート3同士を熱接着して、容器8の幅方向Wに線状に延びて形成されている。仕切り部18を図5にハッチングで記載してある。仕切り部18は第1収容部16と第2収容部17とを区画するとともに、後述するように摘まみ部7を互いに反対方向に引っ張ることによって引き剥がされて各収容部16,17を連通する。そのため、仕切り部18は前記幅方向Wの全幅に亘って剥離可能に構成され、また、その一部が剥離可能に構成されていてもよい。
容器8の高さ方向Hで第2収容部17の上側に第1収容部16が位置しており、その第1収容部16は、第2収容部17に比較して小さく設定されている。各収容部16,17に収容する内容物は液体と固体とのうちのいずれであってもよいが、以下の説明では、第1収容部16には液体が収容され、第2収容部17には固体が収容された例を説明する。高さ方向Hでサイドシール部9における仕切り部18より下方に、第2収容部17を幅方向Wに切断して開封する起点となる破断誘導部19が形成されている。破断誘導部19は例えば、サイドシール部9の一部をカットしたり、切り欠いたりして脆弱化したいわゆる脆弱部であってよい。
ここで、仕切り部18の接着強度について説明すると、仕切り部18の接着強度は、接着領域5A,5Bにおける外層シート2と内層シート3との接着強度や、サイドシール部9及びトップシール部10の接着強度より低く設定されている。これは、後述するように各摘まみ部7を互いに反対方向に引っ張った場合に、仕切り部18のみを確実に剥離して各収容部16,17を連通するためである。なお、仕切り部18の接着強度、および、接着領域5A,5Bにおける外層シート2と内層シート3との接着強度、ならびに、サイドシール部9及びトップシール部10の接着強度などは、内層シート3同士や外層シート2と内層シート3とを熱接着する場合における接着温度を適宜変更することにより変更することができ、それらの接着強度や接着温度などは実験などにより予め求めることができる。
図7は、図5に示す容器8における一部を拡大して示す断面図である。図7に示すように、仕切り部18は高さ方向Hで容器8の上側に位置している。より具体的には、仕切り部18における非接着部4側の一端部18Aは、前記高さ方向Hで摘まみ部7の根元部分7Aよりも上側に位置している。すなわち、摘まみ部7の根元部分7Aと、仕切り部18の一端部18Aとは高さ方向Hにオフセットされ、つまりずれて形成されている。換言すると、摘まみ部7の根元部分7Aは、仕切り部18の一端部18Aを挟んで仕切り部18とは反対側に位置している。そのため、容器8の両側の摘まみ部7を互いに離隔するように引っ張ると、仕切り部18における一端部18Aに応力が集中する。そして、前記一端部18Aから仕切り部18が引き剥がされ、上述した応力の集中箇所が前記高さ方向Hで上側に移動する。それらの結果、仕切り部18を引き剥がしやすくなる。
上述した構成の容器8の作用について説明する。容器8の高さ方向Hで第2収容部17の上側に第1収容部16が位置している状態で、容器8の両側の摘まみ部7をそれぞれ指で摘まみ、各摘まみ部7を互いに反対方向に引っ張る。これにより、仕切り部18の一端部18Aに応力が集中し、一端部18Aを破壊の起点として仕切り部18が引き剥がされる。図8は、仕切り部18が剥離された状態の容器8を模式的に示す断面図である。仕切り部18が剥離されると、図8に示すように、第1収容部16と第2収容部17とが連通され、その結果、第1収容部16に収容された液体が第2収容部17に落下し、液体と第2収容部17に収容された固体とが混ざり合う。この状態では図8に示すように、容器8は外部に対して未だ開封されていない。
そして、破断誘導部19を起点として容器8の幅方向Wに切断し、第1収容部16を第2収容部17から切り離す。これにより容器8が開封される。図9は、その状態を示している。また、容器8の底部11には、内容物の重さに応じた荷重が作用していて、その荷重は底部11を押し広げるように作用する。底部11の形状は上述したように接地部12と斜めシール部13とコーナーひだ14とによって決まる形状となっている。そのため、テーブルなどの所定の載置面に対して、容器8を安定して載置することができる。この状態で、前記混合された内容物を取り出す。
したがって、上述した構成の容器8によれば、各摘まみ部7を引っ張って仕切り部18を剥離すると、区画して収容してある異なる種類の内容物を、容器8を開封することなく、混合することができる。例えば、第1収容部16にドレッシングを収容し、第2収容部17にサラダを収容した場合には、摘まみ部7を引っ張って仕切り部18を剥離すると、ドレッシングとサラダとを容器8の内部で混合することができ、手を汚すことがない。その後に、破断誘導部19を起点として開封すると、ドレッシングを収容していた第1収容部16を第2収容部17から切り離すことができる。また、上述した容器8は、底部11に斜めシール部13が形成されていることにより、自立性が良好になっている。そのため、容器8を開封した状態で、器として使用することができる。そして、上述した構成の容器8は、摘まみ部7を形成しておいた容器用シート材1を使用して、既設の製袋機や製袋工程を特には変更することなく製造することができる。したがって、生産工程の変更や増加による生産コストの増大を抑制することができる。また、内容物を取り出した後は、折り畳むことができ、しかも嵩張ることがなく、減容化した状態で廃棄することができる。
ここで、容器用シート材1の製造方法を説明する。図10は外層シート2と内層シート3との貼り合わせ装置を模式的に示す図である。図10に示すように、外層シート2が巻き付けられた第1素材ロール20と、内層シート3が巻き付けられた第2素材ロール21とを用意する。第1素材ロール20から繰り出した外層シート2を、予め定めた濃度に設定された接着剤を所定のパターンで外層シート2に塗布あるいは付着する接着剤塗布装置22に供給する。例えば、上述したように、非接着部4が形成されるように外層シート2に接着剤を塗布あるいは付着する。
接着剤が塗布あるいは付着した外層シート2を乾燥器23に搬送し、接着剤を分散あるいは溶解している溶剤を蒸散させる。外層シート2の搬送方向で乾燥器23の下流側に、外層シート2における接着剤が塗布あるいは付着されていない箇所つまり非接着部4にスリット部6を形成するカッティング装置24が配置されている。このカッティング装置24は、例えば、図11に示すように、切断刃25によって構成されていて、外層シート2の搬送方向に沿って非接着部4における外層シート2に直線状にスリット部6を形成するようになっている。あるいは、カッティング装置24は、一定の間隔で刃が形成された図示しないロータリーカッターによって形成されていて、外層シート2の少なくとも一部が連結されたミシン目状にカットしてスリット部6を形成するようになっていてもよい。また、カッティング装置24は外層シート2を両側から挟み付けてその一部を切断する図示しない加工機によって形成されていてもよい。その場合には、図12に示すように、一定の間隔で外層シート2を円弧状に切断して、円弧状のスリット部6を形成することができる。
そして、第2素材ロール21から繰り出した内層シート3の上に、スリット部6が形成された外層シート2を重ね合わせると共に、それらの外層シート2と内層シート3とを熱圧着ロール26によって加熱された状態で互いに圧着する。その後、巻き取って容器用シート材1の原反27とする。
図13は、容器用シート材1を使用した容器の製袋工程の一例と内容物の充填工程の一例とをまとめて示す図であって、先ず、容器用シート材1の原反27を図示しない製袋機にセットし、原反27から容器用シート材1を所定長さ、繰り出す。そして、図13の(A)に示すように、内層シート3同士を互いに重ね合わせるように半分に折り畳み、高さ方向Hで容器用シート材1の両端部同士を互いに重ね合わせる。こうすることにより前記高さ方向Hで容器用シート材1の中央部に折り目28が形成される。このように容器用シート材1を半分に折り畳んだ状態で、図13の(B)に示すように、折り目28側に貫通孔29を形成する。これは、図示しない打ち抜き加工機やレーザー加工機などによって行うことができ、ここに示す例では、容器8のサイドシール部9となる箇所のそれぞれに貫通孔29が形成されている。
続いて、図13の(C)に示すように、折り目28を谷折りの線として、容器用シート材1の中央部を谷折りにすると共に、貫通孔29よりも容器用シート材1の両端部側を山折りにする。その山折りする箇所を図13の(B)に一点鎖線で記載してある。このように容器用シート材1を折り畳んで形成された山折りの稜線が上述した接地部12となっている。また、こうすることにより容器用シート材1の中央部はW字状に折り畳まれており、その折り畳まれた箇所が容器8の底部11になる。したがって、この底部11となる箇所では、容器用シート材1が合計4枚、折り重なっており、外層シート2同士、内層シート3同士が互いに対向している。貫通孔29は、容器8の内側に突出するようにV字状に折り畳まれた部分における折り目28を挟んで両側に位置しており、互いに重なっている。そのため、V字状に折り畳まれた部分を挟んで両側の内層シート3は貫通孔29から臨んでいる。
容器用シート材1が4枚折り重なっている箇所を斜めに熱接着する。その熱接着パターンの一例を図13の(D)に示してあり、その熱接着パターンは、ほぼ三角形であって、その中心に貫通孔29が位置しており、三角形の各辺に沿って熱接着される。この三角形の各辺に沿って斜めに熱接着された箇所が斜めシール部13となっている。次いで、幅方向Wで容器の両端部となる箇所を、帯状に熱接着する。これにより、互いに向かい合っている内層シート3同士が互いに熱接着され、サイドシール部9が形成される。その熱接着箇所を図13の(E)にハッチングで記載してある。また、貫通孔29から臨む内層シート3同士が熱接着される。なお、貫通孔29を介して熱接着された箇所がコーナーひだ14同士を接着している上述したポイントシールとなっている。
次いで、図13の(F)に示すように、サイドシール部9におけるスリット部6の下側の接着領域5Bに他の貫通孔30を形成する。他の貫通孔30は、上述した貫通孔29より小径であって、図示しない打ち抜き加工機やレーザー加工機などによって形成することができる。この他の貫通孔30の形状は、例えば、容器の幅方向Wを長軸とした楕円形や菱形であってよい。その後、サイドシール部9を境界として図13の(G)に示すように、1つずつ切り出して容器8とする。こうすることにより、他の貫通孔30が半分にされ、サイドシール部9に容器8の開封の起点となる半円形状や三角形状の破断誘導部19が形成される。またコーナーひだ14が形成される。なお、この状態では、容器8の上端側に開口部が形成されている。
続いて、図13の(H)に示すように、開口部から第1内容物を充填する。例えば上述したようにサラダを充填する。第1内容物の充填は、容器8を図示しない充填機にセットして機械的に行ってもよく、あるいは、手で行ってもよい。第1内容物を充填した後に、高さ方向Hで破断誘導部19の上側を、容器8の幅方向Wに帯状に熱接着して第1内容物を密封する。その熱接着箇所を図13の(I)にハッチングで記載してあり、その熱接着箇所が仕切り部18となっている。次いで、開口部から第2内容物を充填する。例えば上述したようにドレッシングを充填する。第2内容物の充填は、第1内容物の充填と同様に容器8を図示しない充填機にセットして機械的に行ってもよく、あるいは、手で行ってもよい。その後、開口部を容器8の幅方向Wに帯状に熱接着してトップシール部10が形成される。
(第2実施形態)
図14は、容器用シート材1を使用した容器の製袋工程の他の例と内容物の充填工程の他の例とをまとめて示す図である。ここに示す例は、容器8の側面側から異なる種類の内容物を充填するように、容器8を構成した例である。なお、図14の(A)から図14の(E)に示す各工程は、図13の(A)から図13の(E)に示す各工程と同様であるからそれらの工程についてはその説明を省略する。図14の(E)に示すように、サイドシール部9を形成した後に、容器用シート材1の上端部側を幅方向Wに帯状に熱接着してトップシール部10および仕切り部18を形成する。その熱接着箇所を図14の(J)にハッチングで記載してある。次いで、図14の(K)に示すように、サイドシール部9と互いに隣接していて、かつ、スリット部6の下側の接着領域5Bに他の貫通孔30を形成する。
続いて、他の貫通孔30の形状を半分にするように、サイドシール部9に沿って1つずつ切り出して容器8とする。これにより、図14の(L)に示すように、容器8の幅方向Wでの一方の側に、第1収容部16の開口部と第2収容部17の開口部とが形成される。またこれにより、コーナーひだ14が形成される。そして、各開口部を充填口として、図14の(M)に示すように、各収容部16,17内のそれぞれに内容物を充填する。すなわち、容器8を90°回転して各開口部を上方に位置させる。各内容物の充填は、容器8を図示しない充填機にセットして機械的に行ってもよく、あるいは、手で行ってもよいが、第1実施形態と比較して、2つの開口部が形成されているため、図示しない充填機にセットして機械的に各内容物を充填する場合には、各収容部16,17に同時に内容物を充填することができる。これにより、充填に係る時間を短縮することができる。その後、容器8の幅方向Wでの一方の側を帯状に熱接着してサイドシール部9を形成して密封する。
上述したようにこの発明では、摘まみ部7を形成しておいた容器用シート材1を使用して容器8を構成するため、既設の製袋機や製造工程を特には変更することがない。そのため、生産工程の変更や増加による生産コストの増大を抑制することができ、製造しやすい容器8となっている。さらに、摘まみ部7を引っ張って仕切り部18を剥離すると、容器8を開封することなく、内容物を混合することができる。しかも、容器8は自立するので、開封後においては、自立させた状態で内容物を取り出すことができ、取り扱いが容易になる。
なお、この発明は上述した各実施形態に限定されないのであって、各収容部16,17の大きさや数、形状などは、この発明の目的を達成する範囲で適宜に変更してよい。また、仕切り部18は、上述した各実施形態では、容器8の幅方向Wでの全幅に亘って剥離可能に構成したが、これに替えて、その少なくとも一部のみが剥離可能に構成されていてもよい。例えば、液体やスラリー状の内容部を各収容部16,17に収容する場合、各内容物は流動性を有しているので、仕切り部18の一部のみを剥離可能に構成すれば、仕切り部18を剥離することによって形成された連通箇所を介して一方の収容部16(17)から他方の収容部17(16)に内容物を移動させて各内容物を混合することができる。さらに、仕切り部18の形状は、上述した線状に替えて、一方の収容部16(17)から他方の収容部17(16)側に突出した形状であってもよい。図15は、幅方向Wで仕切り部18の中央部が第2収容部17側に突出するように、ほぼV字状に仕切り部18を形成した例であり、また、中央部が剥離可能に構成されている。その仕切り部18の形成箇所を図15にハッチングで記載してある。この場合においては、各摘まみ部7を引っ張って仕切り部18の中央部を剥離すると、第1収容部16に収容された液体は仕切り部18の両端側の傾斜部に沿って流動し、かつ、剥離された仕切り部18の中央部から第2収容部17内に流れ込む。そのため、第1収容部16に収容された液体を残すことなく第2収容部17に移動させて各内容物を混合することができる。
1…容器用シート材、 2…外層シート、 3…内層シート、 4…非接着部、 6…スリット部、 7…摘まみ部、 8…容器、 15…胴部、 16…第1収容部、 17…第2収容部、 18…仕切り部。

Claims (7)

  1. 容器用シート材の周縁部をつないで形成された中空密封状の胴部と、前記胴部を複数の収容部に区画する仕切り部とを備えた容器において、
    前記容器用シート材は、前記容器の外面を構成する外層シートと前記容器の内面を構成する内層シートとが接着されていない非接着部を残して、前記外層シートと前記内層シートとを積層かつ接着して構成されており、
    前記非接着部は、前記胴部の両側面に位置しており、
    前記非接着部における前記外層シートの少なくとも一部が切断されたスリット部が前記非接着部に形成されており、
    前記スリット部における前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部が指で摘まむ摘まみ部となっており、
    前記胴部を挟んで両側の前記摘まみ部を互いに反対方向に摘まんで引っ張ることにより前記仕切り部が引き剥がされて前記複数の収容部が連通される
    ことを特徴とする容器。
  2. 請求項1に記載の容器において、
    前記容器の高さ方向で前記仕切り部と前記摘まみ部とがずれて形成されており、
    前記摘まみ部の根元部分は、前記高さ方向での前記仕切り部の両端部のうち、前記仕切り部における前記摘まみ部側の一端部を挟んで、前記仕切り部とは反対側に位置している
    ことを特徴とする容器。
  3. 請求項1または2に記載の容器において、
    前記仕切り部は、前記仕切り部によって区画される一方の前記収容部の一部が、前記仕切り部によって区画される他方の前記収容部側に突出するように形成されており、かつ、前記仕切り部における前記他方の収容部側に突出した部分の少なくとも一部が剥離可能に構成されている
    ことを特徴とする容器。
  4. 請求項1に記載の容器において、
    前記スリット部は、前記非接着部における前記外層シートを所定の間隔で切断したミシン目状に形成されており、
    前記摘まみ部は、前記スリット部における前記外層シートの連結箇所を破断することによって前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部である
    ことを特徴とする容器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の容器において、
    前記胴部の内側に突出するように前記容器用シート材を折って前記胴部に連続して形成された底部と、
    前記胴部と前記底部との境界部分に形成されていて載置面に対して接触する接地部と、
    前記胴部の側縁部と前記接地部とを繋ぐ斜めシール部とを備えている
    ことを特徴とする容器。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の容器において、
    前記容器の高さ方向で前記仕切り部より下方に、前記胴部の側縁部の一部を脆弱化して破断の起点となる破断誘導部が形成されている
    ことを特徴とする容器。
  7. 容器用シート材の周縁部をつないで形成された中空密封状の胴部と、前記胴部を複数の収容部に区画する仕切り部とを備えた容器の製造方法において、
    前記容器の外面を構成する外層シートの少なくとも一部を切断し、
    少なくとも一部が切断された前記外層シートと前記容器の内面を構成する内層シートとを重ね合わせると共に、前記外層シートと前記内層シートとが接着されていない非接着部を残して前記外層シートと前記内層シートとを積層かつ接着し、かつ、前記非接着部に前記外層シートにおける前記少なくとも一部が切断された部分が位置しており、前記内層シートから離隔した前記外層シートの一部が指で摘まむ摘まみ部となっており、その後、
    前記内層シートを向かい合わせると共に、前記内層シートの周縁部をつないで胴部を形成し、かつ、前記胴部を少なくとも2つの収容部に区画する
    ことを特徴とする容器の製造方法。
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