JP7065684B2 - 磯焼け防止材 - Google Patents
磯焼け防止材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7065684B2 JP7065684B2 JP2018086073A JP2018086073A JP7065684B2 JP 7065684 B2 JP7065684 B2 JP 7065684B2 JP 2018086073 A JP2018086073 A JP 2018086073A JP 2018086073 A JP2018086073 A JP 2018086073A JP 7065684 B2 JP7065684 B2 JP 7065684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- shore
- parts
- cement
- rocky
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cultivation Of Seaweed (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
シアナミドと、腐植酸又はその含有物とを含有してなる肥料が記載されている(特許文献4)。しかし、忌避材について記載がない。
腐植酸質系物質と石こうを混合し、この混合物を固化してなることを特徴とする腐植酸供給体が記載されている(特許文献5)。しかし、セメントについて記載がない。
セメントとしては、普通、早強、超早強、低熱、及び中庸熱等の各種ポルトランドセメントや、これらポルトランドセメントに、高炉スラグ、フライアッシュ、又はシリカを混合した各種混合セメント、これらポルトランドセメントに、石灰石粉末や高炉徐冷スラグ微粉末等を混合したフィラーセメント、並びに、都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰を原料として製造した環境調和型セメント(エコセメント)等が挙げられる。これらのうちの一種以上が使用できる。
セメントは、普通ポルトランドセメントが好ましい。セメントのブレーン比表面積は、2500~4800cm2/gが好ましく、2800~4000cm2/gがより好ましく、3000~3600cm2/gが最も好ましい。
セメントは、セメントクリンカーと石膏を含有することが好ましい。セメントクリンカーは、ボーグ式を用いて算出したセメント鉱物組成が、C3S(珪酸三カルシウム)が40~70質量%、C2S(珪酸二カルシウム)が7~40質量%、C3A(アルミン酸三カルシウム)が1~15質量%及びC4AF(鉄アルミン酸四カルシウム)が5~20質量%であることが好ましい。セメント中の石膏の含有量はSO3換算として0.5~4質量%が好ましく、1.5~3質量%がより好ましい。
石灰窒素及び腐植酸を併用する場合、石灰窒素及び腐植酸の使用割合は、石灰窒素及び腐植酸の合計100質量部中、石灰窒素:腐植酸=10~90質量部:10~90質量部が好ましく、30~70質量部:30~70質量部が好ましく、等量が最も好ましい。
ここで、MIとは、腐植酸の分類に用いる指標であり、水酸化ナトリウム抽出液の吸収スペクトルの波長450nmと520nmにおける吸光度の比(A450/A520)である。(熊田恭一著、土壌有機物の化学第2版 学会出版センター(1981)、日本土壌肥料学雑誌 第71号 第1号 p.82~85(2000))。
乳鉢と250μm篩を用い、試料を250μm篩下品に粉砕する。そのうち約10gを、質量が既知の秤量ビンに取り精秤する。この秤量ビンを温度105℃に保持した乾燥機で約12時間放置し、その後、デシケーター中で室温に戻してから再度精秤する。その質量減少分を水分とみなして試料の含水率を求める。次に、50ml遠沈管に、上記250μm篩下品0.10g(乾燥質量相当量)と、0.5mol/L水酸化ナトリウム水溶液45mlとを入れ、室温20℃で約1時間、250rpmの速度で振とうした後、3,000×g、約10分間の遠心分離を実施し、その上澄み液をアドバンテック社製No.5Cの濾紙で濾過する。濾液の450nmの吸光度と520nmの吸光度を、蒸留水をブランクとして測定する。この場合、450nmの吸光度が1.0以上を示したならば、0.1mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して吸光度を0.8以上1.0未満に調整してから、520nmの吸光度を測定する。(450nmでの吸光度/520nmでの吸光度)の比を算出し、MIとする。
MIの増減は腐植酸粗製物製造時の硝酸量の増減によって行うことができ、硝酸量を多くすればMIが増加する。
腐植酸の重量平均分子量は、Waters社製 Alliance HPLC System を用い、HPSEC法(GPC法)により測定した値である。カラムはSHODEX社製、 SB-803HQを用い、標準試料はポリスチレンスルホン酸ナトリウムを用いた。移動相は25%アセトニトリル含有の10mmol/Lりん酸ナトリウム緩衝液を用いた。検出波長は260nmである。
コンクリート構造体を製造する際、水の使用量は、セメントと忌避材の合計100質量部に対して5~60質量部が好ましく、8~25質量部がより好ましく、10~20質量部が最も好ましい。
本発明は、磯焼け防止効果とコンクリート構造体の強度を向上する点で、骨材を使用することが好ましい。
骨材としては、細骨材や粗骨材等が挙げられる。骨材としては、川砂、山砂及び砕石等が挙げられる。骨材の粒径は、0.1~20mmが好ましく、5~13mmがより好ましい。
コンクリート構造体の構造は特に限定されないが、忌避物質の溶出効果を持続させるためには、ポーラス構造が好ましい。ポーラス構造にするには、骨材を使用することが好ましい。コンクリート構造体の形状は特に限定されないが、円柱体、角柱体、直方体、円錐体、球体、テトラポット体等の形状が挙げられる。コンクリート構造体の形状は、設置する海域等の条件に応じて大きさ・形状が決められる。例えば、潮流の速い地域ではテトラポット体を複数個組み合わせることにより、コンクリート構造体が流されることを防ぎ、目的の箇所に留めることができる。
海藻としてワカメを供試材料とし、植食生物としてキタムラサキウニを供試材料とし、忌避効果の評価試験を実施した。コンテナ(内寸長さ36.5 cm×内寸幅24.3 cm×内寸高さ8.8cm)に人工海水(商品名:インスタントオーシャンプレミアム、アクアリウムシステムズ社製)6Lを入れ、円柱体のコンクリート構造体(直径10cm×高さ20cm)を1個設置した。葉長3cmのワカメ胞子体及び殻径30mmのキタムラサキウニを1個体ずつ移植し、温度20℃、光量90μmol/m2/s、12時間の明期と12時間の暗期といった光周期の培養条件で1週間培養した。人工海水は2~3日毎に新しく調製したものに入れ替えた。1週間後のワカメの葉長を測定した。このワカメの葉長を忌避材の効果として評価した。
圧縮強度:JIS R 5201-1997「セメントの物理試験方法」に準拠し、コンクリート構造体の圧縮強度を、セメントペーストと骨材を混合してから7日後に測定した。
JIS R 5201-1997「セメントの物理試験方法」に準拠し、測定した。
レーザー回折式粒度分布計を用い、超音波装置を用いて分散させた状態で測定を行った。超音波装置の機種は、LA-920(堀場製作所)を使用した。平均粒子径を粒径とした。
JIS A 1102「骨材のふるい分け試験」に準拠し、篩分けを行い、各篩にとどまる質量分率が最も高い篩の篩目を粒径とした。
セメント(市販品、普通ポルトランドセメント、ブレーン比表面積3300cm2/g、セメントクリンカー中のセメント鉱物組成は、C3S56質量%、C2S26質量%、C3A9質量%、C4AF9質量%である。セメント中の石膏の含有量はSO3換算として2.1質量%である)100質量部と水道水15質量部をコンクリートミキサー(オムニミキサー、チヨダマシナリー社製)に投入して練り混ぜ、セメントペーストを調製した。セメントペーストに骨材として6号砕石(新潟県糸魚川産、粒径9.5mm)を、セメント100質量部に対して340質量部を投入して更に練り混ぜ、直径10 cm×高さ20cmの型枠に流し込んだ。テーブル・バイブレータ(CF-1033、丸東製作所社製)を用いて振動数2800rpmで約20秒間締固めを行い、24時間室温で静置して養生した。脱型したコンクリート構造体を用いて、上述の評価試験を実施した。
石膏(市販品、焼石膏)60質量部と、腐植酸(市販品、亜炭と硝酸の反応生成物、平均粒子径2mm、MI値2.3、重量平均分子量4000)40質量部と、水道水15質量部とを、コンクリートミキサーに投入して練り混ぜ、石膏と忌避材(腐植酸)の合計100質量部に対して骨材340質量部を投入したこと以外は比較例1と同様に実施した。
セメント60質量部と、石灰窒素(市販品、粉状品、CaCN250質量%含有、平均粒子径0.1mm)40質量部と、水道水15質量部とを、コンクリートミキサーに投入して練り混ぜ、セメントと忌避材(石灰窒素)の合計100質量部に対して骨材340質量部を投入したこと以外は比較例1と同様に実施した。
セメント60質量部と、石灰窒素20質量部と、腐植酸20質量部と、水道水15質量部とを、コンクリートミキサーに投入して練り混ぜ、セメントと忌避材(石灰窒素と腐植酸)の合計100質量部に対して骨材340質量部を投入したこと以外は比較例1と同様に実施した。
セメント60質量部と、腐植酸40質量部と、水道水15質量部とを、コンクリートミキサーに投入して練り混ぜ、セメントと忌避材(腐植酸)の合計100質量部に対して骨材340質量部を投入したこと以外は比較例1と同様に実施した。
セメント40質量部と、石灰窒素30質量部と、腐植酸30質量部と、水道15質量部とを、コンクリートミキサーに投入して練り混ぜ、セメントと忌避材(石灰窒素と腐植酸)の合計100質量部に対して骨材340質量部を投入したこと以外は比較例1と同様に実施した。
セメント40質量部と、石灰窒素30質量部と、腐植酸30質量部と、水道15質量部とを、コンクリートミキサーに投入して練り混ぜ、セメントと忌避材(石灰窒素と腐植酸)の合計100質量部に対して骨材50質量部を投入したこと以外は比較例1と同様に実施した。
以上から、忌避効果を得るためには、セメントと忌避材の合計100質量部に対して、忌避材の含有量を30~70質量部にすることが好ましく、骨材の含有量を50~1000質量部にすることが好ましい。
本実施形態によれば、繁茂していたコンブ、ワカメ、アラメ、カジメ等の有用海藻類が育たずに死滅し、岩肌が露出若しくは石灰藻等で覆われてしまうといった、磯焼けと呼んでいる現象を防止できる。本実施形態によれば、ウニ等の植食生物に対する忌避効果を有し、海藻に対する食圧を抑制する有効な忌避物質を提供できる。同時に海藻の栄養である窒素の供給量を増加し、鉄の吸収性を向上し、海藻の成長を促進できる。本実施形態のシアナミド及び腐植酸は生分解性があるので、本実施形態はシアナミド及び腐植酸が環境中に残存する等の不具合がなく、沿岸域での養殖や陸上での海産物養殖、磯焼けの改善の場でも利用できる。本実施形態のコンクリート構造体は強度が大きいので、長期間水中に設置できる。
本実施形態のコンクリート構造体は、忌避材の供給体としてのみならず、藻類育成資材としても使用できる。
Claims (5)
- セメントと忌避材を含有する磯焼け防止材であって、
忌避材として石灰窒素及び腐植酸のうち少なくとも一つを含有し、
セメントと忌避材の合計100質量部に対して、忌避材の使用量が40~70質量部である磯焼け防止材。 - 更に、骨材を含有する請求項1に記載の磯焼け防止材。
- 骨材の使用量は、セメントと忌避材の合計100質量部に対して50~1000質量部である請求項1又は2に記載の磯焼け防止材。
- 更に、水を含有する請求項1~3のいずれか一項に記載の磯焼け防止材。
- 請求項1~3のいずれか一項に記載の磯焼け防止材を混合して硬化し、成形したコンクリート構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086073A JP7065684B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 磯焼け防止材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086073A JP7065684B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 磯焼け防止材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019187349A JP2019187349A (ja) | 2019-10-31 |
JP7065684B2 true JP7065684B2 (ja) | 2022-05-12 |
Family
ID=68387490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018086073A Active JP7065684B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 磯焼け防止材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7065684B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000092A (ja) | 2001-06-21 | 2003-01-07 | Occ Corp | 腐植酸供給体の製造方法、水中用腐植酸供給装置及び腐植酸供給体の設置方法 |
JP2006342028A (ja) | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 肥料 |
JP5112483B2 (ja) | 2010-08-11 | 2013-01-09 | 中川特殊鋼株式会社 | 海洋緑化用缶詰、海洋緑化用缶詰の使用方法、及び海洋緑化用缶詰の製造方法 |
JP2013245118A (ja) | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Daiki Koga | 水環境浄化用コンクリートブロック |
JP2018050513A (ja) | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 太平洋セメント株式会社 | 藻類増殖促進用資材 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2773070B2 (ja) * | 1994-02-10 | 1998-07-09 | 日本データーサービス株式会社 | 藻食性動物による食害を防止した水産資源用人工礁 |
JP3654487B2 (ja) * | 1997-09-08 | 2005-06-02 | 株式会社ホクエツ | 海藻群落造成法 |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018086073A patent/JP7065684B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000092A (ja) | 2001-06-21 | 2003-01-07 | Occ Corp | 腐植酸供給体の製造方法、水中用腐植酸供給装置及び腐植酸供給体の設置方法 |
JP2006342028A (ja) | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 肥料 |
JP5112483B2 (ja) | 2010-08-11 | 2013-01-09 | 中川特殊鋼株式会社 | 海洋緑化用缶詰、海洋緑化用缶詰の使用方法、及び海洋緑化用缶詰の製造方法 |
JP2013245118A (ja) | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Daiki Koga | 水環境浄化用コンクリートブロック |
JP2018050513A (ja) | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 太平洋セメント株式会社 | 藻類増殖促進用資材 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
中川雅夫,鉄鋼スラグによる海域環境改善技術,建設の施工企画,2011年12月25日,Vol. 742,pp. 49-53 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019187349A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5665254B2 (ja) | 海藻着生基盤用の水中沈設用水和固化体 | |
JP4729120B1 (ja) | 鉄イオン供給材料及びその製造方法並びに鉄イオン供給方法 | |
CN102876330A (zh) | 重金属污染土壤修复用固化剂、重金属污染土壤修复方法 | |
JP2005272510A (ja) | 土質固化剤および土質固化工法並びに土質固化物 | |
JP5047745B2 (ja) | 地盤改良材 | |
JP6864452B2 (ja) | 藻類増殖促進用資材 | |
KR19990014365A (ko) | 다기능성 다공성 세라믹스의 제조방법 | |
JP5799585B2 (ja) | 人工石材の製造方法 | |
JP2006257030A (ja) | 水域向けミネラル供給剤、藻礁ブロックおよびその製造方法 | |
JP7065684B2 (ja) | 磯焼け防止材 | |
JP3894732B2 (ja) | 多孔性セラミック粒子、およびその製造方法 | |
KR100732732B1 (ko) | 제강 슬러그의 안정화 처리 방법과 안정화 제강 슬러그 및그 슬러그를 이용하는 수역 환경 보전 재료와 수역 환경보전 방법 | |
CN111661993A (zh) | 污泥固化剂及其制备方法和使用方法 | |
Jeong et al. | Evaluation of compressive strength and phosphate fixation characteristics of wastewater filter media using coal bottom ash and oyster shells | |
JP5180328B2 (ja) | 鉄イオン供給材料及びその製造方法並びに鉄イオン供給方法 | |
JP2002114556A (ja) | 機能性セメント硬化体 | |
JP4748608B2 (ja) | 土壌固化剤及び土壌の固化方法 | |
JP5921022B2 (ja) | 植物プランクトン、海草及び/又は海藻増殖用骨材及びこれを用いたセメント組成物硬化体 | |
JP2022152501A (ja) | 誘引材含有コンクリート及びコンクリート構造体 | |
JP2010089069A (ja) | 浄水場堆積泥土及び下水汚泥の減水方法 | |
JP4012962B2 (ja) | 水産資源生育環境改善用施肥材及びその製造方法 | |
JP7497116B2 (ja) | 土壌用固化剤 | |
JP2019058186A (ja) | コンクリート製人工礁 | |
JP7424933B2 (ja) | 藻類育成材 | |
JP6204099B2 (ja) | 地盤改良方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211217 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20211217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7065684 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |