JP7065134B2 - 車両用ドア - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車等の車両用ドアに関する。
例えば、特許文献1には、ドアロック部材を固定するロック固定部が開示されている。このロック固定部は、インナパネルに沿って上方向に向かって延出する延出部を有している。
また、特許文献1では、ロック固定部、サイド補強部材、及び、インナパネルからなる三者が、固定部においてボルトを介して一体的に締結されている。
特開2018-165113号公報
ところで、特許文献1に開示されたドア構造では、ロック固定部が、テールゲートを閉めたときの振動をドアロック部材に対して直接伝達してしまうため、ドアロック部材が振動して車体側の固定部締結箇所と緩衝する。これにより、振動及び異音が車室内の乗員に伝わって違和感を生じるおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、車両用ドアを閉めたときに発生する振動及び異音を抑制することが可能な車両用ドアを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、インナパネルと、アウタパネルと、前記インナパネルと前記アウタパネルとの間に介装されるミッドパネルとを有し、車体後部に対して開閉可能に取り付けられ、前記車体後部に対してロックされるドアロック部を備えた車両用ドアにおいて、前記インナパネルと前記ミッドパネルとの間に配置され、前記ドアロック部を支持するブラケット構造体を有し、前記ブラケット構造体は、車両前後方向に沿って配置され、上方向に向かって延出する延出部を有し、前記延出部は、車両前方側に配置されて前記インナパネルに結合される前側延出部と、車両後方側に配置されて前記ミッドパネルに結合される後側延出部とを有し、前記ブラケット構造体は、下方向に向かって延出する下向き延出部を有し、前記下向き延出部と、前記ミッドパネルと、前記インナパネルとが一体的に結合され、前記ブラケット構造体は、前記前側延出部と前記後側延出部とを有する第1ブラケットと、前記下向き延出部を有する第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとは、それぞれ別体で構成され、前記第1ブラケットの最大厚さ寸法(T1)は、前記第2ブラケットの最大厚さ寸法(T2)より大きいこと(T1>T2)を特徴とする。
本発明では、車両用ドアを閉めたときに発生する振動及び異音を抑制することが可能な車両用ドアを得ることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ドアが適用されたテールゲートを含む車両後部の一部省略斜視図である。 図1に示すテールゲートからアウタパネルを取り外した状態を示す拡大斜視図である。 図2のIII-III線に沿った一部断面拡大斜視図である。 図1のIV-IV線に沿った拡大断面図である。 図3に示す状態を車両前方の斜め方向からみた一部断面拡大斜視図である。 本実施形態に係る第1ブラケットの模式断面図である。 第1変形例に係る第1ブラケットの模式断面図である。 第2変形例に係る第1ブラケットの模式断面図である。 第3変形例に係る第1ブラケットの模式断面図である。 図1に示すテールゲートからアウタパネル及びミッドパネルを取り外して、第1ブラケット及び第2ブラケットを車両後方から見た部分拡大斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、車両上下方向(鉛直上下方向)を、それぞれ示している。
図1に示されるように、車両の車体後方には、本発明の実施形態に係る車両用ドアが適用されたテールゲート(バックドア)10が設けられている。このテールゲート10は、車体上部のルーフパネルの車両後方端部に対して図示しないヒンジを介して開閉可能に取り付けられている。
テールゲート10は、車室側に配置されたインナパネル(車内側パネル)12と、車外側に配置されたアウタパネル14(図4参照)と、インナパネル12とアウタパネル14との間に介装されるミッドパネル(車外側パネル)16とを備えて構成されている。テールゲート10の車両後方端で、且つ、車両下部には、車体下部(例えば、リヤバンパ)に対してロックされるドアロック部18(図4参照)が設けられている。また、テールゲート10には、矩形状の開口部20を介してドアウインドウ22が設けられている(図1参照)。
図3~図5に示されるように、本実施形態において、インナパネル12及びアウタパネル14は、それぞれ樹脂製のパネルで構成されている。また、ミッドパネル16は、鉄製のパネルで構成されている。なお、鉄製のパネルには、アルミニウム又はアルミニウム合金等で製造されたパネルも含まれる。
図2に示されるように、ミッドパネル16は、車両後方から見て逆三角形状を呈する枠体17を有する。この枠体17の上端は、窓枠の下側のコーナー部近傍に連結されている。枠体17の下端は、インナパネル12の下端中央部に連結されている。
図3~図5に示されるように、インナパネル12とミッドパネル16との間には、ブラケット構造体24が配置されている。このブラケット構造体24は、それぞれ別体で構成され、車両前後方向に沿って近接して配置された第1ブラケット26と第2ブラケット28とを有する。図4に示されるように、第1ブラケット26の最大厚さ寸法(T1)は、第2ブラケット28の最大厚さ寸法(T2)より大きくなっている(T1>T2)。なお、本実施形態では、第1ブラケット26と第2ブラケット28とをそれぞれ別体で構成しているが、例えば、第1ブラケット26と第2ブラケット28とを一体で構成してもよい。
第1ブラケット26は、第2ブラケット28の車両前方に配置され、車両前後方向に沿った断面が略コ字状を呈している(図4参照)。また、第1ブラケット26は、上方向に向かってそれぞれ延出する一対の延出部を有する。この一対の延出部は、車幅方向に沿って延び車両前方端に配置される前側延出部30と、車幅方向に沿って延び車両後方端に配置される後側延出部32とを有する。なお、本実施形態では、上下方向の高さ寸法において、後側延出部32の高さ寸法が前側延出部30の高さ寸法よりも大きくなっているが(図4参照)、同じ又は略同じ寸法であってもよい。
図3に示されるように、前側延出部30は、車内側に位置し、ボルト34を介してインナパネル12に締結(結合)されている。後側延出部32は、車外側に位置し、ボルト36を介してミッドパネル16に締結(結合)されている。前側延出部30と後側延出部32との間には、前側延出部30と後側延出部32とを車両前後方向に沿って繋ぐ連結部38が設けられている。連結部38の下方には、インナパネル12が配置されている。連結部38とインナパネル12とは、車両上下方向において重畳して配置されている。連結部38は、平板状を呈し、略水平方向に沿って延在している。連結部38には、平面視して略矩形状の開口部40が設けられている。また、連結部38には、ドアロック部18が取り付けられている(図4参照)。
また、第1ブラケット26を平面視して、連結部38の車幅方向に沿った左右両側には、車両前後方向に沿って延在する一対の補強リブ42、42が設けられている。各補強リブ42は、連結部38の平坦面から上方に向かって突出する断面L字状の片側フランジで構成されている。さらに、インナパネル12には、車両の鉛直上下方向に沿って延びる複数の補強リブ43が設けられている(図7、図5参照)。この複数の補強リブ43は、インナパネル12の車両後方側で、ブラケット構造体24を間にした左右両側にそれぞれ並設されている(図7参照)。
さらにまた、第1ブラケット26は、車両前後方向、車幅方向からなる四方向で囲繞されていることで、テールゲート10の下部に設けられたドアロック部18の剛性・強度を向上させることができる。
本実施形態では、図6Aに示されるように、第1ブラケット26の前側延出部30及び後側延出部32をそれぞれ上方向に向かって延出する構成を採用しているが、これに限定されるものではない。
例えば、図6Bに示されるように、第1変形例に係る第1ブラケット26aでは、前側延出部30a及び後側延出部32aをそれぞれ下方向に向けて延出するように構成している。また、図6Cに示されるように、第2変形例に係る第1ブラケット26bでは、前側延出部30b及び後側延出部32bの上下方向の中間部に設けられた連結部38bによって前側延出部30bと後側延出部32bとをそれぞれ懸架し、前側延出部30b及び後側延出部32bがそれぞれ上下方向の両方に延出するように構成している。さらに、図6Dに示されるように、第3変形例に係る第1ブラケット26cでは、車内側に位置する前側延出部30cが下方向に向けて延出していると共に、車外側に位置する後側延出部32cが上方向に向けて延出するように構成している。
図3~図5に示されるように、第2ブラケット28は、第1ブラケット26の車両後方に配置され、上向き延出部44と、略平坦部46と、下向き延出部48とを有する。上向き延出部44は、車幅方向に沿って延び、車両前方端で上方向に向かって延出している。略平坦部46は、上向き延出部44の車両後方端から車両後方に向かって屈曲した後、車両後方に向かって延出している。下向き延出部48は、略平坦部46の車両後方端から連続し下方向に向かって延出している。下向き延出部48と、ミッドパネル16と、インナパネル12とは、ボルト50を介して一体的に締結(結合)されている(図3、図4参照)。また、図3~図5に示されるように、ミッドパネル16と、上向き延出部44と、略平坦部46とによって断面三角形状の閉断面部51が構成されている。
この閉断面部51が構成されることにより、第2ブラケット28がより振動しにくくなる。例えば、テールゲート10を強く締めたときの衝撃荷重を、第1ブラケット26の前側延出部30及び後側延出部32だけでなく、第2ブラケット28の下向き延出部48によって衝撃荷重を伝達することができ、テールゲート10の下端部の撓みを抑制することができる。また、下向き延出部48を設けることで、テールゲート10の下端部の撓み補強を行うことができ、テールゲート10の下端部と図示しないリヤバンパとの間の所謂見切り空間(撓み用空間)の容量を減少させることができる。この結果、本実施形態では、車両後部の外観意匠(外観品質)を向上させることができる。
第1ブラケット26の後側延出部32と、第2ブラケット28の上向き延出部44とは、図示しない接合手段を介して一体的に接合(結合)されている(図4、図5参照)。
ドアロック部18は、テールゲート10を閉めた状態において、このテールゲート10を車体側に対してロックするものである。このドアロック部18は、車体に設けられた図示しないロック受け部に係止されることでロック状態となる。
本実施形態に係る車両用ドアが適用されたテールゲート10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、インナパネル12(車内側パネル)とミッドパネル16(車外側パネル)との間に配置される第1ブラケット26(ブラケット構造体24)を有している。この第1ブラケット26は、車内側及び車外側でそれぞれ上下方向に沿って延出する延出部を有している。この延出部は、車内側に配置されてインナパネル12と締結(結合)される前側延出部30(車内側延出部)と、車外側に配置されてミッドパネル16と締結(結合)される後側延出部32(車外側延出部)とを有している。
本実施形態において、第1ブラケット26は、前側延出部30及び後側延出部32を介して、車両前後方向に沿った両端部が、インナパネル12及びミッドパネル16にそれぞれ固定されている。これにより、車体に対してロックされるドアロック部18を有する面が振動に対して強固となり、ドアロック部18から第1ブラケット26に対して伝達される振動が抑制される。また、テールゲート10を閉めたときに発生する振動を抑制することで、NV対策とすることができる。
さらに、本実施形態では、後突時の衝突荷重を、後側延出部32から前側延出部30を介してインナパネル12の車両前方下端まで伝達することができ、第1ブラケット26及びミッドパネル16が車両前方側へ傾倒することを抑制することができる。この結果、本実施形態では、第1ブラケット26の後側延出部32とミッドパネル16とが離間しにくくなると共に、アウタパネル14がへこみにくくなり、図示しないアウタハンドルの損傷を防止することができる。
本実施形態において、インナパネル12及びアウタパネル14は、それぞれ樹脂製のパネルで構成され、また、ミッドパネル16は、鉄製のパネルで構成されている。
本実施形態では、車内側パネル及び車外側パネルのうち、インナパネル12よりも車外側に位置するミッドパネル16を鉄製のパネルで構成することで、第1ブラケット26の後側延出部32を鉄製のミッドパネル16に締結・固定することができる。この結果、本実施形態では、鉄製のミッドパネル16に締結・固定される後側延出部32の剛性・強度を高め、ドアロック部18から第1ブラケット26に対して伝達される振動を抑制することができる。加えて、本実施形態では、インナパネル12及びアウタパネル14を、それぞれ樹脂製のパネルで構成することで、車両の軽量化を図りながら、ドアロック部18から第1ブラケット26に対して伝達される振動を抑制することができる。
本実施形態において、第2ブラケット28(ブラケット構造体24)は、下方向に向かって延出する下向き延出部48を有している。下向き延出部48と、ミッドパネル16と、インナパネル12とが、ボルト50を介して、一体的に締結(結合)されている
第2ブラケット28の下向き延出部48は、ミッドパネル16及びインナパネル12の両者にそれぞれ締結されることで、下向き延出部48の剛性・強度を向上させることができる。このため、例えば、テールゲート10を強く締めたときの衝撃荷重を、第1ブラケット26の前側延出部30及び後側延出部32だけでなく、第2ブラケット28の下向き延出部48によって衝撃荷重を伝達することができ、テールゲート10の下端部の撓みを抑制することができる。また、下向き延出部48を設けることで、テールゲート10の下端部の撓み補強を行うことができ、テールゲート10の下端部と図示しないリヤバンパとの間のいわゆる見切り空間(撓み用空間)の容量を減少させることができる。この結果、本実施形態では、車両後部の外観意匠(外観品質)を向上させることができる。
本実施形態において、第1ブラケット26(ブラケット構造体24)は、前側延出部30と後側延出部32とを車両前後方向で繋ぐ連結部38を有している。この連結部38の下方には、インナパネル12が配置されている。また、連結部38は、前側延出部30及びボルト34を介して、インナパネル12に結合されている(図3、図4参照)。さらに、連結部38は、後側延出部32、第2ブラケット28、及び、ボルト50を介して、インナパネル12に結合されている(図3、図4参照)。
本実施形態では、第1ブラケット26の前側延出部30と後側延出部32とを車両前後方向で繋ぐ連結部38が、ボルト34及びボルト50を介してインナパネル12と結合されていることで、後突荷重が伝達される後側延出部32、前側延出部30、及び、連結部38の三者の剛性・強度を向上させることができる。この結果、本実施形態では、第1ブラケット26の剛性・強度を高めることで、ドアロック部18が車体側の図示しないロック受け部から離脱しにくくなると共に、ドアロック部18の振動を抑制することができる。
本実施形態において、ブラケット構造体24は、前側延出部30と後側延出部32とを有する第1ブラケット26と、下向き延出部48を有する第2ブラケット28とを備えている。第1ブラケット26と第2ブラケット28とは、それぞれ別体で構成されている。
これにより、本実施形態では、ブラケット構造体24を構成する第1ブラケット26及び第2ブラケット28の厚さや材質(異種材料)を適宜選択することができ、自由度を向上させることができる。
本実施形態において、第1ブラケット26の最大厚さ寸法(T1)は、第2ブラケット28の最大厚さ寸法(T2)より大きくなっている(T1>T2)。
本実施形態では、第2ブラケット28よりも第1ブラケット26を厚くすることで、後突荷重を第1ブラケット26で好適に吸収することができる。また、第1ブラケット26よりも第2ブラケット28を薄くすることで、車体の軽量化に寄与することができる。
本実施形態において、インナパネル12及びアウタパネル14は、それぞれ樹脂製のパネルで構成され、ミッドパネル16は、鉄製のパネルで構成されている。
本実施形態では、インナパネル12及びアウタパネル14をそれぞれ樹脂製とすることで、樹脂成形が容易になると共に、車両の外観意匠を向上させることができる。また、鉄製のミッドパネル16に対して第1ブラケット26を締結・固定することで、第1ブラケット26の剛性・強度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、テールゲート10にミッドパネル16を設けた場合を例示しているが、ミッドパネル16を設けなくてもよい。この場合、アウタパネル14が車外側パネルとして機能する。
10 テールゲート(車両用ドア)
12 インナパネル(車内側パネル)
14 アウタパネル
16 ミッドパネル(車外側パネル)
18 ドアロック部
24 ブラケット構造体
26、26a、26b、26c 第1ブラケット
28 第2ブラケット
30、30a、30b、30c 前側延出部(車内側延出部)
32、32a、32b、32c 後側延出部(車外側延出部)
38、38a、38b、38c 連結部
48 下向き延出部
T1、T2 最大厚さ寸法

Claims (3)

  1. インナパネルと、アウタパネルと、前記インナパネルと前記アウタパネルとの間に介装されるミッドパネルとを有し、車体後部に対して開閉可能に取り付けられ、前記車体後部に対してロックされるドアロック部を備えた車両用ドアにおいて、
    前記インナパネルと前記ミッドパネルとの間に配置され、前記ドアロック部を支持するブラケット構造体を有し、
    前記ブラケット構造体は、車両前後方向に沿って配置され、上方向に向かって延出する延出部を有し、
    前記延出部は、車両前方側に配置されて前記インナパネルに結合される前側延出部と、車両後方側に配置されて前記ミッドパネルに結合される後側延出部とを有し、
    前記ブラケット構造体は、下方向に向かって延出する下向き延出部を有し、
    前記下向き延出部と、前記ミッドパネルと、前記インナパネルとが一体的に結合され、
    前記ブラケット構造体は、前記前側延出部と前記後側延出部とを有する第1ブラケットと、前記下向き延出部を有する第2ブラケットとを備え、
    前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとは、それぞれ別体で構成され、
    前記第1ブラケットの最大厚さ寸法(T1)は、前記第2ブラケットの最大厚さ寸法(T2)より大きいこと(T1>T2)を特徴とする車両用ドア。
  2. 請求項記載の車両用ドアにおいて、
    前記ブラケット構造体は、前記前側延出部と前記後側延出部とを車両前後方向で繋ぐ連結部を有し、
    前記連結部の下方に前記インナパネルが配置され、
    前記連結部は、前記前側延出部を介して前記インナパネルと結合されていることを特徴とする車両用ドア。
  3. 請求項1又は請求項記載の車両用ドアにおいて、
    前記インナパネル及び前記アウタパネルは、それぞれ樹脂製のパネルで構成され、
    前記ミッドパネルは、鉄製のパネルで構成されていることを特徴とする車両用ドア。
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